【悲報】藤井聡太二冠が5連敗してしまう [256556981]

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藤井聡太二冠が5連敗豊島将之竜王には一生勝てないのか？

「えっ、何で？」と驚いた人もいるだろう。棋聖と王位を立て続けに獲得した藤井聡太二冠（１８）が、黒星を喫した。１２日に行われた第４１回将棋日本シリーズＪＴプロ公式戦の２回戦で、豊島将之竜王（３０）に１０８手で敗れたのだ。

　しかも、これで豊島竜王には通算で０勝５敗。つまり、これまで一度も勝ったことがないのだ。破竹の快進撃を続ける藤井二冠は、なぜ豊島竜王に勝てないのか。苦手意識があるのだろうか。

「理由は簡単。豊島竜王が強いからです」とは、「週刊将棋」元編集長の古作登氏（大阪商業大アミューズメント産業研究所主任研究員）だ。

「豊島竜王は最近まで名人と棋聖のタイトルも保持していた棋士。非常にレベルの高い実力者です。藤井二冠が棋聖戦で勝った渡辺明名人は作戦巧者といえるほど、リスクを最小限にして戦いますが、豊島竜王は逆にリスクが高い局面において果敢に踏み込んで戦うタイプです。
実は、藤井二冠も同じように踏み込む戦い方なのですが、豊島竜王の力がわずかに上回っていたというわけです。対局のあと豊島竜王は『（勝利したのは）たまたまだと思う』と語りましたが、あれは謙遜ではなく本音だと思います」

　スポーツの世界などでは、対戦相手に苦手意識を抱いて負けてしまう人がいるものだが、古作氏によれば、藤井二冠は中学時代から老成された落ち着きがあり、精神的プレッシャーを受けた可能性は低いそうだ。

「今回、藤井二冠が敗れたＪＴプロ公式戦は、持ち時間１０分で、その後は１手３０秒の早指し。実は藤井二冠はこうした持ち時間が短い対局での勝率が低い傾向があります。ただ、彼はまだ若い。これから経験を積んで実力を伸ばし、早指しでも勝ちを収めることになるはずです」
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