拉致被害者家族会代表「バイデンは就任演説で拉致問題に触れてくれなかった。『この春にやる』とか救出の納期を知らせろ」 [296617208]

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バイデン氏大統領就任　拉致被害者家族、「早急に具体的行動を」訴え
https://news.yahoo.co.jp/articles/a21bf05198866d59847859bad2d312b176f2235d

米大統領に就任したバイデン氏について、
北朝鮮による拉致被害者の田口八重子さん（６５）＝拉致当時（２２）＝の兄で、
家族会代表の飯塚繁雄さん（８２）が２１日、
「（拉致の進展に向けて）早急に具体的な行動を」などとするコメントを発表した。

飯塚さんは、トランプ前大統領が日本政府と連携し、
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記との首脳会談で複数回、
拉致を提起するなどの行動を起こしてきたことを念頭に、
「また新しくこの問題を打ち出すとなると、いろいろ苦労する。
緊密な連携をとって日本とアメリカがやると言っているわけだから、
それを（バイデン氏にも）きちんと守ってもらいたい」と要望。
そのうえで、「『この春にはやる』とか、日程表じゃないが、納期をきちんと知らせてほしい」と訴えた。

また、菅義偉首相に対しても、
「バイデン氏に会うときには、『日程表を持ってやってほしい』と、伝えてほしい」とした。

バイデン氏は就任演説で拉致には言及せず、「触れてほしかったという気持ちはもちろんある」。
飯塚さんは、新型コロナウイルス対応など、米国内に課題が山積していることに理解を示しつつ、
「もっと話を具体的にしてもらいたいし、それを実行に向けるような動きをしてもらいたい」と重ねて求めた。

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