津軽伝統人形芝居・金多豆蔵（きんたまめじょ）の上演機会がコロナ禍で減少 [377482965]

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金多豆蔵一座　伝統芸継承へ決意新た／中泊 by 陸奥新報
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2022/01/68799.html

中泊町田茂木の木村巌さん（５７）が主宰する「金多豆蔵人形一座」が２０２１年度県褒賞に輝いたことを受けて町は２１日、木村さんに記念のペナントを授与した。津軽伝統人形芝居・金多豆蔵の上演機会は、長期化する新型コロナウイルス禍で減少しているが、木村さんは「１人でも希望者がいれば、手取り足取り教えたい」と、１００年以上続いた伝統芸の継承へ決意を新たにした。浜舘豊光町長も「津軽一帯で親しまれてきた芝居を継承するため町も応援したい」と激励し、観光資源でもある伝統文化継承に一層協力していく姿勢を示した。

同一座は２１年１１月、民俗芸能の継承と発展に努めるなどの文化的功績が顕著だとして県褒賞に選ばれた。町無形民俗文化財に指定されていることから、町としても記念品を贈呈することにした。

手で操る「相棒」の人形の金多と豆蔵を伴い木村さんが町役場を訪問。町長室で浜舘町長から人形の姿がプリントされた縦１０９センチ、幅５３センチのペナントを受け取り「応援していただき感謝している。自分にとって励みとなる」と笑顔。最近はコロナ禍で上演の機会が減っているが、苦境に耐えながら活動を続行していくとした。