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ボケバケ星人現る。ジャ〜ン

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/14(水) 18:38:03.57 ID:sR68HmlXP
  新経済論おにゅ〜〜う     111  現代と未来社会を考える

 かつて、日本は満州国の建国宣言をした。その為に、ソ連邦を形成したロシア軍は、
チェコやウクライナの軍隊を差し向け、モノンハン事件が起こった。この時には、大い
に苦労したのが、ソ連製戦車の屈強さであった。満州国軍の戦車の砲弾が、全く効かな
かったのである。ところがひょんな事から寒冷地仕様の戦車が火炎瓶に弱い事が解って
、やっとの事防衛出来た。と言う話である。聞けば病院か研究所の職員が、戦車の後ろ
にアルコールを投げたら戦車が燃えた。とかで火炎瓶攻撃を盛んに行っていた。この時
ソ連軍の強さの秘訣は、壊れた戦車を、直ぐに修理する修理部隊を一緒に前線まで持っ
てきて、直ぐに直して襲ってきていた。この部隊こそ、ウクルオボロンプロムの前身で
あった。国境の整備部隊として大きく名を馳せ、帝国軍が空港空爆後にも飛行機をも、
修理している。戦後になって、アントノフ大型飛行機を開発して、ツァリーボンバーで
バレンツ海のアンゲル島を50cm動かしたとされるが、この軍事力を支えた兵器工廠
こそ ウクルオボロンプロムである。日本の愛称はアントノフ飛行機だが、これも又、
ウクライナの軍需メーカー連合の ウクロボロンプロムが、 2月27日世界最大の航空機
「An-225“ムリア”」が 侵攻したロシア軍によって破壊された、と発表した事でも、
如何に技術力があるのかがわかる。ちなみにアントノフは、所属の飛行場の名である。
防衛研究所の兵頭慎治氏は、「何故この軍事産業の拠点ばかり ロシアは欲しがるか。
というと、かつてはソ連という一つの国の中でいろいろな産業を分業化していた。それ
が15の共和国が独立してしまって、ロシアからすると本来自分たちの国の中で持ってい
た軍事産業が持って行かれちゃった。だからそれを取り戻すというのが今回の軍事作戦
の隠された狙いの一つだと思います。」という。

2 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/14(水) 18:38:44.86 ID:sR68HmlXP
  新経済論おにゅ〜〜う     112  現代と未来社会を考える

 実はソ連時代、航空機やロケットなどの生産において、設計はロシアが担当したが、
例えばロケットの製造はカザフスタン。潜水艦の部品の製造はモルドバ、航空機の部品
はアゼルバイジャンなど共和国が分担していた。その中にあって、ジェットエンジン、
戦艦など兵器の殆どを製造していたのがウクライナだったのだ。自国最大の兵器製造の
部門を取り戻すことが、プーチン氏の今回のウクライナ侵攻の目的の一つだとしたら、
逆にそれがロシア産兵器の弱さを世界に見せつけることになったのは皮肉な結果である
。例えロケットの製造がカザフスタン。潜水艦部品では製造はモルドバ、航空機部品は
アゼルバイジャンなど、共和国分担でも、実質仕切って発注していたのは、在庫を置く
ウクライナである。その中にあってジェットエンジン、戦艦など兵器の殆どの主要部品
を製造していたのが「ウクルオボロンプロム」だったのだ。顧客や設計部門は、別にあ
ったとしても、自国の最大の兵器製造部門を、プーチン氏は、今回のウクライナ侵攻の
目的ではあったろう。世界最大の「アゾフタリ製鉄所」と国内最大の化学部門のセベロ
ドネツクの最大の肥料工場「アゾト化学工場」と、この発注母体の「ウクルオボロンプ
ロム」がロシアの工業のウクライナ地域の中枢であったのだ。これ等は、ソ連解体で、
一旦は民営化し、それぞれのオルガルヒによって維持された。そこにロシア産兵器の弱
さを視たアメリカは、チョッカイに出た。資本参加や債権回収や使用権や専売権の搾取
である。ここに、苛立つ原因があったとしか思えない。いわば、このウクライナ工業は
ロシア連邦の三大基幹産業であったのだから取り戻すか破壊するしかなかったのだろう
。ここにノルドストリームの破壊までして 平和を覆すアメリカ軍需産業の汚さを見る


3 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/14(水) 18:39:36.45 ID:sR68HmlXP
  新経済論おにゅ〜〜う     113  現代と未来社会を考える

 田中克氏によると、世界のトップ1000社の中で、ウクライナの軍需企業ウクルオ
ボロンプロム社は、最近になって 2015年度の売上高は9.2億ドルで世界68位となった。
国家コンツェルンとしてウクルオボロンプロムは 2014年 5.7590億ドル 92位 からも
徐々に売上高60%増を記録し、赤字解消をして、世界に躍り出ている。ロシアの アルマ
ズ・アンテイ社は、69億6577万ドルで世界11位となって、活況となっているが、共に、
今やライバル社となった。2012年 3月16日アンドリー・タラン国防大臣は、ウクライナ
国防大臣として、初めて実務訪問で来日した。ウクライナ代表団は国営防衛コンツェル
ンの「ウクルオボロンプロム」社のユーリー・フシェウ総裁も一員となって訪日したの
である。安全保障と軍事技術協力に関する二国間交流の深化について話し合う予定でも
あった。今年10月17日に ウクルオボロンプロムという企業がSNS上で次のように発信し
たのは、「航続距離1000km、弾頭重量75sのドローンの開発を完了しつつある。」とい
う声明を出し、今や自爆型長飛行ドローンを開発し試行で飛行場空爆に及んだと推測さ
れる。ウクルオボロンプロムとは、ウクライナの国有軍事企業グループの事で 137社で
構成され、従業員は約6万7000人、売上高は 国家機密だが約1400億円(2020年)とみら
れているとTVが報じている。契約先はロシア政府は勿論、アメリカの航空会社、カナ
ダの電子機器企業など世界各国に及び、半導体はアメリカや韓国から、精密機械は日本
、ドイツから輸入して営業していたようだ。ウクライナの軍事産業に精通する、元日銀
マン田中克氏は、IMFを経て2016年からウクライナ財務大臣のアドバイザーとして、
侵攻直前の今年1月までキーウに住んでいた。として出演しその事情を話す。

4 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/14(水) 18:40:17.32 ID:sR68HmlXP
  新経済論おにゅ〜〜う     114  現代と未来社会を考える

 ウクライナ財務大臣アドバイザー田中氏によると、「もともとあった軍事企業グルー
プを、国家戦略的に2010年に統合して出来たグループ企業になった。それまで国有企業
や民間企業が、各個にバラバラにやっていて、大赤字のまま推移していた。それを集約
して国家目標を立てて、企業体として黒字転換を目指し運営した。そこで輸出にも力を
入れ、輸出先として、中国にを狙いこれが一番大きい物となった。それから,インド、
タイ、にも戦車を送っている。ミャンマーにも艦船の輸出をして、そして、クリミアが
2014年併合された直後頃に、やっと黒字転換を果たしてしいるようだ。武器製造能力は
世界一流と考えていいです。見学もしてますけど、航空機、戦艦、ジェットエンジン、
ロケットエンジン、必要な心臓部は全部作っていて、その技術があります。(中略)工場
の中を見たんですけど精密機械は殆ど、ドイツと日本のものの様で最新モデルもありま
した。」実はロシアが侵攻してからは、西側の兵器が届くまでの2ヶ月、ウクライナが
持ちこたえられたのは、ウクルオボロンプロムが24時間体制で稼働していたおかげだ。
という。もちろん現在も、ウクライナで使われている兵器は西側から供与されたモノが
多いが、そればかりではない。番組では、ウクルオポロンプロムの担当者に直接話を聞
いている。ウクルオボロンプロム ナタリヤ・サド報道官の話では、「ウクライナは、
ソ連の兵器を使っていたのでNATOで入手できない砲弾も必要です。NATO規格の砲弾は、
ソ連の兵器には使えません。ソ連規格の152ミリ榴弾の生産量は 敵の情報機関も活動し
ているので、公表はできないですがロットで作っています。ロットというのは最低でも
ひと月1000発単位でロット印を付けている。これは事実です。部品を外国から輸入して
いましたから 2月24日以降は、以前と同じスピードで作ることはできません。最短で、
モノが届くようにパートナー国やそこの企業と交渉しています。1分の延長の代償は、
誰かの命なのです。」と言っている。

5 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/14(水) 18:41:08.26 ID:sR68HmlXP
  新経済論おにゅ〜〜う     115  現代と未来社会を考える

 さらにウクルオボロンプロムの役割として、武器を作ること以上に大切ことがある。
それは西側には協力できないことで修理である。ナタリヤ・サド報道官は、「ほとんど
の兵器は、現場で修理しています。専門家のチームが、前線や後方に出向いていて素早
く修理しています。ウクライナ軍の兵器は、少し前までロシア側が使っていた兵器なの
で、戦利品としてロシア軍から奪った兵器も、修理して使えるようにしています。」と
言う。この兵器を現場で修理できることは実戦において大きな戦力だという。元自衛隊
東部方面総監の渡部悦和氏は「第一線に来てもらい、修理してくれるというのは素晴ら
しいことでしょう。これがないと、第一線の部隊は使い物にならない。今りゅう弾砲は
非常に故障が多いんです。西側が供与したりゅう弾砲の、3分の1は修理中というのが、
現実である。高熱で、油やシリンダーなど酷使しますから。修理が来てくれるっていう
のは助かる。ロシア軍には、そんなサービスも無いでしょうから。」とも話している。
まあ緻密で精密な西側兵器よりは、雑だが単純に出来て、威力のあるロシア兵器の方が
耐用年数は高いようには見えるが、それでも、激しい戦闘では何かしら壊れるだろう。
更にウクルオボロンプロムが公表したドローンへ兵器は、モスクワまでも攻撃できる様
な、航続距離1000キロの長距離攻撃ドローンのようだ。先日のロシア領内の基地攻撃に
それが使われたかどうかは答えられないと微笑みながらも、かなり詳細を語ってくれた
。「開発をしているのは事実です。自爆ドローンとしても偵察用としても攻撃用として
も使えるものですが、主に自爆用として考えています。75キロまでの爆薬を搭載でき、
大きさはバイラクタルの半分くらいでしょうか。(中略)敵の妨害装置の影響を受けな
がらテストするようにウクライナ参謀本部の司令官から指示があり、その命令に沿って
テストしています。詳細は公開できませんが、すべてのテストに合格しました。」と言
う。

6 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/14(水) 18:42:18.61 ID:sR68HmlXP
  新経済論おにゅ〜〜う     116  現代と未来社会を考える

 「言ってることは事実だと思います。」と田中克氏は言う。「このくらいの物が作れ
る能力はもともとある企業です。戦争になったので前倒しで作ったんでしょう。1000キ
ロ射程のドローンは、既に2017年に既にできてまして、それは(今回と同じ)飛行機型
ですが、他にもミニ戦車型のものが、自立走行して攻撃に行くドローンや、船体形の自
爆ドローンも作ってまして、ウクライナの軍事フェアなんかに行きますと、そういうの
が全部展示してあって、ゴロゴロありました。そこに中東や中国からバイヤーが来ての
成約していくってこと、やってました。まあ、このウクライナ紛争の戦前のことでは
ありましたが……」と、ことほどさようにウクルオポロンプロムは兵器なら、何でも作
れる大企業だと言っている。思えば、撃沈されたロシアの軍艦「モスクワ」も、中国初
の空母「遼寧」も作ったのはウクライナだった。ウクルオボロンプロムの構成の 137の
企業は、それぞれに得意分野があり、製造拠点はウクライナ各地に点在しているという
。例えば造船はミコライウ。船舶の設計・開発はヘルソン。ザポリージャではジェット
エンジン。ハルキウ周辺にはミサイル、防空システム、戦車、装甲車、航空機の、製造
拠点が集中している。そして、キーウにはウクルオポロンプロムの本社があり、航空機
の設計をする会社もある。もうお気付きだろう。今回、プーチン氏が躍起になって取り
に来た地域ばかりなのである。実はロシアがウクライナに侵攻した本当の目的が、ここ
にあるのかもしれない。防衛研究所、兵頭慎治氏曰く、「何故この軍事産業の拠点ばか
りロシアは欲しがるかというと、かつては、ソ連という一つの国の中でいろいろな産業
を分業化していた。それが15の共和国が独立してしまって、ロシアからすると本来は、
自分たちの国の中で持っていた軍事産業が持って行かれちゃった。っていう事になる。
だからそれを取り戻すというのが 今回の軍事作戦の隠された狙いの一つだと思う」と

7 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/14(水) 19:12:03.70 ID:sR68HmlXP
  新経済論おにゅ〜〜う     117  現代と未来社会を考える

 かつて、日本は満州国の建国宣言をした。その為に、ソ連邦を形成したロシア軍は、
チェコやウクライナの軍隊を差し向け、モノンハン事件が起こった。この時に、大いに
苦労したのがソ連製戦車の屈強さであった。満州国軍の戦車の砲弾が、全く効かなかっ
たのである。ところがひょんな事から寒冷地仕様の戦車が火炎瓶に弱い事が解って、や
っとの事防衛出来た。と言う話である。この時ソ連軍の強さの秘訣は、壊れた戦車を、
直ぐに修理する修理部隊を一緒に前線まで持ってきていた。この部隊こそが、恐らくは
ウクルオボロンプロムの前身である。国境の整備部隊として大きく名を馳せ、帝国軍が
空港空爆後にも飛行機を修理している。戦後にアントノフ大型飛行機を開発して、ツァ
リーボンバーでバレンツ海のアンゲル島を50cm動かしたとされるが、この軍事力を
支えた兵器工廠こそ ウクルオボロンプロムである。日本の愛称は、アントノフ飛行機
だが、これも又ウクライナの軍需メーカー連合のウクロボロンプロムが、 2月27日世界
最大の航空機「An-225“ムリア”」が侵攻したロシア軍によって破壊された、と発表し
た事でも、如何に技術力があるのかがわかる。尚アントノフは作った飛行場の名である
。そうした昔に 中国は督戦隊作戦を、ドイツの軍事顧問団から教わっている。督戦隊
作戦とは、いわゆるABC構造のピラミッド部隊である。ローマの闘技場のあったコロ
セウム時代からのヨーロッパ形式の戦いのスタイルだ。いわゆる奴隷を鍛え、奴隷の下
に更に下僕を持って戦わせる。その上にそれを監督する見張りの兵を置いて、その上に
チームの長官がいるスタイルである。日本軍が戦った相手は、現場で拘束捕縛されて、
後ろから銃を突き付けられた捕虜の住民達である。それを見張る銃口は、惜しげもなく
簡単に引き下がる住民を殺す囚人で、手錠で連れて来られた反乱分子や政治犯が多かっ
た。で、それを連れて来るのが正規の中国軍だ。当然銃砲にしても弾は足らず、捕虜に
しても食糧は足らず、囚人は負けたら逃げて隠れ、戦いが終わった後も中国軍は、他の
地域で同じに囚人を作って、戦場に舞い戻った。それが中国戦線で繰り返された。

8 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/14(水) 19:13:05.79 ID:sR68HmlXP
  新経済論おにゅ〜〜う     118  現代と未来社会を考える

無辜の中国人特に現地住民は哀れである。これらの兵はすぐ上の兵に銃口が向けられて
戦場に連行され、当然の如く弱かった。戦わず逃げ出すとなると直ぐに射殺されるのだ
から。更に村は、食糧調達の上、娘は暴行され冒され、村は焼かれて今はない。そんな
調子で、ある老人は「八路軍を破ってくれ、とんでもない夜盗だ盗賊だ。」と泣いて、
日本軍の集団に来て言ったと言う。日本は南方行軍の通過点で、何も中国占領に欲して
なかったが、その訴えに寄り添ったのだ。今 中国では、南京大虐殺の祈念行事を行っ
ているが、とんでもない認識違いがある。先に言う様に中国の国軍は、日本を呼び寄せ
て、ドイツになびき、これまで領地としなかった満州国建国で、北伐での国の勝利を口
伝させて一体化が計る。それが蒋介石の想い描いた中国の一体化策だった。だが北伐で
は、捕虜となり、刀を突きつけられて、裏で密かに国共合作に出て、味方だった日本を
敵対化する事で53の部族の中華の統一を、求めたテロ集団だったとして追い込んでい
た共産党と手を組んだのである。ここに日本人の大きな間違いがある。漢族は騎馬民族
から何千年も虐げられた、征服王朝の下僕であった癖があり、非人道さも寝返り裏切り
も全く臆さない民族だったのだ。その為に、アメリカと共同で自国の空爆の上海空爆を
企画して実行してみせた。これは後のイギリス人やフランス人カメラマンで撮影されて
いて、中国軍で行ったもの。と判明するが、多くのイエロージャーナルは、センセーシ
ョナルのフェイクに盛り上がった後であり、こうして日中戦争を仕掛けて、平和を無く
したのである。この後も日本軍は動こうとしなかった。しかし上海在住の邦人や在留の
外国人に身の安全の為の制圧の、国際社会の声にほだされて、日本も対応していき、そ
の後に南京制圧に向かって進みだすのだった。こうして上海に仕掛けられた砦を落とし
、南京城開城では、多くの囚人と、その時に督戦隊の奴隷とした徴収兵いわゆる便衣兵
を処罰したのだ。南京城内は、比較的平和で、住民の移動が無い事から、よそ者の隠れ
る事は出来ず、情報で捕まった兵は2千人規模に及び、その処刑が、西側世界のアメリ
カ経由のドイツ特派員で大きくデマ報道されて今に至っているのである。

9 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/16(金) 13:25:19.47 ID:c3II1fKqP
 このドイツ人と言うのがミソで、知っての通りナチス専制国家となっていて、帰国は
出来ずに、ドイツの軍事顧問団がそのまま、ドイツに帰国してドイツ兵を退役して、当
時の米国共産党の案内で、米国通信社に入り、「黄禍論」「日本悪玉論」をせがまれて
その論調を書き、中国に契約特派員でやって来て、大きなフェイクニュース配信でする
事が契約だったのである。このくそみそ仕立ては、現代でも通用するようでバイデンの
息子やヌーランド女史やジョージソロスなど、大物の黒幕も、大きく登場しているのだ
。今回ウクライナ構造も同じに、アゾフをたてたウクライナ政府があり、そのウクライ
ナ政府に欧州各国を立ち、その裏に米国政府がいて、エスタブリッシュメント層の資本
家達が軍需産業と結託して、DS(闇の政府筋)がいる。と言う誠に奇妙な構造である
。今 中国で南京大虐殺の祈念行事を行っているが、とんでもない認識違いがある。先
に言う様に中国の国軍は、日本を呼び寄せて、ドイツになびき、これまで領地としなか
った満州国建国で、北伐での国の一体化が計れない蒋介石は、国共合作に出て日本を敵
対化する事で53の部族の中華の統一を求めたのである。歴史的大きな間違いがあって
、先に言うう様に漢民族は騎馬民族から虐げられた征服王朝の下僕であった癖が出て、
その自国の空爆をしてでも日中戦争を仕掛けたのである。こうして上海制圧の国際社会
の声にほだされて、日本も対応しその後に南京制圧に向かって、多くの囚人と、その時
に出た督戦隊の奴隷とした徴収兵いわゆる便衣兵を処罰した。南京城内は、比較的平和
で、住民の移動が無い事から、よそ者の隠れた兵は2千人規模に及び、その処刑が西側
世界のアメリカ経由のドイツ特派員で大きくデマ報道されたのである。その為中国国軍
の、逃避行による長江の堤防決壊で三百万人が死んで二千万人が疫病や餓死で死んだ事
は、一行もニュースで問題にしていないのである。ま尤も、日本軍が開戦する頃はヨー
ロッパ戦線は、独逸軍は壁に行き当たり占領地経営をユダヤ狩りに終始していた。日本
がミッドウェー海戦で敗れるころには、独軍が進軍は止まりイギリス支援に真っ只中の
米国は、欧州戦線に付けるとばかり、意気揚々とイギリスに派兵し、レーダー技術は、
簡単に米国海軍に取り入れられていた。

10 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/16(金) 13:26:37.58 ID:c3II1fKqP
  新経済論おにゅ〜〜う     120  現代と未来社会を考える

経済を安定させるために国ができる政策は、大きく分けて「金融政策」と「財政政策」
の二つです。なんて経済学者が言う。嘘つけ。それは金融市場のみの話で、国の政策の
中には、数限りある。江戸時代の日本や旧ロシア政策をみればわかる。日本は災害の国
で、今の入札制度やオークションや資本の組合制や投資の講や権威により沿った殉死や
切腹、何でも制度を作り行って、リサイクルや貸付、博打や恩賞に寄付に強制徴収。と
最後にゃ徳政令で借金のチャラ事業までやった。まあ民主主義や自由主義の中では3割
程度しか出来ないだろうが、国の出来る施策は金融に特化しても、多々ある。ただ現代
の消費社会の仕組みでは、大量生産と大量消費が叶うのなら、いつでもどこでも物価は
安定する。ところが、今や温暖化で明らかなのは、天然自然の資源が決まっていて、そ
の乱獲消費は、それを許されない。百万年単位で育てて蓄えていた資源や資産が、人間
どものごろつき野郎でほじくり返されてる為、他の生物種にも多大な迷惑をしている。
乱獲の中国では、今や黄海にはもう貴重な幼魚もカブトガニも居ない。あの八丈島水域
で紅サンゴすら100年分やられたと言うのだから、もっと頭を休めて考えてもらいた
い。まずそうした、「デフレ=悪=経済不調」と言う考えは間違いで、脱却する必要が
ある事だ。更に、「インフレ=税の増収と=資本家の増益」であることで、世界が狂い
社会活動家なる陳皮な人間まで現出する事だ。これが長じて「国家機能が無くなる事=
世界がエプスタイン島になる」事を目指している=中国化=アメリカDS化=ゴスラム
社会の創出なのである。

11 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/16(金) 13:27:14.56 ID:c3II1fKqP
  新経済論おにゅ〜〜う     121  現代と未来社会を考える

 「シリコンバレーでは皆、『今日より明日は良くなる』と思って生活しているんだ。
」と言う言葉に、知人は心底驚いた。と言う。長期デフレにある日本では考えにくい。
が、実はそちらが世界の「標準」の欲なのです。世界では賃金が上がるのが普通なのだ
が、そのアメリカの証となっている。だが、標準であろうがなかろうが、それが非人道
世界の入り口で、世界大戦を産んだ貴族醜悪の決定的ものだ。今の大量破壊兵器開発の
要因となり、世界制覇の野心を産んで、人殺しも辞さない勢いとなっている。つまり、
諸悪の根源で、人類社会が無くすべき風潮の人種差別やジェノサイドの元の思想である
事には、全く古今東西、変わりない。また、供給されたお金が使われなくては、効果は
限定される。従って政府主導でお金の使い道をつくること、これが財政政策(財政出動
)である。と説く。欧米はそれを戦争を生み出しと貧困の救済によって回ると言う習慣
である。わざわざ争いを創り出し、公共事業とした。それも、醜悪な事に他国を戦場と
して、ニカラグア事件、キューバ内戦、イランコントラ事件、イラクイラン紛争、中東
戦争、ベトナム戦争、リビア空爆、イラク戦争、シリア内戦、サラエボ事件・ボスニア
内戦‥・ETC・・・皆んなアメリカが関与しソ連との阿吽の呼吸で戦争し休戦停戦してい
る。こうしたユダヤ主義の発想は、第一次大戦前から忌み嫌われ、ユダヤ人迫害に繋が
っていて、その中で植民地化や奴隷化した中世の歴史を形作ったのである。元々旧約聖
書はユダヤの歴史書であり、それを糧にバチカン法王とローマ帝国の帝王を産んだ基盤
である。そうした染みこんだキリスト教は、基本異端者や異教徒は、話す家畜として捉
えて教えを説いていたのだ。これが現実に歴史上あるのだから、人類は何とか払拭しな
ければいけない。つまり、日本が築いてきた70年代を 次々と壊し続けた自民党議員
に鉄槌が必要であり、洋風化の過程の70年代の活況に戻すべきで、江戸に作った思想
と、活況時の教科書と風潮と仕組みを、取り戻さねばならない。そこでは日本人豊かに
生活し、働いて築いた物と本質があるのだから。要は地産地消も出来ない国に明日はない。

12 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/27(火) 22:54:08.56 ID:L9JBz6+z5
新経済論おにゅ〜〜う     125  現代と未来社会を考える。

 CPIショックはイギリスにも及んでいる。ロイターは英国の3月の消費者物価指数
(CPI)は前年比7.0%上昇し、1992年3月以来30年ぶりの高い伸びとなっ
た。と報じている。目標の2%をすでに大幅に超えている。が、中銀は、物価見通しを
上方修正し、今年第4・四半期に10%を超えると予想。これまでは4月に約8%に、
上昇し、ピークを付けるとの見通しを示していた。英国は家庭用エネルギー料金に上限
を設けているため、インフレがピークを付けるのは他の先進国より遅くなると予想する
。燃料関連コストは、4月に54%上昇したが、中銀は10月にさらに40%上昇する
としている。長期的には、インフレ率は向こう3年で1.3%に低下するとの見通しを
示した。半分値上がりして、又値上がりなら75〜80%の値上がりだ。成長率見通し
については、22年は3.75%と、従来に見通しを維持。ただ、23年は0.25%
のマイナス成長に陥るとし、従来のプラス1.25%成長から下方修正。24年はプラ
ス0.25%とし、プラス1.0%から下方修正した。今年第1・四半期は予想より、
堅調だったとしながらも、第2・四半期は停滞すると予想。第4・四半期の成長率は、
エネルギー価格の上昇で約1%押し下げられるとの見方を示した。ベイリー総裁は、「
きわめて弱い予測で、極めて急速な減速だ」「リセッション(景気後退)の定義には、
当てはまらないが、極めて急速な減速となる」と指摘する。物価上昇で弱者が最も大き
な影響を受けるため、「大きく懸念」していると述べた。さらに今後問題の寒波前に、
ノルドーストリーム1、2が使えなくなった。これはドイツがロシアンガス以外の買い
付けを意味する。価格は自由社会では、需要と供給である。今でもひっ迫気味なので、
例え北極ガスを持っていても、イギリスの民間会社がイギリスに降ろしても価格は上が
る。これに対処するのに更にイギリス政府は疲弊するであろう。と予想される。

13 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/27(火) 22:54:43.87 ID:L9JBz6+z5
新経済論おにゅ〜〜う     126  現代と未来社会を考える。

イングランド銀行は16日、前日まで開いた定例会合の結果、政策金利を0.25%引き上げ
て1.25%にすることを決めたと発表しました。利上げは先月の会合に続いて5回連続で
、政策金利は2009年2月以来およそ13年ぶりの高さになりました。会合では9人の委員
全員が利上げを支持し、このうち3人は0.5%の引き上げを主張しました。という・・
金融政策委員会後、ベイリー総裁は、英BBCに、インフレ高進と、成長鈍化の双方を
考慮すると、金融政策に非常に慎重なアプローチを取り入れる必要があると指摘する。
インフレ高進と生活費へのデフレ効果とのバランスを取らなければならないとした。
「われわれが歩んでいる道は非常に狭いため、政策金利をさらに引き上げる必要がある
場合もあるが、それは率直に言って経済がどのように展開していくかによる。」とし、
「われわれは金融政策の道筋に非常に慎重になっている」と語った。短期金融市場が織
り込む、英中銀が6月に1.25%に利上げする確率は86%。また、英中銀は、政策
金利を年末までに2.0〜2.25%に引き上げると見込まれている。スイス中銀も、
15年ぶり利上げを決定している。スイス国立銀行(中央銀行)は16日、政策金利を
0.5%引き上げてマイナス0.25%とする。と発表した。ロイター通信によると、
利上げは2007年9月以来約15年ぶり。物価高に対処するため、追加利上げも検討
する。と言う。イギリスの声明でも「インフレ圧力を注視し、必要があれば力強く対応
する」と述べ、追加利上げの可能性を示唆した。しかし、である。これはバス運賃の、
利益が無いので運賃値上げと言う様なもので、赤字路線は、更に客足は遠のいて廃業に
至る経過である。確かに国内状態にのみ産業がある時には、資金回収は有効なデフレへ
の移行になる。しかし、今や海外からの資金調達で、海外の投資需要を呼んでなんて事
はない。国内産業すらグローバル企業が海外に資産隠しして脱税状態なのに、インフレ
が止まる筈はない。

14 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/27(火) 22:55:24.97 ID:L9JBz6+z5
新経済論おにゅ〜〜う     127  現代と未来社会を考える。

 利上げは、2021年12月の前回会合(2021年12月17日記事参照)から、連続利上げして
もインフレは収まっていない。また、債券購入による量的緩和策についても、英国債と
投資適格社債(注)の残高縮小に着手することを決定していても尚同じ推移である。今
なお続くインフレの過熱に対して、さらなる金融引き締めが必要、との判断に至った。
というのが正直な所だろう。今回の追加利上げの背景にあるインフレ加速への懸念は、
大きい物だが打つ手なし。なのである。昨今のエネルギー価格高騰やコロナ禍に関する
規制緩和に伴う需要増、原材料・労働者不足を要因に、2021年12月後の消費者物価指数
(CPI)は前年同月比5.4%の上昇を記録。イングランド銀行は、その後もインフレは、
続き、2022年4月には7.25%まで上昇すると試算していた。量的引き締めで、英国債の
買い入れ枠8,750億ポンド(約136兆5,000億円、1ポンド=約156円)と 投資適格社債買
い入れ枠の 200億ポンドの総額8,950億ポンドの債券について、満期を迎える分につい
ては再投資を控え、残高を減少させていく。としている。また、政策金利が少なくとも
年1%に達した後は、経済情勢に応じて積極的な英国債の売却も検討するとした。2月
に開かれていた 金融政策委員会(MPC)では、政策金利について、投票権を持つ9人の
政策委員のうち、アンドリュー・ベイリー総裁を含む5人が 年0.5%への引き上げ支持
し、一方、残りの4人は年0.75%への引き上げを主張するなど、利上げ幅が争点となっ
た。他方、量的引き締めについては、全会一致での賛成となった。日本の黒田総裁も、
円安になろうが引き上げは無いだろう。ここにもグローバル化で動かない資金流動性が
重くのしかかる。政府を信用できず企業が資金を上回る以上どうしようもない。かつて
現在みられている世界経済の減速は、労働市場で高まっているインフレ圧力を相殺する
方向に働き、英中銀は当面、政策金利を現在の0.75%にとどめることができる。と
語っていたのだが。

15 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/28(水) 15:23:26.49 ID:NyY12JR1k
新経済論おにゅ〜〜う     128  現代と未来社会を考える。

 英国内情を見る限り、このインフレ対策の高金利政策でもインフレが収まっていない
。又日本でも、インフレでリフレ状態にあった時、日本はデフレだったか?。実は日本
は堅調に高金利政策の中でも インフレ状態だったのだ。つまり、デフレスパイラルに
おちいった原因は、金融政策で山一証券を潰し、長銀や短債銀を潰し、銀行統廃合に及
んで、競争のない低金利時代に入ったからだけなのだ。つまり世界中が、逆をやってい
るのである。それは西洋式の金融理論やマーケット論の 経済論からである。MMTと
いう現代金融論でも解る様に、全くIMFでも世界銀行でも世界戦略にして嘘をつくの
だけの米国戦略に過ぎない理論だ。最近でもホンデアライアン女史など、来日しMMT
理論をして、もっとジャンジャン日本は国債は発行しても、安心して良い。などと言っ
ていたが、日本政府の尻を叩いて後、この円安だ。誰が考えても、借金漬けの国家運用
なんて健全であろうはずもない。ここにカラクリがある。「戦後一貫して、米国や中国
、ロシアのような大国の目標は「生き残り」であって、地域で覇権を確立した大国は、
世界制覇を目指すわけだけで、地域覇権の継続のみだ。」と言う原則である。米国にと
っては、重要なのは、アジア太平洋と欧州、中東の湾岸地域に対する支配権で福祉国家
や世界平和などではなかった。それらの地域に、支配権を確立するために、米国はいき
なり米軍を派遣するわけではない。北方領土問題で判る様に、この時ダレスの恫喝とい
う横槍が入り、これに佐藤内閣は応じて折れた。ところが結果、この北方領土を後回し
にして和平条約も行わなず、沖縄を取ったのは大きな誤りとなって、今も日露は友好な
状態にない。。日本はロシア、中国、北朝鮮という国は、いずれも核を保有する独裁・
専制主義国家で、周囲にいる隣国である。ある意味囲まれている。友好無くして平和や
会話もないのが 国家間の繋がりである。この円安の損失をホンデアライアン女史など
どこで 補償するのか。まったく言いっぱなしだ。

16 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/28(水) 15:36:11.94 ID:NyY12JR1k
新経済論おにゅ〜〜う     129  現代と未来社会を考える。

 今やロシアはウクライナに侵攻し、核で脅し、支援した中国は、台湾と日本の尖閣に
民兵船団を押し寄せさせ、北朝鮮はミサイルを思い切り飛ばしている。沖縄の駐留軍を
置くより、つまり現状を見る限り、沖縄を米国のまま守って貰ってた方が、遥かに経済
的にも、軍事的にも日本にとって威嚇になった。経済も又ウッズ体制で守れなくなった
為に、勝手に金本位制度を解約し、日本への内政干渉で傀儡化を進めたが、これも同じ
世界戦略の一環でしかない。これらは認められるべきではない。のだがそれらは行われ
た。では何故、こうした逆の手法が横行し、そうした常識が蔓延するのか。ここには、
欧州貴族の大きな超富裕層の存在がある。庶民が貯蓄さえままならない状態でも支える
のは、独裁であろうが民主主義であろうが、国であり国体である。庶民を守る物はその
国の法律なり習慣であり感覚である。その感覚を持つ庶民を支えるのも、その国の経済
であり習慣である。ここで特産品問題が出て来る。つまり、生活するのに、山では海の
産物は高価となり、逆に海辺では、山の産物が高価となる。この希少品高騰は、当然の
自然の成り行きだ。ここに物流の理由がある。ほとんど人はエネルギーと、食糧や水、
更に産物で生きている。と言ってよい。日本では、衣食住足りれば充分とされた物だが
、西洋では違っていたのだった。国とは農奴がいて 権力の王がいて兵隊がいる事が、
絶対条件で進化した。働かない貴族が、王を支え、農奴を雇っていた。一神教世界で、
他教徒は、奴隷や家畜と同等とした考え方に基づいている。こうなると友好や貿易も、
虎視眈々と敵の足を引っ張る行為さも、権威主義の王や、生きる国土の為と正当な理由
となる虐待がある。ここで、兵器の革新が起き、より殺傷力や弱らせる兵器は、画期的
兵器は重宝され、二束三文の武器技術がはびこり価値となる。これが江戸時代日本に、
鉄砲や大砲が持ちこまれたのだ。しかしながら、平和平等主義の日本人はなじまず、刀
の文化に戻ったのである。これが、精神文化を重んじた退化の国という、よくガラパゴ
ス文化など言われる所以だ。

17 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/28(水) 16:01:14.35 ID:NyY12JR1k
新経済論おにゅ〜〜う     130  現代と未来社会を考える。

 しかし、それは、果たして退化だろうか。中国社会には、もっと早くに本より 50〜
120年前に、鉄や火薬はあった。と言うより、鉄や火薬は中国の方が発祥の地と言える
それでも、西洋に負けた。更に日本は、歴史的にこの文化・文明の移入に混乱はあって
も成功しているし、現に早くも、殖産興業を発達させ、富国傭兵を成り立たせ日清戦争
、日露戦争、第一次大戦と、欧米の仲間として戦っている。第二次大戦で、植民地政策
や奴隷解放、人種差別撤廃を叫んでつまずいたものの、多くの東南アジア諸国に独立の
機運を作り、その後押しをした。これが歴史である。ここに実は醸成された日本文化に
、崇高な精神があった証明がある。が逆に、常に猫に追われた鼠の様な国となって今度
のウクライナ紛争の様になった過去でもある。乞食外交での、今の銃火砲を援助されて
、大国に挑む姿勢などは、微塵もない。というよりそうした相手は居なかった。ここに
苦悩があって、中国・朝鮮・ロシア・ドイツ・イタリアと組んでしまったのだ。が計ら
ずも隣国は台湾以外は、敵として動き今に至っている。「中国の債務の罠」もドイツ流
の「督戦隊戦法」や「清野作戦」延長上に見える。領土領民への無慈悲な焦土化がそこ
では起こっている。その基本的な精神が欧州式の「選民思想の帝王学」である。自分が
殺されても死なない。と言う幻想にある。これがキリスト教の復活物語さえ産んでいる
。あえて言えばこれはインド発祥の「輪廻思想」と、思想の「時空を超えた釈迦思想」
の物真似で出来たユダヤ主義だろう。この桃源郷や理想郷の幻想主義を唱える訳で、超
リアルなアナーキーなリアリズムがはびこった。国際関係においてリアリズムが大きな
影響を今なお持ってパワーゲームを行う。一歩下がってリベラリズムでも国々が自分の
国の利益ばかりを考え、武力を備え、相手に攻め込まれないように脅し合うような状況
に賛成の立場である。このアナーキリズムの無政府論は、超資産家が税金も払わずに、
嘘を広めてでも、資産を蓄え、保護し儲けたい。のでそう言った行為や言動になってい
る原動力になっている。まったくまやかしの錬金術師達の国、それが米国なのである。

18 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/28(水) 16:08:44.40 ID:NyY12JR1k
新経済論おにゅ〜〜う     131  現代と未来社会を考える。

 経済に戻して言えば、米国資産の9割を9%の超富裕層が占めると言われる米国は、
究極の俗悪社会である。平等や和を基調とした日本社会とは別世界で、つい最近までも
黒人差別が堂々と行われていた社会である。その頃中国でも、辮髪に漢服で宦官がいた
王朝社会だったのだ。この王朝社会の持つピラミッド構造は、インドカースト制でよく
知られるが、洋の東西を問わず人の社会の中ではどこでもあった構造で、「封建制度」
とされる。が、実は日本ではない。この封建制度は似て非なるものだった。インド社会
のカーストは宗教に沿っていた。それに近いのが西洋だった。しかしイスラムの中東は
その頂点に指導者を置き、中国や朝鮮は王を置いた。日本も天皇を置いてはいたが宦官
もいなければ、権力者でも無かった。鎌倉・室町時代も江戸時代も、武将が幕府を作り
最終形として、将軍が権力の最高位であり、その支配の大まかは藩の城主に任せられた
。実は似たような地域豪族として、インドにマハラジャ制度はあったが、その頂点の、
インド支配者はいなくて、イギリスに乗っ取られた。より近いものは恐らくインカ帝国
であったろうが、その実態は未だ研究中であり、日本では犠牲を捧げると言った人柱は
、平安末期までの話である。ここでは、日本に経済や通貨を根付かせようと幾度も将軍
や天皇、或いは仏師が働いた。が、その通貨制度は叶わなかった。平安の奈良の大仏で
は、古い銅銭を回収し、新通貨を金銀を売って仕入れてまでやったが、無駄であった。
仏教伝来の頃は黄銅の仏器によって、商品価値と商売を広めた。が遺体と共に葬られた
。平家の時代には、厳島神社で盛大な御経さえ上げて、貿易による経済発展を望んだ。
がそれも源氏で潰された。やっと出て来たのが海賊船の黒船で、宣教師が来た江戸の頃
で、信長は喜んだが、家康時代に鎖国に入ったのである。ところが、この時には、銀の
流通が、世界的標準の通貨となり、銅銭も通貨統一して、やっと普通に商人の世界が、
世界に出来、日本にも出来た。それでも、日本は「米」価を基軸としてやっと広まった
のである。

19 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/28(水) 16:16:33.31 ID:NyY12JR1k
新経済論おにゅ〜〜う     131  現代と未来社会を考える。

 では、この米価時代の 利上げとはどういう事を意味するのか。各藩は幕末時代には
どこの藩も大赤字であった。平和になり人口増え、働き手は増えたものの、地震や津波
台風や水害と言った災害続きで、その復興と不作で、食い扶持減らしまで計画される程
で、藩内の特権商人の金を借り、徳政令など借りた金の不払い令を作ってまで、庶民の
命を救うとして、米札や藩札を刷って流通させた。殆どの米俵は、自国に貯めて米価の
高騰に合わせて出荷していたが、当然船便はそうそう動けない。そこで大阪に藩の蔵に
入れ置き、米札のやり取りで藩の金銭を得ていた。その財政の下で幕府への上納と役人
の糧を賄っていたのだ。それに応じて藩札を刷って物流を得ていた。それぞれに特産品
があり、米俵の帰り便で買い付けた物を自分の藩に持ち帰って、藩自体が商売していた
。これらが藩の公認でない物流では、抜け荷として密売人となり、取締りが行われる。
勿論藩同士以外の 日本と海外では、出島以外の流通は、幕府の方で抜け荷となった。
長崎出島の番所は、当然そうした商売の為の物だった。ここで藩内の藩札は応札で売ら
れていた。つまり1円札を引き取りは、利子が付くので差し引き9銭なり8銭なりで、
買われるのである。それが全国流通の銅銭なり銀貨と両替商で交換される仕組みだった
。従って銀行は江戸幕府であり、保険屋は藩主という仕組みだ。それでも、幕府はあま
りにも災害が多く、藩からの税収が途絶え、米俵の不作藩や米商人に売りつけるほど無
い状態に陥ってしまう。そこで幕府が保証人での米札を藩で売る指導をし一般商人を入
れ入札させた。しかし、各藩も商人にも信用が無く、買い入れは少なかった。従って、
非常な安価で、幕府保証札は切られ、米札や藩札の様には、幕府立て直しに寄与しなか
った。こうして、入札の合札が低調で高利子まで付けた安売り買いが、利上げ状態なの
だった。これは買い手は、いずれ紙屑になる可能性を意味する。オークションで気に入
りの絵画を高々と買っても、それらが大量生産品とされ安値になったような状態である。

20 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/28(水) 16:28:33.82 ID:NyY12JR1k
新経済論おにゅ〜〜う     133  現代と未来社会を考える。

 日本の税収は30年間も全く大きく変わっていない。しかしして、消費税導入後に公共
料金値上げ、政府予算上げを続け、国民負担率は、税と保険と年金などだけで46%更
に光熱費、教育費、交通費と言う公共料金までいれたら62%と言う高さであるそうだ
。では、一体なにがそう上がらせているのか。実は経営者がリスクを取らないで、愛国
主義がたるんでいるからだ。それなのに政治家は一緒につるんで、欧米では無税処理が
進んでいる。ゲイツ帝国、DSの陰謀論は、そこで生まれ、現にリトル・セント・ジェ
ームズ島いわゆるエブスタイン島事件が現実にある。と言う忌まわしい事態なのである
。日本も、企業助成金や最高税率を下げて高収入者優遇を進めてきた。この給与所得の
半分を税金ないし行政サービスの一部を担って払うのに、国家予算は、更に税収の半分
を国民消費の税収に頼っていながら、借金35%もある。所得税+消費税で40%だ。
法人税12%その他15%の税収で30年間も、あまり金額が変わらない。全くの怠慢
国会である。国債利払いに25%事務その他15%防衛・文教・公共事業の本分にそれ
ぞれ5%なのだ。こんないびつな予算を認可している。よそでは考えられない配分であ
る。大きな物が、地方交付税交付金15%社会保障に、34%という出費である。これ
程いびつにしても、歳出は一貫して伸び続ける一方、税収はバブル経済が崩壊した1990
年度を境に伸び悩み、その差は開いてしまうがままに放置される。また、その差は借金
である公債の発行で穴埋めされてきた。足もとで、新型コロナウイルス感染症への対応
の、無茶苦茶な歳出が拡大し、誰も国家支出を止める悪役にならない。普通国債残高は
、累増の一途をたどる。2022年度末には 1,026兆円に上ると見込まれ、財政の持続可能
性を見る上では、税収を生み出す元となる 国の経済規模(GDP)に対して、総額で
日本の債務残高はGDPの2倍を超える異常だ。主要先進国の中で最高水準にある上。
出口の見えない借金大国となっても、裁判所すら規制に乗り出さない。これまでの優秀
な経済防衛国家だったのに、思いっきりヘタレ国家にかじ取りしている。アホである。

21 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/28(水) 17:12:55.87 ID:NyY12JR1k
新経済論おにゅ〜〜う     134  現代と未来社会を考える。

 この欧米の西洋流の企業優遇政策が押し寄せて来て、優遇税制や企業誘致の様な政策
や、日本の規制緩和への内政干渉して解放経済とし、それを時の政府が認めて来た。実
は、基軸通貨たるドルには、海外の外貨保有で、その価値を保っている。かつては兌換
紙幣で金の保有量だったのが、ドルショックで石油交換券として生き残り続け、今や、
数値化経済の世界に入っている。つまり、通貨と言う名の指標でしかない状態で、価値
ある紙幣とは別物で、西側経済の信用度の基準尺度となったのである。こうした欧米の
矛盾は、かなりの部分で日本は受け入れているが、今それが変わろうとしている。よく
憲法論議や非核三原則など叫ばれるが、憲法の矛盾は、田原総一朗が言う様に憲法制定
時に、世界は、日本の武力脅威の国と捉えていた。従ってドイツ同様に、軍隊のない様
な無力化した国家を望んだ。その期待に応えた憲法を作り連合軍のアメリカ始め各国が
納得した。が、元々大日本憲法も最新の民主憲法だった。その後、朝鮮の自治は、日本
駐留ではあれほどうまく行っていたのに、米ソ共同統治で分断統治となって南北戦争ま
で起した。これは国連や 国際社会で、思いもよらない戦争であったようだ。アメリカ
議会は連合軍統治に慌てて対応に入る事になった。多分に原爆投下も考えられただろう
が、とりあえず増兵してマッカーサー対応をするになる。この時に連合軍には、熾烈な
日本との戦いで連合軍には開戦時の2〜3割しか兵員はいなかった。カナダ・豪州他、
多くは、既に部隊を帰国させていたのだ。ソ連・中国などの共産党軍に駐留を任す事も
出来たが、そもそもの戦争開始は、共産国家の占領政策不満であったのは明白で、原爆
投下も考えられたが、既にソ連も開発に成功していた。そこで、妥協案として、日本の
自治を警察隊として機動隊を作る、ところが、以外に朝鮮半島で、韓国軍は応戦もせず
、逆に占領する軍を仲間として、勢いで負けて行くのである。李承晩は何度も亡命政府
を九州、若しくは四国や、山陽地方に置きたいと申し出て戦わないのである。

22 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/30(金) 10:06:31.17 ID:gyRghF7Yk
新経済論おにゅ〜〜う     135  現代と未来社会を考える。

 この頃GHQには3つの組織が横断していた。いわゆる米国共産党。いまの共和党の
元の指示者である。友愛clubや、ソ連や中国に通じていた。次に聖職者や宗教的な
キリスト教的指導を好んだ福音派である。他民族にまたがり、移民の多くは、このプロ
テスタント系の神霊を信じた宗教の下にいた。更にその双方に属しないアジア党と言え
る虐げられた黒人兵士を中心にした有色人種の会である。彼らには親日家は多かった。
と言うのも出身地が、インドや東南アジアや豪州・アフリカ。中東と多様だがいずれも
先進国から攻撃されたり、支配されていたからだ。李承晩は、とてもずる賢い奴だった
。承晩自身が李氏朝鮮の王族の末裔で、分家出身であることを誇りにしていた。王族の
譲寧大君の長男富林令李順の子孫にあたる13代前の樹州正李允仁の縁戚であったのだ。
科挙合格を目指していたが、1894年に朝鮮に於ける科挙制度が廃止され、アメリカ人の
宣教師によるミッション・スクール培材学堂に入学し、独立協会にも参加したが、時の
親露派政権批判で解散させられ、1904年の日露戦争の勃発後に日本が軍事的・外交的・
経済的に大韓帝国に浸透する危機感で、朝米修好通商条約の「周旋条項」に基づいて、
アメリカ合衆国に朝鮮の独立維持のための援助を求める為に渡米する。もともと両班出
身だったため、基本的に宗主国清皇帝派だったので抗日反露の立場だったのだ。朝鮮人
学生の反日抗日大会に参加し、しばし日本に滞在し、渡米後の1913年(大正2年)ハワイ
で日本人と偽ってホノルルに居を構え、学校職員として勤務した。不思議なのは、高宗
皇帝の援助で渡米し、1905年8月に、念願のアメリカ大統領セオドア・ルーズベルトに
面会しているのに「我々は皇帝の代表者ではなく、一進会という団体の代表者である」
として、「皇帝は朝鮮人の利益を代弁する事ができない。」と話し、大韓帝国と高宗を
積極的に否定した事である。更にその後、李は帰国せず、アメリカに残り、ジョージ・
ワシントン大学、ハーバード大学を経てプリンストン大学で博士号を取得したとしてい
る。ところが新渡戸稲造の国際連盟議長と合わせ考えると年があわないのである。

23 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/30(金) 10:06:58.89 ID:kYjsSiw5A
新経済論おにゅ〜〜う     136  現代と未来社会を考える。

 かつての大韓帝国皇帝高宗との繋がりから渡航資格と資金を得ていたにも関わらず、
日清・日露の戦争で負けていた事でアメリカに住み着く事を選んでいた。実際、同時期
に成立していた各種の朝鮮独立運動の「臨時政府」において、李は、家柄からリストの
ナンバー1に必ず名を連ねた。ここで李は、国際連盟による朝鮮の委任統治を提案して
いた。独立達成のためには実力を持たない朝鮮に、米国への委任統治というステップを
踏むことが一番である。との考えである。これは親露左派の李東輝らの強い反発を受け
た。「第二の李完用(裏切り皇帝)」であると非難された。承晩は完全に政府から浮き
上がり、1920年12月8日に帰国の為上海に入ったが、1921年5月には上海を去った。弾劾
を受け、「李氏朝鮮時代よりも日本統治によって朝鮮人民は救われている」との評価を
している中で1924年からは1925年に反日白教化を叫んでいた。こうして公職も追われて
いる。以降はアメリカで蒋介石夫人のロビー活動の手伝いによって食いつないだようだ
。李承晩は「日本はいずれアメリカと敵対する、その時には朝鮮を戦友とするべきだ」
、「日本の侵略を容認して 朝鮮を見殺しにしたアメリカも同罪である」(桂・タフト協
定)などと 強い調子で、アメリカの支援を要請した。が、アメリカの支援は得られない
ものの中国在住の朝鮮人に好評だった。1944年9月、カイロ宣言の適切な手続きにより
、朝鮮の自由と独立を保障する。とした文言に「なぜ彼ら(連合国)は、われわれを、
実質的に助けたり激励したりして、自分たちの真心を示そうとしないのか。」と喰いつ
た。米国の官僚に対し「われわれ朝鮮は、国際社会で泣いている子どもと同じだ。われ
われが望むのは、正義と公正だけだ。泣く子は、時や場所をわきまえない。朝鮮人は、
諸大国が集まりさえすれば、時も場所もわきまえることなく泣き立てるだろう。」とも
語っている。一進会は、日清戦争、日露戦争の勝利した大日本帝国の日本政府・日本軍
の特別の庇護を受けて「韓日合邦」日本と大韓帝国の対等な連邦制の実現の為活動団体
で大陸浪人の、大陸に渡った日本人二世が組織してた会である。ここに呂運亨が来た。

24 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/30(金) 10:07:27.91 ID:kYjsSiw5A
新経済論おにゅ〜〜う     137  現代と未来社会を考える。

 呂運亨は、朝鮮独立運動家で犯罪者とされた李承晩は、日本領に帰国出来なかった為
その独立運動の母国の代表であった。後に政治家とされたが、一進会・朝鮮総督府・日
本陸軍・駐留米軍と、いずこからも信頼される人物だった。太平洋戦争終結前に意を決
して日本に渡り、箱崎の一進会本部で信任され、母国に帰途の途中戦争が激しくなり、
韓国の特高刑務所で終戦を迎えている。終戦後の1945年8月に、朝鮮建国準備委員会を
立ち上げ、日本の統治権を委託され、9月には朝鮮人民共和国を建国した。米軍が進軍
したとき朝鮮国旗で米軍を迎い入れた。この時韓国語通訳で同行してただけの役が、李
承晩だったと言われる。大韓民国臨時政府は、1919年(大正8年)の、日本統治時代の
朝鮮で起こった三・一運動後に作られている組織だった。とされる。海外で朝鮮の独立
運動を進めていた活動家李承晩・呂運亨・金九らによって、などと嘘が書かれるのだが
海外の李承晩・金九と国内の組織と橋渡ししてたのが呂運亨だったので度量があった。
中華民国の上海市で結成されたとされたのも間違っている。朝鮮民族の組織であって、
李承晩仲間が、中国国民党支援を受けるために国民党傘下に属しただけだ。軍事さえも
1945年5月まで国民党の中国軍事委員会の下部組織で言わば雇用兵の郷士会的もので、
女衒の身売りで金儲けする慣習があったので、両班の李承晩が頭目にいただけであり、
そのため、国民党と共に日中戦争勃発後は所在地を上海から重慶に移している。たえま
ない党派間の対立と連合を続け、蒋介石や中国国民党が党派間の融和や指導を行ってい
たのだ。戦後の国共内戦後に中国国内では「光復軍は中国共産党の支援を得て重慶に設
立された」と改変されている[3]。1945年、アメリカ軍政庁により解体された。呂運亨
の政策はすばらしく、進駐軍も唸るほどのもので、駐留をやめて日本に引き揚げたのだ
が、引上げた途端に金九が裏切り、李承晩ついて殺人を犯して朝鮮政府を壊していく。
それに怒ったのが、北朝鮮を作った朝鮮国内の運動家を指揮してた金日成だったのだ。
血統上の金日成はソ連に入ったスパイだが、この時の指導者は日系朝鮮人だった。

25 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/30(金) 11:17:32.66 ID:kYjsSiw5A
新経済論おにゅ〜〜う     138  現代と未来社会を考える。

 北緯38度線以北の朝鮮半島北部を間接統治していたソ連軍政長官と李承晩・金九や安
在鴻などは、仲良しで写真に写ったりしている。第二次世界大戦勃発後、1945年8月に
日本が降伏し、その後連合国首脳によるヤルタ協定に基づき、朝鮮半島は北緯38度線を
境界に、北部はソ連軍、南部はアメリカ軍による連合国軍政に置かれることとなった。
朝鮮独立から2ヵ月後の1945年10月に李承晩は、在朝鮮アメリカ陸軍司令部軍政庁直接
統治下の朝鮮半島に戻ってくる。平和かどうか確かめて渡って来ると言う小心者だった
。独立建国運動の中心人物となったように見えるが、実は全く違っていた。彼は、他の
運動家に比べて活動歴が長いだけで、名が売れていただけだった。大韓民国臨時政府で
初代大統領に担ぎあげたのは金九だった。「朝鮮建国準備委員会」に一応名を連ねたが
、30年にわたるアメリカでのロビー活動は贋物だった。アメリカ人の支援団体を持ち、
米国内では関係者に知られる存在であったことから、アメリカ国内においては「大統領
に就任すべき正統性を備えている」とみなされている。と朝鮮人に思わせている。実は
中華民国の蒋介石将軍の夫人の召使いで、中国国民党の人脈を知っていただけだった、
マッカーサーに彼を強く推奨したのは蒋介石であり。李はマッカーサーの専用機に搭乗
して帰国してきたが、押しかけ帰国だった。この時迎えたのが文鮮明などのキリスト教
の教会関係者だった。アメリカの意を受けたとし、反共統一を掲げたので、統一共和の
臨政とも距離をおいた。朝鮮には、他に有力な反共の右派が存在しなかった。というよ
り、やっとロシアの南下の最前線の共産党を退治して、国内治安が守っていたところに
わざわざアメリカの支持を受けた反共を掲げて、分離共産党独立派の切支丹李承晩を、
終戦と共に載せてやってきたのである。即時独立を求める民族派の金九は大いに賞賛し
、中道派の呂運亨、左派の朴憲永といった有力活動家を、アメリカと正面から対立する
構図をつくる。李がアメリカ軍政からある程度容認されていた事が大きい要因だった。

26 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/30(金) 11:18:24.25 ID:kYjsSiw5A
新経済論おにゅ〜〜う     139  現代と未来社会を考える。

李は日本統治時代には朝鮮半島にいたことがほとんど無かった、地盤も基盤も富も持ち
合わせがない。が、李が真面目なクリスチャンで支持を受け、白丁時代の両班で大韓国
の帝の縁戚であり、知名度と好感度があった。それが政権転覆の理由だったとされる。
 呂運亨の経済を支えたのが全羅道を本拠としていた金性洙率いる湖南財閥と、それが
中心になって組織された韓国民主党(韓民党)である。韓民党は建準に対抗して臨政を
支持していた。また解放後に新聞が行った各種世論調査において、李は他の指導者に比
べて圧倒的な支持を受けていた。反日民族派の金九による親日派の粛清に恐れをなした
日本統治時代の対日協力者が全国民あげて財閥を支えていた。李の支持基盤はどこにも
なかったのである。しかし、在朝鮮アメリカ陸軍司令部軍政庁も、おそらく当初の予定
通りどおり、日本の奴隷化した朝鮮人民の解法と、その代表の李を支持して行く他なか
った。本国の意向があったからだ。こうして彼らと韓民党を仲介した形で介入したのだ
。臨時政府と韓国民主党は、信託統治権利の反対運動の路線などをめぐって対立してお
り、李承晩が、臨時政府として左派との合作が始まると、韓民党は李承晩に接近した。
両者の連合は独自の勢力作りに動き出し、李の下に政府準備組織「独立促成中央協議会
」(独促、後の大韓独立促成国民会)を発足させた。ソ連が独立を後押ししたからだ。
このことで、アメリカ軍政下には独促・臨政・建準という3つの政府派閥が組織化され
ていく。政府準備組織は、かつての中国派日本派ロシア派とまったく同じ存在に大混乱
に陥り、血みどろの暗殺が李承晩によって行われていくのであった。こうして反対派の
不審死が83人程になった頃、李と韓民党の連合は「建準」で勢力を誇っていた左派と
、その他の「大韓民国臨時政府」出身者に対抗し、アメリカ軍政開始直後のソウル政界
で主導権を握ったのである。勿論全権掌握した頃は、呂運亨も金九も抹殺されて消えて
いた。

27 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/12/31(土) 11:14:31.02 ID:2WY2MVtui
女子高生とみだらな行為 医師を逮捕「やっていない」 静岡
URLリンク(wwwsankeicom)
2014.11.12 19:16
静岡県警掛川署は12日、高校の女子生徒(17)にみだらな行為をしたとして、
県青少年環境整備条例違反(淫行)の疑いで、静岡市駿河区、医師、
苅部淳容疑者(32)を逮捕した。 掛川署によると「会ったことはあるが、
みだらな行為はしていない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は7月11日、静岡市に住む女子生徒を自宅に招き、
18歳未満と知りながら、みだらな行為をしたとしている。
2人は7月、出会い系サイトを通じて知り合った。
県警が別の事件の捜査中、女子生徒から事情を聴いた際に発覚した。
#苅部淳 #苅部淳容疑者

28 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/01(日) 14:55:01.32 ID:g7kEnu9yQ
  新経済論おにゅ〜〜う     140  現代と未来社会を考える。

 久しぶりに「朝まで生TV」をみた。なんと馬鹿議論しているのか。田原総一郎も、
年取ったせいか、出演者の意見の吸収がない。そもそも「〜激論!ド〜する?!日本再
興2023〜」って、壊しまくったアトキンスや片山さつきがいるのが問題だろう。1996年
大きく狂った事は、アメリカの双子の赤字で、狂ったように日本に内政干渉して来た事
に他ならない。アトキンスが日本の未来で、(1)少子高齢化による人口減少 (2)人口減
少による労働年齢の中央値の上昇 (3)人口推移による消費の減少と生産性の落ち込み
を掲げている。確かにGDP指標ではそうだろう。しかし、潜在価値や育児教育要件や
基礎的国家基準、醸成能力、などは全くGDPの中には含まれていない上に、国家指標
にならない事ぐらい今や常識になっている。つまり、有形無形の資産の切り売りであっ
ても、或いはこうした家政婦的内助の功や研究所や分析などの工場投資など、GDPに
は映しだされない。いわゆる国の内包価値は、オークションに出ないと言われる。ここ
で大きな問題が、生産性と言う言葉だ。GDPの言う生産性は、金になるかどうかに、
重きを成す。従って高付加や、労働賃金、或いは収益などの帳簿上の事を論議する。が
例えば、超便利ないい土地の売買に出ない土地と、不便で法外な高価で売買される土地
の比較では、そこでは売買できる土地がさも幸福な土地の様に言われる。ところがこれ
はとんでもない間違いなのである。アトキンスが言う様に、不良債権認定とその功罪は
今でも問題は収まっていない。つまり不良債権とは、不良資産と担保不良物件であって
投機や投資物件の将来性見通しとは別物であったからだ。つまり収益見通しの方がずっ
と大事で、その後のリーマンショックでも、アメリカの三代自動車のみならず、トヨタ
日産すらも、そのまま税を取り、追加補填と優遇政策をしなければ、倒産していたので
ある。その意味では中小零細企業の生き抜いた知恵の方が、遥かに高いものだ。

29 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/01(日) 14:55:39.30 ID:g7kEnu9yQ
 新経済論おにゅ〜〜う     141  現代と未来社会を考える。

 各界の豪華論客で生激論で。皆さんも新春激論には。まだまだ意見は煮え切れていな
い。まず不勉強ばかりの片山さつきの八方美人意見は、論理のつじつまがない自民党の
片手落ち政策が今日の不況と沈んだ国家予算を作ったと言う責任を転嫁していて、その
論拠をワトキンス論に乗せている。現実の不幸は少子高齢化ではない。用意しない政府
の不健全さである。そもそもが日本の収益は加工貿易で成り立っている。高付加価値の
追加にも、大量生産の安価製造での大量供給における高収益にも成功している。そこで
問題だったのは、政治家のだらしない内政干渉を許した姿勢と、中国・韓国にこぼした
技術漏洩でしかない。国防論の行く末には、核包有論がある。究極の防衛だからである
。これに激しく対応する立憲民主党を辞めた小川淳也は、GDPを下げず、更に乱開発
の拡大を避けて、継続・持続の範囲を続けて行く経済を説く。が、これこそいい加減で
、かつての新日鉄の技術売りの話と同じ、世界の狼やハイエナの様な経済大国に対抗し
生き残りをかけるのに、今のこの生温く高所得の国会議員が全くの能力不足でこうなっ
ている事を少しも解ってない。株式も国債もあるいは物売りも、購買力平価の日本国内
の仕様で語ってはいけない。いわゆる対ドルレートが問題なのだ。仮にアップルのスマ
ホが、日本では3万6千円、米国で300ドルならば、購買力平価は1ドル=120円(3.6万円÷
300ドル)になる。日本と米国との間でハンバーガーとスマホしか貿易をしないとすれば
、購買力平価は、単純平均で1ドル=100円((80円+120円)÷2)ということになる。つまり
単純に米国と日本の貿易であれば、そのドルレートの変更で、日本の収益は吹っ飛ぶの
である。ここらがキモイところである。このドルショックによるレート替えは360円
の固定から一挙に210円150円100円と変わって行って、内需産業を叩きのめし
た上で、バランスシート論を打ち出した卑怯な自民党文化を、一体どう思っているんだ
と思う。

30 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/01(日) 14:56:31.16 ID:g7kEnu9yQ
  新経済論おにゅ〜〜う     142  現代と未来社会を考える。

 グダグダ論の極めつけは、政府発行の国債発行は、決して借金でなく、国民の懐に入
って、企業留保金になる。という意見だ。こんなバカな話は、ユダヤ企業の搾取国家論
でしか登場しない。それこそ、国家が何をやっても、超資産家の高給取りユダヤ銀行の
懐に入る仕組みを完成したという「若い米国」の国家論である。国民からの搾取に失敗
した英国議会を作った貴族議員は、新大陸で進化して、自らで、保険業務を通貨新券の
発行業務で企業起しで、牛耳った。移民労働者を雇い、新時代の鉄とガラスと石油での
独占を狙ったので、一挙に発行株の利益の配布は、国家予算を作った。鉄道収益では、
例えば鉄道に一億の投資すれば、一年で取り戻し次の年は1,5倍の収益になったのだ。
だからこそ、収益率とか統計指標が発達したのであって、日本の江戸期の黒船での砲艦
外交した当時のままの意識という事がワトキンス論の中にある。今日的に言えば中国と
競争に負け、ウクライナ紛争と同じ確執が、この西洋流の拡大主義である。持続可能の
普遍的価値創造は、恐らくない。欧米流の観察で日本が色々な順位が落ちたなどと言う
が、移民の群れでテロを醸成する北欧や、暴動者や銃乱射の国情のあるアメリカやらが
決して国の理想とはならない。教育の無い暴動者や落ちこぼれの不安社会を築いての、
2〜3%の優遇国民が、率いる国を築くか、あくまで平和で、平等・博愛の社会が創造
できる自由社会を成すかは、全く異質の論議である。番組最後に言う様に、社会学者や
コメンテーターの多くは、好評を目指してセンセショナルな悲観論と、国民に寄り添っ
たとする愚民の風潮の中にありがちであって、穏やかに過ごしている国民を馬鹿にしす
ぎである。米国流に言えば、余計なお世話の論議が多い。

31 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/01(日) 14:56:58.68 ID:g7kEnu9yQ
  新経済論おにゅ〜〜う     143  現代と未来社会を考える。

 そもそも、企業の留保金は、企業努力で貯めた金だ。それを国家の持ち物の様に論じ
、あの御馬鹿の頂点のような、国民資産を切り売りして 公的機関を全部解体した責任
を取れば、今の国会など、真っ先に解体すべき対象だろう。もし英米を真似すれば国会
の持つ権限など、真っ先に爆破テロの対象となるほどいい加減の政策ばかりであるのだ
。かつて立憲民主党の枝野幸男代表が「実体経済成長しない理由が経済政策『アベノミ
クス論』では成長と分配の好循環が起きずに『富の偏在、格差の固定化』を招いた。と
指摘した。公約で掲げた経済政策のキーワード「1億総中流社会の復活」で「分配なく
して成長なし」と言った。所得再分配の強化で格差を是正し、国民の可処分所得を増や
して消費を伸ばす。と言う仕組みの構築である。自民党総裁が岸田文雄首相に交代後、
「成長と分配の好循環」や「分厚い中間層の再構築」を各党でも主張し、対立点が目立
たなくなっているが、与党はそれがペテンの主張であるのは、過去の実績でも明らかだ
。立民は、配ありきの富裕層・超大企業への課税強化を唱え、対抗軸をアピールするが
それも間違っている。つまりミクロ経済対策とマクロ経済対策の誤解と、更に経済論と
金融論にシステム論がないのだ。卑怯にも正面の論議を避け、違法処理ばかりやって来
て、縦割り行政の壁を高くしたツケがここにある。云われる様に、大統領制の米政府の
議会は3倍の人口に10分1の議会運営で議員数も少なく運営する。また議会制民主制
の英国は半分の国民を3倍の議員で運営する。つまり、日本で一票の格差是正なんて言
う判決をだす裁判所は無能な存在で仕事も学習もしてない。国の形すらわからない運営
は、馬鹿の骨頂にある。国体は地方議会にこの直接領主制を授けて経済を任し、国会に
その国体の方向を外交貿易に任せている。従って民営化などと言う違法を許した国民の
ツケが、今の若者の貧困化におちいっている理由なのである。

32 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/01(日) 14:57:29.47 ID:g7kEnu9yQ
  新経済論おにゅ〜〜う     144  現代と未来社会を考える。

 まず、多様化社会を認めよ。と言う論議で、LGBTQの権利主張がある。これには
男性同士のキスさえ社交場の交流とする東欧社会には、耐えられない欧米仕様であろう
。つまり、ロシア社会で、キスやスキンシップは、別に性生活の対象ではない。暴力も
屈伏の対象でなく、交渉の対象なのだ。秘密警察や密告者のいる当然の社会で不審死や
殺人がありふれていて、一方で権力者や政府批判を絶対許さない風潮の共産社会である
。序列を重んじたインドカーストを取り入れて、権威の象徴化を果たし国家建設して、
日本同様に、外国との貿易や交流に不満と国内分断が起こっている。ではこの押し付け
自由化経済の米国は、いまだ銃規制を解けず、民間の紙幣発行権を許して、ユダヤ経済
理論を吹聴し、リフレ理論や拡大経済でしか運営しない。そして、税収向上でもインフ
ラ投資や税の再配布でも、或いは紙幣発行でも、逆に縮小でもこの発行者たるエスタブ
リュシュメント層のエスタブリッシャーは全く損はしない。つまり需要と供給のバラン
スに於いて、供給不足で高くなっても、或いは需要が大きくなっても、値が上がれば、
利益は上がるのだ、逆に供給過多でも、需要不足でも、紙幣流通量で締めてしまえば、
その不況に、政府は補助や援助や投資が必要になる。するとそれは政府の財政支出であ
り、民間の余得となって、政府以上の権限や運営が出来る。つまり規制解除と余剰金の
積み上げである。これが高所得層を更に超高所得を産むのである。この仕組みを解体し
ない限り、世界平和は来ない。横暴な搾取社会を築くからだ。が、だからと言って国営
企業を次々と立ち上げ、対立国家から技術搾取で急成長した中国の共産党社会には未来
がない。そもそもが公開性がなく、方向性すらいい加減なのだ。軍事威嚇で国力を維持
し、日本の悩みの種になっている。アメリカが貧困者を産む馬鹿社会なら、国民を豚や
羊の飼育の様に指導するアホ社会である。この柵の拡大こそ国家の維持だと、次々と、
底なしの環境破壊や根こそぎ漁的接収を続けているのである。持続可能性など念頭にない

33 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/01(日) 14:58:58.89 ID:g7kEnu9yQ
  新経済論おにゅ〜〜う     145  現代と未来社会を考える。

 こうした野望国家の波に、日本はあくまでも、品格と礼節で平和的外交手段を選んだ
歴史をそのまま履行し継続しようとしている。しかしここにきて、可能なのかと言う、
疑問が起こっている。つまり米国流の積極的対抗策である中国排除が、米国でも日本で
も出来るのか。という疑問だ。更に人権派が言うウイグルやチベット、更に台湾占領の
こうした政策に近代的科学技術や、交易拡大と融資の罠を作っている事実に対応できる
のだろうか。現実的には、過去の歴史で米国のやって来た戦略であり、成功も失敗も無
い、ただただ権威を大きくした、無難な国家戦略である。かつて、時限的な消費税減税
を枝野代表は叫んでいる。デフレ不況の対策である。適切な判断だろう。だが安倍は、
ばら撒き政策しかしなかった。各自の国民に対応した調査分析無しに、一律配布をした
。個別対応には実現性を疑問視する声が大きいが、「バラマキ」でも批判が付きまとう
。枝野氏は「財政規律は大事だが、それよりも目の前の命と暮らしと経済を守らなけれ
ばならない」と強調する。本来なら税の直間比率是正の為にも、食品消費税は5%に下
げるべきだったのだ。アメリカなどの直接税中心の国はありますが、間接税中心の国は
存在しない。また間接消費税の弊害は大きくアメリカの様な搾取社会や中国の様な独裁
主義者を作ってしまう。社会保険料がなく消費税25%のデンマークでさえも、所得税や
住民税などは多くの人が50%は固定税収である。こうした現状を見る限り、政府は税収
を使い過ぎなのである。防衛力強化の原則や、少子高齢化は、ほぼ30年も前から解り切
っていた事で、国際秩序の原則からも、日本はもっと繁栄する責任があるし、教育水準
を、少なくともかつての詰込み教育程度の基準に押し上げ、1970年当時のシステム構築
をして、国会と地方議会を正常に戻す必要がある。

34 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/01(日) 15:00:07.09 ID:g7kEnu9yQ
  新経済論おにゅ〜〜う     146  現代と未来社会を考える。

 「消費税には毒がある」と言い続けた政府税制調査会長がいる。故加藤寛・慶応大学
教授だ。税率3%の消費税を、日本で初めて強く導入した時の立役者であった。間接税
特別部会長と言う役回りで、就任後は税率5%への旗振り役となった。消費税の必要性
を説き又その弊害も説いた。懸念していた消費税増税が今や日本は10%となってしまっ
た。ここに官僚や議員の良識がない。この「毒」は日本経済全体に回ろうとしている。
多くの人々がその弊害を実感する段階を迎え、インフレでもデフレでもない搾取不況に
陥った。加藤氏の言った「毒」とは、消費税の「逆進性」である。所得に対する税負担
の割合は、高額所得者よりも低所得者の方が高い。という問題を孕んでいた。所得の高
い人ほど高い税率で負担する「累進構造」の所得税の日本で、何故間接税が必要だった
のかは、欧米に合わせた税構造が必要だったからに過ぎない。1989年4月の消費税導入
に、「直間比率是正」の掛け声が米国始め声高に叫ばれた。輸入品が高給税贅沢品と仕
分けされて輸入障壁とされたからだ。直接税の所得税や法人税の減税、間接税の消費税
の導入が進められ、税率5%から8%、さらに10%と引き上げられた。しかし逆進性の
毒は、論議される事無く一段と経済格差を産んだ。それなのに我々に議員は議論する事
無く更に上げようとする。経済学者ジョセフ・スティグリッツ(米コロンビア大学)は
ノーベル賞を取ったが明確に消費税について「バッド・タックス(悪い税)」と呼んだ
。つまり「増税するなら炭素税にすべきだ」と語った。逆進性問題は各国共通だった。
著作『公共経済学』では、この税の逆進性に「貧しい人たちが裕福な人たちよりも高い
所得割合を税金として支払い、便益が金持ちに余分に帰するのが理に適う」と説明し、
累進構造所得税を主な税源としていた米国のやり方が先進国にふさわしいとしている。
しかし、それでも米国は消費税をいれたのだった。

35 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/01(日) 15:00:37.36 ID:g7kEnu9yQ
  新経済論おにゅ〜〜う     147  現代と未来社会を考える。

 古典的著作の、シュレジエン(現ポーランド)生まれの社会主義者ラサールは『間接
税と労働者階級』の中で、人よりも100倍も富んでいる人が、パンや肉、燃料などを100
倍も消費しているわけではない。という例を挙げて逆進的な税制が富裕層に有利である
と指摘していた。19世紀の初めに、既に「すべての間接税の総額は、個人にその資本
と所得とにおうじて課せられることなく、その圧倒的に大きなこの税の負担部分につい
て、国民中の無資産者や比較的貧困な階級によって支払われていることになる。」と、
この悪行性を述べている。正にロシア発祥の、この消費にかかる税の逆進性をすでに、
19世紀に指摘していたのだ。何故ロシアや東欧で、この消費税が生まれたのか。それは
計画経済が上手く行かずに、ホロドモールが起こったからだった。ホロドモールとは、
輸出入経済で、豊作貧乏となったソ連で餓死者を出した歴史で、国外から技術そ仕入れ
その技術援助や政府開発援助が、融資の形で行われた。従ってその返済は資源の販売で
行われた。戦前の融資を戦後に返す事になった。が石油資源でも小麦販売でも、増産す
るほど、価格低迷と供給過多になった。戦後の需要は米国でも充分安く、又購入費など
戦後の廃墟では無かったのだ。更に米国は無償供給つまり援助物資として送っていた。
何年か過ぎても、ソ連邦では、計画経済は止めれなかったし、機械化で農業の不作にも
なった。ここで種籾すら徴収の行為が行われ、冷戦構造で連邦の友好国に売られたのだ
。ここで徴収よりは売り捌きに価格統制を引いて、供給した。これが消費品につけた、
消費税である。工業製品でも、工業地帯の部品が、潜水艦で不凍港に運ばれ、組み立て
工場で生産されて、次の年に又運ばれて完成品の販売と言う、3年かかりの経済運営に
この生産地の販売に掛る消費税は、有効に機能し、その後ソ連経済が安定したのだった

36 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/01(日) 15:44:26.99 ID:g7kEnu9yQ
  新経済論おにゅ〜〜う     148  現代と未来社会を考える。

 ところが、更に問題なのは、フランスなどの移民や婚外子の存在である。アメリカの
格差社会でも、往々にして、福祉は民間の援助や寄付に頼っている。その規模は日本の
寄付の役50〜80倍で、無税処置や財団法人の乱立でもかなりの規模だ。LGBTQ
問題で、同性カップルに生産性がない。などの発言で物議があるが、そもそも奴隷商売
の経験のない日本では、許されない行為ではある。欧米やロシア・ドイツの様に農奴や
身売りが商売の国は、養子制度による家柄の維持は存在しない。天皇家の様に縁戚の取
り込みはあっても、日本の様な丁稚が商家の主となる事はない。又日本の武家社会にお
いて太刀持ちというのは、殿の褥の世話係で現代のホモ同然の生活だった歴史で、今に
権利の主張などは、おかしな風潮である。これにはキリスト教が深く関わっていて献身
的従属を求めた教会は、紀元前時代から、インドの裸体修行僧の考え方を取り入れたの
である。いわゆる喜捨の生活である。しかし、日本にやって来た日本の仏教は、混合の
性交つまり乱交すら善とした考えに、性交の壁はなく、チベットの二夫一婦制や砂漠の
民の一夫多婦制も全てが寛容で許容の中であった。基本が家の存続であったからだ。そ
の為江戸城などは、大奥システムと言う、徳川将軍家の半分の財政を消費した文化さえ
あったのである。今や少子高齢化は悪の様に語られる。だが現実世界に生産人口不要な
AI化や機械化があるので、国内事情的には、移民や銃砲規制或いはエネルギー不足の
ロシアンガスを止められ、更にカーボンニュートラルなど、環境負担に追われた外国の
危機的状況の方がまだ厳しいはずなのだ。つまり浮浪者の群れで他国を襲う経済であり
、教育に負担できない国家予算の方が、大きく問題なのである。ここにヒューマンニュ
ーディル。つまり、「働かない人が増える」と批判されるベーシックインカム論である
しかし、これは全然違う。働かない人でなく、働けない人の救済であり自然破壊経済の
究極の選択なのである。

37 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/02(月) 10:50:05.64 ID:txADGaM+F
  新経済論おにゅ〜〜う     149  現代と未来社会を考える。

 今後日本が浮上するには、先ずは今までの精神文化の再構築だろう。少子高齢化が、
問題視される中で、家長家族性や日本の道徳性が壁である。との意見もあるが、それは
大したことじゃない。子供を育てるのに、環境は重要で特に景観教育や自然環境を壊し
続けて開発に勤しんでいる事の方が 最も重要な日本の悪態と少子高齢化の壁である。
安倍政権で、かつてデフレーション (デフレ) を脱却するために、大胆な金融政策と、
機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略という三本の矢を掲げ、誇張し始動し
た。アベノミクスでデフレは、表面上歯止めをかけたものの、緩やかな物価上昇には、
程遠い状況であった。理由は簡単である。増税をしたからだ。景気が良くなりかけた時
インフレ醸成のため放っておけばよかったのに、にわかにブレーキを仕掛けた。注目を
集めた理論が「シムズ理論」である。シムズ理論は一般的に、ノーベル賞受賞者シムズ
教授が提唱する「物価水準の財政理論 (FTPL) 」のことを指す。理論の骨格は、政府が
財政支出を増やし、それを増税で返そうとしなければ、物価水準の調整でインフレが起
きて、相対的に現金価値が減少する。そこで財政赤字の帳尻が合うという理論だが。こ
と日本では起きなかった嘘理論だったわけだが、トリクルダウンやら、バランスシート
の健全化やら、MMT論やら、海外の嘘理論をよくまあ引っ張ってくること。呆れてし
まうぐらい分析が日本人にない。森永卓郎・三浦瑠麗・藤井聡の様なハチャメチャ理論
がまかり通るのである。そもそもMMTなんてのは、理論ではなく運用の一つの手順で
しかない。つまりMMTに限らず、国債の発行は、外圧を対象にした予算作りに行われ
る。そうした借財は苦肉の策だが、結局借財の国は債務の罠で多重債務者と同じく借財
に囲まれて、他の財産の収奪される羽目になる。国も同じに、結局は円安でも身動きが
取れずに、借財に返す見込みも無く、国家を潰すのである。かつての陸軍の様に

38 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/02(月) 10:50:28.00 ID:txADGaM+F
  新経済論おにゅ〜〜う     150  現代と未来社会を考える。

 MMTの理論の適用は、基本借金の作り方の手法の手ほどきである。その為の条件が
(1)自国通貨を自国の中央銀行で、発行できる日本やアメリカにしか適用できない。(2)
過剰なインフレに陥らない限り 国債をいくら発行しても構わない。(3)最終的には大国
や海外の監理レートで帳消しするしかできない負担がおこる。つまりMMTには、自国
通貨を自国の中央銀行が発行できるのであれば、いくら政府赤字が膨らんでも、新たな
通貨を発行して払えば良いとする考え方で、最終的にはかつて日本陸軍の発行軍票処理
しかできない経済運営なのである。政府が支出を増やすことで、過度なインフレに陥ら
なければ、借金をし続けて構わない。とした提言である。今の日本は、政府支出を増や
し続けているものの、インフレ率2%に以下なので、全く問題ないとお墨付きを諸外国
が揃って云うのである。そもそも具体的に、今や金本位性を捨てていて、戯れの信用数
字の羅列でしかない。経済政策は、金融政策と財政政策の2つの基本的な構成要素があ
る、その中身は、財政政策の課税と支出、および金融政策の金利と量的緩和(QE)と引
き締めである。それらを監理可能な様々な方法として金融政策によってシステム内の、
総額総量規制と、クレジット(消費力)圧力を決め、財政政策で、政府の搾取、つまり
税金獲得の方法と税金の支出への影響を計算するのである。これはかつてのユダや国家
ハザールの手法とされる。世界で重要な「工学パズル」の政策決定は、金融政策うまく
いかない時、人に経済的な幸福を生み出すためには、経済的合理性をどのように作るか
かが要となっている。インフレやデフレに対して、金利引き下げ(MP1)や 量的緩和(QE)
はあまり効果がない事が、解っている。金融政策がまったく機能しないわけではないも
ののしかし、金融第一政策政策とされる金利引き下げや第二政策の量的緩和を通じて、
経済活動を刺激するという、慣れ親しんだ方法は、経済的繁栄には、ほとんど効果が、
今の所ないとされる。

39 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/02(月) 10:50:54.30 ID:txADGaM+F
  新経済論おにゅ〜〜う     151  現代と未来社会を考える。

 従って我々は、第三の金融政策(MP3)を とる事になる。この政策は、これまであま
り慣れ親しんでいないものの、無かった訳ではない。戦前や遠く離れた場所では様々な
形で存在していた。つまり、財政政策と金融政策の調整です。金利が0%に固定されて
いるとき、量的緩和が目標を達成するのに効果的でないと中央銀行が判断し、さらに、
緩和しようとする時、過去の事例や海外の事例に、そのような調整の方法として国債の
史上空前の発行がある。この中にMMTがあり、数ある金融政策の一つとなっていた。
MMT(現代貨幣理論)は、避けられない権力者の考え方のうちの1つでこの論拠は、
様々な人によって、様々な記述がされている。たとえば、学生のローンを撤廃するため
に使用される「富裕税」があるように、財政政策を変えるという人もいれば、他の方法
で税金や支出を変える。という突拍子もない論説もある。詳しく知れば、賢明パッケー
理論の中で、一つの方法を勝手にMMTに焦点を当て、MP3ポリシーのより広い範囲
について考えるべき問題なのである。構成要素の一つは、金利が0%に固定することで
それ以下が許されない中での苦肉の策なのである。財政政策上の黒字と赤字のコントロ
ールによってインフレを厳格に管理することで財政健全化を果たす為に借財、つまり、
債務を生み出しながら、中央銀行がお金を生み出して藩や国を潤す方法ということであ
る。言い換えれば、柔軟に動く金利と、財政赤字(しばしば)と財政黒字(めったにな
い)は非常に密接に関わり、金利は購買力とサイクルを生み出す上で、庶民生活を保障
しよう。と言う重要である生活サイクル保持を次世代に持ち越すことである。将来的に
は、利子率は0%に固定化した事で、財政政策は、より流動的かつ重要になり、赤字に
よって生み出された債務は、貨幣化され、お金を生み出す。

40 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/02(月) 10:51:28.31 ID:txADGaM+F
  新経済論おにゅ〜〜う     152  現代と未来社会を考える。

 ところが、英国で生まれた資本主義も、米国で生まれた自由主義は、基本マルクスの
言う、物を貨幣価値として勝手に作り出して、自由に売買する暴利のシステムであった
。つまり、オークションなり市場に出ない物の価値を決められない、さらに貨幣価値と
実用価値はとんでもなく違い、資産運用の金庫や保険でしか無かったのである。これを
信用と言う嘘で固めて、政府の持つ公共財産すら、赤字運用では二束三文の価値しか、
持たなかったのである。それは綺麗な日々の器と、海底に眠る貴重な欠けた茶碗ほどの
違いだった。つまり価値のない、生産利益のない、森林・公園・病院・郵便・水道・道
・路・鉄道・消防警察と都市インフラまでみんな民間に売り渡し、市民生活を脅かして
行く。今ウクライナで、ロシアが戦争している。インフラ設備が次々にミサイルを撃ち
込まれ破壊してるが、ロシアにしてみりゃ、人間と土地は渡しても、インフラは我々が
築きあげた物だ。と言う主張がアリアリと見える。つまり、スイスで生まれロシアでの
結実を見た共産主義社会を離脱するなら、これ等は共産主義者の為の共通財産で決して
自由主義や資本主義者の持ち物ではない。という事であろう。そうしたルールは決して
東西共通である。つまりウクライナやオルガルヒはそれを破ったのである。新社会主義
新自由主義と言われる物は、そうした資産没収の中国主義の争奪社会を言う。かつての
中米の油田やイランの油田の強制接収の国有化と同じだ。日本の戦前戦後も、国がいい
様に動かした。強制的に接収国有化された鉄道が、勝手に民営化されて行った。「人は
オーロラを見るように、夜も昼も出ていても、見えない限り美しいと言わない。電気も
水も欠かせない物なのに、資本や価格と言う尺度が付いて、初めてその偉大さをしる。
」とスノーマン物語は伝える。

41 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/02(月) 17:24:01.37 ID:txADGaM+F
  新経済論おにゅ〜〜う     153  現代と未来社会を考える。

勘定奉行を作り、江戸幕府の役職の寺社奉行・町奉行と共に、江戸幕府を護る三奉行を
して評定所を独自に持った。藩の勘定方のトップとして指導し、最高責任者を置いて、
勘定頭(かんじょうがしら)とも言われた。財政や幕府直直轄地の、評定所を持って、
関八州内や江戸府外の訴訟についての担当している。定員は約4人で役高は3000石だか
ら、俸禄としては小さな藩程度を持ち老中の支配下で動いた。郡代・代官・蔵奉行など
を支配し、大目付と共に道中奉行を兼務し、財政・民政を主に扱う勝手方勘定奉行と、
訴訟関連を扱う公事方勘定奉行とに分割して行く。勝手方と公事方の職務は全く別の物
となり、運営・増税部門と、苦情処理刑罰部門で、事実上名称のみが共通している状態
である。勘定方で藩札流通と幕府の米札との流通交換に決済権限を持ち、寺社への給付
米や奉納米も差配した事から最も巨大な組織であった。ここで通貨発行は、即ち幕府の
信用での借り入れと同じであった。今でいう債務を生み出しながら、中央銀行がお金を
生み出して藩や国を潤す方法ということである。江戸の頃まで物々交換が主流であって
信用の無い時代には、出来なかった程、この流通貨幣で街は潤ったのだ。つまり資本化
経済は、気づかなくとも、それは概して起こっていることであり、ますます将来的には
、この負債発行は必要性に迫られる。言い換えると、すでに主要準備通貨のうち2つが
(ユーロと円)で金利が0%近くに固定され、次は最も重要な準備通貨(ドル)でも、
0%に固定化される可能性が高い。その結果、財政政策の赤字によっての、通貨発行は
解消されない。つまり、ずっと前から現代貨幣理論MMTのコンセプトは存在した。が
その解消が、徳政令(借金の棒引き)や、需要超過又はハイパーインフレと戦争など、
でしか埋め合わせが出来ないからだ。日本の低金利も海外の円安レートでの帳消しか、
海外勢の食いつぶし、もしくは戦争でしか解消されない。それを今、中国元が大々的に
、行っている事なのである。困ったものだ。米国が金融の枠にいれたばかりに。

42 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/02(月) 17:24:31.60 ID:txADGaM+F
  新経済論おにゅ〜〜う     154  現代と未来社会を考える。

 かつて、近代世紀に入る頃、古典経済学と近代経済学が袂を分けて、論争となった。
古典経済学と近代経済学と分けた考え方は、アダム・スミスによって初めて提唱された
。経済理論であった。「見えざる手」という言葉に代表されたように、なるべく政府は
マーケット不介入で、市場に任せて、自ずと最適化されてうまくいくはず。だという考
えでの理論だ。要約されて、国富の元が海外貿易で、物も人も技術も、貯めこむ事こそ
が、貨幣価値だ。というもので、後にミクロ経済学として体系化された。ここ言ってい
る事は、人々が自由意志に従って最適な行動をとっているので、マーケットはうまくい
くし、豊かになれる。だから、政府は余計な口出しはしない方が良い。との評論である
。これに対して、ケインズは反対した。ケインズ経済学は、ちゃんと不況時には政府が
積極的にマーケットに介入し、景気回復の手立てをし、景気をコントロールする事で、
国民が富み、国は大きくなれる。と反論した。不況下で、ケインズ経済学を信じ、アメ
リカのニューディール政策で、日本やドイツの様な社会主義的手法の互助会や公共事業
の発注が積極的に行われたのである。19世紀アメリカでは、自由な資本主義を謳って、
長期にわたる大恐慌が襲い、国民の生活も貧困に落ち。餓死者も当時多く出した。その
中で、大規模な公共事業、民間への補助など、政府主導で行うことで、雇用を生み出し
、アメリカ経済を立て直しに向かった。しかし、下降が落ち着いた時それを取り下げ、
再び下降した。5年以上が必要な措置を2年で切ったのだ。大恐慌の痛手のままに軍事
産業が旨味やその利益を取っては大きくなった。マルクス経済は、社会主義経済の基礎
となった。この経済学は、ロシアの壮大な実験によって、その問題点が浮き彫りになり
、現在では研究は進んでいない。しかし、基本の厚生事業やインフラが国家事業として
国民生活を支える事は、教育と共に、当然の国の大事な働きと言うのが現代の常識であ
る。

43 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/02(月) 22:14:41.46 ID:txADGaM+F
  新経済論おにゅ〜〜う     155  現代と未来社会を考える。

 主流経済学の研究分野が、何故だか欧米主流のこの古典から分かれた近代経済学か、
ケインズ経済学かのどちらかに属するのかに分かれている。所謂ゲーム理論の応用から
マルクス経済学の「資本論」的物。この3つの経済学であり、主要な派閥の中でMMT
が「ケインズ経済学」からの派生理論である。とされる。政府コントロールの、大胆な
財政出動、経済を刺激を起こなう政府進言である。あえて、ケインズ経済学がMMTと
大きく異なる点は、いくらでも借金して良いとは、考えていない点であって財政基盤は
先の古典アダムスミスの「国富論」の貿易収支での、強いアメリカの下にある立ち位置
である。ケインズ理論は、不況期には大胆な政府支出を増やす事に賛成する。が経済が
軌道に乗ったら、増税などによって、それら赤字を賄うべきだ。と言う考えであったの
だ。不況時に、大胆な支出をし、雇用を生み出し経済を刺激する。がただし、景気安定
を見て、税金を増やし、赤字を賄う。しかしMMT(現代貨幣理論)は、インフレの中
でも、過度にならない限り、政府は借金を出し続けても許されるし、支出を増やすべき
だ。と言う提言だ。これには多くの経済学者たちが批判する。ノーベル賞学者クルーグ
マンは「・・・債務については、経済の持続可能な成長率か゛利子率より高いか低いか
によって多くを左右される。もし、『これまて』や『現在』のように成長率が利子率が
高くなるのであれば、低い時に大きな問題にならない事が、金利が成長率より高くなる
事で、『債務が雪だるま式に増える。」事になる。債務は富全体を超え無限に大きくな
れば、残高か『増える』事に人々は『高い利子の要求』は当然の権利となる。つまり、
ある時点において、債務の増加を食い止めるためには、十分大きなプライマリー黒字の
達成を強いられるのは、当然の結果である。」と話す。つまり政府が借金で機能しない
か、国債購入者がそっぽ向くかどちらかで、行き着く先は二束三文の紙切れ化する

44 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/02(月) 22:15:06.15 ID:txADGaM+F
  新経済論おにゅ〜〜う     156  現代と未来社会を考える。

 つまり、「行き着く先は二束三文の紙切れ化する」と言うのは経済学の常識である。
と説き、戦争か、ハイパーインフレで庶民が悩まされて行くのは、過去も現在も、既に
存在し、未来に無いはずはない。と言うのである。MMTとは、つまり政府が能力を捨
てて庶民に任せると言う、シカゴ派経済学の極論だ。と言うのだ。シカゴ派もしくは、
シカゴ学派達は、それぞれにリベラリズム、マネタリズム、新自由主義、合理的期待形
成学派、新制度派、新経済史学派、公共選択学派、社会主義(オスカル・ランゲなど)
など、過去に多くの経済学理論を持つ経済学者を輩出したが、そのどれもが失敗経済学
で、南米に持ち込んだ試験的実験結果は、いずれも失敗している。頑なに米国式を進め
て、結局はハイパーインフレとデノミの世界としか作れなかったのだ。MMT理論では
、@金利を0%前後に固定する。A債務の貨幣化(通貨発行)を伴うより柔軟な財政政策
。B厳格なインフレターゲティングによる財政赤字の補填。これが構成要素である事が
すでに存在事実として確認されている。準備通貨の国々では、必要とされる政策で、そ
して実現可能とみている。このアプローチの付加的利点は、中央銀行での金融資産を買
い付け、中央銀行はこの資産購入で、金融資産の人が中央銀行から得たお金を使用する
プロセスと、作成されたお金とクレジットが、政府などに望ましく資金を提供すること
ができる事だ。即ち政府や付随機関と一体となって資金提供の上、国の運営が出来る事
で借財返済に至る事である。つまり逆に言えば、返済の用途、利潤回収の投機が出来る
事で、その為の出先機関、日長銀や短期信用銀行や山一証券など色んな機関を、政府で
運用できる利点である。もう読者にはお分かりであろう。つまり日本はそんな期間は、
二千年頃に、全て民営化か廃業させて、利潤を産みその生産を計画する機関は叩き潰し
て、手足をないままに、走ろうと意欲のみ持ち上げられているのである。

45 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/02(月) 22:16:32.55 ID:txADGaM+F
  新経済論おにゅ〜〜う     157  現代と未来社会を考える。

 現代貨幣理論は、簡単に言えば「国債をいくらでも発行して良い」という理論であり
それは裏打ちされる信用ある国の特権である。という事であり、その信用は、これから
も築かれる。と言う前提の発行なのであり、その原資の資格を与える。と言う、厳密な
ルールの上にある。つまり資金に、よって国造りして、便利さで借金を返す生産を行う
事が、大前提なのだ。国債は国の借金である。つまり「国だから、いくらでも借金した
ら良いじゃないか」という大胆な理論で、帝国時代に旧陸海軍で親方日の丸で、作戦も
計画も無く闇雲に軍部上層部が戦争に走ったが、その行為を今の政府が同じようにやっ
ている大問題の事なのだ。国は、国債を発行して通貨を獲得して、財政政策を行ない、
財政政策とは、公共事業を行なったり、社会福祉を充実させたり、補助金などを出す事
で、経済成長を刺激することが目的であり、それのない国会予算は意味をなさないのだ
。少なくと戦後、めざしのどこう、と呼ばれた土光敏夫氏などが生きていた時代までは
そうした国の経営計画を持って、収支の決算をしていた。例えば、政府の支出で公園や
高速道路を作れば、建設業の雇用が生まれ、その上で自動車産業を育成する。とか二重
三重の効率を考えていた。政府が積極的に支出を増やして、公共事業等を行えば、多く
の雇用を生み出し、景気が上向かせることが可能ではあるが、逆に民業圧迫し新産業や
既存経済の破壊を起こす。歴史的建造物や遺跡が損なわれ国体を壊す。そこの所までも
考えていたのである。一般的に景気が良ければインフレですが、インフレしているから
といって好景気とは限りないのが常識だ。不況下のインフレはスタグフレーションと呼
ばれる。1970年代当時、オイルショックはこの状態を起こした。石油価格や原材料費の
高騰が予想され、もの不足によって引き起こされた価格破壊である。この時興したのが
、予算拡大と、新産業育成、旧態企業の合併廃止、新エネルギー原子炉の増設とシーレ
ーン防衛。東側国との国交樹立であった。新出光が日章丸で原油を運んだ事は、政府の
意向に反したのでなく、表向きの国際社会に屈しても日本の自立自尊を通した事だった
のである。

46 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/02(月) 23:13:41.55 ID:txADGaM+F
  新経済論おにゅ〜〜う     158  現代と未来社会を考える。

 戦場の本の「破局の道しるべ」には、ネズミの 集団自殺論的ものが書かれている。
つまり、現状世界で、常に保守派は2〜3割、革新的な批判層が同じに2〜3割いるが
、超保守の頑固な人が5%程いるし、先進的先駆けの人も同じに5%いる。で、その他
の残りの3〜6割は無知だったり、気にしてなかったり、生活に追われたり、どうでも
いいと思っていて、個人主義の中にある。と語っている。つまり先駆的人間は、とある
環境でしか生まれず、国家はこの人間を発掘する事こそ重要としていて、更にこの先駆
的人間が神では無いから、欠点や間違いがない訳ではない。という事を言っているのだ
。中でも共産党社会やら、超自由化の資本社会の米国では、それなりの階層社会であり
、そうした人類を助ける人間は生まれない。のでそれが破局の道しるべであり続ける。
パウエル議長はこのMMTに、「自国通貨て゛借りられる国にとっては、赤字は問題に
ならない。という考えは、全く誤っている。米国の債務は、GDP比ても゛かなり高い
水準にある。重要なのは、債務か゛GDPよりも速い速度で増加している点だ。速いペ
ースで推移し、歳出削減と歳入拡大は、当然必要だ。」と発言した。経済学者ロバート
・シラーは、「議会証言で、MMTについて、これは最近出てきた風潮で、もしも大衆
が望むなら、政府はどこまでも財政赤字を無限に続けられるのか?という疑問は、この
時代にタイミングを合わせて出て来た愚論で、悪いスローガンでしかない。」「一部の
人には政治的に有用なものた。が、国にとっては極悪である。」と政治家に危険を警告
する。追加経済対策案で、赤字は総額4兆ドルを超えた。金利が、歴史的低水準にあっ
たが、政府支出や債務の規模を問題視しないで、金利上昇・インフレを期待した。この
楽観的施策は、実質的に政治家達に国債発行を許し、FRBは金利を高くして必要な量
を買い入れる。ということだ。ここに間違いがある。GDPに現れない国民生活の活動
費の支出がある。国の余裕度は、無償の活動で埋められ、それらは決してGDPには現
れない。物々交換的相互扶助や内助の功など、親切なサマリア人の行為は、国の基本の
人間的思考や、資源の枯渇や環境破壊は、この数値には、決して現れない。

47 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/02(月) 23:48:13.45 ID:XON5kz9Xz
  新経済論おにゅ〜〜う     159  現代と未来社会を考える。

 なぜ世界的に見ても物価上昇2%を掲げているのか?。その理由は、適度な消費を促
す為だ。物価上昇2%目標の理由は、政府財政の無駄にある。逆に物価が上昇せずに、
下落し続けている状況では、政府予算や高所得層は負債になる。と言うのも、例えば、
住宅購入に、来年はもっと値下がりするかもしれないと思えば、今買うのはやめて安く
なるのを待つ。物価下落の局面だと、多くの人が買い控える。買い控えると、さらに、
物価は下がり、物価がさらに下がると、さらに買い控える人が多くなる。と言う理論だ
。ところが、現実は違っていて、カーボン問題で原油の供給過多を指摘され、コロナで
政府給付金が増えて行くと、流通停滞と共にコンテナ不足や原油価格上昇が襲ったのだ
。つまり、日本では、悪循環の「デフレスパイラル」が起き、消費停滞状態と言われた
が、米国ではインフレ後金利を上げてて対応し、更に物価高騰になったのである。これ
はどういう現象なのか。これは税の収奪構造にある。つまり、物価が下がると暮らし易
い構造の日本と違い、暮らし難くなる米国の税体系や考え方にある。欧米では移民事情
があり、浮浪者や年金生活者は、基本投資環境にない人が働き手で、金額は別にして、
日本で言う年越し派遣村状態が常態化している。つまり、最低賃金も健康保険も別物で
医療すら、「医は仁術」なんていう考えはない。これが国家の余裕度である。かつて、
ゼロサム社会とされ、日本が参考にされた。ところが、欧米がやった事は日本の金融の
潰しで、自国の国民幸福ではなかったのだ。そこで今でも最低賃金も所得補償もない。

48 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/02(月) 23:48:37.62 ID:XON5kz9Xz
デモが起これば暴動だし、学校に行けば銃乱射が繰り返され、麻薬にひったくりの世界
を醸成する。それでも移民はやってる世界なのだ。日本では物価が上がっても、賃金が
上がらない、企業余剰金で内部保留が積み上がり異常だと叫ぶ。だがこれは米国でも、
全く同じで、超資産家の懐にしか行かないのだ。ここで個人の思想が非情なので差がで
る。日本の企業は安全の為に留保するが、資産家は、更に増やす為に投資するからだ。
一般的に借家に例えられ、日本の家賃収入は家の保守に当てられ、米国は新規借家を立
てる。製品でも利益還元で、シェア伸ばしに行くか、更なる会社吸収のハゲタカに投機
して、同業他社を潰しにいくか。この違いである。そこにラストベルトがでるのだ。

49 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/03(火) 00:34:22.35 ID:3LYJwrAtp
  新経済論おにゅ〜〜う     160  現代と未来社会を考える。

 実はここに欧米社会の嘘があり、アトキンス発言の破綻がある。誰が考えても、物価
と給与の関係や 税と議員の関係に於いて、損益分岐点の様な値がある事ぐらい想像は
出来る。例え購買力によって売り上げが伸びても、原料費や維持費と加工費更に事務費
は必要である。どう考えても人件費や労務費が、製品利益以上になる事はない。ちなみ
に製品によって変化はしようが、その結果は2割を超える事は無い。つまり給与が上が
る環境でも物価は5倍強は上がるのだ。理由は簡単だ。間接税を入れたからだ。ひとり
親方の漁師や農家すら、生活や商売の元の原料費は必要であり、それぞれの物流に加算
された物を使い生産し売り出している。ここでアトキンスは、高収益や高付加の製品を
売って給与を上げればいい。と簡単に言う。だがそれは違う。更に利益の無い中小企業
は整理し廃止すれば日本は収益は良くなるとも言う。これも大きな間違いだ。つまり、
欧米の経済学は経済学でなく、中国の六韜三略のような兵法書であって、如何に競争の
企業を潰すかと言う、攻撃経済学であり、戦争の科学なのだ。これは国の成り立ちから
の思考の違いである。競争や戦争しかしてこなかった西洋世界には、生まれ育つ過程で
既に闘争心を鼓舞する事を教育される。リベート論争と同じだ。ところが千年二千年と
綿々と歴史を紡いだ日本人は、基本は周りに迷惑を掛けない事を教わり、そうした人生
や生き方を学ぶ。つまり人を攻撃する経済での戦略は基本汚い事とされて、福祉増進や
従業員の更生活動や社会奉仕活動での経済活動を重んじる日本人の経済学とは、根本の
理念が違うのである。「お客様は神様です」は南春夫の言葉をレッツゴー三匹がギャグ
にした物だが、米国ではその神も悪戯や虐げるゼウスの様な神なのである。ところが、
日本の神は、いわゆる仏の様に、救いに答える仏であるので、日本人は、お客様は仏様
と言うべきなのである。真の経済学は一休さんでも言われる勿体ない精神での相互扶助
であり、欧米の攻撃経済学や戦争の為の兵士雇用や十字軍予算の国の政治戦略を持って
はいなのである。

50 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/03(火) 11:45:10.42 ID:vDG5UbuSd
  新経済論おにゅ〜〜う     161  現代と未来社会を考える。

 しかし、欧米式の攻撃型思考で損したの尤も失敗し損をしたのは、勿論ロシアなので
はあるが、歴史的、民族的、或いは、地政学的に言い訳の納得ものもあるだろうとも、
思える。ところが、納得できないものが、バイデンの失態やミス、あるいはアメリカの
振舞いである。政権発足以来300以上ののミスが叩かれている。アフガン撤退で起こ
ったとされた、分析・効果の異常である。思考・調整・計画・交渉・公示・行動・伝達
・行動・言動・対策・策定・調整・交渉・経過・結果・・・・といずれもが最低とされ
アメリカの斜陽やバイデンの老害として、報告された。まあ例のエスタブリッシュメン
トかDSの筋書きだったのだろうが、全くの失敗作だろう。その後も移民政策・経済政
策・国際協調・NATO政策・中国ロシア対策・金融政策・同盟国政策で裏切りを続け
失敗だらけで320以上の項目に最低が記録されて報告を受ける。極めつけは対ドイツ
政策であろう。ドイツは第二次世界大戦以来、東西に分かれた。それでも東西首脳は、
根気よくロシア接触を試みてきて、メルケルにおけるガス供給での、商業的win・winの
関係にこぎついで、ドイツの安いエネルギー供給とロシアのヨーロッパへの足掛かりの
双方の思惑が一致して、供給側提供を受ける側の双方でリスクを負ってノルドラインを
構築した。ところが、内政干渉を宗とするアメリカは、ドイツのメルケルとトランプが
火花を散らした。そこで仲裁し諫めたのが安倍であった。日本でもロシアとの対立軸は
在っても明確に対峙しては困るのだった。ロシアンガスのサハリンプロジェクトは20
年の年月と50年間のロシア投資に結実した事で、やっと供給の目途がたった所だった
からだ。この時、世界の人々は、やっと世界平和を迎えると期待した。しかしながら、
米国エスタブリュシュメントつまり、超高所得層倶楽部は苦虫を噛み潰したように世界
情勢を見ていた。原油価格1バレル40$採算割れ状態と、カーボンニュートラル更に
SDG's運動に核廃絶運動だ。ここで猛然とDSは反撃にでて軍需産業に東欧活動の、
活発化を指示した。2〜3年間にトランプ政権下で、IT関連傍受施設が、違法として
検挙された。

51 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/03(火) 11:45:32.81 ID:vDG5UbuSd
  新経済論おにゅ〜〜う     162  現代と未来社会を考える。

 実は安定化した、持続可能な社会は、日本で最近までデフレスパイラルに陥っていた
この時がチャンスだった。一方で、物価が2%程度上昇させ続けていれば、適度な消費
が生まれ、経済が安定したからだ。今買おうとしている住宅でも、来年も又少しだけ、
上昇するのであれば、今買っておいても損はない。又最新設備で住環境の違いからも、
人は住宅を買い続ける。そういう社会であったからだ。。このこの適切な水準が物価の
2.0%と呼ばれていて、問題はこの仕組みを安倍や小泉政権が切って潰した事だった。
逆に10倍の10〜20%近く上昇するハイパーインフレの状況になっているのが米国物価
や英国事情である。こうなると値上がりを期待し、過剰に消費が刺激され、バブル経済
と言われる経済だ。こうした事情にはFRBの指標判断はまず効かない。状況判断の、
マス指標やマスコードとされる事象は、実は%(百分率指標)の為に、高所得層による
マスキングコートされて本来の状況は見えない。結果的に、例えば売り上げが一人の人
が1千万購入したか、百人が十万づつ購入したかは、不明のままだ。結果的に百人来店
1千万売り上げだった。という事ぐらいである。つまり米FRBは今60年代に犯した
、日銀の過ちと同じ過程にある。1965年(昭和40年)05月28日、日本は戦後の経済史に
残る日になった。日銀が証券会社向けに事実上無担保・無制限に特別融資する。日銀特
融である。大手山一証券が対象になって、2ヶ月後の07月には大井証券にも特融が実施
され異例の措置によって、信用不安の拡大を抑え、この日銀特融で日本は安定社会を迎
えたが、これに至る過程はなかなかドラマチックなものでした。と言うのも、サンウエ
ーブや山陽特殊製鋼などの倒産の昭和40年不況は、実態経済の面で比較的短期に回復し
たが、証券業界にとっては、未曾有に長期の市場不振の最終場面となっていたからだ。
証券各社は経営基盤を固めないまま、業務拡大を図り、経営体質の稀弱さのまま外国の
資本の攻撃を迎え、憂いを抱えていたからだ。

52 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/03(火) 11:46:20.90 ID:vDG5UbuSd
  新経済論おにゅ〜〜う     163  現代と未来社会を考える。

 この時に、第25代日本銀行総裁の、元大蔵事務次官の澄田智(すみたさとし)を迎え
たのは日本にとって幸いだった。彼は既に戦前に大蔵省に入省して、預金部資金局で、
兼任の大臣官房文書課所属として、入省していたものの、戦争のため大蔵省を離れて、
海軍主計将校としてセレベス島に出征兵士をして終戦を迎えている。戦後復員し、大蔵
省に復帰した。銀行局長時代に金融効率化行政を手掛け、太陽銀行誕生に力を発揮し、
1969年〜1971年にかけて大蔵事務次官を務め、早川総裁の下で経験を積んだ。当時には
「大物事務次官」の2年間の任期の要件を全うし、同省退官後は、日本輸出入銀行(輸
銀、現・国際協力銀行)に総裁として天下りし、輸出入銀行退任後に日本銀行に進む。
と言う「ロイヤル・ロード」を歩み続けた一人で、日本銀行の持つ帝王学教育の粋に輩
出された人事であった。大蔵省局長級以上の人事に、澄田〜竹内道雄の大物次官経験者
ラインが、大きな影響力を及ぼしている。これが日本金融制度を支えた。当時の外圧は
戦勝国特権ですさまじくあったが、他国に比べて輸出や産業のない日本が、ここまでも
優れた先進国国家群の中に入っていけたのは、彼らの努力無くして語られるべきでない
。1979年、前川総裁の下副総裁職に就き、1984年に総裁に就任。山際正道・森永貞一郎
に続いく正統なロイヤルロード覇者3人目とされた、日銀や日本政府の前には、相変わ
らず、日米貿易摩擦・円高圧力の難局が待ち受けて、更に熾烈で露骨な内政干渉と重圧
が待っていた。折からの対日貿易赤字拡大に、アメリカ側は日本への政治的圧力を強め
、1985年のプラザ合意である。中曽根音頭の竹下登蔵相のレーガノミクスの賞賛である
。ドル高是正が行われ、円レート決定が完全な自由相場制に移行し、急激な円高となり
日本は冷たい外海の荒れる海に投げつけられたのである。

53 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/03(火) 11:50:20.35 ID:vDG5UbuSd
  新経済論おにゅ〜〜う     164  現代と未来社会を考える。

 金融当局の最高責任者の澄田には、究極の対応が迫られた。プラザ合意直後公定歩合
を据え置くとともに、無担保コールレートを上昇させ、短期市場金利の「高目放置」の
路線をとった。しかし、こうした円の防衛路線に米国や国際圧力は高く、大蔵省の要請
や円高不況への懸念によって、遅ればせながら翌1986年に入り金融政策の大幅な緩和へ
と舵を切ったのである。しかし、この日本バブルを吸い上げた米国市場はバブル破綻を
興す。1987年10月に、産業空洞化の中での米国株の不審は強く、ブラック・マンデーを
起す。これによってドル暴落懸念もあって、日本経済はなかなかバブル景気のただなか
にあっても、金融引き締め策を政府は舵取りしない。そのままずるずると日本経済は、
日経平均株価が1989年の大納会(12月29日)に最高値38,915円87銭のピークをつける。
過熱に至ったことに関して、澄田は、日銀副総裁として、立食パーティーで議会人との
論争に、自身が倒れかかったことがあって、後輩の竹内道雄らが緘口令を敷いた。総裁
後半期の超低金利政策のミスは、あるいは何らかの持病の影響があった。と指摘されて
いるが、何のことはない。国益過多の国家予算でも、竹下の国債増発や不況時予算での
予算拡大を標榜し、米国に対峙しない中曽根やその周辺議員の無駄金使いに卒倒してい
たのである。後任の日銀総裁には日銀プロパーの三重野康に代わった。澄田は日銀総裁
退任後、仏投資銀行ラザール・フレール顧問に就いていく。2018年から米中貿易戦争が
中国に移り、日本でのプラザ合意が再び注目された。日本の福田康夫元やプラザ合意の
当時の官僚元日本銀行副総裁の岩田一政などは「人民元切り上げを求めるアメリカ圧力
に応じないよう」助言したことが判明、反響を呼び、国営メディアの新華社も「プラザ
合意で米国に屈した日本の経済低迷を忘れるべきではない。」と主張したのだった。こ
こに、日本崩壊の 露払い役を国会や国会議員、更に政府内閣がやったと言う落胆が、
秘められていた想いは、何も岩田氏一人ではなく、日本国民の多くが自民党の裏切りを
見て、知っていて、落胆経済を見て来ていたのである。

54 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/03(火) 12:26:19.73 ID:vDG5UbuSd
  新経済論おにゅ〜〜う     165  現代と未来社会を考える。

 日本が経験したバブル経済は、まさに海外の過剰な物価上昇によって引き起こされ、
また外圧の市場開放による、過去の資産の公開化によって引き起こされた。日本には、
元々デフレスパイラルのデモレーションルールを持つ。小さくとも競争社会で技術革新
や産業効率化での低価格の実現である。簡単に言えば、大阪商人の薄利多売の精神での
販売だ。近江商人の伝統工芸の逸品商売、更に博多商人の舶来案内商売とこの三っつの
伝統は生きている。例えば博多の舶来商売は、博多チャッポンと言う硝子玩具や、喧嘩
独楽、蝋燭・マッチ販売と言った事で知られる。便利な消耗品は切れる事のない商売で
ラーメン商売と同じに消費されて生きる。近江商人の箔の付いた貴重品は政府と共に、
その方針によって、海外販路さえ持った。大阪商人の薄利多売は、日本における分業化
制度を完成させて、系列の販売促進や不確かの米国のオートメーション技術のPjIs
(ポストジャストインシステム)つまり豊田看板システムと言う、無在庫生産システム
を産んだ。含み損を出す在庫の大縮小だが、しかしその稀弱性は災害や戦争で露わにな
った。政府が支出を増やすことで、過度なインフレに陥らなければ、借金をし続けて構
わないと言う傲慢なMMT理論は、自国通貨を自国の中央銀行が発行できるのであれば
、いくら政府赤字が膨らんでも、新たな通貨を発行して払えば良いと言う条件がつく。
自国通貨を自国の中央銀行が発行できる日本やアメリカにしか適用できない。という、
とんでもない理論はアングロサクソン国家の特有の攻撃型の錯乱理論で、多くは紀元前
からの思想である。かつてのバビロニアには数百年栄えたが、タクラマカン砂漠を作り
エジプト王国時代は、サハラ砂漠を産んだ。ローマ帝国時代は、シリア砂漠を産んで、
イギリス帝国時代に産業革命を経て、その砂漠化を二酸化炭素のスモッグに変えてきた
。つまり、自然搾取の方便とその効率性を 経済学や金融学と呼んだ歴史だったのだ。
ハイパーインフレが起こる原因は、そのショートした世界の現れに過ぎない。

55 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/03(火) 12:48:45.07 ID:vDG5UbuSd
  新経済論おにゅ〜〜う     166  現代と未来社会を考える。

 つまりMMT(現代貨幣論)などは、とんでもない暴論で、経済学の大きな流れの、
ケインズ経済学でさえも、アダムの「国富論」と同じに、他国や前時代に対比した形で
の経済の取り出しで、そこでGDPやGNPなどと、くだらない数式を駆使した能書き
で、国民生活の便利さや幸福さを対比はしていないのであって、国家の国力を表しては
いないのだ。更に「ハイパーインフレにならない限りにおいて」などというのは、馬鹿
げた指標であり、既にハイパーインフレになったら、手が付けられないのである。ただ
その火を消すのは、他から取り寄せる水だけであって、小さな国家なら兎も角、自国の
通貨発行する国の火消しは、どの国でも出来ないのだ。この大きな誤りが存在に。三井
住友アセットマネジメントの記事に、「国債を直接、中央銀行が購入して、マーケット
のお金の量を増やすことは財政法第5条で日本では禁止されている。財政ファイナンス
と呼ばれるこの方法は、アメリカでも議論されるが、この方法が認められない理由を、
端的に云えば自然破壊、国の切り売りをどこまでやるか。の 限界論である。限りある
地球資源においては、MMTの実現は不可能で、未来人類に、大きな足かせをさせる。
つまり、国債の購入は民間銀行によって行われますし、中央銀行は民間銀行の国債を買
い取ることしかできないのは合理的であり、ならば、民間銀行の国債購入は、皆さんの
貯蓄によって行われる。政府があまりに借金を拡大していけば、金利が上昇せざるを得
なくなる。つまりMMT擁護派の主張の、国債は、政府や中央銀行が印刷して購入する
からデフォルトすることがない。という理屈は成り立たず、誤っているということであ
る。つまり、過ちのケインズ経済学を、より拡大した間違った理論で、いまの米国や、
中国が、闇雲に人類破綻に向かって経済行動している。という事に他ならない。現代に
於いては、そうした無駄社会や狂犬国家は許されないほど、地球資源は貧弱なのだ。こ
こに、ミクロ経済とマクロ経済の嘘がある。ミクロでもマクロでも行き着く不可能を、
こじ開けて、拡大市場、攻撃型思想を、正当化しようとこじつけを言っているに過ぎない

56 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/03(火) 13:14:45.23 ID:vDG5UbuSd
  新経済論おにゅ〜〜う     167  現代と未来社会を考える。

 中国は、中央銀行から借金という形で政府が支出を増やす、監視し合い、正しい政策
を取ることができる。という「監視型システム自体」を実験し、野望である基軸通貨の
割り込みに精力的である。「もしかしたら最適ではないのかもしれない。」と言う不安
をよそにAIIB(アジアインフラ投資銀行)を作って、欧米の仕組みに似た、偽の投
機基金を作り、不透明運用したり、一帯一路政策などと言う、債務の罠システムの完成
に大きく動いている。下地になっているいるのは、日本が教えた「マルケ」である。と
彼らは言う。マルクス・エンゲレス論だ。しかしこれは、経済論でも金融論でもなく、
マルクスの名のもとに展開された思想運動である。マルクス主義は二十世紀の政治思想
に、大きな影響を与え、共産主義社会の実現に向かう弁証法的理論であったのだ。曰く
「資本主義は、分業によって経済発展する仕組みである。」「分業が発達すればするほ
ど、労働に個性を失い、抽象化され単純化される。労働が抽象化・単純化され、商品は
他の商品と、ますます自由に交換できるので、商品世界がますます広がる。物だけが、
わがもの顔にいきかう世界ができあがる。だが「分業」とはもともと、生産場面での、
人間同士の関係にすぎない。そうだとすれば「資本主義社会」とは、人間と人間の関係
であるはずのものが、歪曲され隠蔽されて、物の性質や、物と物との関係としてしか、
存在しないような社会を作る。人間のこうした疎外状況を克服するには、その根底にあ
る生産関係を破壊しなければならないだろう。」と共産主義の提唱に移っている。不思
議な事だが、この商品による命令形式は、今の、ウクライナ紛争の究極意思であろう。
つまり、ロシアの求める人との繋がり、それを切ったウクライナの西への経済支援の要
求と安全保障。自由を求める庶民の要望に応えて、ドンドン支出する為の国債の発行や
他国への侵略する中国社会。本当にこの異様な人類の混迷の世紀である。ロシアが兵站
や物流に於いて劣り、敗戦は確実であろうが、かと言って物質主義の跋扈は喜ばしい事
ではない。

57 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/03(火) 13:53:36.68 ID:vDG5UbuSd
  閑話休題

 原油価格は 100$を切ったが、今後80$相当まで推移する。なぜなら、それが
コロナ禍前の価格だからだ。まあ50$40$まで下がった事はあったが、それらは、
度を越した市場売りでの事で、およそ生産性のペイする値段で推移するのがまともだ。
OPEC+1での 微動な増産の合意が持たれた関係で、少なくと随時の増量要請にも
、小規模産油国でも対応できて、少なくとも制裁や避難対象とは ならないのである。
この事は 需要と供給のバランスが確保される事を示す。セブンシスターズや大産油国
の縛りを離れるのだから、安値対抗ができやすい。問題は80$以下に行くか上昇する
かの駆け引きだろう。欧米側は安い事は、経済事情では原資のエネルギー単価だから、
インフレ防止、経済浮揚、ロシアの戦費減といくつもの利益がある。一方で中国はじめ
折角米国の要請を振り切って安定供給契約を果たした大国は、原油の市場価格の方が、
契約価格より安くてはたまったものではない。又西側でも 米英には産油国としての顔
もある。ここで80$より下がる事は、よっぽどだぶつかない限り無理であろうが一方
で原油が安ければ、ガスの調達も、安くなる。これは欧州世界は大歓迎のはずだろう。
で こうした安定と平和が訪れると日本は円高になる。武力行使の無い世界では絶大な
安全資産に見られているからだ。小田原評定で動かない金利政策にはドルよりも信用が
ある。円高基調で現行査定位置80円までは行かないまでも、平均予想中央値110円
に近い125円の実測査定枠内の最低値に圏内には滑り込むだろう。米国のリセッショ
ン入りは確かだが 定期的管理リセッションだから 経済的には関係ないちょっと円高
が収まる程度だ FRBも野放図な円高よりその方が安心だろう。また、日本のような
ゼロ金利状態では、利下げ余地がなく、金融政策だけではインフレ期待を喚起するのは
難しい。インフレターゲット目標達成を担うのは中央銀行 (日本の場合は日銀) という
考え方には距離を置くべきだという旨の発言も行っている。2013年4月の質的量的緩和
(QQE) 発動から大規模な金融緩和を約4年間継続してきたが、物価上昇率2%達成の、
道のりは険しく財政政策のサポートも必要だろう。というわけなのだろう。

58 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/03(火) 14:52:42.85 ID:wZbMiEzF3
  新経済論おにゅ〜〜う     168  現代と未来社会を考える。

 暴力自由経済では、「発行をいとわず、自国通貨建てで行って金融調整すればいいの
だ。インフレとなってもインフレによる税の徴収は増えるのだから。」と、議員たちが
いう。つまり、財政政策を行っても「将来の増税や、歳出削減の可能性を、訴え」国民
が感じ取って、その搾取前提の政策の行動をとる。つまり、将来負担の増加が見えてい
ても、次世代のツケと言う軽いノリだ。国の景気浮揚策 (財政政策) を打っても、財布
の紐を緩めない。財政政策の効果を減退させる。そうであれば、インフレが醸成される
まで、将来の増税や歳出削減を行わないことを約束しても、国家予算を拡大させるのだ
。これほど悪業の議員と云う職種はない。国民が安心して所得を消費に回せる環境を作
ろう、という考え方がない。シムズ教授は、日本に対し「金融政策と合わせて財政政策
を行うべき。」と政策提言を行う。具体的には、物価上昇率2%達成までは、消費増税
を延期する。基礎的財政収支 (プライマリーバランス) の改善とインフレターゲットの
目標達成を条件にして制裁されるべき。と提言した。ここでカーボンニュートラルが出
てくる。つまり70〜100兆の資本を投下して未来のための仕組みが必要だ。という
のだ。一方で、2017年3月のFOMC議事録によると、FRBのバランスシート縮小論
が議論されている。2016年夏に行われたジャクソンホール会議では、他国に拡張財政を
喧伝し自国は緊縮財政を設定しよう。とした国さえあった。G7で財政に景気下支えを
共同声明が発表されるも、世界最大の経済大国である米国は、財政拡張を主張するトラ
ンプ氏が大統領に就任した政権では、更にNATOの国防費は不足であり、もっと費用
をだせ。と要求する。これは不思議な構造である。ロシアの安いガスを使うな、国防の
金を納めろと。かつてロシアとの友好で、国防を図って防衛費削減で、アメリカは復活
して、ソ連も又そこに活路を観て民主化に道を開いて、メルケルは経済の相互乗り入れ
に、リスク&リターンの平和的礎を築いたのに 穏やかではない。

59 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/04(水) 11:55:36.27 ID:wyce9VxJ5
  新経済論おにゅ〜〜う     169  現代と未来社会を考える。

 韓中国に、米軍の高高度ミサイル防衛網(THAAD)問題が発生した。朴槿恵(パ
ク・クネ)政権が、韓国内にTHAAD基地の設置を容認したことへの中国の報復が始
まった。基地用地を交換譲渡したロッテグループは最大の標的になり、スーパー部門は
施設を二束三文で売却して撤収した。現代自も販売が大幅に落ち込んだ。だが、現代自
動車は「朴政権が倒壊すれば、元に戻るだろう。」と読んでいた。あの時に見た光明が
よほど強烈だったのだろう。「25%のディスカウント販売」「ユーザーが失業したら
、車を引き取ります」と、いろいろ手を打った。中国市場での現代・起亜の合計シェア
は12年には10・5%で3位だったが、回復するどころか、21年の販売台数は53万台
で、合計シェアは2・7%にまで落ち込んだのである。とりわけ、「挽回の切り札」とさ
れた高級車「ミストラEV」は、販売開始から7カ月で69台しか売れなかった。とい
う悲惨さだ。新型が何処にも受け入れられないショックは大きかった。現代自は21年に
中国第1工場を売却し、重慶工場の生産を停止する。過剰設備の整理を進め、稼働率は
20〜30%という。それでも、泥沼から抜け出すことはできない。欧米や東欧圏での
儲けで、中国の赤字を埋めて、オール現代として「黒字」ということになっているが、
米国の金利引き上げ、韓国内の異常金利高が今後どう影響してくるか。新政権の超強力
労組の存在も含めて、現代自グループは暗い材料でいっぱいだ。韓国人は、日本人と比
べると、楽観的な見通しを立てる。韓国経済界を主導する思考は「…たら・れば…はず
」と考える賭博好きの国民性だ。「…はず」に光明を見いだしたら、一か八かの大勝負
に出る。サムスンがDRAM製造の覇権を握ったのは、こういう思考・行動パターンで
大成功したのだった。しかし、このパターンは判断を誤ると、泥沼から抜け出せなくな
る。現代自動車が「中国という大泥沼」の中で右往左往するが、その典型だ。振り返れ
ば、2009年11月、現代自グループの鄭夢九会長(当時)が中国の序列ナンバー4
と会見したのが、泥沼に足を踏み入れるきっかけだった。安倍に連れられて中東訪問し
、原子力に傾斜した東芝や液晶のシャープや新素材売りのレナウンなどとと同じだ。

60 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/06(金) 09:52:00.79 ID:b4JhyMEhw
  新経済論おにゅ〜〜う     170  現代と未来社会を考える。

 新春なので、少し日本の話をしよう。 経済の好循環に、「この30年間、企業収益が
伸びても期待されたほどに賃金は伸びず、想定されたトリクルダウンは起きなかった」
と述べ「新自由主義的発想から脱却し、官と民の新たな連携の下、賃上げと投資という
二つの分配を強固に進める。」と強調した。「成長と分配の好循環の中核である賃上げ
を実現しなければならない。」として、賃金が毎年伸びる構造を作り春闘で、インフレ
率を超える賃上げ環境を目指すとした。ここで新ジョブ型日本の雇用政策を出したいと
して「新しい資本主義」を考え、4つ掲げる経済政策の(1)人への投資(2)科学技術分野
への重点投資(3)スタートアップの起業加速(4)「グリーントランスフォーメーション(
GX)」への投資など4つの柱を提唱を年末に発して、年初を臨んでいる。そこで謎々
である。インフレで物価が上がるのだが、仕入れ価格や維持費の原材料費や事務固定費
の他に従業員給与がある中で、何処から値上げされ利益率が縮小された中給与を上げれ
るのか。と言う問題である。「人への投資」では、高度なデジタル技能を備えた人材を
育てる職業訓練、社会人の大学などで学び直す「リカレント教育」の拡充。といった風
の個人資産所得の増加、少額投資非課税制度(NISA)の拡充などが検討されている。又
「科学技術・イノベーション投資」では、人工知能(AI)やバイオ技術への投資を政府
主導の拡充を期待する。「スタートアップへ投資」に、新興企業の市場から資金調達を
しやすく規制緩和や成長分野への若者起業家の参入支援が検討される。新興企業育成の
5ヶ年計画を策定も示される方向だという。だが、基本が抜けている。つまり税率や税
の搾取を減らして、税収を上げると言う国家戦略だ。実はアベノミクスも道程は良かっ
た。なのに税収増にわざわざ税率を変えたのだ。ここで更にデフレスパイラルが伸びた
。その意味では、野田政権の円高不況に円安切り込みを行った事の方が正解である。世
の中は、例え日本の島嶼国事情でも世界の実情には逆らえないのである。つまり日本は
これまでも、これからも 世界から、利潤や利益を引っ張って来るしかないのだ、この
搾取社会での国家経営を、果たして今の国会議員がやってるいるのか。全く昼寝している

61 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/06(金) 10:20:45.48 ID:b4JhyMEhw
  新経済論おにゅ〜〜う     171  現代と未来社会を考える。

 かつて10月04日の夜、岸田文雄首相が就任初の会見で強調したのは、「分配なくして
成長なし」を叫んだ。こうして「分配」がトレンドワードとなった。が、それがその後
、うやむやになっていく。世論調査で、国民の多くは分配よりも成長を重視している。
と言う流行が判明。日本経済が成長していないのに、どうしてバラマキが出来るのだ。
という声である。すると、初会見に松野官房長官は、成長と分配は車の両輪である。と
改めて苦肉の説明を行う。それ以降TV業界の影響で、政策のキャッチフレーズも当初
とは逆の順序の「成長と分配」で固定される。 総裁選で岸田は「成長は大事でも分配
を考えない日本は、おかしくなっている」との持論で、具体策として富裕層優遇につな
がっている金融所得への税率に、20%の引き上げを示唆した。岸田首相は、金融増税を
決断して中間層復活への分配財源にする気だ。と、国民は受け取り、日本の財界に猛反
発をくらった。その後「令和版所得倍増」を海外で発表し、首相就任会見で株式の配当
や譲渡益にかかる金融所得課税強化は「選択肢の一つ」とトーンが落ちた。ロンドンの
金融街シティーでの演説は「資産所得倍増プラン」を唱え、投資や成長にも幅を広げる
。と海外の日本株の株主に理解を求める形だった。ところが日本の株主の大半は日本人
であり、日本の証券会社で、その保管は日銀なのである。海外はこの意見に、見向きも
しなかったし、ウクライナ支援の方が欧州では大事な要件だったのだ。総裁選で共闘の
野党は、消費税について概ね「5%に戻す」が基本で与党の主張は「消費税率は変えな
い」だった。それでも選挙争点にはならなかった。TV局は経済より共産党との共闘を
重視した報道だった。そこに安倍氏暗殺が起こった。給付金論議に、野党は「低所得者
に10万〜20万円」ないしは「一律10万円以上」という主張が、一転して暴力による主張
には断固反対する。に切り替わり、更に、その後は統一教会問題で、閣僚ドミノが続く
。なし崩し的に「グリーントランスフォーメーション(GX)」などと和製英語を駆使して、5G投資と共
に、環境負荷が高い石炭火力発電所の事業廃止にも取り組み、原発再稼働を出発させた

62 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/06(金) 11:02:54.79 ID:b4JhyMEhw
  新経済論おにゅ〜〜う     172  現代と未来社会を考える。

 全く様にならない政治は、政治結社の与党公明党は、「高校生以下の若い世代に一律
10万円」と主張し、曲がった形で岸田政権は「現金給付の方向で検討した。」具体的な
金額や分配ルールについて一切議論なしに公明党の案に対して閣議了承で配布に至った
のである。つまり、興味深いことに、野党の方が弱者分配を重視し成長戦略を日夜声を
あげているのに、岸田は分配と成長につながる具体的な政策については、おおむねがブ
レーキを踏んでいる。蛇足ながら解説すれば、5%の消費減税は実質的に物価が5%下
がる。石油補助以上に、経済成長につながる。コロナ禍で所得が減少した層に対して、
この消費減税分は、一律分配に相当する。年収200万円程度で生活している人では 10%
の消費税を年間約20万円払っている場合、消費税が半分の5%に減れば、当然手元には
10万円残る。これは、物流消費が10万伸びる可能性と、10万円が現金で国から分配され
る事務費が払われずに効果があるのと一緒だ。こんな簡単な政策も出来ずに、ポイント
だのGOTOトラベルだのと、無駄金を企業に払う算段や補助金税制を敷こうとしてい
るのだ。これらは世界の直接市民行動に大きく反した流れでもあるので、全くの間違い
と言える。先にも言った様に、日本の浮上する鍵は、日本の国の収支決算で、如何に、
税金の搾取を取りやめて、税収の増加をするか。である。これはどの国でも欧米型の、
中央集権の民需税を敷いている社会は同じだ。つまり、政治家の国家戦略としての集中
と選択である。これはある意味日本は、中曽根以降失敗続きの中にある。しかし企業は
大企業で無い中では中程度の成功を見ている。この成功者たちには、ある共通点がある
。ナショナルJapanとグローバル展開、更にニッチ(小さな)トップである。まず、なぜ
ナショナルJか。であるが「国家的・国民的」とかいう国際的指標だ。つまり「ナショ
ナルアイデンティティーと言う、日本人としての連帯的使命感を持っている。のである

63 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/06(金) 11:06:16.04 ID:b4JhyMEhw
 新経済論おにゅ〜〜う     173  現代と未来社会を考える。

 日本は、中曽根以降失敗続きの中にある。しかし、企業の中には大企業で無く中程度
の成功を見ている。この成功者たちには、ある共通点があるのだ。ナショナルJapanと
グローバル展開、更にニッチ(小さな)トップである。まず、なぜナショナルJか。で
あるが「国家的・国民的」とかいう国際的指標だ。つまり「ナショナルアイデンティテ
ィーと言う、日本人としての連帯的使命感を、確実に持っている経営戦略にいる。ので
海外に不用意に出店しない。地政学的にも、北朝鮮に出店しないように中国・韓国など
に取引しない。二つ目のグローバルは国際的に流通網に乗せている事だ。アメリカを始
めヨーロッパ諸国でも、かなりに活発に取引している。それは、今般の酒造メーカーの
日本酒売り込みとか、日本製造のウイスキー人気とも同じである。三っつ目は、小さな
分野であるが、そのシェア率はトップシェアで、独占利益を持っているのである。当然
こうした部品企業や製品利益は社員に還元され、福利厚生の充実と共に給与形態もいい
。ただ従業員規模は500人を切り、田舎の超優良企業で止まっている。だが それだから
こそ、企業活動は維持が出来ている。こうした事を壊したのが農協や医療業界である。
例えば農協が生産する、ブランドは、往々にして、農協協賛の企業肥やしで生産農家で
なく、農協の利益に寄与しただけで、牛乳やなす、イチゴやその他何でも同じに機械や
肥料メーカーと共に全農や地域農協の農協長の、懐肥やしにして補助金汚職のままだ。
本来なら活発に海外に打って出て、支店や支所からの利潤を取って採算を作るべきが、
逆に職員給与を出す為の活動を農協組合員がやってる始末である。医療や教育も同じに
腐れた企業や医療法人会が多すぎる。これらは統一教会の搾取主義と同じに、宗教とも
ども、みんな一度解体し、政教分離で公明党的犯罪を無くさないと経済は浮上しない。
こうした、自主独立の経済を持つ政府になる。この事が大事で税金は常に民間事業に配
布し赤字を作らない。政府の国会運営には、ちゃんと事業の三公社五現業的な利益を、
海外展開しても 行う。・・こうした意気込みがない腑抜けな国会議員ばかりである。

64 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/08(日) 14:36:16.27 ID:KN0seT4wc
すいませんねぇ〜〜〜日本の国体論と 経済論を間違えちゃいました。

65 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/08(日) 14:36:43.15 ID:KN0seT4wc
  新経済論おにゅ〜〜う     173  現代と未来社会を考える。


 『資本論』は、カール・マルクスが「資本」を中心の経済の原理を、古典派経済学の
それまでを批判的に捉え、歴史的かつ理論的に再構築しようと試みた著作だ。全三巻で
、第一巻に1867年に出版され古典の一つとなった。マルクス経済学の『資本論』の視座
は、マルクス以後に深められ、研究成果の総合的な体系を成した。「なぜ今、マルクス
経済学なのか」と、問われる。が、数十年前では、日本の経済学で大きな存在感は、こ
のマルクス経済学で、日本は成長した。近年はミクロ経済やマクロ経済などで、数学的
モデル構築に、その分析と応用に重点をおかれて、実学的経済学派に押されて隠れる。
マルクス経済学は過去のもの。と、多くは考えている。しかし、マルクス経済学の中に
は、今だ新しい発見のある分野ともされる。マルクス経済学は、社会主義革命を起こし
た事で消えゆく運命にある。しかし「一番わからなかった経済学」の基本は何と言って
もマルクスだろう。マルクス経済学は経済学の基礎科目のミクロ経済学、マクロ経済学
、経営学、統計学、ゲーム理論、経済史などさまざまな授業を受けたなかで、一番経済
原論に近い。それは、金融危機を資本主義全体の問題と捉え、マルクス経済学の射程の
中に人の行動基準があっても規定されないからだ。それだけ広い。経済学の世界は広く
、深く、専攻してもわからないことだらけで、ノーベル学者すらLTCM事件を起こし
ている。更にリーマンショックがある。世界にたいへん大きな影響があり、日本には、
あまり影響はないだろう。などとたかをくくっていた麻生財務相も、終わってみれば、
日本が一番損失を受けていた。関係がないと思っていました日本の事情が辛くも外れた
のだ。景気循環論から、当時の経済学界隈で、金融論のハイマン・ミンスキーの「金融
不安定仮説」がよく取り上げる、主流の経済学が見落とした問題を昔から指摘していた
、忘れられた経済学者としてにわかに脚光を浴びている。

66 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/08(日) 20:11:52.14 ID:PzzaYFBgC
  新経済論おにゅ〜〜う     174  現代と未来社会を考える。

 時流に乗ってミンスキーの言う「金融市場における通常のライフサイクルには泡沫的
投機バブルによる脆さが内在する。」とすると言う提言の中では、経済危機の特徴とし
ての理解すれば、必要悪として介在すると説明している。つまり経済サイクル論である
。その中で金融不安定説の理論を提唱した。経済の不安定性は複雑な市場経済が生来的
に備えている欠陥である。と述べ、金融不安定性の症状の段階を逐次のように述べてい
る。@調子のいい時、投資家はリスクを取るので、Aどんどんリスクを取る。その後は
Bリスクに見合ったリターンが取れなくなる水準まで、リスクを取続ける。と、突然に
C何かのショックでリスクが拡大する。D慌てた投資家が資産を売却するので、連鎖的
に、E資産価格が暴落して。F投資家が債務超過に陥り、破産する。ここで、資産家に
投資や融資していた銀行が焦げ付き、G投資家に融資していた大手の銀行さえ破綻する
。H中央銀行が銀行を救済する(Minsky Moment)最終的に政府が救済し I1に戻る。
こうして、金融には、(1)ヘッジ金融、(2)投機的金融、(3)ポンツィ金融の3
つに分別される。ヘッジ金融は、取引自体はシンプルなもので、先物に空売り空買いで
現在価格を維持するように仕掛けられて、利益を取り現物保険を成すものだ。これに対
し投機金融は、一定の利子補給が必要になる資金をして一定の狙い撃ちしての株変動を
起させるものである。又、ヘッジファンドが空売りをしている銘柄に対し、個人投資家
がSNSを通じて買いを呼びかけ、大勢の個人投資家がこれに応じて買いを仕掛ける。
と言った個人投資家の攻防もあってヘッジファンド攻撃が示すリスクも起こる。ヘッジ
ファンド側も空売りした銘柄を株の返済のために、契約した期限までには買い戻さなく
てはならないため、株価が上昇していれば損失を被る。ショート(売り)筋のポジション
を損切らせる目的のため、「ショートスクイーズ」とも呼ばれる。

67 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/08(日) 20:12:19.53 ID:PzzaYFBgC
  新経済論おにゅ〜〜う     175  現代と未来社会を考える。

 ポンツィとは、端的に言えば「自転車操業」の意味であり、新たな出資や借入で手に
した資金を、運用せずに以前の出資者や債権者への配当や返済に回す。といったデタラ
メな(詐欺的な)状態を示す用語である。今日的には、コインFTX破綻にその兆候が
ある。仮想通貨取引所のFTX(エフティーエックス)が破綻し 仮想通貨トレーダーたち
が悲鳴を上げているFTXの破綻には、ふたつの仮想通貨取引所の争い によって起きた。
その二者は、ここ2年で急速に成長していたFTXと、業界最大手の 取引所バイナンスで
ある。発端はバイナンスのジャオ氏(以下、CZ氏)によるツイートで保有している仮想
通貨・ FTT(エフティーティー)を「すべて売却する。」と宣言したからだ。ツイート
から1週間ほどで、FTX は破綻に追い込まれた。FTTはFTXによって発行された仮想通貨
である。従ってFTX 内での銀行業務で言う取り付け騒ぎと同じ試練になったのであった
のだ。取引手数料の割引の恩恵がありFTXの業績が上がるほどFTTの価格も上がり多くの
投資家がFTXの事業拡大に伴うFTT価格の上昇に期待していたので、以前は人気仮想通貨
のひとつになっていた。表向きの理由は、FTX に顧客資産流用疑惑があるから、という
ことだっが、実際にはあまりにも短期間で急成長したため、脅威に感じて"競合潰し"に
動いた。のでは。と推測された。結果「FTXは自分たちが発行したFTTを不適切な形で、
資産計上し、自社の資産価値を大きく見せかけて、他社から資金の借り入れをしていた
」「FTX は借り入れた資金をさらに投資につぎ込んで利益を出そうとしていたのですが
、上半期に、市況悪化が影響し、資金繰り悪化、顧客資産に手をつけたのでは。と推測
され、今のところFTX は顧客に返還資金不足で、出金停止解除の見込みも立っていない
」「日本では仮想通貨取引所が顧客資産を勝手に流用できないように法令で定められて
いて。FTX の日本法人だけが、事件後に自社の保有資産を公開し、日本の法令に従って
いることを表明しました。これは安心できる対応で、ここまで厳格な法整備をしていた
日本の金融庁を評価する声も上がっている。

68 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/08(日) 20:12:50.16 ID:PzzaYFBgC
  新経済論おにゅ〜〜う     176  現代と未来社会を考える。

 実は、ここでポンツィの、「自転車操業」と、債権者への配当や返済に回したマルチ
商法まがいのねずみ講社会の在り方を ここで問うのは理由がある。トランプが国会に
向かい暴動を率先した。とか、トランプのSNSが切られた。という事に、民主主義の
話が欧米型民主主義の崩壊が話される。が民主主義って、英語「 Democrats(デモクラ
ッツ)」「Democrat(デモクラット)」の複数形で、民主主義者、平等論者、との意味
になる。デモクラックは、デモ=民主集団 クラック=平等の衝突なのであって、暴動
と同じ意見の戦いを意味する。マイケルサンデーの白熱教室で、復旦大学の中国学生達
は、その体制や手続きには、大した重要性はなく、結果に於いて人民の幸福や大多数の
意見が通った世界が決められたらいいのであって、政策そのものが大事だと反論し、自
分達の国も民主主義だ。主張する。しかし、それは大きな誤りである。そもそもが共産
主義でも専制国家や独裁国家でも、国民の平和や幸福は希求している。望んで縛り付け
の強圧の体制になっている訳ではない。主要政党である「民主共和両党」には,党規則
に基づき入党し、党費を納入し、党活動に参加する。という事の党員は存在してない。
アメリカの政治用語で〈デモクラット〉〈リパブリカン〉はしばしば民主党,共和党の
支持者とか投票者を意味する。が、より狭くは、予備選挙に際して特定政党支持申告者
を意味する言葉とされた。閉鎖型の予備選挙(クローズドプライマリー)方式で有権者は
登録時に「加入政党届け出」とされているが,その際,それぞれの党への加入を届け出
たものが、それぞれの党のメンバーということで、つまり、届け出した政党に参加した
、一般投票者に過ぎない。この二重であっても、無投票での人であっても、国民であり
党の中で決めても、国民議会の憲法と言う建付けで、政治・経済が運営されている。と
言うのが日本と違う所だ。

69 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/08(日) 20:39:33.18 ID:PzzaYFBgC
  新経済論おにゅ〜〜う     177  現代と未来社会を考える。

 そもそもイギリスの政党 「Liberal Democrats(リベラル・デモクラッツ)」の略称
になった。前半の 「Liberal(リベラル)」とは、自由主義、進歩的、寛大な、豊富な
、との意味になる。後半の 「Democrats(デモクラッツ)」とは「Democrat(デモクラ
ット)」の複数形で、民主主義者、平等論者、との意味になるとか。日本語で訳される
場合「自由民主党(じゆうみんしゅとう)」と言われて、わが日本の、自由民主党でも
「Lib Dems」としている。まあ言葉の成り立ちや違いはどうであれ、日本型の皇民政治
と言う形態は、イギリスも王室の臣民政治にしていたが、スペインとのアマルダ海戦以
来、出来なかった。従って近い形は中東やロシア・中国の共産党形態という事になる。
つまり、経済学者であるハイマン・ミンスキーニに戻れば、1980年代に提唱した「金融
不安定性定理」のフレームワークにおいて用いたルーツでは、1920年代にボストンでの
、ポンジ・スキームと呼ばれる手法の「投資詐欺」を行った詐欺師の名前であるスキー
ムや形態が民主主義形態の一部と捉えられている。投機的な金融や、ポンツィ金融など
詐欺的要素の比重が高まると、経済は不安定な状態になる、と述べている。当然である
。この、国家が詐欺るか、民間の集団が詐欺るか、個人の特定の能力での詐欺で民衆を
どう踊らせるかは、全く問題が無く、そうやって小躍りさせることが政治であり経済だ
。と言うのが欧米の経済学の神髄だ。だからこそ、戦争と兵器と経済と政治は混然一体
のもの。と言うのが国と言う国体の見方であるのだ。日本人は兎角、鎌倉室町時代から
代々受け継がれた、人民や民衆に徳ある生き方や、平和な和平の平安の祈りの貴族生活
を常識の基準にする。ところが、欧米は魔女狩り裁判や奴隷商売、王権の独裁政治が、
物の中心にありそこにキリスト教が座って求心力を放っているのである。つまり絶対善
の社会の日本と、悪と善の境目に生きようとする欧米主義とは、極端に違っている常識
がそこにある。

70 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/08(日) 20:40:19.65 ID:PzzaYFBgC
  新経済論おにゅ〜〜う     178  現代と未来社会を考える。

 つまり、ここで白熱教室の復旦大学での学生の言う事を聞けば、トランプの選挙が、
盗まれたと、議会乱入や、ペロシ氏のLGBTQ運動と、中国の天安門事件や白紙運動
で0コロナ撤回運動と、どう違うのだ。みんな同じじゃないか。だから中国も中国式の
民主主義の中に居るんだよ。と言う意見なのだ。これは穏やかな話ではない。つまり、
日本でも、欧米でも、専制国家主義とか、普遍的価値観の共有を求めて活動する西側の
結束に、中国共産党社会も、何言ってんだ。手法や形態は違うけど、おんなじなんだ。
と言っているのである。更に、バイデンは、それを認め尊重した上でなら、台湾訪問し
ていいよ、どうせ止められないから。って言ってるのだ。その上ウクライナ紛争の自由
と独立は果たされなければならない。って言っているのだ。言うなれば、台湾の健全な
独立は認めないけど、ウクライナの独立は認める。って言う姿なのだ。この矛盾外交は
、今までのアメリカの二枚舌のまぎれもない現実の姿なのである。ペロシ氏が訪台した
。この時勿論、米軍が賛成しない。とはあるだろう。しかし、わざわざそれを表向きに
表明した。その時の中国の動きは決まっていた。つまり、アメリカとの対抗策で間違っ
て戦闘にならない、安全な軍事強圧のデモストレーションの行動だ。となるとペロシ氏
の訪台の威圧でなく、帰って行った後の台湾包囲というのは、直ぐに予想された行為で
あろう。つまり、この警戒や計画は、恐らくホットラインでバイデンに一方的に報告は
去れている筈だ。問題はここからだ。ここで、中国の暴走を止める為にも発表し対抗す
る声明は打たれなかったのだ。更に、一つの中国というのも、一方的主張で、一応は、
米国は、その主張は確認した認めた。というもので、理解した同意する。と言う物では
ない。この押し付け主張にも、何ら反抗しないのだ。仮に過去に米国が認めていたとし
ても、現況の南沙領有や、チベットウイグル問題、更に尖閣の安保同盟の日本領土への
侵攻とするなら、バイデン明確に中国に、一方的台湾包囲網など許さない。との声明と
米軍の最高司令長官として、ちゃんと中国船を鎮めるもしくは、闘うべきなのだ。

71 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/08(日) 20:47:54.50 ID:PzzaYFBgC
ここにヘタレ バイデン、無能のスリーピージョーの放言主義が見えるのだ。これでは
威厳はないどころか、同盟国や支援国が 寄り付く意味はない。中国の方がより言って
くれるし、その姿勢を示してくれるのだから。ここにドイツやフランスの迷い、英国の
反論が蔓延する。一方的に利益の搾取、民衆の幸福を考えない、地球平和の重みを軽視
した、米国の武器商人の闊歩する姿、なりふり構わぬ商売と戦争。このアメリカの実体
である。

72 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/08(日) 21:28:08.30 ID:PzzaYFBgC
  新経済論おにゅ〜〜う     179  現代と未来社会を考える。

ここにヘタレ バイデン、無能のスリーピージョーの放言主義が見えるのだ。これでは
威厳はないどころか、同盟国や支援国が 寄り付く意味はない。中国の方がより言って
くれるし、その姿勢を示してくれるのだから。ここにドイツやフランスの迷い、英国の
反論が蔓延する。一方的に利益の搾取、民衆の幸福を考えない、地球平和の重みを軽視
した、米国の武器商人の闊歩する姿、なりふり構わぬ商売と戦争。このアメリカの実体
である。だが、悲劇的なのは、この大統領の無能力さや、手腕の無さや、指令の拙さ。
などではない。日本政府の分析力や対応力、更に交渉力の無さなのである。アフガンの
撤退において、多くのヘマとヘタレ状況で、かなりの損害と積み上げた努力の損失が、
米兵撤退で生じた。正に威厳の失態であったが。こうした国際社会の評価やアメリカ兵
の動向などは、実はどうでもよく、なぜ国際社会はアメリカ軍を規制し 協調し撤退が
スムーズに運ぶ仕組みを作り得なかったか。であり、日本政府は、安倍氏があんなにも
接近し、トランプ外交を仕掛けたのにも関わらず、草の根的に情報収集能力が皆無で、
一辺の友人の情報も生かしきれない状態で、何故アフガン国民が救えなかったのか。が
実は大きな問題なのである。つまり、国際社会の事の現状の把握とその対処が問題であ
り、起こった事や国際圧力や国民や海外の流行や流れには、そうそう逆らえるものでは
ない。と言う現実である。自民党の醜さは、野田政権での、野党政権維持に、与謝野氏
しか正常な神経を持たなかった事だ。およそ日本は、与野党で仲違いしてるほど悠長な
時間や資源を持ってはいない。つまりこの認識が野党は勿論、与党も大きく意識ずれが
あり、本来の「日本国民の為に」と言うモットーが無さすぎるのである。党議党則を、
掛けて、郵政解散なんて、馬鹿の骨頂であるのに、自民党員は認めたのだ。このアホさ
が、全く日本をダメにしている。これが、政治と経済学の流れに、沿っているのだから
、経済学などと言うのは、全く日本経済には合わないのである。

73 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/09(月) 01:40:29.90 ID:ZvbFKvwNH
  新経済論おにゅ〜〜う     180  現代と未来社会を考える。

 まあ、政治や国際情勢の批判は、このくらいにして、現実世界の経済に戻そう。今、
日本社会を覆っているのは、疑似偽装空間の創出とそうしたITにおけるフェイクヒッ
トの経済性である。我々の日本に於いては、アメリカや英国に先駆けて、満州フィルム
と言う映写技術が開発された。実はTV受像機にしても。1926年(昭和元年)12月に、
高柳健次郎がブラウン管を応用した世界初の電子式テレビ受像器を開発、片仮名の「イ
」の文字を表示させることに成功している。そのブラウン管の走査線数は40本だった。
と言われ、この時のカメラの機械式のニポウディスクで開発している。1928年、ニプコ
ーはベルリンのラジオ番組で初めてテレビ放送実験を見た。としている。日本の発明品
が、パウル・ニプコウの特許の機械式画像走査器具となって世に広がった一例である。
この走査円板は1920年代の機械式テレビジョンの基本構成部品となった。ニプコーは、
ポーランド生まれのの。ドイツ人の技術者である。つまり、言いたいことは日本は当時
世界に先駆けて進んでいたので、映画産業も米国のハリウッド以上に盛況であったが、
それは朝鮮や満州の事であった。という事である。戦後はそのせいで、映画産業が活況
になった。1940年(昭和15)内務省で映画雑誌の統合が促され、1942年(昭和17)に、
新興キネマ、大都映画、日活製作部が合併させられた。大日本映画製作株式会社(大映
)が設立され、初代社長に菊池寛が座った。情報局の川面隆三の「民間に回すフィルム
1フィートもなし」といわれる通り、映画産業は、崩壊状態。1945年8月終戦での映画
産業は、劇映画製作会社、松竹、東宝、大映の3社が息吹を上げ、劇場1000館、劇映画
製作本数は月3本という、戦前規模の半分以下である。日本映画はGHQの検閲の下で
製作再開され、外国映画はCMPEのもとでおこなわれた。GHQの戦争協力者追放令
で、城戸四郎(松竹社長)、川喜多長政(東和映画社長)の戦前の映画関係者が公職追放と
なる。それでも、半分焼け落ちた映画館に大衆はつめかけた。1950年代に映画産業は、
空前の復興に向かった。

74 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/09(月) 01:40:51.05 ID:ZvbFKvwNH
  新経済論おにゅ〜〜う     181  現代と未来社会を考える。

 日本での映画産業が確立したのは、1912年「日本活動写真株式会社」、いわゆる日活
が成立した時とされる。1920年に芸能の老舗「松竹」が映画部門を作り、1936年に東京
宝塚などの合併で「東宝」が誕生する。戦時中の1943年に大映が国家のお膳立てで作ら
れたが、戦後の1949年に東横電鉄(現:東急)が東映を作って一世を風靡した。さらに
東宝から労働組合が独立して作った新東宝を合わせ、合計6つの映画会社が存在する。
歴史的に、日本の映画発展には、太平洋戦争の敗戦と非常に大きく関係する。当時の、
日本は、戦後の鬱憤を、映画鑑賞で発散させていた。これが「大衆娯楽の王様」と言う
空前の映画産業を産んだ。従って、どんな作品を作っても、観客が入る。という時代の
背景を持った。映画会社では、薄利多売の供給方式を取って配給し、産めよ増やせよと
年間500本もの作品を製作していた。が、そのような時代であったから、芸術家たる
映画監督は様々な試みに挑戦する。黒澤明や小津安二郎、新藤兼人の日本映画の代表的
監督が出現したのは、この時代の申し子だったわけである。当時に、全国民の年間平均
鑑賞回数は実に12.1回を数えた。つまり国民平均で、一ヶ月一回は映画館を通ったとい
う平均値である。これは、映画館に来ることが、事実上不可能であろう赤ん坊やお年寄
りも計算に含まれた平均値なので、平均の勤労者たる職業人の逃げ込み場所、娯楽空間
の提供にかなりの効果や効用に寄与し、物理的にも映画館に足を運ぶことが可能な人で
あれば、1年間に最低15回程度以上は映画館に通ったことになる。娯楽の殿堂の寄席
やパチンコと合わせれば、こうした大衆娯楽経済は日本の6〜8割を動かすものだった
のだ。ところが、昭和33年(1958年)に、観客動員数でピークを迎えた映画産業は以後
は斜陽化していくことになる。その最大の理由は、1953年(昭和28年)に放送が始まった
テレビの影響で、高額だったテレビ受像器も国民所得増加、皇太子の御成婚、東京オリ
ンピックと続き一気に普及したのである。

75 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/09(月) 01:41:17.56 ID:ZvbFKvwNH
  新経済論おにゅ〜〜う     182  現代と未来社会を考える。

、1960年代半ばには各家庭に対してTVは約90%もの普及率に達する。このとき
既に、映画館の観客はピーク時の3分の1にまで落ち込み、海外のハリウッドであって
も、10本中で採算が合うのはわずか3本だけのヒットで、スマッシュ・ヒットと呼ば
れる採算ベースは、たったの1本だけだと言われた。ハリウッドでは多く製作すること
でリスクを減らそうとした。が、日本はその逆で、これまで人気俳優を創り出した多産
方式から、一本を入念に作り込む黒沢方法を行っていく。結果的にリスクばかりが高ま
って、いつしか、映画館には一部のファンと名監督にしか造れないシリーズ映画になり
、ファンは足を運ばなくなっていた。劇場側も、シネマコンプレックスなどは、基本的
コンセプトを、客席にスタジアムスタイル導入、前後間隔に余裕を持った椅子、個々に
カップホルダーの長時間の快適さに配慮され、音響装置に大型・複数のスピーカーと、
重低音スピーカーやサラウンドスピーカーを導入し、立体音響システムで映画館の醍醐
味や臨場感を味わえるように工夫していった。だが、それでも現代人は根強いファン層
しか当らないのである。此処に来てIT業界は、「疑似偽装空間の創出」に、アバター
システム、つまりバーチャル空間を作ったメタファーが現れる。これはどういう事か。
つまり、現物事象の生活空間は、コロナ禍などで、Tv会議による出勤、テレワークの
広がりとスマホの普及で、エンターテイメントの持つ模擬深層の興奮を、極度に高めて
時間と空間の浪費を無くすことに挑んでいる。かつて、秋葉原の無差別殺人事件での、
TVの悪さが指摘されたが、先に言った様にフラストレーションの吐き出し口としての
効用はありながらも、幼児と高齢化社会に対応したこのバーチャル世界が、はたして、
人間性や研ぎ澄まされる美感覚や肌で知る自然の猛威などに比べて、何を教育出来るの
だろうか。はなはだ疑問である。更に特筆すべきは仮想ゲームであり、製作者がいない
と進化がない。と言う自然環境とは全く違う世界は、仮想コインの様にインフラが切れ
て生きていける世界ではない。例え経済の半分がサービス業の経済でも破綻は見えている

76 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/09(月) 11:25:00.13 ID:nT6xeBAFu
  新経済論おにゅ〜〜う     183  現代と未来社会を考える。

 米国にはテイラー・ルールが存在する。金融方程式で、ジョン・ブライアン・テイラ
ーが1993年に提唱した、均衡実質金利とインフレ率と需給ギャップに基づた、これまで
の政策金利を、実際のFRBの行動をもとに導き出した理論だ。勿論FRBには、この
ルールに拘束されて決定しているわけではない。その為当否を巡っては論争がある。が
中央銀行の政策指針に影響を与えた論文でもある。望ましい政策金利(フェデラル・フ
ァンド金利などの短期名目金利)iは、次式で与えられる。
  it=πt+r't+αi(πi−π't)+αλ(σiーσ't)
πt はインフレ率(論文ではGDPデフレーター)、π'tは望ましいインフレ率、r't
は、均衡実質金利(自然利子率)は、σiは実際のGDPの自然対数、σ'tは潜在GDP
の自然対数である(正確には論文ではσiーσ't はGDPの%表記だが、ln(1+x)=x
のマクローリン展開の近似を使って、% 表記を止めた式だ。定数 αi・αλ は 正の
値を取る。テイラーの 1993年の論文の中では π't=2%、r't=2%、αi=0.5
 αλ=0.5 である。又、テイラーの1999年の論文ではαλ=1に変わっている。米国
の均衡実質金利であった r't は、1993年当時とその後では 大きく変わっており、ニ
ューヨーク連邦準備銀行では、推計値を公開している。アトランタの連邦準備銀行も、
この計算式を米国に適用した結果を公開している。基本的「自然利子率の測定」である
。色々な、バリエーションを作って、米国向けRスターLW推定、や、先進国のための
RスタHLW推定などは、ほぼ1993年のオリジナルの計算式である。ただし、インフレ
率として、GDPデフレーターではなくコアPCE物価指数を使っているなど細かい違いはあ
る。

77 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/09(月) 11:25:30.00 ID:nT6xeBAFu
  下記のように、方程式は左辺を itーr't にして、政策金利を実質金利(実質
政策金利)にすると、均衡実質金利にインフレ目標との差分と需給の差分を加算してい
る。実質政策金利 = 均衡実質金利 +αi×インフレ差分+αλ× 需給ギャップ均衡
。である。実質金利の定義上、実質政策金利< 均衡実質金利であれば 需要を増やして
インフレ率を高める、実質政策金利 > 均衡実質金利 であればその逆となる。日本で
は、インフレ率0だったので、年間上昇率のGDPから物価上昇率を引いてもマイナス
である。リフレどころではない。

78 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/10(火) 10:50:31.04 ID:C0MsmTxIR
そもそもミンスキーも、金融制度改革だけで金融危機を防げるといったナイーブな発想
は持っておらず、結局こうした危機は資本主義に内在する問題なのだ。という考えを示
している。マルクス経済学は、それをさらに強く打ち出していて、金融システムの歪み
や構造的問題は、金融だけではなく、実体経済を含めた より大きな世界資本主義的な
構造の問題として見なければいけないとしている。この大きな発想に惹かれたのです。

79 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/10(火) 10:52:43.02 ID:C0MsmTxIR
  新経済論おにゅ〜〜う     184  現代と未来社会を考える。

 「Econofakes エコノフェイクス」とはスペイン・セビリア大学の応用経済学教授で
ある フアン・トーレス・ロペスがつくりだした「経済のウソ」という意味の造語だ。
「経済学は、難解で抽象的な数式で提示されると、科学的で議論の余地のない真実の、
ように見える。しかし、経済学には、『科学』で存在するような普遍的な『法則』が、
必ずしも存在していない。実際は、仲間内で権威を与え合う経済学者たちの ゆがんだ
イデオロギーによって導き出された『ウソ』に満ちあふれている。そして、この『ウソ
』によって 『権力』や『富』が 一部に集中するシステムが、正当化されているのに
も関わらず、多くの人はそのことに気づいていないのだ」と、トーレス教授は言う。
それでは、その「ウソ」とはいったいどんなものなのか? そして「ホント」とは?
トーレス教授の著書、『Econofakes エコノフェイクス――トーレス教授の経済教室』
より一部抜粋、再構成して経済の素人でもわかるように5回にわたって解明していく。
その一つのウソが「資財とサービスの価格は『需要と供給の法則』によって決まる。と
多くが信じている 「供給の法則」や「需要の法則」という言葉を、経済学者たちが、
頻繁に口にする事だ。政治家やジャーナリスト、ひいては一般の人々までもがこの表現
を使うようになった。いまや、誰もが、これらの「法則」が市場を効果的に機能させ、
私たちが日常的に購入する商品やサービスの価格が、さも自動的に決定しているのだ。
と信じて込んでいる。従来から、経済学の教科書に書かれた「これらの法則」の定義に
ついて、Wikipediaに以下のような要約が記載されている。「『経済学でいわれる需要と
供給の関係』は、x型の双曲線の交点で決まる。」と、丁寧に図まで書かれている。

80 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/10(火) 10:53:40.96 ID:C0MsmTxIR
  新経済論おにゅ〜〜う     185  現代と未来社会を考える。

 「供給の法則」とは、『供給曲線』で示されるように「供給量は価格に比例し、財の
価格が上がるほど、市場に出まわる量が増える。」というものである。それとは逆に、
「需要の法則」とは、『需要曲線』で示されるように、「需要が価格に反比例して、財
の価格が上がるほど買い手の需要が減少する。」と言う物だ。したがって、財の価格は
「需要と供給の法則」によって変動する。他の事典やさまざまな本でも、ほぼ同様の、
説明が見られる。しかし、この考え方はウソだ。価格を決める法則とはいったい何だ。
本当に、『財』や『サービス』の、資本の価格が、供給と需要によって定められる。と
いうのはあるのだろうか?直ぐに『ウソである』事実が幾つも転がっている。なぜなら
、第1に、どんな場合にもウィキペディアに書かれているような法則が存在する。と言
うならば、オークション会場も、特定の寄付で賄う宝くじも、個々の信用発注もない。
科学の分野で「法則」という言葉が使われる場合、そこには明らかに一つの意味一つの
現象で、どうしても確実に起こる現象でしかない。すなわち、自然界や人間の行動や、
あらゆる知識分野に存在する「規則性」なのだ。法則というからには、「2つ以上の、
事物や要因の間に、常に関係がある。と言うことを示す科学的定理」である筈なのだ。
だから、何処でも何があっても、 「常に」そこで、それが起こらなければならない。
はたして、そうなのか???ここで重要な点は「常に」という言葉だ。なぜなら、法則
として認められるものは、普遍的に、規則的に、変わらずに起こることのみだからだ。
つまり、科学分野で、なんらかの法則が発見された。というのは、それが 他のどんな
状況とも無関係に、「いつでもどんな状況」でも「起こる現象」が見つかりました。、
「普遍的な真理」が確立されました。と言うことを意味している。のである。

81 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/10(火) 10:54:09.71 ID:C0MsmTxIR
  新経済論おにゅ〜〜う     186  現代と未来社会を考える。

 しかしながら、「価格が上がれば上がるほど市場に出る供給量は増える」(いわゆる
『供給の法則』)も、「価格が上がれば上がるほど、消費者の需要は減る」(いわゆる
『需要の法則』)も、現実社会の中の位置づけとしては、全く正しくはない。その間違
いを証明するのは簡単だ。その法則がない世界がある事を知るだけで、或いは見るだけ
でいいのである。そこでは、『需要の法則』も『供給の法則』も、実は法則ではない事
が起こっている。普通の企業に於いても、まず、『財』の価格が上がると、同時に生産
コストが高くなり、高くつくようになれば、おそらく企業は供給量を増やさない。だろ
う。逆に、『財』の価格が上がるのと同時に、消費者の所得も上がったり、その代替品
の価格も上昇したり、あるいは『その財』が、流行して、消費者からの人気が高まった
りした場合は、需要が下がらないどころか、上がる可能性さえも、十分あり得るのだ。
実は、マスクや、スマートホンで今回もそれが起こった。例えばいきなり価格上がって
、転売ヤーと言う奴らが現れた。ところがいざマスクが人々が必要とされた頃、ここで
需要と供給ラインはそう単純には動いてない。中国の工場が「潰れ」供給が減って価格
がやっと下がったし、贋物が無くなり闇ルートが一掃されて、正規ルートの正常化が起
こり安くなった。アイホンの転売ヤーでも起こった。わずかに3ヶ月違いで、中国でも
新製品販売すると、高値製品は日本の中古品市場に流れ、更に需要が伸びると、更に安
く手に出来るのだった。「企業の供給量と消費者の需要量」の関係を定める需要と供給
の「法則」は、財やサービスの需要・供給に、必ず影響を及ぼす 他の要因(企業側の
コスト、消費者の収入、市場動向、他の財の価格など)が、絶えず一定である場合にの
みに成立している。そして現実の社会は、奇跡でも起こらない限り、そんなことはない
。造った製品には、ちゃんと損益分枝点があり、仕入れコストや人件費の労務費が上が
れば、製品を多くし薄利多売に行くか、製品を少なくして需要コストを更に上乗せして
貴重品ルートに行くか、などは企業次第で、更に買い手事情じゃ、自主廃業さえも選択
にあるのが現状だ。

82 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/10(火) 11:21:58.62 ID:C0MsmTxIR
  新経済論おにゅ〜〜う     187  現代と未来社会を考える。

 問題はここにある。我々が 経済と言う場合には「財」や「サービス」としている。
だが、本当に残すべき経済とは、実は労働力であり、その技術の伝承と文化なにであっ
て、何も品物や価格に残るサービスではないのだ。例えば稲作文化だったり、踊りの姿
だったりすると、米の味や味覚とか、値段のあるものに、とかく行き着く。しかしなが
ら、本当に価値があるのは、黄色く実った風景だったり、四季に生きている移り行く青
さだったり、しめ縄を手作りして飾る伝統的な行為だったりする。これらの行為は母親
の慈愛と共に、価格と言う物に無縁の景観であり、腕や技の伝統行為なのである。昔の
フラメンコダンサーにある様な、伝統を受け継ぐ人々の暮らしであって、国体郷里なの
である。かつて70'S、年代に日本にオイルショックが駆け巡った。新出光商事では、
日章丸の 日本製の日本タンカーを造って、全世界の安値原油を買いまわった。独占し
世界の原油を牛耳る、セブンスターの多国籍企業に対抗したのである。この時この独占
企業は、話し合いの末に日本の出光には、原油を売らないカルテルを結び、時の通産省
にも公示している。つまり、先の需要と供給ラインの 供給逼迫を作ろうとしたのだ。
対して、出光に安価競争を仕掛ける違法者だとして、日本政府にすら圧力をかけたのだ
。原油供給に対して、この国際カルテルのメジャーと呼ばれるセブンスターclubは
メキシコや南米・中東のほとんどの油井を持つ石油コンビナートに、日本向け出荷規制
をかける程強かったのだ。ここに多くの国が、その利益搾取に抵抗し、油井の国有化を
法律で決めて、搾取する原油生産を武力奪収に及んでいた。これはイランでも同じだっ
た。国有化して日本に売り、日本のタンカーを横付けして 原油を買ったのであった。
当時は、原油市場は50年も経てば、地中の油は枯渇し、石油時代は終わる。と盛んに
噂をたてて 経済を石油高騰に向かわせていた。しかし、石油を使う生活は世界の2割
と言われていて 自動車を持つ先進国のみだったのである。

83 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/10(火) 11:32:21.49 ID:C0MsmTxIR
  新経済論おにゅ〜〜う     188  現代と未来社会を考える。

 財やサービスの価格の定め方について、従来の経済学は、需要と供給を使ったとても
シンプルな方法で示している。前述した図のように、価格が上がって供給量が増えると
需要が減る。という両者の関係は、ハサミの2枚の刃のようなもので、2本の直線又は
曲線がある1点で交わり、その1点で、供給量と需要量が一致する「均衡価格」の存在
で流通しているのだ。という説明につかわれる。つまりそれは、企業が「売ろう」と思
う価格であり、消費者が「買ってもいい」と思う価格帯を構成しているという説明だ。
しかしそれは、問題があり、その仮定自体が間違っている。ということだ。そのことは
、これまで多くの経済学者が複雑な数学的分析を用いて立証してきたが、ここでは簡単
に、できるだけ要約して説明してみる。『需要」というケースを見直してほしいのだ。
「法則」に従うと、財の価格が上がると需要は減り、逆に価格が下がると需要は増す。
しかし先ほど述べたとおり、これが起こるのは、消費者の収入、他の類似商品の価格、
そして消費者の好みがずっと一定の場合のみである。当然のように思える。収入が増え
れば、映画館の入場料が上がった。としても、私たちは、気にせずに以前と同じに、同
じ回数だけ映画を観に行くだろう。と思われる。あるいは、購買力が増えたのだから、
より頻繁に行くようになるかもしれない。映画に代わる別の活動(観劇、スポーツ観戦
、コンサートなど)の、入場料も映画と同額、あるいはより高く値上がりした場合も、
同じだろうと思われる。単に以前よりも映画を観たい気分になって、もっと頻繁に行く
かもしれない。つまり、この「法則」が成り立つのは、ある『財の価格』が変化しても
、消費者の所得が一定であるか、またはその財の代わりになる『類似品の価格』が変動
しない。という状況下に限られる。しかしこのような状況が起こることは、次に述べる
簡単な理由から現実的にはまず起こりえない。更に現実的に類似品の、TVやゲームが
出来て、旅行とか行ける個人の車社会では、正に瀕死の産業となってしまっている。つ
まり、需要と供給によって価格が決まるというのはウソなのである。

84 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/10(火) 11:54:34.24 ID:C0MsmTxIR
  新経済論おにゅ〜〜う     189  現代と未来社会を考える。

 『財の価格が下がる』ということの意味を少し考えてみる。すなわち、ある「財」の
価格が下がることは、その瞬間に所得が増えることと同じだ。しかし、財の価格が上が
ることは、その瞬間に所得が減ることをも意味している。たとえば、映画館の入場料が
安くなる。といえば、その分私たちの所得が増えたのと同じであって、そのお金でより
頻繁に映画に行けるようになったり、映画の代わりに芝居やサッカー観戦などを楽しむ
ことができたりするようになる。と説明される。ところが、そんなに人は執着心を持っ
た「オタク」なのだろうか。少なくとも映画であれば、面白くなかったら行かないだろ
うし、スポーツ観戦にしても、われわれの生活形態や生活文化の変化の上で暇があって
の事だ。いわゆる「サービス」や「サービス業」というものは、その習慣や風習の上で
の事なのだ。「財」の価格が上がれば、消費者の需要量は減り、下がれば増えるという
単純明快なこの「法則」は、所得の変動や、類似品への代替などからの影響がない時の
、「一部例外的な場合」にのみ成り立つのだ。現実では、普通はそんなことはありえな
い話なのだ。かつて西野亮廣は、小さなサークル内の絵が好評で、映画「えんとつ町の
プペル」と言う映画を作った。しかし、酷評された。それは二つの要因がある。一つは
聖書の「ブベルの街」を全く知らずに映画を作り、今まで常識や普遍的物語、聖書神話
を知らずに冒涜した事だ。これでは無知とは言え、まず綺麗な絵でもヒットしない。更
に二つ目は、小さなグールプの位置にある。例え美しい、緻密だ。と高評価されても、
その小さな需要の中では、直ぐに行き詰まるのは容易に想像できる。つまりその予想が
彼の頭の中に無かったのである。これが、需要と供給のバランスの終焉である。かつて
日本に硬水をヨーロッパから輸入した男がいた。上層部を口説いてやっと輸入した紅茶
やコーヒーに好評だったが、当時破格の50円でも売れなかったのである。水を買うと
言う常識が無かったのだ。更にお茶が産まれたのは、八女茶の青年部で70年代だった
。クズ茶が安価で捨てられので製品化したのだが、大赤字だった。ところが今や伊藤園
は大企業になったのである。つまり社会動静や政治指導で 世界がうごくのである。

85 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/10(火) 12:06:28.31 ID:C0MsmTxIR
  新経済論おにゅ〜〜う     190  現代と未来社会を考える。

 それでも、「需要と供給の法則」で、自動的に価格が決まると主張したい従来の経済
学では、さらに巧妙で、同じくらいの ありえないからくりが2つも持ち出されている
。その1つは、全消費者の好みを代表しているとする「代表的個人」なる人物の存在だ
。なんと現実離れした考えだろう。しかも、2つ目のからくりでは、この消費者代表が
存在するためには、市場での売買が行われる前に、誰か(独裁者or中央の権力者orスー
パーマンor神?)が、富と所得を分配しなくてはならないことが 数学的に示されてい
る。というのだ。こうしたアニメのような、ファンタジーを信じない限り、需要と供給
が、市場のあらゆる企業と消費者に有効な1つの価格を定めている。と認めることは、
できないパラドックスに入り込む。また、その価格における財の需要量が、消費者全員
が求めている、需要の総量と一致する。というとんでもない理論に発展する。あるいは
その価格における総供給量が、あらゆる企業の、供給総量と一致する。などということ
も言う。まとめると、ありとあらゆるものが、財の価格が需要と供給の法則によって、
自動的に決まる。という理論が、現実的にウソであることは充分に解っているのに、こ
の経済学というものは、平然と嘘を付くのである。この主に次の3つの理由から経済学
なんてものは存在しないのである。第1にそんな「法則」は存在しない。第2に、需要
と供給が、自動的に一点で一致するために必要な諸条件が、全く満たされる事はない。
そして第3には、たとえ個人レベルで、小さくは可能であったとしても、市場と言う物
に介入する「すべての企業」と「すべての消費者」を集合として見ると結果は異なる。
つまり、いわゆる「需要と供給の法則」などは、これを固守する経済学者の、頭のなか
だけに存在する理論であり、神と同じに陽炎論議を深めているだけの世界なのである。
彼らが、それを信じ込ませようと図ったところで、現実的には成り立たないものばかり
なのだ。結論として、「全く需要と供給は価格を決めない」のが現実世界なのである。

86 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/10(火) 12:29:00.61 ID:C0MsmTxIR
  新経済論おにゅ〜〜う     191  現代と未来社会を考える。

 そうしたウソが、どんな結果をもたらすのか?・・・それが、今のウクライナ戦争で
ある。「市場で起こることは、法則にのっとって自動的かつ機械的に調整されている」
と信奉することはいいとしても、まさしく市場は恒久的な法則や規則性に応えているの
だから、そこに誰かが、介入したり手を加えたりしてはいけない。と人々に信じ込ませ
る効果を持つ。そこに米国のある種の世界的指導者は、いくらかのグループの代表者を
政府議員や中枢に、ロビー活動として暗躍させて、信じ込ませている。これはひいては
諜報員やスパイ、暗殺団などの行動の構想様式の確定した社会とする。従って自由主義
や民主主義、或いは共産主義などと、声を上げて批判し、隠れては敵対する例えば今回
のノルドーストリーム爆破であったり、イランの将軍の爆殺であったり、と奇妙な事件
のオンパレードを終着駅に使うのである。たとえば、最低賃金を上げよう、賃貸料を変
えよう。といった市場アクセスがある。これに政府の介入動きを誘う為に、不利益を、
こうむる人は「人為的介入は法則に反することで、市場に大きなダメージを与えかねな
い。」と主張する。逆に、団体交渉を阻止し、解雇の規制緩和や土地の自由化を促進し
たい場合「これは、市場の適切な機能に必要な措置だ。」というだろう。こうした事の
、両面に働く勝手な大声は、リベート議会で常に起こっている。この矛盾に多くの日本
人は全く気が付かない。このウソは、実際に市場のやりとりに起こっている。そして、
そのことで偽ったり隠したりするのに役立っているのだ。一般的に言って「財」に、あ
らかじめ決められた価格は存在しない。あるのは製造コストと販売までの流通コストの
集合体であって、そこには政府の税も含まれる。そして、真の価格は、製品主体と販売
・販促の店の間での、具体的なやりとりの結果で決まってしまう。自動化された市場が
提示する結果ではなく、特定の場所とタイミングで行われる具体的な行為の結果なのだ
。つまり、スーパーの弁当は、売れても、味なのか安さなのか流行なのか客層なのかは
わからないし、閉店前に店員を帰宅させたいので完全販売に半値セールは販売側の販促
でもなければ、大量生産だからでもない。単に売れ残っただけなのだ。

87 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/10(火) 13:55:32.64 ID:C0MsmTxIR
  新経済論おにゅ〜〜う     192  現代と未来社会を考える。

 日本での「マルクス研究」は「マルクス経済学」とほぼ同じ意味になる。研究するの
も経済学者であるからだ。しかし実は、日本特有の現象なのである。他の国でマルクス
は、思想であり哲学や社会学の一つの実現体や理想郷として受容される。哲学者は勿論
国学者や歴史学者や社会学者と一般経営者など、色々と幅が広い。マルクス自身も経済
学者ではなく思想家、アクティビスト(活動家)哲学者として捉えられる事を好んだ。
近年、マルクス『資本論』を現代の気候変動問題と絡めて、読み解く『人新世の「資本
論」』が話題となり、著者の斎藤幸平さんがベルリン・フンボルト大学の哲学科の出身
と言う異例の本となった。斎藤自身が「マルクス研究者」や「経済思想家」を名乗って
いるのに、メディアは斎藤を「マルクス経済学者」として紹介する現象が続いている。
日本はこれほどまで、マルクス=マルクス経済学と言う見方をしてメディアの横暴さを
見せつけている。もちろん哲学や社会学と密接な関係をもち、あくまで経済学の領域で
マルクスを研究する「マルクス経済学」ではある。その研究成果の蓄積は、ほぼ日本に
しかない程、今の日本は研究の蓄積を持つ。新たな鉱脈を絶ち、マルクス経済学を衰退
させず、次世代へ引き継ぐという使命感を持って、東工大や東大などに講義ないしクラ
ブなどがある。それこそ、今やらなければいけない。と使命感すら感じられる熱意だ。
これまで大学で教えられるマルクス経済学の蓄積は、そこで伝えられ、古い知識をその
ままに、継ぎ足しで教えられる。大学生の使っている経済原論の教科書は、1985年刊の
増版で内容をそのまま話しても、今には伝わらない。現代の経済状況と離れてしまう。
マルクス経済学の、教科書を頭から読んでいくと、とてもややこしく 哲学的、概念的
な議論が展開される。なんとか読み進めた結果でも、出てくるのが「貨幣は金(きん)
」なんだよ。という結論だ。高尚で難解な話が続いたあとに、えらく即物的な事象に話
が決まる。肩透かしをくらったような、合理的な解釈が終点で、「要するに貨幣は金(
きん)なのならば、最初からそう書けばいいのに。」と思う人は大半であろう。

88 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/10(火) 13:55:56.27 ID:C0MsmTxIR
  新経済論おにゅ〜〜う     193  現代と未来社会を考える。

 これは、実はマルクス経済学の研究が、「前近代の金貨幣論は、現代の貨幣を分析す
る基準であり続けて、現代なのだから、基準を変えてはいけない。」、つまり「金貨幣
を中心とした『資本主義』を基礎理論とすべき。」といい主張の上にある。しかしなが
ら、「貨幣は金」という基準は、もはや基準として機能していない。1971年のニクソン
・ショックで、「米ドル紙幣=金」という兌換を、一時停止が宣言されて、ブレトン・
ウッズ体制は、簡単に崩壊した。実質、貨幣は金ではなくなったのである。この不換制
の世界に、「米ドル紙幣=原油=エネルギー」を、打ち立てる様にキッシンジャー博士
は駆けずり回った。そこからもう、半世紀以上経っている。それでも資本主義は成り立
っているのは、この「米ドル紙幣=原油=エネルギー」を納得させた社会を築き上げた
からである。いまや、金に紐付けられない様な、この貨幣システムで、「資本主義」が
保たれる理由を、説明できる理論を打ち立てなければいけなくなったのである。これは
つまり銀行システムを入れて『資本論』を再構成する、ということになる。つまり有限
の中だからこそ無限の価値があった「金」の兌換制から、逆に無限に出し続ける「原油
」の価値に「無限の数字」を許さない「有限の数字」の通貨制度の構築が、まだ出来て
いない。マルクス経済学者から言わせれば、大胆すぎるアレンジになる。しかしして、
現実に、このIT化した現実社会に、いわゆる株価であろうが通貨であろうが、仮想の
コインであろうが、無限に造られ使用される仕組みを持っている。これを規制し、自然
の中の有限の価値と変える事が、必要になったのが現代である。だから、踏み込んで考
え直す必要がある。現代風にアップデートされたマルクス経済学にしたい、と納得でき
るロジックを、考えた上で、普通では聞けないマルクス経済学の解釈が展開される。

89 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/10(火) 13:56:21.58 ID:C0MsmTxIR
  新経済論おにゅ〜〜う     194  現代と未来社会を考える。

 研究と教育が表裏一体となっている。マルクス経済学にはそんな面白みもあります。
マルクス経済学の授業は、100年以上 昔から行われてきたため、教壇に立った教員達が
大勢に向かって講義をする旧来のスタイルが、既に一般的になっている。固定観念を壊
し、学生を巻き込んで一緒に考える。金に基づかない貨幣を前提とした、商品・貨幣・
資本の3領域を再構成する資本主義の基礎理論は、まだフィックスされていない内容で
ある。学会で合意がとれている内容ではない。私自身の研究テーマとして思索しつつ、
新たな研究テーマは、生産と労働である。従来マルクス経済学の中で貨幣や金融など、
市場に関する分野の理論が考えられてきたが、市場の問題だけに絞っていると、現代の
社会構造における諸問題を解決できないのではないか、という懸念がある。期待値での
株価の現状である。マルクス経済学の本丸とも言える「生産」という概念を深く掘り下
げて、生産と技術の研究が盛んな大学である。技術史や科学史に詳しい先生もたくさん
いる。そうした先生たちは、生産とはなにか、技術とはなにかを、考えている。特に、
現代のITの進展によっての生産の概念は、人間社会をが揺さぶっている。貨幣が金で
はなくなった世界をどう考えるのか、という問題と並行して、物質的な生産だけでなく
なった現代の生産、そして労働をどう捉え直すのかに関心が向かっている。リベラルに
研究での自身は、大きく教養のない人間だという自覚がある。クラシック音楽の鑑賞が
趣味だったり、古典に詳しかったりした先生方の享受を受けると、この手の「教養人」
への想像の乏しさが、私の教養のなさが途端に見えてくる。おまけに、大学で専門以外
の教養を身につけられる「教養学部」の時期に、ほとんど大学へ行っていなかった事が
身に棲まされる。経済学を専門にし、教養とまではいかなくとも、その一端である歴史
を理解する眼の涵養(かんよう)が出来る。高校時代歴史が苦手で、年号などの丸暗記
が苦痛でも、それが経済史を学んで行く以上、その年号にある大切さに気付く。歴史上
の出来事がよくわかるようになれば、経済史で、歴史を動かす動力として、お金などの
経済的動機が、社会通念上に設定されている事が見えてくる。

90 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/10(火) 13:59:09.75 ID:C0MsmTxIR
  新経済論おにゅ〜〜う     195  現代と未来社会を考える。

この動力から説明される歴史はロジカルで、わかりやすいものに姿を変える力がそこに
あるように思えるのだ。例えば第一次世界大戦はなぜ起きたのか。高校の歴史授業では
、ドイツ・オーストリア・イタリアの三国同盟と、イギリス・フランス・ロシアの三国
協商が対立して、各国は、バルカン半島の主導権をめぐって画策し、バルカン半島は、
スラブ系民族とゲルマン系民族の対立などの複雑な民族問題を抱えて戦争した。などと
解説され、「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれていた……などという説明を受ける事で、
時間が過ぎる。基本的に高校までの歴史の授業は「彼の歴史」であり「西洋の政治史」
なのです。この説明だと、なぜスラブ系民族とゲルマン系民族が対立しているのかは、
全くわからないし、三国の組み合わせも、暗記するだけになってしまい、裏にある絶対
の運命が、見えないままに過ごしがちです。しかし、一方、古くから唱えられている説
では、マルクスの「経済学から見た第一次世界大戦の発端」は、こうである。当時に、
イギリスは先行する資本主義国で、ドイツは後発国として追いつこうとしていました。
後発のドイツでは、まだ国内市場が狭いため、さらに経済発展するためには海外市場を
必要としていた。しかしながら、ドイツの大企業が、海外市場に出ようとしても、多く
の地域を すでにイギリスやフランスが植民地としており、市場の開拓ができなかった
。そこに利害対立が生まれて、第一次世界大戦が勃発した。という説明になるのです。
これは現在、当時沸き起こりつつあったナショナリズムなどの民衆心理を過小評価して
いる。などと批判も多い説ではあるが、こう聞くと、筋が通っていてわかりやすい、と
感じてしまうのだ。そして、現実の事象でも、モロッコの港や北アフリカのチュニジア
などの港の利権や使用を巡って 今の中国とアメリカの様な事が 大戦の発端となった

91 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/10(火) 14:09:42.29 ID:C0MsmTxIR
  新経済論おにゅ〜〜う     196  現代と未来社会を考える。

 インフレ率とは、消費者物価上昇率のことで、最近の相場では、毎月毎月大騒ぎにな
るCPIの数字が、それに該当している。とされる。また 需給ギャップとは、現実の
GDPと潜在GDPの差を 指している。一般的には、政策金利=均衡実質金利+イン
フレ率+0.5 ×(インフレ率ー目標インフレ率)+0.5 × 需給ギャップの この数式に
よって定義されます。ただ最近ではこれにいくつものバージョンが登場しており、ブラ
ードも講演で複数の数値を開示しています。同氏が唱えるテーラールールは、経済状態
に応じて、貨幣の供給量ではなく政策金利を変化させる金融政策ルールで、具体的には
現在のインフレ率が長期的な目標値からどれだけ差があるか、景気変動に対応する需給
ギャップが 均衡値からどれだけ離れているかに応じて、政策金利の変更(上げ下げ)
を行っていくのだ。という概念であり、既に市中にバラまけるだけ紙幣をバラまいてし
まった今のFRBが、インフレに直面して実施しようとしている政策。となっているわ
けで注目されているのである。チャートでは、実際の米国のFF金利とテーラールールに
基づいてあるべき「ゾーンとの差」を示される。御覧のとおり現状のCPIが示してい
るインフレ率から考えれば4%台のFF金利は全くワークしていないことが見えてきます。
現実には、最低で5%、あわよくば7%レベルまで引き上げる必要がある。と見えてくる
。実際米国の債券依存度は、日本と同じにすさまじいものがある。発行国債の償還期の
平均は5年程度と、日本よりもさらに短いことから、7%の利上げなどでは、足もとの
税収をすべて投入しても払いきれない可能性がある。本当にどこまで利上げをできるの
かが大きな問題になりそうです。こうした事で、パウエル議長は相当な覚悟を決めてい
る可能性もある。1930年頃から、FRB利上げが88回中76回は50ベーシスポイントだっ
た。75ではなく50ベーシスポイントというのは決して低い利上げペースではなく、巷の
市場参加者が12月FOMCで利上げ幅が下がるからと歓喜するような数字ではないことが見
えてくる。

92 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/13(金) 11:33:31.89 ID:aGVJ932v4
  新経済論おにゅ〜〜う     197  現代と未来社会を考える。

 財務省が発表していた8月の国際収支統計によると、貿易や投資などの海外との取引
状況を表す経常収支は「589億円の黒字」だった。しかし黒字額は前年同月から96.1%減
り、8月の比較可能な1985年以降で、なんと最小となっている。単月で黒字になるのは
2ヶ月連続とはなったものの。円安や資源高でのエネルギー関連の輸入額が膨らみ赤字
スレスレなのである。経常収支は、輸出から輸入を差し引いた貿易収支で、外国の投資
のやり取りを示す第1次所得収支、旅行収支を含むサービス収支などで構成されている
。この貿易収支赤字が、今や過去最大の2兆4906億円、概ね、2兆5千億。全体を押し
下げ輸入額が 10兆5502億円と52.9%増える。ひと月で、10兆円を超えるのは初めてだっ
た。原油と石炭、液化天然ガス(LNG)の エネルギー資源の値上がりが響くが。原油高
の中の1バレルあたり112ドル41セントと前年比52.3%。つまり5割値上げを買う形だ。
円安を加味すれば、円建て1キロリットルあたり9万5610円と87.5%の大幅上昇なのであ
る。輸入物価上昇におよそ2倍価格なのである。輸出は23.7%増の8兆596億円。自動車
や鉱物性燃料、半導体等製造装置が売れるものの、世界経済の減速で伸び悩み、輸入の
増加との差は大きい。第1次所得収支、3兆3271億円と前年比 46.8%増、単月として最
大で海外子会社の配当が増える。円安により円換算での上振れである。しかし広告料の
支払いなど、サービス収支の支払いも増え6159億円の赤字だった。サービス収支に含ま
れる旅行収支は72億円赤字。訪日外国人消費額から日本人海外で使った金額を引き、ト
ータル赤字である。2014年9月以来初だ。出国日本人が 38万6400人に対し、訪日外国人
旅行者16万9800人。当然である。40万の町内会がしこたま旅行で使い、行きずり旅人
がポチポチ食堂に立ち寄った街の会計なのだ。黒字の筈はない。ここ7ヶ月間そうした
経過を辿った。ところがである。黒田総裁は「利上げではない」と強調するが、額面通
り受け止める向きは少なく、金利、外国為替市場は神経質な動きが続き、円高の風が、
今吹いているのだった。

93 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/13(金) 11:33:52.36 ID:aGVJ932v4
  新経済論おにゅ〜〜う     198  現代と未来社会を考える。

 ところが、で、ある。財務省が12日発表した 2022年11月の国際収支統計によると、
突然に変化する。貿易投資などの海外取引状況を表す経常収支は1兆8036億円の黒字で
、黒字額は前年比から16.4%増え、11月は過去最大。前年を上回るのは8ヶ月ぶりという
妙竹林決算である。海外子会社からの配当増加や訪日外国人回復による黒字が貿易収支
の赤字を上回るのである。まるで神風である。経常収支の(輸出ー輸入)の貿易収支も
、外国投資のやり取りを示す第1次所得収支、旅行収支を含むサービス収支などで構成
の収支決算も。22年10月は円安資源高を受けた貿易赤字、経常収支9ヶ月ぶりの赤字と
なっていたのに。11月の貿易収支1兆5378億円の赤字で、11月の過去最大だったものの
。そんなに大きくなっていない。輸出額は前年同月比20.7%増の9兆81億円。自動車や
建設用・鉱山用機械が堅調に伸びて、21カ月連続で前年を上回った。輸入額は33.8%増
の10兆5460億円。エネルギー価格の高騰などで22ヶ月連続で増える。原油の輸入価格は
1バレルあたり100ドル38セント、円建てで1キロリットルあたり9万2344円。前年比で
2〜5割高の水準ながらも10月に比べ低下する。11月に対ドルの円相場も円高方向に動き
貿易赤字も10月に比べると縮小した。第1次所得収支は3兆7245億円の黒字、前年同月
から53.9%増。黒字額は11月としては過去最大で、他の月を含めても過去3番目の水準と
なった。海外子会社からの配当金の直接投資収益が 自動車関連や商社などで増えた。
海上輸送運賃や資源価格の高騰で海運、エネルギー関連の海外子会社の業績が好調なの
で、円安で円建ての評価額が膨らむ。債券や株式投資の証券投資収益も、輸送関連で、
大口の配当金があった。サービス収支は1664億円の赤字だったものの赤字幅は前年比で
300億円超、前月比で5000億円超縮小している。訪日外国人の消費額から日本人が海外
で使った金額を引いた旅行収支の黒字が950億円と、前年同月比で6倍になったことが
寄与した。政府が22年10月に水際対策を大幅に緩和したことで、訪日外国人は急回復し
てきている。コロナ禍がやっと去って 景気回復基調となった。この事は米国利益も又
押し上げている。つまり、日本に支社を於いた米国企業は利益が出た格好である

94 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/13(金) 11:34:51.31 ID:aGVJ932v4
やはり 日本経済は だんぜん強いのであった。  チャンチャン とくら〜〜

95 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/13(金) 22:46:00.45 ID:Z5gZao+CW
  新経済論おにゅ〜〜う     199  現代と未来社会を考える。

ここでは、「 Big Mac index(ビッグマック指数)」と呼ばれる数値を話したい。所謂
バーガー価格の国別ランキングである。マック指数は、各国の通貨の購買力格差を示す
ために使われるもので、日本円の、ビッグマック指数も算出されて毎年出されている。
その結果を知ると、日本の先行きに不安が募る。と書かれる。ビッグマックは、世界大
手ハンバーガーチェーンの「マクドナルド」の商品である。ビッグマックのアメリカに
おける販売価格を基準として=1である。対して、各国それぞれの通貨でどれくらいの
価格で販売されているのかを調べることで「BMI」が算出される。算出はイギリスの
経済紙『エコノミスト』で、毎年数値を発表している。最新のデータはスイスが「+30.
3%」で1位、ノルウェーが「+21.6%」で2位となっている。一方 日本は「-45.1%」で
41位となっており、全体でもかなりの下位だ。つまり、日本ではアメリカよりも大幅
に安い価格で購入できる。このことがなぜ日本の先行きに暗い影を落とすの。理由は、
ビッグマック指数はその通貨の「購買力」を示しており、ビッグマック指数がマイナス
になることは、現在の「円の価値」がドルに比べて「大きく過小評価」されている。と
いう現実になるからだ。一見日本人にとって安く食べられることは、良い事にも感じら
れる。が、アメリカで2倍に近い日本円が必要になる事を示している。これは2つの事
を示す。1つは世界からは「貧乏国」だとみなされていて、買い叩きの対象国。つまり
後進国経済だ。と言う、貸付や利子や格付けが不利な地位にある。と言う経済構造だ。
2つ目は、輸出規制の再来である。1986年 米国246.4円、日本370円+1.5、豪州164.8円
+0.6 、英国252.6円+1.02であった。1995年米国195.3円 日本391円+2.0、英国235.8円
+1.2、である。ところが1997年以来下がってしまうのだ。米国304.9円 日本294.0円で
0.95つまり -20%となった。これは、ドルショックの過渡期だったからだ。ところが、
実は日本で 370円というのが、如何にブレトンウッズ体制で作られた単価だったのか。
という事を表している事になる。この0,95% から今や 0,65%である。いやはや

96 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/15(日) 16:13:25.25 ID:I7n22jIyY
  新経済論おにゅ〜〜う     200   現代と未来社会を考える。

 日本で500mlのコカコーラは、定価で160円程度ですが、アメリカでは150円。同じく
先進国のイギリスも160円、韓国も同じくらいでした。タイやフィリピン、東南アジア
では60円、70円と日本の半分以下の値段でした。インドやエジプトも然り、物価が安い
のでがぶがぶ飲んでいた。東南アジアの物価は基本的には、日本の3・4分の1と言われ
ている。マレーシアでパラセーリングをして3000円程度!破格ですハワイだったら5万
程度、今では浜辺の入場税もかかる。エジプトで「ヒエログリフ(象形文字)」で彫られ
た自分の名前で世界にたった一つのアクセサリーが1000円。エジプトの1000円は大金な
のでありました。東南アジア同様400円もあれば お腹いっぱいご飯が食べられ、インド
とエジプトの丁度真ん中、ヨルダンやイスラエルの物価は非常に高かったのを覚えてい
いますが、基本平和国家は物価が安い。インドを抜け、ヨルダン・アンマンなどコーラ
の値段は300円弱だった。イスラエルの観光地でもある旧市街地の コカ・コーラの値段
は400円と日本の倍近くで、コーラ以外にもなんでも物価は高い。イスラエルは バナナ
やパンさえ高いひもじい思いで周る事になる。物価が高ければ、もちろん宿代も高い。
イスラエルは「宿」に予算をほとんど持っていかれる、今回のサッカー観戦でも、人数
集めてアパート借りて、自炊をし安く済ませていた。しかし、世界にはまだまだ物価の
高い国はある。例えば、オーストラリアだと 500mlのコカコーラが400円。平均年収800
万を超える北欧・ノルウェー・オスロでは600円。マクドナルドのセットは 1300円ほど
していた。日本は「マクドナルド」は、非常に安いファーストフードのイメージがある
が、海外では「高い食べ物」。スイス・高級リゾート地「サンモリッツ」行きの電車の
中で買ったコーラが1本800円二人でサンドイッチコーラ2setで4000円である。驚きな
のがこの時の宿は平均相場が1泊6万円で最低であった1泊8万円の平均帯と言うのだ

97 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/15(日) 16:14:19.83 ID:I7n22jIyY
  新経済論おにゅ〜〜う     201   現代と未来社会を考える。

トリップアドバイザー「1000円でどこまで行けるタクシー料金」によると、日本・東京
は2.896kmとかなり低い様子。最下位のオランダ・アムステルダム(2.695km)の次に値段
が高い。インドは、なんと1000円で86.960kmも走ってくれる問題にされるニューヨーク
のイエローキャブでは1000円で8.403 km。だがチップも必要だ。エジプト・ダハブで、
タクシーの運転手との料金トラブルでナイフを突きつけられた経験もある。ホテルの前
での喧嘩していたので、ホテルのオーナーが止めにかかってくれたが、今思えば日本円
にして100円程度の 載せ掛け料金問題だった。タイでは、左右に窓のない 爽快感たっ
ぷりな”トゥクトゥク”のイメージがあるかもしれませんが、実はタクシーの方が値段
が安かったりします。基本的に値段交渉ではなく、メーターを使うと安く済ませること
が出来ます。しかし、タイのタクシーは基本値段交渉です。「俺は知ってんだぞ!」と
食い気味での覚えたてのタイ語が少しでも話せれば、ぼったくられることはない。人件
費が上がれば、当然物価も上がる。東南アジアやエジプトばりに安いと思っていたのが
「南米」だったが、最近ではチリのサンティアゴなんて日本より高いなんて話を耳にし
ます。ただ物価に関しては上がり下がりが激しく世情が左右するので、旅をする前に、
チェックするべきでしょう。その国に到着し、慣れるまでに要チェックが必要ですね!
物価が高い国、低い国、様々です。とにかく安いのはアジアでした。特に東南アジアの
コストパフォーマンスぶりにはびっくりします。最近は中国人経営が増え、ドル高進行
で、随分変わったとも聞きます。南米は鉱石の資源を求めヨーロッパの人たちが産業し
てきたため、労働者の人件費が向上。そのため物価もだんだん上がってきている。とは
言われています。実際に訪れた時は、エルサルバドル、コロンビア、ペルー、ボリビア
だけでしたが、日本よりも多少物価は低いものの、イメージしていたよりも物価は高め
だった。つまり、本来の消費者物価での日本円は やはり1$=100円程度であるのだ

98 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/20(金) 19:39:51.45 ID:5FFvwqW8/
  新経済論おにゅ〜〜う     202   現代と未来社会を考える。

 北欧では、歴史的対立と征服があったが、ソ連時代は東欧の状態を見て東側諸国の枠
から、外されたり外れる事が無かった。ドイツに蹂躙され、ソ連から侵攻を受け、更に
米英軍により解放されても、国王は、ソ連に寄る事も英米に寄る事も無く一定の距離を
保っていた。この地域のこの中立平和主義こそは、日本に対するロシアの関係も対立す
ることなく独立を果たさせていた。何回かソ連からの侵攻や領空侵犯があった。しかし
数少ないフランカー戦闘機のSu機にも果敢に戦いソ連はこっぴどくやられている。こ
の新型機のSu-27(スホーイ27、スホイ27)は、ソ連のスホーイ設計局が開発した 最高
傑作の東側戦闘機とされた。現在もロシア、旧ソ連諸国や第三世界で使用、改良された
本機はアメリカの F-15 イーグルにも匹敵する極めて高い格闘性能や、長大な航続距離
を誇る。単なる改修型に留まらず、Su-27 と同一の形状で Su-35と言う新世代の機種も
製作され運用されている。傑作中の傑作戦闘機として大成功を収めていますが、実は旧
ソ連の当時はひどい欠陥戦闘機と見なされていました。設計者にさえ「根本的に 解決
不可能の機体」とされた。具体的にまず新開発の大パワーエンジンが間に合いません。
一時的に既存品で代用し、1977(昭和52)年に「T-10」の試作機が初飛行した。T-10は
、目標であった F-15 以上の性能をまったく達成できませんでした。T-10の低性能は、
エンジンを差し引いてもなお想定以下であり、速度や加速、上昇力のみならず戦闘機と
して不可欠な急旋回もほぼ不可能だった。更に有害な振動音発生に悩まされ、航空機と
して空力特性に根本的な問題を抱えていた。ひどい欠陥戦闘機だったのだ、対して北欧
はいち早く1950年代初頭にサーブ 29 トゥンナン戦闘機が配備され。米英ソ空軍に匹敵
する新型戦闘機を保有し、自国開発のスエェーデン機を制作して行く。1950年代、空軍
はドイツから摂取した構想や技術を導入し、これらを組織基盤に据えた。最終的に整備
が簡単で、直ぐに発進できるにJAS39 グリペン戦闘機を開発し登場させた。

99 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/20(金) 19:40:21.37 ID:5FFvwqW8/
  新経済論おにゅ〜〜う     203   現代と未来社会を考える。

 北欧では、西側諸国とロシアの間で 長く中立を守ってきたが、ロシアのウクライナ
侵攻後は、西側に傾倒したスウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO
)加盟申請に、NATO首脳会議が行われ、公式に承認される見通しとなった。両国が
先月18日に加盟の意思を明らかにした後、加盟に反対していたトルコが賛成に転じた
と伝えられる。しかし、今だない。ロシアはスウェーデンとフィンランドがNATOに
加盟すれば、バルト海沿岸にある「飛び地」カリーニングラードに核兵器を配備すると
警告を出して牽制する。しかし、米国情報筋は既に置いて要るはずだ。とも語る。欧州
安全保障の地形激変にともなう「新核冷戦」が現実にある。ロイター通信によると、ト
ルコのエルドアン大統領は28日、マドリードで、フィンランドのニーニスト大統領、
スウェーデンのアンデション首相と、個別に首脳会談を開き、両国のNATO加盟支持
する共同覚書に署名した。NATOのストルテンベルグ事務総長は、「スウェーデンと
フィンランドのNATO加盟が成功すると確信する」と加盟を既成事実とした。しかし
その署名には、クルドのテロ犯人の引き渡しが当然入っているはずだ。NATOの首脳
会議で、スウェーデン、フィンランドのNATO加盟が確定すれば、ロシアが公言した
通りカリーニングラードに、核兵器を配備する可能性が高いと危惧している。リトアニ
アは自国領土を通過するロシアのカリーニングラード行き貨物列車の運送停止を明らか
にしており、核兵器搬入の道が断たれた場合、軍事衝突が起こる可能性もあるようだ。
英紙フィナンシャル・タイムズは、「バルト海をはじめ軍事的緊張が高まるだろう」と
伝えている。ところが、実はロシアの進出は当然の事で、1000年も前から、資源や物流
はロシアからスペインに至る事で、経済活動が成り立っていたのである。領地問題や、
権益問題は置いといても、エネルギーや資源、経済問題は、クリアできないだろう。

100 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/20(金) 19:40:59.49 ID:5FFvwqW8/
  新経済論おにゅ〜〜う     204   現代と未来社会を考える。

 その後やはりというか当然というか、トルコは、分離独立を主張する自国少数民族の
クルド人を支援するという理由で、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟に正式
に反対した。両国はエルドアン政権の要求を受け入れ、クルド人民防衛隊(YPG)を
支援しないことを決めた署名をしている。クルド人テロ容疑者を迅速に追放・送還する
要求も受け入れ、トルコに対する武器輸出禁止も解除した。スウェーデンは北欧諸国の
中で移民受け入れには特に寛容な国で、毎年大量の移民を受け入れています20世紀後半
以降の、人口増加のかなりの部分は 移民流入によるもので、大戦期にナチス迫害から
逃れてきたユダヤ人や、戦後共産化した母国から逃れてきた東欧の人々、そのほかにも
様々な理由で母国を離れざるを得なくなった人々を受け入れてきて、帰化した人が多い
。 しかし、他のヨーロッパ諸国同様今や、「移民に仕事を奪われる」 「社会の秩序を
乱される。」「福祉システムを脅かす」といった危機感から移民受け入れに対する反対
する声は大きく、2011年には一部の過激派が移民推進を掲げる政党に対しテロ事件を起
こして、ノルウェー連続テロ事件が起こった。こんな事件を受けても、なお、2013年の
総選挙では 移民反対派が勝ってしまうほど、ノルウェーの移民反対の声は根深い拡大
した。近年は世論の意向を受け、政府が移民受け入れに関する基準を厳しくしたことも
あり、ノルウェーへの移民申請者は減少傾向にあります。2009年移民の数は10万人を超
え過去最高を記録し、2011年の統計によれば、スウェーデンの総人口のおよそ2割が、
移民もしくは移民の親を持つ2世や3世とされる。その結果、今やスウェーデンの街は、
様々なアフリカ系、中東系、ラテン系、東洋系など、人種の人々で溢れかえっており、
世界の縮図ともいえる状況。当然文化にも大きな影響を与えているので、スウェーデン
は移民なしには語れない国となっている。この理由も過去に遡って、「バルト帝国」の
絶頂武威の君主であるカール国王にあった。ポーランド・スウェーデン戦争やカール・
グスタフ戦争などの「北方戦争」を引き起こし、絶対王政の基礎を築いたが、その大元
は、ルーシ―商人が力をつけ、それをツァリーが率いた事による革命だった。

101 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/23(月) 15:52:05.62 ID:5VXK7utFU
  新経済論おにゅ〜〜う     205   現代と未来社会を考える。

 トルコの検察は先に、カショギ氏殺害はアフメド・アシリ(Ahmed al-Assiri)情報
機関副長官の監督下で行われたとの見解を表明。米財務省は、サウジ王室の メディア
顧問だったサウード・カハタニ(Saud al-Qahtani)氏がこの事件につながった 活動で
ある「計画と実行に関与」していた。と主張していた。しかし、サウジ検察によると、
カハタニ氏は、捜査を受けたものの「証拠不十分」として不起訴となり、アシリ氏も、
起訴はされたものの最終的に同じ理由で無罪となった。かつてムハンマド皇太子の側近
だった両氏は、事件を受けて解雇されていた。だが、欧米の情報筋によると、審理の為
に、出廷していたのはアシリ氏だけだったという。カハタニ氏は、王室批判を展開する
人々をソーシャルメディア上では、激しく攻撃する活動を主導していた。又カショギ氏
殺害事件以降は、公に姿を見せておらず、その行方をめぐり臆測が広がっていた。この
サウジ他中東の、超法規的・即決・恣意(しい)的な処刑に関する国連の特別報告者、
アニエス・カラマール(Agnes Callamard)氏は、ツイッター(Twitter)への投稿で、
「要はこういうこと。殺し屋たちは有罪となり、死刑が言い渡された。黒幕たちは自由
の身になっただけでなく、捜査と裁判の手が、ほぼ及ばなかった。これは正義の審判と
は正反対。あざけりだ。」と批判している。トルコ外務省は、今回の判決は「期待を大
きく下回った裏切りだ。」と表明する。国際人権団体アムネスティ・インターナショナ
ル(Amnesty International)は「正義も真実ももたらさないごまかしだ。」と 非難し
た。しかし、ここで同じ仕組みを持つトルコは、この国際人権団体のクルド人民防衛隊
(YPG)などの庇護の声明を、かなり悪辣に非難してる。こんな黒幕を温存している
国である中東で、トルコも生き抜いていく国である。人権の無い国として中国が問題視
されるが、それ以上に信用できない国、宗教を捨てた国としての問題が大きい。かと言
ってイスラム社会も問題が大きいのは、ここに見える。米国が如何するつもりかは全く
解らないものの、もう少し矯正し共生の道は必要だろう。

102 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/23(月) 15:52:26.02 ID:5VXK7utFU
  新経済論おにゅ〜〜う     206   現代と未来社会を考える。

 よく日本経済に何が必要か。って言う議論が、TVに出るが、全く間違っているのは
、外国がなんたらかんたら企業がなんたら、挙句の果てはリスキニングで脳力向上・・
いやはや見当違いも甚だしい。日本が行うべきは憲法違反の取り締まり強化に尽きる。
特に、政教分離は早くから憲法明記されているのに、何も出来ない政治家達である。国
民が喝を入れる前に、メーデーでスト権ストなんてデタラメを日教組は早くから扇動し
て、道を踏み外した事だ。そうして経営者は中国や韓国に寄り付く事に必死になった。
いわいんや、今や輸出入が米国以上だから、大事な隣国だのなんだと反論する。そこが
まず間違っている。それは君らがそうした方向に育てたからであって、別に中国と繋が
れなくとも充分に仕事のやり方はあったはずだ。高効率や利益を上げろと盛んに言うが
、そうした亡国論理に水を差す御仁もほぼ消えた。もし、そうした利益重視効率重視が
正論なら、反社のヤクザのカツアゲや、忌まわしい殺人さえも厭わない博徒や盗徒が、
一番良い方法を取る一番の良優国民に当るに決まる事になる。そんな馬鹿を許す程国際
社会も自然現象も甘くない。それらを国是とした国に起こってるさもしい行動が如何に
あるか。ってのは年中TVに映っているではないか。これが経済学者や評論家の嘘だ。
ウクライナの異常さはウクライナ国民にある。人権の無い国として中国が問題視される
が、それ以上に信用できない国、宗教を捨てた国としての問題が大きい。かと言って、
イスラム社会も問題が大きいのは、ここに見える。米国が如何するつもりかは全く解ら
ないものの、もう少し矯正し共生の道は必要だろう。凶悪極悪の思想が繁殖してきて、
ブッシュを裁判にかけず、トランプやバイデンを創り出している。これでは経済論も糞
もない。

103 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/25(水) 14:30:57.10 ID:SjhqCu+Gy
  新経済論おにゅ〜〜う     207   現代と未来社会を考える。

 日銀の組織を、自ら「奴雁(どがん)」といった人がいる。第24代日本銀行総裁だっ
た前川春雄である。福沢諭吉の論集にある言葉という。雁の群れが野で餌をついばむ時
、一羽首を掲げて四方の様子をうかがい、不意に押し寄せる難に番をする。それが奴雁
だ。つまり見張り役である。日本経済を見るにBMIがある。「BMI」と聞くと、知
られるのは肥満度を示す指標を、思い浮かべるかもしれない。しかし、ここで言うBM
Iは、いわゆるビックマック指数と呼ばれる、ハンバーガー単価の比較である。日本で
は、昔から米価を藩財政の流通通貨としていた。江戸時代の話であるが、ここで藩を超
えて藩札がコメの引換券で流通していた。まあ、味や品種を考えない処での、藩の供給
米システムで古米新米の違いはあっただろうが、ここで他藩との経済比較を考えていた
のである。これと同じような比較がこのBMIなのだが、実はこれは経済比較にはなら
ない。問題は食糧価値の比較なのである。今ウクライナで紛争中ではあるが、ここでは
パンもその中身も救助や援助で配っている。つまり住民はタダで糧を得ているのである
。ここに究極のBMI指数がある。つまり人類の幸福度指数としてみる事が重要なのだ
。こうして考えると、経済比率にGDPやら国内総生産などとした欧米理論は、基本的
に投資家の余剰利得論であり、吸い上げた利潤の搾取主義の順位である。つまり例えば
こうした補助や援助を得た食糧が、多少の単価を付けてウクライナで売っていると仮定
しよう。すると当然ながら国家比較で最低の価格だ。で、日本が中くらい、そして米国
よりインフレが進みガス代すら払えない英国が一番高いだろう。この中で一番住みやす
い国は、もし戦争やその他の状況を顧みないなら、一等にウクライナであるはずなのだ
。ここに大きな矛盾がある。つまり中国が今GDPなり国民所得なり、一万ドルの壁を
越えたとされる。しかし、これは確実に搾取化社会、贅沢の矛盾社会に入ったと言う事
を意味している。

104 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/25(水) 14:31:38.58 ID:SjhqCu+Gy
  新経済論おにゅ〜〜う     208   現代と未来社会を考える。

 糞の様なイノベーション理論が横行している。イノベーション=変革であり、変革=
安定社会の終焉である。つまり、所謂創造的破壊=競争社会=戦争である事の意味を、
今だ人類は学習していない。ターンオーバー社会を担う為に、核兵器は生まれた。これ
は兵器としては終末兵器であることは誰もが知っている。ところが最強・最終兵器とし
て大量破壊兵器である事は米国自身が言っている事だ。つまり競争原理とは、どこまで
進歩して進歩に貢献しようとも、人をはねのけて生き残る為の悪行には、ほとんど変わ
りない非人道の所業なのである。ではこの競争と違う所に、経済発展や生きる道はある
のだろうか。それが改善・改革なのである。かつて、仏国に自由主義が産まれて宗教に
捉われない社会が産まれた。試行錯誤した宗教革命は、バチカンとローマ帝国の維新に
よってつないでいた王権支配を、市民議会つまり、議会制民主主義を産んで自由主義を
を唱えた。この自由主義思想は海を越え英国に渡った。この傲慢な自由思想は、英国に
資本主義を産んだ。自由の主張は、時の有力者に受け継がれ税の支配権が産まれて独占
の所有権を認めた。つまりそれまで、生きる事の平等の権利や、公共のシステムが破壊
されて、個人所有が認められ、その資金によって産業革命が産まれたのである。ここで
労働者と言う奴隷と貴族の間の中間層が産まれた。この体制から逃げる様に、新大陸を
目指し建国したのが米国であった。この米国で出来上がったのが共産主義である。よく
ソ連を共産主義と呼ぶが、実は大きな間違いで、ソ連は軍国主義の下の一党独裁主義で
あって、共産主義とは名ばかりの国で、厳密には共産化した社会ではない。そして米国
も、戦前には、この共産主義と民主主義と自由主義とが混然一体となった社会を作った
。独立に自由主義と民主主義を唱えた為に、これは米国政府は捨てられない。さりとて
侵略や国内秩序の為に、共産主義も独裁軍事主義も捨てられず、農奴制や差別主義選民
思想を残して建国し、南北戦争を終着させた。

105 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/25(水) 14:33:02.40 ID:SjhqCu+Gy
  新経済論おにゅ〜〜う     209   現代と未来社会を考える。

 米国の南北戦争の終着つまり終わった理由は幾つかある。一つは資金が滞った事が、
そこにある。米国の多くの資材や資産は、植民地よろしく欧州の物だった。そして武器
や家具や食料を手に入れる為に利用したのが、ドイツ系イギリス人やロシア系ベルギー
人の資金や紙幣であった。つまり、バリバやイングランドの信用証券だったのである。
だが、この時既に新大陸に居住していた貴族は、このままアメリカ人同士の戦いに危機
を持ち始めていた。先ずは白人社会の減少である。当時にはまだインディアンは多数が
存在していて襲撃もあったから、少数になれば恐らくもたない。と考えたのである。更
に資金回収の目途である。当時やっと製鉄所やガラスなど溶鉱炉技術の取り入れがあり
投資資金の回収が見込まれたが、サプライサイドの借用人が死んで、土地を貰っても、
いつまでも代理人がいるとは限らない。ここに好機が訪れた。日本の兵器需要である。
ここで北部と南部の戦費調達のために使っていた政府紙幣の金兌換を求めた。戦争中は
金兌換は停止されてはいたが、金が不足なのはわかっていた。ここで金の代わりに兵器
を回収し中国や日本に売りつける事に利益があったのだ。北部ではグリーンバック (紙
幣)、南部はグレイバック (紙幣)と呼ばれる紙幣を発行して、互いの勢力下で流通し、
その下で、個人が自由に銀行を設立できた自由銀行時代であったのだ。ここで流通紙幣
の価値が下がると次々に倒産する。当然である。物を買い紙幣を戻せば紙幣の価値は、
下がった。ところが、更に大きなエポックが生まれた。1848年01月24日にカリフォルニ
アで、ジェームズ・ウィルソン・マーシャルという人物が偶然金を見つけた。と言う、
ニュースである。元々砂金は取れていた筈で、この時のニュースはユダヤ商人の得意の
プロパガンダのイエローニュースであった可能性は高い。のだが、それでも人は殺到し
たのである。

106 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/25(水) 14:33:36.61 ID:SjhqCu+Gy
  新経済論おにゅ〜〜う     210   現代と未来社会を考える。

 一般にこれが「ゴールドラッシュ」の始まりとされているが、殆ど採掘量が示されて
いないので、そんなに採れていないもの。と推察される。世界各地にゴールドラッシュ
は発生してきたが、一般的に、ゴールドラッシュの言葉は、このカリフォルニアのゴー
ルドラッシュを指すことが多い。カリフォルニアのゴールドラッシュでは、1848年01月
24日、現在のサクラメントに近いアメリカン川でマーシャルが、砂金を発見したという
ニュースが世界中に広まりました。当時のカリフォルニアの一部はメキシコ領で、未開
の地でもあった。そこで、金が発見されたニュースによって、アメリカだけでなく世界
各地から一獲千金をもくろむ人々が移り住んで来たのでありました。この人々は移住が
起きた年である1849年にちなみ「フォーティナイナーズ」と呼ばれた。しかしである。
カリフォルニアに集まった人のほとんどは、金を見つけられたわけではない。それどこ
ろか、逆に見つけられない人こそが多かったと言える。それでも、ゴールドラッシュが
世界経済にもたらした影響は大きく、また舞台となったアメリカには副次的な影響が多
々起こった。サンフランシスコの1848年の人口はわずか1000人ほどでしたが、1849年に
は、約2万5000人と急増する。カリフォルニアへの玄関口、物資の補給地、歓楽街とし
て発展し、大都会へと変貌を遂げたのである。またこの人の流れで、ゴールドラッシュ
期間で、事業を始めて大成功した人がケースも多く輩出し、1864年にはカリフォルニア
銀行が設立された。もともと、私立銀行に金本位制が根づいていたものかどうか怪しい
ものだが、それでも、ここで武器を買い漁り日本に送り、スコップとつるはしを与えて
鉄道や船便を発展させて、食糧調達、娯楽サービス、生活必需品の生産販売は、爆発的
に大きくなったのであった。

107 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/25(水) 14:34:03.03 ID:SjhqCu+Gy
  新経済論おにゅ〜〜う     211   現代と未来社会を考える。

 そこで3つの幸運が訪れた。1つは中国と日本からの通貨の流入である。当時通貨の
主流は銀であった。ゴールドラッシュの裏には、シルバーラッシュがメキシコや中南米
での銀産出が次々に起こっていた事で、私立銀行が乱立していたのだ。そこに一応の、
終焉を迎えようとしていた時に、ゴールドラッシュが起こったのだが、直ぐに終了する
だろうと思われたのに、実は降って沸いた様にアジアの通貨開放が世界経済を潤した。
ここで欧州はじめ、公的銀行は内部資金を10倍以上にして紙幣発行が出来た。これで
一挙に米国資本も飛躍的に伸びたのだった。2つ目は農奴にフーリーというチャイニー
ズ奴隷が加わった事だ。これは大きな転機だった。これまで黒人拉致で売買の上、中間
に北欧やドイツなど遅れて来た移民をリーダーに支配人を決めて、事実上の、アングロ
サクソン系ピラミッド経済をして、雇用していたのであるが、これに奴隷解放運動で、
国際社会の批判で窮地に陥っていたのだ。これを、太平洋回航のヘッドハンテングの雇
用で、劇的に変わったのである。絶対服従だった黒人に比べ、チャイニーズタウンでは
マフィアと言う自警団を登場させ、更に同じ白人での支配層が、常にその下の指導層に
乗っ取られる事を危惧していたが、アジア系移民は、貴族層には安心の召使いや執事と
なったのだ。料理も美味く、契約社員としての肩書は、何よりも北欧やドイツ人よりは
安心でき、企業ないし事業を拡大させる事が出来たのだった。3つ目に先に言った通り
、シルバーラッシュもゴールドラッシュもメキシコで起こった事だった。その後エネル
ギー源の原油も実は中南米原産で、全てはスペイン領で起こった事だった。ここに奪取
すべく、対スペインと言う国内統一の敵国が出来た事であった。こうして、テキサスや
ニューメキシコの取得に向かい、イエロージャーナルを利用するのであった。この三っ
つの事象で、南北戦争は終わりを遂げたのである。

108 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/25(水) 14:34:29.32 ID:SjhqCu+Gy
 新経済論おにゅ〜〜う     212   現代と未来社会を考える。

 フォーティナイナーズの多くは金鉱を探し当てられなかったのですが、むしろ、周辺
事業に成功者が多かった。そのうちの1人がリーバイスの創業者リーバイ・ストラウス
である。金鉱で作業する人の作業着はすぐにボロボロになる。ストラウスはその様子を
見て丈夫で長持ちするワークパンツに需要があると考え、後の「リーバイス501 」を、
考案し売り出した。 「リーバイス501」は大ヒットし、その影響は作業着としてだけに
とどまらずに。細身のラインやインディゴブルーなど本来は機能を付加するための外観
がファッションとして受け、世界中に広まっていく。製鉄王カーネギーもその一人であ
った。スコットランドて生まれたカーネギーは立志伝中の人物で、崩れ行く橋を見て、
着想を得たとされる。カーネギー鉄鋼会社を創業し、成功を収め「鋼鉄王」「鉄鋼王」
とも称された。当初織物工業に入社したが、当時水車から蒸気機関に変更途上で、これ
までの立地条件だった水車に左右されない工場建設を目の当たりして、活況の米国渡航
を果たす。1860年代に鉄道、寝台車、鉄橋、油井やぐらなどの、鉄の事業を行っていき
。最初の資産は、当時花形事業だった鉄道への投資で築いたのである。1870年代には、
ピッツバーグでカーネギー鉄鋼会社を創業して鉄そのものを産む会社を作った。その後
1890年代には同社が世界最大で最も高収益な会社となった。独立戦争時代に寝台列車を
高価格で売り出し、南北戦争時代に鉄橋の構造計算で名をなした。製鋼にベッセマー法
を採用し、炭素含有量を上げた銑鉄を創り高速製鉄の方法で、鋼を安価に大量生産でき
るようにしたのだ。更に原材料の供給元を含めたライバルのホームステッド・ワークス
を買収し、石炭と鉄鉱石の鉱山、685km もの長い鉄道、大型貨物船を入手し生産・輸送
製造を原料からサービス供給まで、一貫経営し当時世界一の日産2,000トンの銑鉄 生産
し、結果鋼の価格が下がり、橋や建築用の桁や梁、鉄道レールなどに鋼が使われ、事業
は大成功するのだった。

109 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/25(水) 14:35:19.40 ID:SjhqCu+Gy
 新経済論おにゅ〜〜う     213   現代と未来社会を考える。

 この変革は、実は時代の流れでもあった。人の移動は、イギリスの産業革命からは、
人の移動は6倍になっていたが、この鉄道事業で20倍にも跳ね上がった。インデアン
退治の兵員輸送に使われ、紙幣流通の金融業にも使われて、最終的には高所得者層の、
気晴らし旅行のブームから、若者の田舎からの集団上京にまで至るのだ。これらが経済
に与えた流通革新は大きかった。生産多寡の安値市場から、高い都市部や不足の田舎に
供給して利益を上げて行く興業起業のが続々出てきたのだ。こうして中間富裕者が簡単
に多く出て来たのであった。こうした事はいつの時代も どこででも起きる物だった。
1848年のカリフォルニアのゴールドラッシュ以外の、世界各地のゴールドラッシュは、
1800年代後半に集中的に発生している。金や銀の供給が増えたことは、金本位制を導入
する国の増加につながって、中央集権制の近代国家の建設に大いに貢献した。金本位制
によって、通貨の信用が高まって、結果として国家間の経済活動が活発になっていった
のである。しかし、金本位制とは、金を通貨の価値基準とする制度で、各国の中央銀行
が発行した紙幣に見合う金を保有して、紙幣と金の交換を保証したせいどであった。金
と交換できる紙幣を「兌換(だかん)紙幣」といい、中央銀行発行の、ただの紙切れで
ある紙幣の価値を、金によって裏付ける仕組みである。金本位制の下では、「金」とい
う共通の通貨の価値基準があるため、為替相場が安定した。この為替相場が安定すると
、貿易が発展しやすくなったのだ。しかしながら、戦後に世界の経済が発展していくと
、金本位制の限界が明らかになる。アメリカの大量発行と利上げで、金本位制の下では
ドルの価値換算が収支決算出来なくなったのである。金の保有量以上に通貨を発行した
ツケと経済収支が、国家財政を維持できない程、バランスシートが赤字になったのであ
る。こうして基軸通貨が崩れ、世界各国は金本位制を廃止して、国の信用の下に通貨を
発行する管理通貨制度に移行していく事になった。

110 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/30(月) 02:02:11.80 ID:emyUde7/D
 新経済論おにゅ〜〜う     214   現代と未来社会を考える。

 爆買いまで行かないが、今や日本の薬屋さんが大変なようだ。中国内のパンデミック
は相当のようだが、まるで鎖国の様にその核心は見る事は出来ない。だが中国だけでは
ない。アメリカさえも、驚かされる事ばかりだ。2001(平成13)年の9.11米国同時多発
テロは、ひとつのターニングポイントとして、世界各地で日本人が犠牲となるテロ事件
が断続的に発生し、海外に展開する企業の間では「テロから社員を守る」とする「ヒト
の安全」への意識が強まって行く21世紀のようだ。近年は、サプライチェーンの安定
・確保が供給サイドとして、非常に疑われる時代になった。経済安全保障や地政学リス
クが、大きく注目されるようになると、企業の関心は、「モノの安全」の比重が高まっ
ているように感じられるのだ。原油価格が最低価格となった頃、地球温暖化で脱炭素化
つまり、カーボンニュートラルが叫ばれた。しかしコロナ禍ショックが起き、コンテナ
ショック、ウクライナショック、と立て続けに人類に過酷な運命が起こっている。恐ら
く、何故かしら起こったロシア敵愾心は、瞬く間に金融封鎖までしたアメリカの策略で
はあろう。今回のロシア侵攻に、西側諸国は、あくまでロシアがウクライナを攻めてい
るので起こった戦争だ。と言うスタンスを崩さず、ロシアは13年間放置されたロシア
人追放の虐殺や8年間止まなかったドンパス紛争での、ネオナチ軍の粛清と追放にある
。と、特別軍事作戦のスタンスを変えない。つまり、今だにウクライナの領土の資産は
ロシアにある。との意思表示である。2023年になって、その「モノの安全」を巡って、
世界情勢はどう動いていくのだろうか。まず原油やガス供給において、もはや揺れに揺
れている。2021年の年末は、シェールガスは、採算ラインから切れ最低価格となった。
生産多過がたたるサプライサイドに温暖な冬で需要減だったのだ。が今やノルドースト
リームも破壊されて大繁盛となった。企業にとってのモノの安全を巡るイシューは多岐
にわたるが、いまやIT戦略を巡って、米国の思惑は異常すぎる異常である。

111 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/30(月) 02:02:35.01 ID:emyUde7/D
 新経済論おにゅ〜〜う     215   現代と未来社会を考える。

 台湾有事は日本有事だ。と切り出した安倍元総理は凶弾によって倒れ、そのまま帰ら
ぬ人となった。とここまでは悲しい物語に見えるが、その犯人が統一教会との繋がりに
ビデオメッセージから確信を得て犯行を決定した事で、大きく日本経済が毀損されて、
何千億円もの韓国送金がなされ、自民党と統一教会と安倍・岸一家の戦前からの仲が、
つまびらかになってくる。こうなってくると、アメリカDSの陰謀論どころではなく、
現実に陰謀にそそのかされて日本が諸外国のATM化されていた事が判明し、明らかに
そこに有力議員達の群れの存在がある事が知られて行く。なるほど、台湾有事は日本の
有事ではあろう。しかし、である。ロシアがウクライナを襲う事と、日本がロシアとの
隣国としての繋がりは、大きく別物であろう。ルーシの国は1500年も渡ってモスクワの
ロシア人が支配して来たし、陸続きのクリミア奪還し、黒海沿岸を押さえようというの
は、旧ソ連時代のベルト地帯として存続してきた地域で、あまつさえ経済を乗っ取られ
たオルガルヒを駆逐して、KGBを送り込んでロシア建て直しをやって来たプーチンに
とって、ウクライナの米国への売国行為は、全く許せなかったのは、当然であろうし、
よしんば、それを差し引いて、不凍港の確保としても、黒海に出れなくなったら、極東
進出をはかるはずで、日本としては、非常にまずい方向に岸田は動いたのである。馬鹿
とかマヌケというのは、こういう行動の事であろう。となると、北朝鮮が盛んに核兵器
やミサイル開発を再開しのも頷ける話である。仮に黒海での港の封鎖がロシア側に起こ
れば、北海道と共に、朝鮮半島が一番ヤバいのであって、特に突然ロシアが貸してくれ
と言ってくる。とか、どうだ兵器や小麦を調達するんで 質に羅先特別市(ラソンとく
べつし)は俺んとこが使うから。って事になりかねないのである。これはある意味で、
北朝鮮にとって、いい事なのか、悪い事なのか。解らない意味を持つ。そして日本は、
さらに統一教会以上の諜報員集団が押し寄せてくることを意味する。ただこれまでの、
北朝鮮技術を発展させ協力してきたのが、亡命ロシア人やウクライナ人である。

112 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/30(月) 11:28:00.22 ID:emyUde7/D
 新経済論おにゅ〜〜う     216   現代と未来社会を考える。

 今日台湾問題は地域問題ではない。と言う。国力で米国に迫る中国の習近平国家主席
は、2022年秋の共産党大会で「台湾統一を必ず達成する」と主張し、そのためには武力
行使も辞さない構えを改めて強調した。一方、中国を国家の戦略的競争相手に位置付け
ている米バイデン政権も、中国による太平洋進出を抑える意味で台湾を最前線と位置付
けており、台湾は今日でも、米中間で最も重要なイシューになっている。仮に台湾有事
になれば、日本企業の経済活動は大きな影響を受けることになる。イシューというは、
「課題、問題、論争点」などを意味する ビジネス用語である。よく抜本的改革とか、
異次元の対策とか、今日的には、頻繁に出てくる。しかし、千年も二千年も朝廷を崇め
、国体を築いてきて、歴史を積み上げてきた日本にそう言った必要は無いし、過去にも
対策が無かった訳ではない。例えばシーレーンにあるこの防衛問題でも、企業の間での
この台湾vs中国情勢についても、実は江戸の徳川時代からの話である。現習近平国家
主席の率いる中国共産党との付合い方だが、有事となった時、中国軍は台湾周辺の制空
権と制海権を握る。そうなれば、日本と台湾との間の物流貿易は停止し、制限を受ける
。また、その時の中国からみた異邦人。特に日本人は旅行者を含め人質となるだろう。
こうした影響は日台間にとどまらない。台湾に、日本と東南アジア、中東やアフリカを
つなぐ経済シーレーンが走る。現時点でも影響が出る事は危惧される。制海権を握った
中国軍で、ここを通る日本の民間船舶や石油タンカーの安全な航行は脅かされる。多分
に多大な損失を産む。これらの経済事情は、戦前からの危惧で、豊臣秀吉や徳川家康が
抱いた危惧でもあった。その為にイギリス・ポルトガル・イスパニアの貿易を切って、
オランダ一国にし、長崎警備を行った。綿糸購入先や海外情報先を変えたのであって、
今更の防衛とは笑い話なのだが、この教育を受けてない戦後の引き揚げ満州民がお馬鹿
の日本の経営者となった経団連は、怪物中国を創ったのである。いやはや全くである。

113 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/30(月) 11:32:57.44 ID:emyUde7/D
 新経済論おにゅ〜〜う     217   現代と未来社会を考える。

 戦後世界を考えると、冷戦時代に戻って、平和な安定社会にしようとする動きが米国
始め、先進国社会にあるようだ。DS陰謀論の、グレートリセット論だったり、終末論
の核の全面戦争だったり、科学の恫喝は続く。ジョコビッチ大統領はG20での指導力
は素晴らしく、早々と演説で、プーチン大統領と電話会談を行い、プーチン大統領から
の「 G20の首脳会談に招待されたことを感謝するとともに、参加する」と述べた。とし
て発表した。「 G20の議長国として、人道的な対応を進めていくとともに、世界経済の
回復に向けて取り組んでいきたい。決して、かつての冷戦時代に戻すことがあっては、
ならない。」と強い決意を述べる。しかしながらお粗末な事に、岸田総理大臣は、大統
領との首脳会談のあと、「国際社会は、ロシアとの関係をこれまで通りにする事はでき
ない。G20 首脳会議についてジョコ大統領とは、今後の情勢をよく見極めながら 適切
に対応するべく緊密に連携していくことで一致した」と述べ、G20 の議長国であるジョ
コ氏と信頼関係を築けた。など述べた。全くのお馬鹿である。インドネシアにとっては
、第二次世界大戦の悲惨さよりも、大戦終了後の揺れ動く米ソ冷戦時代の方が、最も厳
しい世界にいた。この発言の意味を、全く介していない。そこには敗戦に導いた日本軍
への恨み節もある。近年では、グローバルサウスと言う呼び名での、後進国を呼んでい
る。一般的には、経済的により開発が進んでいない国を意味すると理解されているが、
本質的には、全く違う。グローバルサウスとは、貧困国は入らない。まず後進国経済で
経済のサプライチェーンのサプライサイドにいる国なのだ。更に極めて限定的であるの
は経済大国の欧米社会に蹂躙されて、多くの経済的、文化的、政治的影響を受けて自国
が毀損された歴史を持つ、様々な国家のレッテルを付けた用語である。国際関係におい
て、より公正で様々なものを代表し、最多の普遍的平等を訴えているものの、理解をし
ない欧米秩序の視野には、グローバル・サウスの視点が欠けていて、主流の国際議論や
経済議論には、ほとんど登場しない。この理由を説明するのに最も大きな、立場の違い
が説明できないからだ。

114 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/30(月) 11:33:53.60 ID:emyUde7/D
 歴史的欧州中心的な視点から様々な事項が成り立ち、グローバル・サウスでの発展を
理解するうえで必ずしも合致するものではない。グローバル・サウスの視点は、主流の
西洋中心文化・文明の議論から逸脱して始まる。主流の西洋史や経済論は、歴史の読み
方でも間違えている。アメリカ国内や英国でも、建国の父の奴隷商人達が国を支え救い
、経済的に現代を築いたとして銅像があった。それらが次々と倒される。イラクのフセ
イン像を始め、ウクライナのレーニン像まで、様々の銅像が倒された。一方で韓国では
盛んに慰安婦像や安重根像などを新たに設置している。西洋的な視点の事象のエポック
として、銅像を建てているのだ。植民地化され抑圧された人々を抑えたプロパガンダの
広報として、しばしば使われて、冷ややかに知っている民衆の溜息がある。日本でも、
進駐してきたGHQの心証を忖度し、かつての帝都東京への修学旅行は、日露戦争での
軍神・広瀬中佐像が、委員会によって撤去されている。戦前の、修学旅行の、帝都銅像
巡りは、靖国神社の大村益次郎像、上野公園の西郷隆盛像、皇居前広場の大楠公そして
、神田須田町万世橋駅前の広瀬中佐・杉野兵曹長像が定番コースだった。他の銅像は、
昭和十六年(1941年)に交付された金属類回収令により、数々の銅像が強制供出され、
兵器に姿を変えて戦場に行った。が、敗戦後でも、日本は連合国側から軍国思想の殲滅
を指令され、GHQの民間情報教育局(CIE)の美術・記念碑課から1946年、「軍国的、
超国家的イデオロギー像、記念碑の廃棄」を指示する覚書交付が行われた。これら銅像
群は、戦時下のNHKからの「忠君愛国英雄」の銅像のリストアップされ、戦意を高揚
、軍国主義を増長した。と、撤去命令が出された。この時GHQの無理難題を受けて、
東京都の美術界当代を代表する文化人・芸術家は、静かなるレジスタンスを起す。撤去
委員会を創り先ず「東京都所有地以外に建つものを除外」とした。これで皇居前広場に
建つ大楠公は除外。更に「日本国内戦に関する英雄像は除外する」次に「軍装を身につ
けていない軍人像は除外する」との除外策を、立案してGHQと対峙した。恐らくは、
グローバルサウスの国々もこうした、文化の静かなるレジスタンスは数多くそこかしこ
に多くあったのだろう。

115 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/30(月) 12:34:07.56 ID:emyUde7/D
 新経済論おにゅ〜〜う     219   現代と未来社会を考える。

 近頃又新たなIRなど言う経済用語も出て来る。英語名「インベスター・リレーショ
ンズ(IR)」は、色んな所で定義づけに走っている。全米IR協会(NIRI)による定義は、
「企業証券が公正な価値評価を受けることを、最終目標とし、企業と金融コミュニティ
やその他のステークホルダーとの間に、最も効果的な双方的コミュニケーションを実現
するための、財務活動やコミュニケーション、マーケティング、そして証券関係法の下
でのコンプライアンス活動を統合した、戦略的な経営責務である。」と言う解説である
。何のことはない、いかがわしい金融活動に、ポジション死守の、出来るだけ公正で、
平等で正義のある活動つけしたい。ステークホルダーと財務コミュニケーションを密に
して、適正評価の価値を考えよう。と言う運動なのだ。いかがわしく不平等で不適正な
今の公式評価に (1)「公正な価値評価を受けることを目標とする」ってことを認めまし
ょうよ。っていうだ。更に (2)双方的コミュニケーションを図って、経営陣に対して、
各利害関係者の信頼度が高めて、株主・投資家リスク低下することをやってください。
企業価値向上は最も重要なミッションです。と言う広報アピールである。ゴールドカラ
ーの不誠実なIR活動が、「経営陣」と「株主・投資家」「様々な利害関係者」に対し
不信感が多く橋渡しする作業なので、「自社情報を開示・説明し、対する利害関係者の
意見を吸い上げて「双方向コミュニケーション」を行いましょう。と言う啓蒙である。
 一般的に「IR」は株式市場に対する情報発信の側面のみがクローズアップされ「IR」
は株価を上げるための材料を効果的に発表するのが仕事とされ、各種利害関係者からの
質問・意見について誠実に回答することや、経営に取り入れることをしない癖がある。
そこを関係者の利害調整を行うことは重要で適切になされる。といい事がありますよ。
と言っている。つまり究極的 (3)戦略的経営責務をIR業務では、経営陣が負う責務を
(説明責任)を代理してるんだよ。って言っている。ふざけた国民性だ。

116 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/01/30(月) 12:44:04.74 ID:emyUde7/D
 新経済論おにゅ〜〜う     220   現代と未来社会を考える。

 コーポレートガバナンスが叫ばれる中で、アメリカ企業が、こうも腐っていた。と思
わせる言葉であるが、日産ゴーン会長の逃走劇を思えば、さもありなんと納得だ。更に
こうした言葉が出るのには訳がある。つまり共産党中国の融資銀行団の開示拒否問題で
ある。中国を西側金融市場に入れたのは、アメリカ政府とアメリカ銀行団、更にFRB
を始めとした国際経済団体である。ところが満腹の中国市場は大手を振って、不良債権
隠しに走って、今や収拾がつかず、結局は中央政府が囲って、紙幣をドンドン刷っての
屋台骨支えを行っている。経済界のリアリストの研究論文では、冷戦期のことを、米国
とソ連という、2つの超大国の間で大きな戦争が起こらなかった。として、比較的安定
している期間として言及する。しかしながら、グローバル・サウスのレンズを通しては
、この同じ期間には、代理戦争や内政干渉、さらに治外法権や正義の破壊がそこにある
。2つの超大国は自分たちの利益を支える為、暗躍し相手を傷つけたりする紛争に介入
し、代理戦争や人間の苦しみで満たされた破壊世界を垣間見る。通常砲弾にさえ廃棄核
を使用したり、市街地絨毯爆撃と例は尽きない。欧米主流の研究では、2国問題を強調
し一般小国に触れられる事はない。又一方で、これまでと異なる主体が グローバルな
秩序と地域的秩序とに挑戦し、支持し形作る方法を探求する。非西洋的主体と非西洋的
な思考を組み込むことが重要だが、水と油である。主流の理論とポスト植民地主義国家
の文脈との関連性に疑問を呈するが、国際機関やグローバルな統治を形成する際の新興
経済国やその他のグローバル・サウス国家の歴史は、その植民地理論の延長上に、今も
ある。国際社会の役割を理論化することも重要だが、伝統的な経済理論が、グローバル
・サウスの視点に適応しない。が覆うのだ。それに代わるような新しい理論やアプロー
チが必要なのだが答えがなく、広くなされている質問に答えるにあたって、学者たちは
広い範囲にわたるさまざまな立場をとっていざなうのみなのだ。

117 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/04(土) 10:45:04.88 ID:5tspr1q4Y
 新経済論おにゅ〜〜う     221   現代と未来社会を考える。

 グローバル・サウス視点での中心問題は、主流研究に欠けている共済共栄か、あまり
にも理論化されていない経済形態の実体である。ここには、例えばポスト植民地主義か
ポスト構造主義研究が存在していたにもかかわらず、相変わらず選民主義と植民地支配
時代の、傲慢な主流理論からは外れずに、その延長線上の欧米型経済を是としている。
ここに人種問題や帝国主義的貧困の問題が欠落していると指摘される。奇妙なことには
、植民地支配の構造は、現在のグローバル秩序の状態を根底から形作ったまま、今でも
同じような感覚で存在し、それらは主流経済の中心的でないのに、存在感を高めている
。という事だ。今日、アフリカ、アジア、ラテンアメリカの国際関係の理論の文脈と、
これらの広大な地域の多様な解釈とに、注意を払う必要性がますます増えているのに、
これらの後進国の研究の多くは、「グローバルな経済」という包括的な言葉の下で、相
も変わらず、GDPや金銭の外貨高とか生産力資本とかの数値で生み出されています。
確かに中国政府の様な、民主主義を主観論で決められるような大きな間違い意見がある
一方で、グローバル・サウスの国々は、一般的に過去から繋がった国際的な秩序の中で
、多様なレベルの意見を持っている。グローバル・サウスの国に視点の基礎には、主流
の西洋経済理論の、主な弱点である貨幣理論に基づかず、そこに普遍的な国民生活主流
の考えのものとして、経験値からの、国の生活防衛理論から成り立つ。それらに基づい
ている概念は、多くのグローバル・サウス国家の現実と一致し、明確に反映してもいる
。一つの、世界大戦や冷戦構造、更には貨幣経済と産業革命後の技術信仰に裏打ちされ
た巨大な先進各国に、翻弄されてきた過去の遺物としての中央政権政府の存在で、土地
・食糧・生活・仕事が一体化した、西洋式に文化文明論の、大津波に日本の開国時での
異変と同じことが、そこにある様だ。

118 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/04(土) 10:46:43.99 ID:5tspr1q4Y
 新経済論おにゅ〜〜う     222   現代と未来社会を考える。

 数多くの国々の物語は、世界を代表する国々によって、広められてきた「正義と平等
」の呼びかけのもとに結束している様に見えるが、グローバル・サウス視点を、詳細に
観て行くと、理論武装化するための1つの壮大な罠を創り、自国の大国化戦略がある。
つまり大国の仕掛けと小国の罠に罹らない行動。この国際的ジレンマは、おそらく永遠
に続くかに見える。「誰がグローバル・サウスの覇者なのか。」という質問によって、
最もよく説明される。多くの場合、世界人口の大半はもとより、1つの地域や1つの国
、よりそれを代表するように見える単一の部分は、出る釘は叩かれる式に、欧米社会の
敵対化したならず者国家とみなされて、引きずり降ろされる運命にある。この視点に、
言及することは不正確との声もあるが、事実彼らは、植民地下で同様の搾取体験を共有
しているし、罪もない無辜の民が冷戦の代理戦争で、空爆されて避難民もしくは難民と
して水や食料さえも、家畜の餌の様に、各国のODAや民間ボランティアやNPO支援
に群がった生活をしている。学者たちは、国際関係についての、例えばラテンアメリカ
の視点が何を意味するか、などより、どの国家が「ラテンアメリカ地域」を構成してい
るか。という単一の定義にすらも、共通認識や同意はない。さまざまな哲学者と彼らの
仕事を取り巻く解釈とを考えると、国際関係論の中で「中国学派」を構成する一貫した
諜報員の工作する理論体を定義することは困難であるが、それでも韓国が過去の歴史の
名称すらも書き換えして塗り替える様に、中国は全てを消し去る事を旨にし、最近の、
香港返還協定すらも、歴史的文書だが只の紙切れで、記念館に保存される遺物で意味は
ない。と豪語する。この姿勢が、今の米国の、アメリカンファーストの姿勢と同じであ
って、「自由・平等・博愛」の使者としての意思は全く無い事が判明したことだ。この
ような問題は、グローバル・サウスの学者が、単一理論な欧米視点の周りに集うことを
困難にしている。

119 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/04(土) 10:47:14.59 ID:5tspr1q4Y
 新経済論おにゅ〜〜う     223   現代と未来社会を考える。

 欧米覇権の目標は、1つの統合された「グローバル・ノース」すなわち先進国の支配
に挑戦することかもしれない。「グローバル・サウス」の後進国自身の国家間の権力の
非対称性の中、断片化リスクがある。不平等は、北と南関係に限定されたものではなく
、南の国家間の関係の中にも浸透しているし、中国、ブラジル、インドなどのように、
グローバル・サウス内における中にもある。強力な経済と地域大国の出現は、すでに北
によって疎外された国家間の中で、新たな疎外と支配の問題を提起して、独立した国家
像を各自に見つけ出す事が大事になった。さらなる課題に、知識生産と出版広報による
西洋的方法の歴史的な支配がある。恐らくは、後進国の理論的視点がほとんど語られて
いない場合に、例えばアフリカ理論家の不足というより、アフリカの知識生産の広報や
語られるルートがなく、先住民システムに対する西洋主義の影響が、壁として存在して
いると思われる。実際アフリカの大陸は、植民地時代のヨーロッパ人の到着よりも、ず
っと前にさかのぼる外交や、政府間関係における古くからの経験や実践がありました。
しかし、植民地時代には、横暴にも多くの国家群は、意識的又は不注意に特定の価値観
を捨てさせ、恫喝し植民地に課すような搾取体制を暴力的に作り上げた。西洋の知識の
形態が、支配下に降ろされ、既存の独自文化は捨てさせられたのである。独立してから
ですらも、権威ある学界成果は、時にグローバル・サウスの内部から書かれた時であっ
ても、西洋の関心や経験を反映する傾向の下にあったのだった。その一例は、ラテン・
アメリカにおける研究の発展に見ることができるし、米国国内の芸能活動にも見える。
ヨーロッパ強国を刺激しないモンロー主義、アメリカ大陸干渉させないという米国銃砲
所持、ドイツ酒造家を絶やす為の禁酒法、日本移民を排斥した黄禍論のミンチ主義。そ
して今も残る人種差別の種・・・これらを介した経済理論は、全く意味のないものであ
った。

120 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/04(土) 12:26:42.97 ID:9XA0YIfF+
 新経済論おにゅ〜〜う     224   現代と未来社会を考える。

 1823年のモンロー・ドクトリン以来、米国は、ラテンアメリカを戦略的裏庭と見なす
。最寄りの近隣国への敵視か同一化かの二者択一政策を採用し、これは定期的に内政干
渉する介入主義的行動をもたらした。注目すべきは、幾つかのたゆまぬ奉仕の努力にも
かかわらず、ラテンアメリカについての多くの教育的見地や研究成果は、米国内で統一
されず、また米国のためにしか書かれていない。これは、キャリアを確保するために、
学者たちは、しばしば米国に拠点が置かれている著名な英語の出版物で出版する必要が
あるという事実によって、次第に悪化していく。これらは、植民地時代以前の忘れられ
た過去にスポットライトを当て、これからの道を騙る。グローバル・サウスの学者は、
こうした論文や論説に、現在の「不公正を実証」することができた。西洋の視点から語
られる場合に、必ずアフリカ歴史の記述は、ヨーロッパ人の到着で始まるからだ。が、
しかし、14世紀の終わりにかけて初期のヨーロッパ人探検家自身による感覚的説明が、
すでに多くの地域での、実施される差別的政治的構造、制度、組織を証言している物だ
った。アフリカは、貿易、商取引、宗教の繁栄を可能にする帝国、王国、その他の社会
制度が存在する場所で、初期のアラブ人旅行者やサハラ砂漠を横断する貿易業者の記録
などでは、西アフリカのいくつかの初期の王国と、帝国の外交活動に言及していたのだ
。有名な、ガーナ帝国、マリ帝国、ソンガイ帝国、サハラを横断する貿易路を利用して
いたイスラム教徒の宣教師などがそれを伝える。ヨーロッパから来た植民地の宣教師達
は、旅の中でのサハラ砂漠に広がる貿易と、商業のネットワークが、北アフリカとヨー
ロッパとの架け橋として成功していると報告した。ヨーロッパ人の到来前には、明らか
に、貿易、商取引、外交活動は、学習と知識生産とともに、アフリカでの、発展的な、
途中の様々なレベルにあったのです。しかし、植民地化から始まる、アフリカ諸国家の
歴史で、この文化・文明・秩序どころか 生活さえ壊されてしまう。

121 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/04(土) 12:27:11.34 ID:9XA0YIfF+
 新経済論おにゅ〜〜う     225   現代と未来社会を考える。

 その後、20世紀半ばの、脱植民地以降は、ようやく独立した「主権者」である。との
認識でも、そこで持ち掛けられるリップサービスで彼らは皆、兵器を用意し、無理筋の
西洋文化や風習を取り入れ、言われるがままの交易で、財産を築く事に終始し内政干渉
を許す事になった。つい最近になって、ようやく現代の国際システムの一部となったが
、それは「新しい国家」であると見なされる資格を得たのみで、国際社会のステージに
登壇しても、実はそこで演じた時の客席は西洋社会でしかないのである。この「新しさ
」は、ほとんどのアフリカ諸国家は、設立されるずっと前から国家があった事を忘れさ
せ、新国家間関係を管理するための規則に入会したと言う理由でもって、権力構造と、
意思決定システムからは、相も変わらずアフリカ諸国家は除外しているのだった。現実
の話、安全保障理事会のような、国連の主要機関の国際機関を守るために使用されてい
る中で必要性は何処にあるのかは不明だ。しかしながら、もし西洋が「忘れた」歴史に
注意が払われるならば、欧米社会がこれまでを正当化する事は、より困難になるであろ
う。結果、多くのアフリカ諸国が、国際連合の再編運動の最前線に立って、中国の応援
の中で、グローバル・サウスの学者らの仕事をして、彼らの主張を手助けしているので
ある。今日的の、国際政治を形作る政策の多くは、西洋の思考様式に由来する前提に基
づいている。良い悪いは別にして、例えば、「開発」という、国内および国際政策を、
決定しても、膨大な額のお金を引き寄せたり、転用させる国家権限を持つ中央集権政府
が必要になる。これは、国連のミレニアム開発目標と、その後継である持続可能な開発
目標を通じても矛盾を見ることが出来る。これらの目標には、世界中のすべての国が、
努力し、資金調達することに合意したターゲットが含まれる。それらは、グローバル・
サウスの多くの国が、まだグローバル・ノーズが経済的進展を達成していないと考える
、大きな開発の理解の誤解に基づいている。

122 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/04(土) 12:28:02.96 ID:9XA0YIfF+
 新経済論おにゅ〜〜う     227   現代と未来社会を考える。

 今度のウクライナ紛争を見ると、現に、北〜南の間の貿易協定と世界貿易機関(WTO)
などの国際機関の政策では、世界貿易関係におけるより公平な取引のための提案は避け
られ、南からの繰り返しの呼びかけにもかかわらず、確立された強国の利益を保護する
役目しか果たしていない。それらは、貿易関係において「発展した」国家に特権を与え
、以前の「発展途上の」植民地に不利になるようにしか働いていないのだ。北から見る
と、このような政策は、南を支援するための手段であるはずなのだが。しかしながら、
南から見ると、それらは、不平等で、搾取的な北ー南関係の継続を表す。という点で、
新しいタイプの植民地支配で、しばしば「新植民地主義」と呼ばれるに等しいものであ
ったのだ。そこを考えれば、ウクライナが、ロシアに付こうが、アメリカに付こうが、
ほぼ変わらない搾取される運命化にある事が言える。今でこそ技術に兵器に融資にと、
手厚い支援の手が、何不自由なく伸びているが、いざ独立した西側国家として、自立し
国家建設にはいれば、米国は狂暴な競争相手となるであろう。自由経済の冷や水を浴び
せられて、国家主義のロシアの共産主義の様な住民の生活保障に叫ぶ声が届くのは目に
見えている。はたして、西洋社会から現れてくる主流の経済理論は、国家の相互作用に
ついての、合理的な説明を求めているが。しかしながら関係性の視点から、グローバル
・サウスにおける国家間の相互作用の背景にある動機は、一定でなく持続的でもない。
探求する学者は、このような関係性の搾取例は、中国とアフリカ国家との相互作用にも
見れう。2015年、中国は、アフリカ大陸最大の貿易相手国となった。アフリカでの中国
の存在は大きく多い。天然資源の抽出、インフラ建設、不動産、情報技術などに投資さ
れアフリカと中国の経済は、中国は大陸から多くのエネルギー輸入食糧や資源の調達を
果たし、アフリカは、その見返りとして消費財、コモディティー、技術などを中国から
輸入するという相互依存をする。しかし、ほとんどのアフリカ国家は、中国輸出よりは
、はるかに多くを輸入し、貿易関係の不均衡に苦しむ。これはロシアンガス輸入に米国
が危惧して来た理由と、ほぼ同じ構図なのである。

123 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/04(土) 12:29:26.98 ID:9XA0YIfF+
 新経済論おにゅ〜〜う     229   現代と未来社会を考える。

 労働分配率・労働生産性・人件費等、役員報酬大企業は2%小規模経営だと40%。
これを見るに非正規雇用非正規労働者が大きく日本の終身雇用制は崩れている。イノベ
ーションセンター、の理化学研究所が今の日本のやり方で、非常に危機にある。日本の
基礎研究は理化学研究所は、これまで一心に日本の技術をサポートし、経済の芯を築い
てきたことは誰もが知るところであろう。しかし、馬鹿の様に自民党が労働者法を変え
た事で、雇い止め現象が何処でも誰にも頻繁に起こり 日本は大きな常勤常態の雇用は
既に終わってしまうのだった。こうして終わっている日本型経営なのにTV局では今だ
に年功序列だの、終身雇用制度が存続してるようなアピールをするのである。良く実態
を見ろほぼ奴隷制度が蔓延してる。なかでも最低賃金の変化が無い事にはげんなりだ。
少しずつでも勝手に上げて行くのが筋論である。今日的最先端の基礎研究も10年での
補助打ち切りで、雇い止めとした規定を違法にも設定している研究所も多く、普通でも
画期的発見は、そんな10年や20年では見つかっても確立し普及はない。今は流行り
の光ファイバーでも発見製造までに12年確立した技術まで25年、普及に32年も長
きにある。せめて国のそうした25年から 40年ぐらいの研究者の雇用を守らねば、
折角発見開拓してる者らを、成功間際で、みすみす他国に売りはらうミスをしてる事に
なり、韓国や中国の台頭を許しているのだ。この大きな日本の損失になる行為に、国会
議員は歯止めどころか奨励方策をやるのだから、日本にイノベーションが起こらないと
、アトキンスが騒ぐ訳である。原子力エネルギー政策や経済金融政策や防衛外交や少子
高齢化など、議論はいいが、足元の本来のこうした最先端の生まれて高収益部分を捨て
さり、資本の貸付ビル売却など、全くの小泉から岸田までの 資本財売却政権ばかりで
何処に日本の活力をもとめているんだか。こうして金になるだろう技術の保護や育成こ
そが大事と思われるのであって。本来防衛とか少子高齢化以上の大問題なのである。ま
ず、貯金すべき投資すべきはこうした技術であり、一番利率のいいのがこの特許である
これを日本政府は肝に命ずべきだ。

124 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/05(日) 20:36:15.69 ID:ddcupxvrN
 新経済論おにゅ〜〜う     230   現代と未来社会を考える。

 よく、グローバル・ノースとグローバル・サウスと言葉的には分けられるが、ここに
は、2つの違いがある。まず北側の先進国は戦いの中で築き上げた人種の混成社会で、
多くの歴史と伝統が伝えられてきたし、その記述や遺構や遺物もある程度残っている。
そういう先進国形態がある。対して南側社会は、全部ではないにしろ、伝統的生活の中
で継続して来た社会を営々と積み上げてそのまま繰り返しの社会の中にいた。アボリジ
ニやアマゾンジャングルの部族社会でも、ボルネオ民でもインド人でも、ここ数十年前
は、裸の生活を平然と行えた社会だったのである。インディオもアメリカインディオと
南米インディオでは、ある意味白人社会と共存して暮らしているか、反目して鎖国した
社会かの差があったのだ。お互いにテリトリーを犯さないグローバルサウスに対して、
選民主義に満ちた、我々が彼らに文化生活や幸せを与える。と言った上から目線の常識
や間違った知識の上での指導や先導が行われている社会の違いがあった。よくアトキン
スなどは「イノベーション・イノベーション」と言うが、その概念は間違っている。と
言うのも、レボリューション(革命)、イノベーション(変革・改善)、リノベーショ
ン(改造・改装)モチベーション(動因・動機)と英語界の認識と日本語界での意味は
同じでも意味合いが相当に違う。マネートリビアの王室金貨は、賭博の掛け金に悩む事
で、常に悪貨鋳造が行われて来た。つまり庶民は常にインフレに見舞われて来ていたの
だ。ここに宗教の地獄の免罪符が高額寄付者に発行され、ここで巨大教会を建てる信用
の失墜が起きた。そこで教会に起こるのがリノベーションとモチベーションである。そ
して庶民に起きたのがイノベーションであり、戦争や国家に起きたのがレボリューショ
ンだったのだ。レボリューションパワーは「革命。大革命」イノベーションはあくまで
「革新。変革」なのである。

125 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/05(日) 20:36:44.61 ID:ddcupxvrN
 新経済論おにゅ〜〜う     231   現代と未来社会を考える。

 「iPhone」の発売は画期的な事だった。つまり、人々にスマホが手に渡って、声どこ
ろか、片手に映像も音声も記録し、更新して進化するパソコンが人の行動に追加アイテ
ムとなった。この代表的事例を、「プロダクトイノベーション」の事例とされた。2007
年に発売されたAppleのiPhoneで、スマートフォンを提供する企業は、Apple以外にも、
NTTもガラパゴス携帯でもあったのだが、洗練されたデザインとアイデアによって、
現在も日本のスマートフォン市場ではトップシェアを誇ったのである。日本でアメリカ
からやって来たオートメイションによる、大量の高品質製品の提供を完成させて、需要
以上の加工生産貿易を瞬く間に席巻させた。これはトヨタのみならず、日々研鑽されて
改善・改革の向上精神と、それらについていく「系列」とされる下請け工場の努力で、
完数販売、のPOS的「カンバン方式」の導入のシステムまで出来た。これらを「プロ
セスイノベーション」と呼ばれる、プロダクトの製造方法や製造工程などプロセスを、
次々に革新的な仕組みへと変え生産性向上やコスト削減といった自社内のメリットだけ
にとどまらない薄利多売の上での、良い商品を低価格で高利潤を効率的にうけるという
イノベーション技術で、提供メリットと、受容メリットが一体化されて、正に生産者も
消費者もWin・Winの関係を築くという事になる。「プロセスイノベーション」の代表的
な、1913年に自動車メーカー「フォード」がベルトコンベアの導入によっての、自動車
の、大量生産・低価格化を実現した日本が完成させ、今だ進化している。このプロセス
イノベーションは、サプライイノベーションとか、時にサプライチェーンイノベーショ
ンとか、マーケッティングイノベーションとかも言われる。プロダクト原材料や、供給
ルート、在庫管理・配送といった既存製品の製造から消費者への提供までの流通改革の
イノベーションだからだ。つまり、消費者〜〜供給者〜〜原料における経路の改革だ。

126 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/05(日) 20:37:08.74 ID:ddcupxvrN
 新経済論おにゅ〜〜う     232   現代と未来社会を考える。

 今流行りのIT仕様のラインpeypeyの仕組みとか、ベゾスなどオンライン市場とかの
配送システムだとか、今般のインターネット事業体には、ほぼ、全てが網羅されている
。しかしサプライチェーンイノベーションには、プロダクトが優秀であっても、安定し
た原材料の供給やコスト高騰といった理由で、生産が不安定となったり、利益の確保が
難しくなったり、大幅のコスト増や銀行の様なサイバーテロの餌食になるケースがあり
、企業や業務によっては、原材料の供給減の開拓、別材料への変更、流通ルートの効率
化などには、元請けに干されたり、供給提供者のストップのリスクも伴う事も、多い。
大幅な改善が期待できるが、多くは小幅な変更を多く行う事でリスクヘッジさせている
のが現状だ。不確実性の現代で、リスクヘッジのサハリンガスがリスクとなった様な、
事例は多い。表面からはわかりにくく、成功すればメリットも大きいことが特徴だろう
。「組織内イノベーション(オーガニゼーションイノベーション)」は、所謂人財発掘
とその為のシステム構築である。海外のオーガニゼーションイノベーションでは、企業
の組織自体を変革・再構築して、自社ならびに業界・社会へ影響を与えることを目指す
イノベーションと捉えられている。例えば、(1) トップダウン組織からボトムアップ組
織等への変革。(2) 社内ベンチャー制度の採用。(3) フランチャイズシステムや、暖簾
分け、等の導入。などだ。現代社会においては、ITツールの組織内導入・活用やら、
DX(デジタルトランスフォーメーション)によるプロセスイノベーションが挙げられて
いる。この四つの「プロダクトイノベーション」「プロセスイノベーション」「サプラ
イプロセスイノベーション」「組織系統イノベーション」には大きな要素が宿っている
。良い製品良い環境良い人材を得るため、妥協を許さず徹底的に議論を繰り返す姿勢は
、イノベーション実現したい。と考えるすべての企業の手本かもしれない。

127 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/05(日) 20:37:39.19 ID:ddcupxvrN
 新経済論おにゅ〜〜う     233   現代と未来社会を考える。

 イノベーションの実現には、芽が出るまである程度の大きく長い期間が必要となる事
が多く、そういう場合は少なくない。また、短期的に見るとコストやリソースの無駄が
多く、長期的視点で取り組んだ方がよいケースもあります。数多くのイノベーションの
失敗事例は、ブレ−ンスートミング即ち、企業向上心会議が少ない場合が多い。全体的
に短期で成果をあげようとする経営方針会議は多いが、社員福祉に基づいた、会社指標
の取り組みが少ない事が目立つ。このような現象が起こる理由は、市場の変化が激しく
事業寿命が短くなってきたこと。本業と切り離してのイノベーションに投下する時間や
・コスト・リソースを確保するのが難しいこと。が、近年の状況として挙げられます。
と言うのも経営者のアンテナが錆びついて、企業の社員全員の意見の掬い上げ機能が、
大いに減った事が挙げられる。企業が、イノベーションを起こす重要性・必要性は高ま
っていても放置して、早く成果が欲しいという意図で、救急事態になるまで行わない。
手痛い出費はわかりますが、大きな変化を起こしてイノベーションを成功させるには、
相応のエネルギーと時間が必要であることを認識しておくことも必要でしょう。イノベ
ーションを起こすアイデアは、常識や日常から逸脱したような行動・発言・発想や遊び
心から生まれるケースが多い。しかしながら、日本社会は常識やしきたり重視の傾向が
強く、人材の流動性・多様性も低い。イノベーションに繋がる発想が起こりにくい環境
の上にそうした土壌である。と言われている。更に問題なのは、大企業の体質が、この
古い体質傾向が強く新しさに価値を見出さない。変化やルールから外れることを嫌い、
行政や法律・常識や金融と闘わないのである。つまり新興のベンチャー企業よりもイノ
ベーションが起こりにくく、労働組合もかなりいい加減な、意識の融合統一状況にある
。イノベーションを目指す場合に、こうした組織・風土の意識改革がまず必要で柔軟性
を持たせる事は、必要不可欠である。

128 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/05(日) 20:41:39.99 ID:ddcupxvrN
 新経済論おにゅ〜〜う     234   現代と未来社会を考える。

イノベーションには、すべてを内包して内に働きかけるクローズドイノベーションと、
積極的に外部の力を借りての、オープンイノベーションがあります。日本は根強い自前
主義があるが、政府などは米国で最初に賛意を得て行う、ドロップ型オープンが多い。
過去に、革新的な製品・サービスをリリースした実績の多くは、クローズドイノベーシ
ョンで、日本国内で発展し技術確立させて、ファーストスタンダード(先行標準)を、
叩きだして、20世紀の終わりを迎えていた。こうした歴史から、現代においてもクロ
ーズドイノベーションに偏りがちとなっていく。クローズドイノベーションであれば、
自社の情報を秘匿しつつ、競争優位性を発揮できるというメリットがある。がしかし、
コスト・時間・リソースが高騰する。そして、案外気付かないのが、イノベーター現実
が隠され、イノベーション効果の半減や隠蔽によって間違えた情報が生まれやすいのだ
。組織内でも、当然細部に渡っては、反対者や敵対者も多く、既得権益障害や既得権の
奪い合いも行われるのが人間社会である。このデメリットもあり、そしてこのデメリッ
トの影響はかなり大きいのである。しかし、変化の激しさや、事業寿命の短命化、競争
激化といった状況下にある現代においては、クローズドイノベーションは適さなくなっ
ていることが実状である。企業や組織・集団や国家に於いて、クローズドイノベーショ
ンの失敗が、ソ連でのゴルバチョフの、「ぺロストロイカ」と「グラスノッチ」である
。つまり、遅かった改革とか、意識改革足らず、とかが、現経済学者の分析である。今
日本電産の改革が行き詰まり、トヨタの人事が腐れた方向とされる。がカリスマと言わ
れる独裁には付きまとう。 (1)新規事業の開拓 (2)旧態事業の改革 (3)従業員意識の
経営者視点や内部改善の意識統一。などが大事である。まあソ連の場合、イノベーショ
ンと言うよりは、レボリューションの域だったが、大きな間違いは活発な総合議論自身
が大きなイノベーションであり、トヨタの改善会議に豊田章男がいない事である。これ
は改革時に 改革派にゴルバチョフを外してエリツィンが仕切った失敗と同じだ。

129 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/07(火) 14:14:56.83 ID:SAZbC1eqX
 新経済論おにゅ〜〜う     235   連続強盗事件に関連して、

 かつて、警察官をかたって中国から日本の高齢者宅に国際電話をかけ、現金をだまし
取ったとして、警視庁捜査2課は、中国を拠点に活動する振り込め詐欺グループの無職
、浦山健二容疑者(45)ら20〜40代の日本人5人を 詐欺容疑で逮捕したと発表した。
中国・福建省で別の詐欺事件を捜査していた、中国公安当局が5人の身柄を拘束する。
5人は強制退去処分となり、今月6日夜に帰国したところを警視庁が逮捕したのだった
。中国で活動する振り込め詐欺グループの、日本人メンバーが現地で拘束され、逮捕さ
れたのは初めてである。同課によると、5人は容疑を認め、「日本国内で知人に誘われ
、5月に中国に渡った」と供述しているという。逮捕容疑は今年6月に、警察官などを
名乗り、「東京都練馬区の女性宅に『あなたの口座が犯罪に使われています。銀行協会
から口座凍結について電話がある』『口座凍結するので現金を引き出してほしい。』と
電話、国内の仲間に銀行協会職員をかたって訪問させ、現金 約370万円を受け取りだま
し取った。」という疑いである。都内では同様の手口で現金やキャッシュカードをだま
し取る事件が急増。今年は、これまで 184件発生し、被害額は約3億1千万円に上って
いる。他県で発生した別の振り込め詐欺事件でも、中国からだましの電話をかけている
ことが確認されており、警察当局は複数のグループがあるとみて警戒を強めている。
これは、『中国から振り込め詐欺、容疑の日本人5人逮捕』の見出しに2010年8月7日の
、日経新聞の記事なのだ。つまり既に13年も前から、国際電話回線詐欺や窃盗、強盗
が、組織的に行われていたのである。警視庁の白書が、「令和3年版 犯罪白書」などに
、第1章 組織犯罪との闘い (3)来日外国人等によって構成された犯罪組織として、
この危険性は書かれている。

130 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/07(火) 14:15:53.69 ID:SAZbC1eqX
 新経済論おにゅ〜〜う     236   連続強盗事件に関連して、

  中国人犯罪組織 ーーー(ア)グループ形成の背景ーーー我が国の中国人犯罪組織
は,中国本土に拠点を置く犯罪組織の構成員が、我が国で活動している例もみられるが
、組織ぐるみで我が国に進出したものではない。留学生・就学生制度の充実等により、
来日経験を持つ帰国者が増加してこうした者を中心に,「経済格差により一攫(かく)
千金をねらうことができる。」「血縁・地縁に基づき支援する中国人が存在し指導する
。」などの風評が立って、不良中国人の間には「犯罪を犯しても取締りや量刑が軽い」
「日本人の防犯意識が低い」「防犯設備が整っていない」などの理由から広がったこと
などにより、合法・非合法を問わず「資金獲得」を目的に来日を目指す中国人が増加し
、来日した中国人のうち一部の者が犯罪を犯して、更に犯罪を効率的に行うため積み上
げ学習し、それらが組織化したもの。とみられている。「資金獲得の場所」としてに、
我が国を選んだ理由(被疑者の声)は、下記状況の条件が風評としてあった事が認めら
れている。(1) 資金獲得の場所として、我が国を選ぶ理由について,経済格差のほか、
他国と比べて、取締りや量刑が厳しくない。などという意識を持っている状況が伺える
。検挙された中国人被疑者の取調べの過程でも、次のような証言がみられている。「短
期間で大金を稼ぐことができる。犯罪であれ、何であれ、金を稼いだ者は成功者である
。」(2) 本当はアメリカに行きたいが、警察官に撃たれる危険性もあり、刑も重い。そ
の点、日本の警察は絶対に殴らない。運悪く捕まっても、否認していれば「退去強制」
されるだけで済む。捕まることは恐いが警察自体は恐くない。(3)日本は刑が軽く窃盗
でも、せいぜい数年なので我慢できる。又、日本の刑務所はきれいで,テレビも見られ
、中国での生活より楽だ。といわれている。

131 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/07(火) 14:16:36.81 ID:SAZbC1eqX
 新経済論おにゅ〜〜う     237   連続強盗事件に関連して、

  検挙された来日中国人の中には、本国で不良グループに属していた。という者と、
来日するまでは、具犯性は全く無かった者が安易な資金獲得手段として犯罪を犯す。様
な者と、2方がみられ,前者では、我が国での犯罪グループの中核となっている。又、
犯罪グループの構成員の中では,過去にも、我が国からの退去強制されたにも関わらず
偽造旅券による再入国している者が多数いて、これらの者が、年々知識を得て学習し、
犯罪グループの中核となっている例もみられる。中国人犯罪グループの構成を見ると、
上海市出身、福建省福清市出身、福建省長楽市出身、東北部(黒竜江省・吉林省・遼寧
省等)出身者等、地縁を結合の中核となるものが一般的にいる。他方で複数の出身地の
者が、共謀して広域にわたって「強・窃盗を敢行集団」を形成した例もあり、必ずしも
地縁的結合に基づかないものもみられる。が、このようなグループは概して小規模で、
多方面で同じ出身者をリクルートしている例もある。新宿歌舞伎町における中国人犯罪
組織の勢力は、来日外国人のい集合場所であり、中国人犯罪組織は、情報交換や薬物の
取引等において歌舞伎町を利用し勢力の拡大を図ってきた面がある。集中的な取締りの
影響で、都内の大久保・池袋等、あるいは地方都市に組織が分散する傾向がみられる。
ものの、今なお重要な活動拠点であることに変わりはない。平成4年頃まで、台湾グル
ープ(台湾出身者の犯罪組織)が活発に活動していた。が、集中的な取締りを受けて、
分散・沈静化。その後は上海グループ(上海出身者の犯罪組織)が台頭した。上海グル
ープは、上海経歴で、歌舞伎町内で信望があり、自然に上下関係ができている。それで
も離合集散が激しく状況が移り替わる。上海グループは、現在主要幹部が検挙され、取
締りを逃れ、出国するなど勢力を弱めているので、最近では東北グループ(東北部出身
者の犯罪組織)の台頭も多い。福建グループ(福建省出身者の犯罪組織)については、
グループとしては根付いていない。が、マレーシア人のクレジットカード偽造グループ
が歌舞伎町を拠点に活動している状況がみられ、これらの構成員が中国系のマレーシア
人である例が多く、裏で福建グループがいる事もある。

132 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/07(火) 14:46:26.21 ID:SAZbC1eqX
 新経済論おにゅ〜〜う     238   連続強盗事件に関連して、

 都市部で、不良中国人が、経営関与の中華料理店・スナック・カジノ・バー等が相当
数存在する。都市部周辺で活動する不良中国人の上京の溜まり場となり、面識を得て、
次第に交流を深めた例がみられる。こうした店舗で、中国人犯罪の組織化促進する機能
を果たしている。また、この様な店舗は、中国人犯罪グループによる強・窃盗事件の、
情報収集・謀議・盗品の捌き、など市場交流場所として使用されている。加えて構成員
が、相互つながりを持ち、日本語学校や、中国人が多く集まるインターネットカフェ、
カラオケ店等で、面識を持つに至ったような経緯や例を持ち国際犯罪集団化している。
一度犯罪に手を染めて、共犯者を通じての、更に他の犯罪常習者と知り合った。などの
例が多く見られている。又、強盗グループに加わった経緯で被疑者の声として、中国人
強盗グループの中で、「黒社会」的犯罪組織を形成し、中国において入り犯罪を行って
いた者も少数いるが、来日後にこれらの者に強盗を勧誘され、仲間になった者も少なく
ない。その経緯として、福建省長楽市出身者らによる連続強盗事件の例では、20数人の
検挙被疑者の取調べで、次のように話している。(1) 職場で言葉の問題や、日本人の同
僚に、馬鹿にされたことから自信をなくして、同郷者と寄り集まって金を得る相談をし
てたら強盗をやることになった。(2) 中国からの密航費用の借金を、手っ取り早く返済
するための勧誘や、仕事がなく同郷者のところで、強盗を行っていることで知って入団
などがある。(3)新宿の遊興所において同世代の中国人に、強盗等により多額の現金を
容易に手にし豪遊する者を見て、グループの仲間になった。などがある。

133 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/07(火) 14:46:55.38 ID:SAZbC1eqX
 新経済論おにゅ〜〜う     239   連続強盗事件に関連して、

 犯罪グループでは、従来の構成員同士が、それぞれ緩やかなつながりで離合集散を繰
り返しながら犯罪を敢行するべく「犯者グループ」というべきものが目立った。が最近
は、単なる「犯者グループ」はいなくなり、高度に分業組織化された犯罪組織に、なり
つつある。犯行の形態も、短絡的ではなく、綿密に計画され、学習されたものがみられ
、一部の組織には、強い影響力を持つ首領の下、ピラミッド型形態の分業化組織で、各
グループが犯行場所等に対する「綿密な下見行為」「犯行に必要な器材調達」「強盗・
窃盗の実行」「窃取した銀行カードの預金の引出し」「盗品の処分等」などの役割分担
して効率的に犯罪を敢行している状況がみられる。(イ)組織性の高い 犯罪グループ
では、首領は犯行現場に立ち会わない。犯行日時・場所・被害品の本国郵送・収益配分
や上納金額等について、指示や実行資金の調達・交付、日本人共犯者のスカウト等の、
準備行為を行うのみで、そうした行動の例もみられるのだ。また、犯罪グループの中、
留学等の正規の在留資格を有する構成員や構成員の日本人配偶者が名義人となったり、
犯行に使用する車両の借上げ、銀行口座の開設、携帯電話契約を行っている例も多い。
こうした犯罪は周辺部に広がりをみせており、例えば、正規の在留資格を持つ中国人の
知人や親戚・入国してきた中国人の世話を、報酬を得て請負者等が存在し、明確に犯罪
グループの構成員と断定できない周辺援助者が、住居を契約したり、銀行口座を開設し
、通帳を提供するなどして支援している。暴力団関係としては、入国犯罪の他に、侵入
強盗等においても、連携がみられる。

134 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/07(火) 14:47:38.07 ID:SAZbC1eqX
 新経済論おにゅ〜〜う     240   連続強盗事件に関連して、

 中国人犯罪グループによる犯罪の形態は、 @、窃盗(空き巣ねらい,車上ねらい、
ピッキングやサムターン回しに、侵入して行う金庫破り・出店荒し等)、 A通帳詐欺
(窃取通帳を用いて、金融機関から預金を引き下ろす手口) B強盗(貴金属店,金融
業・資産家を対象とするものなど)、 Cクレジットカードに係る犯罪(データスキミ
ング・偽造クレジットカードの作出・売買・使用等)や、パチンコ偽造ロムに係る犯罪
(ロムを仕掛ける目的での建造物侵入、打ち子による出玉の窃取)等がみられている。
 窃盗グループによる犯行は、極めて巧妙に行われて例えば、中高層ビル内の、会社事
務所や、住宅マンションを対象とした侵入盗事件では、1人が車両の運転席で待機し、
1人は建物付近の道路上で移動しながら警戒・見張りを行う。一方で2〜3人が見張役と
携帯電話ですぐに通話できる状態での、素早いピッキングを用いて室内に侵入し、大胆
にも金庫をバールで破壊するなどして現金・預金通帳等を盗む。など、細かな役割分担
の上で行われているものがみられる。犯行手口等のなかには、ピッキング用具やサムタ
ーン回しにより侵入し、物色した中で部屋や箇所を、元通りに戻した上での施錠しての
逃走する、など。犯行の発覚を遅らせて、預貯金を引き出す例が、多くみられるのも、
特徴である。また、預金の引出役に日本人がスカウトされていて、学生に加担させる例
も目立っている。パチンコの偽造ロムに係る犯罪では、かつてほどは、みられなくなっ
たものの現在も引き続き行われている状況だ。こうした犯罪を敢行する際には、犯行が
露呈しないように1日に打ち子1人が、窃取する金額を数万円に抑えたり、店舗に侵入
する際に、防犯センサーを避けるための機材を用意する。などの例がみられる。他にも
捜査の過程から,出荷前のぱちんこ台をねらい、ぱちんこ店の店員と共謀している。と
いう状況もうかがえる。その手口も巧妙化する傾向にある。

135 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/07(火) 14:48:07.44 ID:SAZbC1eqX
 新経済論おにゅ〜〜う     241   連続強盗事件に関連して、

上海出身者の、犯罪組織(以下「上海グループ」)は、新宿歌舞伎町や、大阪のミナミ
などの地域を始めとする、都市部の繁華街に集まり上海出身者を組織化して形成され、
次第に巨大化したもの。とみられる。検挙の窃盗グループ等を見ると、多くは小規模・
組織性が低く見られる場合が多い。しかし、裏ではグループ同士が、一部の構成員を介
してつながりを持っている例が殆どである。複数都道府県警察の共同・合同捜査により
検挙被疑者が数十人に上った事件もある。こうした事件では、地縁者・血縁者等の周辺
でグループを支援する者を含めると、百人を超える関係者存在があって明らかとなった
。地域的にも東京を拠点とする者と、大阪を拠点とする者が交流を持って、共同で侵入
盗を敢行していたことなどが判明している。また構成員同士、又は、グループ同士に、
上下関係が構成されている例が多く、東京都内で、主な上海グループの中には、首領の
下で数名の配下を抱え、更にその下に配下がいる。というピラミッド型の組織構造を有
する。上位者が傘下のグループから、上納金を得ている状況もうかがえて、首領の検挙
や他の地縁グループ(福建省出身者のグループ等)との抗争に、よって壊滅するとか、
流動的で、必ずしも安定しているものではない。事例には、上海グループと、住吉会の
傘下組織組長らが、クレジットカードの偽造・偽造カードを使用した商品の騙(へん)
取、ピッキングによる侵入盗、窃取した銀行カードを使用した預金の引出し等を、それ
ぞれグループに分かれて役割分担した上で敢行していたものがある。首領は、かねてか
ら、埼玉県西川口周辺の、不良中国人らを束ねていて、この種の犯罪を敢行する者とし
て浮上していた。上海出身の中国人であり、同人は、日本人名義の偽造旅券を所持し、
定期的に、我が国と上海を往復している。同人と住吉会傘下組織組長とは、相互に面識
のある日本人の仲介によって接近し、犯罪に関する情報の交換等を通じて徐々に連携し
、犯行の規模を拡大していった。と言うことが判明している。

136 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/07(火) 14:48:36.14 ID:SAZbC1eqX
 新経済論おにゅ〜〜う     242   連続強盗事件に関連して、

 福建省出身者の犯罪組織(以下「福建グループ」)は、上海グループをしのぐ勢力を
持つ最大のものだ。中国本土における犯罪組織の関係者が、中核となって敢行する犯罪
の形態が、斬新化、多角化して、巧妙化しているなど、組織としての性格を強めている
。福建グループも主なものとして、数グループは把握されているが、これらは基本的に
氷山の一角で、協力し活動することは稀(まれ)で、また相互に対立することを避ける
ために、活動地域のすみ分けを行うなどしているもの。とみられている。構成員には、
過去に、我が国で「退去強制処分」されたにもかかわらず偽造旅券の使用等様々な方法
で再来日する者が多く、犯罪の学習機能をもって取締りから段々と逃れている。これら
が組織の中核となっている例がみられ、一部の検挙被疑者からは,福建省での犯罪組織
の関係者が、取締りを逃れて来日するケースも多数という供述もみられ、その裏の国際
的犯罪団の全容は見えてこない。事例には、九龍会の下っ端だが、三弟と呼ばれる首領
を頂点とする福建グループが日本にいた。首領の強い統制力の下で、数十人の構成員に
よる、偽造クレジットカード詐欺・錠剤型麻薬密売、等を資金源として活動し福建グル
ープの中で最大勢力の一つと、みられた。組織化が進展した背景に、首領に福建省での
犯罪組織を形成する親族がいて、資金源が豊富であることから,恐喝等の被害を受けた
同国人の被害者は、泣き寝入りし,配下の構成員は警察に検挙された際にも、首領の名
を供述しない。などの状況が強くあった。首領は,偽名旅券を使用して来日し、外国人
登録を行っていた。他にも自身は、決して犯行に直接加担せず住居を転々とするなど、
警察による取締りを強く警戒している。配下からの上納金が、多い時には月に数千万円
〜一億円以上にも及んだものとみられる。我が国の暴力団との関係も明らかとなり、暴
力団員側は、盗品の処分や同グループ構成員のトラブル処理や仲裁等を行っていた。14
年1月に入管法違反で首領を含む10人を一斉検挙し,5月までに更に5人を検挙した。
(警視庁)。

137 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/07(火) 15:07:22.16 ID:SAZbC1eqX
 新経済論おにゅ〜〜う     243   連続強盗事件に関連して、

公開日:2017/07/15 06:00 更新日:2017/07/15 06:00「中国で拘束 日本人35人を待
ち受ける地獄の刑務所暮らし」、2010年以降もいくつか事件はあったが2017年
の「中国で拘束日本人35人を待ち受ける地獄の刑務所暮らし」というものも報道された
。つまり、全然減ることなく、特殊詐欺は増えたのだ。と言うのも報道で、この35人
の顔写真を全く報道しない。つまり犯罪者隠しを行ったので、かれらある。浦山健二が
容疑者(45)ら20〜40代の日本人5人の中で、彼らの後ろにいる、「福建グループ」や
「上海グループ」は全く見えずに、今度は35人やラオスやタイの賭博グループが資本
を出して、詐欺グループを営々と築いたのである。2017年は、中国から、日本に電話を
かけていた振り込め詐欺の「かけ子」とみられる日本人35人が、福建省で、中国当局
に詐欺容疑で刑事拘束されたのだった。日中両国は犯罪人引き渡し条約を結んでおらず
、日本が中国に代理処罰を要請する可能性もあるという。35人は中国の刑務所にぶち
込まれるかもしれないのだが待っているのは「地獄」だろうと思われる。ニュージーラ
ンド人男性の、ダニー・キャンシャンさんは 中国で過剰防衛の罪に問われ、2012
年12月まで4年間、広東省にある外国人専用刑務所に服役したが。その時の 過酷な
体験をユーチューブで“激白”している。それによると、中国で日用品関連のビジネス
をしていたダニーさんはある日、レストランで5人組の男に襲われ、木の椅子で後頭部
を殴られた。必死に抵抗したところ、男の1人を死亡させてしまった。過剰防衛で広東
省の東莞刑務所へ送られた。そこでは家族と連絡も取れず、化学薬品の人体実験もされ
る。衛生基準も安全基準も、人権もない。自殺は日常茶飯事。囚人が死んでも誰も気に
しない。強制労働をさせられ、看守の指示に従わないと殴られ、催涙スプレーをかけら
れ、口の中に電気ショックを与えられたりされたという。

138 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/07(火) 15:23:02.05 ID:SAZbC1eqX
 新経済論おにゅ〜〜う     244   連続強盗事件に関連して、

 便器がひとつしかない檻に50人が詰め込まれ、便器が糞尿であふれることもある。
自分たちできれいにするか、糞尿まみれで寝る。寝ている間に噛んでくる巨大なノミ、
ネズミ、ゴキブリ。(眠らせないなどの)拷問を受けるために、15〜30日間、隔離
されたりする。これは地獄体験のごく一部という。この35人が払わされるかもしれな
い代償は、想像を絶する。したがって、振り込め詐欺グループは、上海から東南アジア
全域に拠点を変えてリクルートした様だ。「海外でメシと家付きのいいもうけ話がある
。」振り込め詐欺グループは、まんが喫茶やネットカフェで、フリーターや、ニートの
男女にこう声をかけ、「かけ子」をスカウトする。「後日、航空券を渡されて、中国に
到着すると、空港まで迎えに来た男に、車でビルの一室に連れていかれる。そこには、
日本人が数人いて、日本から送られてきた名簿をもとに終日100〜300件、日本に
電話している。共同生活のうえ、現金やパスポートを預けているので、簡単には逃げら
れない状況だった。」(捜査事情通)中国に拠点が移り始めたのは8年ほど前。発信元
がバレにくく、日中両国で犯罪人引き渡し条約が結ばれていないからだ。ただ最近は、
中国人が特殊詐欺の被害に遭うケースが増えて、取り締まりが厳しくなった。このため
、タイやフィリピン、ベトナムなど東南アジア各地に広がっているという。と2017年で
特殊詐欺の移転を示唆している。つまり、ベトナム・タイ、ラオス、フィリピンなど、
拠点を移してる。今回のフィリッピンの、入国管理局のビクータン収容所は実は刑務所
でなく、空港管理の出入国の収容所なのであって、実は日本での出入国管理局と同じで
ある。実はそこは、法律に守られた人権擁護の一次収容所であって、何でも金・金・金
と言う収容者の声は当然の事だろう。全国で相次ぐ強盗事件の指示役「ルフィ」とみら
れる日本人が拘束されているフィリピン入国管理局のビクータン収容所が、腐敗体質が
あらためて浮き彫りとなった。と言うが、それ、日本のメディアの視点が間違っている
。そもそもが出国させて強制送還の為の一次預かり所で、母国に送還されて無実の罪で
処刑される国もあれば、日本や欧米の様な人権がある。と叫ぶ国もある。

139 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/07(火) 15:28:47.55 ID:SAZbC1eqX
 新経済論おにゅ〜〜う     245   連続強盗事件に関連して、

2017年07月14日17時23分
 振り込め詐欺の捜査をめぐり、意外な形で「日中協力」の成果が出た。中国・福建省
で、中国当局が日本人35人の身柄をいっせいに拘束したのだ。日本側が振り込め詐欺の
容疑者について中国側に捜査協力を要請し、中国側が容疑者の居場所を特定し、拘束に
つながった。日中間に犯罪人引渡し条約は結ばれておらず、この35人の身柄が、今後に
どうなるかは明らかではない。ただ、過去には中国で日本人が詐欺容疑で拘束され、国
外退去処分後に警視庁が逮捕したケースもある。警察庁が中国公安部に「被疑者の所在
確認等の捜査協力」要請する。35人の拘束は、日中両政府が相次いで記者会見で明らか
にした。35人は「かけ子」と呼ばれる、日本に電話をかけて、金銭をだまし取る役割を
担っていたとみられる。7〜8年ほど前から「かけ子」の拠点が中国に移っていることが
指摘されてきたが、これほど大規模な拘束劇は珍しい。とされた。中国外務省の、耿爽
報道官が7月12日の記者会見で「6月30日、日本人35人が電気通信詐欺に関与した容疑で
、中国警察に拘束された。中国側は日中領事協定に基づいて領事機関に通報した」と、
発言。翌 7月13日夕方には、菅義偉官房長官が記者会見で「警察庁から中国公安部に対
して、インターネットバンキングの不正送金事案の、被疑者の所在確認等の捜査協力を
要請していた。中国側が独自に捜査によって振り込め詐欺を 行っている可能性のある
犯罪グループを特定し、中国の国内法に基づいて所在確認を要請していた被疑者を含む
35人の日本人を拘束した。」などと経緯を明らかにした。身柄要求するかは「中国側で
捜査中なので、コメントは控えたい。」今後、日本側が中国法に基づく代理処罰を中国
側に求める可能性もあるが、過去には中国で振り込め詐欺を行っていた人物の身柄を、
中国側が拘束し、日本に引き渡された事例もある。例えば2010年には、福建省で、別の
詐欺事件を捜査していた中国の捜査当局が日本人5人を拘束。5人は後に国外退去処分に
なり、帰国したところを警視庁が振り込め詐欺の容疑で逮捕した。当時の報道によると
、中国で振り込め詐欺を行った容疑で日本人の犯行グループが現地で拘束され、逮捕さ
れた初めてのケースだとされている。

140 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/07(火) 16:05:32.16 ID:SAZbC1eqX
 新経済論おにゅ〜〜う     246   連続強盗事件に関連して、

 日本では三権分立の立場から、こうした避難民や外国人の収容所は、行政の中にある
。つまり警察と同じ行政ではあるが、空港の税関と同じ、外務省が当局であり、警察は
自治省の管轄と言う違いが出る。ところが中国などは解放軍も警察局も全てが共産党の
指令下にある。従って、予算も無く、思想教育の再訓練所でも、臓器売買の控え収容所
になったり、いろんな忖度と賄賂の下にある。ここで問題のルフィだが、恐らくはこの
時まで、強制送還を逃れた中国人だったに違いない。で強制送還が決まり、この時母国
で死刑になると、予想されたから、電話の中のコードネームのルフィと電話番号と機器
まで、仲良しの日本人に預けたに違いないのである。しかし、この時合同捜査であった
が、今後、日本政府として中国側に35人の身柄を要求するかどうかについては、「現在
中国側で捜査中なので、コメントは控えたい」と述べるにとどめている。7年間も中国
に逃亡していた男も、逮捕に、菅氏は、「警察庁と中国公安部の間では定期的に協議を
開催して連携を図っており、引き続き日中間で捜査協力を行っていく。」と述べている
ぐらいで、冬季北京五輪の成功を願って日本に協力したような状態である。実際、振り
込め詐欺のケース以外にも、中国側の協力があって、日本人容疑者が逮捕されている。
逮捕されたのは、中国に約7年間にわたって逃亡していたのは、元暴力団幹部の60代の
男である。男は、2010年9月、国際郵便で覚せい剤を台湾から国内に密輸したとされる
事件への関与が取りざたされた。その直後に中国に逃亡した。日本側が中国側に、捜査
協力を求め正式に要請していた。現地当局では、17年6月に中国・青島で男を発見し、
不法残留で、身柄を拘束した。男は国外退去処分を受けて日本側に引き渡され、警視庁
が日本に移送中の機内で覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)などの疑いで逮捕してい
る。この時何故7年間逃走できたか。これが「福建グループ」との経済的繋がりである
。コンテナを介した盗難車輸入から、大きな賭博資金の振り込みまで暴力団は代行して
いるのだった。ここには、北朝鮮資金や、韓国の財団も介在するとされる。

141 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/07(火) 18:22:56.47 ID:SAZbC1eqX
 新経済論おにゅ〜〜う     247    現代と未来社会を考える。

 パリ交通公団(RATP)が導入している電気バス「ブルーバス」が、相次いで火災事故
を起こした。EV普及の妨げにならないのか。火災事故を起こしたRATPの電気バスを追う
パリ交通公団(RATP)が導入している電気バスが先日、相次いで火災事故を起こした。
脱炭素化が進む中で普及する次世代自動車だが、こうした事故は普及にいかなる影響を
与えるのだろうか。RATPは、パリとその近郊地域で地下鉄・バス・路面電車を運営する
国営企業だ。2014年に「バス2025プログラム」を取り決め、2025年までに、ディーゼル
バスの全廃と、二酸化炭素排出量の50%削減を目指している。このディーゼルバスの、
代替となるのが、電気バスとバイオメタン車である。本来なら水素ガスの燃料電池式の
自動車がかなり有力なのだが、高価の為か入ってない。電気バスは2021年時点で 258台
にすぎないが、2025年までには1500台が導入される予定となっている。相次ぐ火災は、
世界で進んでいる次世代自動車の普及を停滞させる可能性がある。次世代自動車の中で
、電気自動車の炎上事故は世界中の特に中国で報告例が相次いでいる。理由は衝突事故
などさまざまだが、たびたび指摘されるのは リチウムイオン電池のトラブルだろう。
リチウムイオン電池は携帯電話やノートパソコンに使われており、普及とともに発熱・
発火のトラブルが相次いでいる。リチウムイオン電池のリチウム金属酸化物は、正極が
炭素などで、負極にリチウムイオンを行き来させて 電気を起こすのが基本的な仕組み
となっている。鉛蓄電池やニッケル水素電池に比べて、トラブルは多い理由はイオン化
に対する発熱温度の高さである。過去には、製造過程で 不要な金属粉が混入したり、
製造工程で絶縁シートが破れたりしたために、異常発熱や発火に至った事例も報告され
ている。使用機会の多いスマートフォンや、スマートフォン用のモバイルバッテリーで
は、ショートを防ぐための保護回路を設けるなどの機能があるものの、火災事例は多発
。これまでの火災例では、発熱・発火前に電池を落としたり水没させたりしていたこと
が原因としてあげられている。火をいきなり噴くことはないが、利用者が気づかないうちにリチウムイオン電池は損傷し、発熱・発火へ至る可能性がある。

142 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/08(水) 09:37:08.61 ID:hS/GJB48k
 新経済論おにゅ〜〜う     247    現代と未来社会を考える。

 パリ交通公団(RATP)が導入している電気バス「ブルーバス」が、相次いで火災事故
を起こした。EV普及の妨げにならないのか。火災事故を起こしたRATPの電気バスを追う
パリ交通公団(RATP)が導入している電気バスが先日、相次いで火災事故を起こした。
脱炭素化が進む中で普及する次世代自動車だが、こうした事故は普及にいかなる影響を
与えるのだろうか。RATPは、パリとその近郊地域で地下鉄・バス・路面電車を運営する
国営企業だ。2014年に「バス2025プログラム」を取り決め、2025年までに、ディーゼル
バスの全廃と、二酸化炭素排出量の50%削減を目指している。このディーゼルバスの、
代替となるのが、電気バスとバイオメタン車である。本来なら水素ガスの燃料電池式の
自動車がかなり有力なのだが、高価の為か入ってない。電気バスは2021年時点で 258台
にすぎないが、2025年までには1500台が導入される予定となっている。相次ぐ火災は、
世界で進んでいる次世代自動車の普及を停滞させる可能性がある。次世代自動車の中で
、電気自動車の炎上事故は世界中の特に中国で報告例が相次いでいる。理由は衝突事故
などさまざまだが、たびたび指摘されるのは リチウムイオン電池のトラブルだろう。
リチウムイオン電池は携帯電話やノートパソコンに使われており、普及とともに発熱・
発火のトラブルが相次いでいる。リチウムイオン電池のリチウム金属酸化物は、正極が
炭素などで、負極にリチウムイオンを行き来させて 電気を起こすのが基本的な仕組み
となっている。鉛蓄電池やニッケル水素電池に比べて、トラブルは多い理由はイオン化
に対する発熱温度の高さである。過去には、製造過程で 不要な金属粉が混入したり、
製造工程で絶縁シートが破れたりしたために、異常発熱や発火に至った事例も報告され
ている。使用機会の多いスマートフォンや、スマートフォン用のモバイルバッテリーで
は、ショートを防ぐための保護回路を設けるなどの機能があるものの、火災事例は多発


143 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/08(水) 09:37:35.89 ID:hS/GJB48k
 新経済論おにゅ〜〜う     248    現代と未来社会を考える。

これまでの火災例では、発熱・発火前に電池を落としたり水没させたりしていたこと
が原因としてあげられている。火をいきなり噴くことはないが、利用者が気づかない
うちにリチウムイオン電池は損傷し、発熱・発火へ至る可能性がある。
いちいち解説しておくと、中国製EVバスが台数を伸ばしているのは、日本に代表される
「先進技術を持つメーカー」は、「現在のEVバスのレベルに満足が行かず、市場投入を
躊躇している。」からであって、彼等なりに合格点をつけるレベルの製品が完成すれば
、中国製なんぞは一瞬にして抜き去られるはずだ。安さに関しては『安いEV車には訳
があるはず』(2022年5月5日付)で解説。要するに、市場投入されたEVバスが少ない
から「中国製しか選択肢がないだけ」で、「技術で席捲」出来るだけのレベルの技術を
彼等は持ち合わせていない。ハイブリッドを造れる技術があれば、EV車は簡単に作れ
るが、ハイブリッドを造れないメーカーはEV車しか造れない。EV車自体が選択支が
限定されてその用途にしか適用出来ず、将来的には水素がメインとなり、FCV(燃料
電池車)や水素エンジン車となっても、そうした移行は考えられないのだ。また従来の
内燃機関を搭載した車は、決して無くならないのも知るべきだ。既に急激なEVシフト
への反省もヨーロッパでも、EV車に関して「暴走だった」との反省が拡がっている。
産業基盤である「電力」の安定確保があってこそ、自動車としては未完成なEV車の活
きるのだが、世界的にも「節電」を騒がなければならない現状が起こって、今後の自動
車の将来像は「水素」であることは、明白だからだ。昨今は、中国では、電力不足で「
充電スタンドの稼動を抑制している。」とも報道されている。ガソリンスタンドが強制
的に閉鎖されるのと同じで、燃料である「電気」の供給が抑制されなければ、EV車は
唯の箱でしかない。

144 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/08(水) 09:40:52.23 ID:hS/GJB48k
2023年01月29日更新
 成都では早朝に電気自動車の充電中に火災が発生し、30分後には数百台の電気自動車
がすべて燃えてしまいました。何を恐れるべきか、何が来るべきか。電気自動車の充電
安全性は、最近の主要なネットワークのホットスポットであり、夏の暑さの中で、電気
自動車の充電はさらに心配であり、不注意であれば火災になるだろう。6月23日午前3時
30分頃、四川省成都市で、西三環の外側にある地区の中央駐車場上屋で、大量の電動自
転車を充電していたところ、そのうちの1台が突然炎上したというニュースが、多くの
ネットユーザーによって伝えられました。火は瞬く間に広がり、2〜300台ほどのEV車が
一緒に燃えて大火となり、燃えている間は電動バッテリーの破裂音が鳴り続けていた。
住民が火災報知器119番に通報し、消防隊も駆けつけてくれたが、火事は大きすぎる。
わずか30分で、カーポートにあった電気自動車はすべて燃えてしまい、床一面に鉄枠と
灰の山が残っただけだった。駐車場の小屋に一番近い建物で、この建物の外壁も黒く焦
げていました。夏の気候は高温で、電気自動車の充電はすでに熱を帯びやすく、バッテ
リーや充電器の老朽化、品質の低下が進むと、火災の発生確率が非常に高くなり、電気
自動車の多くの地域ではこのように集中的に保管されているため、広い範囲での火災に
つながる可能性が高く、電気自動車の一部の高層地区では地上に駐車しておらず、地下
駐車場にエリアを確保し、駐車と充電に集中しているため、一度火災が発生すると、建
物全体の安全性に影響を及ぼし、非常に危険であるとのことです。
網易新聞 2021/6/23 ソース中国語 『成都一小区充電凌晨起火,几百半个小全部』

145 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/08(水) 09:58:53.86 ID:hS/GJB48k
中国メディアによりますと、中国南部・海南島のバス置き場で30日、新エネルギー車の
バスが大量に燃える火災が発生しました。現場では爆発音も聞こえたということです。
焼けた面積は約1800平方メートルで、80台停車していたバスのうち67台が燃えた。と、
いうことです。死者や負傷者はおらず、火災はすでに消し止められました。火災の原因
は分かっていないということです。現場は、空港の近くで、滑走路から煙も確認されま
したが、航空便への影響はありませんでした。焼けた面積は約1800平方メートルで、駐
車バスは80台停車していた。このうち67台が燃えた。ということです。新エネルギー車
のバスが大量に燃える火災=EV車の火災、EV車や電気自動車って言わないのが朝日
や、中国報道社の愛ってやつかね。EVなら普通のことだが、やっぱ火災や爆発は怖い
、全然消せないし、そもそもギネスに乗るくらいの世界有数の雪国である日本はEVと
決定的に相性が悪い。「バスに乗り遅れるな、トヨタお前のことやぞ」って自前では、
ハイブリッド車作れない欧州の自動車屋や日本のコメンティターが、散々騒いでたけど
、車両製造・廃棄時の環境負荷やら、バッテリの短期的・長期的な、寿命の課題などが
未解決等々あって、すっかり尻すぼみな様相。<中国>駐車していた電動バスが次々と
炎上 連日40度近い日が続き、自然発火 高温で電気自動車の火災が相次いでいる。
として中国消防局が、注意を呼び掛けた =ネットの反応「気温40度で自然発火する
って…」「こんなのがもうすぐ日本全国を走るんだぜ?w」 (2021-05-18)
自然発火じゃなくて普通に製品仕様もしくは不良による発火です。全く日本の環境を、
想定してない中華電気バス買ってる会社が日本にあるよね。気温40度で自然発火するっ
て…佐川急便大丈夫すか?佐川は夏にEV動かすのやめてくれ、自爆テロになるぞ客の
荷物は燃やすなよw・・・夏の間は貴重品は佐川に頼めねえな。・ていう声もあります

146 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/10(金) 03:41:50.73 ID:XhgnJh8dR
 新経済論おにゅ〜〜う   249    現代と未来社会を考える。(印度)

 「インド発世界金融危機が迫る。」中国を抜いて人口世界一になったインドの経済を
牽引する巨大新興財閥が、「不正会計疑惑」で揺れている。ことは通貨ルピーや株価の
下落にとどまらない。かねてよりモディ首相との「癒着」が取りざたされ、経済拡大の
路線を進むモディ政権のインフレ整備やエネルギー分野を担ってきたコングロマリット
財閥の不正会計のスキャンダルだったからだ。印度の政局問題に加え、実体経済の後退
、金融システム不安のリスクも懸念される。エコノミストの分析を読み解き、報道をま
とめると、渦中にある「インドの巨大新興財閥アダニ・グループ。」創業者のゴータム
・アダニ氏(60)氏は、大学の学位を持たず、ほぼ裸一貫から昨年(2022年)のブルー
ムバーグ・ビリオネア(資産10億ドル以上)ランキングで、世界2位にのし上がった、
剛腕の大富豪の様だ。1988年頃に父親から小さな貿易会社を引き継いで約30数年。発電
、グリーンエネルギー、港湾運営、空港運営、石炭・ガス採掘、デジタルマーケティン
グ、海運業、農産物取引、不動産、通信・放送など、多岐の事業にわたって、コングロ
マリットを築きあげ、傘下には上場企業が10社ある。インドの最大大手財閥タタやリラ
イアンス・グループと肩を並べる巨大財閥に成長し、インドで三大財閥の一角に食い込
んでいる巨大経済組織のようだ。従って、「インド発世界金融危機迫る?」。巨大新興
財閥に「不正会計疑惑」株価下落、GDP1%分の負債...エコノミストが指摘「癒着した
モディ政権ともども沈没か。」と騒がれているのである。

147 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/10(金) 03:42:24.28 ID:XhgnJh8dR
 新経済論おにゅ〜〜う   250    現代と未来社会を考える。(印度)

 巨万の富を築いたきっかけは大胆かつユニークな経営発想といわれる。かつてアダニ
氏は、インド最大の塩田から塩を調達する大口注文が舞い込んだが、輸送ルートの確保
に悪戦苦闘して経営していた。そこで思い付いたのが、輸送の要である港湾そのものを
自分で建設することにする。これが事業発展につながった。昨年12月には、太陽光発電
と風力発電、グリーン水素などを組み合わせた「世界最大の再生可能エネルギー企業」
を設立する。と発表している。アダニ氏と同郷の盟友、ナレンドラ・モディ首相が2021
年11月のCOP26(気候変動枠組条約締約国会)で、「インドは 2070年までに、温室効果
ガスの排出量ゼロの目標を達成する。」と宣言したのだが、アダニ・グループの、この
計画が念頭にあった為ともされる。こうした、劇的なエピソードの持ち主でもあるアダ
ニ氏だが、1998年に誘拐されている。一説には数百万ドルの身代金を払って解放された
。とも言われる。174人が 殺害された2008年のムンバイ同時多発テロの際には、現場の
高級ホテルにいて、直ぐに地下室に隠れていて、九死に一生を得たという逸話も残す。
だが、そんなインド映画のタフな主人公のように、向かうところ敵なしのアダニ氏だが
、「待った」をかけたのは、空売りを仕掛ける手法で知られる米国の投資会社ヒンデン
ブルグ・リサーチだ。ヒンデンブルグは、物言わぬ悪質株主で有名だ。事業にもし虚偽
があったり、投資家を誤認させたりしている。とみられる企業をめざとくみつければ、
徹底調査、株式ショートさせ(売って)あら稼ぐ投資家だ。かつて2020年に「テスラ」
のライバルだったEVメーカーの「ニコラ疑惑」を告発、株価を急落させ、創業者まで
辞任に追い込んだことで知られている(創業者は2022年10月、詐欺で有罪判決)。

148 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/10(金) 03:42:45.17 ID:XhgnJh8dR
 新経済論おにゅ〜〜う   251    現代と未来社会を考える。(印度)

 ヒンデンブルグは今年1月24日、「空売りのポジションを取っている」ことを宣言し
た。そのうえで「企業史上最大のペテン」として、アダニ・グループが数十年にわたり
行ってきたという不正会計や、株価不正操作の疑惑を詳細な報告書にまとめて、88項目
の質問状を添えてネット上に公開したのである。アダニ・グループが多数のダミー会社
を使って株価を実態以上に膨らませたり、タックスヘイブン(租税回避地)に設けり、
ペーパーカンパニーを使って会計操作したり、一般投資家の保有比率を最低25%とする
インドの株式保有規則を破ったりしている。と非難した内容だった。突然の告発質問状
であった。これに対して、アダニ・グループは1月29日、「悪意に満ちた告発状である
。我々は法令を守っている。」などと、不正を一切否定する 413ページの反論書を発表
して答えたが、金融市場に与えた衝撃は大きいものがあった。ヒンデンブルグの指摘の
是非はともかく、海外投資家から、巨大財閥が牽引するインド経済や株式市場に向ける
目が厳しくなり、通貨ルピーとインド株の下落傾向が収まらない状態となったのだった
。ここでアダニ・グループの、時価総額は、2月6日までに 約9兆1000億ルピー(約14兆
円)も減少し、半分以下になったのである。計画されていた増資分は、撤回に追い込ま
れて、グループ上場の10社の負債総額は5兆円超となった。インドの名目GDP(国内
総生産)の1%を上回る規模となった。アダニ氏個人の資産も、ここで約40%減少して
、世界富豪ランキングも、2位から10位に転落した。と言われる。影響はこの株価だけ
にはとどまらない。アダニ・グループとモディ首相の「癒着」を問題視する声が、野党
から上がり始め、「議会調査委員会の設置」を求める動きが始まった。またニューデリ
ーでは市民の抗議デモが発生、警官隊と衝突する騒ぎも起こっている。アダニ・グルー
プは、インド国内の高速道路や空港、世界有数のインフラ整備を進める企業として台頭
してきただけに、インド経済に与える影響も大きい。と見られている。

149 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/10(金) 03:43:08.20 ID:XhgnJh8dR
 新経済論おにゅ〜〜う   252    現代と未来社会を考える。(印度)
こうした事態をエコノミストはどう見ているのか。「インド発金融ショックになりかね
ない」と懸念を示すのが、野村総合研究所エグゼクティブ・エコノミストの木内登英氏
だ。木内氏はリポート「世界の金融市場に広がるインドのアダニ・ショック」のなかで
、インデァゲート問題として、インド市場全体の信頼性を損ねる事態に発展していると
指摘。(以下引用)「不正疑惑問題は、グローバルな投資家に影響を与えているのみなら
ずに、インドの金融システム上の問題も浮上させている。アダニ・グループの一部は、
財務がより健全なグループ企業の株式を借り入れの担保としている。こうした、株式の
価値はすでに急落しており、貸し手からの追加の担保を要求される事態も起こり得る様
な状況だ。中央銀行である、インド準備銀行は国内銀行に対して、アダニ・グループへ
の融資状況を説明するよう求めた。と、報じられた。アダニ・グループのドル建て債券
の償還も近づいている。仮にアダニ・グループに債務不履行などが生じれば、それは、
国内銀行の不良債権の拡大につながり、金融システムの安定を損ないかねない。」・・
・・・(以上引用)・・・「インドの市場規制当局はアダニ・グループの疑惑を調査中だ
。アダニ・グループの債務の大部分を保有する外国人投資家は、規制当局が疑惑を徹底
的に調査したと確信するまでは、新たな資金の提供を控えるだろう」・・・(以上引用)
では仮に、当局が不正疑惑を晴らすことができない場合はどうなるのか。木内氏はこう
見ている。「アダニ・グループのみならず、インドの証券市場全体の信頼低下につなが
るのではないか。世界で権威主義と民主主義の分断化が進む中、2023年年初に人口では
中国を追い抜いたとされるインドで、生産拠点や投資先で中国に代わる存在になる。と
の期待が、先進諸国に強まっている中で、アダニ・グループの不正問題の行方は、そう
した期待を一気に冷やしてしまう可能性を秘めている。」と言う

150 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/10(金) 03:43:30.92 ID:XhgnJh8dR
 新経済論おにゅ〜〜う   253    現代と未来社会を考える。(印度)
西M氏のレポートの指摘を整理すると、次の点に要約されるようである

(1)アダニ氏は、モディ首相と同じインド西部のグジャラート州出身で、モディ氏が、
  同州首相だった頃から友好関係を深めてきた仲だった。モディ氏が政治キャリアを
  駆け上がる中で、並行するようにアダニ氏も事業拡大してきたので、この「政財界
  の癒着」の構図は、常に疑われてきた。
(2)昨年、アダニ・グループが独立系メディアを買収し、その後、編集権に介入した。
  独立系メディアが、モディ政権をはじめ歴代政権に対して「物申す」反政府メディ
  アだったことから、モディ政権の意向が働いたと指摘されている。
(3)こうした疑念が生じる背景に、モディ政権が発足後に、さまざまな形で「メディア
  統制」を強めていったことがある。2020年に、米調査会社のユーラシアグループが
  発表した「世界10大リスク」の1つに「モディ化されたインド(India gets Modi-
  fied)」を挙げたことにも、そうした姿勢の疑問が現れている。
(4)モディ政権は、2月初めに来年度予算を公表したが、来年に迫る次期総選挙を意識
  して、インフラ関連投資拡充が盛り込まれている。アダニ・グループはモディ政権
  下でにインフレ整備を進めいる。野党はアダニ・グループと政権との関係の深さを
  追及する構えの様でかなりの汚職疑惑が掲げられている。
(5)さらに、仮にアダニ・グループが、資金繰りの問題を理由に、事業縮小を余儀なく
  されれば、インフラ投資が遅れるなど インドの実体経済に影響が出てくるようだ
  。アダニ・グループへの融資を抱える国有銀行など金融セクターにも悪影響が伝播
  するリスクも懸念される。
「その意味では、今回の問題が個社の問題に留まるか、金融市場全体に影響が広がるか
否かを注視する必要性は高まっている。」という。アダニ問題が世界一の人口を擁する
インドの政局に波及すれば、金融市場にも大波が押し寄せてくるというわけだ。

151 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/12(日) 01:02:35.11 ID:MtKIEX5v3
 新経済論おにゅ〜〜う   253    現代と未来社会を考える。(ガス)
 ロシアのウクライナ侵攻が越年した。戦火の終息はめどが立たず、侵攻での加速した
エネルギー危機も出口が見えない。供給網の分断と争奪戦の起点となったロシア産天然
ガスの行方はどうなるのか。少し時間軸を延ばして考えてみたい。「2023年の冬はさら
に厳しい試練が待ち受けている。」こう声明を出したのは 国際エネルギー機関(IEA)
である。22年12月の報告書では、欧州の天然ガス需給についてこう警告した。侵攻を境
に天然ガス調達をロシアに依存してきた欧州のエネルギー事情は、一変した。欧州連合
(EU)が脱ロシア依存にかじを切る一方、天然ガスを「人質」に使うロシアの揺さぶり
は記録的な価格高騰をもたらした。LNGの長期契約が広がって、年が改まっても状況
は変わりそうにない。エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の試算では、欧州が脱
ロシアを追求すればするほど、20年代末まで液化天然ガス(LNG)の供給不足は続くだろ
う。これまで石油の付属品、安価の代名詞のLNG争奪戦は、短期・スポット契約から
、長期契約への揺り戻しも招いている。米国のエネルギー関係者によれば、21年の米国
産LNGの調達契約では調達期間が、16〜20年超の比率で全体の3割だったが、22年は
昨秋時点で7割を超える勢いを得た。中国が22年11月にカタールと交わした契約は27年
で、満了は50年代だ。東京電力ホールディングスと中部電力が折半出資するJERAは
交渉力不足で長期を契約仕損じた。22年12月にオマーンと合意した契約は調達期間が、
やっと10年、INPEX が同月に交わした米国産の調達契約は20年だ。自国優先の囲い込み
の高値競争に、日本は背を向けるわけにいかない現実が、ここにある。なりふりかまわ
ぬ争奪戦に、はじき飛ばされたのが、新興国・途上国だろう。JOGMEC調査部の白川裕氏
は「スポットLNG の 高騰を嫌気した アジアの新興需要国で需要の減退が見られる。と
、今後を危惧している。

152 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/12(日) 01:03:16.80 ID:MtKIEX5v3
 新経済論おにゅ〜〜う   254    現代と未来社会を考える。(ガス)

 ロシアのウクライナ侵攻が越年した。戦火の終息はめどが立たず、侵攻での加速した
エネルギー危機も出口が見えない。供給網の分断と争奪戦の起点となったロシア産天然
ガスの行方はどうなるのか。少し時間軸を延ばして考えてみたい。「2023年の冬はさら
に厳しい試練が待ち受けている。」こう声明を出したのは 国際エネルギー機関(IEA)
である。22年12月の報告書では、欧州の天然ガス需給についてこう警告した。侵攻を境
に天然ガス調達をロシアに依存してきた欧州のエネルギー事情は、一変した。欧州連合
(EU)が脱ロシア依存にかじを切る一方、天然ガスを「人質」に使うロシアの揺さぶり
は記録的な価格高騰をもたらした。LNGの長期契約が広がって、年が改まっても状況
は変わりそうにない。エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の試算では、欧州が脱
ロシアを追求すればするほど、20年代末まで液化天然ガス(LNG)の供給不足は続くだろ
う。これまで石油の付属品、安価の代名詞のLNG争奪戦は、短期・スポット契約から
、長期契約への揺り戻しも招いている。米国のエネルギー関係者によれば、21年の米国
産LNGの調達契約では調達期間が、16〜20年超の比率で全体の3割だったが、22年は
昨秋時点で7割を超える勢いを得た。中国が22年11月にカタールと交わした契約は27年
で、満了は50年代だ。東京電力ホールディングスと中部電力が折半出資するJERAは
交渉力不足で長期を契約仕損じた。22年12月にオマーンと合意した契約は調達期間が、
やっと10年、INPEX が同月に交わした米国産の調達契約は20年だ。自国優先の囲い込み
の高値競争に、日本は背を向けるわけにいかない現実が、ここにある。なりふりかまわ
ぬ争奪戦に、はじき飛ばされたのが、新興国・途上国だろう。JOGMEC調査部の白川裕氏
は「スポットLNG の 高騰を嫌気した アジアの新興需要国で需要の減退が見られる。と
、今後を危惧している。

153 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/12(日) 01:12:30.74 ID:MtKIEX5v3
 新経済論おにゅ〜〜う   255    現代と未来社会を考える。(ガス)

 減退需要は22年実績(速報)で2500万トン、欧州の受け入れが最大化する26年頃には
最大8000万トンに達する」と指摘する。足元の世界貿易量の約2割に相当する規模だ。
こうした影響は、脱炭素の歩みにも及びかねないだろう。これまで原子力を切って火力
発電に、依存度を高くしてきた日本では、同じ条件を抱えるアジアと連携し、地域全体
での温暖化ガスの排出を減らす絵を描くしかない。そのための方策が、まず温暖化ガス
排出の多い石炭からの脱却と、天然ガスへのエネルギー転換を促して、さらに水素など
の脱炭素燃料へ置き換えてのカーボンニュートラル事業に近づく転換という、2段階の
シナリオだろう。しかしここで起きた、LNGの高値や供給不安が長期化すれば、この
シナリオは崩れかねない。アジアの国々では、天然ガスを飛ばして再生可能エネルギー
へ一気にシフトし、資源国経済に移行する、あるいは石炭への回帰を選ぶ可能性までも
否定できない。ウクライナの人々を苦難から救うには、一日も早い停戦が求められる。
が同時に、停戦が成立したとして、国際エネルギー情勢に何が起きるのか。これに備え
ることも必要になった。戦争の終わり方は見通せないが、現時点では多くの研究者が、
指摘するように、ロシアのプーチン大統領が負けを認めることはないだろう。しかし、
どういう形であれ、砲声がやめば、間を置かずに必要になるのは、ウクライナの市民が
日常を取り戻すための生活再建と国土の復興なのは確かだ。ウクライナの被害額は1300
億ドル(約17兆円)超との試算がある。ウクライナのシュミハリ首相は復興には「7500
億ドル(約100兆円)が必要になる。」と述べている。欧州投資銀行(EIB)のホイヤー
総裁は「数兆ドル規模だ」と戒める。これをエネルギー収入を復興資金にしたい構えだ
が、世界はいずれ、この巨額資金の捻出に直面する。日本を含む、主要7ヶ国(G7)は
資金の出し手として積極的な貢献が求められるだろう。現にその為の仕掛けにノルドー
ストリームの爆破事件を起こした米国と言う筋書きが、もっぱら噂されている。

154 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/12(日) 01:28:36.55 ID:MtKIEX5v3
 新経済論おにゅ〜〜う   256    現代と未来社会を考える。(ガス)

 又、今後に侵略したロシアにどう負担させるのか。米欧日は対ロ制裁の一環でロシア
中央銀行が持つ外貨準備の一部や、3000億ドル(約40兆円)程度を凍結して売る捌く。
プーチン政権に近い新興財閥(オリガルヒ)などが、国外に持つ資産も押さえている。
こうした凍結資金の一部も、活用する選択はあるだろうが、現状の支援金ぐらいの規模
で桁違いだろう。必要額にはほど遠い金額である。侵攻が長引けばさらに膨れ上がる。
と試算され、となるとロシアのエネルギー資源の収入を充てていく考え方が、むくむく
と浮上してくるはずだろう。1991年の湾岸戦争で、米国を中心とする多国籍軍に敗れた
イラクは、国連安全保障理事会決議に基づき、524億ドル(約7兆円)の賠償金を侵攻し
たクウェートに支払うよう定められた。その後から、安保理の付属機関を通じての石油
収入の5%を払い続けて、イラクは30年超で完済した。完了を果たしたのは21年12月だ
った。石油輸出国機構(OPEC)有数の産油国であるイラクでも、完済までに30年超を要
しているのだ。この時イラクのケースは、敗戦国に対する、安保理決議に基づく賠償と
いう位置づけだったが、同時にイラクの経済復興にも気が使われた。ウクライナ侵攻が
勝ち負けが、今後はっきりせずに停戦となれば、どうなるのか。大きく2つに分けて、
考えられる。一つは、ウクライナ復興にロシアの協力が得られる場合だ。ロシアが応分
の負担をせざるを得ない場合の解決だ。プーチン体制が崩壊したり、新体制が国際社会
へ復帰を求めるケースなどでの合意が考えられる。もう一つは、当然このままプーチン
体制が存続してもしなくても、強硬な欧米対抗意識のまま、後継者が登場し、欧州には
、とってもロシアがやっかいな隣人として残る場合だろう。ロシアの脅威を残したまま
の安易な停戦は望ましくもないが、かと言ってウクライナ、ロシアとも疲弊していく中
でも引かない場合、核戦争の脅威と共に、かつての朝鮮半島のように、対立と緊張が、
一定に、固定化される形での停戦も排除できないだろう。

155 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/12(日) 01:58:27.79 ID:MtKIEX5v3
 新経済論おにゅ〜〜う   257    現代と未来社会を考える。(ガス)

 ここで経済体としての朝鮮半島を見れば、歴史上は国際社会や欧米社会は、極東を、
捨てよう、捨てようと、関わらない様にして来た。それは、アヘン戦争でもその後に、
起こった植民地戦争でも、ロシアの日本戦でも、全く国費の浪費に終わったからだ。勝
利とされ、日本がシベリア出兵した一次大戦すら、駐留経費で得られた利益はなくて、
カナダ軍も米軍も、日本を焚き付けてもさっさと帰って行ったし、第二次大戦でも中国
朝鮮に、空爆してまでの上陸は考えなかった。日本が日韓併合前や日清日露戦争前での
大陸横断鉄道が開通していても、「朝鮮半島に乗り込むべきじゃない。あんな野蛮で、
汚い所より、もっと投資に値する開発できる土地は北にも南にも、いっぱいある。」と
新聞に書いていたし、事実ニューメキシコやハワイやアラスカを買い、その後もフィリ
ピンにしか行かなかったのである。まあ産業も資源もない所。と言う認識であり、日本
で言う所の、「桑原、桑原」と言ったところだろう。それは朝鮮戦争でも起こったのだ
。つまり、連合国軍最高司令官から、国連軍司令官になってダグラス・マッカーサーが
原爆投下を要請した時も、一説ではトルーマンは「高価な原爆を使って、世界中の非難
を浴びて占領する程の価値が、この半島の何処にあるのか。」と時の補佐官に怒鳴りつ
けた。とも言われる。それほど意味のない土地で、38度線が引かれたのである。こう
して捨てられた朝鮮は、誰も手を差し伸べず、朴政権が出てきて漢江の奇跡を起こすま
で、朝鮮戦争で壊滅的打撃をうけたまま大韓民国(韓国)は、1960年代まで今の北朝鮮
の様に、世界の厄介者の国だったのである。ここで日本が支援し、その保証人としての
地位から、IMFから借金が出来て、外債を累積させながら急速に復興し、経済成長と
民主化を達成した。ここでロシア体制が存続し強硬な後継者が登場し、欧州にとっての
やっかいな隣人として残って脅威を残したままの安易な停戦で、ウクライナ、ロシアと
も疲弊している中で、日本の役割は、当然旧ソ連の東欧だろうが、そうした力はドイツ
にしかない。

156 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/12(日) 02:29:35.87 ID:MtKIEX5v3
 新経済論おにゅ〜〜う   258    現代と未来社会を考える。(ガス)

 朝鮮半島のように、対立と緊張が固定化される形での停戦も排除できないが、そこで
違うのは双方共に資源国であることだ。復興への経済に、ロシアの石油・ガス収入は、
恐らくあてにできない。欧州が脱ロシアに突き進む一方で、ロシアは自国の経済再建へ
は中国やインドなどへの安値輸出を続けるからだ。このエネルギー供給をめぐるデカッ
プリング(分断)が長期で固定化されることは覚悟しなければならないが、石炭やガス
がウクライナにない訳ではない。更に停戦合意の方向によっては、原油や天然ガスに於
いて一定の輸出収入の割合を、中立的な基金などを通じて、蓄えるとか支払いする方向
に落ち着くかもしれない。ウクライナを通る天然ガスパイプラインの通過料を引き上げ
、その収入を復興にあてる。などの方法もあるだろう。エネルギー危機が続く欧州にと
って、「ウクライナ復興に寄与し、需給の緩和にもつながるのは、ロシア産石油・ガス
の輸入再開の格好の言い訳になる」(商社幹部)点を見逃せない要因の一つであろう。
更にここに来て、ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを、
爆破したのは、米国のCIAだった。と、ピューリッツァー賞を受賞した 米国の最も
著名な独立調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が暴露したのである。2023
年.2月10日独立調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が大スクープを出す。
ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは、米国
だった。このノルドストリームの破壊計画は、2021年〜2022年の最初の数カ月の期間に
、バイデン政権が計画を立案していた。と言う物だった。ハーシュ氏の記事では「米国
はいかにしてノルドストリーム・パイプラインを破壊したのか?」というものである。
つまり、ゼレンスキー政権を支援する計画の時から既に議論は始められていて、当時に
トランプの「エネルギーを握られてはロシアの言いなりになる。」との言葉に、メルケ
ルの「ドイツの事はドイツ人が決める」と喧嘩になり、安倍氏が「まあまあ」と仲裁時
から米国は爆破を計画していたのだ。とされた。

157 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/12(日) 03:19:33.87 ID:MtKIEX5v3
 新経済論おにゅ〜〜う   258    現代と未来社会を考える。(ガス)

 今回、起こったウクライナ紛争を見れば、中世と近世の戦いに見える面がある。日本
的に言えば、世界の関ヶ原の戦いである。旧ソ連の居城のロシアの、外堀の埋め戻し、
といった大阪夏の陣かも知れない。中世と近世の違いは、資本主義と自由主義の発生で
ある。凡そ、産業革命以来の経済の発展は、物質文明社会を、一挙に拡大し豊かにした
。そこで生まれた資本主義は、日本の幕藩体制にある。つまり資本主義の権利は、商人
と権力との分化である。利潤の追求と権力の追求を分け、そこにちゃんと司法をいれて
裁判を置いた事だ。有名なギロチン政策で、王さえも民衆の裁判で首が、はねられる。
と言う仕組みを作った事で、資本主義と自由主義が出来た。更に録権一様が計られて、
幕藩体制が敷かれた。つまり四民平等である。海外の革命では市民平等なのだが、日本
の江戸時代は四民平等が植え付けられた。士農工商の武士さえも、この録権一様が計ら
れた。大名諸家の上級家臣や旗本に対し、蔵米からの現米支給でなく領地指定を行った
ので、大名知行とは別に「地方知行制」の呼称を使われる。つまり、幕府は土地の権利
や権力を与えるが、現物の米は取り上げると言う、税制を敷いたのである。一見当たり
前に見えるが、当時の主従制度からは、考えられない事だった。鎌倉平安期における、
武士の身分は仕える事は俸禄を貰い、身分を貰う事で従者だったからだ。現実的にも、
領主や藩主の下の、大名知行では、(司法権を含む)領地権を領有したが、多くの地方
知行での領有権は範囲を狭くされていたが、支配下の武士には、定まった俸給を与えた
「俸禄制度」が整えられていた。つまり、幕府と言う大枠では、支配者側の領地の一部
を、支配下武士に領地・支配地として指定し、知行を与えたものの、それは自らに藩内
の収入で雇う事になったのだった。更に録権一様と言う、禄高の高い者には身分は低く
、外様や御普請番などの奉仕が待っていた。代わりに、身分高き旗本大名は、高い権力
や発言権はあっても、生活は酷いもので、使用人の給与さえなかった。これが自由とい
う仕組みだったのである。海外は宗教改革と市民革命で得た自由だが日本は家康の方針
で行われたのである。そしてそれは公家や社寺にも及んだ。

158 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/16(木) 11:28:52.26 ID:alUP7DH1j
 新経済論おにゅ〜〜う   259    現代と未来社会を考える。(現状)

 米議会予算局(CBO)は15日、連邦政府債務の法定上限31兆4000億ドルを、引き上
げまたは停止しない限り、7〜9月に財務省の全ての支払い手段が枯渇すると発表した。
 日本政府は、大量のアメリカの国債を買っている。一般にアメリカの国債(米国債)
といわれるのは、アメリカ合衆国財務省証券で、日本財務省と日銀が管理している。中
国と共に、この外貨準備こそが、国家の経済信用となっている。この中に外国の証券が
あり、米国債もその中に含まれている。日本財務省の6月5日の発表によると、5月末
現在、外国の証券の保有残高は1兆1759億8500万ドル(約126兆円)であり
かなりの量だ。しかし、日本政府がその内訳を公表しないので、米国債の保有残高は分
かっていない。他方、米財務省が5月15日発表した米国債の国別保有残高によると、
3月末現在、日本は1兆2717億ドル(約136兆円)で、第1位とされる。しかし
、そのうちの日本政府の持ち分は、やはり不明である。ただ、日本の財務省は、日本が
世界の貿易決済や為替取引で、最も大きな比重を占める交換通貨が米ドルなので、それ
に相応する米国債を保有していることが必要であり、この事はは認めている。1997
年6月に、当時の橋本龍太郎首相が、米コロンビア大学での講演で、「私は何回か日本
政府が持っている財務省証券(米国債)を、大幅に売りたい。という誘惑に駆られた。
そうした時がある。」とも述べたことで、ニューヨーク証券市場で株や米国債が急落し
たことがあった。この中国や日本の持つ米国債は、そうした米国株式やレートに果断に
作用する。ちなみに、外貨準備は、主に、外国為替市場で円買いの介入を行うための、
資金として保有されている。その原資は、外国為替特別会計法に基づいて発行されてる
外国為替資金証券という短期の国債で調達している。従って長期国債である日本政府の
発行公債よりは、かなりの利率となっている。

159 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/16(木) 11:29:16.98 ID:alUP7DH1j
 新経済論おにゅ〜〜う   260    現代と未来社会を考える。(現状)

 アメリカはいま世界最大の債務国に陥り、財政と貿易の双子の赤字は周知の通り危機
的状況で、「第二のプラザ合意」の日が迫っているとも言われている。累積財政赤字は
14兆ドル(一説には36兆ドル)、日本のほぼ倍である。一方貿易赤字も年ごとに、
増え続け、1995年には964億ドルだったのが、2002年度では約4300億ドル(約46兆円
)にのぼる。と言う。アメリカはあまり輸出品は作らないで、兵器関連が主要製品で、
平和だとそれが売れない。他にも、自動車も航空機もパソコンもシェアを減らしつつあ
って、完全に中国は自立経済の自国商品化し市場では無くなって、貿易赤字の見通しは
たっていない。アメリカは、対中摩擦にあるが、貿易摩擦では、完全に負けて弱くなり
始めているのである。アメリカ政府はこの支出をカバーするために国債を発行し、日本
はせっせと買い、総額3兆ドル(330兆円)にのぼる と言われる。が、日銀はひた隠し
にしているので、正確のところは分からない。買ったが最後、これは売ることは絶対に
許されていないようだ。大量破棄すれば、両国の経済が、同時に破局に立ち至るからで
ある。こうして、毎年新しい国債を買わされつづけている。しかもアメリカ国民などは
、悠長にこの事実を知らされていない様な、株式投資なのだ。アメリカの財政赤字は、
必ずしも国防費の為になった。とは言い得ない。では何が、この赤字の主因かと言えば
、富裕層向けの減税とバラマキ予算にある。例えばゲイツ帝国と言われる富裕層の経済
構造は、税金逃れに財団作りと寄付金で一円、もとい1$も払わないが、今回のコロナ
のワクチンだけでも40兆円ほどの税金が、日本だけでも米国の収入になるはずが、全
く無税のままだと噂される。こうした事の繰り返しと、エスタブリュシュメント層の、
したたかな資産は溢れんばかりの米国民を税金や生活インフラから吸い上げる。2000年
から3年間で26%もの減税が行われ、経済は確かに、韓国化した主要企業で成長し続け
て、巨大で長期に及ぶ 歳入減の上に無理して築かれた好景気が起こった。正に日本と
同じトリプルダウンの税理論である。

160 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/16(木) 11:29:39.19 ID:alUP7DH1j
 新経済論おにゅ〜〜う   261    現代と未来社会を考える。(現状)

 こうした、政府に入り込んで、経済を恫喝する商法をユダヤ商法やユダヤ主義と呼ぶ
、一方で、その個人財産の解放や自由を叫ぶ声を、ナチスや集団主義やファシズムとさ
れていて、更にその声に、シャットアウトやデモ鎮圧に至るのが、社会主義や共産主義
暴力とされている。これは、イタリアでもフランスでも、英国や他の後進国でも同じで
、生活補償とする健康保険や年金や医療やインフラサービスと、税の徴収問題ともされ
ている。ここに少子高齢化問題が、広く提起される。アメリカの場合別言すれば「生産
する以上に消費する国」であり、「戦争が公共事業」であり続けている。しかも、政界
経済の牽引車として、各国がこれを是認し歓迎している。これはとてもおかしな光景で
あるが、それは今の米国の中国に対する市場性に誤認しての貿易収支決済を求めている
からである。身分以上に、好き勝手な贅沢をしているアメリカ人が、世界から良いこと
をしている。などとと褒められている構図でもって、世界最強の軍と、鎖国しても自国
経済で食っていける環境だからである。しかし、アメリカは、国債を濫発しては 各国
からドルを受け取り、それでアメリカ軍人の給料を支払い、毎年8兆円もかかる医療費
を支出しているのだ。基軸通貨の発行元であるというだけの理由で、全く返す当てのな
い、自国通貨さえ持たない国債を、ドルに換えさせ、世界人口の4%にすぎない米国が
、世界のエネルギーの約4分の1を消費する自由を許されている。その仲間に中国と、
ロシアがいるのである。しかも、その自由を可能にしているのは後進国でなく、同盟国
の中級国の欧州や日本やアジア(主として日本が)アメリカの借金の肩代わりをしつづ
けていることに基づいている。こんな無理がいつまでも続くはずはない。いつかは必ず
限界がくる。と判断され続けている。

161 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/16(木) 11:30:18.41 ID:alUP7DH1j
 新経済論おにゅ〜〜う   262    現代と未来社会を考える。(現状)

 古今の経済論で、一番おかしいのは、竹中氏の、プライマリーバランスの金融論で、
アベノミクスとかトリクルダウンとか、税制改革とか言ってる事に大きな嘘がある。先
ず銀行にしろ後進国にしろ、投資が無ければ、工場も生産も人件費もなく、生産品が、
幾らで売れるかは、買う方の判断である。従って明治以来やって来た黒船に、西洋流を
習って、資本を積み上げて、投資と保証をしてもらって日本の紙幣や国債を出し始めた
訳で、海のものとも山のものとも不明な土地や国民や国と言ったものに、プライマリー
は無いのであって、あるのは投資価値のみなのだ。すなわちこのPB論は、銀行投資の
基準論であって、決して銀行経済や金融論ではないのだ。資産家で浪費息子と勤勉丁稚
に、この論に値するなら、前者しか投資できない。しかし成功する投資は後者なのだ。
我が国の毎年の予算は、約80兆円、税収は約44兆円しかない。財政赤字が、我が国でも
膨らんでいく一方である。それなのに どこからどういうお金が出ているのか謎だが、
アメリカ国債の購入額は、毎年32兆円にものぼる。と言うのが大勢の見方である。これ
は溜まった米国債の利子がかさむからだ。逆に言えば、米ドル米国債をやるから、働け
俺に品物・貢物を持ってこい。という事なのだ。こうした事が理解しているなら地方債
や地方交付税交付金などは、全て国債もしくは米債とすればいいのである。現在ドル安
円高がつづいているため、日本政府は、為替安定のための介入と称してドルを買い込ん
でいるが。これはまた、別の会計でやっている。外為特会と言われるものだ。要するに
日本政府は、ドルのさらなる下落を予想し、とことんこれを買い支えなければならず、
ドルの暴落は、日本経済の破局である。から、一蓮托生を一日延ばしにしているという
恐ろしい環境にあるのだ。日本ほどアメリカ経済と一体化してしまって、地獄への同伴
者となった国はない。土地は米軍に盗られ、経済は米国頼み、悔やんでも悔やみきれな
い例はほかにない。

162 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/16(木) 11:30:41.33 ID:alUP7DH1j
 新経済論おにゅ〜〜う   263    現代と未来社会を考える。(現状)

 しかも、為替介入で買い込んだドルは結局 アメリカ国債に化けて、再びアメリカに
環流する。そして、そのように日本から流れ込んだドルで、すなわち日本人の血と汗の
結晶である日本のお金で、アメリカは、着々と準備を進めている別の計略がある。すな
わち、日本から巻き上げたカネでの 日本の超優良企業をM&Aの対象として、次々と
買収するという離れ技の政策である。豚に餌やるように肥やして食べるのである。この
資産家経済で一極高収益貿易状態は、韓国化とされる。つまり、ユダヤ商法のトップが
米国化経済で、そのGDPが増えない、つまり社員が働いても働いてもGDPが増えな
い経済が日本化で、更に貿易も技術も収益もありGDPが増えても食えない搾取状態が
韓国化という事で、その中で格差経済で福祉を切って経済奴隷を雇うのが米国化とされ
ている。こうした経済構造に真っ向から反対するのがロシアであり、オルガルヒ叩きは
その先鞭である。共産化と言うのは他の後進国で、イランやベネゼエラで起こった様に
企業が投資した、プラントを国有化する方向で新自由主義と、時の政権は言うのであっ
た。これと反対に、ウクライナで起こった様に、中国や日本の様な、国営企業の切売り
や株式化して 民間に明け渡すのは、実は何故だか新社会主義とされる。これは国家の
政策に於いて、道徳や福祉政策を、自由主義で英国が、「出産から墓場まで」の厚遇の
政策をして、産業革命の意義を呼び込んだからである。日本の財政にも、アメリカ国債
を買い続ける事が限界があることを、遠の昔にアメリカ当局は気づいている。ならば、
次に打つ手は何か、日本と言うATM「カネのなる木」を自分の庭に移植してしまう事
である。韓国は、すでに完全にそうなっている。韓国の大手銀行4行の 外国人持ち株
比率は、国民銀行78%、ハナ銀行72%、外換銀行72%、新韓銀行63%で利益の大半は、
アメリカDSの手の中だ。半導体と液晶で 世界一と叫ぶサムスンが54%、現代自動車
が49%の比率で外国資本の支配下に入っている。良くも悪くも国の経済を左右し 搾取
対象となっている。

163 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/17(金) 13:46:36.31 ID:V5VSCftP2
 新経済論おにゅ〜〜う   264    現代と未来社会を考える。(現状)

 そもそもが、資本主義経済や自由民主主義を、勘違いしてる経済学者が非常に多い。
古今東西を問わず、人が求めるのは幸せの追求であって、物心両面の豊かさなのである
。その為の生活とそれを求めさせ満足行く経済社会に、教育の本質がある。そして教育
の中の一素養に資本主義論と経済合理性があるのであって、そこをはき違えた国策には
意味がない。例えば人々が忌み嫌う、「戦争」「貧富の格差」「過労死」「環境破壊」
などの、―これらを引き起こしてきたのが「資本主義」だろうが、こうした事では古代
の狩猟生活の方が、まだ満足いく人間的暮らしであろう。これほど人間を苦しめる現代
社会の資本主義を、何故私たちはやめないのか?何故後世にその傲慢な物質文明のツケ
を残そうとするのか。その戒めとして理由を明らかにしたのがマルクスだったのであっ
て、それを転用し悪用して「資本主義をやめられないのはあなた自身だ」と言う話の、
マルクスの理論を、痛烈に猛反省すべき時、猛省の時代に入っているのである。遺体が
積み上がろうが、地球が危機に陥ろうが、度々カール・マルクス(1818〜1883年)の名
は出て来て、「資本主義の危機」や「自由主義の墓穴」が叫ばれる度々に、その名や、
その本質が繰り返し呼び出される。遺体に付して150年近く経つというのに、なぜか 今
だに我々は彼を呼び出す。しかし、ここで言っておかなければならない。マルクス理論
、資本主義社会の分析は、不況の分析ではないし、恐慌(不況の巨大版だ)が起きた時
に「ほら、」と奇妙な快哉を叫ぶためにあるわけでもない。不況や恐慌の必然性よりも
ある意味でもっと恐ろしい真実を明らかにしたものだ。それが、先に進んだ搾取社会の
、韓国型経済、コリアンカーストブロックである。これより進んでいる米国型格差社会
いわゆる、ファースト主義二層社会、だ。これに対して渋っているのが、日本型の共存
共栄を目指した共格型のゼロサム社会である。つまり動かない流動化のない日本化経済
の形である。

164 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/17(金) 13:47:31.73 ID:V5VSCftP2
 新経済論おにゅ〜〜う   265    現代と未来社会を考える。(現状)

 「ゼロサム社会」というセリフは、古くて新しい概念である。《zero-sum society》
経済成長が鈍化し、又は停止して、資源や富の総量が一定となり、ある者が利益を得る
と、だれかがその分だけ不利益をこうむる社会。という均衡一体社会で、総量規定時の
経済である。予算取りで、年間予算が決まっているような物で、各省庁のシャア争い。
と言った概念だ。米国の経済学者サローの使った用語で、日本がトップマネジメントと
された時代に米国が分析白書の中で使った。経済理論の中でゲーム理論というのがある
。こうした頭打ちの総額、すなわちプレイヤーの利得の和が一定の数値を示すゲームを
「定和ゲーム」と言う。ゼロサムゲームでプレイヤーの利得を足すと常に0になる計算
が出来る物が定和ゲームです。即ち全てがマイナスとプラスの数値で示して一方の損が
一方の得になる世界の話だ。対してプレイヤーの利得を足しても数値が一定にならない
ゲームを「非定和ゲーム」と呼ぶ、非定和ゲームは「非ゼロサムゲーム」とも言われる
。ここで、その対策にミニマックス戦略が出てくる。ナッシュ均衡とミニマックス戦略
では、ゼロサムゲームにおいて有効になるのはずです。例えば選挙戦では、選挙民は、
一定とされるので、ゼロサムゲームであり、ミニマックス戦略を選択すると「プレイヤ
ー全員が、相手の戦略に対する最適反応を選んでいる状態」となり、すなわちナッシュ
均衡が現れる。とされる。ところが、非ゼロサムの場合は、ミニマックスのは通用せず
、ナッシュ均衡は導き出せない。どういうことかを具体的に言えば、ラーメン屋のA店
に既存のラーメン店が対抗する場合は、例えば、A店はB店より、美味くて、清潔で、
安くて、サービスの良い店として出すだろう。という事は、此処に来るラーメン人口が
一定数とすれば、B店は同じ土俵で上回るサービスで対抗する。しかし、ここで仕入れ
や味は当然違うので、片方が千円で、片方が八百円でも、客が二分される状態で、双方
が成り立つ全く互角のラインが出る。ここが均衡となる。これがナッシュ均衡だ。

165 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/22(水) 19:10:53.66 ID:ptcamv51z
 新経済論おにゅ〜〜う   266    現代と未来社会を考える。(現状)

 ミニマックス戦略はゲーム理論において、「自分の損失を 最小限にとどめるための
戦略」とされる。私たちは日々多くの経済的競争状況に直面しますが、その全てにおい
て、自分にとっての最大の利得が得られる戦略を選べるわけではない。しかしながら、
そうなった場合には、一番損失の少ない選択肢を選ぶことが、最悪の事態を回避する事
になる。と言う経済理論だ。したがってミニマックス戦略は「次善策(セカンドベスト
)」として、ゲーム的経済状況において重要な役割を果たす。つまりプレイヤー(業者)
の得点(+10)と失点(-10)の総和(サム)が0になるこのような性質上、ゼロサムの
ゲームで自分がミニマックスの防衛戦略を選択した場合には、当然相手の利得は最小限
になる作用になる。このような「相手の利得を最小限にとどめるための戦略」でもある
。これがマックスミニ戦略である。対アメリカ貿易でも、対米貿易黒字が叩かれに叩か
れた裏には、こうした米国のとち狂った経済理論が存在する。つまり西洋各国では、「
自分の損失を最小限にとどめるための戦略」でミニマックス戦略を選ぶと同時に、マッ
クスミニ戦略を選んでいるのだ。ミニマックス戦略とマックスミニ戦略が表裏一体であ
る時の事を「ミニマックス定理」と呼びます。ミニマックス定理に於いては、頑なに、
日本が叩かれて経済が萎めば、米国経済が伸びると信じられた。そこで日本製自動車の
破壊や、貿易センタービルの買収やVTR裁判の広報や、内政干渉や、日本の半導体や
OS開発の阻止など、あらゆる攻撃をした。しかし、残念ながらそれは米国経済の衰退
にしか繋がらなかったのである。何故か。後進国経済が発達し、ソ連金融などの世界の
金融ショックしか起こらなかったのである。ラーメン屋競争で言えば、そこに突然に、
うどん屋やら、コロッケ屋なり入ればまず非ゼロサムゲームとなり、全体が売り上げが
伸びたり、全体が沈んだりする状況だろう。食品という枠では ゼロサムなのだろうが
、ラーメン店戦略としては非ゼロサムの世界である

166 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/22(水) 19:11:26.53 ID:ptcamv51z
 新経済論おにゅ〜〜う   267    現代と未来社会を考える。(現状)

 先の ラーメン屋競争で言えば、そこに突然に、うどん屋やら、コロッケ屋なり入れ
ばまず非ゼロサムゲームとなり、全体が売り上げが伸びたり、全体が沈んだりする状況
と説明した。更に、食品という枠では ゼロサムなのだろうが、ラーメン店戦略として
は非ゼロサムの世界である。ゼロサムゲームにおいては一方に10の利得がある時、もう
一方には10の損失が出る。事をゼロサム世界と言った。しかし、この時、ここで仕入れ
や味は当然違うので、片方が千円で、片方が八百円でも、客が二分される状態で、双方
が成り立つ全く互角のラインが出る。ここが均衡となる。これがナッシュ均衡が現れる
。とも解説したが、じゃあここで、それ以下の価格が示されるか。と言う問題が出てく
る。これが「囚人のジレンマ」と言う状況だ。「囚人のジレンマ」というのは、互いに
コミュニケーションが取れない状況で、それぞれが相手の行動を思いめぐらせながら、
自分の行動を決めると、結果的に2者ともが競争し、双方にとって小さい利得しか得ら
れない。状況である。つまり、下手すると、欲深く500円VS300円と言う、世界
さえ創り出すチキンレースをして、共倒れになる危惧さえ現れる。そこで言われるのが
ゲーム理論における「パレート最適」と言う総合点評価思想である。パレート最適(パ
レート効率的)とは、「他の誰かの状態(効用)を悪化させない限り、誰かの状態(効
用)も改善できない状態。」と定義され、社会的に望ましい分配のひとつの条件として
表される。ここで「囚人のジレンマ」で重要なのは@互いにコミュニケーションが取れ
ないこと、A相手の行動を思いめぐらせながら自分の行動を決めること、の2点です。
もし、@の条件がなければ、互いに連携して【2人とも協議し価格を決める】という、
双方にとって利得の大きい選択肢を採用するでしょうし、Aの条件がなければ、【どち
らかが価格低下を止めて、もう片方は利益を維持する】という、自分のみ利得が最大に
なる選択肢を採用するであろう。つまり、「パレート最適」と言う状態は、協議もしく
は常識での、「他の状態(効用)を悪化させないで、誰かの状態(効用)も改善できない、
ほどほどの状態」と定義され、社会的に望ましい経営分配のひとつの条件となる。

167 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/22(水) 22:53:31.37 ID:gfk7JQk5k
法テラスの霊感商法等対応ダイヤルで憑きまとい被害について相談したら
対応した男性に「憑き纏うのは宗教の関係者か?」と聞かれ、
創カス専用窓口へ転送になった。音声あり
創カスが嫌がらせに加担している事は、法曹界でも常識になっている
https://gangstalkerhigai.fc2.net/blog-entry-878.html

168 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/24(金) 02:10:39.28 ID:IjH6ojki/
 新経済論おにゅ〜〜う   268    現代と未来社会を考える。(現状)

 例題として、地球経済で、日本と米国が対立者として名乗りをあげた。この時日本は
最近世界経済にに台頭してきた国だったとして、以前は鎖国で東洋文化を振るっていた
という経歴から、世界に新しい風を吹かせたいという世界市民から期待を寄せられてい
た。としよう。対して米国は、昔からこの西洋型で牛耳っている国で、経済の当事者か
らの厚い信頼を勝ち取っている。とする。今のところの二国の支持率は、50%ずつで。
どのような政策を打ち出すかで勝負が決まる状況。と言う設定に置く。現在の世界が、
2つの大きな問題を抱えています。1つはかつて世界の主要経済であった産業の衰退。
気候変動が増えたせいで収穫高が減少している。しかし旧産業で生計を立てる諸国も多
く、打開策が求められる。2つ目の問題は、食糧危機だ。10年ほど前から食糧危機が進
み、このままでは遅かれ早かれ世界人類がいなくなってしまう戦争が起こるとしよう。
本来であれば両方の問題を解決するべきですが、世界のの関係上、候補者はどちらかの
政策を選ばなくてはいけない。とする。日本と米国がともに「経済政策」を打ち出した
場合、日本の支持率はマイナス15%、米国の支持率はプラス15%となります。日本がが
「産業政策」を、米国が「食糧政策」を打ち出した場合の支持率は日本がプラス20%、
米国がマイナス20%です。日本が「食糧政策」を、米国が「産業政策」を打ち出すと、
日本の支持率がプラス5%、米国の支持率がマイナス5%となり、両方が「食糧政策」を
打ち出すと支持率は変化しません。ここで、 1. ミニマックス戦略を導きたいプレイヤ
ーを決めて、 2. 相手プレイヤーの各戦略における、1 のプレイヤーの利得が最小にな
る。 3. 2 で見つけた「利得が最小になる戦略」の、より利得が大きい方を選ぶのが、
ミニマックス戦略となる。従って手順では、日本のミニマックス戦略は、米国が「産業
政策」を打ち出した場合の米国が、「利得が最小になる戦略」は支持率がマイナス15%
になる「産業政策」となる。対して米国が「食糧政策」を打ち出した場合、日本の「利
得が最小になる戦略」は、支持率の増減がない(0%)の「産業政策」となる。従って
日本のミニマックス戦略を定理通りいけば「食糧政策」となるのが例題の正解となる。

169 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/24(金) 02:11:07.32 ID:IjH6ojki/
 新経済論おにゅ〜〜う   269    現代と未来社会を考える。(現状)

 この時の「0%」を「日本のミニマックス値」と言う事になる。日本がミニマックス
戦略を選択した場合、米国はより利得の多い「食糧政策」を選ぶはずです。すると米国
の利得は、米国が元々得ることができた利得(プラス15%か0%)のうち、最小の「0%
」となります。これは日本がミニマックス戦略(食糧政策)を選択したことによって、
米国は、マックスミニ戦略(人口政策)を選択せざるをえなくなってしまったのです。
このようにミニマックス戦略とマックスミニ戦略は同じ戦略を意味するのです。ここで
ミニマックス定理2の戦略を見つける。と言う例題2を探す。営業マンのPが、取引先
のZ社に対して、自社製品を売り込みに行くべきか、行かざるべきかで迷ったとする。
Z社の担当者は、非常に製品を見る目が厳しく、なかなか買ってくれないことで有名で
ある。対してPは自分の営業力には自信がなく、とてもZ社の担当者に首を縦に振って
もらえるとは思えない。とは言っても、営業で売り込みに行かなければ決して製品は売
れない。しかし、Z社の担当者は「本当に価値のある製品は積極的に採用したい」と、
考えていた。できるだけ多くの営業マンの話を聞きたい。と思ってる。ここでこの状況
を利得表にすると、PがZ社に営業をかけ、Z社の担当者が製品魅力を感じて採用すれ
ば、両者にとってはプラス。確かにPが思い切って営業をかけたにも、Z社の担当者は
納得しなければ製品は売れません。が、Pにとって何の損失も起きません。またZ社に
とっても損失はない。しかし、もしPが「営業をかけない」という判断をしてしまえば
PとZ社の、両方にとっては「機会損失」という損が生まれてしまいます。つまりPに
とって、Z社の、担当者が製品を買おうが買うまいが、営業をかけるのが最善の戦略と
なる。(「支配戦略」)。このゲーム的状況において、ミニマックス戦略を考えると、
どのような結果になるか。これが「ミニマックス定理3」である。

170 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/24(金) 02:14:08.69 ID:IjH6ojki/
 新経済論おにゅ〜〜う   270    現代と未来社会を考える。(現状)

 米国テキサス石油・ガス協会(TXOGA)は1月23日、テキサス州の石油・ガス生産者が
2022年度に、同州および地方に支払った石油・ガス生産税、ならびに同州に支払った、
ロイヤルティー(注)が 過去最高の 247億ドルに上ったと発表した。外部サイトへの
、新しいウィンドウにそう語る。それまでの最高だった2019年度の 160億ドルを54%を
上回ったのだ。石油生産税は産出額の4.6%、ガス生産税は7.7%に設定されている。し
たがって、資源価格が高止まりすれば、税額が膨らむ構造になっている。と思われる。
TXOGAのトッド・ステイプルズ会長は、「 テキサス州の石油・天然ガス産業では、州、
および国の経済を安定させて、世界の安定を促進する上での、極めて重要な役割を果た
している。」と胸を張る。「しかし、成長は保証されておらず、政策が繁栄を促進する
こともあれば、阻害することもある。テキサス州、および全米の政策と政治は、テキサ
ス州民のために、石油を供給し続けられるかどうかと、わが国と世界のエネルギー需要
を満たせるかどうかとは、政治の空模様が決定する。」と述べ、バイデン政権を牽制し
ている。ジョー・バイデン大統領は、2022年10月31日、エクソンモービルなどの 米国
大手石油会社が大幅な増収を達成している。にもかかわらずに、ガソリン価格を下げる
ための取り組みをとっていない。と主張し、石油会社を批判した。これに対し米国石油
協会(API)のマイク・ソマーズ会長兼最高経営責任者(CEO)が、同日付で声明を発表
し、「ガソリン価格下落では(バイデン大統領)自身の手柄にし、ガソリン価格上昇の
責任には、石油会社に転嫁している」として反論している。つまり、失敗する生産減の
高騰価格には、石油・ガス協会や石油メジャーに擦り付け、安くなる需要減には、自ら
の政策の効果だと言いたいのだ。 と褒美は奪い合い失敗は、けなし合いを続ける。と
言う構図だが、はたしてそうだろうか。元々米国テキサス石油・ガス協会は潰れそうな
中で、中東戦争で、ブッシュが助けたと言われる業界団体である。

171 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/24(金) 02:15:27.81 ID:IjH6ojki/
 新経済論おにゅ〜〜う   271    現代と未来社会を考える。(現状)

 米国では、シェールガスの生産本格化や 石炭との競合で大きく上がる状況ではない
。が、中長期的には、若干上がる方向とみられている。生産拡大とともに、採掘が難し
くなるガス田が増え、コスト的には上昇する。これはロシアも同じであろう。2035年に
は7ドルくらいになるのではないか。と見られている。欧州では、価格体系が原油リン
クから離れていき、天然ガス自体の需給ベースへ変わっていく可能性があるからだ。ロ
シア、北アフリカ、欧州域内と、供給源が多様化しているため、売り手への圧力をかけ
やすいために起こる。ただ、北海のガス資源が枯渇傾向にあるため、長期的には緩やか
ながらも上昇傾向とみられる。2035年には12〜13ドル程度まで跳ね上がるだろう。
日本は原油価格リンクが、当面適用されたままで輸入するものと思われ、現状のように
相対的にも、高い価格が長期契約で継続しそうだ。ただし米国でのシェールオイル増産
によって、米国の原油輸入が減り、世界的な石油需給は緩む傾向だ。原油価格が下がれ
ば天然ガス価格も下がる可能性がある。1月25日、豪石油・天然ガス大手ウッドサイ
ド・エナジー・グループの メグ・オニール最高経営責任者(CEO)は、欧州の冬の気温や
中国経済の動向が、液化天然ガス(LNG)価格の短期的な見通しを不透明にしている
要因である。と指摘した。米国市場で、天然ガス価格が3ドル割れし、2021年5月以来
は、予想外の暖冬であった。その為、米国市場の天然ガス価格が3ドル台を割り込んだ
が、その時買い付けたのが中国人の石炭売買だった。異常に穏やかな冬が続く中でも、
米国の天然ガス価格は2021年5月以来、19カ月ぶりに3ドルを下回ったが、より下降する
要因が中国の動きだったのだ。ロシアによるウクライナ侵攻や、冬季の供給不足懸念が
あって、この事情から昨年8月に、異常な約14年ぶり高値をつけたが、比較的穏やかな
冬になるとの予報を受け、下落し続けている。そして今やロシア産で充分なのか、中国
人バイヤーも動いていない。

172 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/27(月) 19:46:26.93 ID:0wD4P8d3C
 新経済論おにゅ〜〜う   272    現代と未来社会を考える。(現状)

 1970年に国際未来学会というものが開催された。ここでオムロンの創業者・立石一真
(たていしかずま)氏が「SINIC理論」なるものが発表された。SINICとは未来予測理論
で“Seed-Innovation to Need-Impetus Cyclic Evolution”の頭文字をとったものであ
る。「SINIC理論」の中では、科学と技術と社会の 三者の間には、相関関係があり円環
論的な関係で、異なる2つの方向から相互にインパクトを与えあっているはずだとして
いる。面白いのは、この立石氏の家は、祖父・孫一が佐賀県伊万里の地で 焼き物を習得
した焼き物つまり、セラミック職人だった事だ。熊本に移り住み、「盃屋」を店開きした
。その息子の彼は兵庫県庁に勤務後、1930年京都に「彩光社」設立している。電気にい
ち早く魅了されたのか、1933年に前身である「立石電機製作所}(重電用機能部品生産)
の会社を設立している。これが戦後オートメーションの必要性からマイクロスイッチな
どを自社開発し、オムロンになるのだが、当時の立石電気の資本金の 4倍もの資金を
かけて中央研究所を設立している。ここから計算能力をもつ自動販売機や自動改札機、
など革新的機器を開発して世にうりだしている。“Seed-Innovation to Need-Impetus
Cyclic Evolution”「シーズイノベーションからニーズへの推進力-循環進化」と和訳
なされ、その頭文字を取って「SINIC理論」とされている。当時には、パソコンやイン
ターネットも存在しなかった高度経済成長のまっただ中に、発表されたこの理論では、
情報化社会の出現など、21世紀前半までの社会シナリオを、高い精度で描き出している
。と説明されるが、実はちょっと違って、オムロンそのものが、米国からも富士通から
もコンピュータ部品として、一緒に開発している会社である。「立石電機株式会社」か
ら「オムロン株式会社」社名を変え「オムロン」誕生の由来は、単に本社のあった京都
・御室(おむろ)の地にちなんで名づけられました。とされる。ブランド名「OMRON」
を社名として、21世紀への第一歩を踏み出し1990年1月1日、正式に命名された。京都に
は、京セラや最先端に導く企業は多い。

173 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/27(月) 19:46:47.88 ID:0wD4P8d3C
 新経済論おにゅ〜〜う   273    現代と未来社会を考える。(現状)

 太平洋戦争の最中、マイクロスイッチの国産化に成功した点がこの会社の技術の原点
となったと言う。昭和十六年、東大航空研究所からマイクロスイッチ国産化の依頼があ
って、研究を重ね、同十八年には国産初のマイクロスイッチの製品化に成功した。この
開発は戦争の激化のため、商売として成り立ちませんでしたが、この時の、研究開発の
技術が戦後、オートメーション時代に入り業界のパイオニアとしての評価を受ける基と
なった。昭和十九年、太平洋戦争の戦局から京都に工場を設け、これが戦後の本社工場
となりました。戦後の立石電機は“火力の調節できる五徳付き電気七輪”がキャッチフ
レーズの電熱器はじめ、電子ジャーの元になる寿司桶にアルミ箔を貼って電気を通した
だけの保温器などがあり、戦後の電気機器業界はユニークの存在が多い。「生産こそが
祖国復興の基本。とくに技術革新こそが経済発展への道だ」と語り、マイクロスイッチ
、リレー、温度スイッチ、圧力スイッチなどを開発、販路拡大を図っていく。昭和27
年能率学の上野陽一から「これからの商品はオートメーションを前提として設計しなけ
ればならない」という話と、西医学の創始者・西勝造先生から『サイバネティクス理論
』を紹介され新しい時代のマーケット情報を求め、翌二十八年、渡米し米国オートメー
ションの実情を学んでいる。帰国後、組織の抜本的見直しに着手。「条件整備さえ先行
させれば、企業は自ら成長する。その条件は(1)経営理念を明確に打ち出す (2)人間の
本能的行動に従う (3)本能的行動が企業を伸ばすよう施策目標をつくる (4)働き甲斐
のある環境をつくる (5)全員参画のシステムをつくる (6)社会のニーズを素早く捉え
る (7)常に自主技術の開発に努める、の七つだ」と説いて、組織の改革を進めた。彼の
この判断が正解であった事は、日本にもオートメーションの波が来て、彼の生産品は、
次々にヒットし会社を飛躍させ、大企業にさせてた事でも証明される。

174 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/27(月) 19:47:38.02 ID:0wD4P8d3C
 新経済論おにゅ〜〜う   274    現代と未来社会を考える。(現状)

 1968年、日本はGNP(国民総生産)で世界2位となった。翌年1969年1月の年頭所感で
彼は「日本もやっと先進国の仲間入りをした。今までのように先輩に、先進国の手本が
あり、物真似てやれば間違いなしにやれた時代は過ぎた。これまで技術を導入していれ
ば何とかなった。が、いよいよ先進国入りをして、同じスタートラインに立ち欧米諸国
と競う事になる。もう手本などない。我々の創意工夫があるのみでそういう力がないと
世界で勝負にならぬ。物事を総合的に見る英知と、先の見通しができる能力を身につけ
る必要がある。」と語った。その上で、「最近未来学が話題になっているが、経営学は
適者生存の法則から出てきた過去学である。だからこれからは未来を考える未来学を、
勉強する必要がある。スタートラインに並んだ以上、未来学を勉強し、手本なしで進ん
できた先進国と勝負せねばならない。10年ほど前の経営学ブームに代わって、未来学の
時代となるし、これが、われわれに示唆をあたえる。未来学は、創造学でありドラッガ
ー博士の『断絶の時代』にいう、非連続が政治、経済、社会の構造を変革しつつある。
いままでの発想法や経験から、演繹(えんえき)的に結論づけることのできぬ時代で、
未来は現在の延長なりとする、いままでの思考は断絶していく。そのために、創意工夫
が必要となる。」と述べた。そしてその1年後、1970年04月10日から16日に開催された
「京都国際未来学会」で、オムロンは、未来予測理論「サイニック理論」を発表した。
科学・技術・社会の円環的な関係に着目して未来を予測する「サイニック理論」229-02.
SINIC理論の詳細を発表した

175 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/28(火) 13:32:19.37 ID:+6SsEyJn1
 新経済論おにゅ〜〜う   275    現代と未来社会を考える。(現状)

 サイニック理論のサイニック(SINIC)とは、 "Seed-Innovation to Need-Impetus
Cyclic Evolution"の頭文字をとったもので、「イノベーション(技術革新)の円環論
的展開」のような意味となります。サイニック理論の基本的な考え方は、科学・技術・
社会が、相互作用しながら発展していく。という作用に方向性を持たせるものであろう
。この相互作用は2つの方向性があります。1つは、シーズ(新しい科学から、さらに
新たな技術が生まれる際に受け渡される種)から、イノベーションに至る流れであり、
イノベーションがもたらすインパクトが社会の変貌を促します。もう1つには、これと
反対方向の流れにある。社会に新たなニーズが生まれると、その ソーシャルニーズを
満たすために新しい技術の開発が促され、もしも既存の科学や技術で解決できなければ
、新たな科学の誕生を促す刺激になる。というものです。つまりシーズと言う開発者か
らニーズと言う利用者の流れの逆転である。「必要は発明の母」などとされるが、こう
したい。こういう物が欲しい。と言う物がヒットとなり、それが強く出る社会と言う事
を彼は見越していたのである。少量多品種やら軽小短薄などは、その為に産まれた技術
にすぎない。これら2つの方向性は、互いに原因でもあり結果でもあるという円環状の
関係にあり、その相互作用によって社会が発展していくという考え方が、SINIC 理論の
中核となっている。しかし、前提となる進化の原動力として、人間の「進歩志向的意欲
」(自ら成長していこうとする思いがある)という点で、常に人の可能性を信じていた
一部分としてある。といえるでしょう。つまり例えば企業で、販促が幾らニーズ調査の
的確な情報があっても、企業内開発部にシーズの種も企業上層部にそれをやる意思もな
ければ、受付もされず無意味な活動になって 流れていくのである。

176 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/28(火) 13:32:50.93 ID:+6SsEyJn1
 新経済論おにゅ〜〜う   276    現代と未来社会を考える。(現状)

 1947年にノーバート・ウィーナー博士によって提唱されたサイバネティックスでは、
人工頭脳学ともいわれ、数学をはじめ、医学、化学、物理など15〜16種類の学問を統合
的に取り扱っていて、本来の人間の脳神経系の働きを、解明する学問である。さらに、
サイバネティクスが種となって、制御(コントロール)とコンピューター技術を組み合
わせたサイバーネーションという新たな技術も開発されようとしている。このサイバー
ネーションに、通信(コミュニケーション)技術が加わることで、3Cとも称される技術
を融合した電子制御技術が誕生し、社会の情報化が推進されていきました。このような
流れを、サイニック理論に当てはめて、俯瞰することができたのがオムロン社だろう。
まだコンピューターの黎明期であった1970年代初頭に 情報化関連事業の成長を確信し
、自信を持ってこの分野への投資を進めてきた。1976年当時には、日本では非常にめず
らしかったソフトウェア開発の専門会社「立石ソフトウェア株式会社(現オムロン ソフ
トウェア株式会社)」を設立し、日本の情報化社会の発展に貢献している。京都国際未
来学会で、発表前の冒頭に「企業経営者が、このような論文を発表することに対して、
やや奇異の感を抱く方があると思うが、その疑問に対しては、こうお答えしたい。企業
経営上、もっとも重要な仕事は、研究開発であり、その研究開発で 未来の新しいマー
ケットを開発することは勿論その健全性である。その研究開発は、ソーシャルニーズの
刺激により行われる。そこで、われわれ経営者の重要な仕事は、現代社会はもちろん、
未来社会のニーズをできるだけ早く捉えることで、未来社会がどんなふうに変容するか
を見極める必要がある。私は、従来の経営学は『過去の経営学』である。とさえ考えて
いる。なぜならば、経営者としての私のモットーは『経営者とは、将来を考える人』で
あらねばならぬからである」と述べています。

177 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/02/28(火) 13:33:12.33 ID:+6SsEyJn1
 新経済論おにゅ〜〜う   277    現代と未来社会を考える。(現状)

「 VUCA(ブーカ)時代」と呼ばれています。2016年に開催された「世界経済フォーラ
ム(ダボス会議)」でテクノロジーの進化によって、あらゆるものを取り巻く環境が、
複雑さを増し、将来の予測が困難な状況にあることから、ダボス会議で、「VUCAワール
ド」という言葉が使われ、「今はVUCAの時代だ」ということが、世界的な共通認識とな
りました。VUCAはV=Volatility(変動性)U=Uncertainty(不確実性)C=Complexity
(複雑性)A=Ambiguity(曖昧性)の、以上の4つの単語の頭文字を取った言葉である。
光は漏れるが暗闇と同じと言う、所謂「朝霧の白煙」状態と言う訳である。2010年代に
一般に広まったVUCAですが、もともとはアメリカで軍事用語として使われていました。
冷戦の終結とともに国家間の問題が複雑さを増し、軍事戦略を立てることが難しくなっ
たことから、テロの驚異という新たな戦いが始まったことなど、従来のやり方が通用し
なくなった状況を指して言い回す言葉になりました。その後一般社会で従来常識が通用
しないような大きな変化から、VUCAはビジネス用語としても使われるようになります。
ビジネスに多大な影響を与える時代の変化の波は、なかなか先の見えにくい現在を映し
出している。社会全体の大きな傾向としては、これまでの工業・情報化社会における豊
かさの象徴であった「モノ」や「お金」を重視して「経済成長」こそが「正義」とみな
された時期を過ぎ、「こころ中心」の「最適化社会」へと移行しつつあると捉えられて
います。その先には、2025年を目処に「自律社会」が訪れるとされ、工業・情報化社会
の問題点として挙げられている。一極集中型社会構造や地域格差、コミュニティの崩壊
なども、新たな価値観のもとで解決に向かう見込みです。SNSでの承認欲求の高まり
や、シェアリングエコノミーの普及、循環型で永続的に再生・再利用を行うサーキュラ
ーエコノミーへの関心も、そうした新しい価値観を象徴しており、集団での価値の共有
や体験を重視すると共に、自分らしい生き方を自ら実現させて生きる歓びを享受できる
成熟した社会環境の実現が期待される。

178 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/01(水) 14:44:11.95 ID:bHGJ/zicc
 新経済論おにゅ〜〜う   278    現代と未来社会を考える。(現状)

 実は、サイニック理論が示すように、近未来デザインを起点として今なすべきことを
考えるバックキャスト型(目標達成型思考)と呼ばれる発想で、社会課題を解決し、世
の中を、より良い社会へ変えていくための礎を築いていく方策だ。と近年流行している
考え方だ。意外にもドイツのヒットラー発祥とされ、英国スパイのミッション活動で知
られ、ペンタゴンで採用される思考法である。近代では、建築土木工学の工程表などで
使われ、とうとう自治体の市町村議会や、国会などでも利用され、相当な乱暴方策での
起用となった。この西洋式の考え方は、所謂ミッション遂行型とされて経済学にも見え
る。この時オムロン社長は、VUCAの時代にあっても、この時から引き継いだサイニック
理論を、経営者側の羅針盤として、あるべき未来を考え、よりよい社会の実現へとつな
げていくための思考法として取り入れ、挑戦を今も続けている。こうしたひとつの方向
が、新しい科学が新しい技術を生み、それが社会へのインパクトとなって社会の変貌を
促す。という姿も見逃してはいけない。つまり環境や技術を無視してでも希求する姿だ
。しかし、一方でもうひとつの方向の、逆にある、今の社会のニーズと言う物に対応す
べく、新しい技術の開発を促し、それが新しい科学への期待となる。というものも又、
摂理の法則である。今ある知見や技術や、環境や予算で、総合的判断で道を選ぶ方法だ
。この2つの方向の、相関関係により、お互いが原因となり、結果となって、社会発展
していくという理論は、簡単なようで、自然共生の融合理論のようにも見える。ところ
が、たったそれだけの事でもこの一世紀於いての進歩は、めざましく変化を遂げている
。基本的に石炭火力が発見され、それによる製鉄技術が確立し、電線や銅線など製品の
供給による電磁気学が理論化される。究極の核の精錬や放射能性能が判明し、結局は、
核弾頭と原子力発電の世界に迷い込んでしまったのである。では、これから先、私たち
にはどのような未来暮らしと価値観。が待っているのでしょうか?

「SINIC理論」が描く、過去・現在・未来を見ていくと意外な未来となる。

179 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/01(水) 14:54:56.30 ID:bHGJ/zicc
 新経済論おにゅ〜〜う   279    現代と未来社会を考える。(現状)

 この理論によれば、14世紀までの社会を、「農業社会」と位置づけ、その基盤の上に
「工業社会」を積み重ねた。と考えて構築されている。この工業化社会をさらに細分化
すると、初期工業の村造営から、手工業社会に行き着き、「工業化社会」をつくった。
この「工業化社会」の確立が、第一次大戦の1870年以降の頃「機械化社会」に入る。と
する流れだった。と規定した。「機械化社会」は、さらに20世紀に入っての自動化の波
が起こり、社会は20世紀末から21世紀の入り口までに「情報化社会」に至るだろう。と
、5段階プロセスを説明する。こうしてとらえると、特に20世紀が、「機械化社会」か
ら「自動化社会」にはいり今や遅しと、全世界で「情報化社会」と向かっている。と言
う。3つ目のプロセスが 急速に展開してる中の現代の100年である。と 決定づけられ
ている。では、その後に何が起こるのか。そして「工業社会」の最終段階である「情報
化社会」の後には どう言う世界が開けるのか。ここでは、2005年からの「最適化社会
」が出来て、その後に2025年からの「自律社会」へ移行する。と、予言的予測がなされ
ている。現在の世界は、情報化社会を経て、その次の「最適化社会」に入りかかってい
る過渡期だ。と、言えるのだろうか。日本で特に思うのは、コロナ禍とウクライナ戦争
における様々な安全保障の崩壊と、経済が世界のサプライチェーンの国際分業化での、
危険性と、もつれである物価高騰で、困っている姿である。ここでは論じられてないが
、この「農業社会」から、「工業化社会」の幕開け時代には、欧州は市民議会の発足と
国王帝位のはく奪と混乱が起こった。又、「工業化社会」から「機械化社会」にも、正
に第一次世界大戦などで、様々な、よちよち歩きの戦車や重火器、化学兵器や飛行機・
潜水艦など登壇させ、次の「機械化社会」から「情報化社会」に、まさに、レーダーや
電信機、暗号解読機、原子爆弾と、様々な進化の第二次世界大戦を起している。ここで
水力ダムなどの出現で、人間の暮らしは明るい便利なものになり、現代仕様で楽になれ
る。と思ういきや、世界大戦とその後の冷戦なのである。

180 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/01(水) 15:02:39.86 ID:bHGJ/zicc
 新経済論おにゅ〜〜う   280    現代と未来社会を考える。(現状)

 「工業社会」になって、人類は物質的な豊かさを手にいれました。一方で、エネルギ
ー、資源、食料、人権などの様々なな問題が、未解決のまま取り残されていく。最適化
社会では、こうした「負の遺産」との向き合いが否応なく訪れる。これが解決されて、
効率や生産性を追い求める工業社会の価値観が変わり、次第に人間としての生きていく
喜びを追求する社会が築かれ、精神的な豊かさを求める価値観が高まる。と、予測され
る。がしかし、なかなか疑問でもある。「個人と社会」「人と自然」「人と機械」が、
最適なバランスを保ちながら融合すると言う「最適化社会」においては、かなりの技術
が必要である。これに答えて、独自の技術で貢献していきたいと考えています。と話す
。サイニック(SINIC)理論の中では、既に現代は「最適化社会」に位置づけられている
。果たしてそうか。ではいったい「最適化社会」とはどんな社会なのか、そこではどの
ような価値観を大切にしてるのか。そこには「物質的豊かさから、心の豊かさや新しい
生き方を求める。」といった精神的な余裕の価値観が重視される。と説く。新しい「精
神文明に基づく生き方」を行動指針を解説している。そんな動きが 顕著になるのが「
最適化社会」です。という。これは現代版「ルネッサンス(文芸復興)」である。効率
・生産性を追求するという工業社会の価値観が相対的に低下し、一方で、人間として生
きている喜びやら、生の歓喜の追求。という価値観が相対的に大きくなる。と想定して
いる。2つの価値観と、それに基づくいろいろな社会システムやパラダイムの葛藤や軋
みが顕在化し、新たな社会システムやパラダイムへと消化されていくプロセスがある。
これが最適化社会の中の20年間で起こるというのだ。そして、社会のあらゆる現象を、
システムとして捉えながら、社会的な仕組みが、点から線、線から面へと最適化され、
あるいはグローバルな仕組みがどんどん作り出されて、それによって自分自身の生き方
、豊かな人生、自己実現などの人間的欲求が実現される。やがて来るべき自律社会へと
移行していくと考えられます。と 説明される。

181 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/02(木) 13:44:37.05 ID:4+T7xioix
 新経済論おにゅ〜〜う   281    現代と未来社会を考える。(現状)

 ところが日本人の歴史からは、そう簡単に未来に進まない事がわかる。250年周期
で日本では災害の年となる。1941年から始まった太平洋戦争は、第二次世界大戦の局面
の一つである。が、これは日本に甚大な被害と被災民をもたらし、地球上には精神的な
痛手をもたらした。仮に 1940年頃を起点に250年前は1690年頃である。ロシア、シベリ
ア東征の末に 太平洋に到達して、大挙してアイヌが北海道に 移って来ている。シチリ
ア島で地震が起こっているが、日本では元禄の大飢饉が起こり、農業は不作であった様
だが、江戸時代は、ほぼ99%のリサイクル国家として、存在していた。北欧諸国でも
北方同盟を結成され、食糧危機や技術革新で、そこから戦争に至るのである。では1440
年ごろはどうであったか。室町時代が終わりを遂げて戦国時代に入った頃だ。足利義教
が石見国の益田兼堯に本郷内などを安堵したが、結城合戦が、関東地方で起こっている
。室町幕府と結城氏ら関東の諸豪族との間の戦いが起こり、足利満貞を攻め殺す事件が
起こり、諸侯には九州動乱が広がった。1190年源頼朝が鎌倉を立ち、京都へ行き頼朝は
権大納言・右近衛大将の位を与えられたが、これを辞任して鎌倉へ帰って戦支度するの
である。鎌倉幕府は武士首班の単なる地方政権で東国のみの支配集団だった。承久の乱
後に全国政権へ権力拡大させたのである。元暦2年(1185年)の、壇ノ浦の戦いで平氏
を滅ぼし、頼朝は朝敵追討者で平家所有の荘園、いわゆる没落没官の荘園支配を持つ。
過去はどうあれ、戦後2020で1940年から80年である。いわゆる地殻変動の社会期にある
。その、250年前の 1770年代日本では浅野内匠頭が吉良上野介に刃傷事件を起こした。
、水戸光圀が死去し、イギリス領マサチューセッツ湾植民地の首都であるボストンで、
高額納税に反乱が起こりその後ボストン茶会事件やアメリカが独立宣言に発展している
。つまりウクライナ紛争や中国問題は元より、今現在の出てくる技術は大きく社会を変
える予想や様相あるいは、予言の中にあるのである。

182 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/02(木) 13:58:39.30 ID:4+T7xioix
 新経済論おにゅ〜〜う   282    現代と未来社会を考える。(現状)

 ボストン茶会事件であるが、発端は1773年05月10日にイギリス議会で制定された茶法
である。この法律では、イギリス東インド会社がアメリカ植民地で中国産の茶葉を直接
販売するにあたって、販売独占権が与えられると共に、植民地に課せられたタウンゼン
ド諸法に基づく関税の実質的な免税を受けるものであった。ここで要点は3つある。こ
の免税というのは、英国本土の植民地法の中の話である。という事。更に二つ目の茶葉
は中国の茶葉となっている事だ。実は東インド会社は茶葉の輸入を続け、誰も買うこと
のない大量の余剰在庫を増やして経営的に喘いでいた。さらに1769年から1773年にかけ
起こったベンガルの大飢饉は、東インド会社の収益を大幅に減少させている。大企業の
独占が産んだ罪なのだ。これらの理由により、1772年後半はイギリスで最も重要な商業
機関の1つの東インド会社の財政は深刻な危機で破綻寸前だったのである。何故か。17
世紀のヨーロッパで喫茶の習慣が常態化し、中国から茶葉輸入で競合企業が幾つも出来
た。そこで政治力を使い、議会に1698年、東インド会社に輸入独占権を与えたからだ。
イギリスでの植民地で、喫茶が普及し、今度は1721年、議会は植民地に対し茶葉の輸出
の独占権を、本国のみに要求し競争相手の外国勢力を排除しようとしたのである。こう
して東インド会社は、ロビイストを使い、輸入茶葉の植民地販売に着手することはでき
ず、イギリス本国内の競りに出すことで、義務付けられた法を掻い潜った。正規のイギ
リス植民地で流通する為には、一度イギリスの本国市場で、茶葉購入し仲買人が、それ
を植民地に輸出した形を取ったのだ。そしてアメリカのの商人たちに転売する、という
ビジネスモデルで儲けようとしてたのである。東インド会社の余剰在庫を消費するに、
最良の市場はアメリカ植民地であった。しかし、日本や中国からの直接送りの密輸業者
やオランダによる輸入茶葉より、品質が落ちて高くあり、本国でもアメリカでも売れな
かったのである。・・つまり独占で生じた売れ残りの茶葉が積み上がり負債のみが残っ
ていっていたのだ。こうした先を見ない独占欲の塊が、イギリスやアメリカだった。

183 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/02(木) 14:04:15.03 ID:4+T7xioix
 新経済論おにゅ〜〜う   283    現代と未来社会を考える。(現状)

。日本で黒船来航は、1853年にアメリカの東インド艦隊司令長官ペリーが率いる軍艦4
隻が江戸湾(現東京湾)に現れたことを指す。つまり 約250年前である。これは、何を
意味しているのか。当時の人口は、アメリカ合衆国が1833年に約1,416万人、清が約4億
人、日本が1834年に 約2,760万人であった。アメリカは1833年にシャムとマスカットに
条約を締結する。1835年に、日本は清との条約締結のために特使を派遣することとし、
このときに東インド艦隊が設立されている状態だった。日本の試みは成功しなかったが
、アヘン戦争後の1842年に清との間に望厦条約を締結し、清国市場へ進出することとな
るきっかけになった。条約批准のために東インド艦隊司令官ジェームズ・ビドルが清に
派遣されるが、ビドルは日本との条約交渉の任務もおびていた。このため、1846年に、
浦賀に来航するが、条約を結ぶことはできなかった。つまりずっと早く日本にやって来
て開港を迫っている様な事は起こっていたのである。理由は簡単で、産業革命によって
欧米の工場や、オフィス仕事は、夜遅くまで稼動するようになって、多くの先進国では
石炭が出てから連続稼働をしていた。従って2交代制の12時間労働で、資本家はより
利潤を受けて貴族生活していたのである。その潤滑油や、ランプの灯火として、おもに
マッコウクジラの鯨油が使用されていたとされる。この需要を満たすため、欧米の国々
は日本沿岸を含み世界中の海で捕鯨を盛んに行っていた。クジラの髭を持ち帰り、ゴム
や現代のプラスチック製品の代用品であったし、アメリカ北岸の捌き工場での水産工場
は、軒並み鯨油工場として成り立っていた。と言われる。日本近海でもジャパン・グラ
ウンドの伊豆諸島・小笠原諸島付近、カムチャツカ・グラウンドと呼ばれる北海道北海
が好漁場として知られて、米国東海岸を基地とし、捕鯨船は1年以上の航海を行って、
当時、捕鯨船の船上でも、良質の鯨油の抽出を行っていたため、大量の薪・水が必要で
あった。長期航海用の食料も含め、太平洋での補給拠点が求められて、アメリカも例外
ではなかったのだ。

184 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/02(木) 14:08:29.91 ID:4+T7xioix
 新経済論おにゅ〜〜う   284    現代と未来社会を考える。(現状)

 この工業化社会では、物質文明を繁栄させた一方で、その原資のエネルギー問題や、
産業廃棄物問題、食料、人権、倫理などたくさんの負の遺産も残している。しかしなが
ら、日本始め多くの国々では、その解決に向いた社会だったのだ。実は、日本は例えば
欧州以上に一早く、火薬や紙や羅針盤は取り入れている。丑寅信心祭では、平安時代で
あっても、水の上に鉄針を刺して浮かべて、南北を決めていたり、元寇の時に日本側に
も土筒と言われる、一発のみの鉄砲は使われていた。紙のの使用も和紙に書かれている
のは応神天皇16年(285年)に、朝鮮半島から 百済人の王仁が、中国の書物である『論
語』10巻と1巻の『千字文』を招来したのが、日本における書物の初伝とされている。
つまり、火薬も紙も方位磁石も伝わってはいたのだ。ところが、利用も発展も廃れて行
ったのである。よく言われるのが江戸期の完成されたリサイクル社会、或いは精神文化
の刀に鉄砲から戻った江戸文化とされている。この先進文化だった、大砲や銃の進歩を
捨てて鎖国を実施して、後戻りして平和に向かった社会は、実は他の国には見当たらな
い。つまり日本の問題は、この黒船来航での開国して以降に起こったグローバル化の波
にあるのである。しかしながら、この鎖国で培った技術や醸成した文化は、開国後には
先行したアジア諸国よりも大きく発展した社会を創出させた。ここでの「SINIC理論」
で、現在から未来には、「最適化社会」で、それらの問題を克服し、心の豊かさを求め
るソフトやサービスが、主要産業として位置づけられるという大きな特徴を持つ社会に
なる。とされる。これまでの社会は、作業を機械に任せるには技術が必要であったが、
最適化社会においては、機械が人に合わせ、近づいてきてくれる。という。確かに「人
と機械のベストマッチング」を掲げて、事業を展開し、最適化社会という新たな時代に
貢献する企業でありたいと、新しい起業化がどんどん育っている。しかし、情報化社会
で出遅れた国や社会には、どうしても、理解がない暴力社会や独裁社会がまとわりつく
つまりこの時代での紙・火薬・羅針盤を危険な物にしたのは欧州地域のみだったのだ。

185 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/02(木) 14:16:03.41 ID:4+T7xioix
 新経済論おにゅ〜〜う   285   歴史に学ぶ未来社会と現在。(現状)

 最適化社会で求められる人に優しい技術が、ロボット化の技術だとして、ドローンの
自爆型無差別殺傷兵器だとか、核を積んだ蛇行軌道ミサイルとか、事故を起こす自動化
運転自動車とか、仮想空間でよりリアルな高価な遊戯機器とか、現出する問題が多いだ
けに見えてしまう。最適化社会で求められる人に優しい技術に一般企業は邁進している
のは確かであろう。「安心・安全、健康、環境」をより確かなものにするために、認識
技術や監視技術、観察手法も、少し前とは全く比べ物ならないくらいに、進化していく
。「個人と社会」「人と自然」「人と機械」が最適なバランスを保ちつつ、人間に限り
なく近づく技術の確立と、人間の本質的な欲求にこたえる事業の展開を大切にしていく
しかない。地球温暖化にしろ、核問題にしろ、人間としてのバランスの判断であろう。
今回のウクライナ紛争に於いて、EUやNATOや米国、更にロシアや中国に馬鹿だ。
と批判できるのは、恐らく日本だけであろう。と言うのも、これは戦国時代に遡る家康
の知恵である。日本人は「真・善・美」を基調として生きて来た。しかし、家康はその
考えに、更に利を持って来た。それは一向一揆と言われる武将の宗門騒動で生まれてい
る。戦国乱世と言われる中で、家康は幼年期を今川で育ち、14歳で元服し織田の寺前
の楽市楽座の方法での藩経営をしたいと思ったとされる。竹千代時代に駿府に移され、
岡崎城は今川氏からの城代朝比奈泰能や山田景隆などにより支配されて、墓参りでも、
岡崎城に帰参した際には、本丸には今川氏の城代が置かれていたため二の丸に入った。
三河一向一揆は浄土真宗の本願寺門徒に檄を飛ばし、領主の松平(のちの徳川)家康と
戦った。一向宗乱記に「当国 碧海郡野寺村の本證寺と申すは、一向宗の小本寺にて、
守護不入の道場、当国三箇寺の其の一箇寺なり」と記載されている。つまり、三河で、
一番賑わいのある町から、寺社仏閣と言う無税地から、反発されて、本領安堵の武将で
は無かったのだ。

186 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/03(金) 03:53:15.17 ID:Z7PteR4lM
 新経済論おにゅ〜〜う   286   歴史に学ぶ未来社会と現在。(現状)


天文24年(1555年)3月、駿府の今川氏の下で元服し、今川義元から偏諱を賜って次郎
三郎元信と名乗り、今川義元の姪で関口親永の娘・瀬名(築山殿)を娶って名を、祖父
・松平清康の偏諱をもらい蔵人佐元康と改めて直ぐである。不入特権を主張する三河の
三ヶ寺と、教団の利権を解体し三河国統一を目指す徳川家康との対立が深まって、守護
使不入の特権が侵害されたことに端を発して、本證寺第十代・空誓(蓮如の曾孫)は、
上宮寺や勝鬘寺と共に檄を飛ばし、本願寺門徒を招集して菅沼氏の砦を襲撃した。真宗
門徒の松平氏家臣や、吉良氏などの有力豪族や今川氏の残党などが加わり、松平氏の、
本城である岡崎城まで攻め上り、家康を窮地に陥れている。この時多くの三河武士は、
地元のこの三寺門戸で、寄進されて無税の広大な土地は、街と化した城と同じであった
。外堀・内堀が整備されて、後年幕臣となる徳川十六神将が宗門に帰して門徒側にいた
。徳川内府に懐刀とされた本多正信・正重兄弟や、槍の日本一とされた渡辺守綱など、
ゆうに三河の有力諸将は4〜50人いて、他を含めれば何百人もいたのである。又子に
家長を任せて家臣で勤めていたが、父が離反し家康方として内藤清長や加藤教明や豪族
として小さな城主として砦を持っていた酒井忠尚・石川康正・夏目吉信などがいたので
あった。三度目の攻防の末についに、馬頭原合戦の勝利で、徳川家康は優位に立って、
和議に持ち込み、蜂屋貞次と渡辺守綱を宗門代表として和睦が成立した。

187 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/03(金) 03:53:38.86 ID:Z7PteR4lM
新経済論おにゅ〜〜う   287   歴史に学ぶ未来社会と現在。(現状)

 徳川家康の三大危機と云えば、武田軍を、迎え撃とうした徳川・織田連合軍が戦った
「三方ヶ原の戦い」(1573年1月25日)天正10年6月2日未明に 本能寺の変で織田信長が
明智光秀軍に殺害された後の「伊賀越え逃亡」(1582年6月21日)そしてこの壮年期の、
西三河全域で起きた 浄土真宗本願寺派信徒の抵抗「三河一向一揆」永禄6年(1563年)
だ。とされいる。つまり、雌雄を決した関ヶ原の戦い(1600年)で、島津の退き口で命
を奪わんと一撃を受けた事より、大阪の夏の陣で真田丸の攻撃に追われたことよりも、
危機だったと歴史家はみているのである。この一向一揆は半年かかって和議になり収め
たものだが、当時の家康は非常に不安定な一諸侯の武将であったのだ。が、此処で学習
した成果はその後に大きく反映している。ここで一向一揆側も、社寺側が複数の連携を
以って一揆をやっていた事で大きく事態が動いた。時は戦国時代で鉄砲他、火薬が既に
出回っていたが、これらは寺持ちで、僧兵が行っていた。つまり門徒の武将は和尚の下
での活躍だったのである。そうした事で一揆に加担した武将と言えども、一揆側の連携
が武将によっての連携はなかったの。又浄土真宗本願寺派と言えども、本願寺総本山の
京都や石山本願寺には連絡は入って無かったのである。つまり事を大きくして郷土を、
戦乱の地にしたくない想いが強く、更に相容れなかった浄土真宗高田派の寺などは家康
の味方になったのであった。そして、打って出た1564年(永禄7年)の馬頭原合戦には、
守りで勝利したことで優位に立ち、家康の伯父の水野信元が和議の仲介にあたったとい
う事で収まったのである。もし一揆側がバラバラな戦い方ではなく武将たちと連携して
総本山に助けを求めた戦いだったら、家康は、恐らくかなりの窮地で負けていたと考え
られる。

188 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/03(金) 03:54:11.83 ID:Z7PteR4lM
新経済論おにゅ〜〜う   288   歴史に学ぶ未来社会と現在。(現状)

 更には、浄土真宗系統で違う宗派が味方してくれたことにより、一揆側についた武将
たちにも改宗しやすい環境が整っていて、信心深い武将も門徒替えをすれば、宗派は同
じでも門人とならず、和尚や坊主つまり、宗教上の異端上司からは外れられたのだった
。又、合戦に勝利したことにより優位になった点も大きいが、家康の伯父の仲介が一揆
側の信用に値したのだろう。何故なら、「昔に戻す」として同意したのである。昔に戻
すと言う言葉で安堵したが、その一年後には反逆した武将たちは諸国に出るしかない。
次々と藩の外に出た所で、この三寺は打ち壊しにあうのである。「昔に戻す。つまりは
寺の建つ前は野原であろう。この同意の通りだ。」と言う説明なのである。そも一向宗
や浄土宗の教えはというのは、「一向」という言葉が示す様に「専念し」「ひたすらに
」という意味なので、「一向宗」という専念して寺に仕えよと言う教えである。浄土真
宗の始祖・親鸞の嫡流でありながら、衰退の極みにあった本願寺の第8代を継いだ蓮如
は、のちに織田信長に焼き討ちされる比叡山延暦寺と対立し、仏敵と認定されて寺を、
破却されるという目にあっている。蓮如は僧侶でありながら5人の妻を娶り、じつに27
人の子を成したと言われています。その子や孫たちが各地の一向宗の指導者となってい
て、空誓も同じく三河の地を担当する指導者として赴任しました。基本的に、領主は領
内の民を徴兵して構成されるもので領内の、兵となる民の多くが衆徒となった一向宗(
ここでは浄土真宗、一向宗、時宗を総括)は、領主を超えるほどの潜在的な武力を持っ
ていた。だから彼らがひとたび集えば、領主を駆逐するほどの力を持っていました時代
だった。

189 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/03(金) 14:54:59.76 ID:Z7PteR4lM
新経済論おにゅ〜〜う   289   歴史に学ぶ未来社会と現在。(現状)

 蓮如と対立した富樫政親は一向一揆で滅ぼされ、加賀一国が一向宗の衆徒によって治
められるという事態が引き起こされていた。この加賀での事態が戦国大名たちに一向宗
の脅威を認知させることになります。こういった背景のもとに「三河一向一揆」は発生
していたのです。三河一向一揆は1563年に起こりました。原因は諸説あるようですが、
三河の領主・松平家康が、一向宗の力を削ごうとしたことが本質にあると言われている
。この時、一揆側の指導者が空誓上人だったとされ。空誓は蓮如の曾孫に当たる人物で
した。では何故突然にこうした一向一揆が起こったのか。それは信長にあったとも言え
る。信長時代のこの頃既に、九州では盛んにキリスト教が布教されていたのであった。
西洋文化や西洋思想の到来である。既に宮崎の島津や日向、或いは大友の豊後や長崎や
博多で、この異端のキリスタンの支配は始まり、仏教徒が虐殺され仏教寺が廃墟となっ
て行く中にあったのだ。特に島原半島での沖田畷の戦いで島津・有馬連合軍に敗退し、
龍造寺隆信に打ち破った有馬氏だったが、有馬晴信はキリシタン大名として著名で教名
をプロタジオ、のちジョアンとして大友宗麟や大村純忠とともに天正遣欧使節を派遣し
たぐらいで、大村純忠は日本初のキリシタン大名となり、長崎港を開港した人物として
知られる。大村領内では最盛期のキリスト者数は6万人を越え、日本全国の 信者の約
半数が大村領内にいた時期もあった。純忠の入信については、ポルトガル船のもたらす
利益目当てという見方があるが、彼自身は熱心な信徒で、受洗後は妻以外の女性と関係
を持たず、死にいたるまで忠実なキリスト教徒であろうと努力した。横瀬浦を開港し、
仏教徒の居住禁止、貿易目的の商人に税金免除の優遇とした。しかし、純忠の信仰は、
過激で、領内の寺社を破壊し、先祖の墓所も打ち壊した。また、領民にもキリスト教の
信仰を強いて僧侶や神官を殺害、改宗しない領民が殺害されたり土地を追われるなどの
事件が相次ぎ、家臣や領民の反発を招いた。

190 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/03(金) 14:55:30.09 ID:Z7PteR4lM
新経済論おにゅ〜〜う   290   歴史に学ぶ未来社会と現在。(現状)

 当然ながら一方で、キリスト教と闘うロシア正教も、時宗や浄土真宗と言う形で上陸
していた。ロシア正教会は、教派としては正教会に分類される。日本の世界史教科書で
「ギリシャ正教」が一般的に用いられるが、「ギリシャ正教」は誤りではないものの、
誤解を招きやすい呼称である。「ロシア正教会」は一教会組織名であり、ロシア正教会
独自の教義・教理がある訳ではない。ロシア正教会における機密(サクラメント)は全
正教会で有効と認められる。したがって教派名として「ロシア正教」を用いる事は適切
ではない。とされる。つまり旧約聖書のキリスト教原理主義集団としての存在である。
988年のウラジーミル1世によるルーシ人の集団洗礼がロシア正教会の起点とされる。こ
の正教を国教としてビザンツ帝国から導入した。1589年に、モスクワ総主教を戴く独立
正教会としての地位をコンスタンディヌーポリ総主教、アレクサンドリア総主教、アン
ティオキア総主教、エルサレム総主教から承認されて正式な正教会となった。合法化さ
れた東方典礼カトリック教会や、福音派などプロテスタントの伝道との競争に晒され、
これらと長年、ローマ教皇庁とは比較的緊張関係にあり、モスクワ総主教とローマ教皇
の対話もあまり進展していない。基本的にバチカンのローマ法王は中心あるが西方教会
はプロテスタントに分かれイギリス・アメリカに広く布教活動し分布した、一方で東方
教会も中東や北方に布教活動を広げて、日本にやってきていたのだった。ところがこの
教会は、イスラムの教えに近いもので、習慣や商売までもが指導するものだったのだ。
つまり、ユダヤ教に非常に近い、言わばキリスト教原理主義的物だったと考える。

191 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/03(金) 14:55:54.54 ID:Z7PteR4lM
新経済論おにゅ〜〜う   291   歴史に学ぶ未来社会と現在。(現状)

 これらの事で我々が学ぶものは、「神・善・美」に対抗し、「人・前・利」とした、
家康の方針である。真(まこと)というものに、人を当て、人とは信仰を持ち動くもの
。として、「ならばその傲慢な思想を捨てよ、方針を変えよ。人とは哀れなんだ。」と
説いたのである。有名な「人生は、重荷を背負うて 坂道を行くが如し。」という訳で
ある。そして、この「三河一向一揆」であっても、「三方ヶ原の戦い」であっても、「
伊賀越え逃亡」であっても「過去」や「前の立ち位置」「前文化」にこだわったのであ
る。この一揆で 三っつの強力な門徒寺の打ち壊しにしても、昔は野原であったろう。
と言い張り、伊賀越えでも、「昔は関係なく人が通った。ならば行こうではないか。」
と、自領に戻っている。「三方ヶ原の戦い」であっても、撃って出よ。としたが、直ぐ
に追撃が罠だ。と知っては、直ぐに城に戻って命を助かっている。言わば臆病者である
性格を持ち続けて生きていた。江戸時代を御触れ書を出して、次々と鎖国したのも、自
分の薬の調合を自ら漢方薬を作ったのも、全ては過去に学んでの事だった。その中で、
自分の利を、目ざとく探している。岡崎城を無理にでも建てて、信長の城を真似ての、
交易中心の街を作った理由も、自分の利する所を探った為だ。伊賀越えで命があったの
も、実は信長指定の宿に泊まらず、自分の味方とする茶屋四郎次郎の店に泊まっていた
からである。そもそも何故信長が「本能寺の変」で三日天下とされた、明智光秀の手に
落ちたのか。これは今でいうイノベーションを求める大層な改革男だったから。と言え
る。元々虚けものとして青年時代を過ごし、兄弟を蹴落として成り上がった者として見
られていた。従って明智のみならず、家康からも、秀吉からも嫌われていたのである。
、その象徴として明智光秀は虐められていた。のである。イノベーション=改革変革は
西洋式の考え方である。それを受け入れた信長に非があるのである。

192 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/03(金) 14:56:56.48 ID:Z7PteR4lM
  新経済論おにゅ〜〜う     293  現代と未来社会を考える。

 なぜ世界各地で戦争や紛争は続くのだろうか。ウクライナ紛争の原点「アメリカvs
ロシアの終わりなき闘いは、かくして生まれた。」と反共政策トルーマン・ドクトリン
とドミノ理論がある。実は、第二次世界大戦後に始まった「冷戦」が、大きな影響を及
ぼしている。つまり、「冷戦」とは一般に、米・英を中心とする資本主義国とソビエト
連邦(現在のロシア)を中心とする共産主義国の闘いと、長年されてきた。しかしして
、それは表向きの説明にすぎない。冷戦のリアルを「地政学」というツールを使って解
き明かしていくと、全く違うその本質が見えてくる。それが、今の報道解説や政府側の
公式見解などのマスメディアの報道ではわかりづらい「THE TRUE HISTORY」だろう。か
つて、ギリシャ内戦のギリシャ右派への支援を、イギリスから引き継いだ1ヵ月後の、
1947年3月に、アメリカのトルーマン大統領は、ソ連による共産主義の拡散と闘うこと
を議会宣言して大勢の拍手を浴びた。これをもって「共産主義との闘い」が、まがりな
りにも、正式にアメリカの根本政策となった。その時に示された反共政策が、「トルー
マン・ドクトリン。」と呼ばれるものだった。ドクトリンとは外交の正式な根本政策を
指す言葉で、日本語で言う教示である。つまりゆるぎない基本方針が受け入れられたの
である。同年7月、トルーマンは、「もしギリシャで左派が勝てば、周辺国がドミノ倒
しのように次々に共産化してしまう。」との主張を始めた。アメリカ政府は、ギリシャ
とトルコを、ソ連の脅威から守るために無償の経済・軍事援助を行うことを作成決定し
、トルーマンは4億ドルの支出を議会に求めた。こうしてこの時のトルーマンの主張は
ドミノ理論と呼ばれ、その後も、アメリカが「各国のソ連の影響力の拡大を防ぐために
なら、どんな政権であろうが支援する。」と言う理由と根拠になった。

193 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/03(金) 15:29:21.37 ID:uc+wODuat
  新経済論おにゅ〜〜う     294  現代と未来社会を考える。

 ここで、「どんな政権でも」とは、「たとえ国民を抑圧する独裁政権でも」という事
も意味している。その根底にあったのは、「たとえ、全体主義の 極右独裁政権でも、
共産化を防ぐためならかまわない」との、なりふり構わずの指針やガイドラインだった
のである。何故か。それは狂気の時代だった。傲慢な人類史時代だった。としか言えな
い。そして流行に乗る様に、このトルーマン・ドクトリンこそ、その後に途上国で数々
の戦乱が発生する最大の要因となるのである。日本が敗けて、ポツダム会談で、トルー
マンの補佐官を務め、後にアメリカ大統領になった司令官のアイゼンハワーは、「あの
時ギリシャとトルコを押さえておかなかったら、あの地域が、ドミノ倒しの最初の駒と
なって、間違いなく世界中へと共産主義が広がっていっただろう。恐ろしい事だ。」と
語っている。結局、この時のギリシャの内戦は、1949年10月に、内政干渉し共産ゲリラ
が降伏して、終了した。彼らの敗北の決定的な要因となったのは、彼らが、ソ連に軍事
援助を求めたため、ソ連と対立していた ユーゴスラビアのチトーが支援を打ち切った
ことであった。チトーはイギリスとのつながりも維持していて、西側との繋がりを重視
していた。このギリシャ内戦については、その後に起きた多くの出来事に埋もれて、今
では語られることもない。しかし、語られないギリシャ内戦の結末は、同国の政府軍に
1万6000人近い戦死者と3万9000人近い負傷者を出し、左翼ゲリラには推定およそ5万人
の戦死者、非戦闘員や一般の民間人に推定15万8000人もの犠牲者を出す、悲惨な内戦で
あったのである。右派の勝利により、その後のギリシャは、独裁政権による抑圧的専制
政治が続くことになった。が、アメリカがギリシャに民主主義をもたらそうとしたこと
はなかった。労働者の統一戦線から、独自路線を採ろうとするチトーと、スターリンと
の対立が深まり、1943年に解散したコミンテルンの後身に相当した相互互助主義のコミ
ンフォルムから除外されたのであったのだ。

194 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/03(金) 15:29:43.26 ID:uc+wODuat
  新経済論おにゅ〜〜う     295  現代と未来社会を考える。

 コミンフォルムは、コミンテルンの解散以来、初の公式な国際共産主義互助運動であ
った。コミンフォルムにより第二次世界大戦後の世界秩序の変革が確認され、東側諸国
が一致団結して独立と連帯が誕生した。1943年に解散したコミンテルンの後身に相当し
、コミンテルンが労働者の統一戦線樹立を目指したのに対して、コミンフォルムでは、
各国共産党の「情報交換」やソ連の指導の下で共産党間の「活動を調整」することが、
主な目的とされた。また独自の新聞『恒久平和のために人民民主主義のために!』の、
発行母体になっていた。コミンフォルムの活動拠点は、当初はユーゴスラビア連邦人民
共和国の首都ベオグラードに設置されていた。独自路線を採ろうとするチトーとスター
リンの対立が、1948年6月に組織からユーゴスラビアが追放されると、ルーマニアの、
ブカレストへと移された。これが、後のユーゴ内戦の下地となっている。設立前には、
チェコスロバキア、ポーランド、ハンガリーなどは、西側のマーシャル・プランによる
援助を受ける事になっていた。が、スターリンは、ソ連の勢力圏からの離脱は許さずに
マーシャル・プランに、武力抗争しても参加させなかった、それに代わりにソ連の外相
ヴャチェスラフ・モロトフがモロトフ・プランを提唱した。これはソ連による国際組織
で、最終的に経済相互援助会議(COMECON)に発展した。ソ連がコミンフォルム加盟政党
への統制を強めるにつれて、1950年1月6日、機関紙『恒久平和のために、人民民主主義
のために!』に発表した「日本の情勢について」の中で、米軍主体の占領軍を解放軍と
規定して、平和革命を掲げた日本共産党の路線に、誤りと指摘し烙印を貼った。この時
干渉のため日本共産党は、所感派や国際派などに内部分裂し、更にその後党の武装方針
を定めた51年綱領が打ち出された。コミンフォルムはソ連のユーゴスラビアとの和解、
及びスターリンの死後に、ロシア国内にスターリン批判を受けて1956年に廃止された。

195 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/03(金) 15:42:23.72 ID:uc+wODuat
  新経済論おにゅ〜〜う     296  現代と未来社会を考える。

 トルーマン宣言は、冷戦時代の東西の対立が「資本主義」対「共産主義」というイデ
オロギーの対立を軸として始まったことを明確に示した。ものだった。この対立には、
トルーマン宣言とともに、冷戦システムの競争の構築を促し、世界中に急速に広まって
いった。だが序章で述べたように、その対立はドイツでナチスが台頭する前の時代に、
すでにヨーロッパに存在していた、定格の予定工程のものだったのであり、その後ソ連
がコメコンを作ったコミンフォルムの右派版だったのである。戦後のアメリカが、戦前
のヨーロッパと違ったのは、アメリカは「共産主義の脅威」をキャッチフレーズに使い
、メディアやハリウッド映画を派手に使って国民へのプロパガンダ宣伝を進めてきてい
た。ということだ。一方のソ連も、戦後に世界各地へプロパガンダと「共産主義の輸出
」に力を入れなかった訳ではない。外国の左派政党や地下組織への支援を強化していっ
た。しかしながら、産業が年間半分を寒冷期に包まれるソ連邦での、農業技術も、機械
技術も発達・発展のスピードは限られていたのである。そして競うプロパガンダ。つま
り宣伝広告に綻びが出て嘘になる日がくる。いつの時代にも、強権的な支配者によって
専制や悪質な資本家に抑圧され、搾取されている国民と、貧困は世界にあふれている。
彼らにとって、共産主義が福音のように聞こえた。としても無理もないことだったに違
いない。また、そのソ連自身はどうだったかと言えば、国内が常に不安定で、共産党の
独裁政権にも、国民が抑圧されている状態は戦前も戦後も変わらない。という矛盾に満
ちた世界で進歩や進化は無縁の食糧給付の中だった。「資本主義VS共産主義」という。
「世界システム」が構築されると、東側はまるでカルト教祖・スターリンの独裁で埋ま
り1940年代には幾多の国民がシベリアに強制移住させられ、死に追いやられている。戦
時中にバルト海沿岸諸国、ベラルーシ、ウクライナ、ポーランドの人々も同様の扱いを
受けて、戦後も同じだったのである。戦後になって、ソ連の衛星国にされた東欧諸国の
人々は、傀儡の独裁共産政権に抑圧され続けた。

196 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/03(金) 15:57:34.84 ID:uc+wODuat
  新経済論おにゅ〜〜う     297  現代と未来社会を考える。

 もともと労働闘争は、近代に入り、産業化が進んで、経済が著しく伸びていき共和や
共済共栄の常識を取り戻す闘争だった。経済発展は、人類にとって、豊かさや安定を、
もたらすと信じられてきた。しかし、実際のところ、この経済発展は私たちの社会に大
きな悪影響しか与えて来なかったのです。それが途端に現れだした地球環境破壊などの
リスクであえう。あまりにも、経済成長を目指すために、目の前の利益を優先してしま
い、環境負荷などには盲目になってしまっていたのである。その結果として地球温暖化
や、生態系破壊、他には遺伝子操作や原子力発電や食料添加物、さらには治安の悪さや
就労形態の不安定化など、さまざまなリスクをもたらし、コロナ禍で躊躇になってきた
のだ。このリスクというのは、生活におけるあらゆるものに潜む事になった。これまで
の様な階級に関係なくリスクは全員に広まる特質となった。例えば大気汚染や食物連鎖
、放射線障害などにより、生きていく上で必要な空気、食物、衣服、住まいなど、生活
に入り込んできている。そのため、富の分配の場合、不公平に偏りのある分配がされる
傾向がありますが、リスクの分配は、遅かれ早かれ、全ての人に対して分配されます。
つまり、このリスクに対しては、貧乏であっても、裕福であっても、安全でないのです
。また、世界社会としてでしか、この問題への対処ができない。とされている。さらに
このリスクの恐ろしい部分は、知覚できない。という現実にあります。例えば、食品に
含まれる有害物質や、原子力による放射線などは目に見えません。そのためにこの危険
は、知識の中にだけ現れるので、誇張されたり過小評価されたりすることがあります。
また、そのリスクは社会が自由に定義づけすることができてしまいます。このことから
、リスクを定義する手段と、定義づける権限をもつ地位は、社会的にも政治的にも重要
になるのである。このリスクが見えないことから、政府や体制側からは、都合よく市民
に隠蔽されて説明され、そのリスクは見えないところで、どんどん大きくなってくるか
もしれません。それが中国を襲ったコロナ禍の正体である。

197 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/04(土) 04:36:14.61 ID:PctfilezR
  新経済論おにゅ〜〜う     298  現代と未来社会を考える。

 ファーザーツリーでもあるマザーツリーの巨木は、マザーツリーとされが森を一つに
つないでいる事が判明したのだ。この菌根ネットワークがもしニューラルネットワーク
を模しているとしたら、木々のあいだを移動している分子は神経伝達物質だろう。木か
ら木へと伝わる信号は、ニューロン間を伝わる 電気化学信号や化学物質にによって、
思考したり意思を伝達したりできる。と思い実験し、鮮明な結果やものが掴められたの
である。つまり、アマゾン内の巨木のネットワークは、若木の戦いを見て、自ら出す物
質によって、害虫対策やら苗木助成や栄養補給を、キノコの菌糸に託して匂い物質など
で会話していたのである。その上で、実はコントロールされた菌は、雲の中心核となり
雨さえも自由に降らせていた事が、今日的研究成果としてまとめられたのだった。「人
間の神経ネットワーク」との類似性からの「森林のネットワーク地図」から見えてきた
 私たちが自分の考えや気分を認識するように、木が周囲の木々を認識しているなどと
いうことがあり得るだろうか。しかも、会話する2人の人間と同じように、木と木のあ
いだの相互作用が2本を取り巻く環境に影響を与えるなどということがあり得るだろう
か。しかし実験から、木は人間と同じくらいの素早さで周囲を認識できるし、人間がす
る事と同じように、伝達し合う信号に基づいて 絶えず状況を判断し、調整し、制御す
るのである。こうした事の証明は海洋学の中でも意識変化が起こっている。今までは、
地球温暖化は二酸化炭素の大気汚染で起こり、飽和状態が来るので危険としていたが、
海洋吸収があると見直されて来た。が、ここにきてPH度、つまりアルカリ度の変化で
、微生物が死んで大変な生物ポンプの役割が消えると、大きく危険視されている。生物
ポンプとは、炭素を集積個物化して海底に沈殿させる作用である。つまり二酸化炭素を
、プランクトンの生物的食性反応の固化作用で採り込み、それを食べるオキアミなどの
食循環で海底沈殿させる事である。つまりは海洋の二酸化炭素取り込みは、微生物循環
で成り立ってPH濃度を生物の生きれる環境にしていたのだ。まるで人の胃腸の様に。
こうした自然環境の調整能力の経済的影響力に高さは 他に比らべるものがない。

198 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/04(土) 05:01:57.17 ID:exU1IhSHF
  新経済論おにゅ〜〜う     298  現代と未来社会を考える。

 そもそも、我々が今の文明のエネルギー源としてるのが、そうした菌や微生物に拠っ
て、集積精製化された、長い歴史によって貯められた石炭や石油の掘削採取で賄わてい
るのである。これをゴールドラッシュ並に、早く掘り当てて使ったもの勝ちにした形が
資本主義の体制である。それらが手つかずに残された、極寒の地は、太古の昔から食糧
の動物、例えばマンモスとか、生物進化の墓場であったのだ。従ってロシアの国は別と
してロシアの地やアマゾンの地などは、冒しべからずの地であろう。新天地のアメリカ
の資本主義は、在留のインディオとは全く相容れないままに進出してきたのであった。
共和党と民主党の主張の違いは、小さな政府か大きな政府というぐらいで、どちらも、
この暴力的権利奪取の資本主義が英国から輸入され、歴史上根付いている。そのため、
平等よりもMeritocracy(実力主義 )で、結果次第で報酬が違うのは当たり前。という
考え方が浸透している若い国家精神のままだ。また、大統領が民主党から出るか共和党
から出るかで、政府の役人のトップまで入れ替わるシステムを持ち、国家と言う組織の
継続性は、辛うじて少し残るぐらいで、この二大政党での方針変更は大きく、国家とい
う経営とは相容れない思考や考えを、精一杯合わせて詰め込んだ状態となって、世界は
進んできた。従って、経済浮上やGDP向上という多国間競争と、国内の共存共栄平和
理の生活の安全保障とは、常に財政規律での対決予算となっている。歴史上ヨーロッパ
社会では、アメリカとは違い、社会主義すなわち結果平等を求める党が幅を利かせてい
る。そして、官僚は政権政党が変わっても、ほとんど変わることがない。政治家が選ぶ
のは大臣や副大臣クラスまで。事務次官は、それぞれの官僚組織が自分たちの尺度で、
人選をしている方式を採ったからだ。

199 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/04(土) 08:53:37.93 ID:PctfilezR
  新経済論おにゅ〜〜う     299  現代と未来社会を考える。

 日本型が「社会主義」と言われる理由の1つが、官僚システムの中での、事務次官の
候補が決まってくることにある。そしてキャリア官僚はどこの国もそうだが、金持ちの
ことが嫌いであって、国の継続性と基幹業務は継続する方向にある。もともと地政学的
環境は、そうたやすく変わらない。政党や政府首脳が変わったから、0や1からのスタ
ートなどと言う幼稚な思考は新天地ならではのやり方で、この思考が多くの戦争を産ん
だ。過去の西洋の戦争や大陸の戦争はそうやって、侵略や征服を繰り返してきたのだ。
それを止めたのが、大規模な機械化であり原子力である破壊兵器の威力だった。自分達
こそがエリートで、ビジネスで成功した奴らよりも、自分たちの方が大学での勉強は、
できたという意識が強いテクノクラート達は、その分渾を詰めて純真に国家建設遂行に
向かった。しかも、日本では、和を以て貴しとなすと言う精神が著しく、万世一系(ば
んせいいっけい)の根強い大和民族の思考が単一民族国家とさせている。そのために、
日本は世界で一番「成功した社会主義国」と言われるのである。不動産バブルが弾けた
後の30年間を見ても、爆発的に成功した新興企業の数など、あまりにも少ない。その為
に起こる貧富循環はなく、その経済格差は、ヨーロッパと比べても実は小さいのである
。もちろん、この30年間に新興企業が世界的に成功した中国やベトナムよりも、貧富の
差は少ない。財務省は、どこかの段階で国の「放漫経営」に国民が気づくと、ハイパー
インフレが起こり、金利が上がり、国債が暴落し、国債を大量に抱えている金融機関が
潰れてしまう。という悪循環を恐れている。この恐れに、やっている政治体制というの
は、一気にインフレになろうが、貧富の差ができようが「経済にカンフル剤を」と言う
余りにも矛盾した西洋嗜好の40代・30代の若者などで、活躍する若きオピニオンリーダ
ーたちの言い分であり、国民民主党や平成新選組こと維新の会であるように見える。こ
の無茶苦茶な世界秩序のない論理が日本上陸70年、定着し、周辺諸国と共に自由社会
の維持に悩むのである。

200 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/04(土) 09:00:17.24 ID:PctfilezR
  新経済論おにゅ〜〜う     300  現代と未来社会を考える。

 この日本の政府のスピードの遅さは、首相が変わっても、変わらないのが、不思議で
しょうがない。安倍元総理は経産省、岸田首相は財務省官僚を登用して、際立って手続
きの正しさが補完されたが、基本の国会改革はまずもって明治時代のままの性善説での
君子立志での運用である。根幹の日米安保の協約協定は、常に隠され、アメリカのふざ
けた政治判断が賞賛され、独自外交も無く米国追従のままだ。野党もこうした与党姿勢
を批判するかに見えても、「夫婦別称・同性婚認定」など、米国最先端の思考である。
与党が右派かと思えば、困った事に極右に近い野党意見なのだ。日本共産党にしても、
全くナンセンスな平和外交論の極右なのだ。国民民主党の玉木党首は、財務官僚出身で
あるにもかかわらず、伝統的な財務官僚の考えとは違ってて。インフレになる前にコロ
ナ禍では、まずは、大量に財政支出・金融緩和に両方をやって、全体に金持ち気分をあ
げて、税金で取り戻すという考えを披露した。この方法も、早くやらないとインフレが
起こってからではやりにくくなってしまう。、岸田首相は新資本主義っていう格好の良
い言葉だけで資本主義が分かってない、中身がないのではという批判を推薦してくる。
確かに金融資産に税金をかけ、富の分配を、税の再分配効果で公平にするといったイメ
ージが強く、日本は資本主義ではなく社会主義を目指しているのではないか。と言われ
てしまう。安倍総理時代には、経産省出身の今井氏が行政を担い、伝統的な経産省的な
考え方で政策立案。対して、岸田首相が開成高校・財務省出身官僚を登用している。と
言われていることにも表れている。すなわち、今年の参院選では自民党が大勝して岸田
政権が長期政権になる。とメデイア報道していても、このポリシーのないコロナ対策へ
の不満なのか、なぜ対峙する政策が両立しているのかよくわからない政策が目立つ。与
党も野党も、同じ環境の土台の認識を統一し、敗戦国日本が米国の従属国にならずに、
独立同盟国として来た路線を変えず、ふるまうべき姿を、論じて欲しいものである。

201 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/06(月) 17:59:59.65 ID:RaqC8qgDy
  新経済論おにゅ〜〜う     312  現代と未来社会を考える。

 『変異する資本主義』でも論じられるように、アメリカにおける主流派の経済学の、
政策論は、2010年代中に、大きく変わった。オバマ政権下で大統領諮問委員会委員長を
務めたジェイソン・ファーマンによれば、かつて主流派経済学者は、積極財政について
「短期的な景気刺激策としては有効かもしれないが、長期的な経済成長には、効果がな
い」と、一貫して主張していた。積極財政は金利を上昇させて民間投資を抑制すると言
う(クラウディングアウト)だろうというのが、その理由の一つである。ほかならぬ、
ファーマン自身も、かつてはそう考えて、積極財政に否定的であった。日本でも、有数
の経済学者や評論家が「財政出動は、単なるカンフル剤に過ぎない。経済成長のために
は、構造改革などによって生産性を向上させる成長戦略が必要だ。」という主張をする
のが主流であり、よく耳にしたことがあるだろう。ところがである。2016年、ファーマ
ンは、それはもはや「古い見解」だと断じたのであった。では、主流派経済学の「新し
い見解」とは、どういうものでどういう事だったのか。低金利の状況下で、財政刺激策
は非常に有効であり、民間投資を抑制するどころか、逆に呼び込む(クラウディング・
イン)事すらある。という主張である。その結果で、金利は上昇するかもしれないが、
それは好ましいことである。と結論づけた。さらに、財政支出先が 適正なものである
ならば、財政拡張は継続してもよい。これが主流派経済学の「新しい見解だ。」という
のである。同じ年に、連邦準備制度理事会(FRB)の議長を務めて、現在は財務長官であ
る経済学者ジャネット・イエレンもまた、「危機後のマクロ経済研究」といういい加減
な、注目すべき講演を行っている。ここで言う「危機」とは、2008年の世界金融危機の
ことなのである。これがMMT理論の拡大消費論に繋がった。つまり低金利でも高金利
でも、プッシュ経済、サプライサイド型の好景気ならいいじゃないか。というのである


202 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/06(月) 18:14:32.65 ID:RaqC8qgDy
  新経済論おにゅ〜〜う     313  現代と未来社会を考える。

が、このサプライサイド経済学は、基本、民間部門の活力を活性化で、国の経済を復活
できる。として日本で一般的に言われる構造改革論を後押しし、サプライサイド経済学
を推した。が、基本は、資源を公共部門から民間部門へ、消費財から資本財へ振り分け
、生産力増強と物価水準の安定を目的とする経済政策だが、日本ではただの無駄予算を
積み上げたに過ぎなかったのだ。この考え方を指す様な、具体的な政策としては所得税
の減税措置、政府支出の削減、政府規制の緩和などが挙げられるが、いずれも公共部門
の負担の低減、或いは手続きの簡素化や効率化であり、市町村役場にATMを置くとか
、地域物産の振興で一村一品を図るとか、産業振興であり、交付金のバラマキではない
のであって、果たしてここ20年間で国会経費や議員歳費の縮小とか、事業経費の削減
は、全然起こってないのである。この講演でイエレンは、ファーマンの言う「古い見解
」は間違いだったと主張したが何が間違いだったのか。 2008年の、世界金融危機は、
積極的な財政金融政策によって、とりあえず克服され、景気は回復しているが。ところ
が、危機後の経済成長率は、危機前の水準に戻ることはなく、低位で推移したのである
。それは、なぜか。イエレンは、世界金融危機による需要の急減が、供給側にもダメー
ジを与え、しかも後遺症(経済学では「履歴効果」と言う)として残った結果、潜在的
な経済成長力が低下したのではないか。と考えたからだ。つまり、日本を見て分かる様
に、守銭奴たちの受付が、より多くの雑務や経費を抱えて行くという事を考えなかった
のである。中国には、上に方策あれば、下に抜け道あり。(上有政策下有対策)と、言う
格言がある。正に人は抜け道を作ってでも動くのである。実はそこに議員の知恵が国家
を救うのだが、が、逆にその善からぬ商人と結託し、わざわざ抜け道の特別枠や基準外
を作るのだから 経済論が成り立つはずもない。

203 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/10(金) 10:36:35.15 ID:mkmSmRuWh
  新経済論おにゅ〜〜う     314  現代と未来社会を考える。

 中国には「上有政策、下有対策」という有名な言葉がある。元々は国に政策があれば
、国の下にいる国民にはその政策に対応する策があるという意味だが、現在では「決定
事項について人々が抜け道を考え出す。」という意味で使われている。ここではいくつ
かの実例を挙げてみて、「上に政策あり下に対策あり」の原因を探ってみる事にする。
1)「最大限の利益追求」 利益を追求するあまり、政策の本意を故意に歪曲したり、
  法律の主旨を外れ、抜け道を探す者が出てくる。 ...
2)「公権力の商品化」 公権力の商品化とは、権力が資本の利益を追求すること。 ...
3)「政策の欠陥」、政策の欠陥としては、度重なる政策変更や、政策が、複数の部門
  から出されるなどの事による、錯綜する権益の起因で、合理性の欠如、整備の不足
  や相矛盾する政策の、玉虫色の合意による実行などがある。 ...
4) この一貫性も合理性もない玉虫色の合意は、政策実行時の監督欠如、管理不行届き
  現場の混乱、更に高負荷、頻雑書類、組織の非効率乱雑化を産み決定推移の複雑化
  と現場判断の細分化をもたらす。...
そこでイエレン議長らは、1970年代にアーサー・オークンが論じたような「高圧経済(
high pressure economy)」なる概念を持ち出した。「高圧経済」とは、需要が 十分に
あって、労働市場がタイトな状態の経済を指す。言わば、デマンドプル・インフレ傾向
の状態にある 経済である。この高圧経済の下では、大きな需要が存在することから、
企業は積極的な投資を行えば、生産能力を拡大する。また、技術開発投資や起業も活発
に行われる。雇用機会が十分にあり、労働市場がタイトであるため、労働力はより生産
的な仕事へと移動する。ディマンド・プル・インフレーションとは、需要(通貨量)が
過度に増えることで引き起こされるインフレのことで、日本では需要インフレーション
とも言っている。

204 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/10(金) 10:37:05.58 ID:mkmSmRuWh
  新経済論おにゅ〜〜う     315  現代と未来社会を考える。

 ディマンド・プル・インフレーションで、需要(通貨量)が過度に増えることで引き
起こされたインフレの、需要インフレーションでは、疑似の通貨量(マネーストック)
の拡大が起こる。景気が好調であるときに拡大し、好景気で需要が拡大して物価が上昇
すると、企業収益が増えて、賃金(所得)が増えて需要が拡大する。という好循環を生
み出す。と言う理論である。需要型のインフレは、経済の好循環がもたらすところに大
きな期待がある。需要(通貨量)が増える原因としては、大きく3つの原因が考えられて
いる。(1)景気の過熱、(2)経済政策の失敗、(3)軍事費の膨張 が言われている。
(1)「景気の過熱」という事では、好景気では取引が活発化し、お金が多く使われる為
、通貨量は増える。こういう時は、生産も増えて、需要も増えるという好循環に入る。
しかし、フル操業でも、完全雇用水準の生産量に到達すると、工場の満杯のフル稼働で
あれば、でこれ以上生産量を増やせなくなる。したがってその為に、需要の増大が続く
と、超過需要が生じてしまい、物品不足から物価上昇になる。と考えられている。
(2)「経済政策の失敗」は、各国政府で起こっている。政府では できるだけ完全雇用
を実現させるために、財政支出(公共事業)や金融緩和という「需要(通貨量)を増や
す政策」を行う。しかし、これらの政策は、必要以上に行われると、超過需要が生じて
しまう。実は米国のコロナ禍でも起こっていて、コロナ給付金による急激な需要回復に
中国送りの物資が発注多発で停滞し、コンテナ不足と輸送不足、一般運輸のドライバー
不足となった。その上市中の商品不足で物価高騰に、拍車をかけるウクライナ紛争での
原油高騰が襲った。通常は、公共事業のやりすぎが原因の、インフレを財政インフレ、
行政省庁の破綻、金融緩和の行き過ぎ、などが原因の信用インフレが多い。

205 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/10(金) 10:57:13.83 ID:mkmSmRuWh
  新経済論おにゅ〜〜う     316  現代と未来社会を考える。

 ディマンド・プル・インフレーションで、一番深刻なのは (3)軍事費の膨張という
問題である。軍事費の膨張が引き起こすインフレを、軍事インフレという。軍事支出の
規模は、政府が独断(専管事項)で決めるため、超過需要に陥りやすいという問題があ
る。いわゆる、日本で言う軍事特需である。今の日本の様に、未来の孫に押し付けた、
政府や軍部発行の国債や地方債・軍部債を発行し、かつての江戸徳川時代よろしく藩債
の様に無限に独自に発行し、公共事業として行われる手法である。したがって、政府は
公共投資によって需要拡大し、高圧経済の状態を作り出す。と盛んに公言する。このこ
とができれば、民間投資も誘発され、供給力が高まり、経済成長は可能となる。しかも
、高圧経済を維持するためには、政府は財政支出を一時的に拡大するだけではなく、長
期間、継続する必要があっても、それらは買い手がいる以上、永遠に行われる。かつて
米国には、自由民主主義の拡張戦争こそ公共事業と言った議員がいて、それで報道でも
戦争はアメリカの公共事業と言う非常識な常識が報道機関の解説に載った。端的に言え
ば、積極的な財政金融政策は、もはや単なるカンフル剤ではなく、長期の成長戦略でも
ある。ということになる。これは、ファーマンの言う「新しい見解」である。この「新
しい見解」を表明したイエレンが、バイデン政権下で財務長官に就任した。積極財政が
経済成長をもたらす。と言う図式の思惑だ。しかし、日本における立場は深刻である。
ドイツと同じく、防衛をないがしろにしての、例えばウクライナ紛争の様に反撃力もな
く、消滅の危機に陥ってもいいのか。孫にツケが残るとしても、ちゃんと防衛力軍事力
を増強させてこそ、正しい国家経営であろう。と言う物だ。そこで日本は、トマホーク
ミサイルを買いイージス艦を増やす。ドイツでは2%の防衛予算では全然足りないとの
声明である。

206 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/10(金) 11:06:58.77 ID:mkmSmRuWh
  新経済論おにゅ〜〜う     317  現代と未来社会を考える。

 では、財政政策が経済成長をもたらすという「新しい見解」は正しいのであろうか。
ここに、クレディセゾン主任研究員の島倉原氏が作成した図がある。OECD32ヵ国と中国
について、1997年〜2015年の間の財政支出の伸び率と、名目GDP成長率の相関をとっ
たものがある。見て明らかな通り、極めて高い相関がある。そして、財政支出の伸び率
が最も低く、GDP成長率も最低水準にあるのが、日本であるのだ。過去20年もの間、
どの国よりも財政支出を抑制し続け、そしてどの国よりも成長しなかった国、それが、
日本と言う結果になっているのである。「古い見解」に固執する健全財政論者は、この
不都合な図を見せられると、狼狽えする。更に苦し紛れに「これは、相関関係であって
、因果関係ではない」と言い放つのが常である。要するに「財政支出の拡大が経済成長
をもたらしたのではなく、経済が成長したから財政支出が増えたのかもしれないではな
いか。」と言う。もちろん、この図だけでは、因果関係は説明できない。しかし、積極
財政が、経済成長をもたらすという因果関係については、すでにイエレン議長が説明し
た通り名目上は立証されるのである。他方、「経済が成長したから財政支出が伸びた」
という因果関係を想定するのは、相当に無理がある。なぜなら、財政支出を拡大しても
経済成長はできない。という「古い見解」が正しいならば、経済が成長したからといっ
ても、それに合わせて財政支出を増やさなければならない理由はないからだ。。むしろ
、財政支出を積極的に抑制することで、経済を成長させた国があってもいいはずだから
だ。ところが「経済成長率は高いが、財政支出の伸び率は低い」という国は、何処にも
ないのである。ここに統計学や欧米流の現代経済学の嘘が滔々と積み上げられているの


207 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/10(金) 13:48:00.20 ID:W82xHb7g7
  新経済論おにゅ〜〜う     318  現代と未来社会を考える。

 ここで少し経済学の中間おさらい。と言うことで、常日頃、ニュースで盛んに言われ
る「GDP(国内総生産)」という聞く言葉を、考えてみよう。、経済学においても国
の指標とされるのが「GDP(国内総生産)」で、この指標は大事な要素となっている
。国の経済の規模を測るときに、最も使われる国の価値を判断する金融指標なのである
。それでは一体、このGDP(国内総生産)とは何でしょうか?初心者の方でも簡単に
わかるように言えば、「 GDP = 一定期間に国内で生産された 付加価値の合計」と
答えられる。これだけで「そういうことか!」としっかり理解するのは難しいだろう。
細かく分解すれば、『一定期間に国内で生産された付加価値の合計』という部分の解説
しよう。『 GDP (国内総生産)= 一定期間に国内で生産された付加価値の合計 』
ということの、この「一定期間」とは具体的にどのくらいを示しているのか。実はこの
中の期間と言うは、余り大事な事ではない。通常、1年間で計算し、年間通じて行われ
る集計で、暦年と言えば、1月〜12月に計算したデータ、年度版では、 4月〜3月に計算
されたデータということである。一番大事なのは、比較される相手と同じ時期同じ期間
のデータである事でグラフが描ける。という事である。従って現状の今の推移を知りた
い。一年も待ってられない。と言う人達の為に、3ヶ月毎に計算する半期計算の指標も
もある、第1四半期(4月〜6月)・第2四半期(7月〜9月)第3四半期(10月〜12月)第4
四半期(1〜3月)と言ったものだ。このGDP (国内総生産)とは、その名の通り、国内
で行われいる総生産のことを言っているが、具体的に「国内で」が意味することとは、
何であるのか。実は、外国人であっても、日本国内で生産したものであれば 計上され
るという仕組みで「国内で」が意味することは、日本の国土、日本の法律、日本で生産
生産されたものが。という事を意味する。だから、逆に日本人の生産であっても、日本
の国外で生産した場合は、日本のGDPには計上されない。それがGDPの「国内で」と
いうくくりと言うことになります。

208 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/10(金) 13:48:22.47 ID:W82xHb7g7
  新経済論おにゅ〜〜う     319  現代と未来社会を考える。

 次に、GDP (国内総生産)における「生産された」とは何のことを示しているのか。
それには「GDPに計上されないもの」を覚えておく必要がある。計上されないものは
具体的に以下の3つになる。(1) 株価などの、資産価格の値上がり益は計上されない。
(2) 中古品は計上されない。(3) 土地の売買は計上されないし、株価などの資産価格の
値上がり益なども、計上されない。つまり、株価が5倍になっても10倍になって利益
が出ても、それはGDPには計上されないということになる。更に、「中古品は計上さ
れない」「土地の売買は計上されない」という事が何を意味するのか。と言う事である
。元来、人は土地には執着して生きているし、愛着も又ある。ところが、土地は、元々
あるもので、その年に生産されたものではない。そのため、計上はされません。又中古
であれば品物がその年に生産されたものではないので、計上されない。例え、その年に
生産されたものであっても、生産時に計上されているため、中古品は二重の計上を避け
る為計上されない。つまり、これは、西洋の革新主義に則った計算なのである。ところ
が、である。そうした革新主義を取っていながら、日本の税法処理は、資産課税を始め
幾つもの既存の検閲主義を取る。又議員内閣制も、実は二世三世が出る理由も保守権威
の持つ、家系主義とか地盤踏襲とか、ある意味地盤・看板・鞄の全てが、反革新の旗手
の持つ既存基盤主義にある。永続的とか、遺産とか、地産地消とか、現場主義など言う
言葉の持つ消費には、中央集権の管理下にないので、GDPにはかからないのである。
ここにイエレン議長は、「政府は財政支出が拡大するだけではなく、長期間、継続する
必要があっても、それらは買い手がいる以上、永遠に行われる。」と言う筋書きがある
。つまり、既存の価値の損失や、マイナス要因は、全く算定しないし、国民の、満足や
生活や幸せなどとは程遠い指標なのである。

209 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/10(金) 13:49:05.91 ID:W82xHb7g7
  新経済論おにゅ〜〜う     320  現代と未来社会を考える。

 では、「付加価値の合計」とは何ぞや。という事であるが、まず初めに「付加価値」
とは何か。この「付加価値」を理解することができなければ、GDP(国内総生産)を、
理解することはほど遠い。『付加価値』とは何かを理解することはGDPの理解に近づ
く。「付加価値」は、生産によって新たに加えられた価値とされる。総生産額から原材
料費・燃料費・減価償却費などを差し引いた額。言わば売り上げが総生産額とすれば、
その制作の為の他の購入費を引いた額であり、いわば人件費と事務所費である。簡単に
解釈すると、何かを生産するときに掛かった費用を売り上げに引いたものが付加価値と
言う事になる。つまり、売り上げ ー 費用 = 付加価値ということで、給与を高くし、
物価を上げて生活するには、先ずはピンハネできるような高価な販売価格にしろ。と言
う指標となる。例えば、日本にあるパン屋さんが100円のパンを1個生産したとします。
パンを作るには「小麦粉やバター、水」と「工場や店舗」が必要である。これらで材料
を30円で集めたとする。ここで単に売り上げや生産合計だと、100円(パン) + 30円(小
麦粉 バター 水) = 130円と言う数字が上がってくる。1個100円を生産したのに対し、
130円となってしまうと、小麦粉、バター、水 の材料費を二重計算してしまったことに
なる。パン屋さんは 100円のパンを生産しましたが、材料費の30円は、別のお店で生産
されたものなので、材料費の30円はパン屋さんが生産したものではない。ということで
、パン屋さんの生産した価値(付加価値)= 100円(売り上げ)- 30円(材料費)= 70円
であり、この場合、パン屋さんが生産した70円の価値が『付加価値』ということになる
。そして、この付加価値を従業員と株主で分けるというのがパン屋さんの構造になる。
つまり、本来のGDP(国内総生産)の「付加価値の合計」は、純生産量の総計で、何
を意味するのかイメージができたと思います。生産するときに掛かった費用を売り上げ
から引いたもの。これが付加価値なのである。

210 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/10(金) 13:49:32.79 ID:W82xHb7g7
  新経済論おにゅ〜〜う     321  現代と未来社会を考える。

 これは意外にもシリアスなもので、例えば勝手に生きてる魚であっても、森林の樹木
であっても、資本家の視点では生産物の価値の中に組入れられる。つまり、例えば机が
生産資源という事でも、机が出来るまで工程の機械や工賃が経費やあるので0円の材料
費とはならない。更に魚の販売でも同じにGDPに組み入れられるが、魚の材料費は0
円だが、漁業者の手で市場に出された途端に材料費として登るのである。畑なら種まき
や水かけなど、それなりに育てる作業があって、農家にその付加価値の存在は理解でき
る人も多いだろうが、森林伐採や海洋資源の根こそぎ漁に於いても同様の計算が起こる
。これらを理解することで、GDP(国内総生産)は、一定期間に国内で生産された、
付加価値の合計であること。がわかるが、GDP(国内総生産)は固定資本減耗を含ん
でいない。つまり先の「工場や店舗」の諸経費と継続の保守点検修繕費である。GDP
(国内総生産)を計算する上で大きな注意点がある。この国土の損耗や森林の損壊など
が、あります。「固定資本減耗」の意味を知っていたら、逆に凄いというくらい普段は
聞き馴染みがない言葉だろう。固定資本減耗とは、生産によって機械などの性能が落ち
て価値が下がることである。例えば、パソコンを仕事で使い続け、重くなったら購入時
の状態を保てません。そのことを固定資本減耗と言う。しかし、それで生産性が落ちて
しまっても、実際それによって何円分の生産が落ちてるのかはわからない。つまり原因
はあってもそれを理由に、固定資本減耗自体が、不正確なデータで、GDP計算には、
計上されない。先の海洋資源や森林資源の原資と同じに、山が禿山になり動植物の生産
どころか、水資源の枯渇や、災害の山崩れが起こっても計算されないで、唯々年間生産
量が落ち込む結果のみなのである。

211 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/10(金) 14:14:32.04 ID:W82xHb7g7
  新経済論おにゅ〜〜う     322  現代と未来社会を考える。

 こうしたGDPの問題点を以っていながらも、GDP指標が金科玉条の様に拝崇され
資本家の解説や政府の紙面に踊り出ているのである。GDPは市場価格が原則なので、
自然環境の悪化などが考慮されていないのと同時に、もう一つの問題がある。これらが
国内総生産を表した数字なので、生産する上で、燃料を使用して多量に排気ガスを排出
しても、GDPでは測ることができない。それどころか、このGDPの持つ、生産拡大
主義を止められないでいる苦悩がある。この事は、企業の生産量を上げたいという思い
から、労働者の労働時間が増えてしまったり、人間関係の悪化などが考慮できないでい
る。中国のウイグルの強制労働環境や、ウクライナ紛争、或いは北朝鮮のミサイル発射
など、諸問題がGDPの外にある。がそれでも、指標としてGDPに与入れられて存在
するのである。戦争でも奴隷化社会でも国のGDPがある。起こる。・・当然といえば
当然だが、これらのGDPの問題点は、数十年以上も前から指摘されて世界中が問題視
しているが、世銀やIMFその他、一向に新しい指標や指針は出ては来ないのである。
また、こうしたGDPの推す積極財政は、インフレ圧力をもたらしてもいる。「古い見
解」を信じる日本の健全財政論者に至っては、積極財政は制御不能なインフレを引き起
こすと主張し、デフレ不況下での財政出動にすら反対してきた。だがこの時経済が成長
したら、財政支出を増やす。などという財政運営をしたら、極端なインフレになるはず
で、GDP数値内には、このデフレやインフレの表現力はない。又、、先ほどのグラフ
が示す通り、日本以外の国は、すべて日本よりも財政支出の伸び率が高いにもかからず
、この中に過剰なインフレで苦しんだ国など一つとしてない。との説明である。つまり
、このグラフで、やはり「積極財政が経済を成長させる」という「新しい見解」を裏付
ける解釈を進めてしまうのである。

212 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/10(金) 16:42:02.78 ID:W82xHb7g7
  新経済論おにゅ〜〜う     323  現代と未来社会を考える。

 「新しい見解」はすでにバイデン政権側は、イエレン財務長官の下で、検討採用し、
積極財政路線へと転換した。現在、アメリカではインフレが進んでいるが、これは原油
高や物流の混乱など供給側に起因するコストプッシュ・インフレであって、財政政策に
よるものではない。と見られている。ところが、日本は、依然として「古い見解」が幅
を利かせている。それどころか、矢野康治・財務次官が、「財務次官、モノ申す「この
ままでは国家財政は破綻する。」(『文藝春秋』(11月号))という論文を大真面目に
発表し、それを経済学者やマスメディアあるいは財界人がこぞって賞賛するという有様
である。「日本経済が、成長しなくなったのも当然であろう。間違った『古い見解』を
改められないのだから。」と言う声もある。ところが、経済学者の小林慶一郎氏は、「
文藝春秋」の中野剛志さんとの対談で、『矢野論文』で書かれた「国の借金が膨らみ続
けることで日本国債の格付けが下がり、金利が暴騰してハイパーインフレを招くシナリ
オ」に、一定の評価をしている。つまりこの「古い見解」を支持している。この矢野氏
の論文要旨は、(1)現在でも、国の債務は地方と合わせて1166兆円に上り、これはGDP
の2.2倍にあたり、先進国でも、ずば抜けて高い水準にある。(2)にもかかわらず政治
の世界では、数十兆円規模の経済対策や消費税率の引き下げなど「バラマキ合戦」のよ
うな政策論が横行している。(3) このままバラマキを続けて、国の借金がさらに膨ら
み続ければ、国家財政はいずれ破綻する。と言う危機感と提言である。これに対しての
「正統派の財務省の言い分がそのまま書いてある」という印象で、ちょっと財政破綻の
危機感を煽りすぎている嫌いはあるものの、大筋では同意する。矢野氏がイメージする
「財政破綻」とは、国の借金が膨らみ続けることで、日本国債の格付けが下がり、金利
が暴騰してハイパーインフレを招くシナリオだと思いますが、その懸念は私も共有する
ところではあります。更に国際的投資家の餌食になりやすさのリスクもある。と提言し
ている。

213 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/10(金) 16:42:29.77 ID:W82xHb7g7
  新経済論おにゅ〜〜う     324  現代と未来社会を考える。

 対談相手の中野剛志は、真っ向から反論した。第1に、日本財政の破綻を懸念した、
この論文自体が、日本財政の信認を毀損している点である。矢野さんがご自身で書かれ
ている通り、財務次官は、「財政をあずかり国庫の管理を任された立場」にあります。
学者や評論家ではない。そういう責任ある立場の人が、日本の財政について「タイタニ
ック号が、氷山に向かって突進しているようなもの」と書いたわけであり、そのことの
発表自体が、日本国債の格付けを下げて、日本経済全体に悪影響を及ぼすことになりか
ねない。日本財政の信認を守るべき 財務次官の姿勢としては、あるまじき行為です。
私が考える矢野論文の、第2の問題点が。そのタブー破ってまで、財政を掌る財務次官
が官僚として、「このままでは財政破綻する」というメッセージを発したのに、マーケ
ットがほとんど無反応だった点である。矢野氏のメッセージ通りに、日本が本当に財政
破綻に向かっているのなら、この論文が出た直後に長期金利が上がってもおかしくない
のに、実際には、0.1%に満たないままです。要するに、日本は 財政破綻に向かっては
いない。という証左であり。矢野さん自身の主張の、間違いを自ら証明した恰好になっ
ているです。しかし、すかさず小林言う「私はマーケットが反応しない状況だからこそ
、このタイミングで論文を出したんだ。と思います。つまり今はコロナの影響もあり、
日本はデフレ下にあり、日銀が国債を買い支える状況が続いている。だから論文が出て
も、金利や物価が急に上がる心配は、全くなかったわけです。問題は、日銀が買い支え
られなくなったときで、このままならいずれその日が来る。だから今、警鐘を鳴らすん
だというのが矢野さんの主張ですよね。そこを理解しないといけない。

214 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/10(金) 16:42:51.38 ID:W82xHb7g7
  新経済論おにゅ〜〜う     325  現代と未来社会を考える。

 が中野氏は食い下がった。「なぜ政府債務がこんなに膨らみ続けているのに、金利が
低いままなのか。『デフレ下だから』『日銀が買い支えているから』と説明されました
が、まさにそういう理由で、日本は財政危機ではないのです。そもそも、日銀が買い支
え続けることの、何が問題なのか。中央銀行が金利を抑えられるのだから、金利が暴騰
することはあり得ないだけの話です。それに、中央銀行は通貨を創造できる存在なので
、国債を買い支えられなくなるなんてことは起き得ません。」と言い「新しい見解では
違います。国債は将来の増税で償還しなきゃいけないと思い込んでいるから『将来世代
へのツケ』だと誤解するのです。国債の償還は、増税ではなく借換債の発行によって行
うべきです。それから、私は制御できないインフレは『基本的に起きない』と考えてい
ます。と言う。しかし、である。国債の償還を借換債で出来るなら、国家運営による税
は不要という話になり、まったく経済学でなく同意できない。これほど認識差の議論は
ない。同対談ではMMT(Modern Monetary Theory: 現代貨幣理論)について 言及された
。つまり、「自国通貨を発行できる政府は財政赤字を拡大しても債務不履行になること
はない。」という主張の正否を巡っての激論だ。また、過剰な積極財政で制御できない
ようなインフレが起きるか。財政赤字が通貨の信任を失うことはあるのか。政府債務額
には限界はあるのか。と言うロジックで話は進んだ。積極財政やMMTを巡る争点が、
確認され「財政赤字が制御不能なインフレを起こす可能性は低い」という立場を取る。
しかし、通貨への信認が失われることによって制御できないインフレが起きる。という
現象は何処でもいつの時代でも起こっている。経済評論家の加谷珪一さんも、大戦後の
ドイツや「高橋財政」後の日本経済に触れて、インフレをコントロールすることの難し
さを、これまで散々指摘している。

215 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/10(金) 16:43:13.15 ID:W82xHb7g7
  新経済論おにゅ〜〜う     326  現代と未来社会を考える。

 元々、「自国通貨を発行できる政府は財政赤字を拡大しても債務不履行になることは
ない。」という主張の正否を巡っては、答えが出ていて、日本は既にMMTの実験され
た国なのである。また「過剰な積極財政で制御できないようなインフレが起きるのか」
という事には、当然あるし、「財政赤字が通貨の信任を失うことはあるのか、政府債務
額には限界はあるのか」と言う問いは、日本の国債評価によるものだ。積極財政やMM
Tを巡る争点で確認されたのは、三つに整理されていた。(1) 日本政府は自国通貨を
発行し、国債は自国通貨建てなので、財政破綻しようがない。(2) 財政赤字の拡大は
金利の高騰を招くことはない。(3) 財政赤字が制御不能な、インフレを引き起こす様
な可能性は低い。として、「与野党の政治家たちは、こうした論点を踏まえた上で積極
財政を唱えているわけですから、矢野理論で「やむにやまれぬ大和魂」で、彼らを批判
するなら、先ほどの3つの点に論理的に反論すべきなんです。とくに2019年にMMT「
現代貨幣理論」の、「自国通貨を発行できる政府は財政赤字を拡大しても債務不履行に
なることはない」と主張している世界経済に、矢野論文は、自国通貨建て国債の性格に
ついても、金利についても、インフレについても、反論どころか言及さえしていない。
それで、政治家を「バラマキ合戦」呼ばわりですから、これは相当レベルの低い議論だ
。と扱き降ろす。しかし、「財政赤字が制御不能なインフレを起こす可能性は低い」と
いう立場は、今回の円安事情で大きく間違っている事が解る。つまり、世界の金利を上
げろの大合唱にも、日本銀行は、その手段が限られ、政府と言うよりは日本の資源輸入
の高騰は、直ぐに起こる事が立証されたのである。更に物価高騰ともなれば、ここでの
国債利払いを大事にするか、国民の輸入経済を維持するのかに、焦点が当てられ、ここ
で日本の外貨貯蓄を放出すれば、底なし沼の様な物価高騰にあえぐ事になる。その現象
は、ガスの切れたドイツ、年金支給で暮らすフランス、民間暴利で移民を働かせる英国
で起こっているのである。

216 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/10(金) 16:43:48.74 ID:W82xHb7g7
  新経済論おにゅ〜〜う     327  現代と未来社会を考える。

 もともと英国などは、ブレクジットによって、通貨への信認が失われることによって
制御できないインフレが、既に起こって来ていた。自国に北極海油田を持ちながらも、
ガスを売って外貨稼ぎするしかない英国では、あれほど泥炭も石炭もガスも産出しなが
ら、欧州最高の値上げをしているのだ。このことが日本の懸念されている事象である。
経済評論家の加谷珪一さんも、大戦後のドイツや「高橋財政」後の日本経済に触れて、
インフレをコントロールすることの難しさをこれまで指摘しているが、大国のアメリカ
でエネルギー自給率が高い中でも、国内の、例えば国家予算すらも、物価についていけ
ないでいて、議会の予算執行に待ったが掛けられている。確かに中野氏が言う様に端折
らずに言えば、これまで「財政再建か、積極財政か」の議論は国内外含めて山ほどあっ
た。しかし、この論争に関する積極財政派の主張は、ここにきて大嘘の論拠だった事が
明らかになったのである。この財政政策の「古い見解」vs「新しい見解」を巡っては、
結局この事態を受けて、健全財政論者の小林慶一郎氏他、旧来の理論の正しさが証明さ
れて、不健全予算の行き止まりが見えてきたのであった。つまりMMT理論は、特殊な
現状維持には、必要不可欠の賛成すべきものだが、大枠としては、異質な暴論で、騙る
べき政府や国家の亡国論の一端でしかなかったのである。ただし、今回解った事が2つ
ある。それは、各国の1人あたりのGDPで、国々の平均値や成長率が見えてきたが、ここ
で健全財政の国家に成長率が高く、北ヨーロッパは1人あたりのGDPが非常に高いことに
なっている事だ。この成長率が無いと「景気が良い」=「経済状態が良い」という概念
が産まれない事だ。各国の景気と発展は一致してるのだ。つまり健全財政のない所では
どんなにバラマキ財政を敷いても無駄という事である。もう一つは、積極財政理論が、
国際社会の戦力となっている事だ。つまり、貸金業のヤクザの取り立ての様にIMFや
世銀や世界経済が動いているという事で、借金が担保の様に動いているのだ。つまり、
国債発行が無ければ取り立て屋も要らない。それは信用がない。と言う設定が存在する

217 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/12(日) 03:22:13.51 ID:j3oD0zUyH
  新経済論おにゅ〜〜う     328  現代と未来社会を考える。

 そうした経過があっても、イエレンも、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長も
或いは、フォン・デア・ライエン欧州議長も、ゲオルギエバIMF専務理事、クリステ
ィーヌ・ラガルドラガルド欧州中央銀行総裁も、この異臭のMMT理論を離さず「新し
い見解」を突っ走る。これには理由がある。表向きは、SDG'S、やカーボンニュート
ラルに賛成だろうが、拡大市場論がなければ、これまでの各国で発行した債券が回収が
出来ないのである。GDPを見ることで、すべてではありませんが、世界各国の景気を
見ることができる。という観点からも先駆的役割を担うのは、ほぼ金融である。よく考
えれば、直ぐに解る。60年代に食うや食わずの中でも人々は住まいを建て、原油を買
い付け、日本の復興にまい進した。この時の原資は日本円の円債だった。ところが物価
が上がって、10円だったものが百円となり千円に移行した。国が払っていた金利でも
債権でも、10円のときの借金は、千円の時には千分の一なのだ。容易に返済する事は
可能であった。従って、人々は土地を買い住まいを建て、核家族化が進んで行った。が
そこで、日本は突然思いもしない場所に出た。アメリカは、戦時の軍事景気のままに、
ベトナム戦争をし、資源大国のロシアもアフガン戦争によって自国経済はガタガタだっ
たのだ。そして原油輸出の中東も、イスラエル問題で経済どころでなく、それに引きず
られて欧州経済も、輸出出来る国は限りなく少なかった。アフリカ・インド・南米など
今だ未開地だったのだ。日本は技術をあげ、持ち前の勤勉さで、アメリカに輸出攻勢を
掛けて欧州勢以上の安値の信頼できる商品を持って行った。ここで起こったのが空前の
バブルであったのだ。アメリカがベトナム戦争から身を引いた時、戦後不況が一国に、
襲った。ここでの双子の赤字は、農民の農作物が高くならない事を示していた。いわゆ
る穀物メジャーの買い叩きである。GDP (国内総生産)とは、一定期間に国内で生産さ
れた付加価値の合計である。この総計が必要なのは搾取が政府や大企業が行うからで、
更に拡大主義は、それが唯一の他を触らないで出来る拡大搾取だからだ。

218 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/12(日) 23:10:50.25 ID:uXNXKxYkS
  新経済論おにゅ〜〜う     329  現代と未来社会を考える。

 全米16位の資産規模を持つシリコンバレー銀行(SVB、カリフォルニア州)が、
経営破綻した。米メディアによれば、2008年に発生したリーマン・ショック以降で
最大の米銀破綻となる。米連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げが破綻の要因
とみられ、他の中堅銀行への波及も懸念される。アメリカの金融市場や 欧米の経済学
がどうなっているかは知らないが、少なくともイエレンや パウエルFRB議長あたり
は、米国を離れて、国際市場を見て行くべきであろう。コロナ禍では 多くの国で多く
の給付金を出した、それゆえに金利をあげての回収はセオリーだろう。ところが、日本
の黒田総裁は、馬鹿な事に汲々と緊急時でもないのに、平時にその手法を使って一緒に
利上げ出来ないそうした中にあっても、失態じゃない間違いじゃない。と記者会見し、
声明を発している。馬鹿もいい加減にしろと言うべきだが。まずアメリカも馬鹿である
。FRBを始め投資家たちは円安を喜んでいるかもしれない。ところが、日本の円は、
貴重なドルの購入者であり、アメリカの国債のお得意様である。近頃中国に抜かれたが
、この機になったて、ウクライナ紛争後は、どうもロシアのルーブルにシフトし、中東
原油でドルの基軸通貨仕様と同じ方策を持って対処しよう。と動いている。この事に気
に留めるべきで、もし日本の円がこのまま100円にならないまま推移するとしたら、
今の仮想コイン銀行の様になる。中国人達が持っていたビットコインは、今やほぼ中国
市中から消えて、強制的にデジタル人民元(CBDC)の発行と共に買い替えさせられいる
。今後に エネルギーセクターで、中国元の基軸通貨体制が築ければ、今の仮想コイン
銀行の閉鎖や破綻と同じに、米国債やドル銀行は軒並み担保割れで潰れて行くだろう。
その最初がSVBの銀行破綻で、中国関連破綻銀行。と言う訳だろう。つまり、世界は
、この前のリーマンショックより 恐ろしい事の前触れを早く消すためにも、同盟国や
ドル基軸の通貨圏の、とくに日本の景気を奪うべきじゃない。と言う話である。だから
結局日米協力のもと、100円〜120円の体制で行くしかないのである。

219 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/12(日) 23:11:15.10 ID:uXNXKxYkS
  新経済論おにゅ〜〜う     330  現代と未来社会を考える。

 小馬鹿理論に、フィリップス曲線というのがあるが、縦軸にインフレ率(物価上昇率
)、横軸に失業率をとったときに、両者の関係は右下がりの曲線となるグラフだ。この
グラフを、フィリップスが初めて発表した時には、縦軸に賃金上昇率を取っていたが、
物価上昇率と密接な関係があるため、縦軸に物価上昇率を用いることが多い。これは、
短期的にインフレ率が高い状況では、失業率が低下し、逆に失業率が高いときは イン
フレ率が低下することを意味する。と解されている。この物価上昇と失業のトレードオ
フ関係。つまり、フィリップス曲線は、短期において「失業率を低下させようとすれば
インフレーションが発生」し、「インフレーションを抑制しようとすれば失業率が高く
なる」ということを表した曲線である。とされていた。しかし、これが全くのまやかし
である事が1990年代に解っている。つまり、リーマンショック以前から、政府の政策が
重視されてから、レーガノミスク以降は、インフレと失業率が、相反曲線なのだ。と言
う事が理解せずとも、企業の経営者になれば簡単なもので、インフレとは、需要と供給
の相反曲線の中央値が価格を決める。とされる。当然バランスが崩れて、価格高騰すれ
ば、商品の出入金の金額は上がるのだ。この事で経営者は、実質販売個数や利益には、
全く関係なしに対応が迫られる。多くの商店主や経営者は、よっぽどの事情がない限り
継続の方法を探る、若しくは継続の対応に忙殺される。そうなると、やはり人手に頼る
事での営業なり経理なりに力を入れる事になる。それが1990年代までの動きだったのだ
。更に、期待インフレ率が上昇すると、名目賃金には硬直性があるため、実質賃金では
低下する。普通は、完全雇用が達成されていない短期において、この労働力価格の低下
を受けて雇用量が増加し、失業率が減少する。とみられるのである。つまりどういう形
であれ、物価が上がれば、人の給与は安くなって、各段に使いやすくなるからと言われ
ている。

220 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/12(日) 23:11:44.74 ID:uXNXKxYkS
  新経済論おにゅ〜〜う     331  現代と未来社会を考える。

 しかしである。現実には、オートメーション化が図られてから、そのグラフは地域性
を持ち、都市型では、大きく変化する。更に国別となると、この公式の様な定形とは、
全くならない。かつて日本では、低インフレは政策立案者と一般大衆にとって歓迎すべ
きものだったからだ。1990年代の日本の経験により、世界の経済学者と中央銀行の見方
は変わって、アメリカのゴリ押しの内政干渉と、日米安保を盾にした輸出規制によって
、デフレとゼロ金利に直面し、日銀は有効な金融政策を打ち出せず、日本の低迷は異常
に長引いていく。現在、中央銀行を悩ませている低すぎるインフレは、「フィリップス
曲線の謎」と呼ばれている。というのも日本のフィリップス曲線(失業率と賃金上昇率
)を、1980年代、緑が1990年代、青が2000年代、黄が2010年代で拾ってみれば。近年に
おいては、以前と異なり、失業率が低いにもかかわらず、賃金が上昇していないのだ。
これは、実は、アメリカのラストベルトでも起こった事だった。つまり合理化や機械化
していくものの、売り上げ上昇や商品販路の拡大をしながらも、利益がない不採算部門
となって行くものだ。日本では国鉄解体時代から躊躇に顕在化してきた。新規投資額が
高く、改善や新工場に見合う利益が見込めるか。の問題である。例えば半導体事業でも
、同じで、競争して行く中で単価が獲れず、例えばLEDの亀山工場閉鎖など、一定の
自然淘汰で何千人や何万人の雇用の工場が消えるのである。ところがグローバル経済の
中では、国民市民がその物品に全然困らないのである。それが石油の力であった。更に
政府統計は部分抽出で、全戸数調査でもなく、恣意的に政権の意向に添って標準化する
。と言う手法だったのである。更にAIが入り完全自動化で、人の要らない世界になり
全くフィリップス曲線が、経済指標にならない小馬鹿理論に、なったのが判明する。

221 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/12(日) 23:12:08.02 ID:uXNXKxYkS
  新経済論おにゅ〜〜う     332  現代と未来社会を考える。

 こうした、期待インフレ率と失業率の間の、右下がりの関係が描ける曲線は。一般的
に説明されて終わるが、要約すれば、期待インフレ率が変化すると実現するインフレ率
もそれに応じて変化するため、実現したインフレ率と失業率の間においても右下がりの
関係が表れる。と説明されて詳細には説明できないのである。その他にも、不完全情報
モデル等様々に、導かれる総供給曲線を、オークン法則と組み合わせることなどにより
、フィリップス曲線を得ることが出来るが、これもまたアメリカ流の抽出で、日本他、
多くの国には当てはまらない。経済学において、オークンの法則とは、国の国内総生産
GDPが、潜在産出量より1%小さくなる度に失業率が約0.55%上昇することを表した
米国の場合を基準に説明したものだ。「差分形式」は、実質GDP成長率と、失業率の
差分の間における関係でこの法則の正確さは議論の的になっている。この国の産出量と
、失業の間に経験的に観測される安定的な負の相関関係には、理論から導かれた結果で
はなく主として経験的観測なので、より正確には「オークンの経験則」と呼ばれている
。法則の名前は、1962年にこの関係を提案した経済学者アーサー・オーカンにちなむ。
産出量と雇用の間の関係に影響する生産性など、のその他要素は考慮されていない中で
、オークン自身の元々の法則は、3%の産出量の増加は、1%の失業率の減少、0.5%の
労働力率の減少、0.5%の従業員一人当たり労働時間の増加、1%の時間当たりの産出量
(労働生産性)の増加に対応する、ということの証明であった。この法則は逆に言えば
3割の生産げアップで、1割の失業率低下と5%の労働力が楽になり労働時間が減る。
代わりに1割の労働生産性が上がる。という図式である。

222 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/12(日) 23:12:37.20 ID:uXNXKxYkS
  新経済論おにゅ〜〜う     334  現代と未来社会を考える。

 国が公表する「完全失業者」は仕事を探す、求職活動をしている人の調査であって、
失業者でも仕事を探していなければ「完全失業者」とは認めていない。仕事を探す活動
をしていない人を、企業による「雇い止め」ではなく働く人本人による「働き止め」と
定義し分析する必要がある。従って国の統計不足は、何処の国でも起こっている現象で
ある。詳細に言えば。グローバル化と言う国際分業化する前までは、国際化した流通で
あっても、比較的人の労働資源に頼っていたのだ。当初のオートメーションを思い出し
てみて欲しい。実は単に流れ作業と言う部品のリレーや組み立てには、殆ど人手が必要
で供給やチェックやその他色々な組み立ても作業も人でやっていたのである。ところが
今の工場の特に半導体工場では、完全自動化した人の出入り厳禁が多い。それは食品で
あろうが、多くの他の製品であろうが、電子化やIT化が進み、こうした方向に進んで
いるのだ。これは今に始まった事ではなく、従来から方向性である。つまり拡大化時代
に於いては、デトロイトモーションとされた廃業化の工場整理であっても、新工場での
立ち上がりで、統計上は現れないのだ。例え2〜3倍の生産量でさえ 従業員が多少の
減りがあっても、というかそういう効率化の為の新設であるのだから企業には成功でも
、国家としては統計上は現れないのである。又、失業の減少または増加より、GDPの
増加または減少の方が速くなりうる理由はいくつか考えられる。失業者数増加では、国
の民の資金循環の乗数効果が減少する。失業者が労働力から退出し、求職活動を止め、
失業の統計には含まれない。新規工場などは雇用労働者の労働時間が短くなり、雇用者
は、必要以上の雇用を維持する等の理由で労働生産性が下降する。つまりオークン法則
のひとつは、労働生産性が上昇や労働力人口が増加し、失業率の純減なしで産出量の、
純増がありうる。という雇用なき成長現象の創出があると言う示唆である。

223 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/12(日) 23:42:49.54 ID:uXNXKxYkS
  新経済論おにゅ〜〜う     335  現代と未来社会を考える。

 これは、少なくとも 失業率の変化ゼロに対応するだけの GDP成長が無ければ、
たとえGDPがプラス成長であっても、失業率は上昇し、国民生活は、困窮することを
表している。逆に言えばGDPは関係がなく 実質失業率は政府の方策や法律、或いは
行政の指導次第で動き傾くのである。第4次産業革命 (4 IR) の特徴は、AIデジタル
、生物学、物理の各世界の融合と、新技術の活用の高まりで始まっていると思われる。
それは、私たちが生き、働き、そして、お互いに関係する方法の、根本的な社会変化を
表している。これはこれまでの、第1次、第2次、第3次の産業革命に見合った変化で
流れて行く、社会常識の変化と、人間的在り方、つまり、例えば、ルッキズムなど言う
容姿端麗などが求められた世界。と言う現出が今やあって整形などの医療があるのだが
、が、しかしそもそもが、何処に美の頂点や基準を置くのかは、全く不明不覚で本来の
多様性の分化が、このグローバルと言う融合統一化の波で汚されようとしている。ほぼ
自然観を基準にした、この美の求心や景観の豊かさは、何処にでもあるものなのだが、
曲げられ、加工され、消えゆこうとしている。こうした産業革命に通じる画期的技術は
、並外れた発明と進展が産まれ、進歩によって可能になった変化がある事を意味する。
第一次革命では、化学の認識、第二次革命では科学の認識、第三次では電磁気の認識、
がそれぞれ変わって行ったのである。つまり、こうしたものの環境変化で、人間開発の
新しい社会舞台が設定される事に、変革や革命があったとされる事象である。4IRの
この中に含まれる事象は、この革命の中で最も辛辣な事象と目される。今後に最も大き
な影響を与える技術が、実はAIを駆使した偽造設定を決定する科学であり、既に人間
の手を離れた、役立つアルゴリズムの使用した、超マネーのパフォーマンスであろう。
これまで均等に生み出された付けされた自然との共生の方法での生活が、今や出来ない
社会構造の隔離社会や監視社会が、ここに始まろうとしている危険である。

224 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/12(日) 23:43:58.02 ID:uXNXKxYkS
  新経済論おにゅ〜〜う     335  現代と未来社会を考える。

 これは、少なくとも 失業率の変化ゼロに対応するだけの GDP成長が無ければ、
たとえGDPがプラス成長であっても、失業率は上昇し、国民生活は、困窮することを
表している。逆に言えばGDPは関係がなく 実質失業率は政府の方策や法律、或いは
行政の指導次第で動き傾くのである。第4次産業革命 (4 IR) の特徴は、AIデジタル
、生物学、物理の各世界の融合と、新技術の活用の高まりで始まっていると思われる。
それは、私たちが生き、働き、そして、お互いに関係する方法の、根本的な社会変化を
表している。これはこれまでの、第1次、第2次、第3次の産業革命に見合った変化で
流れて行く、社会常識の変化と、人間的在り方、つまり、例えば、ルッキズムなど言う
容姿端麗などが求められた世界。と言う現出が今やあって整形などの医療があるのだが
、が、しかしそもそもが、何処に美の頂点や基準を置くのかは、全く不明不覚で本来の
多様性の分化が、このグローバルと言う融合統一化の波で汚されようとしている。ほぼ
自然観を基準にした、この美の求心や景観の豊かさは、何処にでもあるものなのだが、
曲げられ、加工され、消えゆこうとしている。こうした産業革命に通じる画期的技術は
、並外れた発明と進展が産まれ、進歩によって可能になった変化がある事を意味する。
第一次革命では、化学の認識、第二次革命では科学の認識、第三次では電磁気の認識、
がそれぞれ変わって行ったのである。つまり、こうしたものの環境変化で、人間開発の
新しい社会舞台が設定される事に、変革や革命があったとされる事象である。4IRの
この中に含まれる事象は、この革命の中で最も辛辣な事象と目される。今後に最も大き
な影響を与える技術が、実はAIを駆使した偽造設定を決定する科学であり、既に人間
の手を離れた、役立つアルゴリズムの使用した、超マネーのパフォーマンスであろう。
これまで均等に生み出された付けされた自然との共生の方法での生活が、今や出来ない
社会構造の隔離社会や監視社会が、ここに始まろうとしている危険である。。理由は一
つ、余りに国差のある中に、標準偏差や、国際基準を無理強いして行く拡大経済社会を
植え付けたからだ。

225 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/12(日) 23:45:17.84 ID:uXNXKxYkS
   新経済論おにゅ〜〜う     336  現代と未来社会を考える。

 ではこの日本型東洋式の、「膨張しない時代」や「膨張しない経済」とはどのような
ものを指しているのでしょうか。経済学者小幡氏は世の中の商品やサービスを必需品と
それ以外とに、二分して考えている。必需品ではない商品は本来必要でないものである
。それを消費者に「欲しい」と思わせて買わせている面が多々あり、更にそれは詐欺や
密輸のアイテムとして使われ、ゲームなど広く言えば教育の欠損にも事を起している。
バブルが、膨張しきった現在はそんな「ぜいたく品」が世に満ちて、人々を困らせてい
ると言える。要は、広告やプロパガンダによって、余計なものを欲しいと思わせ、売り
つけ、それにより人々は「造られた欲望」を満たして、疑似の幸せになった気でいる。
そうした世界をわざわざ産んでいたのである。これを西洋化と言わずして何と言えよう
か。しかし「造られた欲望」では全てを満たされないし、飽きられやすいので、より新
しくより強力な「造られた欲望」を与え続けなければなりません。それは、ある種の「
麻的様相な」ものとなる。それが西洋哲学のイノベーションやフロンティア精神でもあ
る。閉じない社会、常に拡大化を迫る社会、そうした思想の現出である。そして世の中
の頭の良い優秀な人々は、イノベーションという美名の下でこぞってこの「麻薬」を造
る企業で、働くことを選んでいく。社会全体としては必需品をつくることをおろそかに
して、自然の産出する、極基本的な、水、空気、火、植物、食卓を軽くあしらっている
。なぜ、いま、インフレになっているか。と言えば、このぜいたく品と「麻薬」を作り
すぎて、必需品の生産に手が回らなくなったからである。そしてその創出や意地に法外
な金や仕組みが必要で、その資金繰りに、そうした水・食糧・空気などの有料化という
何とも、イギリスの醜悪な守銭奴商人の、日光すらも税収、子供すらも人頭税とした、
暗黒時代の手法を取り出したのである。

226 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/12(日) 23:49:13.52 ID:uXNXKxYkS
  新経済論おにゅ〜〜う     337  現代と未来社会を考える。

 これらのゴッサムの暗黒社会との断ち切るには、1にも2にも、日本のような正義と
良心に満ちた、江戸時代のような巨悪を断ち切った法令順守や真実の教育でしかない。
つまり、現代で言う、独立性の高い、裁判所や行政の在り方、地産地消で消費を補う、
質のの高い生活である。これからの「膨張しない時代」では、必需品の生産が世の中の
中心の核になる。そしてこのような必需品を地道に生産することに長けているのが日本
企業の美徳なのである。これらをまとめていいけば「これからは、必需品を、資源制約
、人材制約、環境制約の下で、効率的に作る。」そうした 地道に質を改善していく。
人々の地に足のついたニーズに基づいた改良を加えたものを作るために、改善に勤しむ
。そういう、持続性のある、いや持続そのものが目的となる「持続目的経済」"eternal
 economy"の時代が始まりつつあるのである。その中では 日本経済は、どこの経済より
も強みを発揮する。そもそもが貿易社会と言うのは、他国を脅かし、搾取する為に発展
した物ではない。地産地消でも有り余る特産物を分け与え、逆にどうしても産物として
は不可能な物の互いの供給で成り立つ社会で、インターナショナル社会で、グローバル
競争の消費の競争社会ではないのである。そこは 「sustainable economy(持続可能経
済)」でしょう、と言いたいところですが、よく見てみると、欧米流と日本では大きな
ニュアンスの違いがある。つまり、欧米流では、開放型であり戦略上の持続可能性であ
って、他国の産業を引きずり降ろして、自分達の天下を目標に動こうといわけで、それ
が図らずも、カーボンニュートラルでの価格高騰と言う戦略で露わになっている。日本
の閉鎖型の合意社会の秩序には、従わない。我々は自由だ。と言う訳である。増産も減
産もない原油に、何かににつけて高騰化したかった一団は、イラクの自警団のサウジの
攻撃さえも理由にしたのであり、今回のウクライナ紛争も非常に奇異な戦争でもある。
私はこれを、自然現象と捉え始めていて、ネズミの集団自殺に見えて仕方ないのである
。つまり、経済至上主義の資本主義のDSに押され、追い出される人間にみえるのだ。

227 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/13(月) 14:13:54.72 ID:Lq++6A+9i
  新経済論おにゅ〜〜う     338  現代と未来社会を考える。

 プラネタリー・バウンダリー思想は、人類の生存できる安全な活動領域とその限界点
を定義する事業で、これまで必要しなかった第4次産業革命の危険性の為である。地球
限界値、惑星限界とも呼ばれる。この許容問題は、第二次産業革命の核兵器登場から、
誰もが危惧して数多く提言されて来た。がメジャーや多国籍企業の大きく口を塞がれ、
、近年のIT革命や拡大ネットワーク通信で、隠せなくなって証明されてきたものだ。
画期的な覚醒は、米元副大統領のアル・ゴアの、ドキュメンタリー映画「不都合な真実
」の登場だった。環境問題を世界各地で訴える様子を記録し「長編ドキュメンタリー」
を映画にした広報啓示は、世界をショックを与えた。かと言って、これが初めてではな
く、オゾンホールでオーストラリアの皮膚がん多発やら、白熊調査での、北極氷解や、
高山の氷河の後退など、様々な地球温暖化は既に知られていた。トランプ大統領よろし
く、数多くの名のある企業は保身と営業に、その証明された研究はひたすら否認、偽り
の成果だと言い続けていた。プラネタリー・バウンダリーは、地球上にある、あらゆる
生物学上の、安全域示す限界値を測ろうと、3つ分類の9項目提言となった。一つは、
気候変動、成層圏オゾン層の破壊、海洋酸性化などの、地球地表事象部門である。一つ
は土地利用、淡水利用、生物多様性の損失、生物地球的循環と言う、生物生態系部門で
ある。もう一つは、大気エアロゾルの負荷化学物質、重金属や化学物質など生物圏汚染
など、人間の生活影響のプロセスの部門である。これらは多数のプロセスに関連する。
閾値設定を定めるための研究が、日々進められている。この人間活動が限界値を超えた
場合、地球環境に不可逆的な変化が急激に起きる可能性がある。と危惧し定量化しよう
と研究が進められている。科学者によってプラネタリー・バウンダリーにもとづく政策
提案が行われており、持続可能な開発目標(SDGs)の内容にも提唱されている。ヨハン
・ロックストロームは、「プラネタリー・バウンダリーが人類による大惨事を防ぐため
のものだ。」と位置づけ、崖道に付けられたガードレールにたとえている。

228 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/13(月) 14:14:18.12 ID:Lq++6A+9i
  新経済論おにゅ〜〜う     339  現代と未来社会を考える。

 およそ経済学でGDP論を論じる者は、この環境災害、景観教育、世代間ギャップと
言った物を考えない。従って、多くの日本の行う都市化現象は、負の遺産の創出しか、
やってないのである。基本の都市機能調査や環境影響調査、更に歴史的遺物調査が全く
出鱈目なのである。他にも、少子高齢化と年金問題があるが、フランスでは年金受給の
年齢引き上げに多くのデモが起こっている。最近の世論調査で、75%の国民が年金改革
が必要だ。と回答した一方、マクロン政権がそれを実現できるとしたのは3分の1にとど
まる。マクロン氏の年金改革では、労働者は1日働くごとに1ポイントを与えられて、
ポイントに応じて年金受給額が決まるシステムが計画されている。しかし統一年金制度
では、これまでの船員や弁護士、オペラ関連の労働者などの、非常に恵まれた年金シス
テムがなくなってしまう。また、これまで62歳だった年金受給年齢を64歳に引き上げ、
それより早く年金を受け取る場合には減額される。たとえば、63歳から受給する人は、
年金が5%減ってしまうという。日本は既に75歳を定額として、自給年引き揚げを行
っている。この日本の年金引き揚げストは起こったか。ガス料金値上げデモと合わせて
4ヶ月もデモを日本人は行っただろうか。実は、民主化や自由化は、ここが大きな問題
で、例えば国鉄民営化でも郵政改革でも、改革の概念は、政府による分社化と、権利の
投げ売りなのだ。最初から政府と言う物が人気取りの為に、保護や補助などバラマキの
行政し、一方で財源作りに分社化民営化の方向に資本家と結託する。この事で山村は、
更に寒村となり、1人や2人の住民の為の行政サービスを切り捨てる。不採算ラインの
整理と言う話で決着する。するとどうなるか。つまり今の物流。運送業の運転手不足と
軒並み競争競合による収益赤字と老人ドライバーの大規模事故である。工場で日本語の
解らない外国人雇用で火事や爆発事故で工場閉鎖も同じである。つまり流動化労働力で
社員教育もままならないのである。さらに活路を開いて海外展開すれば、技術は盗まれ
大きな一企業ではなく、日本の一産業の脅威になってしまうのだ。これが今の少子化の
理由である。

229 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/14(火) 03:30:22.82 ID:loOnoWC+i
  新経済論おにゅ〜〜う     340  現代と未来社会を考える。

 力学的構造科学の世界を知る者なら、日本の茶室作りや5重の棟の科学を知る。と、
そこには過去の大きな大地震でさえ倒壊しなかった技が見れる。先に説明したように、
マザーツリー理論から言えば、樹木は様々な戦いをして、悠久の歴史をつないできた。
実は科学的にも実証されて、植物の葉っぱや花が、分子粒子の匂いに於いて会話して、
虫による連絡方法を取っている事が解っている。これは人間の胃の中と同じで、生物の
胃には、常在菌フローラがあって、細菌の運用で人々はエネルギーを取り生きている事
が解っている。更に驚いた事に、アマゾンの様な巨木の世界では、菌糸の繋がりで人の
脳のようなニューロンネットワークで、ウイルスを養っている。と言われているのだ。
これは、驚く事に、木々が人の逆立ちに見えるが、現実に脳状態が土の中にある。とい
う現実になる。土科学を極めた学者によると、地球上の土の中で、元気に木が育つ様な
土とは決まっていると言う。そしてそれは8%ぐらいで、多く見積もっても1割しか、
存在しない。と言う。これは驚きである。我々日本人は何処でも野菜や樹木が品種さえ
問わないなら、何処でも出来ると勘違いしてる。実はいわゆる富容黒土と言う、生育の
成分や養分が必要であり、それは火山灰と酸素からしか生まれないと言う。そしてその
堆積層というのは、100年間で1cm程度でしかない。と言うのである。これは地球
の年輪そのものである。そしてウクライナで戦争が起こる理由がそこにある。とされる
。つまり2つの理由で、一つは巨木を切ってしまって、人々に幸福感をもたらさない事
つまり、ある種の安心感の匂い成分を出す細菌ないし樹木が絶えた事による 諍いだ。
というのだ。そういえばアマゾン部族は敵対してもこれまで文化を保ってきていたのだ
った。2つ目は、その1割の腐葉土系の土壌で作られた穀物で、地球全体の人類を養っ
ている事。つまり文字通り、西洋のパン籠である事が、今までの戦争の理由である。と
断言しているのである。構造体として、腐れさえ気にしないで済むなら、自重も少ない
樹木の固さや 力強さは、鉄やコンクリート以上であることが示され、その香りや通風
や温度効果が、そこある理由が、今また見直されて来ている理由であろう。

230 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/14(火) 03:30:52.90 ID:loOnoWC+i
  新経済論おにゅ〜〜う     341  現代と未来社会を考える。

 更に驚く事は、この地表の土が胃の状態の 細菌フローラの バランスで成り立って
いる事が、経済の基本が成り立っていた。と言う歴史学者の弁である。この学者の考え
る「持続目的経済」は、「持続可能な社会」とは、かつての、バビロン都市、エジプト
そして直近のローマ帝国の轍を踏まない事にある。というのだ。どういうことかと言え
ば、これ等の都市は紀元前の時代は、いまのアマゾン以上に樹木が生えていたはずだ。
といわれる。だがそこには、火山がなく、樹木が新しいので、腐葉土の層は薄かったと
される。その時人類は、木を切り薪を燃やし、家を建てて暮らしていたが、技術の進展
により日干し煉瓦から焼き煉瓦に変えて豪奢な暮らしを始め、貧富の格差が広がった。
とされる。当然ながらも、ここで麦や家畜が登場し、森を荒して、木々が枯れた為に、
これ等の帝国は滅んで、移住せざるを得なかった。とされている。この時いがみ合いや
戦争が起こったが、その理由も又、木々の放つ有機体が不足し、心休まる穏やかさが、
そこに無かったから。とされるのが最近の研究で、解ってきたのだ。つまり、樹木は、
人を作り育ててているが、その木々を支配しているのが、細菌でありウイルスである。
そしてそれらの統括官が地球の土の意思だ。と言うのである。もっとさかのぼれば恐竜
時代に、恐竜が何故巨体で生きていたか。と言う事に、驚く研究結果が出ている。それ
は、植物が地表に出て来た時、細菌やウイルスは住んでなかった。ところが後の生物が
そうした樹木を食おうとしたので、最初に酸素を作って防御した。と言う話である。又
その為に、樹木を食えるの虫だけであった。とされる。恐竜たちは火も使えなかったが
、消化器官にも草食を消化できる細菌が少なかった。その為巨体になるしか生き延びる
方法がなかった。とされ自然淘汰で、巨体集団が生き残ったというのだ。ところが脳量
が大きく胴体が大きかったが、骨や筋肉は、結構密ではなく、今の鳥の様に軽かったは
ずだ。といわれる。つまり、映画のジュラシックパークの様事は起こらない。と言う。

231 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/14(火) 11:47:06.18 ID:loOnoWC+i
  新経済論おにゅ〜〜う     342  現代と未来社会を考える。

 社会でも同じ様なことを行っている。今回SVB破綻に於いて、バイデン大統領は、
躍起になって、法を曲げて、預金は担保され支払いは、会社清算外で、会社の救済でな
く預金者救済として保護される。と声明を発した。支社のある英国でも、すぐさま中央
銀行とスナク首相と協議している。前首相トラスの経済政策(トラスノミクス)を批判
し、大きな減税と規制緩和による経済活性化のストーリーが、財源問題で具体策と説得
力に乏しく、巨額の財政悪化につながるエネルギー料金の凍結と大型減税の先行発表し
た為、批判の立場に立っていた。原因は予算責任局(OBR)の財政評価すら 求めなかっ
た独断先行していたことで、財政規律を軽視していると受け止めたのである。ところが
降って沸いたSVB(米シリコンバレー銀行)の破綻である。キーテクノロジーの中枢
企業の預金が多いとされ、英国最先端企業が、軒並み潰れるだろうと予想されたのであ
る。ところがこの銀行の主要オーナーはモルガンマジックを見せ、HSBCの救済とな
った。なんと英金融大手HSBC(香港上海銀行協会)は13日、破綻したSVBの、
英国子会社を1ポンドで買収すると発表したのである。「英国における当行のビジネス
にとって、優れた戦略的意味を持つ」としている。ハント英財務相も声明を出して、「
これにより顧客の預金は、保護され、納税者の支援を受けることなく通常通り銀行業務
を行うことができる。」と指摘「このように短期間で解決に至ったことをうれしく思う
。」と表明「HSBCは欧州最大の銀行であり、シリコンバレー銀英法人の顧客はそれ
がもたらす強さ、安全性、保証に安心するはずだ。」とした。イングランド銀行(英国
中央銀行)は、英国の広範な銀行システムは安全で堅固であり、十分な資本が維持され
ていると表明した。HSBC側は現時点で、SVB英法人は約55億ポンドの融資と、
約67億ポンドの預金を有している。有形資本は約14億ポンド程度と見られるという
。英法人は米国のグループとは切り離されており、買収には米親会社の資産や債務は含
まれないとしている。つまり、米国は政府が英国はHSBCが救済した事になったのである

232 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/14(火) 11:48:09.62 ID:loOnoWC+i
  新経済論おにゅ〜〜う     343  現代と未来社会を考える。

 実は米国は政府が英国はHSBCが救済した事は、大きな視点であろう。英国は元々
高福祉の国だった。最低限度(ナショナル・ミニマム)の保証で、窮乏(want)疾病(
disease)無知(ignorance)不潔(squalor)怠惰(idleness)の排除を謳っていた。と
イギリスの福祉国家モデルを、イエスタ・エスピン=アンデルセンは、自由主義的福祉
レジームとして分類してした。報告書においてこの「5つの巨悪」とし、国家によって
社会保険制度を整備することは、これに対抗し、それが不可能な場合に備えて公的扶助
を設けることで、国家を進歩発展させる。としたのだ。報告書はケインズ経済学の強い
影響を受けて、ベヴァリッジ自身は新古典派経済学に近い立場であったものの、ベヴァ
リッジの目指すものは「完全な平等」ではなく、あくまでも平等への行動を重んじた。
つまり、政府と言うものは、この税の再配布やインフラ整備など行政を通じた国民救済
に本来の姿がある。と言う事なのだ。救済に、地域の不平等や世代の不平等の解消する
もの、と言う位置で機能してのみ政府と言える。と独断している。よく自由民主主義や
政府と言えば、選挙による国民意思と思われがちだが実は違っていて、国民生活のデモ
やスト或いはボランティアなどが、国民の意思表示や政府を動かす行使活動とされてい
る理由は、そこに「救済」と言う位置付けの視点からだ。基本的に、営利集団のロビー
活動の行使も、「非政府組織」のNGOや「非営利組織」のNPOが注目されがちだが
実は、日本や中国或いはロシアなどは、これらの区分けを無視している。例えば町内会
や自治会は、明らかにこのボランティア団体なのだ。だがそれでも政府や行政指導を、
取り入れ、更にネットワーク化も平等化目的も提示していない。つまり法の不誠実さが
ここにあるのである。憲法上では、あらゆる社会活動は国民福祉の寄与に依存し、営利
非営利問わず、福祉に寄与しない行為を違法としているのだ。ところが日本ではそれが
機能しないどころか、教育すら廃れているのである。更に国会議員のやり方は、明かな
違反なのだ。

233 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/16(木) 00:29:52.86 ID:O29Ow4B2q
  新経済論おにゅ〜〜う     344  現代と未来社会を考える。

 政治学者の白井聡氏の新刊『今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義』を読
めば、あなたはもう「資本主義」に無関心でいられなくなる。といわれる。マルクスの
資本主義での把握の最大の眼目は、それが際限なく深化するという性格と、その本質で
と持っている人類排除の格差社会、ということの確認と考えている。そして、その深化
を、まさか近代の人類が「進化」だと見なし、言祝(ことほ)いで行くとは思ってもみな
かっただろう。だがしかし、今やこのような価値観はもう通用しない。それは気候変動
をはじめとするグローバルな環境危機が、われわれ人類が生存可能であるための自然的
基盤を破壊しつつある一方で、資本が安い労働力を欲し、人間が豊かな生活を求めて生
じる人口移動(移民)がもたらす軋轢(あつれき)ができたからだ。は、既に生存のため
の人類の社会的基盤を破壊しつつある。何もあおる訳ではないか、その真実は、不況は
恒常化し貧富の格差が止めどもなく拡大しても なお、あるいは、恐慌が社会を襲い職
にあぶれた人々が、街中に溢れても、あるいは、資本の増殖欲求を満たすために戦争が
仕掛けられ罪なき人々の血が流され 遺体が積み上がってもなお、あるいは、企業活動
が公害を発生させ 地球環境の危機が生態系そのものの存続を 危機にさらしてもなお
、それでも資本主義は終わらない、という真実である。これが、不条理で不合理な事だ
とわかっているし知られてもいる。それでもやめられない、止まらない。それどころか
、資本主義は数々の危機を招き寄せながら、なおも深化する、そうならざるを得ないと
いう真実を、マルクスは『資本論』で明らかにしていたのである。故に常に、すでに、
危機的であり、「資本主義の危機」という言葉は、本当には適切ではない。マルクスに
従って考えれば、資本主義社会とは、つねにすでに危機的であるし、常に危機をはらん
でいる、もっと正確に言えば、危機をつねに招き寄せながら持続しているのである。

234 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/16(木) 00:59:01.37 ID:O29Ow4B2q
  新経済論おにゅ〜〜う     345  現代と未来社会を考える。

 こうした問題をめぐっては、主にヨーロッパとアメリカで、今起きている社会不安と
、分断はあまりにも激しく、「多様性を受け入れよう」「多様な価値観に開かれよう」
といった道徳的な掛け声や相互理解の実践によってのみの、乗越えが可能であるように
は見えない状況にある。これらの問題に対し、マルクスの議論を援用しながら分析を加
えて、対処することは重要で、そのような試みは 世界中の知識人たちによって数多く
なされているのだが。だが、こうした資本主義のもたらす危機が、「社会問題化」する
手前の次元を、マルクスの理論によってとらえ対処することが、肝心な要点でもある。
したがって、今日盛んに言われる「持続可能性」(sustainability、SDG'sの「S」であ
る)とは、この破壊的危機が、極限化して文明の持続可能性と衝突する事態を示唆して
いるのだ。にも関わわらず、格差主義・格差社会の究極の地位として、エスタブリッシ
ュメントの資本家、超高層資産家達は、その業と仕様を、ワインを飲みながら遊んでん
るに過ぎない。まるでチェスの駒をみて、喜ぶように。こうして長年やって来た。と言
わんばかりの笑みを浮かべて、ロビー活動をしている。この軍産複合体、もしくは軍需
産業の経営者達は、戦争をアメリカの公共事業だ。と言って憚らないのだ。資本主義は
近代文明社会を築き上げた礎なのだが、その資本主義のメカニズムによって文明に終止
符が打たれようとしている。という現実が、ここにはある。このメカニズムを、最初に
見抜き、徹底的に解明したのがマルクスだったのだ。マルクスは資本主義思想の解説書
として書いているが、その核心部を、抽出することを目的として言えば、いま述べてき
たように、私たちの身も心もからめとるシステムが、この自由民主義体制下の資本主義
の思想なのである。我々は、ちゃんと「社会」に目を向け、そこに「資本主義の問題」
になどを見出す以前に、実はわれわれ自身が、つねにすでに資本主義によって深く深く
搦めとられ、身も心も資本主義のロジックによって浸透されているのではないだろうか
。ちゃんと格差問題、貧困問題に目を向けない限り、人類の技術進歩が暴走しなりふり
構わず、人を殺めていくに違いない。これまでの歴史がそう語っている。

235 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/22(水) 14:25:10.36 ID:L3t0YCPAq
  新経済論おにゅ〜〜う     346  現代と未来社会を考える。

 2022年5月4日のFOMC会合でFRBは、事前の市場の予想通り、政策金利を0.5%引き上
げると決定した。6月から、これまで金融緩和で積み上げた保有資産を圧縮する「量的
引き締め」を開始した。そして15日のFOMC会合で、0.75%の利上げに踏み切ることに、
なった。FRBが、利上げすると日本株には、どのような影響があるのか? 一般的には、
金利が引き上がると株価の理論値の根拠となる割引率が高くなるため、利上げは株価の
算定には、マイナス影響となる。また、量的引き締めによって市中に出回るマネーの量
が減少すると、リスク資産であると言う、株式、特に成長株(グロース株)には逆風に
なる。と言われている。実際に、2021年末からの、日本株相場では、インフレの進行に
よるアメリカなど、各国の利上げ観測が相場の上値を抑える要因のひとつとなっていた
。世界的なインフレの進行では、FRB内は、従来のハト派からタカ派へ政策スタンス
を変化させて、今後も、さらなる利上げが見込まれていた。そうすると日本株は今後も
下がり続けるのでは、という連想が働きます。ところが、それは日本の株式に留まらな
い。と言うのも、アメリカの市中銀行団のみならず、数多くが海外投資にも多く手掛け
ているからだ。そしてドルが基軸通貨として還流する事は、この世界デフレ下では世界
の株価が同時安に下降する事を意味する。一方で、アメリカの金利が上がる反面、日本
の金利は、多少上昇しているものの日銀が大規模な緩和を継続するとの姿勢を続けてい
るため、アメリカと日本の金利差による、円安は当面続く。かつてなら、海外生産が多
くなく、日本の輸出企業にとっては売上を円換算したときのプラス効果は大きく、円安
は企業業績を押し上げることにつながっていたが、今やどこもグローバルに部品調達や
発送小売りを行っている。勿論、海外からの渡航規制が緩和されれば、海外旅行者にと
って、消費や宿泊、観光の割安感が高まることになり、内需にとってもプラスともなる
側面もあるが、こうした事で香港の様に市中必需品不足と値上げが、加速した事と同じ
になる。しかし、それは、日本に限った話ではない。利上げで市中銀行の、対外の資産
や株、物の相対価値は下がる。米国市中の銀行も、同じに担保不足になる。

236 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/22(水) 14:28:09.43 ID:L3t0YCPAq
  新経済論おにゅ〜〜う     347  現代と未来社会を考える。

 資本主義や自由民主主義、或いはグローバル社会とは、イメージ的に述べるならば、
資本主義を組み込んだ一つのシステムであり、それはそのシステムの外にあるものを、
自己のなかに次々と取り込んでゆく強欲主義である。「外にあるもの」とは、天然資源
であったり、より一般的に自然環境であったり、あるいは人間が生きていくうえで取り
結ぶ社会的関係であったりする。さらには、単に取り込んだだけでは終わらない。資本
は、資本独特の運動=価値増殖に役立てるために、取り込んだ対象をその運動に適した
ものへと変容させて、更にがん細胞の様に、次々と既存の秩序を好い様に変化させる。
取り込まれたものは、資本主義のロジックによって解体醸成され、変容させられ浸透さ
せられて、暴力的搾取の道具となる。資本主義が「深化する」とは、端的にこのことを
指している。しかも、その変容=深化がどこまで続けられるのかは、誰にもわからない
ている。言わばネズミの集団自殺状態で、右にも左にも前にも後ろにも位置は変えられ
ない、進んでいる方向が身の破滅なのか、至高の宝満世界なのか誰も解らない。周りが
速ければ速くあり、鈍ければ遅くはなるが、集団から飛び出す事も行列前を見る事も、
ままならない。資本主義のロジックのなかに、その限度や停留所やストップすて腰掛る
椅子などない。言わば決められたマラソンランナーが走る様に、走り続けるのみなので
ある。この中にわれわれ一人一人の人間もまた、資本主義というシステムに取り込まれ
る対象なのだ。あなたはそれでも無関心でいられるか。「資本主義的経済発展は、地球
環境を破壊する」と言われれば、われわれは「それは大問題だ」と言う。あるいは、「
資本主義的経済発展によって都市の過密化と地方の過疎化が進む。」と聞けば、「それ
は大問題だ」と言う。しかしながら、同時に、それらの「問題」が我が身を直接的に脅
かすものにならない限りでは、無関心でいることができるのであった。

237 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/24(金) 11:12:55.66 ID:caVSap0cF
  新経済論おにゅ〜〜う     348  現代と未来社会を考える。

 だが、われわれ自身、産まれた時から、自分そのものが、すでに資本主義によって、
取り込まれ、その破壊的作用を受け、身も心も資本主義のシステムに適した存在である
べく変容させられているのだ。韓国や中国社会で、簡単に嘘の歴史が幼児期から教育さ
れて刷り込まれている様に、日本人が日本に産まれて、勝手に日本語をしゃべって仲間
と会話ししゃべるように。自然しぜんに刷り込まれた感覚と数式と生活様式で、資本の
中に埋まって維持しようと努めてる。自由主義社会が作られた嘘だったとしたらどうだ
ろう。資本主義が、飛んだ搾取社会の詐欺師の作りこんだフェイクな社会だったどうだ
ろう。民主主義が偽りの世界で、この舞台の裏に潜む黒子達の、必死の舞台演出の為に
汗を書いて、人殺しも辞さずに働いていたとしたらどうだろう。我々は意識や行動様式
を変えただろうか。実はそうした世界だとしても、殆ど、独裁者の世界とも変わる事の
ない生活であったろう。服を着て、仕組みを知り、飯を食べて成長し、ある時は服従し
ある時は反発し、正義も道理も宿命も、そう大して変わらず、自分の中の満足感や努力
が、日々の生活に浸透してるかどうかでしかない。言い換えれば、我々の意識や感性、
感覚、価値観、思考といった、普通われわれ一人一人が「自分のもの」であると信じて
疑わないもののなかに、資本主義のロジックがどのように入り込んでいるのか、あるい
はもっと言えば、それらを資本主義のロジックが形づくりさえしているのか、我々自身
のなかで資本主義がどう深化しているのか。それをマルクスの理論を通じて検証する事
を通じて、マルクスの理論の最も重要な部分の理解を可能にすることを、本書では目指
すのである。

238 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/28(火) 12:49:35.28 ID:J4BpjF0yH
  新経済論おにゅ〜〜う     349  現代と未来社会を考える。

 例えば、グローバル化や、経済の極端な金融化などで 空洞化した米国の製造業も、
そうだろう。欧米や日本など、社会全体がグローバル化に取り残されていない国々でも
、経済的に苦しい人々は大勢いるのだ。どのような経済的・社会的政策を導入すれば、
そうした人々に、セーフティーネットや福祉の網や、支援保護、職業訓練や教育を提供
できるのかを考えなければならない。確かにロシアは グローバル化の視点では、成功
できなかった処がある。だが、それは、自国の選択が招いた結果だろう。 ロシアにも
、テックのエンジニアも多数いて、コンピュータ科学、ソフトウエア開発の専門家など
は、世界屈指の数多を誇っている。プーチン大統領が彼らを動員して米国政治への介入
やデマ拡散などを行うのではなく、「ロシア版シリコンバレー」の構築を目指していた
ならば、ロシアは、今日よりは、はるかに成功していたはずなのだ。武力行使の代わり
にテック分野でイノベーションを起こし、他国と競い合い、経済開発に専念していたら
、状況は大きく違っていた。今でも、例えばプラグラムオリンピックや数学の競争では
、上位50人に30人は入り、それもトップテンでは7人ほど入る勢いだった。これらの
若者がいまや、ウクライナ紛争・特別軍事作戦の徴収制に嫌気がして、ウズベキスタン
に駆け込み避難して次々と新興企業を立ち上げているのである。「慢性的に腐敗してい
るウクライナの政治システムに、単に資金を投入するだけでは、民主主義にとって有望
な賭けとは言いがたい。」(『侵食される民主主義』)は、5月まで続いたポロシェン
コ政権を念頭に書かれた文章だが、しかし、ルースキーミールの世界で育っただろう、
ゼレンスキー政権下でも汚職は一掃されておらず、ウクライナの政治システムは、今だ
改革途上にある。

239 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/28(火) 12:52:26.27 ID:J4BpjF0yH
  新経済論おにゅ〜〜う     350  現代と未来社会を考える。

 一方、西側諸国は、国際銀行間通信協会(SWIFT)からのロシア中央銀行排除なども
含め、厳しい対ロ経済制裁を続けている。しかし、これらが及ぼした地球的影響では、
かなり西側にとっても悲惨である。全く米国の、オルタナティブ層と言う今流の富裕の
新規起業者が常に現れて、ロシアで言うオルガルヒの様な活動形態を行っている。対し
て伝統的エスタブリッシュメント層、つまり、国家や政府機関、富裕層など・のような
強い権力を持った特権階級・支配階級を持つ層では、維持勢力に、喰らいついて離さな
い。歴史的成果の果実であるこうした中の軍需産業は、再び死の商人として蘇って暗躍
している。原爆開発から常にトップの猶太指導者だったロックフェラーやクリントン家
は、全く馬鹿のブッシュJr政権を産んで本当に、国際貿易センタービル破壊の合意と
言うへまをやったもんだ。とつくづく思う。アメリカは、冷戦終了で次に大国になるで
あろう中国は見えていた筈だ。そこでそれまでの多くの政権、レーガンやパパブッシュ
などは、ロシアと仲良くしようとしたのに、わざわざ、旧態然として 対共産主義での
プーチンをあしらった。こうしたラムズフェルト戦略に、対する中国は大いに喜んだ。
中国では、ロシアと米国が仲良くなる事に危機感があって、孔子学園を通じた、盛んな
スパイ活動をオーストラリアやカナダ支局を通じて工作していたのだから。ひきずりま
わされたら、香港・台湾の統一どころでない。又、ロシアにしてみても 中国と米国が
 蜜月ではウクライナなんぞに手を着く事は不可能と見られた。ところが暴力資本主義
の代表の軍事顧問団お抱えの、ヌーランドやジョージソロスやハンターバイデンなどは
、構いなしに資本投下していき、ウクライナ策略に精をだしたのだ。ソ連の第一構成国
の、ウクライナである。この一国でも戦争はこの有様で、米中大国の二国ににらまれた
ら、どうしようもない。という時に、オバマ誕生でオバマモンロー主義で、プーチンは
再び立ち上がった。

240 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/28(火) 14:05:14.47 ID:J4BpjF0yH
  新経済論おにゅ〜〜う     351  現代と未来社会を考える。

 ここに、国が一個の人間仕様で様変わりしてる様態を見る。オバマは恐らくDS幹部
に忖度したのだろう。軍需産業側は、恐ろしく厄介なネットワークを持っている。米国
の大統領暗殺も、中央政府が幾ら規制しても、州政府つまり中国の地方政府に当る議会
や首長の暴走は止まる事はない。日本も正に米国の準州として機能してる様は情けない
限りである。ロシアも同じであった。一応大統領職を辞して、これまでの旧ソ連構成国
の結束に向かう事を決め整理しようとしていた節がある。一度禅譲した政権だったが、
NATOやEU或いはG8の会合に、ロシアの意見は通る事はなく、チェチェンのカデ
ィロフ将軍をして、ジョージア紛争を起こしている。ジョージア当時グルジアの名を冠
した中部都市ゴリは、ソ連の独裁者スターリンの生地として知られるロシアの聖地であ
る。08年8月のロシア軍が、戦闘機と戦車を送り込み、突然侵攻してきたのだ。砲撃音
が聞こえ、塹壕(ざんごう)の中に装甲車を隠すジョージア軍部隊。遠く離れた北京で
は、五輪が開幕した。その日のうちに、ジョージア軍は、分離独立派が決起した北部の
自国領・南オセチアを攻撃し占領を果たしたのである。これがロシアプーチンが仕込ん
だ戦争であるは間違いない。世界中が中国の記事やら映像で埋まる中で、勿論ロシアの
記者の独立系新聞社とされる反戦の反体制新聞でさえも報道が抑えられる日を選んだの
だ。この独立派の後ろ盾のロシア軍が介入。ジョージア首都トビリシ近郊やゴリ、黒海
沿岸を空爆し、両国の軍事衝突に発展するのだった。ウクライナと同じく1991年のソ連
崩壊で独立したジョージアは、政府は一貫して親欧米路線でロシアと対立した。これに
対しロシアは90年代初めから民族の違いなどを理由にジョージアからの独立を宣言した
。南オセチア地域紛争に介入して、分離独立派を支え、ジョージア政府に圧力をかけ続
ける。ところがこのロシア人って言うのは、旧ソ連時代ジョージア制圧に派遣された、
スパイ工作員としての軍人たちだったのである。

241 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/28(火) 14:05:40.71 ID:J4BpjF0yH
  新経済論おにゅ〜〜う     352  現代と未来社会を考える。

 戦後経済体制は、1944年のブレトンウッズ体制で始まった。ドルを基軸通貨としたい
国連は、IMF(国際通貨基金)体制を創った。強い経済力をもつアメリカと圧倒的に
多くの「金」を持つアメリカによる支配体制でもあったし、アメリカ自身も方々の州貨
や州債の統合に向けた布石であった。ここには1国の通貨ではなく、どの国のものでも
ない客観的通貨を作ろうとする「ケインズ案」は葬り去られ、アメリカという国家の、
通貨を基準とした国際通貨システムができあがっ。それは、当時のアメリカの圧倒的な
軍事力や経済力の支配力からすれば当然のものであった。欧州は戦後の廃墟の中だった
からだ。人類の歴史は、獲得した富を貨幣によってどう維持し、発展させるかで悩んで
きた。歴史的には、資本主義の根幹が、この貨幣の探求なのだが、その貨幣となるもの
の価値が安定して、初めて文化が備わる。結局、人類は歴史的に金や銀といった産出量
が限られて、世界中の誰もが認める希少金属を貨幣だと考えるしかなかったのだ。日本
以外の世界では。あるものが貨幣となるには、5つの貨幣の機能を充足しなければなら
なかった。@、頭の中だけで存在し、現実的価値の実体を持たなくても、観念的貨幣、
つまり単位としての「価値尺度機能」が必要だった。A又、流通を円滑に流通手段とし
ても兼ね備えた機能「輸送量資」も必要だった。B現実に存在し体現している実体価値
としても貨幣は、価値備蓄する「蓄蔵機能」も必要である。それがなければ、C国際的
決済において支払い手段として承認されない。つまり逆に言えば「国家保証」も必要だ
った、最後は、D誰もが認める世界貨幣としての「公式承認」機能だ。これをすべて満
たすもの事が、基軸通貨の地位を決めている。その意味では今の時代でもやはり金や銀
しかない。ともいえる。(1)尺度の存在(2)流通や輸送のポテンシャル(3)備蓄機能 (4)
国家公認保証 (5)国際公式承認・・この5つの要素をクリアし実体価値を存続させなけ
れならないのだ。その点仮想コインや株では、公式尺度はあやふやであり、輸送原資も
手軽ながらも電磁気技術に頼り、備蓄備蔵では、至っては永遠の信用価値はない。

242 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/28(火) 14:21:42.83 ID:J4BpjF0yH
  新経済論おにゅ〜〜う     353  現代と未来社会を考える。

 1971年、当時のアメリカのニクソン大統領が、ドルと金との兌換一時停止を宣言した
「ニクソンショック」までドルは金とのリンクをもっていたことで、間接的であるが、
この5つの機能を持つことができた。世界中の誰もがドルを信頼し、いざというときに
ドルを金に変換すればいいので、安心してドルを使うことができたのであったし、その
裏付けに中央銀行には、常に発行数同量の金の保管があって、増刷発行にも野放しには
出来なかったのである。しかし、ドルは信用貨幣であり、一種の手形である。その意味
でそれ自体に実体的価値を持っていなかったが、キッシンジャーの精力的外交で、原油
の引換券としての信用価値をもって、ドルショックを迎えられた。ここで、国家による
信用の裏付けより、エネルギー需要の原油資本が価値だった訳なのである。しかし、金
にない利点もあった。それは金と違って経済成長に合わせてどんどん自由に発行できる
翼を得たことで、貨幣不足を避けることができる特徴をもった。もちろん、金に価値の
実体がある。とはいってもオークション会場の引き換え券みたいな資産価値であって、
かつての江戸幕府が持っていた米本位制のような、万人需要の資本価値では無かった。
しかし、日本ではこれが土地神話を産んだし、アメリカではエネルギー神話を産み英国
では、貴族の資本神話を産んだ。それは、その産出に必要な「労働の費用」であった。
米も食糧とは言え無限のタダ、原油も油井に資本投下されるだけで、貴族の金レートに
至っては鉱山の権利と掘削対価でしかなかったのだ。つまり米・原油・金であっても、
その対象物に価値として認める人々の信用がなければ意味がないものだったのである。
「猫に小判」という言葉にあるように、猫にとっては 金であろうとドルであろうと、
無価値であった。しかし、金はそれを生産する膨大なコストがかかることで、信用のみ
ならず実際にも大きな価値を持っている点が、ドルのような通貨と異なっていたのだ。

243 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/28(火) 14:51:57.02 ID:J4BpjF0yH
 新経済論おにゅ〜〜う     354  現代と未来社会を考える。

 もともと、産業革命時代に、絶大なる生産力を持つことで 信用を獲得した英国は、
海軍国スペインを打ち負かし、オランダ・ベルギーのチューリップ投資の貿易国を、振
り払って登壇した。理由は石炭採掘が出来る島だったからだ。これを新天地に物まねを
し、一大産業にして金鉱を掘り当てた。これがメキシコ銀鉱だった。そして油井を掘り
当てて、信用を獲得し、アメリカのドルは、金に代替できる信用を勝ち得る。価値尺度
として、流通手段として、蓄蔵貨幣として、支払い手段として、世界貨幣として、アメ
リカのドル基軸という体制が、世界経済を席巻し中心になった。こうしてあたかもドル
は金のような役割を持つことができた。しかし、国家というものは、成長することもあ
れば、衰退・没落することもある。と言うのが西洋流の常識であった。アメリカ経済は
、すでに世界経済を牛耳るレベルにはなくなっていく。70年代その実態を暴露したの
が、ベトナム戦争であったろう。大変な若者が血に染まり、大変な赤字に埋もれ、若者
がゼネレーション・ギャップに悩み、ヒッピィ―ブームと共に反戦文化に埋もれたのだ
。こうして再び世界は決して世界に戦争が訪れない事を祈願したのに、ブッシュは馬鹿
の様にKM風を吹かして、911を起こし今のウクライナ紛争、ノルドーライン爆破が
起こっている。2000年から始まった冷戦回帰のつまずきと経済制裁のつまずきである。
アメリカは、ドルによる決済体制の 「SWIFT」体制監理を持つことで、すべての国の、
貿易にドルの使用を義務づけることができていた。だからこそ、この支払い体制からの
、ある種の強圧姿勢を取り続け、ある国がはじかれると、その国の、国際貿易決済が不
可能となり、経済が立ちいかなくなる遇があった。アメリカはヘゲモニー(覇権)国家
として、この方法を弱小国に多用して統制してきた。しかし、大国ロシアや優遇国中国
などにそれが効くはずも無く、このやり方にいつまでも我慢し続けるわけではなかった


244 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/28(火) 15:07:54.84 ID:J4BpjF0yH
  新経済論おにゅ〜〜う     355  現代と未来社会を考える。

 おバカなロシアを前に おバカな米国の振舞いである。もっとも日本はこの狂人たる
米国に立ち向かった、さらなるおバカな国だった訳で、敵に回さない事だけを、戦後の
日本人は心掛けた訳である。何度もその制裁の対象になった北朝鮮すらも国を維持して
、保って反米にミサイル飛ばしているのだ。大国ロシアや優遇国中国に、それが効くは
ずも無く、このやり方にいつまでも我慢し続けるわけではないのは当然で、ウクライナ
戦争に対するロシアへの制裁が功を奏さなかった理由は、簡単で、制裁慣れしたロシア
中国は、遠の昔にその抜け道をすでに見つけていたことにある。もうずいぶん前から、
ロシアや中国などは、金の備蓄を始め、自国通貨の価値の安定を図り始めていたのだ。
そして、ドルによる多国間決済制度に代わるものとして、2国間決済制度を導入して、
電子通貨元の活用までも考えていた。こうして、国際貿易を維持することに成功する。
そして、グローバルサウスや、ブリックス(BRICS)という 新興国の経済グループが、
今後もますます制度を拡大し、中国の元を中心とした新しい多国間決済制度を模索し始
めた中で、何という失態であろうか。もちろん、その先にはデジタル人民元の活用で、
金に変わった資源資本を考えているに違いない。今回のアメリカの銀行システムの危機
は、IMF体制の危機監理問題である。マルクスは、恐慌が起こったときに多くの者が
「金」を求めることをこう述べている。「鹿が水辺を求めて鳴くように、世界市場は、
ただひとつの富である貨幣を求めて叫ぶ」(『超訳「資本論」』)では、金の魅力と、
その実用性はますます高まる。と述べている。確かに、今回の銀行破綻で求められてい
るのはドルであり、金ではない。しかし、ドルが国際通貨として不安定であることが、
インフレを招き、そのインフレが利上げを呼び、その利上げが資金ショートと預金引き
出し、銀行破綻を導き出したのだとすれば、問題は、そう簡単ではない。

245 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/28(火) 15:37:58.51 ID:J4BpjF0yH
  新経済論おにゅ〜〜う     356  現代と未来社会を考える。

 かつて社会主義体制では「振替ルーブル」という決済制度があった。この制度は社会
主義国で相互の互恵貿易を前提にしていて、1国が豊かになることを避ける決済制度で
あり、帳簿上でお互いが黒字、赤字にならないように調節するメカニズムであったのだ
が、ただ、この振替ルーブルは、IMFの持つSWIFT体制のような大きさは無かっ
た。ルーブルが、ドルより世界貨幣としての流通性がなかったことによって、最終的に
崩壊してしまったが、その理由が金の備蓄量でなく、紙幣流通量の差がそこにあった。
ロシアのルーブルや中国の元などにより、新たな世界貨幣としての新制度作りを始めた
ら、いったいどうなるだろうか。そうなるとドルの世界貨幣としての流通性は、かなり
限定される事になる。とりわけ、エネルギー資源や原料の多くが、ロシアやBRICS
に限定される各諸外国にあって、ドルでは、資源や原料の購入ができなくなる事態では
デジタル人民元が世界を凌駕する。そう思っているのだ。ペトロダラーという仕組みは
、アメリカが自国で刷った通貨で、石油資源を安く叩いて買うという制度で、ドルでの
米国債を買うOPECによって還元され、その原資は支払われる後進国へのOIL販売
の売り上げ金だった。ではその金は誰が出していたのか。実はIMFや国際銀行の貸付
であった。これを真似て、中国はAIIBシステムを創り、その前段として一帯一路を
喧伝したのである。そして挙句の果ては、この一帯一路に含まないアフリカ資源中南米
食糧、島嶼国軍港の権利を 奪取したのである。これには、アメリカも、唖然としたで
あろう。アメリカの仕組みのモノマネで、違いは有利の高利貸し状態でしかないからだ
。文句言おうにも、アメリカがやってる事を、中国がやって行けない。と言う法はない
。と言う訳だ。国内テロ偽装や核ミサイル恫喝、軍部による権益奪取は、そもそもが、
みんな、アメリカのモノマネであるのだから、日本他同盟国も頭が痛いのである。

246 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/28(火) 18:44:43.07 ID:J4BpjF0yH
  新経済論おにゅ〜〜う     357  現代と未来社会を考える。

 かつてフランスの王侯貴族は、平和の時代には、美食と遊戯に明け暮れ、美女に囲ま
れて、賭け事に熱中していた。別に遊びや美食が悪いなどと言うつもりはない。がここ
で酒池肉林に溺れた王たちは、自分の仕事や生きてる意味、権力と責任、権利と義務を
忘れてしまった。という仕事を忘れた悪態や罪がある。その点では、今度のWBCの、
すばらしさが、栗山監督の栗山節のすばらしさは 敗けても好い。とすっぱり思ってい
た事だ。敗けても乾杯である。との意思だ。敗けても乾杯の栗山ワールドの心意気は、
正にダルビッシュジャパンになっても尚、それで好いと思ってことにある。ダルビッシ
ュがプロ入り後に、日本代表に名を連ねるのは、星野仙一監督(故人)の下でまさかの
メダルなしに終わった2008年北京五輪にある。原辰徳監督の下で優勝を果たした09年第
2回WBCに次いで3度目であった。「結果ありきではありますが、今回はベンチに、
笑顔がたくさんある。ベンチ裏でも仲がいいですし、以前僕が参加したWBCとは、又
違った雰囲気になっているのかな。と思います」と目を細める。これまで日本代表の、
セットだった「日の丸の重圧」は、その時のチームからは、それほど強く感じられなか
った印象に栗山節の「負けても、野球の振興に役に立ったのなら、それは成功である」
という乾杯の言葉にある。ダルビッシュは普段から「自分はアメリカ生活が長いので、
年功序列は全然考えていません。」と強調っする。キャリアに裏打ちされた技術の理論
を持ちながら、決して“上から目線”でないダルビッシュの若手へのアプローチは、今
どきの選手たちに、大きく受け入れられ、明るいムードを醸成していった。これは不調
なダルビッシュを大きく助けていたし、他の者の奮発の力の源泉にもなっている。相撲
でのスポーツが神事であり、政り事で相撲の出し物が、街の振興や人類の進歩であるな
ら、それでいいとする考え方である。全く懐が深い。

247 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/28(火) 18:45:04.25 ID:J4BpjF0yH
  新経済論おにゅ〜〜う     358  現代と未来社会を考える。

 懐が深いと言えば 園山漫画というものがある。ギャグ漫画と言えば赤塚不二夫が、
有名だが、私の小さい頃は原始人間ギャートルズが、息の長い漫画で有名だった。この
原作および作画が園山俊二で、後の方ではTV司会もやっていた様だ。カップヌードル
で、マンモスが出るアニメがあるがそれが園山である。大橋巨泉とか前田武彦とか司会
業で躍進中の時代だった。つまり欲しい物を指を加えて観ていて育ち、ギブミーチョコ
レートと頑張った世代が台頭する前の世代だったのだのである。ロシア中国で世界通貨
をつくろうと言う発案を受けて、新しい通貨のデジタル人民元というものが着想されて
具体的構想の上流通革命を起こそうと企画され、実験的試用に至ってる。すでに金融や
サービスに特化している西側諸国では、ビットコインが出回り、ベネズエラでは石油の
担保にシティ銀行が、国家貨幣とした。これを受け中国は、一時期、市民の持つビット
コインを取り上げてタンカーをベネズエラから石油を買ったりしていた。つまり国内で
ビットコインの使用禁止、デジタル人民元との交換である。しかし、日本と違って偽札
の横行していた中国での仮想通貨経済は素晴らしく手っ取り早い公明な策だった。何故
なら、今出して払った銀行券がそのまま偽札だ。と取り合わない事態が横行してたから
だ。これには人民も参っていたのである。だから国民に賞賛を持って迎え入れられた。
こうして起こった現象が、世界貨幣であったドルの価値低下である。流通領域が狭まり
、価値ある通貨として認められなくなれば、ドルは売られ金に代わっていく。アメリカ
の国債を売っている中国などの国は、国債を売って得たドルを、金へ交換することで、
ますますドルの価値は低下していく。その原資にデジタル人民元を使おうとしている。
印刷技術を発達させるでもなく、紙幣輸送の危険を冒すでなく、ビットコインを同価値
とし据えて、ブロックチェーン技術を使って、国家が保証した 資源購入資本とした。
ところが、で、ある。既に飽和状態であったコイン業界の新たな獲得顧客はなく大下落
に陥ったのであった。つまり流行に乗り遅れた上に大きなヘマを行った。コロナワクチ
ンの流通の為に、世界的アリババの流通網を接収したのだ。馬鹿である。

248 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/28(火) 18:45:44.98 ID:J4BpjF0yH
  新経済論おにゅ〜〜う     359  現代と未来社会を考える。

 今やドルの信認は危うく、インフレを避けるためにドルを強くすべく利上げをすれば
、資金需要は高まり、銀行預金のショートは加速される。しかし利下げをすれば今度は
インフレが加速し、早く通貨を使おうと銀行の預金ショートは進む。まさに王手飛車取
り、トレードオフの関係に陥ったのである。今の危機を乗り越えるには、この経済制裁
を解除し、安価なロシア資源を受け入れ、ドルから離れていった国々を元のドル決済の
国に戻すしかないのだが、かなりの愚策になる。とはいえ、アジアやアフリカ、ラテン
アメリカ諸国などには、これまでの強いドルで何度も経済破綻をした国々が多く、ドル
への不信は大きい。復帰は簡単ではない。だろう。もはやG7による世界経済支配の体制
は終わりに近づきつつあることを理解したほうがいいのかもしれない。と思ってた矢先
にこのSVB破綻のニュースである。オドロキ桃の木である。ほころぶSWIFT体制
の締め出し作戦であった。それが機能しなくなったらどうなるか。恐らく思った以上に
アメリカが衰退する。18世紀イタリアの経済学者ガリアーニは『貨幣論』の中で、金を
「神の授けもの」といっているが、まさに人間が人工的に作れないという点でその名に
ふさわしいといえる。』と語った。希少故に価値がある。としたのだ。もちろん今後も
、金が通貨として流通することはもはやないだろう。すでに、1オンス(約28.35グラム
)=2000ドル以上という時代を迎え、金は稀少であり、通貨として流通する可能性はな
い。しかし金が、ある通貨の準備金になる可能性は十分ある。と言うのは導電率の高さ
で、工業品としても銅に続く不可欠工業品としている。だから、今多くの国が準備金と
しての金を追い求めている。そもそも金にはとてつもない魅力がある。それは金の生産
は容易ではなく、大量に生産できない。また腐敗することもなく、また細かく分割する
こともできる。更にこれまでの産出した金が価値を失わず残っている。更に新たに都市
鉱山の一部として再生産業の一部にのし上がった。

249 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/29(水) 11:19:05.49 ID:bGTG/cT6S
  新経済論おにゅ〜〜う     360  現代と未来社会を考える。

 ゼレンスキー大統領が、ポロシェンコ政権下で始まった多くの改革を続行・加速させ
て、公的機関の会計処理の向上や、汚職監視・摘発を行い、統治の質を高めてきている
ことは、EUや西側経済の恩恵を受けたいがためで。その努力は行っている。もちろん
、西欧や日本、台湾、米国のような、西側の自由民主主義体制のレベルには、まだまだ
遠く及ばない道のりの入り口ではあり、至らないが、かなりの進歩だろう。私たちは、
ウクライナへの財政支援を通し、もっと責任を伴うメカニズムや統治改革が実現される
よう後押ししなければならない。とされ、思っている。しかし、ひるがえって西側諸国
の厳しい対ロ制裁は、ロシアがウクライナに、有効であろうか。これだけひどい 武力
侵略を行っているが、その裏返しだろう。がしかし、アメリカの蛮行も又、許していい
のだろうか。第2次世界大戦以降、これほどのあからさまでショッキングな、外国干渉
し、オバマのモンロー主義とバイデンの肩入れ主義の、このコントラストは 一体何で
あろうか。西側同盟国達は、右往左往するのみである。トランプが、地球環境の枠組み
条約に「温暖化なんか嘘だ」と蹴って、軍事費かさ上げ2%を恫喝し 申し出たのは、
大統領就任時から直ぐだ。民主党のヒラリー・クリントンが破れ、共和党のドナルド・
トランプがたった2017年、中東やアフガン戦争は、日増しに米国の若者を飲み込ん
では、殺していた時だ。ブッシュの911まで、世界で他国への武力侵略はなかった。
人権や法の支配を侵害している行為も、少なくとも公けにこれほど勢いつけ嘘を言った
事はなかった。だからこそ先進民主主義国家が団結した。 第2次世界大戦の終結と共
に、米国を始め、他国を侵略できるという規範は闇に葬られていたと思っていた。他国
に軍事侵攻し、制圧することなどできないという根本原則が築かれた。と思っていたの
だ。それをブッシュは、幻想に変えて現実の大国のパワハラを見せつけ、プーチンは真
似をし、全て反政府行動はテロ、政府行動は正義と言い張るブッシュの様に、大国の、
国連の常任理事国は正義だと言い張った。

250 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/29(水) 11:21:53.07 ID:bGTG/cT6S
  新経済論おにゅ〜〜う     361  現代と未来社会を考える。

 中国は、此処ですかさず 王手富者取りの 中東を手に入れた訳なのだが中国にも、
ウイグルの人権問題で、イランやアラブが 怒ったら怖いので、仲良くするしかない。
まあ こんな構図だろう。欧州や米国はイスラエルなんて対して意味はない。アフガン
から多国籍軍は引いたしと、トランプは安心していたが 突然コロナ禍と経済ショック
が世界を襲った。これらはDSの人類に対する恫喝である。この恫喝の経緯はコロナで
大儲けした製薬グループがこのDSグループに加入した事にある。グリスパーキャス9
のDNAの改造技術は、早くからあった。この技術を中国に教えて、機器を揃え遺伝子
読み込みの最新研究を委託したのは、他ならぬアメリカであり、政権中枢のCDCで、
だんまりを決め込んでいるファウチ博士が進めて来た連携研究なのである。ロシアには
その国際的な細菌兵器や生物兵器研究の拡散した委託研究所をネットワークで運転稼働
していた事は知っている。最初に妊婦の病院が攻撃された映像は、あからさまに病院で
はない。BBCやCNNが創ったフェイクニュースであり、あれだけの巨大病院であり
ながら避難してるののは、緊急ベッドに乗せられた妊婦一人と言う異様さなのだから。
少なくとも、そうしたフェイク合戦を繰り広げられ、ロシアは本気で細菌研究所として
狙っていたのは確かなのだ。アメリカは散々ロシアを脅して、ウクライナに武器供与し
ていながら、ロシアがいざ核を使うぞと言い始めると、世界が怒りそうで ヤバいと
慌ててNATOと共の平和行動だ。と言う言い方に転換している。もともとバイデンは
、大の共産党嫌いの節がある。日本の靖国問題での韓国とこじれた時も、日本の歴史や
伝統を聞く気なく、いきなり仲良くしないと、日米安保を切る方向に舵を取る。という
恫喝であった。何を食べさせられたか、直ぐに安倍は体調不良になっている。

251 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/29(水) 11:22:15.34 ID:bGTG/cT6S
  新経済論おにゅ〜〜う     362  現代と未来社会を考える。

 栗山ワールドを見る限り、我々が何をもって何をするかが大事で、信頼こそが優勝に
導いた。としている。そしてこの優勝は実はどうでもいいんであって、熱烈なゲームの
展開と選手たちとのその勝負の楽しみに野球がある。としている。この考え方は実は、
日本人は非常に嫌ってきた。つまり愉しみなど言えば、アマチュアではない。我々は、
プロ野球なんだ。と言う意見が大勢だったからだ。この楽しみの主体の考え方は昔では
レクレーション野球と批判されていた。あくまでもプロ野球は、星飛雄馬の様な一生を
賭けた訓練や行動を美徳とされ、まるで前線の兵士の様な話であった。更に不思議な事
に、このスポーツ根性論を、直ぐに米軍が取り入れ、「チームは一人の為に、一人はチ
ームの為に。」と言う合言葉で、ベトナムやアフガンで、決して兵士を放置しないとし
たチームプレイが、軍の法律となった。遺族に遺体を返す。と言う考え方である。つま
り米国流だと原爆などの大量破壊兵器は最低である。と言う訳だ。日本人と米国人に、
原爆批判の感情に、こうした違いがある。つまり軍部の核防衛論の意向そのままに悪と
据える論理がそのまま受け入れられる形に収まったのである。日本でもこうした洗脳と
まで言わないまでも、大きなプロパガンダの心理戦に酔って一世風靡する事は多くある
。さしずめ野球人気の火をつけたアニメ「巨人の星」もスポコン漫画の金字塔だった。
ところが。である。このWBC戦では、スポッとそういった風潮の影響が抜けている。
のである。全く不思議である。実はここが大事なのだ。WBC日本で確かに選手たちの
野球の対戦相手はいる。しかし、最も栗山氏が大事にしたのは、ケガや負傷者であり、
更に言えば、闘っていた相手は観客やメディアだったのである。つまり愉しく時を過ご
す、気持ちよく球場でプレーする。それだけで満足なんだ。と言い切っている。そして
それが日本の野球界や世界の野球界の発展向上の広告ならば、と大満足だとしている。

252 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/29(水) 11:23:18.10 ID:bGTG/cT6S
  新経済論おにゅ〜〜う     363  現代と未来社会を考える。

 実は、この「大満足」は大事であって、人間は集中すればするほど、善行にしろ悪行
にしろ、何らかの達成感は得られるもので、それを、戦争や殺害、或いは盗みや詐欺に
利用させてはならないのである。この栗山ワールド、云わば相撲神事の画期的な事は、
オリンピック精神と同じで、「奉納神事」の極限的理論である。これはスポーツ界に限
らず経済界や、政治・文化全てに於いて言える事である。こうした経済界の為の仕組み
、世界の為の仕組み、として存在したSWIFTのドルの監理システムを、米国は自国
の為に使う事は許されざる行為であり、その意味ではバイデンは全く間違えているのだ
。それはG8からのロシアを離脱させた事も、NATOの大きな罪である。奉納神事論
から言えば、SWIFTはあくまでも経済に特化し、闘うべきはロシアで無く国と言う
枠組や西東と言う敵対論や国民市民の不幸なのである。それはG8も同じで、その議論
のテーブルで顔を合わせ、何でも深く話合うという議論の場がある事が大事であって、
声明を発するとか合意すると言うのは二の次なのだ。ここに奉納神事論がある。いわば
奉納経済論とも言えよう。この考え方は、別に新しい物では無い。現実論としてどんな
国でも、どんな世界でも、無知や道義に添わない或いは法に従わない理にそわない者や
事柄は、確実に起こる。しかし、それを解決させるべくやるのが議論や会議だが、往々
にして、トップダウンやボトムアップになりやすい。つまり多数決の原理での強圧であ
る。しかし、正解や成功は他の所にあって、この経済や会議を信頼するかどうかという
事になるのである。従ってこれを否定するユダヤ流のG7のやり方は、ネオナチズムと
言うロシアの批判には一理あるのである。しかしながらそれでは地球の人類はルールが
ない事になり、悲惨である。アメリカがルールだとも言うのであれば中国以上の独裁と
言える。

253 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/29(水) 11:23:44.90 ID:bGTG/cT6S
  新経済論おにゅ〜〜う     364  現代と未来社会を考える。

 基本日本人の目からは、ウクライナへの大規模な支援について、何とも言い難いが、
プーチンは今も政権をまとめ、権力を維持している。近いうちに追い落とされるなどと
は思わない。ロシア軍がウクライナ戦争で崩壊するようなことがあれば、失脚する可能
性もある。だが実際のところ、プーチン大統領は数多くの知恵を動員し、「勝てない」
戦争を続けている。つまり、たとえ勝利はつかめなくても、敗戦だけは避けたい。と、
なれば、彼がすぐにでも政権の座を降りるようなことにはならないだろう。一方で米国
も事情通は、幹部や政権はどうせ2年は続くとみているらしい。但し、政権命令だから
、やるか、やらないかであって、やるなら、どこに信頼を置くかという事になっている
。と言う事で、政権が変わろうとも、この空気感は変わらないのである。しかしそれで
も、一国主義、つまりロシアや中国、或いは米国でも、自国に食糧も燃料もあるから、
と言って、戦争の影響が及ばない。或いは負けない。と言う神話は崩壊したのである。
元々、ブラジルを見るように、そんな自給自足に頼っている国に進歩は無かったのだ。
かと言って進歩した国が、優れた文化や能力がある訳ではないし、ましては国民の幸福
はもっと外にあるのだ。経済論から言えば、SWIFTはロシアを排除した事で大きな
毀損が産まれた。ベルギーに本部があるSWIFT(スウィフト)は「国際銀行間 通信協会
」が運営する決済ネットワークである。およそ200の国と地域の1万1000以上の金融機関
が国をまたぐ貿易などの決済や送金に使うシステムで、1日当たり4200万件の送金情報
を取り扱っている。ロシアにとっては石油や天然ガスの輸出は国の大きな収益源であり
、取り引きができなくなれば経済的に大きな打撃になる。今回の措置でヨーロッパなど
影響を踏まえエネルギーの決済に使われる銀行を 除外するのでロシアへの影響は限定
的なもの。つまり制裁もいい加減なもの。だった。

254 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/29(水) 15:33:35.53 ID:bGTG/cT6S
  新経済論おにゅ〜〜う     365  現代と未来社会を考える。

リセッション(景気後退)観測を受け、グローバル・ファンド界隈は、円を含む防衛の
避難先を探し始めた。ディフェンシブトレードと呼ばれる戦術的ポートフォリオは、円
を有望視している。銀行の資産運用部門であるグループの投資責任者(CIO)による
と、今後1年で1ドル=125円まで上昇すると期待している。円は外国為替市場で避難先
としての地位の回復である。ほんの数カ月前までは30年ぶり安値からの回復が政策当局
の支援を必要としていた円だったのだが、今月は世界の主要通貨の中で、最も好調だ。
モルガン・スタンレーなどの大手金融機関は、円が次の大きなトレードだとみている。
米国とスイスの銀行が、これまでの銀行危機を抜けて激動の時代を過ごした経歴から、
ふさわしい資産としてのドルとスイス・フランがあったのだが、今回の地位SVBショ
ックに始まった振興IT企業投資の採算割れで、その後SVBに回った負債は、恐らく
英国支社を通じてクレディ・スイスの負担になったのだろう。クレディ・スイス・グル
ープが、合併を余儀なくされた金融不安でも、欧州と一部日本の政策当局者は政策の引
き締めを依然続く事を目指しているとみられ、それによりドルに対して円の通貨が優位
になる。と見ている。円の復活は、世界的な利上げサイクルが終わりを迎えつつあるよ
うに思える中で、唯一センチメントが急変する中の利益を示している。円の上昇は円安
に賭けていたヘッジファンドに不意打ちを食らわせており、ウォール街は世界経済への
さらなる衝撃に対するヘッジ手段として円が有望視している。と言う訳だ。 UBSの
アナリストでさえ「銀行セクターのストレスは、米国の地域金融機関により集中すると
考えており、米国の優越性が薄れることで、大きな恩恵を受けるユーロと円を引き続き
有望視する」と述べている。何という節堕らな、投資家達であろうか。急激な変化が、
次々と銀行を破綻させてして行っているというのに、その変化に乗じて利益を見たいと
希望するのだ。・・( ?ω?)まあ経済理論の計算上の円ドル標準値は120円だが。

255 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/29(水) 15:40:33.20 ID:bGTG/cT6S
  新経済論おにゅ〜〜う     365  現代と未来社会を考える。

リセッション(景気後退)観測を受け、グローバル・ファンド界隈は、円を含む防衛の
避難先を探し始めた。ディフェンシブトレードと呼ばれる戦術的ポートフォリオは、円
を有望視している。銀行の資産運用部門であるグループの投資責任者(CIO)による
と、今後1年で1ドル=125円まで上昇すると期待するのだ。円の外国為替市場で避難先
としての地位の回復である。ほんの数カ月前まで、30年ぶり安値からの回復が政策当局
の支援を必要としていた円だったのだが。今月は世界の主要通貨の中で、最も好調だ。
モルガン・スタンレーなど大手金融機関は、円が次の大きなトレード通貨とみている。
米国とスイスの銀行が、これまでの銀行危機を抜けて激動の時代を過ごした経歴から、
ふさわしい資産としてのドルとスイス・フランがあったのだが、今回のSVBショック
に始まった振興IT企業投資の採算割れで、その後SVBに回った負債は、恐らく英国
支社を通じてクレディ・スイスの負担になったのだろう。地位を無くした。クレディ・
スイス・グループが、合併を余儀なくし、金融不安の中で、欧州と日本の政策当局者は
政策の引き締めが、依然続く事を目指しているとみられて、これよりドルに対しての円
の通貨が優位になる。と見る。円の復活は、世界的な、利上げサイクルが終わりを迎え
つつあるように思える中で、唯一、センチメントが急変する中の利益を示している。円
のこの上昇は円安に賭けていたヘッジファンドに不意打ちを食らわせており、ウォール
街は世界経済へのさらなる衝撃に対するヘッジ手段としての円が有望視している。と言
う訳だ。 UBSのアナリストでさえも「銀行セクターのストレスは、米国の地域金融
機関により集中する。と考えており、米国の優越性が薄れれ、大きな恩恵を受けるのが
ユーロと円で、引き続き有望視する」と述べている。何という節堕らな、投資家達であ
ろうか。急激な変化が、次々と銀行を破綻させてして行っているというのに、その変化
に乗じて利益を見たいと希望するのだ。・・( ?ω?)・まあ経済理論の計算上の、
周期説でも円ドル標準値は120円が下限値なのだが。・・・

256 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/30(木) 13:41:49.13 ID:iuziDlUKT
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・125

 ルースキーミールの世界では、「主権や人権の尊重、国境不可侵」の中で生きている
我々を困らせて止まない。ロシアによってそうした世界が侵害されているのを、目の当
たりにしながら、ただ手をこまねているわけにはいかない。これが西側の心情である。
中国が停戦に向けて動くが、そもそもがロシアが兵を引き、武力を使わず話合いの席に
座る。とする姿の声明がない限り、無理な話である。その基本を絶った中国仲介外交に
には無意味な物しか感じない。つまり中世時代からのやったもん勝ちと言った悪魔的な
嗜好性である。ロシアのウクライナ侵攻を看過すれば、他の独裁国家が、さらに憤激に
満ちた武力行使を行いかねないのであって、他国に侵攻しても、ほとんどおとがめがな
い。と感じるから世界に戻したくはない。そんなことになれば、日本にとっても、重大
問題である。日本も又多くの国と同じ、軍事的には弱小国家であり、地政学的にも脆弱
な立場にいる。もしプーチンが、「ロシア版シリコンバレー」を目指していたとしたら
 ロシアは今日よりはるかに成功していたのは確実である。血迷った様な暴挙の愚に出
た国など、存在が許されるはずもない。ロシアは、クリミヤ半島を襲撃して、奪還をし
た事で、明確な経済路線を逸脱し、進歩あるロシアを捨てる選択をしたのだ。大規模な
経済制裁を科される前から、グローバル化の点で、後れを取っていたので、その発展の
遅れに気付きがあっても良さそうなものだが、そこが無いのが、なんとも怪しい国であ
って共産主義の国家といえるのだろう。ロシアだけではない。さまざまな国々で、多く
の人々が、グローバル化から取り残されて失業や有期雇用、経済的苦境といった問題を
抱え、人生やキャリアの見通しが立たなくなっている。しかし、その中で法治国家は、
法治主義の国家ではなく、法の下て指導者も国民も同等の国、すなわち法の支配に国家
の事で、そうなくては経済の中の投資も、国民生活の規則も成り立たないのである。全
くプーチン政権は馬鹿である。だから日本も、突然押し寄せる戦争に 備える必要性に
迫られる。これを利用して米国が高価な兵器を売込む。・・わかっちゃいるけど・・。

257 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/30(木) 13:53:31.52 ID:iuziDlUKT
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・126

 03月16日には、日韓首脳会談が行われ、韓国政府が公表した解決案について岸田首相
が評価した。長年の懸念だった元徴用工問題がついに解決に向かい始めた意味は大きい
。もともとは、1965年の、日韓基本条約で日本から得た資金を、朴正煕大統領は 国の
発展に「ほぼほぼ使った。」のであって、そんな中で生まれたのが、韓国焼酎だった。
「国民に日々苦労を強いる代わりに晩酌の焼酎くらいは安く提供しよう。」として、作
られ始めた。いまでは国民酒にもなり、日本でもコンビニに行けば手に入るほど 人気
ぶりである。生前に、朴正煕元大統領は「先に日本から得た資金で国を発展させ、日帝
被害者には、国が豊かになった時に国が補償しよう。」と話して企画いたことは有名だ
った。今回、朴振外交部長官の会見、質疑応答で、「豊かになったら国が補償しよう」
と言っていたスタートラインにようやく立てた。ということだろう。と言う観測である
。しかし、すでに、国の経済発展水準から見れば 被害者に「国が保障をする」ことは
遠の昔にに準備ができていたはずだったのに、これまでできなかったのはなぜなのか?
実は、確信して言える「これ!」と思える要因は、「弱者の盾」を持った、市民団体を
政府が創らせ、北の工作資金を使っての、国民感情の足枷にして、抗日の土台を膨らま
せて、被害者の支払い要求を渋って来たきたことが大きいのだ。この要求を反らせる事
に終始したのは盧泰愚以降ずっーと続いた。不幸だったのは、返そうとした金大中時代
さえ、アジアショックで、国庫が空になった事だった。李明博にも日本との正常化を、
願ったが、大法院や警察・検察まで、固まってしまった宗主国中国や北朝鮮の諜報員の
追い詰めた論理に反対出来なかった。過去も、いま現在も、日本の援助で、繁栄し成立
した生活、日本に好意を持ち、正確な歴史認識を持った韓国人はいるだろうか。そうい
った者の口を、ことごとく暴力で封じてきたのが 韓国の一部の市民団体だろう。この
「弱者の盾」を得て、国家権力に匹敵する勢力になった。北から流れ出たドルの偽札が
その原資だった事は、よく知られている。市民団体が、韓国人の「好意(心)」という
ものを殺し続けた、今回も又、新たに元徴用工問題など創っていくのである。

258 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/30(木) 14:13:26.49 ID:iuziDlUKT
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・127

そもそも中国より早く、西洋社会に接して、大陸横断のシベリア鉄道があったのに日本
より貧しかったのか。全く勉強しない。いままで疑問に思っていても、調べ声に出せば
 社会的に抹殺されかねない歪みがあるからだ。つまり過去の過ちが、今も続いて発展
を阻害している。さらに阻害するこの人達が大きな社会勢力として声をだし、さも本当
で正解であるかの如く。全くの嘘なのに。である。本当に徴用工とされる人か、広告に
よっての募集工か、女衒などの暗社の韓国人勢力で送り出された人なのか、全く裁判所
は調査していないし、調査資料すらないのにである。いわば日本に濡れ衣を、着せる言
い合い。なのである。 さらに、韓国国内には、いまだに時代の流れも味会えず、協調
や国際社会も見れず、更に国の立ち位置も考えずに、北や中国の資金流入も知らずに、
ひたすら「反日こそ我が人生。」と、染まって行動している人は、いまだに多く、間違
った政府の教科書を、そのまま鵜呑みにしてる輩も少なくない。そうした人たちこそが
、最後まで日韓関係に、しこりを落とす存在になる。と確実に思う。今回の韓国の決定
に関して、日本政府も評価をしているが、いまだ「竹島問題」も残っている。もはや、
この「竹島問題は」は、日本への返還期に来ていると思う。沖縄返還で、米国がしこり
を取った様に、勝手に創った李承晩ラインの取り下げは行うべきで、国際海洋法条約の
違反案件のままだ。やっと歴史観と文化交流をわけて 考えられるように成りつつある
韓国人を再びの「反日精神一辺倒」に引き戻しかねない起爆装置になっている。李承晩
政権が、密かに盗人や追い剥ぎ強盗団のような、腐った精神で、日本人拉致での商売を
した歴史的遺物であるのに。後生大事に、この韓国人の汚点とも言うべき、暗黒の歴史
の遺物を、後生大事に護り抜く理由は、一体なんなのだろうか。今回、元徴用工問題が
韓国によって解決へと向かっているとしても、近年持ち出した新たな日韓の障壁に過ぎ
ない。いつまで朝鮮半島はこうした暗いトンネルの中で生きるのだろうか。

259 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/30(木) 14:13:47.14 ID:iuziDlUKT
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・128

 韓国人は自分からの勉強はしない。何故南北朝鮮が起こったのか。なぜ戦後の統一の
朝鮮が無傷で敗戦を迎えていたのか。なぜ呂政権は倒れたのか。何故朝鮮帝国が出来て
朝鮮皇帝が解体されたのか。なぜ皇帝がいたのに日本との日韓併合におちいったのか。
 韓国では文在寅政権まで「反日=正義」が普通で、「反日精神」こそが我が行く道と
して来た市民団体の人達には、この解決案でも「財団が肩代わり」という部分に大きい
関心を持っている。だが、韓国政府は、市民団体も含めて韓国国民にはっきりと「これ
以上、日本に謝罪、補償の要求はできない。」「日本がすすんで財団に寄付することに
希望は持てない。」と発して、事実上この問題は国内で解決する意向を示しているのだ
。一つの心配事は、この問題解決に至る中で、両国で報道されていた日本政府の「お詫
び」である。私はいまでも、ヒヤヒヤしながら過ごしている。首脳会談では、こうした
お詫びや謝罪の言葉はなかった。し、尹大統領も、韓国内で日本は「数十回にわたって
歴史問題で反省とおわびを表明してきた。」と語っており、いまのところは改めての。
「お詫び」の表明はなさそうではある。ところが、絶対に忘れていけないのは、韓国は
北に接していて、資金が加われば国政も変わり、国政れば思想すらも変わってしまう国
である。と言う不正義の国だ。ということだ。日本からの「お詫び」についても、現政
権の、尹政権では良くても、次期政権でどうなるかわからない。ということを肝に銘じ
てほしい。希望的観測の一つとしては、これから、尹政権下で訪日する韓国人がさらに
増え続ければ、これからの、韓国人の意識も変わり、声に出せば 社会的に抹殺されか
ねない歪みを取り除き、政権が変わって「ちゃぶ台返し」をしそうな時にでも、それら
に反対の声を上げる者が多くなっているかもしれない。とも思う希望的観測である。今
回の、政権決定で大統領選挙の時よりはっきりわかったことがある。この決定案に対し
、不満をいう人たち、それも市民団体よりも一般国民(韓国人)の中で発している人が
あぶり出された。反抗性人がいた。ということだ。歪んだ時代が終わろうとしている。
その始まりかも知れないと感じられるのだが、そうした反狂人も多く、油断は禁物。と
いう事だろう。

260 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/03/30(木) 14:25:40.75 ID:iuziDlUKT
    帝室論緒言 現代が日本を襲う・・・・・129

 朴正煕大統領も名言していた通り、「国が裕福になったら被害者に返そう。」として
韓国発展に費やした5億ドルを、国が裕福になったにもかかわらず、韓国政府はそうい
った被害者を助けないのかーというわけだ。そして「強制動員屈辱解決策」で、設立さ
れるであろう財団に対して韓国国内企業からの支援があっても、そのおカネは受け取ら
ないと言っている。日本は度々謝罪をしてきたが、その「誠意」を「悪意」に変えて、
やってきたのが韓国メディアと、左派市民団体なのではないだろうか…と、私は思う。
そんなメディア、市民団体も、あえて日本に誠意がないと言うのであれば、そもそもが
「誠意とはこういうものだ」と示すべきだろう。いつも彼らの言う「誠意」には答えも
なく、「ふんわり」した都合の良い日本批判で使われている。何回も何回も謝罪した。
にもかかわらずに、まだ『日本の「誠意ある呼応」とは何だろうか』と訴える韓国市民
団体やメディアは、もはや普通の国では反社勢力であり暴力団の様態だ。真にこの問題
を解決に向けようという気がない。ようにしか感じられないから、私は腹が立つのだ。
その上、これまでそのようにして「反日」の火種を絶やさないようにしてきた勢力が、
今の韓国では存在する。実はそんな“聖域”もいまは崩壊し始めているはず。そんな、
国際分業や経済原理の流れに逆らうように、「反日の火を消してはいけない」と、必死
になっている市民団体がある。もちろん、左派政権が復活すれば、それはそれで面白い
のかもしれないと、ただ繰り返しているのだろう。しかし一般韓国民も馬鹿ではない。
何も考えず「これが韓国の民主主義革命だ」と叫ぶローソク集会や、文在寅政権で多く
の国民は懲りている。私は、いま韓国で起きている流れが、もしかしたら反日精神を、
政治に利用できた最後の政権が、文政権だったと思えるほどに、周りは聖域(市民団体
)を信じなくなっている市民達がいると感じている。1月、朝鮮日報の新年世論調査で
、韓国国民の3人に2人(66%)は「自分と政治的傾向が違う人は客観的根拠を提示して
も考えを変えないだろう」と認識している。という興味深い結果を出している。要は、
世界中に、韓国人は馬鹿です。と言ってやま無いのだ。これではスポーツも政治も普通
でない。

261 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/05(水) 03:31:10.89 ID:HqjeMdOFq
  新経済論おにゅ〜〜う     366  現代と未来社会を考える。

 03月15日に、米国に亡命していた中国の大富豪、郭文貴氏が逮捕された。面白い事に
中国の千人計画で、流出頭脳に中華人民共和国国務院が、科学研究、技術革新、起業家
における国際的な専門家を採用するために、2008年に策定した人材獲得のための計画が
真っ最中の頃に台頭してきた。郷土の青年党か帰国の孔子党かで出世が違うとされてい
た時代の申し子の様に、1990年代に中国各地に無数の不動産王が誕生した。その一人に
数えられて、政府とのパイプを活かしての、莫大な利益を上げる優秀な政商であった。
2008年に行われた北京オリンピックの公園開発にも携わり。台湾人建築家の李祖原との
連携で、五つ星ホテル「鄭州裕達国貿酒店」(1999年 鄭州市中心部)や、高層ビル群の
「盤古大観(2007年、北京市)を建設している。2014年の中国版長者番付に74位にラン
クインし、個人資産額は、155億元(約2550億円)と推定。しかし、薄熙来などの 事件
で中国政府が高官汚職を追求する頃、スキャンダルを持ち逃げし国外逃亡と揶揄された
。2014年に中国からアメリカ合衆国へきて、以降はアメリカを中心にインターネットを
通じて活動した。ニューヨーク州連邦検察によれば、詐欺やマネーロンダリング(資金
洗浄)の疑いがある。とのこと。郭氏は、実業家ですが、中国共産党の指導部を厳しく
批判していた。逮捕される数日前、郭氏はユーチューブで経営破綻した米シリコンバレ
ー銀行(SVB)については、「北京にとっては 特別な存在だった。」と指摘している。
SYBには不動産開発大手の創業者など成功者の利用が多く、SYBの預金資産に占め
る中国関連は、全体の15〜20%に達していた。――といった具合であった。と言う。
郭氏の逮捕劇にしても、実は郭氏の安全確保のためなのではないか。という憶測も出
てくるほどである。つまり、米国はこれ以上のスキャンダラス情報での、引き出し預金
で、国内扇動をして貰いたくない。との預金防衛策ではないか。というのだ。

262 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/05(水) 03:41:44.88 ID:HqjeMdOFq
  新経済論おにゅ〜〜う     368  現代と未来社会を考える。

 大規模な工場と世界中の支社によって高性能・高品質でありながら、安価な防犯カメ
ラ・レコーダー(録画機)が世界中で販売され、日本の市場でも、同等性能の機器が日本
メーカーの10分の1程度の値段で販売されたので、一気にシェア率を獲得していった。
防犯カメラを自社製造している大手メーカーも、当然全ての部品の製造と調達を、日本
国内で行っているわけではないのだった。部品を様々な企業から購入して製造するのは
一般的であり、中国メーカーから安価な部品を仕入れ、自社の独自のシステムを組み込
んで製造している。又OEMという製造販売方法もある。OEM(オリジナル・エクイ
ップメント・マニュファクチャリング)とは、他社ブランドの製品を製造し、納品先(
委託者)の商標によって受託製造することだ。メーカー側は不必要な性能の削除や大量
購入のでの、機種替え時の在庫減らし、消費者に自社製造として購入してもらえるので
、防犯カメラ業界でもカメラの製造を中国メーカーに行ってもらい、自社ブランドでの
名前での販売が広く行われている。製造国定義も、法律で決められているのは、商品を
製造する最終工程を日本で行えば、日本製と表記することが可能であるのだ。よって、
極めてグレーゾーンだが、中国メーカーでのOEMで製造しても、日本でラベルを貼る
かネジ1本交換すれば日本企業製品や日本産が完成する。2020年のランキング(2019年
の製品売り上げ実績)によると、中国メーカーが1位、2位にランクインしています。中
でも1位のハイクビジョンは、ここ5年以上連続で1位に輝いています。上位10社で見て
も4社が中国メーカーですので、競争力の高さがうかがえる。尤も 悪名高きウイグル人
矯正施設でも100台単位で受注されるからおぼつかない。又SVBの破綻は、「米中
経済戦争」と深く関わっていて、その一端なのかもしれません。米銀に続き、スイスの
大手のクレディ・スイスが連鎖的に経営危機に陥り、UBSによる買収で合意している
。レコードチャイナでは03月22日、中国メディアの報道として、華人資本家など、米国
やスイスから大量引揚げがあると伝えた。額は米国から760億ドル(約10兆円) スイス
から1600億ドル(約21兆円)で資金の移転先は香港、シンガポール、カナダなどという。

263 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/05(水) 03:42:09.08 ID:HqjeMdOFq
  新経済論おにゅ〜〜う     367  現代と未来社会を考える。

海外の有力メディアが報じる情報を、サイトで紹介している クーリエ・ジャポンも、
「『シリコンバレー銀行には、中国共産党の金がある。』中国人富豪の郭文貴が逮捕前
に残したメッセージ。」のタイトルで記事内容を掲載しました。そこには、「ブロック
チェーンや暗号資産(仮想通貨)の分野で、業界をけん引していたSVBの経営陣は、
中国での特別な『おもてなし』を受けていたという。」との一文がある。つまりハニー
トラップの常連客だったのである。SVBは、スタートアップ企業に対する資金提供の
中心的な役割を担っていた。中国系のスタートアップも数多く、米政府はSVBが中国
やロシア、アラブなどの富裕層の資金洗浄に使われていた疑い。を持っている。真偽は
不明ながら、さまざまな臆測も金融市場で流れている。SVB経営陣は、中国共産党の
幹部が、表沙汰にできない海外資金を秘密裏に預かっていた。というものだ。又、今の
バイデンの息子のハンター・バイデンも、このハニートラップで、中国共産党から酒池
肉林のおもてなしがあったと言われ、中国の政府系防犯監視カメラメーカーの「ハイク
ビジョン」の接待を受けて、松下パナソニックに圧力をかけたと言われる。所謂顔認証
追尾システムが、中国ではどうしても欲しかったとされる。当時松下はこの焦点フォー
カスシステムで手振れ防止技術が一歩先を行くプログラムICに成功していたからだ。
意外にも、その頃防犯カメラメーカーは多く、日本メーカーは、パナソニック、日立、
三菱、TOA、ビクター(JVCケンウッド)などが有名だった。海外メーカーとしてはヨーロ
ッパのAxis(アクシス)、BOSCH(ボッシュ)で、中国でHIKVISION(ハイクビジョン)は出た
ばかり、Dahua(ダーファ)が有力だった。このハイクビジョンは 中国国有企業の一つと
なり、「中国電子科技集団」傘下上場企業で、国家プロジェクトへ参画する。国の政策
の要となり、多くの開発費用と人員が投入され、4万人以上の社員の内3分の1が技術
開発の人員に充てられていると言われる。が、ここまで業界をリードしている背景には
、その成り立ちと中国の政策が関係している。

264 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/05(水) 03:42:37.35 ID:HqjeMdOFq
  新経済論おにゅ〜〜う     368  現代と未来社会を考える。

 大規模な工場と世界中の支社によって高性能・高品質でありながら、安価な防犯カメ
ラ・レコーダー(録画機)が世界中で販売され、日本の市場でも、同等性能の機器が日本
メーカーの10分の1程度の値段で販売されたので、一気にシェア率を獲得していった。
防犯カメラを自社製造している大手メーカーも、当然全ての部品の製造と調達を、日本
国内で行っているわけではないのだった。部品を様々な企業から購入して製造するのは
一般的であり、中国メーカーから安価な部品を仕入れ、自社の独自のシステムを組み込
んで製造している。又OEMという製造販売方法もある。OEM(オリジナル・エクイ
ップメント・マニュファクチャリング)とは、他社ブランドの製品を製造し、納品先(
委託者)の商標によって受託製造することだ。メーカー側は不必要な性能の削除や大量
購入のでの、機種替え時の在庫減らし、消費者に自社製造として購入してもらえるので
、防犯カメラ業界でもカメラの製造を中国メーカーに行ってもらい、自社ブランドでの
名前での販売が広く行われている。製造国定義も、法律で決められているのは、商品を
製造する最終工程を日本で行えば、日本製と表記することが可能であるのだ。よって、
極めてグレーゾーンだが、中国メーカーでのOEMで製造しても、日本でラベルを貼る
かネジ1本交換すれば日本企業製品や日本産が完成する。2020年のランキング(2019年
の製品売り上げ実績)によると、中国メーカーが1位、2位にランクインしています。中
でも1位のハイクビジョンは、ここ5年以上連続で1位に輝いています。上位10社で見て
も4社が中国メーカーですので、競争力の高さがうかがえる。尤も 悪名高きウイグル人
矯正施設でも100台単位で受注されるからおぼつかない。又SVBの破綻は、「米中
経済戦争」と深く関わっていて、その一端なのかもしれません。米銀に続き、スイスの
大手のクレディ・スイスが連鎖的に経営危機に陥り、UBSによる買収で合意している
。レコードチャイナでは03月22日、中国メディアの報道として、華人資本家など、米国
やスイスから大量引揚げがあると伝えた。額は米国から760億ドル(約10兆円) スイス
から1600億ドル(約21兆円)で資金の移転先は香港、シンガポール、カナダなどという。

265 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/05(水) 09:37:04.38 ID:ta1Qxm8j1
  新経済論おにゅ〜〜う     369  現代と未来社会を考える。

 日本で、デフレ景気で、国会議員は海外に比べて、3〜5倍の給与だと言われる。こ
の常態化した、日銀と政府の馴れ合い予算が、地方財政にまで及んで、必要のない都市
改造が、人の動きを都市に誘う。この異常な動きが、カントリーリスクである。地域特
性をもった経済に、こうした特性を無くして、都会的生活にいざなう事はその特性を、
捨てる事になる。カントリーリスクとは、投資する国・地域の政治、経済、社会情勢、
などの変化に起因するリスクのことを言う。日本は長期金利は今でも国債買い入れで、
資産低下を起こしている。こうなると資産の受け皿が無くなる。デフレ運用は、実は、
国が発行利子が低いのに買い入れて、日銀のそうした資産や余力を足してサービス受け
入れしている。これはもはやボランティアである。田舎のよろずやが過疎化住民の為に
、慈善事業として、労働力や付録を付けて売っている様なものだ。ではこれで何が起こ
るのか。経済は回らないので、更に住民が減るのだ。住民がほんの少し安くておみやげ
をつけた売り方しても、住民は、街の豊富な品揃えのあるスーパーの方に出向くのだ。
国際社会でも、日銀がどんどん国債買い入れして、日本政府が大丈夫と国家予算を普旦
にたっぷりと無駄を含んで通していると、今度の円安と同じに、止まらないインフレが
突然襲う。原油が高くなり、エネルギーが使えない、食糧生産が出来なくなり自給率ど
ころか、餌代がなく家畜を飼うことすら出来ない上に、植物肥料も殺虫剤除草剤駆除剤
ありとあらゆるものが、出回らない。商店は消え、商社の本社移転は進み日本を捨てる
。生まれて来た子供の教育費や学費、保険・建設費と、産業が無くなるのだ。これが、
山村の過疎化の様に海外に流れる人の群れとなっていく。今や外国人の派遣労働者やら
留学生の受け入れ、大学運営費の高騰、少子化現象などは、その前兆現象なのである。
教育費高騰で起こる事は、粗暴人間の育成で犯罪率が高い。今移民によってテロが頻発
する理由は、欧州が、ギリシャ危機以来、日本化してMMT理論で債権頼りに陥ったか
らである。米国他、みんなで渡れば怖くない式で、経済沈下させないこの工夫は地球上
を大きく痛めつけ、中国大陸の様に 生物環境の生存を脅かして止まない。

266 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/05(水) 10:12:53.15 ID:ta1Qxm8j1
  新経済論おにゅ〜〜う     371  現代と未来社会を考える。

 今回の事件で、大きく損失したのがアフリカ諸国でとりわけアフリカ投資の利益を、
豊潤に受けていた中東の顧客は憤慨しただろう。中国の地方銀行も同じであろう。と、
推測する。こうした協力者らはショックを受けただろう。クライン氏が金持ちになると
豪語したクレディ・スイスのバンカーらは、今脱出の機会をうかがっている。当代切っ
てのディールメーカーの1人と称される同氏にとって、驚くべき転機で、アメリカでの
プライベートバンクは途方に暮れる。CSFBは、同氏にとっての勝利、主要投資銀行
を経営するチャンス。だった筈だ。今は勝負が終わっておらず、途方もない誤算として
この事態にうまく対処できると金融界に示す必要がある。クレディ・スイスの投資銀行
部門をスピンオフし、新生CSFBの株式を公開するクライン氏の計画では、関係者が
盛り上がってい、わずか数週間前のことが遠い昔にみえる。。世界を股に掛けディール
の外交官という意味で「銀行界のヘンリー・キッシンジャー(元米国務長官)」と同氏
を評する者さえいたのだから。クラインもクレディ・スイスの担当者は、いずれもコメ
ントをさけ取材に応じない。クレディ・スイスにアドバイザリーブティックを売却した
代価として得た株式とワラント(新株引受権証券)は、CSFBの計画をやり遂げて、
新規株式公開(IPO)とその後の業績が全てうまく運べば、2億ドルを超える報酬が
あったはずだった。煙のように消えた預金である。サウジの長年の顧客にクレディ・ス
イスに15億ドルの投資を働き掛けた。NOの返事と共に、ライバルの救済に身を委ねる
結果となり、彼らは10億ドル余りを失う。CSFBに中東とプライベートエクイティー
(PE、未公開株)業界からさらに多くの資金を確保したものの、無駄に毀損した。U
BSの幹部らは、クライン氏の助言に耳を貸さないだろう。事情に詳しい複数の関係者
は、クレディ・スイスと同氏との合意解消をUBSは引き続き目指している。投資銀行
のスピンオフではなく、最も優秀な人材を入念に選別し解雇する予定だ。しかしそれが
今度は国を大きく毀損するだろう。もはや綿々と続いたスイスの信用は地に堕ちたのだ

267 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/05(水) 10:43:54.79 ID:ta1Qxm8j1
  新経済論おにゅ〜〜う     372  現代と未来社会を考える。

 クレディスイス銀行の、AT1債は銀行発行の特殊な社債である、利回りが高い分、
債権者保護が手薄くあった。銀行破綻した際の弁済順位は低く、公的支援が実施された
場合、元本減額の特約が付けられる。クレディ・スイス発行債はこれに該当したのだ。
「リーマン・ショックを受け、国際的な銀行の自己資本比率に関し、バーゼル規制が、
安全の為強化された。この債権が、自己資本にカウントされるため、自己資本を増強し
たい金融機関は発行を増やしてきた。そもそもこの矛盾がある。中央銀行券同様の信用
を持つ、と言う個人金融債はあろうはずもない。低金利が長期化する中、高い利回りを
求める投資家は、AT1債を、銀行支援券でなく、高利回り商品として積極的に買い続
けてきた。日本の地銀や投資家も手を出し、損失を食らった恐れがある。無価値整理券
である。AT1債の市場規模は、約2750億ドル(約35兆円)と言う。クレディ・スイス
の2.2兆円分の“紙切れ化”に市場は敏感に反応し、恐らく市場は成立しない。AT1債の
世界全体の平均的な動きを米インターコンチネンタル取引所は、3月初旬まで7〜8%台
だった利回りが、一時10%台に上昇した。つまり一割利子でも、誰も買わない債券暴落
にある。加えて、償還可能日に、支払いを見送る銀行は多く、債権購入者がビビるのも
無理はない。鈴木財務相は参院予算委員会でクレディ・スイスのAT1債についての、
日本の金融機関や投資家の保有額は少なく「現時点では直接的な影響は限定的」と答弁
しものの保有額を明かさない。この関連について日本への影響が限定的なのは、その通
りだ。しかしこの先、世界のAT1債がさらに暴落ないとも限らず、償還を見送る銀行
が相次、金融機関に対する信用不安連鎖に陥る可能性が高く、気が抜けない。リーマン
・ショックの時も特定の債券の焦げ付きから、世界的に金融不安が一気に広がった。全
く楽観視はできない。と金融関係者話す。アジアで言えば、韓国の銀行はショックを、
隠さないで、頭を抱えている。

268 :アポーン王子:2023/04/05(水) 10:44:32.15 ID:ta1Qxm8j1
  新経済論おにゅ〜〜う     373  現代と未来社会を考える。

 ここで日本円は、リセッション・シェルターとして大きく顔を出す。ラッセル・イン
ベストメンツの責任者、バン・ルー氏は、「昨年は極端な円安だったが、今はその反動
を目にしている。これは今年見られる主要なトレンドの1つだろう」と指摘した。銀行
株の急落は、通常ではドル高を誘発する。しかし、米連邦準備制度がより長期にわたり
急激な高めの金利を維持する方針を転換して、こうした銀行破綻を招いた。との観測で
ある。クレディ・スイス・グループが、合併を余儀なくされたが、金融不安は続き欧州
と、一部の日本の政策当局者は政策の引き締めを依然として目指している。とみられる
。それによってドルの不安に対して、自国通貨が優位になる。UBSグループのアナリ
ストは、「銀行ストレスは、米国の地域金融機関に集中していると考えており、米国の
優越性が薄れる。この恩恵を受けるユーロと円を、引き続き有望視する。」と述べた。
日本にとっての神風である。ここで少しの利上げし、大胆にドル買いすれば円安の安全
圏を築けるはずで、日本の景気浮上の始まりなのだが、どうも日本政府は動いていない
。全く馬鹿かアホの類である。防衛省予算よりは、円高ミッションの方が遥かに大事だ
。クレディ・スイス・グループは、米国の脱税ほう助で、有罪を認めて約10年になる。
現在も富裕層が米内国歳入庁(IRS)からの資産を隠すのを助けている。と、米上院財政
委員会が主張する。公表された報告書によると、クレディ・スイスは二重国籍を持つ、
多くの富豪米国民が外国のパスポートを使って米税務当局から資産を隠すのを助けた。
と言う。資産隠しの米国籍を放棄した富豪に協力しあったという。同行が26億ドルの(
現在のレートで約3400億円)を違約金を支払った2014年の米司法省との合意に反すると
、報告書は指摘する。ワイデン委員長は報告に伴う声明で、「強欲なスイスのバンカー
が米国の超富裕層達の、税逃れを助ける現在進行中の巨大な陰謀に関与している様子だ
。」と述べている。「UBSの買収によっても帳消しになることはない。」と言明し、
「クレディ・スイスのような常習犯」への取り締まり強化とバンカー個人への刑事捜査
を米司法省に求めて、釘をさす。

269 :アポーン王子:2023/04/05(水) 10:55:08.93 ID:ta1Qxm8j1
  新経済論おにゅ〜〜う     374  現代と未来社会を考える。

 今後注視されているのは、6月以降、欧州の主力銀行が相次いでAT1債の償還可能日
を迎えるという事に、ここでの、支払いがやって来るかという事だ。ここで次々と見送
られれば、市場の混乱は避けられない。杞憂に終わればいいのだが。と金融関係者は、
恐々としている。又、UBSグループのコルム・ケレハー会長は、クレディ・スイス・
グループの統合作業についての見解で、2008年の金融危機の渦中で進めたどの取引より
も大変だ。と語る。UBS、エルモッティ氏をCEOに再起用しクレディS買収統括へ
 向かうと言われた。ケレハー会長の、チューリヒで 行われた記者会見では、最大のラ
イバル行だったクレディ・スイスを統合するにあたって、今後UBSがやるべき作業の
膨大さについて、いくら強調してもしきれない。と述べる。UBSはクレディ・スイス
の、大半の投資銀行の整理が待っている。クレディ出身の幹部陣やウェルスマネジャー
、投資銀バンカーのうち、では誰を引き留めるか、交渉させるか。考えることになる。
ケレハー氏は、今回は著しい執行リスクが伴うと述べ、クレディ・スイスからの「悪い
文化」の伝承は持ち込みたくない。とも述べた。長年にわたる、一連の不祥事や失策の
結果において、スイス政府の仲介による合意で、急遽 国内同業のUBSグループに、
買収されることになったが、UBSグループも似たり寄ったりの経営事情があった。と
される。税逃れを巡って、米当局の捜査はその皮切りだったかもしれない。クレディ・
スイスは、米当局との14年の合意に違反してはいない。と主張していた。昨年11月に、
米司法省が同行のコンプライアンスについて、大きく調査しているとブルームバーグ・
ニュースが報じた。対して、同行は「クレディ・スイスは脱税を容認しない」との発表
文を出している。揺れる国家や揺れる政府が、揺れる金融、揺れる経済に翻弄されてい
る。

270 :アポーン王子:2023/04/08(土) 15:11:49.70 ID:1jbjcKp7F
   新経済論おにゅ〜〜う     375  現代と未来社会を考える。

 これからやって来る世界は、経済の大縮小時代とされる。中国の500兆ドル負債が
半分まで減ったのだろうが、コロナ禍の欧米需要の減少で、それ以上の負債返納は無理
だろう。とエスタブリッシュメント層の アナリストは噂してる。そして、経済縮小の
欧米の搾取された 25兆ドルの負担は、シグネチャーバンクやビットコイン、或いは
今回のクレディ・スイスのAT1債放棄も含めて、どれだけの負債放棄しただろうか。
恐らく百兆ドル以上だろう。このうち3割程度が政府起債の保証や補填されるが、それ
でも税金によるもので、消えない。世界のGDP総量が、ウェブ検索の結果によると、
世界のGDP総量は、2019年の時点で約87.7兆ドルと推計されている。国別では、米国
が24.4%、中国が16.3%、日本が5.8%**の割合を占めているとされる。2020年以降は
、新型コロナウイルスの影響で世界経済が大きく変動している可能性があるものの、
同じ、ウェブ検索の結果で、中国の債務残高は、2021年6月末時点で51兆8700億ドルで
(約5800兆円)に達し、国内総生産(GDP)の約3倍に相当すると推計される。このうち
、政府債務は約18兆ドル(約2000兆円)、民間債務は約34兆ドル(約3800兆円)です。
この中国債務残高は、インフラ投資を拡大したことや、人口減少による成長鈍化などが
要因とされ、世界からの資源掠奪や搾取は続くだろう。とみられる。それより大きな、
世界全体で、非金融部門(政府・企業・家計)の債務残高は、2007年から2019年までに
約1.7倍に増加し、2019年末時点で 226兆ドル(約2.5京円)。そのうち、政府の債務は
約90兆ドル(約1京円)、企業債務は約75兆ドル(約8300兆円)、家計債務 約61兆ドル
(約6700兆円)という大変な額である。先進国で政府試算でGDP3倍程度の負債が、
今後襲う1倍程度は通常の流通経済の資本金として健全とされいたが、どうなるのだろ
うか。少子化・温暖化・資源枯渇化・AI化・・この波は人に働くなと言ってる様だ。

271 :アポーン王子:2023/04/08(土) 15:12:13.05 ID:1jbjcKp7F
   新経済論おにゅ〜〜う     376  現代と未来社会を考える。

 戦後わが国の高度経済成長を支えてきたのは公共事業を中心とした道路等の社会イン
フラの整備であった。しかしながら、近年、高度成長から低成長へと時代の流れが、大
きく変化する中で、公共事業による社会インフラ整備に対しても、その期待と役割が大
きく変わったのである。戦後ほとんどストックが何もない状態から始められたわが国の
社会インフラ整備は今や自然破壊の助長の一途で雇用調整型の発注に代わっている。今
や一定の水準に達したと言われ、それとともに現在では、膨大な社会インフラ資産の、
負債時代に入る(ストックデメリットオペレーション)を抱える時代を迎えようとして
います。そこには、社会インフラ整備を支えてきた公共事業の財源は、国や地方自治体
が抱える膨大な財政赤字が依然として増大する。今後一層厳しい制約を受けざるを得な
い状況であり、自然からの回収・取得産業も伸び悩む。更に加えて公共事業を取り巻く
様々な不祥事から生じた公共事業に対する国民の不信感は、大きく、依然根強い。原発
政策一つ取っても、近代末期の古い思想と言えるものがある中で、手放せない現状があ
る。このような時代の変化の中で、公共事業に携わる関係者も、従来の公共事業のやり
方や思考などを、抜本的に変化・変革せざるを得ない状況に置かれていると言えます。
厳しい財源制約の下で、国民の信頼を得ながら真に必要な公共事業を進めていく為には
、従来の建設中心の事業の進め方から、今ある資産(ストック)を限られた財源の下で
最大限に活かす地域調整型の、的確に歴史や地理特性を分析した社会インフラによって
地産地消の公共サービスを行う必要がある。より国民への高い満足度と負担軽減の評価
が必要で、そうした格差なき受益が受けられるよう適切な形で提供することが必要であ
る時代になってきた。と考えられます。つまり「つかう時代」から「つくる時代」に変
わらざる得なくなった。つまり、創るとは国民や街の人を創る時代である。箱物事業の
廃止時代とも言える。

272 :アポーン王子:2023/04/08(土) 15:12:38.60 ID:1jbjcKp7F
   新経済論おにゅ〜〜う     377  現代と未来社会を考える。

 このような中で、公共事業の進め方の新しい枠組みも変わらざるを得ない。法整備と
いままでの抜け穴だった自然や水利や動植物の調査・分析・検査・公開を確立するため
、限られた財源の下で公共事業への信頼を回復する一つの手段として、公共事業におけ
るアセットマネジメントの導入について、各方面での科学的な多様な意見を幅広い取り
組みを行われるようにする必要がある。更に、公共事業におけるアセットとマネジメン
トは、分けて、業者選定段階からの、確定調査と違法職員の排除、憲法や地方自治体の
法基準の適正な知識検査や賄賂や忖度、議員ややくざへの個々人の調査とその公表すら
透明に行う必要性がある。公共事業という、本来持っている目的である社会インフラは
社会福祉の増進にある。公共サービスの最適化は、これまでの歴史や地域特性の毀損や
破壊など行うズレた事業で貧民つくりに精を出す作業は、尤も忌むべき行為で、首長や
議員の意向に添うべきものではない。そうした独立事業と健全行政を達成するためにも
、現在ある資産を適正に公表評価し、業者との連携した悪業を取り締まる必要がある。
事業結果を将来に渡って、安全かつ快適に維持する事を目的にし、公共が、公開公表の
透明度が大原則である事を、徹底して諸官庁や地方職員に再教育する責務が、現在には
問われている。いわゆる行政内のバイトテロの完全防止である。過去の事業に遡っても
違法行為を突き止め、道徳道義と法に照らし、分析・告訴を行わない限り、日本再生の
道はない。国民の多様化するニーズに的確に応え、時間や費用は別にしてその行為は,
多年度事業でも行われ、限られた財源等の資源を有効に活用しながら、適切な公共サー
ビス提供していく精神を鍛え、マネジメントシステムの構築を、行わなくてはならない
。つまり、例えば、大型車通行で常に道路舗装してる場所には、ちゃんとした施策で、
基盤からやり直して、その後で10年も持たないのでは、建設設計と共に大型車通行に、
ちゃんとかける事である。舗装に大型車導入で更に補修が必要とは言語道断である。特
に久留米の筑後大関や諫早大提の様な、自然抑制で災害助長においては推進議員の懲罰
をさかのぼってでも決定する必要性がある。

273 :アポーン王子:2023/04/08(土) 15:13:11.54 ID:1jbjcKp7F
   新経済論おにゅ〜〜う     378  現代と未来社会を考える。

 つまり、公共事業における投資決定に始まる事にも、民間のオープン・ブレーン・ス
トーミングの会議が欠かせないもので、研究と分析と決定と提言をもって、議会決定す
る必要性が、そこにある。研修も学習もない職員の登用や、地域特性も知らない有力議
員の意見などは、もってのほかで、雇用や経済中心主義を止めて、ちゃんとした常識の
醸成と高く長い行政改革や工事施工であっても、やるべき事をちゃんとやる公式見解と
認識一致が、住民と共に必要がある。協業共和の公示形態である。これらの投資の配分
と執行管理を、より優れたものとするために、エンジニアリング、財務、経済及び実務
の最適遂行手法を組み合わせることが必要と言える。より具体的に整理してみれば資産
でもある社会インフラの、物理的、機能的老化等を将来に渡り把握し、もっとも費用対
効果の高い維持管理の推進と共に、逸脱しない事業形態である。公共サービスの最適化
という観点では、住民移動やショットタウンの育成も必要である。つまり最高効率都市
の無償提供である。そもそもが勝手に創った後期高齢者の制度は、現況に合わせてとっ
てつけた様な事業で、医療法人や財団肥やしにしかなって無く、一切日本の為にはなら
ず、非効率の上で、施設内の暴行を助長している。そうした非効率性の単価をそのまま
国民生活に投げ落としているのだ。ちゃんとした「優雅な姨捨山」を作るべきであり、
まだ動ける働ける老人に、労働力を提供してもらい、幼児若者老人の集まったちゃんと
した便利な暮らしどころを提供すべきなのである。震災後に8回も生活住居を奪われた
老人が死んだのだが、まったくこれは家を提供していたとはいえ、福祉の提供で無く、
地獄を作っただけで、生き抜いた有難さがないではないか。隣組の愛を壊し、避難所と
調整避難所、くじ引き仮設住居、遠居子供夫婦と同居、引っ越し帰還、全て行政ミスと
しか思えない仕打ちである。現有資産の有効活用に努めること。これが全く優先されて
いないのである。

274 :アポーン王子:2023/04/08(土) 15:13:43.52 ID:1jbjcKp7F
   新経済論おにゅ〜〜う     379  現代と未来社会を考える。

 勿論、現有資産では明らかに国民のニーズに十分対応出来ない場合もあろう。しかし
、東北北陸海岸づたいに大きな眺望提を作っても、無駄事業と言える。というのももし
行うなら、防波堤ではなく、山際の盛り土と道路の開通で、一早く完成でき、一直線に
高規格道路を海岸に向かわせる事の方が避難に有効であるのだ。この三陸海岸道路は、
全く無駄事業であり、海の産業に従事するものにとっては、全くの壁であろう。通常の
生活状態を考えても、日中において海岸利用は不可欠のはずで、漁港や加工工場にして
も、異常な事だ。これらは一斉に無駄になり、撤去の憂き目になる上にその費用すら、
津波被害以上の費用となる。いくら給付金があって援助があっても、過去の効率性は、
全く取り戻せない。こういう事は都市投資人の悪行で、よくわかるのが、築地と豊洲の
市場比較である。豊洲新市場は、築地市場の代替施設として2018年(平成30年)09月13
日に開場記念式典が行われ、同年10月11日に取引を開始した。築地市場の1.7倍となる
40.7ヘクタールの敷地に、5階建ての水産仲卸売場棟や、青果棟などが立ち並ぶ豊洲
市場である。つまり1.7X5倍で、最新設備が場所をとったとしても、ほぼ3〜4倍で
である。都は、昨年8月、豊洲開場後の5年間で水産物の取扱量を1・6倍の年約62
万トンに引き上げる計画で、豊洲は築地と違い閉鎖型の低温管理施設で、魚介の、品質
保持が出来、加工施設も備えスーパーなどの需要に応えられる。と胸をはり開業した。
ところが、である。開場した10月以来の豊洲の水産物取扱量は、依然と国内最大では
あるが、前年同月比2・4%減の3万366トン。かき入れ時の12月も同10・1%
減の3万4828トンで、今年1月も同4・4%減、2月も同7・2%減と低迷が続く
。つまり年々1割ずつ減少していくのである。築地時代既に市場を通さない取引が広が
り、取扱量は減少は続いていたものの。ピーク時1987年の約81万トンから半減し
たのである。

275 :アポーン王子:2023/04/08(土) 15:14:14.93 ID:1jbjcKp7F
   新経済論おにゅ〜〜う     380  現代と未来社会を考える。

 築地時代にも消費者の魚離れ、海外からの輸入、産直販売など市場を通さない取引。
が広がっていたとしても、取扱量がピークだった1987年の約81万トンから半減し
ていた。38万トンという、市場流通は、ピークの9割から、平成20年代には、水産物
は5割強、青果物は6割に減少した事は酷い低迷である。食品流通を取り巻く環境が大
きく変容し、中央卸売市場もその取扱量の減少及び卸売業者の小売りへの直接販売取引
の増加とセリ前の荷の先取りなどが見られるのに、卸売市場は既に形骸化したセリ売の
販売を基本とした卸売会社から仲卸売業者と小売店を通じた販売を原則とした。日本の
漁業・養殖業生産量は、1984年の 1282万トンをピークに、昨年は430万トンになって、
ピーク時の3分の1まで落ち込んで国内の水域で 656万トンを失った中の出来事となっ
た。これは、大きくは小池都知事の反対運動での影響で、当初計画の挫折の影響が大で
ある。というのも、水産業とは言え、空港と同じに市場も世界の競争時代だったのだ。
この間、国内で適切な資源管理や国際情勢に合わせた体質改善が図られず、古い漁業法
制度が改革されず。世界各国は、科学的根拠に基づいた、漁業者の漁獲量の上限た、科
学的漁管理のTAC設定、個別割り当て漁獲数量を導入している。さらに、過剰投資を
しないマーケット合わせの売買、譲渡できる漁獲割当量、ITQを導入している。のだった
こうして、漁業安定化したアイスランドやノルウェーの大型船漁獲に対しインターネッ
トオークション解放がなされ、そして応札者により落札された漁獲物は、世界中の市場
や加工場に直接運ばれた。日本の豊洲移転が7年遅れし、行政規制の如何に後進的で、
中国市場に逃げていったかが解るというものだ。 更に問題なのは通常の運営コストの
上昇である。総事業費5691億円もつぎ込んで豊洲市場を造ったのに、糞の様に、維持・
修繕費は、築地市場より高額であるのだ。また、冷却能力の向上が図られたことから、
卸、仲卸などの負担額も格段に増大した。

276 :アポーン王子:2023/04/08(土) 15:14:39.68 ID:1jbjcKp7F
   新経済論おにゅ〜〜う     381  現代と未来社会を考える。

 一方で冷凍庫は空き状態。これでは収益的収入は、市場の取扱量・金額に、比例し、
増大化の一方で、日本漁業衰退と輸入減少で、豊洲市場での取扱は、さらに減少した。
つまり魚類販売に力が抜けて、売り上げ維持に及ばなかったのだ。中央卸売市場会計の
赤字が増大すると考えられ、既に改善が急務であると警告している。これには都民から
の十分な理解を得る設計と建設調達に及ばなかった事が主因である。そしてその証左と
して、場外店舗の不整備がある。つまり、本来新鮮な高級魚肉を残さず提供しているの
は仲買い人から買い付け人そしてチェーン店舗から店長や職人と言う流れがあるが、実
は、その中で2割程の、個人割烹やフライ、握りが、直接観光客他、店舗提供し、入居
者や傍に連なる店が繁盛する仕組みがある。ところが、競り見学や食事(食べ歩き)と
買い物(鮮魚)があるものの、豊洲市場に移転したのは、『築地場内市場』だけであり
一般客の鮮魚のお買い物は、同じ豊洲市場の仲卸業者のお店・場外市場の築地魚河岸が
買いやすいとの事で、仲卸業者も二重負担のまま動けないでいるし、見学客も不便のま
まとなっているのだ。海外の出荷業者は、豊洲市場のコストは世界の50%増しで、商品
の内容にうるさく、安い値段で購入しようとするので、売りたくないと言います。また
、日本の卸売市場は、取扱い品に関する情報の透明性に欠けている問題もある。諸外国
に比べてICT、情報通信技術の導入が遅れ、水産物は、科学的情報に基づく商品表示が
行われていなく、産地偽称も多い。せりでも魚の評価は、経験や勘に頼り、誰でも理解
できる文字化・数値化した情報になっていない。公営市場の中央卸売市場は、独立採算
の「市場会計」を原則としていますが赤字です。最近の東京都市場の収益的収入の合計
は210億円でした。このうち、市場の本業収入、売上高割使用料と施設使用料は119億円
弱で、約50%を占める。なのに、費用対効果はなく経済損失事業だったのだ。こういう
馬鹿行政が、全国各地で起こっていて、監査すべき議員が斡旋しているのである。

277 :アポーン王子:2023/04/08(土) 15:15:10.62 ID:1jbjcKp7F
   新経済論おにゅ〜〜う     382  現代と未来社会を考える。

 こんな費用対効果の無い事業にならない様に、十分留意しながら必要に応じて新たな
新設投資を検討することが必要である。ここで、公共事業におけるアセットマネジメン
トを検討するに当たって、公共施設を管理する責務を担っている 公共主体の関係者が
留意しておくべき重要な項目をまとめてみます。
(1) 施設利用者、国民に最小費用で最大限の満足度を与える様な消費者ニーズを考える
(2) 適正管理水準の下で、適切な維持管理計画を策定し実行する遵法精神に沿った行動
(3) 現有資産を最大限に有効活用させるため、様々なソフト施策の充実と考案を図り、
  公共サービスの向上に努める。必要な新規投資を行う場合も、現有施設で提供でき
  る公共サービスの限界を知る
(4) 利用者ニーズの実態を踏まえながら、維持管理投資も含むアセットマネジメントの
  全体の中で検討する。利用者ニーズの把握、施策の評価、モニタリング充分な調査
  と検討が重要である
(5) 各管理主体が所有している様々な関連施設についても、投資財源の確保という視点
  からその資産(土地、建物等)としての運用、管理、保全を適切に行う
プロパティマネジメント、ファシリティマネジメントの考え方として、大きな専門知識
が必要となる。プロパティマネジメントは、主に設備や不動産の維持・管理を行う業務
の適正保全のことである。具体的には、ビルやマンション等の物理的なメンテナンスに
始まり、テナント誘致や賃貸契約にいたるまでの、監理、交渉、家賃・共益費の回収、
トラブル対応など大家代行のようなものであるが、例えば遊園地では器具の危険性とか
、アパートでは幼児転落や放火や看板落下や交通事故まで含まれる。昨今投資用不動産
の財産的価値の維持・向上の、マネジメント会社の業務委託された監理を指す場合が多
い。この場合の担当者をプロパティマネージャーと呼ぶ。

278 :アポーン王子:2023/04/08(土) 15:15:33.83 ID:1jbjcKp7F
   新経済論おにゅ〜〜う     383  現代と未来社会を考える。

公共施設管理者が行う様々なサービスで、アセットマネジメントと違い、その施設利用
者や納税者・一般国民の十分な理解を得る事が重要でありあくまで福祉と保全である。
「Property = 財産」「Management = 管理」 という言葉からできているように運用で
はない。不動産財産を管理することを意味している。アセットマネジメントは「Asset
= 資産」であり、資産的価値の活用や向上で転売権すら有する。この中で活用の部分の
適正活用監理がファシリティマネジメントである、つまり経営であり土地や施設、設備
の固定資産(=ファシリティ)を総合的企画、管理、活用(=マネジメント)で、価値向上や
転売や広告を含まず、あくまで現状の活用と維持保全である。ファシリティ(facility
)は、本来、設備や施設、器用さの意味で、ビジネスにおいては上記に挙げたような、
「物資」相手の言葉での器用さで=活用となる。具体的に、どのようなマネジメントが
おこなわれていくか、活用の要点はどこにあるのかは逸脱しない運用が大事であろう。
そのたには、時宜を得た情報提供に、対応を努めるとともに、効果的なコミュニケーシ
ョン能力を引き出し活用し、(1)施設利用者等の理解に加えて参画、協働を促す。(2)、
説明責任(アカンタビリティ)の重視、(3) インフラ会計の導入アセットマネジメント
を有効に行うための、随時の資産の評価、分析、投資計画の決定等、それぞれの段階で
必要になるデータが 容易に得られるような共有データーベースの整備が不可欠である
。また、市民を交えた この共有データーベースを活用することを行い、施設利用者、
一般国民との情報共有が可能となる@共有データーベースの導入整備が重要A公共事業
におけるアセットマネジメントの概念B既存インフラに対する投資と新設インフラ投資
、これらは必須でアセットマネジメントの概念図を参考に、行動経済学などを採り込ん
だ、日々の、組織改善や人事、機械、設備一般の改善などの状態を築く事が必要である

279 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/11(火) 11:38:56.88 ID:hBrT+DQfd
   新経済論おにゅ〜〜う     384  現代と未来社会を考える。

 UBSグループは銀行業界で、最大規模となる買収の合意をわずか数日でまとめた。
しかし、そのための下準備は何年も前から行っていた。と、されている。コルム・ケレ
ハー会長は、昨年4月に就任した際、前任のアクセル・ウェーバー氏が、少なくとも、
2020年から行っていた国内同業クレディ・スイス・グループ買収の 実現可能性調査を
引き継いでいたのだ。クレディ・スイスの顧客が数百億ドル規模の資産を同行から引き
揚げる中、ケレハー氏は、今年に入って古巣のモルガン・スタンレーからアドバイザー
を集め 緊急計画を練り始めていた。事情に詳しい関係者が明らかにした。と言われる
。このプロジェクトは、トップシークレットで、モルガン・スタンレーでも 同僚でも
チューリヒで何をしているのかを知っている者は、ほとんどいなかったと、関係者が、
匿名を条件に述べた。こうした取り組みのおかげで、3月半ばに 米地銀から始まった
信頼の危機がスイスに広がった時、UBSはすでに準備を整えていた。3月15日に、
スイス国立銀行(中央銀行)が、クレディ・スイスに緊急流動性を供給すると、UBS
は、それまでのシミュレーションから 直ちに実戦モードに切り替えている。UBSで
はモルガン・スタンレーに加え、JPモルガン・チェースからもアドバイザーやバンカ
ーを呼び寄せて検討した。その一部は、わざわざジェット機でチューリヒに駆け付け、
機密保持契約に署名し米国に戻った者もいる。その後、決定的な週末を通じて不眠不休
の交渉が行われた。アドバイザーらは、睡眠時間を削りシャワーも浴びずに働き続けた
。その結果まとまった買収合意は、一部の債券を無価値にし 伝統的な株主の権利も、
踏み倒す内容で、「大き過ぎて、つぶせない」銀行への配慮が前面に出たものだった。
しかしこれは、違法すぎるやり方である。日本と違って欧米だからであろうが、通常は
銀行は金融機関であり、経済の血液とされる。当然ながら、日本の中央銀行と日本政府
の様な関り合いであり、一番に護るべきインフラであろう。それが買収の餌になり更に
二束三文で買われて、顧客を取ろうというのだ。こんな無秩序をスイスが止められない
でいる。これでは、独立国でも法治国家でもない所業と言える。

280 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/11(火) 11:39:20.66 ID:hBrT+DQfd
   新経済論おにゅ〜〜う     385  現代と未来社会を考える。

 メガバンクの吸収に、スイス国民が憤慨するのも頷ける、大規模な世界的危機は回避
された。などと言うが「大き過ぎて、つぶせない」と言うのは頓珍漢な話である。政府
が大企業優遇策を行い、監理監督を緩くして甘やかした結果で、更なる巨大企業資本を
受け入れている事が、矛盾である。このクレディ・スイスの緊急買収案は、既に欧州で
、最も健全な銀行と見なされているUBSにとって、更なる大きな利益がある。という
。同時にこの評判を脅かすだろう「リスク」でもある。と評価された。UBSのトップ
アイルランド人バンカーの、ケレハー氏(65)は、危機時の合併が企業を変貌させ得る
ことや、変動の激しい投資銀行業務が銀行を脱線させ得ること。をよく知る、理解する
。ケレハー氏とされ、ここ10年余り最も影響の大きいスイスの銀行統合を率いる。利益
の大きい富裕層向け、事業においては、恐らく「世界一の、金融力・資産力」を、形成
する。他の国内勢には足元にも寄せ付けないばかりか、スイス経済の2倍の規模を持つ
メガバンクを生み出す仕事に取り組んで行く。と言われる。しかし、この国家より大き
い銀行に価値は存在するのだろか。昔は芸術的かつ国内産業育成に、大きな価値があり
それなりの信用上の価値を持っていただろう。しかし今「更なる大きな利益」や「富裕
層向けの事業」を見るように、国家を超えた多国籍銀行と言う存在に、搾取される国民
と言う形式は、もはや金融インフラなどとは言えない取引であろう。日本で言えば郵貯
ファンドのような存在であり、何処に利益の投資を持っていこうと言うのだろうか。前
に述べた様に、経済は地産地消で完結する。国際経済やグローバル社会は効率の上で、
必要だろう。しかし、残念ながら、我々人類は、いまだ、資本主義も自由主義も完成さ
せていない。共産主義それに繋がる社会主義も同じである。宝くじ社会の様に紙切れの
やり取りのみで、存在する社会では、格差助長と貧困生活しか存在しない。現に米国で
さえ、巨大メジャーの多国籍企業や、3大自動車などに 振り回されているじゃないか

281 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/11(火) 11:39:47.58 ID:hBrT+DQfd
   新経済論おにゅ〜〜う     386  現代と未来社会を考える。

 ウェルスマネジメント(Wealth Management)は、個人保有資産を適切に、総合管理
するサービスの総称である。とされる。富裕層向けに欧米で行われてきたサービスで、
近年は日本でも現れた富裕層や経営者を中心に提供されている。ウェルスマネジメント
は、富裕層が抱えた資産管理に関する課題に向き合うために、専門の知識と経験を有し
た金融機関と専門家チームが担う。こうした金融機関は、資産運用や資産・事業の承継
、M&A、不動産売買・有効活用、資金調達など、あらゆる選択肢の中から顧客にとり
有益な提案を行っていく。ファイナンシャルプランニング等の一般的なサービスと比較
した場合、単なる資産運用に留まらず、M&Aや事業承継など、「資産」に関してより
包括的にサポートをする点がウェルスマネジメントの特徴とされる。ケレハー氏は5日
の年次株主総会で、「これは容易なことではない。」と語り、クレディ・スイス統合に
3〜4年かかる。とした、「ただ数字を足して答えを出せばよい。というものではない
。こうした事業を統合するには膨大なリスクがあることを、理解する必要がある。」と
話す。UBSは、合併後、つなぎ留めたい優秀な人材や顧客、維持したいシステムの、
篩い分けについて検討するチームを、設置し合併により1兆5000億ドル(約198兆円)の
資産運用する。全世界に類がない1万2000人超のウェルスマネジャーを抱える巨大銀行
が誕生したのだ。人件費を割り引いても、日々のコストは半端じゃない。「クレディ・
スイス統合に最大4年かかる。」年次株主総会のUBS会長の発言だ。同氏は合意に達
した3月19日夜に、電話会議では「スイスにとって歴史的な日だ。率直に言ってこの
ような日が来ないことを望んでいた。」と述べた上で、「この取引はUBS株主にとっ
て金融面では、利点がある。と、考えている」と説明していた。つまりは旧UBS株主
が、クレディスイスを徐々に食いつぶす宣言である。スイス国民は、恐慌や信用不安が
起こるより好いだろう。という恫喝されている事になる。それは世界も同じである。

282 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/11(火) 11:40:23.04 ID:hBrT+DQfd
   新経済論おにゅ〜〜う     387  現代と未来社会を考える。

また、スイスの銀行監督当局は5日、クレディ・スイスは、「前例のない」取り付けに
見舞われていたとし、当局では、同行を破産させることも 検討したと明らかにした。
クレディ・スイスの会長は、株主総会を開き、「心からおわびする」と株主総会で謝罪
した。スイス当局では、クレディ・スイス整理も、検討した。とFINMA幹部が説明
する。UBSとモルガン・スタンレーの広報担当者はコメントを控える。買収合意に対
し、UBS株主は総じて拍手喝采している。当然だが、長年のライバルを、ある計算に
基づけば、額面1$に対し5セントで取得できた。30億スイス・フラン(約4400億円)
での買収に、政府による「潤沢な保証」と「流動性供給」が付随している。UBSは、
濡れ手に粟の状態で、スイスの最も貴重な資産であるクレディ・スイス事業と、ウェル
スマネジメント事業を割安価格で入手できた絶好の機会を与えられたのだ。いかに割安
かは以下の比較が示している。UBSは昨年、運用資産 270億ドル相当を持つ「ロボア
ドバイザー、ウェルスフロント」をたったの14億ドルで買収することで合意したのだ。
270対14である。つまり、20分の1である。さすがにこの計画は、突然中止された
ものの、クレディ・スイスの買収価格はこの合意の2倍強に過ぎない。つまり1割実費
で得たのである。イギリスの1ポンド売りされた、SVBロンドン支社と同じである。
その上得られる運用資産は50倍以上なのだ。つまり本来の価値500憶のアドバイザー
銀行窓口を、タダ同然で引き継いだと同じだったのだ。このやり方は、リーマン破産の
時と同じだ。リーマンの投資は、優れた知見と査定と未来予測を数値化し、提言と共に
堅実に行われていた。ところが、モルガンやシティは、そう言う能力に欠けて、優良株
と混ぜた高利株配当で顧客をつないでいた。この時その災難をやり出したAIG保険は
助け、リーマンを助けなかったのである。まあ日本政府が買えば良かった優良物件だっ
たが、山一証券すら助けられない総理官邸であった。

283 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/11(火) 11:41:01.39 ID:hBrT+DQfd
   新経済論おにゅ〜〜う     388  現代と未来社会を考える。

 金融危機後のケレハー氏の仕事は、モルガン・スタンレーの投資銀行部門を見直し、
ウェルスマネジメント事業をより安定させ盛り立てることだった。同氏が携わったのは
、トレーディング事業が、古いデリバティブ(金融派生商品)や、流動性が低くなって
価値評価が難しい資産の ポジションを巻き戻す作業部門だった。大きな額の損失が出
ることもあったが、今回は同様のやっかいな資産に直面しても90億フランの公的バック
アップがある。と報道する。UBSは約10年前にエルモッティ氏の下でトレーディング
事業を既に縮小しており、クレディ・スイスがもたらすマーケット事業、特に債券事業
へのこだわりはない。UBSは統合後の投資銀行について、リスク加重資産で25%相当
の規模を目指しており、マーケット事業の多くは閉鎖されるだろう。UBS自体も25年
前に、スイス銀行とスイス・ユニオン銀行の合併によって、誕生している。つまり銀行
や投資のウェルスマネジメント事業への野心を持って発足したが、その時にはすぐに、
トレーディングリスクの洗礼も受けたのだ。つまり、実業拡大がない限り、金融拡大な
んていうのは、絵に描いた餅より悪い。悪業以外何物でもない。日本の様に伝統工芸か
ら最新研究まであっても、リスクが高くデフレ基調なのに、何を血迷ってMMTの様な
拡大投資を考えるのだろうか。ウェルスマネジメントを成長させ、リスクを圧縮する。
という目標に向けてケレハー氏が頼りとするのは、この点で実績のあるエルモッティ氏
と言う。同氏は11〜20年の、9年間UBSのCEOを務め、高リスクの、投資銀行事業
から同行を遠ざける事業再編を率いた実績を持ち上げる。しかし世界金融危機のあおり
で、UBSがスイス政府の救済を受けた後で、株価は今も危機前の水準を下回っている
。エルモッティ氏が在任中に果たせなかった野心の一つが、大規模な買収だったらしい
が、要は巨大マーケットでなく、巨大資本の押さえで。政府保証の安心安全運用だろう
この、傲慢なウエスタンスタイルこそがおかしな事である。開発・開拓が主旨とする、
投資の銀行が、無茶苦茶投資でもメガバンクだから潰せない地位を求める本末転倒思想
である。

284 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/11(火) 11:44:59.52 ID:hBrT+DQfd
   新経済論おにゅ〜〜う     389  現代と未来社会を考える。

 エルモッティ氏の大型合併の手腕の機会が訪れたようだ。と報道は書くが、従来の、
変わらぬ、篩に選差の、貸しはがしの資金回収であろう。折角の起業家でも、老舗の、
伝統ある企業でも、収益性のない企業のつけ放しである。かつても今も、例えば従業員
雇用でも、企業はどんどんと若手を採用しその血肉の若き汗のだす余力を貪ったのだが
、いざ老人となって余生になるには、会社から退職させて、そのリスクヘッジした。今
じゃ若人の教育すら、企業から外に出して公共の資本、つまり行政の仕事と付け放す。
これは、アメリカの三大自動車や、AIG救済、あるいは投資銀行でも同じ手法である
。つまり、企業業績の利潤や社会資本からのキックマージンは、全く自分のものとして
懐に入れて、リスクには政府保証や補償を泣きつく。仲にはマイクロフトのゲイツの様
な、税金すら払わぬ銭ゲバもいるのだ。日本で言うバイトテロの様な物だ。食物提供の
有難さや物品流通の尊さがまったくそこにはない。だから自分だけの利潤と人を蹴落と
す非情さを育てる。先人の苦労の末に出来上がったシステムが、生活福祉に成功してい
るのに、それをいとも簡単に壊すようなアマゾンやテスラの様な、馬鹿の会社が出る。
今回クレディ・スイスが抱えたのは、国内の問題の多い投資銀行資産を売却廃棄して、
ウェルスマネジメントの巨大プレーヤーを作り出しての国際覇権を担った、スイス金融
業界の地位挽回と名誉回復する仕事と、説明し、白羽の矢が立ったのがケレハー氏との
報である。2019年に、悪名高きモルガン・スタンレーを辞めた後、スペインの北部の、
サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの500マイル(約805キロ)のサンティアゴ巡礼
路を歩いていたという。今回の道のりはさらに遠く、同氏にとって人生最長の旅になる
かもしれない。と評価する。欧米流のいい加減さである。太陽も空気も水も、増えも、
減りもしない。従って地球上の資産は一定で推移してるのに、資産価値の尺は資本家達
の勝手な妄想で、伸び縮みして拡大するのだ。要は今回の事件は金融のバイトテロなの
である。それも世界的な中国の理財商品の貸付と同じ。大元の親方経済が破産する様な
そうした 無茶苦茶拡大融資や金融界を産んだだけである。

285 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/11(火) 11:59:04.63 ID:hBrT+DQfd
   新経済論おにゅ〜〜う     390  現代と未来社会を考える。

 これにはかなりの実践リスクが伴う。」とも語っている。(relates to UBS会長の
トップシークレット、クレディS買収準備−見事結実ハマーズ氏(左)とエルモッティ
氏Photographer: Arnd Wiegmann/AFP/Getty Images) と報じている。UBS側では、
低リスク戦略での安定した成長に代わり、政治的にも注目される何年もかかる統合作業
と、数万人の人員削減を選んだ。経営陣は、つい先日までライバルだったバンカーたち
を、協力して働かせなければならず、不確実性の隙をついて、人材を奪おうとする他の
大手銀行の攻勢も防がなければならない。イクバル・カーン氏は、クレディ・スイスの
ウェルスマネジメント事業を、数年間支えた後、19年にUBSに移った。同氏は既に、
買収が完了する前に人材が流出するのを防ぐために、かつての同僚の説得に動いていた
。ロンドン大学シティー校のベイズ・ビジネス・スクールの、バーバラ・カス教授は、
(銀行・金融学)「クレディ・スイスを統合する作業は事前に計画がなされていた。と
しても、膨大なものになるだろう。」と話す。「それでも、ケレハー氏は、やり遂げた
場合に得られるものを知っている。」と語っている。ケレハー氏はモルガン・スタンレ
ーには、25年余りも在籍し、トレーディングと資本市場業務で昇進を重ねた。活発で、
社交的な営業マンで、ゴルフと葉巻、英国のモダンアートを愛する人柄だ。金融危機時
に、モルガン・スタンレーの最高財務責任者(CFO)を務め、交通事故で腰を痛めた
後にオフィスの床に寝て 仕事をしたこともあった。オックスフォード大学で、歴史を
専攻したケレハー氏は、CFOとしては、モルガン・スタンレーがシティグループの、
証券部門のスミス・バーニーを、09年に買収する取引に関わった。この統合には、数年
かかり、当初はつまずきもあったが、最終的な成功は、モルガン・スタンレーを 資産
運用事業の巨人に変身させ、同行株はここ10年、世界の銀行株の中で最高のパフォーマ
ンスを誇る。モルガン・スタンレーは現在は、ウェルスマネジメントと投資管理事業で
5兆ドルを超えた顧客資産を持つ、唯一の投資銀行だ。UBSはクレディ・スイス買収
に伴い これに肩を並べる計画である。

286 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/11(火) 11:59:43.81 ID:hBrT+DQfd
   新経済論おにゅ〜〜う     391  現代と未来社会を考える。

 2008年、世界的な金融危機となったリーマン・ショックで15年がたった今でも、欧米
社会は全く学習しない。今回の米国のシリコンバレー銀行、スイスのクレディ・スイス
の破綻などでは、世界は、再び金融危機に陥るのではないかという不安がよぎっている
。当然である。かつてのリーマンと全く同じに、金融界は、その構図であった技術革新
が完成してないにも関わらず期待に株価暴騰で、市中に金が躍って日本と同じにバブル
が弾けたのである。『週刊エコノミスト』は、リーマン・ショックをどのように伝え、
分析したのか。当時の記事を再掲載して振り返って見る。「特集 金融10月危機」記事だ
。米投資銀行大手リーマン・ブラザーズの経営破綻が引き金となって再燃した金融市場
の大混乱は、依然として収まる気配が見えない。米ブッシュ政権は大量の流動性供給や
計100兆円を超える公的資金枠設定などの、政策を総動員し、金融システムの崩壊を
食い止めようと必死だが、米大手商業銀行は、四半期決算を発表する10月中下旬に、
米国経済と世界はさらなる正念場を迎える。(編集部)・・と伝えている。次々と押し
寄せる金融危機の大津波に、襲われる現在の米国の姿は、金融危機に苦しんだ1990
年代の日本とまったく同じように見える。証券大手ベア・スターンズへの特別融資や、
同リーマン・ブラザーズの経営破綻は、97年の山一証券に対する日銀特融やその後の
破綻になぞらえることができるし、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)、連邦住宅貸付
抵当公社(フレディマック)の政府支援金融機関(GSE)の公的管理は、96年の、
日本の住宅金融専門会社(住専)の破綻と、その後の公的支援と全くだぶって見える。
また、保険最大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の危機は、
97〜2001年の千代田生命保険や大成海上火災保険など、生損保の経営破綻を想起
させるのだ。さらに、最大75兆円の不良債権買い取りを柱とする 米政府の金融安定
化策は、99年の整理回収機構(RCC)の発足を決めた構図と、全く同じだ。

287 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/11(火) 13:36:50.61 ID:hBrT+DQfd
   新経済論おにゅ〜〜う     392  現代と未来社会を考える。

 金融政策面でも、同じ既視感がある。米連邦準備制度理事会(FRB)の行動が実質
マイナス金利政策やドル資金の大量供給は、日銀のゼロ金利政策や量的金融緩和を彷彿
とさせるし、FRBの受け入れ担保債券の要件緩和は、銀行から株式まで買い取って、
いまでも抜け出せないデフレへの、日銀の対応と似ている。しかし、違うものもある。
根本的に違うのは、この金融危機の津波のスピードと、破壊力の大きさだ。日本での、
96〜97年に不良債権問題が深刻化したが、対応する99年に銀行公的資金を注入。
というまで、約3年半を要したのだが、今回の米国では同様のことが、わずか3ヶ月で
外国に波及し、半年で起きている。これは異例だ。米金融当局は「迅速に対応している
ことの結果だ。」と評価する声もあるが、それでも米当局の対応は、この社会的危機の
進行スピードに比べては、決して迅速とは言えず、むしろ危機を後追いする格好で後手
々々に、回っている観すらある。これほどの信じられないスピードと破壊力を持ってい
るのは、今回の危機が、これまで誰も経験したことがない「21世紀型金融危機。」と
言う環境だからだ。21世紀に入って、世界の金融市場は株式、債券、為替などの平易
で簡単な「プレインバニラ(トッピングのないアイスクリーム)金融」から、デリバテ
ィブ(金融派生商品)などの複雑で難解な「エキゾチック金融」へと、その中心が移行
した。とされている。つまりは市場の一般化と、かつての専門金融がカスタム市場とな
って、広く求めていた投資が、資産家集中のプライベートキャッシュに特化して搾取に
行ったのだ。金融市場を氷山に例えると、「プレインバニラ金融」の金利スワップは、
全てのデリバティブの中で最も多く取引されている中の最も中心的かつ重要な取引であ
る。また、マーケットで取引されているプレイン・バニラ・スワップの固定金利水準は
「スワップレート」は、長期金利の指標の一つであり一方の当事者(X)が契約締結時
に決定した想定元本に対して決められた「固定金利分」を他方の当事者(Y)に、契約
期間支払うと同時に、YはXに対して同額の想定元本に対して「変動金利分」を同期間
支払うという仕組みで成り立っている。利子と共に固定と変動の権利交換の業務となる

288 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/11(火) 14:04:47.88 ID:hBrT+DQfd
   新経済論おにゅ〜〜う     393  現代と未来社会を考える。

 ようは、簡単に言えば、「定期預金と普通預金」的もので、金利差の利潤取引である
。十万円預金が2人あったとして、双方が片方1割片方3%の利子だとすると、その金
利の交換取引である。誰でも1割の高い利子が好いと思いきや、破産通帳との引き替え
にもつながる取引なのだ。こうした事は、通常のオプション取引の末端であって金融と
しては、基本取引のシンプルなものだ。つまり海面上の氷山一角で、実は海面下に見え
ない部分で、ピラミッドの底辺に広がる「エキゾチック金融」がある。それこそが大き
なリスク経済の大損失に相当する、デリバティブのエキゾチック・オプション( Exotic
 Option )と言う、通常のオプションに、特殊な条件(ルール)を加えたオプションを
使い、何倍も加算された空売買取引である。つまり専用売買人を外して、一般に求めた
バレッジ投資社会の現出である。「20世紀での金融市場はプレーンバニラの世界であっ
たが、21世紀はレバレッジが何倍もかかったエキゾチック金融の世界に変わった。」と
嘆く投資家が多い。つまり、企業保証のない個人投資家の世界での危険な賭博取引であ
る。TKO木本氏が「出資するだけで、毎月受け取れます」との謳い文句に騙されて、
FXと不動産運用に投資したはずが、気づいたら詐欺師だった事件が発覚した。しかし
1920年代大々的に運用資金を集金し、出資者に配当金を還元しなかった事件から、彼の
名前をとってポンジスキーム(投資詐欺)事件ではあるが、実は許可こそあるかなしか
が問われて論議されるが、基本的には投資の世界では、普通の銀行でも起こる話である
。こうした投資の市場規模は「通常投資金融」の株式市場や債券市場が60兆ドル程度
であるのに対して、「エキゾチック金融」の派生商品の想定元本はその10倍の600
兆ドルにも達している。今回の金融津波は海面下の巨大な「エキゾチック金融」で起こ
っているだけに、その破壊力も強烈だ。個人や企業が持つ資産は、一旦は金融市場に流
れ、その後又個人や企業に戻される。この業務はゴールドカラーで市場拡大競争し貯蓄
以上の利潤営業で保険や投資をそそのかし、その為、賭博同様欲望の勝手行為への契約
を創り出したのだ。

289 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/13(木) 12:46:12.69 ID:djCHuzWka
   新経済論おにゅ〜〜う     394  現代と未来社会を考える。

 リーマン・ショックの、金融津波の第1波が襲ったのは3月16日、JPモルガン・
チェースが、資金繰り難から経営危機に陥ったとする大手証券ベア・スターンズを救済
合併すると発表した。同時に、FRBは大恐慌直後の1932年にできた制度を初めて
発動し、ベアが保有する 高リスクの住宅ローン担保証券(RMBS)を、担保にした
290億ドルの、特別融資を実施する。とともに公定歩合の緊急引き下げ、さらに大手
証券で構成されるプライマリー・ディラー(米国債の公認ディーラー)に対する 特別
融資制度の導入を発表した。続いた「日曜日の悪夢」 米金融当局の対応が後手に回っ
てて、慌てている様子は、相次ぐ日曜日の政策発動からも明らかだ。その経過をたどっ
てみる。直ぐに、第2波が襲ってきた。7月13日の日曜日、米財務省とFRBは経営
不安が指摘された ファニーメイと、フレディマックに対し、必要に応じて融資・出資
を行うなどの大規模な政府支援策を発表した。この時、仮に両社を米政府が丸抱えすれ
ば米国債の信用度が低下する。しかし、海外金融機関や中央銀行が保有する政府機関債
(GSE債)は1兆3000億ドルに上っていた。世界の66ヶ国は外貨準備でも保有
している政府機関債である。米国債とおなじ信用がある。両社の危機が深まれば各国の
外貨準備にも穴が開き、経常赤字の穴埋めを海外マネーに頼るドルの信認が低下する。
こうして、政府支援策を、発表したものの「水鉄砲なら使う場面もあるが、バズーカ砲
なら見せるだけで武器になる。」と、動こうとしなかった米金融当局を、更に金融津波
の第3波が襲った。もたもたの中でGSE債の、海外投資家の売り越しが、77年以降
で最大の499億ドルになることが分かったためだ。9月7日の日曜日、米財務省は、
2社を政府管理下に置くと決め、総額2000億ドルの優先株引き受けの政府枠を設定
した、こうして、経営状況に応じて段階的に購入していく方針を発表し、ひと段落つく
かとおもわれた。

290 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/13(木) 12:46:46.59 ID:djCHuzWka
   新経済論おにゅ〜〜う     395  現代と未来社会を考える。

 しかし、それでも金融津波の襲撃は止まらなかった。リーマン・ブラザーズが、その
身売り先候補であるバンカメや英バークレイズに、サブプライムローン関連資産の評価
額を、厳格査定していない財務情報を開示した途端、第4波が襲ってきたのである。
CDS爆弾”に点火したのAIGの実質破綻だった。9月10日にリーマンは創業以来
最悪となる赤字決算を発表。リーマンを襲った津波はAIGにまで波及した。翌日に、
AIGは再編計画を発表したが、AIG社債の保証コスト(クレジット・デフォルト・
スワップ=CDS)は42%も上昇し、12日にはさらに29%も上昇した。CDS
”とは従来の銀行保証をデリバティブに作り替え、債務不履行が起こった場合に損害額
を保証してもらう仕組みだ。S&Pが、AIGの格下げの可能性を示唆したことから、
AIGの株式は31%も下落した。金融津波は9月14日の日曜日に再び大きく押し寄
せる。ウォール街の幹部は、リーマン対策を協議するどころか自らの生き残りの模索に
追い込まれた。メリルリンチのジョン・セイン最高経営責任者(CEO)は、バンカメ
のケネス・ルイスCEOに電話をかけ、1株当たり29ドルでの買収提案を受け入れた
。9月16日、AIGは格下げによって2000億ドルの追加担保の差し入れに追い込
まれた。自己資本775億ドルのAIGは、同額のRMBSを保有し、CDSを用いた
金融保証額は4500億ドルと自己資本の5・8倍に達していた。CDSの市場規模は
07年末に、62兆ドルに達ししていたが、CDS市場は金融当局の監視の対象になっ
ておらず、売り手(保証する側)に、十分な資金力があるかどうかを示す 公開資料も
一切ない状態だった。さらに多くの ヘッジファンドがCDSの売り手になっており、
保証する側が、契約義務を履行しないリスクもある。AIGの実質破綻は巨額なCDS
市場の導火線に火をつけたことになり、時限爆弾が連鎖すれば世界の金融市場は大惨事
に陥る。16日の夜、米財務省とFRBは、最大850億ドルの融資と79・9%の、
株式取得を柱とするAIGの救済策を発表した。

291 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/13(木) 12:47:15.96 ID:djCHuzWka
   新経済論おにゅ〜〜う     396  現代と未来社会を考える。

 しかし、それでも金融津波は止まらず、ドル建て翌日物ロンドン銀行間金利(LIB
OR)は01年以来の最高水準に達し、安全資産のはずのマネー・マーケット・ファン
ド(MMF)まで元本割れし始めた。FRBと財務省は、金融津波の被害を、これ以上
拡大させまいと、最大75兆円の金融安定化策を取りまとめると発表した。米国の金融
津波の行方を、90年代の日本の前例を参考に予想すると、次に津波に襲われるのは、
確実に銀行だった。日本では、証券会社を助けに入った大手銀自身が資本不足に陥り、
99年になって公的資金が注入されたのである。今回の米国の動きを見ても、バンカメ
が、メリルリンチを買収したことで バンカメの債務は60%も増加して2兆5000
億ドルに膨らんでいた。JPモルガン・チェースも、ベア・スターンズを買収して債務
が8%増加してたし、1兆6000億ドルに達した。シティグループの債務も2兆ドル
と3行の債務はAIGの債務9710億ドルの2倍に達していた「too big to fail」
(大きすぎて潰せない)規模に到達した。米大手銀行はこれで、いつでも公的支援を求
められる準備ができた状態だった。つまり、今度は大きすぎて潰せない。状態だったの
だ。10月中下旬には 米大手銀行の第3四半期(7〜9月)決算が相次いで発表され
、証券大手の際と同様、巨額の損失計上、株価急落、信用不安という混乱が再び起きる
可能性は小さくなかった。「10月危機」が現実味を帯びてくる。米政府が決めた不良
債権買い取りの枠組みも、この10月危機に対する備えとみていいだろう。しかし発表
もない中、10月危機が本当に回避できるかは、心もとない。金融安定化策では、最大
75兆円の不良債権買い取りを柱とするが、実行面での課題が多すぎると言う問題から
だ。

292 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/15(土) 10:39:47.24 ID:haOFTtgMx
   新経済論おにゅ〜〜う     397  現代と未来社会を考える。

 今回の対策の元になったのは90年前後の破綻金融機関(S&L)から不良債権を買
い取った整理信託公社(RTC)の行動と良心からだ。今回は破綻していない銀行から
不良債権を買い取る構想で、破綻していない銀行がすんなりと制度を利用できるとは思
えなかった。さらに、銀行傘下のSIV(ストラクチャード・インベストメント・ビー
クル=証券化商品などへの 投資を専門に行う特別目的会社)などの簿外資産やヘッジ
ファンドの資産は対象外であることから、問題の全面解決には程遠いと見られた。これ
まで世界の、大手100行の金融機関が損失処理したのは、5000億ドル、資本増強
できたのは3500億ドル。不良資産を買い取ってもらっても、1500億ドルの資本
不足は変わらない。FRBと財務省が発表した金融安定化策は従来の「プレインバニラ
金融危機」を前提にしているもので、即効性がある。とも思えない。筆者は06年初頭
から「クレジット・バブルの崩壊」を予想し、07年6月のベア・スターンズ傘下の、
ヘッジファンドの破綻も、「バブルの終わりの始まりにすぎないと。」指摘した。銀行
が不、良資産の買い取りと公的資金注入で一時的に健全化されて、たとえ「10月危機
」を乗り切ったにしても、景気悪化が長引けばさらなる不良資産が発生する。米当局は
失敗を繰り返す事になる。国際通貨基金(IMF)の経済予想によると、先進国も新興
国も、今年より来年の方が、より景気はさらに悪化する。と予想する。ケース・シラー
住宅価格指数の先物によると、米住宅価格は今後さらに3割下落して、底を打つのは、
2010年5月と予想している。住宅価格の下落が金融不安を高め、高まる金融不安が
景気を低迷させるだろう。低迷した景気が住宅価格をさらに下落させるという悪循環が
続く限り、米国の信用危機と脆弱な景気が、海外の信用と景気を悪化させ、海外の景気
悪化が米国景気を悪化させるという悪循環も断ち切れそうにない。

293 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/15(土) 10:40:13.04 ID:haOFTtgMx
   新経済論おにゅ〜〜う     398  現代と未来社会を考える。

 また、62兆ドルまで膨張したCDS市場の半分は、投資不適格の融資・社債・証券
化商品が保証の対象だ。景気悪化が長引けば どこの国でも企業の倒産や証券化商品の
格下げも増え、CDS市場の時限爆弾に火をつけることになるだろう。今後さらに深刻
化する不都合なフィードバックの循環(Adverse Feedback Loop)は、これ程 世界経済
の同時進行を考えていない。推進力となっていたグローバル化、クロスマーケット化、
エキゾチック化の、逆流津波の発生を意味する。世界経済の大きな「パラダイムシフト
」と、深刻化する「エキゾチック金融危機」の本質が理解できるまで、米金融当局は、
さらなる失敗を繰り返すことになるだろう。馬鹿な利上げを進めた結果である。とすれ
ば、どうだろう。われわれは、政府方針に それでも無関心でいることができるだろう
か。ウォール街はこうしたゴールドカラー達の放任で今でも高い給与を貰い、救済され
た大企業は税金優遇に節税に走り、国民福祉に即してない。当然の保険負担や福祉義務
に難色を示し、政府は優遇措置や補助までする。こうした問題意識から、個人の年金や
保険徴収でとりやすい処からとる方針のままだ。資本主義がわれわれ自身に、どう浸透
し再配布してのか、という問題である。アメリカのダウ平均株価は、FRBの 利上げ長期
化への懸念を背景にこの間1429ドル、率にして4.1%下落した、日経平均株価は118円、
率にして0.4%の 上昇となった。日本株の底堅さの要因として、円安傾向が続いたこと
や、日銀総裁候補の植田和男氏の発言で金融緩和の継続が意識されたことがあげられる
。「PBR」に注目が集まった1ヶ月だったと振り返る市場関係者もいました。金融の中で
この突出する日本のレバレッジしない「低PBR」が、なぜ「日本版PBR」に注目が
集まったのか。それは安全だからだ。

294 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/15(土) 10:41:04.50 ID:haOFTtgMx
   新経済論おにゅ〜〜う     399  現代と未来社会を考える。

 逆イールドセッションと、貸しはがしスパイラル。と言う言葉がある。これは長期の
金利が、先行き不透明の為に金利が高くなる筈なのに、短期金利が上回るという現象で
ある。更に損失体力とプライベートファイナンスの状況に、このSVB破綻がある。と
いわれる。つまり逆イールドセッションの時は、当然貸付利子が高くて誰も借りられな
くなった上で、流動資金や資産が無くて貸しはがしスパイラルその銀行内で起こった。
と分析される。そしてその原因が、FRBの利上げセッションにある。又この利上げに
G7では、既にその危険性が唱えられていたのだ。つまり、解ってていてFRBのパウ
エル議長は強行に行い、相次いで銀行破綻を起した。とみられる。終盤のニューヨーク
外為市場では、ドル指数が1年ぶりの安値から浮上した。3月の米小売売上高の内容が
一部で懸念されていたほど弱くないと受け止められたほか、米連邦準備理事会(FRB)
当局者が利上げを継続する必要があると発言したことを受けた。しかしである米商務省
が14日発表した3月の小売売上高(季節調整済み)は前月比1.0%減少と、市場予想の
0.4%減を超える落ち込みとなった。ただ、2月分の数字は0.2%減と、当初発表の0.4%減
から上方改定された。というのが内容なのである。「個人消費は2月と3月に横ばいと
なったが、これは1月の消費の勢いが大きく伸びた後のことだ」と指摘され。「要する
に2月と3月の弱さは単独では悲観的に見えるが、四半期平均では1月の消費急増を、
背景に堅調だ」とした。しかし、である。コロナショックとコンテナショックを考えれ
は、もっと二桁上がりしてもいいのである。つまり、既に信用縮小で経済負担増は治ら
ない状況と言える。となると、海外貸付の弱い立場の後進国である。案の定、スリラン
カは破綻し、パキスタンは悲鳴を上げた。中東はロシアに倣い生産縮小にでたのだった
。これはバイデンの相変わらずの失策である。今後欧州にテロ事件が起き、トルコ周辺
やアフリカ南部などで火が吹いてもおかしくはない。そこで中国は南米の食糧の一人占
めを画策し、穀物も海産物も中国の胃袋には必要だ。と発している。

295 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/15(土) 10:58:51.37 ID:haOFTtgMx
   新経済論おにゅ〜〜う     400  現代と未来社会を考える。

 損失体力とプライベートファイナンスの状況に、このSVB破綻がある。と述べたが
ここには、中国関係がかなり濃厚に重なる。国際通貨基金(IMF)の、ゲオルギエワ
専務理事が今月24日から30日まで中国を訪問する。IMF関係者が17日、ロイタ
ーに明らかにした。関係筋によると、専務理事は26日に、北京で開催される中国開発
フォーラム(CDF)で基調講演を行う。30日海南省ボアオで開催される「ボアオ・
アジアフォーラム年次総会」で講演する。滞在中、多くのイベントや2国間会合に出席
する予定という。ゲオルギエワ氏は中国に対し、中国側から多額の融資を受けた国々の
債務削減にさらに全面的に取り組むよう求めている。2月にはインドでの20ヶ国・地
域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の開催にあわせて、中国政府関係者を交えて、
政府債務に関する協議を行った。又、イエレン米財務長官も11日、中国を訪問する事
を引き続き望んでいると述べ、バイデン大統領の中国との対話に軸足を置いた外交路線
を強調した。イエレン長官は記者団に対し「訪中を引き続き望んでいる。適切な時期に
訪問したい」と述べた。ただ具体的な日程は示さなかった。このほか記者会見で、今週
実施される債権国と債務国の債務を巡る円卓会議の本格的な第1回会合で、中国が貧困
国の債務再編に関して合意すると楽観視していると語った。過剰債務国の経済再生には
「債務再編が最善策だ」と訴えた。IMFと世銀、20カ国・地域(G20)議長国のインドは
12日、債務国と債権者らが一堂に会した「円卓会議」を開催。情報共有の強化などで、
合意した。会議で決まった、関係者が債務再編の詳細を議論する「ワークショップ(小
規模な会合)」に関し、マルパス世銀総裁は13日の会見で 「5月に始める」と明言。
債務水準の圧縮や金利の減免、償還期日の延長など、再編条件に関する「公平な負担」
について話し合うと述べた。 ゲオルギエワ氏は、春季会合開幕に際してマルパス世銀
総裁と対談。途上国でも、新興国と低所得国の経済格差が「危険な拡大を示している」
と分析していた。低所得国の先行きについて「それほど明るくない」と懸念を示した。

296 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2023/04/15(土) 12:30:12.48 ID:O0hthZ/ti
マクロンはかつての文政権が描いた ツートラック政策で、防衛安保を米国に頼りながら
経済政策では、中国に頼るような 第三極になる。などと模索しているようだが、それはあり得ない。
大きな間違いで、今のハイブリッド戦局においては、ついていくか、つかないで食糧・技術・経済を
閉鎖させても良い鎖国主義主義で、インドの様にフラフラするか北朝鮮の様に中国・ロシアの間で絞められて
他国にこびないか。しか残された道はない。そうした第三極になってはいけない。キッチリと西側陣営にいて
ちゃんと アメリカをいさめるべきはいさめる。ちゃんと応援する立場でないと、自由は瓦解する

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