昼メシ君が代問題、夕刊フジが中学校を直撃！「余った時間にかけるのは相応しくないという指導だった」統一系憲法学者「ならOK」 [377482965]

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大分で「君が代」放送問題、渦中の中学校に聞いてみた　生徒が昼食中に流し…教諭が指導で物議　「何が悪いのか」全国に波紋（夕刊フジ）
https://news.yahoo.co.jp/articles/de4d62626497730133e8425f45bed1ba0852ea99

大分市内の中学校で昼食中、生徒が校内放送で国歌「君が代」を流したところ、教員が「ふさわしくない」と指導し、生徒が体調不良に陥ったと報じられた。ＳＮＳ上では、「君が代を流して何が悪いのか」「ふさわしくないの意味を知りたい」などと議論となっている。夕刊フジでは、渦中の中学校に事情を聞いた。

学校によると、先月２９日の昼食中、広報委員会の生徒３人（３年生１人、１年生２人）がリクエスト曲を流していた。ポップ系の曲だったが、最後に君が代が流れ、ざわめきが起きたという。

教員が放送室に駆け込み、生徒を指導した。生徒１人が体調不良を起こし、膝を地面につくように崩れたという。

学校関係者は「放送時間が数分余り、１年生の生徒は空白の時間をどうするか責任感を持って考えた。先日の体育大会で使用した君が代のＣＤが手元にあり、演奏時間が短いので『かけよう』と判断した。ポップ調の曲の後に国歌が流れたため、『なぜ君が代をかけたのか』という状況確認だった」と説明した。

地元テレビ局が一報を伝えて全国に波紋が広がった。ツイッターを中心に、「ふさわしくない」との指導について議論が続いている。

《日本の学校で国歌を流すことの、どこがふさわしくないんだ？》《表現の自由を弾圧している》といった意見の一方、《（君が代は）荘厳なときに流すもので、昼食時に流すものではない》《飯を食いながら聞く曲ではない》とのコメントもある。

学校関係者は「教員の指導は、『余った時間にかける曲として、ふさわしくない』『ＴＰＯに応じた選曲をしなければならない』という意味だった」「信条、主義にのっとって指導したわけではない」と説明した。

生徒の体調不良は、「（昼食前の）体育の時間にシャトルラン（往復持久走）を行い、『その時から気分が悪かった』とのことだった。（指導と）因果関係があるとは限らない。指導を中断して保健室に連れていき、迎えに来た保護者にも説明した」という。恫喝（どうかつ）や体罰はなかったという。

学校側は生徒を集め、文科省の学習指導要領にのっとり、「国歌とは尊重するものだ」と説明したとしている。

今回の一件をどうみるか。

麗澤大学の八木秀次教授（憲法学）は「学校側の説明が事実ならば、『君が代が昼食の時間に流すには、ふさわしくない』というのは理解できる。そもそも、『国歌は何か』という教育が不十分だったところに原因があると思う。批判が相次いだ背景には、『大分は教職員組合が強い地域で、イデオロギー的教育をしてきた』と記憶する人がいるためだろう。いずれにせよ、これを機に教育の場で『国歌の大切さ』を認識させる必要はある」と語った。