ドローン(DJI Mini 2)買ったんだけど使いどころが分からない。　遊び方教えろ [333048834]

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https://mainichi.jp/articles/20190914/k00/00m/040/138000c

あの電波少年「T部長」は大阪でおもろいことをやっていた

土屋敏男さん、と聞いてピンときた人は、熱狂的なファンだったに違いない。日テレ「電波少年」の「Tプロデューサー」「T部長」だ
　「今の若いものは……」と同様に、いつの時代も「今のテレビは面白くない」と、つい言われてしまいがちだ。もちろん、現役の製作者、出演者は、そんな批判は百も承知で、頑張っているのだが。
　でも、振り返れば、「T部長」の電波少年は、視聴者の予測をはるかに超えた内容だった。松本明子さんがパレスチナ解放機構（PLO）のアラファト議長（当時）をアポ無しで突撃して、携帯カラオケマイクで「てんとう虫のサンバ」の替え歌、「♪あらふぁ～と私が夢の国」と歌って喜ばれちゃうなんて、今の時代ではとても無理だ。渋谷のチーマーを更生させたいと松村邦洋さんが乗り込んだら、今では必ず炎上するだろう。
今、そんな視聴者目線で楽しませてくれる番組は、いくつあるだろうか。猿岩石、なすび、朋友、ドロンズ、ケイコ先生（現在は浪曲師の春野恵子さん）、鮒子（ふなこ）……。登場したキャラクターを思い出しながら、大阪城公園に建てられたクールジャパンパーク大阪に向かうと、T部長はSSホールの入り口にいた。超新感覚ライブエンターテインメント「NO　BORDER」（16日まで。https://noborder-earth.com/）の企画・演出・プロデュースで、ずっと大阪にいるらしい。

　「やらないとつまらないですから、参加してください」とT部長。この「NO　BORDER」は、文字だと説明しにくいのだけれど、お客さんが簡単に参加して楽しめる、今までありそうでなかった公演なのだ。

　ステージは、今春からHIRO-PON一人で活動することになったサイレントコメディーの「が～まるちょば」が進行役で登場。声は発するけれど、言葉は話さない。いわゆる「ノンバーバル」だから、外国からの観光客でも楽しめるエンタメだ。

　HIRO-PONに突っ込んでくる親子連れの子供とのやり取りを進めている間に、お客さんの「スキャン」をしていくことになる。この「スキャン」とは、全身を3Dスキャンで撮影できるカメラで、一人一人撮影していくのだが、大きなレントゲン装置と考えればわかりやすい。撮影には数秒しかかからないので、お客さんの撮影はどんどん進んでいく。

　HIRO-PONのパフォーマンスで、すっかりお客さんは盛り上がっていたが、「スキャン」が終わるやいなや、ステージは始まった。スキャンで読み取ったお客さんのアバター（化身）が、3Dで踊り出した。しかも撮影可能。家族連れは喜びながら、スマホで写真を撮っている。誰もが、実は私もだけれど、ダンスがプロ並みにうまく映っている。このアイデアは確かにおもしろい。

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