岸田「第6波の出口へ」検査抑制ジャップ、なぜか感染終息し始めていることになってしまう [921615131]

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近づく「出口」見極めたタイミング…適切な発信？首相1カ月ぶり会見
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a8d8f87290926509c4fc23a361bbc5d683ba832

　17日、岸田文雄首相が開いた記者会見は約1カ月半ぶりだった。
この間、新型コロナウイルスのオミクロン株の猛威は日本列島を覆い、新規感染者数は連日最多を更新した。

　午後7時に始まった会見の冒頭。首相は一言一言をゆっくりはっきりと区切り、丁寧な語り口だった。

　「第6波の出口に向かって徐々に歩み始める。次のフェーズ（局面）へと
段階的に準備を進めていくべきだと考えている」。
一部地域のまん延防止等重点措置の解除などを表明し、感染爆発のトンネルの
「出口」のイメージを国民に伝えた上で、
「今が一番厳しい時。苦しく不安な状況が続くが、少しずつ日常を取り戻せるよう、皆さんと共に進んでいきたい」
と呼び掛けた。

　昨秋の就任当初、「国民に丁寧な説明を行っていく」と宣言した首相。
だが、1月4日の年頭記者会見の後、国内の1日当たり新規感染者数が10万人を突破する「第6波」の中、
記者会見はこの日まで待たねばならなかった。
この点は、コロナ感染拡大期に何度も会見した菅義偉前首相とは対照的だ。
官邸幹部は「前政権は、緊急事態宣言発出などのタイミングで会見していた。
岸田政権は、まだ緊急事態宣言を出していない」などと説明する。

　とはいえ、3回目ワクチン接種の遅れなどが指摘される中で内閣支持率に陰りが見え始め、
与党からも政府の取り組みが「国民に分かりやすく伝わっていない」との批判が上がっている。
官邸は2月上旬から最も効果的な会見の機をうかがい、感染状況がピークを越えた傾向を見極め、
この日に「前向きなメッセージを発信した」（首相周辺）という。

　会見の途中、「情報発信に問題はなかったか」とただされた首相。
官邸を出入りする際に短時間、質疑に応じる「ぶら下がり取材」に60回以上応じてきたと反論した上で、
「発信の形にはいろんな意見もある。適切な発信については考えていきたい」とも補足した。