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SM倶楽部

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2022/12/30(金) 21:24:36.02 ID:hOnaElin.net
2022-12-26 野村 Buy継続 6900円 → 7200円
2022-12-26 SBI 中立継続 4500円 → 5700円
2022-12-16 JPモルガン 新規Overweight(再開) 5540円
2022-12-16 GS 買い継続 5200円 → 5800円
2022-12-15 みずほ 買い継続 5300円 → 5900円
2022-12-09 シティG 2継続 4200円 → 4800円
2022-12-08 大和 2継続 4700円 → 5500円
2022-12-07 三菱UFJMS Overweight継続 5100円 → 5500円
2022-11-30 モルガンS Overweight継続 5250円 → 5720円
2022-11-18 岩井コスモ A継続 5000円 → 5500円

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2022/12/31(土) 20:38:40.32 ID:sXkcXaLi.net
三井住友 (8316)
5,232円 (-118)
https://www.traders.co.jp/premium/wadai/20321

好調な本業収益、株主還元強化の姿勢はポジティブ、野村が「Buy」継続、目標株価6900円→7200円
23年3月期第2四半期決算を踏まえて、野村証券が業績予想を上方修正。レーティング「Buy」を継続し、セクター内トップピックに選定。
目標株価を従来の6900円から7200円に引き上げた。

23年3月期は会社計画を上回る親会社株主利益水準を確保できるものと当社では予想している。米長期金利上昇を受け外債関連の
売却損失上ぶれ等は想定されるが、ヘッジ取引でリスクを極小化していること、加えて好調な顧客部門収益、与信費用の計画比下ぶ
れなどで十分打ち返せるであろう。24年3月期以降については、ノンバンク部門(カード、消費者金融等)や証券子会社の収益回復、
注力分野である海外CIBビジネスや資産運用ビジネス収益の増加を増益ドライバーとして当社では見込んでいる。東南アジアを中心に
、過年度の出資案件の収益貢献も今後は期待できるだろう。

23年度から開始が想定される新中期経営計画の内容に注目する。充実した資本基盤を生かして株主還元を強化できるか、ROEを向
上させられるかが、引き続き同社に対して株式市場から問われるものと当社では考えている。そうした観点から、第2四半期決算発表
のように会社計画の上方修正が還元強化につながることを示すことは重要であろう。一連の出資戦略を含めた自社の資本政策が株
主価値向上に確りと貢献することを、定量的かつ明確に伝える姿勢に期待したい。注力するDXが、収益・経費率改善やさらなる構造
改革につながるかにも当社では注目している、と指摘。

今2023年3月期当期純利益を修正後会社計画7700億円(EPS580.4円)に対し従来予想7307億円(EPS538.8円)から7918億円(EPS
584.0円)へ、来2024年3月期同8053億円(EPS607.9円)から8541億円(EPS645.0円)へ、2025年3月期同8472億円(EPS653.3円)
から9128億円(EPS702.0円)へ増額している。

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/06(金) 09:57:23.02 ID:NHostdAJ.net
ボロ株マネーゲーム症候群

ボロ株ウイルスによって発症する。

よくある症状
・テンバガーの夢を見る。
・TOBの幻聴が聞こえる。
・他人の意見が何でも売り煽りに感じられる。
・IRやニュースがすべて株価上昇材料に思える。
・口癖が、お祭り来るぞ、ストップ高、大口、機関、漏れているのか、オソロシクナッテキタになる。
・重症化するとガチホガチホと鳴き出す。

最終的には樹海行きのバスに乗ろうとするが、手持ち資金をすべて溶かしているので切符すら買えない。

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/06(金) 12:32:43.47 ID:b19FxUfE.net
023-01-06 JPモルガン Overweight継続 5540円 → 6210円

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/07(土) 03:08:59.62 ID:Gxov+dRe.net
2023/01/06 19:55
三井住友FG(8316)
日系中堅証券、レーティング強気継続。目標株価引き上げ、6,200円。
 日系中堅証券が1月6日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングを強気(A)に据え置いた。
一方、目標株価は5,500円から6,200円に引き上げた。因みに前日(1月5日)時点のレーティングコンセンサスは4.42
(アナリスト数12人)で「やや強気」の水準、目標株価コンセンサスは5,507円(アナリスト数12人)となっている。

2023-01-10 岩井コスモ A継続 5500円 → 6200円

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/11(水) 15:14:32.58 ID:Sw/j4UWJ.net
2023-01-11 モルガンS Overweight継続 5720円 → 6270円
2023-01-10 岩井コスモ A継続 5500円 → 6200円
2023-01-06 JPモルガン Overweight継続 5540円 → 6210円
2022-12-26 野村 Buy継続 6900円 → 7200円
2022-12-26 SBI 中立継続 4500円 → 5700円
2022-12-16 GS 買い継続 5200円 → 5800円
2022-12-15 みずほ 買い継続 5300円 → 5900円
2022-12-09 シティG 2継続 4200円 → 4800円
2022-12-08 大和 2継続 4700円 → 5500円
2022-12-07 三菱UFJMS Overweight継続 5100円 → 5500円

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/12(木) 06:09:55.26 ID:aqdHstVq.net
始まる「金利高・株高」時代――日本株、デフレ脱却期待(スクランブル)
2023/01/12 日本経済新聞 朝刊

 突然の実質利上げに動いた「日銀ショック」から年末年始を挟んで3週間。当初はネガティブに反応した日本株の投資家の間に、その影響
を冷静に考え直す動きが広がっている。金利上昇が日本経済の本格的なデフレ脱却を示すものであれば、株価にもプラスに働くはず。物色
動向に目をこらすと、そんな「金利高・株高」の世界を先取りする動きも出始めている。
 「直感に反するね」。ここ数日、JPモルガン証券の西原里江氏はある表を海外投資家に示している。すると、大半の投資家からは、驚きの
言葉が返ってくるという。
 2000年以降の日本の10年債利回りとTOPIXの12カ月先予想PER(株価収益率)について、金利水準ごとにPERの中央値を並べたこの
表をみると、興味深い事実が浮かび上がる。「金利が上がればPERは下がる」という教科書が教える事実に反し、両者に逆相関の関係が全
く働いてこなかったのだ。

 「日本株はデフレという構造問題でディスカウントされ、金利とPERの通常の関係が働かなかった」。西原氏は指摘。「逆に今後予想される
金利上昇がデフレ脱却に裏打ちされているものであれば、バリュエーションは再評価されるはずだ」
 では、なぜ長期金利の変動許容幅を広げた日銀の修正を受け、株は売られたのか。昨年12月20日の政策決定会合後、日経平均株価は
年初にかけて1500円超下げた。

 一般に2つの理由が説明されている。まずは、日米金利差の縮小で円高・ドル安が進み、輸出企業の採算悪化につながると警戒されたこと
だ。さらに、企業価値を算出するための「割引率」が金利上昇で跳ね上がり、はるか先の利益成長を織り込んだ成長株を中心に売られたという
理屈だ。
 だが、この理屈で説明がつかない「ちぐはぐさ」があることに気づく。値下がりが大きかったのは、電力や陸運といった業種で、自動車や電機
など外需企業が大きく売られたわけではない。
 注目すべき動きがある。銀行など金利上昇が業績を押し上げる金融セクターに交じり、小売業が日銀政策修正後に買われた上位に顔を出
しているのだ。日本株がデフレ脱却を期待し始めたひとつのサインといえる。

 わかりやすい例が、11日に最大で年収4割アップという、国内従業員の賃上げが報じられたファーストリテイリングだ。この日の株価は一時
1・8%高まで上昇した。
 見逃せないのが、ファストリが昨秋、デフレの象徴だった「1990円フリース」を2990円に上げるなど、大幅な値上げに踏み切っていることだ。
「値上げと賃上げの好循環」でデフレ脱却の先陣を切ろうとするファストリを、株式市場はもろ手を挙げて歓迎した。

 「値上げに対する企業の考え方が変わってきた」。野村証券で食品業界を担当する藤原悟史氏はいう。「単なる原材料高の転嫁ではなく、
サプライチェーン強化など競争力向上につなげる『攻めの値上げ』に踏み切る企業が出てきた」
 金利上昇が株安に直結するのは、米欧のような「普通の国」の株式市場が経験することだ。金利高・株高のシナリオを普通の国ではないこの
株にお金を投じる投資家は念頭においたほうがいい。

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/12(木) 11:14:16.03 ID:aqdHstVq.net
<東証>メガバンクが昨年来高値 「日銀会合で緩和策の副作用点検」報道
2023/01/12 10:43 日経速報ニュース

(10時40分、プライム、コード8411)メガバンクが上げ幅を拡大している。みずほFGは前日比89円(4.6%)高の1993円50銭まで上昇し
昨年来高値を更新した。読売新聞が12日朝方に「日銀は17、18日の金融政策決定会合で金融緩和策の副作用を点検する」と報じた。
日銀が追加的な緩和修正に動くとの思惑が浮上し、買いが入っている。

 三菱UFJ(8306)や三井住友FG(8316)も昨年来高値を付けた。10時35分時点で、東証の業種別騰落率ランキングでは「銀行業」が
上昇率トップとなっている。しんきんアセットマネジメントの藤原直樹運用本部長は「金利上昇が銀行株の収益改善につながるとの見方
から、短期視点の海外投資家などが敏感に反応している」と指摘した。

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/13(金) 21:24:00.45 ID:kqE8jjvd.net
銀行株、8割が昨年来高値 三菱UFJはリーマン前回復
2023/01/13 20:18 日経速報ニュース

 日銀による金融緩和政策の追加修正の思惑が株式市場でも広がった。13日の東証プライム市場では金利上昇による収益改善の期待から
銀行株の8割強が昨年来高値をつけた。同日の債券市場では長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが上昇(債券価格は下落)し、
日銀が上限とする「0.5%程度」を突破した。円高の進行で輸出関連株は下げが目立ち、翌週の金融政策決定会合を前に持ち高調整が活発
だった。
 3メガバンク株は連日で昨年来高値を更新した。三菱UFJフィナンシャル・グループは一時前日比42円20銭(4%)高の995円80銭まで上げ、
リーマン・ショック以前の2008年7月以来14年半ぶりの水準に浮上した。三井住友フィナンシャルグループも一時4%高で08年10月以来の高
値をつけた。

 西日本フィナンシャルホールディングスが一時8%上げるなど地銀株も軒並み買われた。東証プライムでは「銀行業」に分類される67銘柄が
全て上げ、84%にあたる56銘柄が昨年来高値を更新した。第一生命ホールディングスなど保険株も堅調だった。
 22年12月に日銀が政策修正を発表してから金融株は上昇基調を保つ。ニッセイ基礎研究所の井出真吾氏は「今後の金利上昇を先読みし
た買い」が続いているとみる。国内でもインフレが進むなか、1月17~18日の金融政策決定会合を前に長短金利操作(イールドカーブ・コント
ロール、YCC)の限界を見透かす動きが株式市場でも広がった。日銀が緩和策修正へ追加対応を迫られるとみる投資家が増えている。
 東海東京調査センターの鈴木誠一氏は「銀行株を保有している投資家が少なかった分、新規投資や買い戻しが入りやすく、買いが買いを
誘う展開になっている面もある」と指摘する。
 米国では12日発表された22年12月の消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場の想定通り鈍化し、インフレ減速が明確になりつつある。日米
金利差の縮小観測から外国為替相場の円高・ドル安が進み、自動車や電機などの輸出関連株には売りが出た。市場金利の上昇による収益
環境の悪化懸念から不動産株も下げが目立った。東証REIT指数は続落し、21年2月以来約2年ぶりの安値に沈んだ。

【関連記事】
・長期金利、日銀の上限超える 一時0.545%に上昇
・長期金利の上限超え 裏に「日銀に売れない」市場参加者
・三菱UFJ亀澤社長「金利上昇は前向き」 思わぬリスクも

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/14(土) 10:21:42.96 ID:wjf9aAwb.net
耐える喜び

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/16(月) 06:13:48.48 ID:tNsXRxf6.net
メガ銀は反転攻勢の機生かせ(社説)
2023/01/16 日本経済新聞 朝刊

 日本長期信用銀行などが破綻し銀行危機が深化する転換点となった1998年から四半世紀がたつ。100兆円に膨らんだ不良債権の処理
は日本経済全体に深刻な打撃を及ぼし、生き残りをかけたメガバンクの結成につながった。
 業績や財務は回復した。だが日本の金融を代表する3メガ銀への投資家の評価は今もさえない。成長ビジネスを周到に見極め、大胆な戦略
転換にも踏み込んで、今年を反転攻勢の契機にしてほしい。

 前年に山一証券や北海道拓殖銀行が経営破綻し、98年は危機封じ込めの成否が問われた。だが同年3月に初めて実現した公的資金の一
斉注入額は1兆8千億円。見立てが甘く、不良債権の実態と比べて小出しの対応にとどまった。
 年末にかけて長銀と日本債券信用銀行が連続破綻した衝撃は拓銀の比ではなく、むしろ危機の底が抜けた。取引先への貸し渋りや貸しは
がしがひどくなった。

 巨大化に活路を求めた大手銀の業容は確かに拡大したが、PBR(株価純資産倍率)は解散価値の1倍を大きく下回る。それが今の3メガへ
の投資家の評価だ。
 各行の経営陣にも危機意識はある。三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)は先月、米国リテール銀行の売却を完了した。邦銀がまだ勝負
できるアジア市場での買収や、株主還元に資金を回して企業価値を高める狙いだ。

 戦略は横並びでなくてよい。三井住友FGは逆に米国市場の潜在成長を見込んで今年、デジタル銀行を立ち上げる。みずほFGは人事政策
や企業風土改革を担う女性役員を社外から招いた。負の歴史の払拭に向けた決意の表れだ。
 米欧の大手金融機関の業績悪化など国際金融情勢への警戒は欠かせない。一方、財務面でメガ銀の投融資余力は高まった。巨額資金が
要る企業の脱炭素への取り組み支援も新たな商機となる。
 株価低迷の底流にある国内の超低金利政策にも修正の動きがある。「選択と集中」を加速し、投資家の期待に応えるべきだ。

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/16(月) 09:30:06.63 ID:tNsXRxf6.net
「最後の一手」黒田日銀、YCC撤廃とETF再強化か(永井洋一)
2023/01/16 07:45 日経速報ニュース

 黒田東彦日銀総裁の任期満了が近づくなか、10年近くに及ぶ日銀の異次元緩和がグローバル市場の不確実性の震源地になっている。
実態にそぐわない長期金利の水準を強引に維持しようする、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の破綻が刻一刻と近づい
ていると多くの市場参加者がみている。市場に嵐が迫っている。

■上限撤廃で株急落リスク

 17、18両日の金融政策決定会合で市場が想定する一手は主に次の3つだ。
 第1は政策修正なし。この場合、長期金利の実勢レートが、日銀が許容するいまの変動幅の上限(0.5%程度)をどんどん上回り、長期国
債の「一物二価」が一段と加速する。債券市場の機能不全を嫌って円高・株安が進むだろう。

 第2は0.75%程度への上限の引き上げ。債券市場では新発10年物国債の利回り(長期金利)はすでに0.5%を突破しており、日銀がマー
ケットを後追いするパターンだ。
 ただ、日銀の手が及ばない翌日物金利スワップ(OIS)市場では、すでに10年物が1.07%程度まで上がっているため、0.75%ではすぐに
上限に張り付き、金利の期間構造のゆがみは解消されない。円や株式の反応は第1のケースと同じだろう。

 第3は上限をさらに引き上げるか、ないしは撤廃するというもの。このケースだと短期的に長期金利の上がり方がきつくなり、景気への悪
影響が大きくなり、第1、第2のケース以上に株価が急落する恐れがある。財政の持続可能性への不安が追加的な金利上昇(債券価格の
下落)を引き起こし、債券を大量に保有する金融機関の損失拡大を通じて金融システムを揺るがす可能性が高まりかねない。

■12月会合後、期待インフレ急低下

 問題は昨年12月20日の会合以降、日銀の説明とは裏腹に実質金利が急上昇している点にある。日本相互証券のデータなどによれば
10年物の実質金利は12月19日のマイナス0.55%から1月13日はマイナス0.16%とマイナス幅が0.39%も縮まった。この期間の10年物国
債の利回り(名目金利)の上昇幅(0.25%程度)を大きく上回る。ここでの実質金利はあくまでも市場の思惑を映しているにすぎないが、
投資家の間で景気不安が募り、インフレ予想が低下している現実は軽視できない。

 だとすれば、黒田日銀の「最後の一手」には「追加金融緩和」も選択肢に含まれることになる。12日付の読売新聞オンラインの報道にヒン
トがある。
 報道によれば「日銀は次回会合で大規模な金融緩和策に伴う副作用を点検し、悪影響を減らして緩和的な金融環境を維持する」という。
点検と市場金利のゆがみの是正、さらに投資や消費を支えるという3点が強調されている。

 異次元緩和の手段のひとつであるETFの購入について日銀は21年3月、それまでの原則年6兆円としていた目安を削除し、市場の混乱
時に限り、積極的に買う姿勢に転換した。現在は「年間約12兆円を上限に、必要に応じて、買い入れを行う」としているが、12兆円という数
字は「お飾り」にすぎない。実際、日銀によるETF買いは昨年はわずか9回、合計6309億円にすぎなかった。
 実質金利を下げるために期待インフレを高めるには株式などリスク資産を操作する方が効果的――。そう考えれば、日銀が描く次の一手
は長期金利の上限撤廃と上場投資信託(ETF)の買い入れ積極化のセットということにならないだろうか。

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/17(火) 09:25:59.56 ID:53a0WMDs.net
2023年01月17日09時11分
三菱UFJ、第一生命HDなどやや売り優勢に、あすの日銀決定会合を前に思惑錯綜
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが軟調、第一生命ホールディングス
<8750>など生保株もやや弱含みの推移となっている。あす予定される日銀金融政策決定会合の結果公表への関心が高まっているが、
国内でインフレ警戒感が高まるなか、市場では前会合に続いて政策修正を行うとの見方も根強い。
 イールドカーブ・コントロールの許容変動幅拡大もしくは全面解除などの動きがでれば、銀行や生保など金融セクターには強力なポジテ
ィブ材料となるだけに注目度が高い。ただ、足もとでは見切り発車的に上値を買い進む動きはみられない。

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/17(火) 14:59:05.69 ID:53a0WMDs.net
2023年01月17日13時45分
三井住友FG---続落、明日の日銀会合結果発表控えて銀行株には換金売り優勢 
 三井住友FG<8316>は続落。本日は銀行セクターが業種別下落率のトップで、全面安に近い商状となっている。明日の日銀金融政策決定
会合の結果発表を前に、換金目的の利食い売りが優勢となっているようだ。日銀がYCCの廃止までを含めた一段の修正に踏み切るかが焦
点となっているが、市場ではやや修正なしとの見方に傾いてきているもようでもある。
 結果発表後の円安反転を見込み、本日はニトリHD<9843>なども売りが先行。

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/18(水) 06:08:10.60 ID:QJhRblmR.net
株、日銀プレーの巻き戻しで大幅高 底入れサインも予断許さず
2023/01/17 12:21 日経速報ニュース

 日銀が18日まで開く金融政策決定会合の結果を待たずに、株式市場では追加の緩和修正思惑で売り買いする「日銀プレー」を解消する
動きが強まった。17日午前の日経平均株価は前日比318円(1.2%)高の2万6140円と反発した。チャート上で相場の底入れを示唆するサ
インも出るなかで、日銀会合の結果を迎えることになる。

 午前の東京株式市場では先週に大きく下落したファーストリテイリングが一時3%高と反発。日経平均の構成比が高い東京エレクトロン
やソフトバンクグループ(SBG)の上げが目立った。半面、昨年12月の日銀の実質利上げ以降、大きく買われた三井住友フィナンシャルグ
ループなどメガバンク株は下落。千葉銀行など地銀株も軒並み下げた。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘氏は午前の動きについて「評価益が出ている日銀プレーの持ち高を解消する動きが強ま
った」と指摘する。ヘッジファンドなど投機筋は日銀の緩和修正が続くとみて「日経平均先物売り・銀行株買い」の持ち高を積極的に積み
上げていたが、その解消が影響した格好だ。

 日銀の実質利上げ以降、海外投資家は日本株への売りを強めた。一部投機筋は日経平均先物売り・銀行株買いの持ち高がワーク(運
用成績が上がる)するとみて、持ち高を膨らませた。日経平均は日銀が実質利上げを決めた昨年12月20日以降、一時1500円下落。業種
別の東証株価指数(TOPIX)の銀行業は2割上昇する場面があった。

 2015~16年にたびたび盛り上がった日銀プレーは追加緩和を見込んで株価指数先物や不動産株を買う動きだった。大規模緩和からの
修正思惑が高まる今年に活発化するとみられる日銀プレーは日経平均先物売り・銀行株買いが軸となりそうだ。

 日銀プレーの解消で、日経平均は心理的節目の2万6000円台を再び回復。チャートで、10日と16日にローソク足で重なり合う価格帯が
ないために生じる「窓」を形成し、相場の先安観を示唆する「アイランド・リバーサル」を形成していた。ただ、きょうの上昇で16日の窓を埋め
、短期間でアイランド・リバーサルを否定。日経平均は2万6000円前後で底堅いとの印象がさらに強まる。

 日経平均は長期的にも正念場を迎えている。日銀の大規模緩和で始まったアベノミクス相場だが、同相場が始まった12年11月の安値
を起点とした長期のトレンドライン(アベノミクスライン)はおおよそ2万5700円台にある。アベノミクスラインは過去10年に及び、日経平均
の下値支持となってきた。今年に入ってからの下落局面でもこの水準で下げ止まり、今後も下値支持として機能するかに市場の関心は高い。

 投機筋は18日の日銀会合の結果をみて、再び持ち高形成に走る。結果次第では株式市場が乱高下する可能性があるだけに、投資家は
気が抜けない状況が続く。

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/18(水) 06:11:02.07 ID:QJhRblmR.net
国債市場の不全、長期化も、日銀修正でも「後遺症」なお(ポジション)
2023/01/18 日本経済新聞 朝刊

 債券市場の機能悪化が数年後まで長引く懸念が強まっている。日銀が金利上昇を抑え込むため大量の国債買い入れを続け、国債の
流動性が低下している。現在の新発10年物国債が3年後に長期国債先物と関係が深い最割安銘柄(チーペスト)として取引される量の
減少につながる可能性がある。先物と現物債の連動が薄れ、ヘッジ機能の低下など「後遺症」に悩まされかねない。
 「日銀の神通力も通じなくなったな」。ある市場参加者はつぶやく。17日の国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利
回りは上昇(価格は下落)し、一時0・505%を付けた。日銀が現行の金融政策である長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YC
C)で変動許容幅の上限とする「0・5%程度」を超えるのは3営業日連続だ。
 日銀は10年債を吸い上げる勢いで買っている。直近3銘柄の10年債(367~369回債)は10日時点で日銀保有分を除いて4兆円市
場に残っていた。日銀は10日以降、3銘柄を対象とした指し値オペで5兆1340億円買い入れた。

 日銀が大量の国債を市場から買い上げたことで、YCCをやめても市場の弊害は長く続くとの懸念が強まっている。
 10年債は3カ月に1回のペースで、新規に発行されている。他の年限の国債であれば新発債の交代で既発債となった銘柄の流動性が
低下する事象は珍しくない。ところが10年債では再び市場取引が活発になるタイミングがある。10年債がチーペストとなる3年後だ。
 国債先物は金利上昇に備えたヘッジ取引など、市場参加者が安心して取引するための重要なツールだ。先物の売り手は満期時に通常
、残存7年のチーペストと呼ばれる国債を受け渡す。また、先物はチーペストとの裁定取引を通じて現物債との連動性が確保される。チー
ペストが不足すれば、先物と現物債の連動性が一段と落ちかねない。
 先物と現物の連動が薄れると、市場に流動性を供給する証券会社などがリスクヘッジをしにくくなる。投資家の買いで利回りが大幅に
低下したり、入札のたびに利回りが急上昇したりと、相場の変動が急激になりかねない。

 異次元緩和下ではUBS証券や三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)が国債市場特別参加者(プライマリーディーラー=PD)の資格
を返上するなど、市場参加者の減少が目立った。「YCCで(注文を出し続けることで市場取引を円滑にする)マーケットメークも困難になり
、債券市場はPDのプライドだけで保たれている」(証券会社)との声もあるなか、既に減少傾向にある市場参加者がさらに減る可能性す
らある。
 債券市場は政府が国債の発行を通じて必要な資金を安定的に調達するために存在する。国債費を防衛費増額の財源にする案が浮上
するなど、異次元緩和の長期化で財政規律は緩みが甚だしい。市場機能の低下が続けば、政府が必要な資金を調達するのが難しくな
る。将来的には国民負担の増加という形で日本経済も思わぬ打撃を受けかねない。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/19(木) 06:19:25.36 ID:o3CDFHQf.net
株、消えぬ緩和修正の思惑 短期勢は次を見据え淡々
2023/01/18 15:47 日経速報ニュース

 17~18日開催の金融政策決定会合で日銀は大規模緩和の維持を決めた。市場の一部で強まっていた緩和が修正されるとの思惑は外れ
たが、その思惑は消えていない。18日午後の時点ではすでに緩和修正の先送りとの見方も出始めている。銀行株の動きからは短期目線の
投資家の動きも見え隠れする。
 今回の決定会合の直後に売りに押されたのは銀行株の一角だ。三菱UFJ(8306)は午後に一時、前日比48円40銭(5.1%)安い902円20
銭まで下げた。三井住友FG(8316)は一時5%超、みずほFG(8411)は同4%超それぞれ下落。市場では「国内の機関投資家からも銀行
株に売りが出ている」(国内証券トレーダー)との声が出ていた。

 だが、銀行株の一角は売り一巡後に下げ幅を縮めた。「ショートカバー(売り方の買い戻し)とみられる」(トレーダー)との指摘があったうえ、
次第に「金融政策の修正が先送りされただけだ」(国内証券エコノミスト)との声が出始めた。
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の古川真チーフ・ポートフォリオストラテジストは今週に入り複数のヘッジファンドと面談を重ねた。面談を
総評すると、「週初にかけて追加の緩和修正思惑の売り買いする『日銀プレー』の持ち高を解消し、いったん様子見のポジションになった」と
いう。
 古川氏は18日午後に銀行株には短期勢が押し目買いを入れる向きがあったとも説明し、「ヘッジファンドは中期的になんらかの形で日銀の
政策が修正されるとの見方を変えていない」とする。いったん持ち高を解消した短期目線の投資家は、いずれかのタイミングで再び銀行株な
どに資金を投じる動きは続くとみる。
 次の焦点は日銀の次期総裁人事だ。みずほ証券の小林俊介チーフエコノミストは「今後の金融政策を見極めるうえで、次期総裁人事が極
めて重要なヒントになることは疑いの余地がない」と指摘する。次期総裁人事案は2月10日に国会に提出されるとの報道もある。次回の金融
政策決定会合は3月9~10日。様々な報道から短期投資家が緩和修正を強く意識し、銀行株高となる場面がみられるかもしれない。

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/19(木) 06:22:49.36 ID:o3CDFHQf.net
日銀、金利抑制へ資金供給拡大 長期金利上限0.5%維持 綱渡りの異次元緩和
2023/01/19 日本経済新聞 朝刊

 日銀は17~18日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和の継続を決めた。長期金利の上限を0.5%とする長短金利操作(イールドカ
ーブ・コントロール、YCC)など政策の大枠は維持しつつ、投機筋の「空売り」に対抗するために金融機関に国債の購入を促す異例の資金供
給に乗り出す。国債市場の機能低下など副作用が残るなか、10年に及ぶ異次元緩和は綱渡りが続く。(関連記事総合2、金融経済、グロ
ーバル市場面に)
 「長期金利の変動幅をさらに拡大する必要があるとは考えていない」。日銀の黒田東彦総裁は18日の会合後に記者会見し、大規模緩和
を続ける考えを改めて強調した。
 会合後に公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では、22年度の物価見通しを昨年10月公表時点の2.9%から3.0%に引き
上げた。政府・日銀が目標として掲げる2%を上回る。ただ23年度は1.6%に据え置き、「(2%目標を)安定的に達成できる状況になってい
ない」(黒田総裁)として緩和縮小を見送った。
 昨年12月の前回会合では、0%程度からプラスマイナス0.25%としていた長期金利の変動許容幅を0.5%に拡大した。人為的に長期
金利を抑えてきたため、金利のカーブで10年債の利回りだけ不自然に低くなる「ゆがみ」が生じ、企業の社債発行などに悪影響が出る懸念
が高まっていた。
 ゆがみは投機筋にとって格好の標的になっている。不自然に割高な10年債を借りて空売りしておけば、日銀が政策修正に踏み切って利
回りが上がった時に買い戻すと利益が出る。日銀は12月と今年1月にそれぞれ17兆円(通知日ベース)の国債を買い入れる「防戦」に迫ら
れた。
 日銀は今回、新たな対抗手段を打ち出し「共通担保資金供給オペ(3面きょうのことば)」を拡充した。国債利回りに比べ低利で金融機関
に資金を貸し出し、国債購入に向かわせる。日銀が直接国債を買わなくても金利を押し下げる効果を見込む。
 具体的には市場取引が多い5年債などを対象にする。ゆがみが大きい10年債のゾーンに直接働きかけるのではなく、金利カーブの手前
から全体的に金利を押し下げ、徐々にゆがみを解消させる狙いだ。「長期金利を適正な形にして低位に安定させる効果がある」(黒田総裁)

 もっとも金融機関が日銀の思惑通りに国債の買い入れを増やすかは不透明だ。いずれ日銀が利上げに踏み切れば、購入した国債に含み
損を抱えるリスクがある。一方、日銀が国債購入を促そうと低利にしすぎると金融機関のメリットが過大になる難しさがある。
 日本のインフレ率が、中長期でも政府・日銀の掲げる2%の物価目標に近づくなか、日銀が異次元緩和を続ける理由は一段と乏しくなって
いる。黒田総裁はYCCについて「十分持続可能」と述べたが、次回の3月の決定会合前にも再び修正観測が広がる可能性は高い。市場と
の攻防は一段と激しくなりそうだ。

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/25(水) 20:58:54.57 ID:jVo2wn+n.net
2023-01-25 メリル 買い継続 4850円 → 6000円
2023-01-11 モルガンS Overweight継続 5720円 → 6270円
2023-01-10 岩井コスモ A継続 5500円 → 6200円
2023-01-06 JPモルガン Overweight継続 5540円 → 6210円
2022-12-26 野村 Buy継続 6900円 → 7200円
2022-12-26 SBI 中立継続 4500円 → 5700円
2022-12-16 GS 買い継続 5200円 → 5800円
2022-12-15 みずほ 買い継続 5300円 → 5900円
2022-12-09 シティG 2継続 4200円 → 4800円
2022-12-08 大和 2継続 4700円 → 5500円
2022-12-07 三菱UFJMS Overweight継続 5100円 → 5500円

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/26(木) 03:31:41.54 ID:DnayTpQF.net
2023/01/25 22:45
三井住友FG(8316)
23年3月期経常予想。対前週0.3%上昇。
 三井住友フィナンシャルグループ<8316>の経常利益予想コンセンサスは、前週値の1,125,404百万円から0.3%上昇し、1,128,804百万円
となった。因みにレーティングコンセンサスは4.4で変わらずのまま。

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/26(木) 06:06:11.60 ID:DnayTpQF.net
SMBC信託、環境配慮不動産の資金調達支援
2023/01/26 日本経済新聞 朝刊

 三井住友フィナンシャルグループ傘下のSMBC信託銀行は、環境に配慮した不動産を持つ企業に対し資金調達を支援する事業を始める。
環境性能の高い建物や再生可能エネルギー発電施設などを受託し、担保などにしたうえでSMBC信託がほかの金融機関からお金を借り
入れ、企業に資金供給する。
 環境配慮型施設への投資を借り入れで実行したい企業の利用も見込む。建物の環境認証を取得する支援もする。日本格付研究所の
「グリーンファイナンス・フレームワーク評価」で最高評価を取得しており、企業のPRにもつながるとみる。

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/01/31(火) 08:13:06.55 ID:wH0QNLnQ.net
三井住友FGの4~12月期、最終益7660億円 前年同期は6247億円の黒字
2023/01/30 15:30 日経速報ニュース

三井住友フィナンシャルグループ(8316)
      前4~12 今4~12 通期予想
経常収益 29,957 43,802 ―
営業利益 ― ― ―
経常利益 867,373 1,032,609 ―
最終利益 624,795 766,021 770,000
1株利益 455.82 559.36 579.52
(注)単位:経常収益は億円、利益は百万円、1株利益は円、▲は損失

三井住友FG、23%増益 4~12月最高更新、資金需要が堅調
2023/01/31 日本経済新聞 朝刊

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)が30日発表した2022年4~12月期の連結決算は、純利益が前年同期比23%増の7660億円
だった。4~12月期として過去最高を更新した。海外向け融資が為替影響で押し上げられたほか、国内の資金需要も堅調だった。企業など
からの決済手数料収入も伸びた。
 業務純益も14%増の1兆291億円と最高だった。
 ホールセール部門や海外部門の伸びが、資産運用ビジネスなどリテール部門の苦戦を補った。23年3月期通期予想に対する進捗率は純
利益が99%、業務純益が81%。欧米の景気後退懸念やロシアのウクライナ侵攻の長期化で事業環境に不透明感が高いため、従来の通期
予想を据え置いた。
 不良債権の処理などに伴って発生する与信関係費用は466億円減の1110億円と、通期予想の半分程度に抑えられている。外国債券の
含み損は22年12月末時点で8553億円。1兆円を超えた9月末時点に比べて縮小した。

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/01(水) 03:13:00.39 ID:Yf+NzI2b.net
2023/01/31 16:05
三井住友FG(8316)
米系大手証券、レーティング強気継続。目標株価引き上げ、6,200円。
 米系大手証券が1月30日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングを強気(買い)に据え置いた。
一方、目標株価は5,800円から6,200円に引き上げた。因みに前日(1月27日)時点のレーティングコンセンサスは
4.42(アナリスト数12人)で「やや強気」の水準、目標株価コンセンサスは5,707円(アナリスト数12人)となっている。

2023-01-31 GS 買い継続 5800円 → 6200円

2023/01/31 18:00
三井住友FG(8316)
日系中堅証券、レーティング強気継続。目標株価引き上げ、6,700円。
 日系中堅証券が1月31日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングを強気(A)に据え置いた。
一方、目標株価は6,200円から6,700円に引き上げた。因みに前日(1月30日)時点のレーティングコンセンサスは4.42
(アナリスト数12人)で「やや強気」の水準、目標株価コンセンサスは5,707円(アナリスト数12人)となっている。

2023-02-01 岩井コスモ A継続 6200円 → 6700円

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/01(水) 03:17:57.48 ID:Yf+NzI2b.net
「海外重視は不変」 非銀行業にも力 三井住友FG太田社長
2023/01/31 22:00 日経速報ニュース

 銀行を取り巻く環境が急激に変わっている。海外では急激なインフレに加え、地政学リスクにも注意を払わなくてはならなくなった。国内で
は日銀の金融政策の先行きに不透明感が増しているほか、デジタル化への対応などの課題もある。三井住友フィナンシャルグループ(FG)
の太田純社長は日本経済新聞のインタビューで、カードなどグループの総力で成長を続ける考えを示した。

 太田氏は世界の分断化を「構造的な変化」と分析し、地政学リスクなどに一層注意を払うと述べた。一方、「成長のドライバーが海外である
ことは確か」として、海外投資や事業拡大を続ける方針を明らかにした。
 2023?25年度の次期中期経営計画の策定作業は大詰めを迎えている。太田氏は足元の業績拡大の主因である融資残高の堅調な伸び
は「ストップする前提」と話す。そのうえで、カードや証券、消費者金融など銀行以外のグループ事業が収益を伸ばすとして、「右肩上がりの
業績は描けるのではないか」という。

 日銀が22年12月に長期金利の上限を引き上げる政策修正を実施し、市場ではさらなる緩和修正観測もくすぶる。ただ太田氏は「金融緩和
の方向性は全くいじっておらず、利上げとは違う」と評価。業務への影響は小さいとし、次期中計でも「利上げはないという前提で作る」という。
 国内では22年にカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)との資本提携を発表した。CCCの「Tポイント」と三井住友の「Vポイント」を24年春
にも統合する方針だ。SBIホールディングスへの出資も決めており、太田氏はこれらの提携が一体的な取り組みであると強調する。

 銀行やクレジットカード、証券などをアプリで結びつける「スーパーアプリ」を計画する。クレジットやデビットなど様々な決済手段を搭載した
キャッシュカードを3月にも発行する方針。高齢者支援サービス「SMBCエルダープログラム」などの非金融サービスも、アプリで金融機能と
一緒に提供できる可能性があるとした。
 デジタル施策と並行し店舗戦略も見直す。大半の手続きはアプリやATMで済むようになったことを踏まえ、投資相談や問い合わせに特化
した店舗を出店する方針だ。「立地は駅前でなくてもいい。相談窓口ならショッピングモールなどの方が行きやすいし、投資相談は都心よ
りも住宅地がいいかもしれない」と話す。

 物価高による従業員の実質的な賃金低下を避けるため「消費者物価指数上昇率プラスアルファの賃上げが必要だ。ベースアップ的な発
想も必要になる」と表明。東京都区部などの物価上昇率を参考に、傘下の銀行などの賃上げ率を決める。

 金融緩和の出口局面では「国債格付けを非常に懸念している」という。財政懸念から格付け会社が日本国債を格下げする可能性を意識
する。その場合、邦銀の格付けも同時に下がるためドル調達コストが跳ね上がるという。「最悪の場合、邦銀が資金繰り倒産する可能性も
ある。これに備えたコンティンジェンシープラン(不測の事態への対応計画)は必要だ」と懸念を示した。

 融資の伸びが寄与し、22年4?12月期は最高益を更新した。ただ海外経済や日銀の政策など先行き不透明感は強い。これまで以上に、
環境変化に左右されづらい収益構造づくりが求められる。

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/03(金) 06:07:06.28 ID:rMBD4kgZ.net
5大銀、業務純益23%増 海外で利ざや改善 4~12月、三菱UFJなど融資拡大 通期予想は据え置き
2023/02/03 日本経済新聞 朝刊

 大手5大銀行グループの2022年4~12月期決算が2日、出そろった。本業のもうけを示す実質業務純益は傘下行の合計で前年同期比
23%増えた。海外で融資の利ざやが改善したほか、国内の資金需要を取り込んだ。それでも海外経済の減速懸念や金融政策など先行き
不透明感は強く、23年3月期通期の業績予想の上方修正には慎重な姿勢を崩していない。
 5グループの傘下行合計の実質業務純益は、22年4~12月期に2兆1862億円だった。4~12月期としては14年以来8年ぶりの高水
準だ。
 三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が2日発表した決算では、傘下2行の実質業務純益が64%増の7718億円と大幅に伸びた。海
外向け融資の利ざや拡大などが寄与した。傘下2行の合算で4992億円と4%伸びたみずほFGも海外企業向け融資が増えた。三井住友
銀行では国内外とも融資が好調で、実質業務純益は27%増の6344億円だった。
 連結純利益は5グループで計1兆9218億円と前年同期比21%減少。三菱UFJが米地銀MUFGユニオンバンクの売却に伴う一時的な
費用を計上した影響で68%減の3431億円だった。みずほは14%増の5432億円、三井住友FGも23%の増益を確保した。

 業績の強さは当初予想を上回る勢いだ。みずほは4~12月期の純利益が通期予想の5400億円をすでに超えた。三井住友FGも進捗率
が99%に達した。三菱UFJはユニオンバンクの売却に伴う戻し入れを23年3月期の通期で8000億円強見込んでおり、こうした要因を考
慮するとすでに通期予想を14%上回る。

 海外を中心に資金需要が強く、利ざやが改善していることが主因だ。海外金利の上昇で、三菱UFJの海外貸出金利ざやは1年前から
0.21%上昇。三井住友も0.04%上がった。市場金利の上昇を貸出金利に反映できれば調達コストとの差である銀行収益も増える。
 これまで金利上昇による債券価格の下落が有価証券の評価損益を押し下げてきたが、影響は一巡してきた。3メガバンクの外債含み損
は22年12月末で3兆3000億円となお高水準だが、9月末に比べると6000億円以上減った。急ピッチの利上げを進めてきた米国では
利上げの終局が見えてきたほか、各グループが持ち高を落とすなど対応をとったため、含み損の拡大は一服している。

 ただ23年3月期通期の予想は全社が据え置いた。不透明な市場環境や経済の減速懸念を拭えないからだ。あるメガバンク幹部は「22
年が良すぎた」と先行きを警戒する。
 3メガバンクが海外の貸出金を伸ばしたのは、今後の金利上昇を見越した駆け込みの側面も強い。世界的な金利上昇で株式や社債の発
行市場が振るわず、企業が資金調達を銀行からの融資に切り替えるなどの要因も大きかった。米国を中心に海外経済が減速感を強めれば
、貸し倒れに備える費用の増加で銀行収益の下押し要因となる。

 もうひとつの焦点は国内金利のゆくえだ。三井住友は短期金利が0.1%上昇すると、純利益が200億円増加すると試算する。みずほも
、預貸金収支と市場運用であわせて350億円の押し上げ効果があるとみる。

 長引く超低金利で縮小してきた国内の利ざやは、設備投資やM&A(合併・買収)など旺盛な資金需要で大企業向けを中心に改善傾向が
続く。それでも海外に比べ回復は鈍い。大手行の融資は短期金利に連動する割合が8割前後を占め、日銀が長期金利の誘導目標を修正し
ても収益環境に大きな影響をおよぼさない。
 日銀が短期金利を含め緩和修正に本格的に動けば、国内利ざやも改善していく可能性がある。

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/04(土) 04:37:08.90 ID:2/7nN5H9.net
三井住友が「金融スーパーアプリ」 銀行・クレカ一体に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB033MR0T00C23A2000000/

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/10(金) 03:42:58.17 ID:L49iJUFE.net
2023/02/09 18:00
三井住友FG(8316)
日系中堅証券、レーティング強気。目標株価7,010円。
 日系中堅証券が2月9日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングを強気(Outperform)とした。
また、目標株価は7,010円としている。因みに前日(2月8日)時点のレーティングコンセンサスは4.55(アナリスト数11人)
で「強気」の水準、目標株価コンセンサスは5,906円(アナリスト数11人)となっている。

2023-02-10 東海東京 Neutral → OP格上げ 7010円

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/10(金) 14:50:49.48 ID:L49iJUFE.net
2023-02-10 東海東京 Neutral → OP格上げ 4410円 → 7010円
2023-02-01 岩井コスモ A継続 6200円 → 6700円
2023-01-31 GS 買い継続 5800円 → 6200円
2023-01-25 メリル 買い継続 4850円 → 6000円
2023-01-11 モルガンS Overweight継続 5720円 → 6270円
2023-01-06 JPモルガン Overweight継続 5540円 → 6210円
2022-12-26 野村 Buy継続 6900円 → 7200円
2022-12-26 SBI 中立継続 4500円 → 5700円
2022-12-15 みずほ 買い継続 5300円 → 5900円
2022-12-09 シティG 2継続 4200円 → 4800円
2022-12-08 大和 2継続 4700円 → 5500円
2022-12-07 三菱UFJMS Overweight継続 5100円 → 5500円

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/10(金) 15:07:49.37 ID:L49iJUFE.net
現段階でさらなるYCC柔軟化が必要とは考えてない-雨宮日銀副総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-10/RPUD2KT1UM0W01?srnd=cojp-v2

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/10(金) 17:37:02.24 ID:6xMhMjhC.net
日銀新総裁に植田和男・元審議委員…政府方針読売新聞オンライン

政府は、4月8日に任期満了の黒田東彦(はるひこ)総裁の後任に、植田和男・元日銀審議委員(71)を充てる方針を固めた。
副総裁には、氷見野良三・元金融庁長官(62)と、内田真一・日銀理事(60)を充てる。
14日に、新しい総裁と副総裁2人の人事案を国会へ提示する。衆参両院の同意を得て内閣として任命する。

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/11(土) 05:02:50.17 ID:U5O528Ll.net
日銀人事報道こうみる:アベノミクスと決別、長期的には日本株にプラス=ニッセイ基礎研 井出氏

[東京 10日 ロイター] -

<ニッセイ基礎研究所 チーフ株式ストラテジスト 井出真吾氏>

元日銀審議委員の植田和男氏が次期総裁の人事に起用されるとの報道は、多くの市場参加者にとってサプライズとなった。金融緩和の
正常化を進めてリフレ政策から脱却し、「アベノミクスとの決別」する印象を受けた。
具体的な手段はこれからだが、政府の本気度を感じる。今後は、金融緩和でぬるま湯のような状態になっている足元から、痛みを伴いな
がらも政策変更をするということではないか。初期反応として為替が円高に振れ、日経平均先物が急落したのは、市場も正常化を意識し
たからだろう。
ただ、長期的にみれば、日本企業をより筋肉質にさせるという期待感もあり、株式市場にとって悪い話ではない。目先は不安要素もある
が、中長期的には、単なる量的緩和に頼ってばかりいる「温室経済」から脱却できるのではないか、との期待もある。
この点を海外投資家がどう捉えるかが注目されるが、(日銀人事報道が)好感されれば週明けに海外投資家が日本株買いに動く可能性
もあるとみている。
仮にこのまま円高が進行した場合は、株式市場にとってネガティブだが、市場の受け止め次第では大きな波乱はないかもしれない。物色
動向としては、金融政策正常化の思惑が強まり、金融セクターが買われるのではないか。
副総裁の人事については、非常に強力な布陣という印象を受けた。内田真一・日銀理事は日銀のエースと呼ばれ、実務にも詳しい。氷見
野良三・前金融庁長官は海外中銀のトップともコミュニケーションがとれる外交力のある人で、それぞれの役割分担で新総裁を支えていく
のだろう。

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/11(土) 06:41:01.68 ID:U5O528Ll.net
日銀総裁に植田氏 初の学者起用、元審議委員 副総裁、氷見野・内田氏 雨宮氏は就任辞退
2023/02/11 日本経済新聞 朝刊

 政府は日銀の黒田東彦総裁(78)の後任に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏(71)を起用する人事を固めた。黒田氏の任期は
4月8日まで。政府は人事案を2月14日に国会に提示する。衆参両院の同意を経て内閣が任命する。(関連記事総合2面に)
 副総裁には氷見野良三前金融庁長官、内田真一日銀理事を起用する方針だ。現在の雨宮正佳、若田部昌澄両副総裁の任期は3月19
日まで。政府は黒田氏の後任総裁として雨宮副総裁に打診したが、同氏は辞退した。
 14日の人事案提示後、衆参両院の議院運営委員会で正副総裁候補者から金融政策に関する所信を聴取して質疑する。衆院では24日
に実施する見通し。その後、両院の本会議で承認されれば正式に就任が決まる。植田氏は10日、記者団に「現在の日銀の政策は適切だ。
現状では金融緩和の継続が必要だ」と語った。

 初の経済学者出身の日銀総裁となる。日銀と財務省(旧大蔵省)の出身者の起用が続いており、民間出身は三菱銀行出身で1964年に
就任した宇佐美洵氏以来だ。
 植田氏は日本を代表する金融政策の研究者で、1998年4月に東大教授から日銀審議委員に転じ、05年4月まで務めた。日本が199
0年代後半からデフレに突入していくなか、日銀によるゼロ金利政策の導入などを理論面から支えた。その後、20年を超える長期にわたっ
て続く金融緩和に精通した一人だ。
 2000年のゼロ金利解除に反対票を投じたことでも知られる。日銀が今後、異次元緩和からの出口を探っていく中で、性急に出口に突き
進むことはないだろうという安心感も選出の決め手になったとみられる。

 10年続いた異次元緩和政策の検証が、次期総裁の最初の役割となる。雨宮氏は黒田体制下で金融政策運営を事実上取り仕切ってき
た自分はふさわしくないと就任を固辞した。金融政策に深い知識と経験を持ち、より中立的な立場で政策の検証と修正に取り組める植田氏
に白羽の矢が立った。

 米マサチューセッツ工科大学で経済学の博士課程を修了し、国際的な経済学者である植田氏は海外の中央銀行との円滑な対話も期待
できる。米連邦準備理事会(FRB)のイエレン前議長やバーナンキ元議長のように、世界では学者出身の中銀トップが珍しくない。
 黒田総裁が就任直後の13年から始めた異次元緩和は円高是正などで効果があったとされるが、市場機能の低下や財政規律の緩み
といった副作用も招いた。次期総裁は政府と緊密に連携し、日本経済や金融市場へのショックを避けながら金融政策を正常化に導くこと
が使命となる。
 政策面では、長期金利を一定の範囲に抑え込む長短金利操作の修正の是非が当面の焦点になる。金利の上昇圧力が高まるなか、日
銀は22年12月に長期金利の許容変動幅を0.25%から0.5%に広げた。国債の買い手がほぼ日銀だけという異常な状態となっており、
変動幅の再拡大や同政策の撤廃などに踏み込むか、次期総裁の判断に注目が集まる。

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/13(月) 13:31:10.63 ID:Hoje4t34.net
木内登英のGlobal Economy & Policy Insight
日銀新体制の課題⑤:植田和男研究
https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2023/fis/kiuchi/0213_2

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/14(火) 11:24:19.29 ID:1JZTHE+G.net
■今後の日銀人事を巡る主な日程
2月14日   政府、衆参の議院運営委員会に正副総裁の人事案提示
2月24日?  衆院で正副総裁候補の所信聴取
2月27日?  参院で正副総裁候補の所信聴取
3月9~10日 「黒田日銀」最後の金融政策決定会合
3月19日   雨宮正佳・若田部昌澄両副総裁の任期満了
4月8日   黒田総裁の任期満了
4月27~28日 新体制で最初の金融政策決定会合

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/14(火) 13:42:14.49 ID:1JZTHE+G.net
三井住友 (8316)
https://www.traders.co.jp/premium/wadai/20448

23年3月期通期の当期純利益は目標超過へ、東海東京が「Neutral」→「Outperform」、目標株価4410円→7010円
東海東京調査センターがレーティングを「Neutral」から「Outperform」へ、目標株価を従来の4410円から7010円に引き上げた。

三井住友フィナンシャルグループの23年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結粗利益は2.38兆円(前年比9.0%増)、連結業務
純益は1.03兆円(同13.6%増)、当期利益は7,660億円(同22.6%増)。為替の円安効果もあって、3項目共に増加。当期利益の
増加は、連結業務純益の増加と連結業務純益以下の損益項目の寄与。(1)与信関係費用の減少(大口先へ引当を計上した前年
比で減少)、(2)株式等損益の改善(ETF売却益が減少したものの、政策保有株式売却益は増加)など。

今回、23年3月期通期の当社予想を修正。新予想は、連結業務純益が1.45兆円(前年比25.5%増)、当期利益が9390億円(同32.
9%増)、各種中計施策の推進によるホールセール・グローバル・市場の各事業における収益増強により、業績目標を上回ろう。24
年3月期の連結業務純益は1.54兆円(前年比6.2%増)、当期利益は8760億円(同6.7%減)を見込む。連結業務純益は、内外の
金利上昇に伴う貸出金スプレッドの改善等により増益も、当期利益は、世界的な景気低迷に伴う与信関係費用の増加等により減益
を想定。

バリュエーション基準は、主要五行平均の調整後当期利益ベースのPER(24年3月期予想ベース)10.0倍(前回は8.0倍:23年3月期
予想ベース)を採用する。目標株価は24年3月期予想の調整後EPS700.7円に対して、調整後PER10.0倍を適用し7010円(前回は
4410円)とする。現株価と目標株価との乖離率が15%以上であることから、レーティングは「Neutral」から「Outperform」へ引き上げ
る、と指摘。

今2023年3月期連結当期純利益を会社計画7700億円(EPS579.2円)に対し従来予想8000億円(EPS583.6円)から9390億円(EPS
690.4円)へ、来2024年3月期同8700億円(EPS634.74円)から8760億円(EPS644.0円)へ増額し、新たに2025年3月期連結当期純
利益を9320億円(EPS685.2円)と予想している。

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/16(木) 12:54:05.84 ID:Lw60BqFk.net
<東証>三井住友FGが連日高値 金利上昇で、「3月にYCC終了」予想も
2023/02/16 12:48 日経速報ニュース

(12時45分、プライム、コード8316)三井住友FGが続伸している。午前に前日比53円(0.9%)高の5964円を付け、連日で昨年来高値を
更新した。15日の米債券市場で長期金利は一時3.82%と、1月上旬以来の水準に上昇した。米経済の底堅さを示す経済統計の発表が
相次いでおり、米金利の先高観が再び強まっている。国内でも金利上昇圧力が強まっているなか、金利上昇を前提として銀行株に「海
外投機筋の機械的な買いが入っている」(外資系証券トレーダー)との見方が出ている。ただ、足元で連日上昇が続いていたため、利益
確定売りで下げる場面もある。

 3月9~10日に開かれる次回の日銀金融政策決定会合で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)を終了させるとの予
想も出ている。第一生命経済研究所の藤代宏一主任エコノミストは黒田東彦総裁にとって最後の会合での「不意打ちの可能性に警戒」
と指摘。昨年12月に予想外に長期金利の変動幅を拡大したことに触れ、YCCの追加の修正・終了も突発的に実施される可能性がある
という。YCCの終了が市場に予想されてしまうと、結果的にオペ運営の難しさが増す弊害などをあげ、市場の関心が4月以降の新体制
に向かっているなかで「3月はYCCを終了させる好機」との見方を示した。

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/16(木) 13:07:39.72 ID:Lw60BqFk.net
どうする巨大「造幣マシン」の管理、日銀新総裁待ち受ける難題
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-16/RQ5CYST0AFB401?srnd=cojp-v2

次期日銀総裁指名の植田和男氏、異次元緩和脱却の海図作り託される
就任から時を置かず行動することを迫られる可能性

10年前、日本銀行は前例のない金融政策の実験の扉を開けた。日本経済再生を目指した安倍晋三首相(当時)の経済政策
「アベノミクス」を支えるため、日銀は国債購入を大幅に増やし、最終的にはイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)
に至った。既にマイナス圏にある政策金利と合わせ、これは巨大な造幣マシンが常時、フル稼働しているようなものだ。

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/19(日) 06:06:21.49 ID:ZYMw1baT.net
「植田日銀」どう動く 木内氏・河野氏に聞く
2023/02/19 04:00 日経速報ニュース

 政府は14日、日銀の黒田東彦総裁らの後任となる正副総裁の人事案を国会に提示した。総裁候補は元日銀審議委員の植田和男氏
で、就任すれば初の経済学者出身となる。副総裁候補は氷見野良三前金融庁長官、内田真一日銀理事という布陣だ。

 衆参両院の議院運営委員会での所信聴取と質疑を経て両院の本会議で採決し、過半数の賛成で承認されれば内閣が正式に任命す
る。承認は3月上旬ごろになるとみられる。黒田氏は4月8日、現副総裁の雨宮正佳、若田部昌澄の両氏は3月19日に任期が満了する。
 日銀は2013年に当時の安倍政権との間で物価上昇率の目標を2%と定める共同声明(アコード)を結び、その後就任した黒田総裁の
もと大規模な金融緩和政策を10年間続けてきた。
 緩和策には景気下支え効果が期待される一方、ひずみも目立ってきた。金融引き締めにカジを切った米欧諸国などとの違いから円が売
られ、22年には急激に円安・ドル高が進行。足元で消費者物価指数(CPI)の上昇率は4%に達した。債券市場の機能低下が顕在化し、
財政規律の緩みも指摘される。
 植田氏は10日、「現在の日銀の政策は適切である」との見解を示したが、長短金利操作を軸とした緩和策には限界が見える。新体制は
経済と市場、政治とどう向き合い、金融政策を運営していけばいいのか。野村総合研究所エグゼクティブ・エコノミストの木内登英氏とBN
Pパリバ証券チーフエコノミストの河野龍太郎氏に聞いた。

 「緩和策、慎重・着実に正常化へ」野村総研の木内氏

 植田和男氏は審議委員退任後も日銀金融研究所の特別顧問を務め、日銀に極めて近い立場だ。日銀の政策決定は事実上、総裁と事
務方でなされる。日銀は長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の副作用をよく認識している。植田氏の過去の発信からも現
在の大規模金融緩和の修正は必要だとの考えが読み取れる。

 植田氏は学者らしく個々の政策の効果や副作用などをよく分析し判断していく人物だ。金融市場にショックを与えるような急激な見直しは
避けつつ、事務方と協力して金融政策をゆっくり慎重に、ただし着実に正常化させていくことになるだろう。
 まずはYCCの見直しに着手すると考えられる。最短で総裁就任直後の4月の金融政策決定会合で、長期金利の変動許容幅の再拡大
や撤廃に踏み切る可能性がある。
 2016年9月に導入したYCCは金融緩和の目標をそれまでの国債購入額から金利水準に変え、買い入れ額を減らそうとした。ところが昨
年からの米金利上昇で大量の買い入れを再び余儀なくされている。財政規律の緩みや債券市場の機能低下という弊害への対処は喫緊
の課題だ。
 緩和政策は維持したうえでYCCを見直し、政府との共同声明(アコード)における2%の物価安定目標を「中長期的」と表現するなどの修
正をめざすとみられる。順調にいけば今年の7?9月期にも実現するだろうが、自民党安倍派からの抵抗も予想される。
 その後はマイナス金利の解除、さらにはYCC廃止・量的緩和の縮小という本格的な正常化プロセスに入っていくだろう。外部の経済環境
にも左右されることになるが、24?25年ぐらいの着手になるのではないか。
 金融政策の正常化を通じて金利が上昇し、国債利払い費が増えれば、政府側も財政規律を回復させる必要性を認識せざるを得なくなる。
もっとも日本の潜在成長率の低さから、日銀が抑えなくても長期金利は0.8%程度で落ち着くと考えている。
 日銀は本来、独立した立場から金融政策を運営し、経済・財政運営に関しても政府と意見を戦わせられる立場にある。黒田東彦現総裁
の下で失われてしまったこうした発信力を植田氏には取り戻してほしい。

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/19(日) 06:07:18.66 ID:ZYMw1baT.net
 「物価上昇2%、中長期目標に」BNPパリバの河野氏

 足元のグローバルインフレによって現在の日銀の長短金利操作(YCC)が機能しなくなっているのは明らかだ。長期金利の変動許容
幅を「プラスマイナス1.0%程度」まで拡大し、金融市場の機能の回復を図ることは新総裁が誰であっても喫緊の課題だといえる。

 3月の金融政策決定会合で黒田東彦現総裁がこうしたYCC修正に踏み切る可能性もある。そうでなければ、植田和男氏が総裁に就
いたとたんに債券市場で政策修正を迫る売り圧力が強まるからだ。植田氏が着任早々、市場との攻防に追い込まれないよう、黒田氏
が「置き土産」を用意する余地はある。
 過去の発言などから、植田氏は長期金利をターゲットにした国債買い入れの効果には懐疑的で、短期金利を政策目標とすべきだと考え
ているとわかる。長期金利の変動幅拡大で金融市場からの圧力を一旦かわしたあとは、経済状況がよくなれば2%の物価安定目標に達
していなくともマイナス金利を撤廃できる環境づくりをめざすだろう。
 2%目標は政府と日銀との共同声明で「できるだけ早期に実現する」とある。声明の修正はアベノミクスからの後退だと自民党内で受
け止められる可能性が高いが、時期は明示されていないので、文言を修正せずに「中長期的な目標だ」との解釈を示すことも可能だ。
 植田氏は日銀審議委員時代、緩和を長期間続けるとの約束が長期金利に低下圧力を加えるという時間軸効果の理論的支柱となった
。2001年3月の量的緩和策の導入時には意見の割れる政策委員会をまとめ上げた実績もあり、マネジメント面の能力も申し分ない。
 ただし新体制は経済学者の植田氏を筆頭にした専門家集団だ。人選した岸田政権はともかく、トップダウン型の政権に代わった場合に
政策の自律性を保てるかは未知数だ。政治との対話力は今後の課題となるだろう。
 日銀の金融政策はパッチワークのような修正を繰り返し、いまや何が目的なのか極めてわかりにくくなってしまった。植田氏は金融市
場への影響を考慮してゆっくりと正常化を進めるだろうが、市場に対して目的を明確に説明し、その効果を高めるという本来の金融政策
運営をめざしてほしい。

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/20(月) 13:36:14.96 ID:VMJt2Vcj.net
株、楽観と悲観の行き先は「踊り場」 日銀修正は長期戦に
2023/02/20 11:57 日経速報ニュース

 20日の東京株式市場で日経平均株価は小幅安でわずかながら上昇に転じる場面もあった。ハイテク株を中心に売りが出るものの
下値模索とはならず方向感に欠いた。米金融政策の先行きを巡る楽観と悲観に振り回される相場の行き先は「踊り場」と言えそうだ。

 最近の米物価・雇用関連の指標が強い内容だったことから、市場では早期の利上げ停止を見込む楽観が後退した代わりに利上げ
長期化という悲観が意識されている。米長期金利は前週末に一時、3.9%台まで上昇した。金利上昇が逆風になるハイテク株が売ら
れた流れで、東京市場では東京エレクトロン(8035)やソフトバンクグループ(SBG、9984)の下落が相場の重荷となった。

 大和証券の末広徹チーフエコノミストは「米長期金利は4%台にワンタッチしても定着はせず、金利の上昇は次第に落ち着くだろう」
と話す。先週発表された1月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率は市場予想を上回ったものの、7カ月連続で鈍化した。米連邦準
備理事会(FRB)が利上げ幅を再び拡大しないといけないほどインフレは強くない。末広氏は家賃の値上がりが沈静化しそうな5月が
利上げの停止時期としては妥当とみている。

 日経平均は米経済指標や金利・為替の動きに日々一喜一憂しながらも2月ここまでを振り返ると、結局は2万7000円台でのレンジ
相場だ。今後も楽観と悲観を短期で繰り返しつつ、米金利上昇が徐々に一服するにつれて「踊り場」の色彩は一段と強まりそうだ。

 総裁交代後の動向が注目される日銀については「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の解除など市場を混乱させる
ような引き締め姿勢は強く出さず、緩和の副作用に目配りしながらしばらくは安全運転を続けるだろう」と末広氏はみている。

 24日に控える衆院での日銀次期総裁候補、植田和男氏への所信聴取でも波乱は起きないという見方が多い。

 長年続いた日銀の緩和政策の修正は長期戦になりそうで日本要因で相場が大きく動くことはこれからもあまりないかもしれない。
一方、FRBについては来年にも利下げに転換するという見方が少なくない。それを織り込む時がまさに相場にとっても踊り場の転換と
なるだろう。

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/20(月) 23:50:35.47 ID:VMJt2Vcj.net
2023年02月20日13時11分
三井住友FGが6000円台に乗せる、3月会合での日銀政策修正の思惑で銀行株を物色
 三井住友フィナンシャルグループ<8316>が連日で昨年来高値を更新した。後場に上げ幅を拡大し、6000円台に乗せた。
日銀の黒田東彦総裁にとって最後となる金融政策決定会合が3月9~10日に開かれる。元日銀審議委員の植田和男氏が
次期総裁に就任する見込みのなか、4月の新体制への移行を円滑に進めるため、3月の決定会合で黒田総裁が現行の
異次元緩和策を修正する可能性があると指摘する向きが一部であるようだ。サプライズ的な政策修正によって、銀行の
収益環境が改善に向かうとの思惑が銀行株の支えとなっているとみられている。
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>やみずほフィナンシャルグループ<8411>、りそなホールディング

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/21(火) 15:53:23.75 ID:f9JKP4ql.net
2023-02-21 JPモルガン Overweight継続 6210円 → 6630円

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/24(金) 09:52:08.45 ID:z9mfT0CP.net
<東証>大手銀行株がやや下げ幅拡大 植田氏「現在の金融緩和策は適切」で
2023/02/24 09:49 日経速報ニュース

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/24(金) 10:13:14.74 ID:z9mfT0CP.net
<東証>三菱UFJなど銀行株が売られる 植田氏「現在の金融緩和策は適切」
2023/02/24 10:02 日経速報ニュース

(10時、プライム、コード8306)三菱UFJがやや下げ幅を拡大している。前営業日比14円20銭(1.5%)安の961円まで下落する場面が
あった。日銀の次期総裁候補である植田和男氏は24日、衆院の所信聴取で「現在の金融緩和策は適切」と述べた。また、物価高に
ついては「主因は輸入物価上昇で需要の強さによるものではない」との見解を示した。当面は現在の金融緩和策が続き、早期の政策
修正は見込みにくいとの見方から、銀行株に売りが出ている。

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/24(金) 10:53:00.67 ID:z9mfT0CP.net
植田氏発言、市場は株高で反応 円は一時134円台後半
2023/02/24 10:32 日経速報ニュース

 24日の東京市場では、次期日銀総裁候補の植田和男氏による衆院での所信聴取を受けて日経平均株価が上昇している。
上げ幅は一時、前営業日比300円を超えた。植田氏は「日銀の金融政策は適切で、金融緩和を継続し企業が賃上げできる
環境を整える」などと発言。金融政策がすぐには変更されないとの見方から買い安心感が広がった。

【関連記事】
・植田氏「金融緩和を継続」 日銀総裁候補、衆院で所信
・植田氏、物価上昇2%実現なら「政策正常化に踏み出す」
・植田氏、政府・日銀の共同声明「当面変える必要はない」
・日銀総裁候補植田氏の所信要旨「不確実性極めて大きい」

 東京外国為替市場では円相場が1ドル=134円台で神経質な動きを続けている。植田氏は2%の物価目標について「持続
的・安定的に達成するには時間がかかる」とし、緩和継続の思惑から一時、134円台後半まで円安に振れる場面もあった。
その後は円高に押し戻されるなど方向感は乏しい。円は植田氏の所信聴取が始まる前は134円50銭台で推移していた。
 24日の東京株式市場では政策修正期待で買われていた金融株は売り注文が広がった。三菱UFJフィナンシャル・グルー
プなどメガバンク株や第一生命ホールディングスなど保険株が前営業日に比べ下落に転じる場面もあった。

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/24(金) 15:09:41.27 ID:z9mfT0CP.net
株、植田氏「無難」な所信に安堵 緩やかな緩和修正は不可避
2023/02/24 13:41 日経速報ニュース

 日銀の次期総裁候補で経済学者の植田和男氏は24日午前、衆院で所信聴取に臨んだ。植田氏が「現在の金融緩和策は適切」と
述べた後、日経平均株価は上げ幅を300円超まで拡大する場面があるなど、株式市場はおおむね無難な内容だった植田氏の発言
に対し「買い」で反応した。もっとも総裁候補として初めて金融緩和の出口に言及する場面もあり、緩やかとしてもいずれは緩和の修
正に軸足を移すことは不可避との見方は多い。株式市場も当面は、日銀新体制の政策を巡る神経質な思惑に振り回されやすい展開
となりそうだ。

 植田氏は現在の金融緩和を継続することが重要との見方を示した。さらに、政府・日銀の共同声明にある2%の物価上昇目標の早
期達成について、「目標の2%を持続的・安定的に達成するまでにはなお時間を要する」と指摘したうえで「物価目標の表現を当面変え
る必要はない」との考えも示した。

 市場は「当面、金融緩和路線は変わらない」と受け止め、海外投機筋もヘッドラインに機械的に反応して株価指数先物に買いを膨ら
ませたようだ。緩和の長期化による利ざや悪化懸念から銀行株が売られ、金利の低下が追い風となる半導体関連などのグロース
(成長)株は上げ幅を広げるなど、緩和局面における「教科書通り」の物色が鮮明になった。

 インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジストは、植田氏について「野党の質問にもアカデミック
な分析に基づいて慎重に回答しており、好印象だ」と受け止める。株式市場にとっても「フレンドリー」なイメージを植え付けた公算が大きい。

 一方、植田氏は金融緩和策の出口戦略について「物価上昇率2%の実現が見通せることが見込まれる場合には、金融政策の正常
化に踏み出すことができる」と言及した。インベスコの木下氏は「これで将来的な緩和の出口に関する議論が醸成されていくだろう」と話す。

 長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)や上場投資信託(ETF)の買い入れに関しては具体的な言及を避けた。ただ、
日銀が大量に保有するETFの残高について「今後どのようにしていくかは大問題だ」との認識を示した。ニッセイ基礎研究所の井出真吾
チーフ株式ストラテジストは「金融緩和が出口に向かうのに先行して、ETFの残高を減らす策を打つ可能性がある」と指摘した。

 ニッセイ基礎研の井出氏は、新体制のもとで日銀の金融政策は「『異次元』の緩和から『普通』の緩和になる」とみる。きょうは植田氏
の「安全運転」が目立ったが、就任前から具体的な修正シナリオなどを明らかにするとは考えにくく、今回の発言は想定内として持続的
な株高要因ではないといった冷静な声も多い。10年にわたる緩和の修正は、何かしらの痛みを伴う可能性は高い。具体的な修正に踏み
切る局面が到来した時、市場とどう対話し、理解を得られるか――。株価の下振れを食い止めるのも植田氏の手腕にかかっている。

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/24(金) 19:16:48.81 ID:z9mfT0CP.net
2023/02/24 18:00
三井住友FG(8316)
日系大手証券、レーティング据え置き、やや強気。目標株価引き上げ、6,500円。
 日系大手証券が2月24日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングをやや強気(2)に据え置いた。
一方、目標株価は5,500円から6,500円に引き上げた。因みに前日(2月22日)時点のレーティングコンセンサスは4.58
(アナリスト数12人)で「強気」の水準、目標株価コンセンサスは5,998円(アナリスト数12人)となっている。

2022-02-27 大和 2継続 5500円 → 6500円

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/24(金) 19:32:56.50 ID:z9mfT0CP.net
2023-02-27 大和 2継続 5500円 → 6500円

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/24(金) 19:39:57.93 ID:z9mfT0CP.net
長期金利、「上限」離れは望めず 植田氏所信で消えないYCC修正観測
2023/02/24 15:42 日経速報ニュース

 日銀総裁候補の植田和男氏は24日、衆院で所信聴取に臨み金融緩和を継続する考えを示した。2%の物価目標の実現には「時間を
要する」とも述べ、投資家は「無難なスタート」と受け止めた。金融緩和の出口を早期に探る姿勢こそ示さなかったが、市場では長短金利
操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)の修正を巡る思惑は消えず、長期金利が日銀の許容する変動幅の上限である「0.5%程度」
から大きく離れる状況は望みにくいようだ。

 植田氏は所信聴取で「日銀が行っている金融政策は適切だ」とし、「金融緩和を継続して企業が賃上げできる環境を整える」と語った。
消費者物価指数(CPI)の上昇率については「2023年度半ばにかけて2%を下回る水準に低下していく」と述べ、物価目標の早期達成
には距離があると見通した。東海東京証券の佐野一彦氏は「植田氏は先々の政策についての言質を与えず、安心感のある所信聴取
だった」と評価する。

 祝日明け24日の国内債券市場では、植田氏が緩和継続を主張したことで先物を中心に買いの勢いが増した。前営業日比7銭高で寄り
付いた債券先物の中心限月である3月物は、午後には35銭高の146円65銭まで上げ幅を拡大し、所信聴取を波乱なく終えたことで買い
戻しが活発になった。しかし、市場では「日銀がいずれYCC修正に踏み切るとの市場観測は消えない」(三菱UFJモルガン・スタンレー
証券の石井純氏)との声は根強い。

 植田氏は24日の質疑でYCCについて、基調的な物価が改善する場合に「正常化の方向で見直しを考えざるを得ない」とする一方、改
善しない場合は「市場機能の低下を抑制することに配慮し、どうやって継続するか考えていかないといけない」と指摘した。日銀の市場
調節を担う金融市場局や他の政策委員と議論し「望ましい姿を決めていきたい」とも語った。

 田村直樹審議委員が22日の記者会見で、22年12月の長期金利の許容変動幅の拡大後も「債券市場の機能低下が解消していないの
は事実」と述べるなど、YCCの副作用は残ったままだ。ある国内証券のストラテジストは「植田氏は総裁就任後に現行の政策を総括・検
証し、市場と十分コミュニケーションを取ったうえでYCC撤廃に動くのではないか」と語る。

 YCCの撤廃や枠組み修正への観測がくすぶるなか、マイナス金利政策は当面維持するとの見方が多い。植田氏が日銀当座預金の
マイナス金利適用残高がごく一部にとどまり「副作用の緩和策が採用されている」としたうえで、低金利環境をもたらすマイナス金利には
プラス影響もあると述べたためだ。三菱モルガンの石井氏は「植田日銀は4~6月期にマイナス金利を継続したままYCCを終了する」と
予想。「海外勢を中心に長期債の売り圧力が再び強まる」と話す。

 実際、債券市場では新発2年物国債利回りがマイナス0.030%とマイナス圏に沈む一方、長期金利の指標となる新発10年物国債利
回りは日銀の上限を超える日も目立ち始めた。「時と場合によりサプライズ的になることも避けられない面もある」と語った植田氏が、就任
後で初となる4月の金融政策決定会合で政策修正を示唆する可能性は捨てきれない。市場は早くも身構えている。

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/24(金) 22:46:50.72 ID:z9mfT0CP.net
見えた!「植田日銀」のホンネと覚悟!金融緩和継続を表明しつつも... エコノミストはどう見たか?..
.「時間かけて引締めに修正」「来年が本格的見直しのヤマ場」
https://www.j-cast.com/kaisha/2023/02/24456670.html

植田新総裁候補の所信聴取:慎重な答弁も現在の政策の問題点を明確に指摘し、政策修正を示唆
https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2023/fis/kiuchi/0224_2

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/02/28(火) 18:12:52.85 ID:RCZtjCYS.net
2023-02-28 モルガンS Overweight継続 6270円 → 6990円
2023-02-27 大和 2継続 5500円 → 6500円
2023-02-21 JPモルガン Overweight継続 6210円 → 6630円
2023-02-10 東海東京 Neutral → OP格上げ 4410円 → 7010円
2023-02-01 岩井コスモ A継続 6200円 → 6700円
2023-01-31 GS 買い継続 5800円 → 6200円
2023-01-25 メリル 買い継続 4850円 → 6000円
2022-12-26 野村 Buy継続 6900円 → 7200円
2022-12-26 SBI 中立継続 4500円 → 5700円
2022-12-15 みずほ 買い継続 5300円 → 5900円
2022-12-09 シティG 2継続 4200円 → 4800円
2022-12-07 三菱UFJMS Overweight継続 5100円 → 5500円

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/03(金) 06:29:02.32 ID:OiQYNTj4.net
銀行、長短金利操作撤廃にらむ 三井住友「長期1%なら買い」 みずほ「野放図な上昇ない」
2023/03/03 日本経済新聞 朝刊

 メガバンクなどの大手金融機関が国債購入を増やす機会をうかがっている。植田和男次期日銀総裁候補がいずれ政策修正に着手する
との観測が浮上。長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)の撤廃などで長期金利が上昇(債券価格が下落)すれば、国内勢
の買いが活発になりそうだ。
 日銀の資金循環統計によると、2022年9月末時点で国庫短期証券を除く国債の保有割合は日銀が約50%。銀行などの預金取扱機
関は11%で保険・年金基金は22%だ。
 異次元緩和が始まる前の12年12月は預金取扱機関が39%と最大だった。異次元緩和が始まると、超低金利で国債を買いづらい状況
が続いていた。日銀が政策修正に踏み切って国債購入量が減る時、再び銀行が日銀に代わる買い手になるか注目されている。大手金
融機関の運用担当役員に今後の見通しを聞いた。

 「(長期金利の指標となる)10年物国債の利回りが1%、20年債で2%になれば、日本の投資家にとって『買い』というのが基本的な考
え方だ」。三井住友銀行で市場営業部門統括責任役員を務める小池正道専務執行役員は話す。低位にとどまっていた日本の金利だが、
長期金利で1%付近まで上昇すれば、投資妙味が出てくるという。
 日銀は22年12月にYCCを修正し、長期金利の許容変動幅の上限を0.25%から0.5%に拡大した。1%まで上昇した場合「運用先
として悪くなく十分に投資できる。1%を待たずして少し運用が出てくるのでないか」と意欲を見せる。

 みずほフィナンシャルグループでグローバルマーケッツカンパニー共同カンパニー長を務める輿水賢哉執行役は、債券市場の機能度低
下が続いていることから「YCCが撤廃される可能性は相応にある」とみる。そのうえで「運用難の中でYCCが撤廃されれば、日本の投資
家は買いに行く。撤廃後も市場の混乱や野放図な金利上昇はないだろう」と話す。

 農林中央金庫の国債や地方債などの投資残高は約9兆円と、10年間で6兆円程度減少した。ただ投資統括責任者を務める湯田博常
務執行役員は「最近の金利上昇をみて円債に関心を持ち始めた。YCC撤廃まで(買い入れを)待つかどうか分からないが、今後の金融政
策決定会合をみながら判断する」と話す。

 国内の大手機関投資家が国債に注目し始めているのは、一時は稼ぎ頭だった外国債券の運用が苦しくなってきているのも一因だ。米
連邦準備理事会(FRB)はインフレ継続を食い止めるため、1年間足らずで4.5%利上げした。保有債券で含み損が発生しているほか、
新規で買おうとしても米金利上昇で調達や為替ヘッジのコストが上昇しており、米国債への投資では「逆ざや」が起きやすい。

 外債で利益を出すにはリスクを見極めながら投資を工夫する必要がある。三井住友銀の小池氏は外国債券について「キャリー(保有)収
益が狙えない」と話し、機動的な取引で売買益を狙う運用に専念してきた。
 農林中金は22年4~9月の半年間で米国債を中心に有価証券を約12兆円売却した。湯田氏は「ある程度キャリーが見込めるものを選
別する必要がある」と話し、新規投資に慎重な姿勢を示した。
 みずほの輿水氏は守りの運用に徹してきたとしたうえで「大きなお金を動かすのは霧が晴れてからでもいいだろう」と語る。国債を買い入
れたとしても価格が断続的に下がればリスクになる。継続的な金利上昇への備えも必要だ。

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/03(金) 06:57:40.18 ID:OiQYNTj4.net
銀行株高、迫る賞味期限――緩和修正機に利益確定も(スクランブル)
2023/03/02 日本経済新聞 朝刊

 国内株相場を支えてきた銀行株高に賞味期限が迫っている。これまで銀行株をけん引してきたのは日銀の金融緩和政策の修正による
収益拡大への期待だ。市場では4月の植田和男氏の新総裁就任後に緩和政策を一部修正した後、大きな変化はないとの見方が多い。
不透明だった金融政策の先行きが晴れれば、期待が先行した銀行株の利益確定売りを呼び、相場全体の調整につながる可能性もある。
 「日銀の新総裁就任の直後が銀行株高のピークになる」。ある国内運用会社のファンドマネジャーは銀行関連株の持ち高を減らし始め
た。1日の東京株式市場では三菱UFJフィナンシャル・グループ株は1%下落した。業種別の東証株価指数(TOPIX)の銀行業は2月20
日をピークに上値が重い。

 市場では銀行株相場が終わりに近づいているとの声が増えている。それは新総裁の就任で金融政策に対する不透明感がなくなり、さら
なる銀行株の上昇期待が薄れるからだ。「日銀を巡る思惑が払拭されて銀行株の旬も終わる」(みずほ証券の小林俊介氏)
 実際、市場は日銀が4月の新総裁の就任とともに、早期に政策修正すると見込んでいるようだ。QUICKの2月の債券月次調査によると、
金融政策の修正時期は「23年9月まで」との回答が合計で9割を占め、内容は「長期金利ターゲットの撤廃」が56%で最も多かった。
 その後も緩和政策の見直しが継続されるなら利ざやのさらなる拡大が見込め、銀行株に上値余地が出てくる可能性もある。だがマイナス
金利の解除など抜本的な金融緩和の転換については「国内物価などを考えると当面先になる」(小林氏)との声が多い。
 これまで銀行株は大きく買い進まれてきた。2022年12月に日銀が長期金利の上限引き上げに動いて以降、追加の緩和修正への思
惑がくすぶり続けたことで収益拡大が期待される銀行株は上昇した。
 TOPIXが昨年11月末から2月まで8ポイント弱上昇した中で、業種別の銀行業は全体を24ポイント押し上げるという大きな影響力が
あった。
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の古川真氏は「国内機関投資家は既に銀行株の持ち高を歴史的な水準まで積み上げている」と警鐘
を鳴らす。銀行株に一転してまとまった売りがでれば、市場全体に与える影響は大きい。
 さらにファンドの資金が銀行株の売りに回る可能性もある。これまで「(株式と債券に投資する)バランス型ファンドが相場が不安定な債券
の運用リスクを回避するため、資金を株にシフトしてきた」(JPモルガン証券の高田将成氏)。債券を売って買われた業種の一つが配当利回
りが高く、投資指標が割安だった銀行株だった。資金の逆回転が起きれば銀行株にマイナスに働く。
 実際に新総裁を迎えた日銀が金融政策をどう変更するのか。仮に市場の見方が正しければ、金融政策の安定感がかえって日本株の底
堅さの前提を覆しかねない。上昇してきた銀行株の下落を通じて相場に波乱を呼び込む可能性がある。

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/04(土) 12:57:23.65 ID:CFs131p6.net
2023/03/03 22:45
三井住友FG(8316)
23年3月期経常予想。対前週1.4%上昇。
 三井住友フィナンシャルグループ<8316>の経常利益予想コンセンサスは、前週値の1,162,862百万円から1.4%上昇し
1,178,644百万円となった。対前年実績で見た場合11.7%の増益予想から13.3%増益予想に上方修正されたことになる。
因みにレーティングコンセンサスは4.6で変わらずのまま。

2023/03/03 19:55
三井住友FG(8316)
日系大手証券、レーティング強気継続。目標株価引き上げ、6,800円。
 日系大手証券が3月3日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングを強気(買い)に据え置いた。
一方、目標株価は5,900円から6,800円に引き上げた。因みに前日(3月2日)時点のレーティングコンセンサスは
4.58(アナリスト数12人)で「強気」の水準、目標株価コンセンサスは6,142円(アナリスト数12人)となっている。

2023-03-06 みずほ 買い継続 5900円 → 6800円

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/06(月) 06:43:22.05 ID:3iDFM8V9.net
銀行苦難の10年、黒田日銀の異次元金融緩和で変貌を遂げる-検証
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-05/RQPMZ0T0G1KW01?srnd=cojp-v2

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/11(土) 06:54:30.99 ID:WyBWQLFt.net
銀行株、5%超下落、緩和維持で利益確定売り
2023/03/11 日本経済新聞 朝刊

 10日の東京株式市場で銀行株が下落した。東証業種別株価指数「銀行業」は前日比5%超安となり、下落率は新型コロナウイルス
ショックのあった2020年3月以来、3年ぶりの大きさだった。日銀が10日まで開いた金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の維
持を決めたことを受け、利益確定の売りが膨らんだ。
 現状の緩和策を維持するとの決定を受け、銀行株は急落した。三菱UFJフィナンシャル・グループは前日比6%超安で安値引けした。
三井住友フィナンシャルグループとみずほフィナンシャルグループも5%安となった。千葉銀行が7%安となるなど地銀株も売られ、東証
プライム市場で銀行業に分類される67銘柄すべてが下落した。
 「緩和維持で国内の長期金利が低下し、いったん利益を確定する動きが広がった」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩氏)と
の声がある。
 日銀が今回の会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の見直しなど金融政策の修正に動くとの思惑が銀行株高を
支えていた分、利益確定の売りが出やすかった。銀行株指数は日銀がYCCの変動幅を拡大した22年12月から上昇が顕著となり、3月
9日には15年11月以来およそ7年4カ月ぶりの高値をつけていた。
 成長企業向け金融のSVBファイナンシャル・グループの経営懸念をきっかけとした9日の米金融株安が投資家心理を冷やし、国内の
銀行株の売り圧力になったとの見方もある。ただ野村証券の高宮健氏は10日付のリポートで「邦銀の中長期ファンダメンタルズ(基礎
的条件)への直接的な影響は極めて限られている」と指摘した。
 日銀が今後、次期総裁の植田和男氏の下で金融政策を見直すとの観測は根強い。三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之
氏は「インフレ率の動向や春闘での賃上げの結果を確認し金融政策の正常化への思惑が高まれば、銀行株への物色は再び強まる」と
みていた。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/11(土) 06:59:26.13 ID:WyBWQLFt.net
動かぬ日銀が招く波乱――政策修正先送りで株安も(スクランブル)
2023/03/11 日本経済新聞 朝刊

 「無風」日銀が新年度の波乱の種になると警戒され始めた。日銀が金融引き締めに動かない状況が続けば、日本のインフレ懸念が再燃
しかねない。米国では利上げ加速による景気悪化も不安視される。利上げ停止観測が高まる時期に日銀が政策修正に動くと、日米の金融
政策の違いから円高が進み株安になりかねない。市場では景気に左右されないディフェンシブ銘柄を物色する動きが出ている。
 日銀が金融政策の現状維持を決めると、10日の株式市場では幅広い銘柄が売られた。日経平均株価が前日比479円(1・7%)安に沈
む中、堅調だったのはディフェンシブ銘柄だ。日清製粉グループ本社が1%高となったほか、ニチレイも小幅高で取引を終えた。KDDIは0・5
%安にとどまった。
 「一部の投資家はディフェンシブ銘柄への投資を再検討し始めている」。シティグループ証券の武田理奈エクイティ営業部共同部長はいう。
業種別日経平均株価を見ると、出遅れている食品、医薬品や通信などディフェンシブ銘柄に一部の投資家の目が向き始めたという。これま
で日本株の投資家は堅調な米中景気を背景に、鉄鋼や機械など景気敏感株を増やしてきた。
 一部の投資家がディフェンシブ株を物色する背景には、「日銀が金融政策の修正を先延ばしするほど、将来の株安リスクが高まる」(JPモ
ルガン証券の西原里江チーフ株式ストラテジスト)との警戒感がある。目先の米経済統計を受けて投資家心理の急変がないことを前提に、
西原氏が指摘する日本株下落のシナリオは2つある。
 まずは日本のインフレ懸念が台頭するケースだ。市場では日銀が緩和修正に動くのは早くても6月との見方が多い。この間、米国で利上
げ再加速や長期化が意識され、円安が進みやすい環境だ。仮に1ドル=140円を超える円安になれば、日本の輸入物価を押し上げる懸
念がある。
 日銀が政策転換し長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)を解除しても、物価上昇圧力がかかれば市場で金融引き締め観
測が続く可能性がある。一段の政策修正を予想する投機筋が銀行株買い・日経平均先物売りという日銀トレードに動きかねない。
 もう一つは米利上げが米景気を冷やしてしまうケースだ。米シティグループのクレジットカードの決済額の変化を見ると、昨秋から前年同
月比でマイナスに転じた。2月は6%減に沈み、米景気を支える個人消費が徐々に減速していることを示唆する。米国で新興企業向けに
融資する銀行がぐらつくなど、利上げの悪影響はじわり広がる。
 景気悪化により米国の利上げ停止が意識される時期に日銀が緩和修正に動けば、円相場は円高・ドル安に進みやすい。円高による輸出
企業の収益悪化懸念を背景に株安となるリスクが高まる。
 日本株市場では5~6月の決算発表時には低PBR(株価純資産倍率)企業が株主還元強化に動くとの観測から「23年前半は堅調な相
場が続く」(外資系運用会社)との見方もある。こうした期待が残る中だからこそ、反対側に振れるリスクに注意しておきたい。

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/13(月) 10:45:33.24 ID:NE3EAhmR.net
<東証>銀行株が軒並み下落 米SVB破綻、三菱UFJは3%安
2023/03/13 09:50 日経速報ニュース

(9時45分、プライム、コード8306など)銀行株が軒並み下落している。三菱UFJは続落し、前週末比30円(3.2%)安の902円70銭まで
下落した。米国で新興テクノロジー企業への融資事業で知られるシリコンバレーバンク(SVB)が10日に経営破綻した。金融システム
全体に危機が波及しかねないとの懸念が重荷になっている。

 みずほFG(8411)や三井住友FG(8316)も安い。前週末10日の後場も大手銀株は大幅に下落していた。経営破綻が伝わる前だった
が、SVBの財務安定性に対する警戒感が出ていたという。

 米財務省と米連邦準備理事会(FRB)などは日本時間13日朝に「SVBのすべての預金者を完全に保護する」との共同声明を発表し
た。ピクテ・ジャパンの松元浩氏は「当局の対応は非常に早く、(危機の)封じ込めへの強い意志を感じる。信用収縮に直結する話なの
で、国内でも銀行株に持ち高調整の売りは出るが、現段階でパニックになる必要ないだろう」とみていた。

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/13(月) 10:51:37.58 ID:NE3EAhmR.net
2023年03月13日09時30分
三菱UFJなどメガバンクが安い、SVB破綻受け流動性リスクなど警戒
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクに売りが続いている。
米SVBの経営破綻を受け、前週末の米国株市場ではゴールドマン・サックス<GS>が4%超に売り込まれるなど金融株へ
の売りが目立つ状況となった。米SVBの総資産は2000億ドル超とされ、今回の経営破綻については2008年のリーマ
ン・ショック以来の規模となる。事業モデルなどから、金融システム全般に連鎖的に影響が広がる可能性は低いとの見方
が強いものの、流動性リスクへの懸念がくすぶるなか、警戒感も拭えない。
 東京市場でも米国事業を展開するメガバンクなどには逆風となっている。

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/14(火) 06:06:31.25 ID:BmK7DfXL.net
邦銀が「貧テック」を脱する日(大槻奈那)-〈プロの羅針盤〉ピクテ・ジャパン シニア・フェロー
2023/03/14 04:00 日経速報ニュース

 「日本の金融テクノロジーはフィンテックでなく『貧テック』だ」などと揶揄(やゆ)されてから数年がたつ。さまざまな変化はあるものの
邦銀のテクノロジーは企業価値を押し上げるまでには至っていない。
 世界のフィンテックの代表格であるシンガポールのDBSグループ・ホールディングスは、「会社の芯からデジタルに」をスローガンとして
IT改革を始めた2009年以降、時価総額が4倍以上になっている。これに対し邦銀の株価は低迷が続き、足元の金利上昇による復調も
焼け石に水の感がある(グラフ1)。

 ところが最近は変化の兆しもみられる。①顧客接点の拡大②決済システムの進化③資金調達手法の多様化がその背景にある。これ
らの3つの観点から、邦銀の金融イノベーションの現状と今後を検証する。

 BaaSで顧客接点拡大

 顧客接点拡大の原動力となっているのが、他の事業会社に銀行機能だけを提供し、自分たちは黒子に徹するBaaS(バンキング・アズ
・ア・サービス)などの「エンベデッド・ファイナンス(埋め込み金融)」だ。
 例えば20年以降、日本航空(JAL)、ヤマダホールディングス、オープンハウス等が相次いで住信SBIネット銀行の機能を使った金融サ
ービスに乗り出した。「ヤマダネオバンク」ではクレジットカードの利用に応じてヤマダデンキのポイントがもらえる仕組みに加え、0.39%と
いう低利の住宅ローンを提供する。
 住信SBIのネオバンクは全行合計で上位地銀並みの7.9兆円の預金を獲得(2022年12月末時点)。ウクライナ問題等で延期していた上
場を今月29日に果たす予定だ。その他、ふくおかフィナンシャルグループ傘下のみんなの銀行や西日本フィナンシャルホールディングスな
ども相次いでこのサービスに乗り出している。
 BaaSの登場当初は、規模も小さく、かつ預金を集めても運用利回りが上がらない超低金利環境の中では、そこまで重要視されていなか
った。しかし、ネオバンクのスケール化と長期金利の上昇でそうした見方も変化しつつある。
 顧客側から見ても、日常の買い物の流れに金融サービスが埋め込まれている手軽さはありがたい。エンベデッド・ファイナンスは新しい
経済圏で顧客を獲得する強力なツールになりうるだろう。

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/14(火) 06:08:59.49 ID:BmK7DfXL.net
 キャッシュレス比率3割超え

 経済産業省は昨年9月に「キャッシュレスの将来像に関する検討会」を立ち上げた。21年時点でキャッシュレス比率は32%に達し(グラ
フ2)、18年のキャッシュレス・ビジョンで掲げた「2025年までにキャッシュレス比率40%」の目標の達成が見えてきたためだ。次はキャッ
シュレス比率80%、あるいは「フルキャッシュレス」の世界も想定されている。

 おりしも4月からは給与のデジタル払いも解禁される。競争も極めて激しいため、ペイメント業者の利益の先行きは不透明だが、少なく
とも顧客拡大の好機となるだろう。
 日銀のCBDC(中央銀行デジタル通貨)の試みも、第1段階の概念実証を終え、4月から民間銀行との実証実験という第2段階に移る。
実際にCBDCを発行するかどうかは26年までに決めるとされるが、設計次第では金融システムに大きな影響を与えるので議論はフォロ
ーしておきたいところだ。
 なお新興国のキャッシュレス化も各国の中銀が主導する形で急速に進んでいる。例えばインド政府が運営する「統合決済インターフェ
ース(UPI)」は、22年の総取引回数が前年の1.9倍の740億回に上るなど猛烈な勢いで浸透している。
 さらにこうした国同士の送金網の連携も進みつつある。インドネシア、マレーシア、タイ、フィリピン、シンガポールの東南アジア5か国
は昨年11月、QRコードベースの国際送金システム構築で合意した。
 このような流れから日本も昨年12月、インドネシアの「QRIS」と越境決済推進に向けた協力を発表した。しかしこの辺りにはもっとスピ
ード感が欲しいところだ。

 デジタル資産で資金調達

 リーマン・ショック以降、資金調達が極めて活発だった分野の1つがデジタルアセットだ。新規コイン発行ICO(イニシャル・コイン・オファ
リング)が年間数千種類に及んだ時期もあった。しかし14?19年の案件の56.8%が詐欺に関わっていたとされるなど(Grobys他[2022])
、信用力の問題から下火になった。
 ICOに代わって台頭したデジタルアセットはSTO(セキュリティー・トークン・オファリング)、すなわち実物資産の小口化や大手企業の
社債のデジタル発行である。発行側のメリットは発行企業が購入者に直接アクセスできることなどである。一方、購入者にとってのメリ
ットは大型の現物不動産など分割しにくいものに小口で投資できる点だ。

 21年に不動産運用会社ケネディクスやSBI等が設定した渋谷の高級賃貸マンションのSTOは、期間4年半で予定利回りは3.4%程度と
そこまで高利回りではなかったものの、物件の魅力や案件の新規性から早期に完売した。
 さらに最近はSDGs(持続可能な開発目標)に関連したデジタル社債も出始めた。日本取引所グループのグリーン・デジタル・トラック・
ボンドや、丸井グループのデジタル・ソーシャル・ボンドなどだ。丸井の場合、通常の金利(0.3%)にエポスポイント(0.7%)を加算することと
したが、これも個人のアカウントとひもづけられるデジタル社債ならではである。
 デジタル通貨や証券などを発行・管理するプラットフォーム「プログマ」を創設した三菱UFJ信託銀行は、プログマの知的財産等をメガバ
ンクグループなどと9月に設立する新会社に移管し、業界標準構築を目指す。SBIは大阪デジタルエクスチェンジ(ODX)というPTS(私設
取引システム)を昨年開始した。
 こうしたインフラ整備もあり、ケネディクスは30年の不動産のSTO市場が2.5兆円規模まで拡大すると予想している。

 見えてきた果実

 先行きが不透明な案件も多いものの、今回挙げたもの以外にも金融分野の新技術は数多く存在する。技術水準と顧客のデジタルリテ
ラシーの高まり、金融環境の正常化等で、これまで開発してきた技術の果実も一部で見え始めた。足元では金利ばかりが材料視される
銀行株だが、いつかテックドリブンな和製DBSが生まれる日が来るかもしれない。

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/16(木) 15:50:24.15 ID:hlkYnO4n.net
<東証>銀行株が急反発 「不安定な値動き続く」の声も
2023/03/15 09:38 日経速報ニュース

(9時35分、プライム、コード8306など)三菱UFJが4営業日ぶりに反発している。前日比45円(5.5%)高の868円まで上昇した。14日の
米市場で、大手行や主な地銀で構成するKBWナスダック銀行株指数が前日比3%超上昇と7営業日ぶりに反発した。このところ米銀
の相次ぐ破綻を背景に不安が広がって下げが加速していたが、いったん目先の反発を狙った買いが日本国内の銀行株にも入っている。
みずほFG(8411)や三井住友FG(8316)も急反発している。

 シリコンバレーバンク(SVB)など米銀の破綻を巡っては、米金融当局が預金者の完全保護を早々に決定。国内では鈴木俊一財務
・金融相が14日の会見で「現時点では今回の破綻が日本の金融システムの安定に重大な影響を及ぼす可能性は低い」との見方を示し
た。
 もっとも、三菱UFJは前日までの3営業日で17%ほど下落しており、自律反発の域を出ないとの声もある。証券ジャパンの大谷正之
調査情報部部長は「米銀が再び破綻に追い込まれる可能性が否定できないうえ、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを進めにくくなる
との見方もあり、まだ銀行株は不安定な値動きが続きそうだ」とみていた。

<東証>三菱UFJなど銀行株が安い 欧米金融システム不安が重荷
2023/03/16 09:23 日経速報ニュース

(9時15分、プライム、コード8306)三菱UFJが反落している。売り気配で始まった後、一時は前日比56円50銭(6.6%)安の805円まで
下げた。昨年12月20日以来およそ3カ月ぶり安値を付けた。スイスの金融大手クレディ・スイス・グループの経営不安を背景に前日の
欧米市場で銀行など金融株が大幅に下落。世界的な金融システム不安の広がりを懸念し、金融株の持ち高を減らす目的の売りが広
がった。みずほFG(8411)や三井住友FG(8316)も下げている。

 米長期金利は前日に一時3.38%と2月上旬以来の低い水準まで下げた。利ざや縮小の懸念も重荷となっている。市場では「現時点
で米銀破綻などのメガバンクへの直接的な影響は限られるとみられるが、世界的な銀行株安の流れが当面重荷となりやすい」(岡三
証券の小川佳紀投資情報部長)との声が聞かれた。

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/16(木) 18:55:35.14 ID:hlkYnO4n.net
三井住友FG - 【四季報先取り】三井住友FG
詳細
【好 伸】海外預貸金利益改善。日興軟調でも経常益は続伸。会社純益計画やや慎重。24年3月期も海外融資が牽引。
     国内は法人融資や役務、個人はカード決済が好調。与信費用増えても経常益好伸。連続増配か。
【スーパーアプリ】銀行や証券、カード、保険などのサービス集約したアプリが始動。口座開設やカード利用を喚起。公共
     交通機関でのカードのタッチ決済を推進。

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/17(金) 06:04:29.89 ID:zAw5KRFs.net
「割安株相場」に息切れ懸念――金利低下で海外勢変心、日本買いが逆回転(スクランブル)
2023/03/16 日本経済新聞 朝刊

 年初から日本株を押し上げてきたバリュー(割安)株買いに早くも息切れ感が強まっている。米銀シリコンバレーバンク(SVB)の破綻を
機に日米の金利が急低下し、相場を主導する海外投資家が割安株の持ち高を減らす「低金利トレード」に傾いている。円安と配当取りとい
う支援材料もはげ落ちつつあり、国内投資家の心理に影を落とす。
 「年初から3月初旬にかけて日本株を買い持ちしていたヘッジファンドなどが、一気に売りに転じている」。米系外資証券のトレーダーは
このところの日本株安をこう説明する。SVBを巡る過度な不安が和らいだ14日の米株式市場ではダウ工業株30種平均は前日比1%
上げた一方、15日の日経平均株価は前日比7円高にとどまった。

 目立つのはバリュー株の弱さだ。東証株価指数(TOPIX)採用銘柄のうち相対的にPBR(株価純資産倍率)の低い銘柄で構成する
TOPIXバリュー指数を同グロース指数で除した比率は、10日から3営業日続けて低下し、14日には約1カ月ぶりの低水準となった。
15日もPBRが0・3倍台の日産自動車株は朝高後に上げ幅を縮小し、前日比で下落して取引を終えた。
 年初からの動きとは真逆の「バリュー株売り」を、ある国内機関投資家は「金利低下によるアンワインド(巻き戻し)」と表現する。
 米10年債利回りは13日に一時3・4%まで低下した。金融システム安定を優先した米連邦準備理事会(FRB)が利上げに慎重になる
との見方が原因で、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げをいったん停止するとの予測も浮上した。日本でも日銀の政策修正
期待が遠のいたとして、10年債利回りが前週から低下した。

 金利が下がると企業の将来のキャッシュフローから理論株価を算出する際の「割引率」が下がり、相対的に成長期待の高いグロース株
にとって優位な展開となる。ハイテク株の多い米ナスダック総合指数は一足早い13日には上昇に転じていた。新型コロナウイルス下の
緩和相場でみられた「低金利トレード」と同様の構図だ。
 バリュー株の多い日本株には逆風になる。日本取引所グループが公表する投資部門別売買動向によると、海外投資家は2月27日~
3月3日の週まで7週連続で日本株の先物を買い越していた。年初からの累計の買越額は2・6兆円に上る。中国の堅調な経済指標に
加え、PBR1倍割れ企業に対する東京証券取引所の是正要請を契機に海外勢の買いが加速。「その分逆回転も早い」(外資系トレーダ
ー)という。

 センチメントの悪化した海外勢の売りを吸収するような国内勢の押し目買いも期待しにくい。日本株の支援材料だった円安が一服した
ほか、3月下旬には配当権利落ち日を控え、高配当株の物色が一巡しやすい。
 東証改革を受けて低PBR銘柄の還元拡充に期待する動きは継続する可能性があるものの、シティグループ証券の阪上亮太氏は「これ
だけでバリュー株への向かい風を防ぐのは難しい」と指摘する。
 海外勢の売りの勢いは相当強く、JPモルガン証券の高田将成氏は日本株の楽観ムードが「瞬間蒸発した」と表現する。日本株の低迷
が長引くシナリオを想定する時かもしれない。

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/17(金) 06:13:35.08 ID:zAw5KRFs.net
NYダウ反発、371ドル高 大手銀11行の地銀支援を好感
2023/03/17 05:27 日経速報ニュース

 【NQNニューヨーク=横内理恵】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比371ドル98セント(1.2%)高の3万2246ドル55
セントで終えた。経営不安が続く米地銀のファースト・リパブリック・バンクを米大手銀行が支援するとの観測から、金融システム不安が和ら
ぐとみた買いが広がった。引け間際に支援策が発表されると一段高となる場面があった。
 午前は売りが先行し、ダウ平均は一時300ドルあまり下げた。欧州中央銀行(ECB)が16日の理事会で前回に続き、0.5%の利上げを決め
た。米欧の金融機関の経営不安から利上げ幅を縮小するとの見方もあったが、インフレ抑制を優先した。米連邦準備理事会(FRB)が21?
22日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを続ける可能性が意識された。

 もっとも、米株相場は午前中ごろに上げに転じ、引けにかけて上げ幅を拡大した。ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)が午前に大
手行がファースト・リパブリックへの支援を協議していると報じた。引け間際にはJPモルガン・チェースを含む米銀11行が預金の形で総額300
億ドルの資金支援を実施すると発表した。発表後にダウ平均の上げ幅は400ドルを超える場面があった。

 一時は4割近く下げたファースト・リパブリックは10%高で終えた。JPモルガンやゴールドマン・サックスなど大手金融株も上げた。
 最近の米長期金利低下で相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株も上昇。ダウ平均の構成銘柄ではソフトウエアの
マイクロソフトが高かった。アナリストが投資判断を引き上げた半導体のインテルも大幅上昇した。
 ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、前日比283.225ポイント(2.5%)高の1万1717.277で終えた。インテルの上昇
に連れ高し、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の上げが目立った。

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/17(金) 06:16:38.64 ID:zAw5KRFs.net
ADR5275円
米国債券10年利回り3.579%、(+0.085)

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/17(金) 06:28:25.78 ID:zAw5KRFs.net
日本株ADR16日、買い優勢 ソニーGや三菱UFJの上げ目立つ
2023/03/17 06:18 日経速報ニュース
 16日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢となった。米株高を受け、日本株ADRにも買いが入った。
ソニーGや三菱UFJ、三井住友FGなどの上昇が目立った。

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/17(金) 14:39:58.59 ID:zAw5KRFs.net
東証前引け 反発 米銀行への支援好感、上値は限定
2023/03/17 11:44 日経速報ニュース

 17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比183円09銭(0.68%)高の2万7193円70銭だった。資金繰りが
懸念されていた米中堅銀行に複数の米大手銀行が預金すると発表したのを受け、金融システムへの不安が和らいで運用リスクをとる
姿勢が優勢だった。上げ幅は一時200円を超えた。

 米中堅銀行のファースト・リパブリック・バンクに対してJPモルガン・チェースなど大手銀行11行は16日、合計300億ドル(約4兆円)を
預金すると発表した。同日の米株式相場は目先の金融システムの懸念が後退するとの見方から大幅に上昇。東京市場でも投資家心
理の支えとなった。

 買い一巡後は利益確定や戻り待ちの売りも出て上値を抑えた。「海外で再び金融機関の資金繰り不安が高まる可能性もくすぶり、
短期筋の買い戻しが進んだあとは積極的に戻りを試す展開にはなりにくい」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれた。三菱UFJ
や三井住友FGは下げに転じた。

 東証株価指数(TOPIX)は反発した。午前終値は前日比14.29ポイント(0.74%)高の1951.39だった。

 前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆5006億円、売買高は6億4965万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は
1285と、全体の約7割を占めた。値下がりは472銘柄、変わらずは78銘柄だった。

 JR東日本や東武、小田急が上昇した。エムスリー、ソニーG、サイバーも上げた。半面、大成建は大幅安。神戸鋼やJFE、マツダや
日産自が下げた。

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/18(土) 06:05:36.68 ID:PFhsqvzb.net
日本株ADR17日、ほぼ全面安 銀行への売り目立つ
2023/03/18 05:25 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=川上純平】17日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)はほぼ全面安だった。
米地銀の経営不安を背景に米株式相場が下落し、日本株ADRにも売りが出た。三井住友FGと三菱UFJの下げが目立った。

ADR5048円
米国債券10年利回り3.434%、(-0.149)

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/18(土) 06:09:31.10 ID:PFhsqvzb.net
市場急変、ファンドを直撃 シリコンバレー銀破綻で成績悪化 銀行株買い裏目に
2023/03/18 日本経済新聞 朝刊

 米欧の一部銀行の経営不安がヘッジファンドの運用を直撃している。運用動向を示す指数は3月に入り急低下し、昨年末比の上昇分を
すべて吐き出した。米シリコンバレーバンク(SVB)の破綻を機に先行き不安が強まり、世界の市場が急変した。ファンドの間で広がってい
た債券売りや銀行株買いが裏目に出て、損失が出たとみられる。相場の急変動が続くようだと一部ファンドの閉鎖といった事態も危惧される。
 「今は持ち高を縮小して相場が落ち着くのを待つしかない」。あるヘッジファンドの運用責任者は身構える。
 SVBの破綻は米国だけでなくクレディ・スイス・グループなど欧州銀行の経営不安にも飛び火し、市場では先行きの金融や経済への不
安から米国債買いや銀行株売りが膨らんだ。ヘッジファンドの間では金利上昇を見込み、債券売りや銀行株買いの取引を組んでいたとこ
ろも多く、運用状況が急速に悪化している。

 日銀の金融政策の変更を想定して日本国債を売り持ちにしていたファンドも、日本の長期金利の低下を受けて損失が出たようだ。
 米調査会社ヘッジファンド・リサーチ(HFR)によると、ヘッジファンド全体の運用成績の推移を示すグローバル・ヘッジファンド指数は2月
上旬には昨年末を2%上回る水準を保っていたが、3月上旬から急激に低下し、15日に昨年末の水準を下回った。
 苦戦が目立つのは、マクロ系ヘッジファンドやCTAと呼ばれるタイプのファンドだ。マクロ系は世界経済の動向などをみながら機動的に債
券や株式など様々な資産を売買する戦略をとる。CTAは相場の流れに追随し、株価が上昇トレンドにあれば株を買い、下落局面では株の
売り手に回る傾向がある。

 HFRのヘッジファンド指数の内訳のうち「マクロ/CTA」指数は2月末から3.3%下落した。月間ベースでみると、2018年2月以来の大
幅な下げとなる。米国野村証券によると、CTAは10日と13日の2日間でマイナス7.7%と、遡れる00年以降で最大の損失を被ったという。
 これらのファンドの多くは、世界景気の回復や米欧中央銀行による金融引き締めの継続を前提に「3月初めまで債券売りや株式先物の
買い、さらには金利上昇で恩恵を受ける銀行株の買いを膨らませていた」(トレーダー)。JPモルガン証券の高田将成クオンツストラテジス
トの推計によると、CTAはグローバルの債券を売り持ちにしていた。マクロ系ではグローバルの株式の買い持ちが目立っていた。

 特に米国債先物の売り越しは歴史的な規模となっていた。米商品先物取引委員会(CFTC)によると、投機筋の売買動向を映す非商業
部門による米2年物国債先物の売り越しは2月下旬に約70万枚(1枚=20万ドル)と00年以降で最大だった。10年国債先物の売り越し
も約63万枚(同10万ドル)と18年以来の高水準だ。

 SVB破綻を機に欧米の一部銀行の経営不安が広がり、「2月以降高まっていた金利上昇観測が急速に後退した」(野村証券の小清水
直和シニア金利ストラテジスト)。金利が低下(債券価格は上昇)に転じると、高水準の売り持ち残高を抱えていたファンドが持ち高の解消
を迫られ、金利低下に拍車がかかった。株式市場では銀行株のほか、地域別で欧州株などで持ち高解消が起きた。
 急速な持ち高解消は市場のボラティリティー(変動率)を高めた。米債券市場が織り込む相場変動リスクの大きさを示すMOVE指数(1カ
月物)は15日にリーマン・ショック時の08年12月以来の高さとなった。13日の株式市場では米株の予想変動率を示す指数であるVIXが
一時約5カ月ぶりに30を上回った。


71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/18(土) 06:09:45.47 ID:PFhsqvzb.net
 相場の変動率の拡大は、ファンドに新たな損失をもたらす可能性がある。米ブルームバーグ通信によると、マクロ系ヘッジファンドの英ブレ
バン・ハワード・アセット・マネジメントは損失を抑えるため、数人の金利トレーダーを業務から外したという。
 JPモルガン証券の高田氏は「仮にもう一段リスクオフが深まると、ファンド清算の話が出てきてもおかしくない」と警戒する。もしファンドの
閉鎖が発生して保有資産の反対売買が生じれば、類似のファンドの運用収益を圧迫し、閉鎖の連鎖も起きかねない。リーマン・ショック時
にはこうした負の連鎖が、相場の下げを加速させる一因になった。

 足元では金融システムの今後を巡る懸念は和らいでいる。16日には米大手銀11行が破綻懸念がくすぶる米地銀ファースト・リパブリッ
ク・バンクを支援すると発表した。ファースト・リパブリック・バンク株は10%高で取引を終えた。クレディ・スイスもスイスの中央銀行からの
巨額の資金調達を公表した。
 ただし、歴史的な金融引き締めが銀行の経営状況に負荷をかける状況は変わらず、経営基盤の弱い銀行への警戒感はくすぶる。21~
22日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて思惑的な取引も広がりやすく、相場の急変動リスクは消えない。今後の相場次第では
ファンドの運用状況への警戒が強まりそうだ

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/20(月) 06:47:02.76 ID:TZ0jEPui.net
クレディ・スイスの失敗 試される「ポスト・リーマン」 編集委員 小平龍四郎
2023/03/20 日本経済新聞 朝刊

 米シリコンバレーバンク(SVB)破綻が欧州に飛び火し、かねて信用不安のあったスイス大手銀クレディ・スイス・グループの経営の失敗
が決定的になった。グローバル金融市場の動乱が試しているのは、2008年のリーマン・ショック後に築かれた危機再発防止の枠組みが
機能するかどうかだ。
 リーマン後の金融規制の基本的な考え方は(1)大手金融機関を厳しい資本・業務規制で縛る(2)局所的な経営破綻が生じても大手金
融機関が防波堤になる(3)その結果、国際的なシステミックリスクは封じ込められる――と整理できるだろう。
 米西海岸に強いSVBの破綻がクレディの信用不安を加速させた事態は、こうしたリーマン後の金融レジームに大きな疑義をつきつける。
クレディは世界の金融監督機関が「グローバルなシステム上重要な銀行(G―SIBs)」と認定した30社のひとつ。一般の銀行より厚い上
乗せの資本規制が課され、本来はシステムの動揺を鎮める側の金融機関だ。
 実際に起きたことはその逆で、G―SIBsが金融不安をグローバルに増幅してしまった。投機筋の攻撃がSVBのような法人預金の多い
米地銀だけでなく、クレディと同格のG―SIBsに及ぶ懸念も浮上する。
 クレディはG―SIBsの分類で、1%の資本上乗せを求められる「バケット1」。このグループは最多の19社で、スイス銀最大手のUBSや
、中国の大手銀なども入っている。消費者が粗悪品をつかまされるのを警戒して高値買いを控える「レモン理論」ではないが、投資家が同
分類のG―SIBsすべてを疑い始めるかもしれない。クレディの経営の失敗が深刻な理由もここにある。
 レモン化への対処は、商品の売り手と買い手の間にある情報の非対称性を取り除くこと。すなわち、信頼できる情報開示だ。しかし売り
手にあたるクレディは財務報告の内部統制に「重大な弱点」があったことも公表し、株式や債券の買い手(投資家)の疑心暗鬼を育ててし
まった。
 仏投資銀行ナティクシスは、金融不安の影響が今のところ相対的に小さいアジア市場も「これ以上影響を受けないと結論付けることは困
難」とみる。SVBやクレディの「アジア版」への警戒をにわかに強める。
 ポスト・リーマンの金融レジームでは、各国・地域の金融監督当局の情報共有や連携も格段に強化されたはずだ。象徴的な存在が、世
界の金融当局者が09年4月に設立した金融安定理事会(FSB)。かねて影の銀行(シャドーバンク)問題など欧州金融システムの脆弱性
に警鐘を鳴らしてきたが、証券や保険にも目配りした包括的な連携が求められる。
 大伽藍(がらん)を思わせるG―SIBsやFSBなどの複雑な制度や体制は、導入された当初、「本当に機能するかどうかは有事にならな
ければ分からない面もある」といった声をよく聞いた。市場が見きわめようとしているのは、まさにこの点である。

 「過去10年間、規制の枠組みが金融の安定性に対する未解決の課題に確実に対処できるよう、規制が強化されてきた。(中略)規制
当局は動向を注視し、より広範な欧州の銀行セクターへの伝染を抑制するために行動することになろう」
 スイス国立銀行(中央銀行)によるクレディへの資金供給を受け、仏資産運用会社アムンディの系列研究機関はこんな見解を発表した。
欧州の銀行セクターは全体として深刻な状態ではないとしつつも、国境を越える破綻処理を定めた欧州連合(EU)の「銀行再建・破綻処
理指令(BRRD)」にも言及。国際金融の差し迫った危機を示唆する内容である。
 クレディの経営の失敗を目の当たりにした監督当局が今後、世界的な大銀行への規制強化に向かうのは確実だろう。金融システムは
安定する半面、大手金融機関は手足をさらに縛られ、収益性は下がっていく。
 投資家はカネ余りがまひさせた金融の規律を再認識し、金利上昇のなかで安定と利益成長のトレードオフを受け入れざるをえない。

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/20(月) 13:48:43.14 ID:TZ0jEPui.net
株、リスクオフ続く クレディ・スイス買収合意も拭えぬ不安
2023/03/20 12:30 日経速報ニュース

 20日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前の終値は前週末比227円(0.83%)安の2万7106円だった。スイスの金融
大手クレディ・スイス・グループの買収合意や日米欧の6中央銀行によるドル資金の供給強化などの好材料は出たが、リスク回避姿勢
が収まるには至っていない。金融システム不安は根強く、米連邦公開市場委員会(FOMC)も控えて投資家は警戒モードを解いていない。

 前場の日経平均は下落したが、一時は銀行株などの物色で上昇した。スイスの金融機関最大手UBSによるクレディ・スイスの買収交
渉は市場の混乱に歯止めをかけるため、週明けの取引が始まる前の合意を目指して進められたという。合意に至らなければ一段と波乱
の展開が見込まれ、一定の相場の支えになったと言えるだろう。

 大和証券の木野内栄治チーフテクニカルアナリストは今回の金融機関を巡る一連の不安について「2008年のリーマン・ショック時に似
ているようで違う」と指摘する。「米大手銀11行が経営不安のあった米地銀ファースト・リパブリック・バンクへの支援を発表するなど、(金
融市場の混乱防止に向け)一致して動いている」点が異なるという。

 ただ、金融システムへの不安はいったん後退したとはいえ、疑心暗鬼に陥っている投資家は少なくない。午前の日経平均の下落幅は
200円程度だったとはいえ、東証プライム市場の9割近い銘柄が下げた。21~22日にFOMCという重要イベントを控えているのも、投資
家を身構えさせている。

 市場では今回のFOMCについて0.25%の利上げ予想が多いが、インフレが続くなか政策金利見通し(ドットチャート)は不透明感が強い。
「米連邦準備理事会(FRB)の先行きの金融政策が読めないうえ、21日が祝日で何が起こるか分からないことも、きょうの日本株の下げ
につながった」(東海東京調査センターの長田清英チーフストラテジスト)という。

 日経平均の予想変動率を示す「日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)」は不安心理が高まった状態とされる20を再び上回った。
2万7000円近辺では押し目買いが入るものの、積極的に戻りを試すにはあまりに視界不良の状況だ。金融システムや米金融政策へ
の見方が揺れ動く中で、相場もしばらくは神経質な展開が続きそうだ。

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/20(月) 20:03:46.13 ID:TZ0jEPui.net
東証寄り付き 下げ幅一時100円超 三菱UFJは買われる
2023/03/20 09:21 日経速報ニュース

 20日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落し、前週末に比べ50円ほど安い2万7200円台後半で推移している。下げ幅は
100円を超える場面もある。前週末の米株式相場が下落した流れを受け、主力株の一角に売りが先行している。20日朝の外国為替市場で
円相場が円高・ドル安に傾いていることも自動車など輸出関連株の重荷となっている。
 前週末の米株式市場でダウ工業株30種平均が384ドル安と大幅下落したことを受け、東京市場でも幅広い銘柄に売りが先行している。
米銀シリコンバレーバンク(SVB)の経営破綻をきっかけとする金融システムを巡る懸念が銀行の融資抑制につながり、米景気が悪化す
るとの警戒が強まった。

 一方、経営不振に陥っていたスイスのクレディ・スイス・グループについて19日、同国大手のUBSが買収することで合意したのは支えだ。
日銀や米連邦準備理事会(FRB)など6中央銀行が資金調達市場の緊張を和らげる狙いで「スワップ取り決め」を通じて米ドル供給を拡充
するとも発表。日経平均は一方的に下げる展開にはなっていない。
 東証株価指数(TOPIX)も反落している。
 トヨタが昨年来安値を更新。郵船が売られている。ゆうちょ銀が軟調。一方、三菱UFJや三井住友FGなど大手銀の一角は買いが優勢と
なっている。

<東証>三菱UFJが朝安後に上昇 クレディ・スイスの買収合意が支援材料
2023/03/20 09:49 日経速報ニュース

(9時40分、プライム、コード8306など)三菱UFJが朝安後に上昇している。一時は前週末比17円50銭(2.1%)高い858円40銭まで上昇し
た。スイスの金融大手UBSが同業のクレディ・スイス・グループの買収で合意したと発表した。市場安定に向け日米欧の6つの中銀が協
調してドル資金の供給を拡充するとも発表しており、欧米の金融システム不安が後退したとの見方から日本の銀行株を買い戻す流れと
なっている。

 三井住友FG(8316)が2%高となる場面があり、みずほFG(8411)も朝安後に上昇に転じる場面がある。岡三証券の小川佳紀投資情
報部長は「欧米の金融システム不安に伴い日本の銀行株も下落していたため、クレディ・スイスの救済策がまとまり短期的な買い戻しに
つながった」と指摘する。

 一方、クレディ・スイスは19日に同社が発行した劣後債の一種である「AT1債」について約160億スイスフラン(約2.2兆円)分の価値をゼ
ロにすると発表。小川氏は「株式より低リスクとされる社債での巨額損失発生となり、金融システム不安の霧が完全に晴れたとは言いに
くい」との見方も示した。

<東証>三菱UFJなど銀行株が後場安い アジアで金融株安進む
2023/03/20 13:56 日経速報ニュース

(13時50分、プライム、コード8306など)三菱UFJなどメガバンク株が午後に下げ幅を広げている。三菱UFJ株は一時、前週末比17円50
銭(2.1%)安い858円40銭まで下げた。スイスの金融機関大手クレディ・スイス・グループは19日、同社が発行した劣後債の一種である
「AT1債」の価値をゼロにすると発表。株式に比べ低リスクとされる社債での異例の巨額損失発生となり、金融株に対する投資家心理が
悪化した。20日の香港市場では英金融のHSBC株が大きく下落するなど、アジア市場全体で金融株に売りが強まっている。

 三井住友FG(8316)は午後に1.7%程度下げ、みずほFG(8411)は2%あまり下落するなど、メガバンク株は午後に弱含んでいる。

 クレディ・スイスによると、スイス金融市場監督機構(FINMA)がAT1債の減損を決め、同社に通知したという。発行済みの約160億スイ
スフラン(約2兆2700億円)相当分が無価値になる。市場では「クレディ・スイスのAT1債の無価値化で資本コスト上昇など先行き不透明
感が強まっているうえ、あすは東京市場が休場となるためリスクに備え日本の銀行株の持ち高を落とす動きが強い」(国内投信)との声
があった。

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/21(火) 07:00:43.48 ID:1ZCBJH1S.net
日本株ADR20日、買い優勢 三菱UFJやソニーGが高い
2023/03/21 05:44 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=三輪恭久】20日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
米株式相場が堅調に推移し、日本株ADRにも買いが入りやすかった。
三井住友FGや三菱UFJが上昇。ソニーGやホンダも高かった。

ADR5167円
米国債券10年利回り3.483%、(+0.086)

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/21(火) 07:04:10.40 ID:1ZCBJH1S.net
地銀、高配当ETFに照準 運用、外債から日本株へ 金融株安には警戒感
2023/03/21 日本経済新聞 朝刊

 地方銀行の有価証券運用に変化が起きている。これまで利回りの高い外国債券を増やしてきたが、外貨の調達コストの上昇などで逆風
が吹く。代わりに配当利回りの高い日本株に投資する上場投資信託(ETF)に資金が向かい、純資産残高は約3000億円と比較可能な
2019年以来で最高水準に達する。足元では米銀破綻に端を発した世界的な金融株安の影響で高配当株ETFの運用に警戒感が出て
いる。

 「安定的な分配金があり、市場で売買できる高配当株ETFは使いやすい」。ある関東の地銀の運用担当者はこう話す。債券のほかに不
動産投資信託(REIT)に投資してきたが、半年ほど前から高配当株ETFに資金を振り向け始めた。
 高配当株ETFは上場企業の決算に合わせて分配金を出す。基準価格に対する分配金の利回りはおおむね3~4%。2%台の東証株価
指数(TOPIX)連動型より高く「利回りを求める地銀の需要に合っている」(市場関係者)
 東京証券取引所の調査によると、22年7月末時点で日本株指数に連動するETFは56.6兆円あり、うち9割は日銀の保有分だった。
高配当株ETFの純資産残高は地銀の買いで現在約3000億円とこの1年で2割増えた。日銀の購入対象に入らない外国株ETF(約63
00億円)や債券ETF(5000億円)に次ぐ規模に達し、データを比較できる19年以来で最高水準にある。

 野村アセットマネジメントが運用する「NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(日経高配50)」は、日経平均株
価の構成銘柄の中から予想配当利回りの高い50社を抜き出した指数に連動する。純資産残高は771億円と1年前比で2倍になった。
 ETFは上場株のように取引所で売買する。日経高配50の取引所価格は3月9日、17年2月の上場後の最高値を付けた。投資家の需
要が強い場合、運用会社はETFを追加設定して発行済み口数(株数に相当)を増やす。日経高配50は口数も増加しており、純資産残高
の伸びをけん引する。

 日興アセットマネジメントやアセットマネジメントOneが運用する高配当株ETFも3月9日に上場来高値を付けた。利益確定の売りに押さ
れた月もあるが、高配当株ETF全体ではおおむね月数十億円の資金が純流入する。
 高配当株ETFの取引シェアの8割程度は地銀を中心とした地域金融機関が占めるとみられる。巨額の資金を運用する大手銀行や保険
会社が本格的に参入するには市場規模が小さいためだ。個人の利用も限られている。
 地銀は日銀のマイナス金利政策のもとで融資や日本国債の運用で得る利益が減り、投資先を外債に移してきた。ここにきて欧米の金
利上昇でドルなどの調達コストが増え、外債投資が収益に見合わなくなった。既に保有する外債も価格下落で含み損は膨らんでいる。
運用先の確保が課題になる中で地銀が注目したのが高配当株ETFだった。

 高配当株ETFの組み入れ上位には三井住友フィナンシャルグループやみずほフィナンシャルグループ、日本郵政が並ぶ。日銀の政策
変更への思惑や、東証による市場評価の低いPBR(株価純資産倍率)1倍割れ企業への改善要請で買われてきた銘柄だ。
 もっとも、高配当株ETFを押し上げてきたバリュー株買いの流れは3月10日の米シリコンバレーバンク(SVB)の経営破綻で変わりつ
つある。スイスの金融大手クレディ・スイスは株価が急落し、同業のUBSによる買収が決まった。日本では大手銀行株が売られ、大手
銀株を組み入れる高配当株ETFの価格も下落した。

 「短期的な相場変動で高配当株ETFの運用を見直すことはないが、先行きを注視したい」(関東の地銀)との声もある。世界的な金融シ
ステム不安がくすぶる中で安定的に利回りを確保する手段を見つけるのは難しくなっている。地銀の運用は手探りの状況が続く。

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/22(水) 06:31:13.82 ID:SlSjOjlj.net
日本株ADR21日、全面高 金融株の上昇目立つ
2023/03/22 06:27 日経速報ニュース
 21日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面高となった。
米主要株価指数がそろって上昇し、日本株のADRにも買いが入った。
みずほFGや野村HDの上昇が目立った。

ADR5285円
米国債券10年利回り3.608%、(+0.131)

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/22(水) 10:24:57.32 ID:SlSjOjlj.net
2023年03月22日09時10分
三菱UFJ、第一生命HDなど軒並み高、金融不安後退で買い戻し急
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクや第一生命ホールディングス<8750>など大手生保株が軒並み上昇
金融セクターへの買い戻しが顕著となっている。SVBなど米銀の相次ぐ破綻に始まった金融システムへの不安が足もと後退し
ており、欧米株市場でも銀行株などへのショートカバーを誘発している。
 前日の米国株市場ではゴールドマン・サックス<GS>やJPモルガン<JPM>など一斉高に買われており、この流れが東京市場
にも波及している。イエレン財務長官が金融不安拡大の際に預金を全額保護する可能性に言及、これが好感されている。

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/22(水) 16:03:31.90 ID:SlSjOjlj.net
<東証>三菱UFJが5%高 米銀株高が波及、イエレン氏発言で安心感
2023/03/22 10:45 日経速報ニュース

(10時45分、プライム、コード8306)銀行株が軒並み上昇している。三菱UFJは反発し、祝日前の20日終値に比べ40円80銭(4.9%)高
の866円20銭まで上昇した。21日の米株式市場では主要行で構成するKBWナスダック銀行株指数が続伸し、前日比5%近く上昇。
米銀株高の流れが国内銀行株の買いに波及している。みずほFG(8411)は3.9%高、三井住友FG(8316)も3.8%高となる場面があった。

 イエレン米財務長官は21日、「中小銀行が預金流出に陥れば、当局による預金保護が正当化されうる」と述べた。21日の欧州市場でも
スイス金融大手の同業買収や各国中央銀行の対応で、銀行株が上昇するなど、欧米当局が必要に応じて迅速に対処するとの安心感が
強まった
 。楽天証券経済研究所の香川睦チーフグローバルストラテジストは欧米銀株が売られる流れから国内銀行株にも出ていた「持ち高調整
の売りもいったん終了となった可能性が高い」と指摘した。

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/23(木) 06:30:13.08 ID:lRa8kihm.net
トヨタ、社外取締役4人に 三井住友FG副社長ら起用
2023/03/22 18:02 日経速報ニュース

 トヨタ自動車は22日、三井住友フィナンシャルグループ(FG)の大島真彦副社長ら2人を社外取締役候補にする人事を発表した。6月の
定時株主総会に諮る。社外取が1人増の4人となり、取締役全体では10人になる。経営に外部の意見を取り入れやすくする狙い。
 社外取を5年勤めた三井住友FG取締役の工藤禎子氏は退任する。大島氏のほか、一橋大学大学院の大薗恵美教授も社外取候補と
なる。監査役は元国税庁長官の加藤治彦氏、元検事総長の小津博司氏がそれぞれ退任し、トヨタ自動車東日本の白根武史会長らが就
く予定だ。

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/23(木) 06:33:15.58 ID:lRa8kihm.net
日本株ADR22日、高安まちまち ソニーGは下落
2023/03/23 06:24 日経速報ニュース
 22日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちだった。
米株式相場の下落を背景にソニーGやトヨタが下げた。一方、オリックスや野村は上昇した。

ADR5183円
米国債券10年利回り3.451%、(-0.155)

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/23(木) 10:31:56.68 ID:lRa8kihm.net
<東証>三菱UFJなど銀行株が安い イエレン氏発言で金融システム懸念
2023/03/23 09:42 日経速報ニュース

(9時35分、プライム、コード8306)銀行株に売りが目立っている。三菱UFJは前日比22円80銭(2.7%)安の828円まで売られた。22日の
イエレン米財務長官の中堅銀行の先行きに関する発言を受けて金融システムへの懸念が広がり、前日の米株式市場では銀行株に売り
が優勢となった。国内銀行株にも売りが広がっている。みずほFG(8411)や三井住友FG(8316)も軟調に推移している。

 22日の上院公聴会でイエレン米財務長官は「銀行預金の全面的な保険や保証に関することは検討も議論もしていない」と発言した。
22日の米株式市場で主要銀行で構成するKBWナスダック銀行株指数は前日比4.7%安となった。もっとも、市場では「パウエル米連
邦準備理事会(FRB)議長が22日の記者会見で金融システムに対する配慮を見せており、下値では押し目買いも入りそうだ」(国内証
券)との声が聞かれた。

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/23(木) 16:10:13.51 ID:lRa8kihm.net
2023年03月23日10時56分
三菱UFJなど銀行株が安い、米銀行株の下落受け売り膨らむ
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>など
銀行株が安い。22日の米株式市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げが発表されたが、市場には利上
げ見送りを期待する見方もあっただけに、NYダウは前日比530ドル安と急落した。特に、市場の関心を集めている銀行株は値を下
げ、カリフォルニア州に本社を置く米中堅銀行のファースト・リパブリック・バンク<FRC>が前日に比べ15%安と急反落。米国の大手
行や主な地銀で構成するKBWナスダック銀行株指数も前日比で4%強下落した。
 前日に、金融システムへの不安が後退し米銀行株は上昇したが、この日は再び売られるなか、日本の銀行株も軟調な値動きと
なっている。

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/24(金) 06:19:08.43 ID:i4BhUDNn.net
日本株ADR23日、高安まちまち ソニーGやみずほFGが高い
2023/03/24 06:11 日経速報ニュース
 23日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちとなった。
米主要株価指数が荒い値動きとなり、日本株ADRにも売り買いが交錯した。
ソニーGやみずほFGが上昇。一方、三菱UFJや武田は下落した。

ADR5114円
米国債券10年利回り3.414%、(-0.086)

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/24(金) 06:20:47.87 ID:i4BhUDNn.net
証券口座の総数、SBI1000万超え 三井住友FGと連携
2023/03/24 日本経済新聞 朝刊

 SBIホールディングス傘下の証券会社の口座数が近く1000万を超える見通しとなった。同一グループでの1000万超えは国内初に
なる。少額投資非課税制度(NISA)で積み立て投資を始める個人が増え続けているのに加え、三井住友フィナンシャルグループとの
個人向け金融での連携で新規開設に弾みがついている。
 SBI傘下のSBI証券やSBIネオモバイル証券などの口座数を合算した。3月中に1000万を超える見通し。口座を開設しても資金を
出し入れしない不稼働口座を含む。

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/24(金) 06:23:59.27 ID:i4BhUDNn.net
AT1債、クレディ・スイスで注目 3メガは3.6兆円発行
2023/03/24 05:00 日経速報ニュース

 信用不安に見舞われたスイスの金融大手クレディ・スイス・グループを、同じスイスに本拠地を構える金融大手のUBSが救済買収すること
で合意しました。買収劇を取り仕切ったスイス政府は、クレディ・スイスが発行した「AT1債」と呼ぶ債券の価値をゼロにすると表明して金融
市場に激震が走りました。にわかに注目が集まるAT1債について3つのポイントで解説します。
・AT1債って何?
・発行体や所有者は誰なの?
・今後の影響は?
 (1)AT1債って何?
 クレディ・スイスが発行したAT1債は約160億スイスフラン(約2.2兆円)。当局やクレディ・スイスの発表によると、これが無価値になります。
一方、クレディ・スイスの株式は一定の価値を保ちます。
 銀行や企業が経営破綻した場合、まず株主の責任が問われます。次にAT1債や劣後債、普通債の順で損失が発生します。クレディ・ス
イスは経営破綻していないとはいえ、株主よりもAT1債の保有者に厳しい措置となりました。従来の市場の常識が覆されるような決定に投
資家は戸惑っています。
 AT1債とは「Additional Tier1債券」の略称で、株式と債券の中間の性質を持ったハイブリッド証券のひとつです。金融機関が破綻した際
にお金が戻ってくる弁済順位が一般の債券などより低い半面、利回りが高く設定されています。AT1債を発行する金融機関の自己資本比
率が一定の水準を下回った場合や監督当局の決定などにより、強制的に元本が削減されたり株式に転換されたりする特性があります。

 AT1債は国際的な資本規制「バーゼル3」で定められた「中核的自己資本(Tier1)」の一部とみなされます。自己資本を高めるには増資も
ひとつの手ですが、株価にマイナス影響を与えます。株式の希薄化を避けつつ信用力を上げる手段として大手金融機関でAT1債の発行が
広がりました。
 (2)発行体や所有者は誰なの?
 AT1債の発行は欧州勢が大半を占め、欧州での発行総額はクレディ・スイスを除き2500億ドル(約33兆円)規模とみられます。欧州の大
手行の「普通株等自己資本(CET1)」に対するAT1債の比率は10?30%です。UBSの直近の決算資料から試算すると、同社のAT1債は
128億ドルとCET1の約28%に相当しました。
 日本のメガバンクもAT1債を発行しており、発行額は3メガで約3.6兆円です。22年12月末時点でCET1に対するAT1債の比率(Tier1から
CET1を引いて試算)はみずほフィナンシャルグループが17.8%、三菱UFJフィナンシャル・グループが13.7%、三井住友フィナンシャルグルー
プが6.5%でした。

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/24(金) 06:25:09.03 ID:i4BhUDNn.net
 国によってルールは違います。AT1債の元本を削減する条件として金融機関の実質破綻がありますが、日本では株式が無価値になら
ないと金融機関は実質破綻したとみなされません。また、自己資本が低下してAT1債の元本が削減されても、自己資本が回復すれば
AT1債の元本も戻る特約を付けるケースが多くなっています。
 AT1債はプロの投資家が運用目的で購入しています。英バークレイズやフランスのソシエテ・ジェネラルのAT1債の利回りは7%ほどと、
一般的な債券よりも高くなっています。米ブルームバーグ通信は、米運用大手ピムコがクレディ・スイスのAT1債の最大の保有者で約8億
ドルと報じました。
 日本の運用会社も一部の投信にクレディ・スイスのAT1債を組み入れています。野村アセットマネジメントの場合、約30本の投信にクレデ
ィ・スイスのAT1債が入っており、純資産残高の0.04?0.79%でした。投信を通して薄く広く個人が保有していることになりますが、ある運用
会社は「残高のごく一部にとどまり影響は小さい」としています。

 (3)今後の影響は?
 クレディ・スイスのAT1債の価値がゼロになると分かると、クレディ・スイス以外のAT1債の保有者にも警戒が広がり、AT1債全体の価格
が下落しました。欧州当局が沈静化を図り価格は持ち直してきてはいますが、クレディ・スイスの一件があった前の水準には戻っていませ
ん。ある国内証券のクレジットアナリストは「AT1債はもともと価値がゼロになるリスクはあるが、そのリスクは限りなく低いと考えられてい
た。今回の件を受けて改めてリスクの高さを投資家が実感するようになった」と話します。
 AT1債は期限前償還日が設定されています。ファーストコールと呼ぶ期限前償還日に同じ条件で発行し直すのが一般的です。投資家は
AT1債への投資を警戒しており、同じ条件で発行できるか分かりません。銀行にとっては自己資本を厚くするために発行してきたAT1債で
すが、今後は調達コストが上がる可能性があります。
 AT1債での自己資本の増強が難しくなった場合、金融機関が取ることのできるのは①配当などの株主還元を抑制して内部留保を積み
上げる②低格付けローンなどを抑制してリスク資産の拡大を抑え込む――などが考えられます。

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/24(金) 06:38:43.35 ID:i4BhUDNn.net
メガバンク発行のAT1債、売り圧力もクレディSとは違うとの声
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-22/RRWCX0T0AFB401

国内メガバンクに特段経営不安は生じていないーパインブリッジ
三井住友FG、MUFGは4月にAT1永久劣後債を起債予定

UBSグループによる買収が合意されたクレディ・スイス・グループが発行する資本性のある債券「その他ティア1債」(AT1債)が無価値と
なる中、国内金融機関の永久劣後債にはやや売り圧力がかかっている。海外でAT1債の発行コストが急上昇する一方で、専門家からは
メガバンク発行分では一定の投資家保護の仕組みがあるなど事情が異なるとの指摘が出ている。

ブルームバーグのデータによると、20日時点で国内金融機関のAT1永久劣後債は下落。三井住友フィナンシャルグループの発行から5年
6カ月後に期限前償還(コール)が可能になるNC5年6カ月債は、前営業日比42銭安の99円45銭、NC10年債は1円85銭安の98円9銭。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のNC5年4カ月債は25銭安の98円9銭、NC10年4カ月債が1円51銭安の94円37銭。みずほ
フィナンシャルグループのNC5年6カ月債は54銭安の99円53銭だった。

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長は、国内のメガバンクに特段経営不安が生じているわけではなく、クレディS債と
は状況が異なると指摘。その上で、クレディSの事例は久しぶりに国際的に重要な金融機関の債券が毀損(きそん)する話だったため、
「いったんクレジットリスクを再評価する動きにならざるを得ない可能性がある」とし、国内の投資家は期末を控えていることもあり、慎重な
スタンスになりやすいとみる。

AT1債は、調達資金を普通株等自己資本(CET1)を補完するティア1(中核的自己資本)に算入できる債券。スイスの連邦金融市場監督
機構(FINMA)がウェブサイトに掲載した声明によると、クレディSのAT1債の価値はゼロに切り下げられる。株式が一定の価値を残す一方
で、AT1債が無価値となったことで市場は動揺した。

AT1債に償還期限はないが、コールを設定することができる。債券としては弁済順位が低い分、金利は高めに設定される。国内では、三井
住友FGとMUFGが4月にそれぞれ起債する予定となっている。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の辻野菜摘シニアアナリストは、22日付リポートで、日本の3メガバンクが十分なCET1を確保している
ことを指摘し「邦銀は仮にAT1債を今後コールのタイミングでコールしてリファイナンス(再調達)しなくても、必要資本水準を満たすことがで
きる」との認識を示した。

また、SMBC日興証券の阿竹敬之シニアアナリストは22日付のリポートで、邦銀が発行するAT1債のほとんどは元金回復特約が付されて
いるとし、「CET1比率が大幅に低下して債務免除がなされても、AT1債に1円の備忘価値が残る」と指摘。将来的にCET1比率が回復し
た場合、元本を回復することができる仕組みになっているAT1債が多いといい、「実質破綻や倒産手続き開始にならない限り、将来的に元
本が戻ってくる可能性がある」と説明している。

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/24(金) 10:58:40.71 ID:i4BhUDNn.net
2023年03月24日10時36分
三菱UFJなど大手銀行株が安い、米金利低下による収益悪化など警戒
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>など大手銀行株が安い。前日の米国市場では
イエレン米財務長官が議会証言で預金保護に向けた追加的な措置をとる用意があることを表明した。ただ、JPモルガン<JPM>など米
大手銀行は軟調。
 先行きの景気悪化を懸念し米10年債利回りが低下しており、長短金利差の縮小が利ザヤ圧迫となり銀行の収益悪化要因となるこ
とが懸念された。この動きのなか、日本の大手銀行株も軟調な値動きとなっている。

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/24(金) 21:02:19.14 ID:i4BhUDNn.net
2023-03-24 JPモルガン Overweight継続 6630円 → 5830円

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/25(土) 06:20:18.37 ID:LFP58Fiz.net
欧州銀にくすぶる信用不安 ドイツ銀株、5カ月ぶり安値
2023/03/25 05:59 日経速報ニュース

 【ロンドン=大西康平、ニューヨーク=斉藤雄太】欧米株式市場で信用不安のくすぶる銀行株への売り圧力が続いている。24日の欧州市場
ではドイツ銀行の株価が5カ月ぶりの安値を付けた。スイスの金融大手UBSによるクレディ・スイス・グループの救済買収後も金融システム
不安の広がりや業績悪化への懸念を払拭できずにいる。
 ドイツ銀行の株価は前日比0.796ユーロ(9%)安の8.54ユーロで引けた。ロイター通信によると、同社の債務不履行(デフォルト)リスクを織り
込むクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は5年物が2.2%超と、22日の1.42%から上昇して2018年以来の高水準となった。
 欧州の銀行株で構成されるストックス600銀行指数は4%安だった。米銀シリコンバレーバンク(SVB)の破綻やクレディ・スイスの経営問題が
表面化する前の2月末比で2割下げた。24日にはフランスのソシエテ・ジェネラルと英スタンダードチャータードが6%安、ドイツのコメルツ銀行
が5%安となった。
 米株市場でも銀行株は不安定な動きを続ける。24日は経営不安の続くファースト・リパブリック・バンク(FRC)の株価が1%強下げた。SV
Bの危機が表面化する前と比べ、FRC株は約9割安となっている。
 銀行株が下げ止まらないのは、さらなる信用不安の拡大に投資家がおびえているためだ。「今後数週間のうちに不動産や自動車金融市
場も含めて、裏付けに乏しい信用問題の発生が予想される」と米モルガン・スタンレーのグラハム・セッカー株式ストラテジストは指摘する。
 米ゴールドマン・サックスのリリア・ペイタヴィン氏も「金融引き締めが景気後退につながるとは考えていないが、投資家は(景気変動に左
右されにくい)ディフェンシブ株に持ち高を傾ける必要がある」としてリスク回避を促している。
 ストックス600銀行指数は2月に約5年ぶりの高値を付けていた。金利上昇による銀行の業績改善を見越して投資家が持ち高を増やして
いただけに、不安心理が高まると投資家が売りを出しやすいという事情もある。

 欧州当局は不安の火消しを試みる。ドイツのショルツ首相は24日、ドイツ銀行について「非常に収益性の高い銀行だ。心配する必要はな
い」と述べた。同行の22年12月期決算は3年連続の黒字だった。以前は経営不安も出ていたが、大規模なリストラの進展で収益構造が好
転している。
 足元の銀行業界への不安は米欧の中央銀行による急ピッチの利上げで生じた面も大きい。高インフレが続くなか、欧州中央銀行(ECB
)や米連邦準備理事会(FRB)はSVB破綻後も利上げの継続を決めた。24日発表の米国やユーロ圏の3月の総合購買担当者景気指数
(PMI、速報値)も改善が続き、インフレ圧力の根強さを示した。さらなる引き締めへの警戒から投資家は銀行株保有に慎重になっている。
 クレディ・スイスの救済買収を巡る当局対応も疑心暗鬼を呼んでいる。クレディ・スイスの発行する資本性のある債券「AT1債」を無価値と
した余波で、将来の損失発生懸念から他行が発行するAT1債の利回りも上昇した。借り換え時の調達コストの増加につながり、銀行業績
を圧迫するとの懸念が出ている。
 クレディ・スイスを買収したUBS株も4%安となった。米司法省がロシアのオリガルヒ(新興財閥)による制裁逃れの手助けについて両社を
調査しているとの報道で、巨額の罰金の可能性が意識されている。
【関連記事】
・ショルツ首相、ドイツ銀行「心配ない」 経営安定を強調
・米国の中小銀行、週間で預金15兆円超が流出 SVB破綻後
・3月米欧景況感、サービス主導で改善 金融不安は警戒

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/25(土) 06:21:26.05 ID:LFP58Fiz.net
欧州銀株が急落 金融不安、ドイツ銀一時15%安 円上昇、129円台
2023/03/25 日本経済新聞 朝刊

 【ロンドン=大西康平】24日の欧州株式市場で銀行株が下落している。ドイツ銀行の株価は一時前日比15%安まで急落、スイスのUBS
も8%安となった。UBSによるクレディ・スイス・グループの救済買収後も世界的な金融システムへの不安が拭えず、投資家がリスクを回避
する動きが強まっている。(関連記事総合2面に)
 仏ソシエテ・ジェネラルが9%安、英バークレイズも6%安となった。欧州の銀行株で構成されるストックス600銀行指数も6%安となった。
 クレディ・スイスがAT1債を無価値とした影響も出ている。将来の損失発生への懸念から他の銀行のAT1債利回りも上昇。銀行経営全体
への不安が広がっている。
 24日の外国為替市場では低リスク通貨とされる円が買われ、一時1ドル=129円台と2月上旬以来、約1カ月半ぶりの円高・ドル安水準
を付けた。円は米シリコンバレーバンク(SVB)破綻前の8日には137円台後半で取引されていた。

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/25(土) 06:25:50.37 ID:LFP58Fiz.net
日本株ADR24日、買い優勢 三井住友FGや武田が上昇
2023/03/25 05:12 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=戸部実華】24日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
米株式相場が上昇し、日本株ADRも買われやすかった。
三井住友FGや武田、野村が上げた。一方、ソニーGやみずほFGは下落した。

ADR5164円
米国債券10年利回り3.372%、(-0.032)

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/25(土) 06:30:54.96 ID:LFP58Fiz.net
高配当株、銘柄選びのコツ 還元方針や時価総額を確認(増やす&得する)
2023/03/25 日本経済新聞 朝刊

 株式相場の不安定な動きが続くなか、高配当株に対する投資家の関心が高まっている。投資に際しては利回りなど様々な指標に目を
配り、減配リスクを避けるという視点が重要になる。配当に対する企業の考え方を見極め、賢く銘柄を選ぶ基本ポイントをまとめた。
 個人投資家の長期株式投資さん(ハンドルネーム)は2022年の間に積水ハウス株を2度買い増した。同社は23年1月期まで11期連
続の増配を実施。最近発表された今期予想も「想定していたより高い増配率」と手応えを口にする。

 配当とは企業が利益の一部を出資者である株主に配分する還元策を指す。1年間の本決算を受けた期末配当が基本で、企業によっ
ては中間配当や四半期配当を出す。企業の周年記念や商号変更など、特別なイベントに合わせて実施する記念配当もある。
 株価の動きが不安定でも、投資家は配当収入を確保すれば中長期的な運用収益の下支えが期待できる。ファイナンシャルプランナー
(FP)の目黒政明氏は「安定的なインカムゲイン(利息収入)を得られる配当株は、リタイア世代からの人気も高い」と話す。

 日本たばこ産業(JT)や三菱UFJフィナンシャル・グループなど、代表的な高配当株で構成する「日経平均高配当株50指数」は21年末
比で2割超上昇している。5%安にとどまる日経平均株価と比べて値動きは堅調だ。
 投資家は配当株をどう選べばよいか。まず注目したいのは「配当利回り」だ。今の株価に対する年間の予想配当金額の割合を示す指標
で、配当水準を判断するのに使う。物価の上昇で預金金利が実質的に目減りする最近は、配当利回りへの注目が高まっている。

 23年3月期に86円の年間配当を計画している通信会社のソフトバンクの場合、3月23日の株価(1546円)で計算した配当利回りは
5.56%。配当の水準が変わらない場合、株価が下落すれば配当利回りは上がる。配当利回りは日経会社情報デジタルや証券会社の
情報サイトなどで確認できる。
 ただ配当利回りだけをみて投資を決めるのは禁物だ。業績の悪化を織り込んで株価が先に下がった結果、利回りが高くなっているケー
スもある。財務基盤や収益力が不安定になりがちな中小型株も多く含まれる。

 楽天証券の窪田真之チーフ・ストラテジストは「投資初心者の場合、財務や業績がしっかりした大型株を選ぶのがポイント」と話す。「時
価総額1兆円以上なら財務や稼ぐ力は比較的安定していると判断できる」とアドバイスする。
 株主還元に対する企業の姿勢も見極めたい。多くの企業は中期経営計画などで株主還元の考え方を示している。よく使われる指標が、
純利益に占める配当金の割合を表す配当性向だ。日本製鉄は連結配当性向を「年間30%程度が目安」としている。
 最近は自己資本に対する配当総額の割合である「自己資本配当率(DOE)」を数値目標とする企業も増えている。セイノーホールディン
グスは2月、配当方針にDOEを指標として加えると発表した。配当金が当期利益に連動しないため、一時的に業績が落ち込んでも減配に
なりにくい。

 長期株式投資さんが注目するのは長期間にわたり増配を続ける連続増配銘柄と、還元方針として減配をしない「累進配当銘柄」だ。「減
配と株安の悪循環に陥らないよう、中長期の業績が安定している銘柄を選ぶのが基本」と話す。
 減配リスクを軽減するには分散投資の視点も重要だ。高配当で知られる鉄鋼株などは景気や資源価格によって配当が増減しやすい。
生活必需品など景気に左右されにくい銘柄と組み合わせれば、こうしたリスクを抑えられる。
 個別株の投資に自信がない人には、高配当株を組み入れた投資信託という選択肢もある。配当は分配金として受け取り、少ない資金
で運用できる。QUICKによると、NTTなど配当利回りが市場平均を上回る銘柄に投資する「日本好配当株投信」(野村アセットマネジメ
ント)には2月に21億円が流入した。

 配当を受け取るには、権利が確定する日に株主名簿に名前が載っている必要がある。権利確定日は決算期の最終営業日であることが
多く、3月期企業なら23年は3月31日となる。配当の権利を得るには2営業日前の29日までに株を買う必要があり、この「権利付き最終
売買日」前後は株価が動きやすい。権利確定後に株価下落を繰り返しているような銘柄には注意しよう。

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/25(土) 12:31:36.54 ID:LFP58Fiz.net
「不人気株」買いに映る不安――相場二番底に耐性、退避資金の受け皿に(スクランブル)
2023/03/25 日本経済新聞 朝刊

 株価が長期で低調な「不人気銘柄」を物色する動きが、プロの投資家に静かに広がっている。米欧の金融不安による相場急落は一旦落ち
着きつつあるが、経験則では2カ月で二番底を付ける可能性が高いからだ。投資家の多くが持つ人気株は値崩れに巻き込まれやすい。
下値の耐性の強そうな不人気株に資金退避の買いが集まっている。

 楽天投信投資顧問の平川康彦氏は最近、花王株に買いを入れた。純利益が2022年12月期まで4期連続で減益と業績は芳しくなく、株
価が3年以上右肩下がり。それでもこの銘柄に着目したのは「ほかに持っている運用者があまりいないから」という。
 別の機関投資家も値上げ浸透による好業績の味の素株から、国内事業が軟調で株価も低位なキッコーマン株に乗り換えた。「いまは高値
を追うより、下値の堅さの方を重視している」と打ち明ける。花王株とキッコーマン株はともに米銀の信用不安が高まった3月8日以降、日経
平均株価を上回って推移する。

 24日の日経平均株価はほぼ横ばいで取引を終えた。投資家のリスク回避姿勢がやや後退したなかでもこうした銘柄に資金が集まる背景
には、二番底への懸念がある。
 JPモルガン証券の高田将成氏は、投資家心理が急激に悪化した局面における東証株価指数(TOPIX)の推移をまとめた。20年のコロナ
ショック期を除くと、一旦リバウンドしたあと30営業日後から60営業日後にかけて再び失速する傾向にあった。
 今回は30~60営業日後が上場企業の24年3月期の業績予想がまとまる時期に当たる。野村証券が経済分析からトップダウンで予想
するTOPIX採用銘柄(除く金融)の営業利益は23年3月期比6・6%減と、23年3月期(2・2%増予想)から落ち込む想定だ。

 急速に高まった景気や為替相場の不透明感から、人気企業の経営者が市場想定以上に慎重な業績見通しを出し、夏場まで相場を押し下
げる可能性を指摘する声は多い。
 人気銘柄は投資信託などの保有比率が高いことも、下げ相場で大きく売られやすいとの警戒を招く。解約などで資金が流出した際に「売ら
ざるを得ない」運用者が多いためだ。
 国内外のアクティブファンドに好まれた株と避けられた株、それぞれ50銘柄の22年12月からの平均リターン(TOPIXに対する超過分)を
JPモルガンが指数化したところ、一時5%ポイントあった差は3月に入り急速に縮み、16日以降逆転している。選好銘柄が利益を消す一方、
回避銘柄が浮上しているのだ。

 二番底を迎えたころに金融不安が拡大していれば、株式市場全体から大規模な資金流出が始まる恐れがある。米EPFRのデータによると
、日本株ファンドには20年初からの約2年で累計680億ドルの資金が流入し、その後はほぼ横ばい圏だ。三菱UFJモルガン・スタンレー証
券の古川真氏は「中長期マネーは株安局面でも株に滞留していた。景気懸念が強まれば、流出の影響は大きくなりそうだ」と指摘する。
 そもそも不人気株への投資は「逆張り」だ。しかしその逆張りの買いが、マネーが退潮するときの優劣を分けるかもしれない――。そんな心
理がもたげることが株式市場の不安を映し出している。

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/25(土) 13:17:47.00 ID:LFP58Fiz.net
米株、銀行不安で上値重く 景気への影響探る投資家
2023/03/25 07:16 日経速報ニュース

【NQNニューヨーク=川上純平】24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比132ドル高の3万2237ドルで終えた。欧州の主力銀行
株安を受けて米銀株にも売りが及んだことから上値は重く、下げる場面もあった。米欧の金融システム不安への警戒感は依然強く、投資家
は慎重姿勢を維持している。

 欧州の銀行経営や収益悪化への懸念から24日はドイツ銀行の株価が大きく下落した。スイスの金融大手UBSが経営不振に陥ったクレデ
ィ・スイス・グループの救済買収に動いても銀行不安は続いている。米連邦準備理事会(FRB)など世界の主要中央銀行が相次いで利上げ
に動き、インフレ対応を優先する姿勢を示したのも金融システム不安をあおった。米銀ではJPモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴの下げ
が目立った。

 金融不安の収束時期が読めないなか、投資家の関心はそうした先行き不透明感がどの程度景気に悪影響を与えるかにも向かっている。
金融機関が流動性を確保するために貸し出しに慎重になり、企業活動が冷え込むと警戒されている。米景気の下振れ要因になるとみられ
ており、経済成長率の見通しを引き下げる調査機関もある。

 シリコンバレーバンク(SVB)の破綻などここ2週間ほどの出来事を織り込んだ経済指標や統計はまだ少ないが、その影響を探る手掛かり
になりそうなのがシティグループの消費支出調査だ。同社のクレジットカードを通じた支出は3月第3週に前年同期比10.3%減少した。減少
幅は同月第2週の6.8%から拡大。新型コロナウイルスの感染拡大初期にあたる2020年4月以来の弱さという。家電や家具などの減少が顕
著で、インフレの継続や景気の悪化を見越して不要不急の支出を抑えようとする消費者の姿が浮かび上がる。

 シティグループは「銀行が混乱してから初めてのデータとなり、金融不安が消費に与える悪影響が確認できた」と分析している。24日の米
株市場ではダウ平均を構成する銘柄のうち、消費関連株である映画・娯楽のウォルト・ディズニーとクレジットカードのアメリカン・エキスプレス
が2%ほど下落した。スポーツ用品のナイキなども下げて終えた。

 機関投資家が運用指標にするS&P500種株価指数の業種別騰落率をみると、24日は生活必需品でない裁量支出の「一般消費財・サー
ビス」が0.4%安と全業種中で最も下落率が大きかった。市場では「金融不安から銀行が貸し出し基準を急激に厳格化すれば消費の下振れ
リスクが高まる」(バンク・オブ・アメリカのアディティア・バーベ氏)と警戒されている。

 消費や景気の見通しに自信を持てず、株式相場が下落すると予想する投資家は多い。米個人投資家協会(AAII)の週間調査によれば、
今後6カ月の株式相場に「弱気」であると答えた個人の割合は48.9%と、今年の最高水準に上昇した。

 金融不安はさらに広がるのか、先行きは不透明だ。資金は米国債など相対的に安全な資産に向かいやすくなっている。市場関係者は当
面、株価の下振れに対する警戒を緩めることはできないだろう。

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/25(土) 13:55:06.67 ID:LFP58Fiz.net
AT1債、欧州銀で最も依存するのはUBS-クレディSでは無価値に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-21/RRV6G4T1UM0W01?srnd=cojp-v2

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/27(月) 06:52:15.38 ID:I5FJBvJB.net
危機ストーリーは突然に 銀行不安が暴く不都合な真実(永井洋一)
2023/03/27 06:31 日経速報ニュース

 金融危機の物語が始まるのは、いつも突然だ。中銀が利上げに転じても政策金利がインフレ率に追いつくまでには時間がかかり、その間
実質的には金融緩和が続くためだ。だが、米国の実質緩和の時も終わりが近づいている。
 米シリコンバレーバンク(SVB)などの銀行危機は、図らずも「短期調達・長期運用」という金融が抱える宿命的なリスクをあぶり出した。世
界経済の「パンドラの箱」が開き、不都合な真実という名の不幸があふれ始めている。

■金融の健全性確保と金融緩和の矛盾

 自己資本拡充のため株式とも債券とも区別のつきにくい複雑な仕組みのAT1債を大量に発行しながらリスクビジネスに走り、経営が傾い
たスイス金融大手クレディ・スイス・グループ。締め付けを強めれば強めるほど、金融危機が起きやすくなる自縄自縛の象徴だ。
 銀行には考査や自己資本規制を強化し、加えて量的緩和で国債を取り上げ、長期金利をどんどん低くして収益機会を奪う。片や株主から
は「もうけが足りない」と圧力を受ける。逃げ場を失った銀行経営者はリスク資産に傾倒し、バブルとその崩壊を助長する。マクロプルーデン
ス(金融システム全体の健全性確保)と金融政策の断絶が生み出す不都合な真実だ。

■「投資詐欺のようなもの」

 米銀は2020年以降膨らんだ預金を米国債や住宅ローン担保証券(MBS)に大量に投じたが、急激な利上げで含み損が拡大。米連邦預
金保険公社(FDIC)によれば、米銀が保有する証券の含み損は22年10~12月期には6200億ドル(約81兆円)に膨れ上がった。1年前は
80億ドルにすぎなかった。信用リスクは小さくても、価格変動リスクは存在する。忘れられていた不都合な真実だ。
 SVBの取り付け以降、投資家は、こうした含み損を踏まえた自己資本比率を計算し、銀行財務の健全性を再点検し始めた。
 SVB破綻の原因はALM(資産・負債の総合管理)の失敗だ。だが、銀行経営にとってALMは「イロハのイ」。そんな大事な管理手法を
ないがしろにするだろうか。
 「投資サークル詐欺のようなものだ」。米経済学者のポール・クルーグマン氏はツイッターにこう投稿した。「ポンジ・スキーム(ネズミ講)」を
支えるのは、行動経済学でいうところの、都合の悪いことからは目をそらす「現状維持バイアス」。SVBの幹部は、いずれALMが破綻すると
は思っていたが、そうした不都合な点は見て見ぬふりをしていたのではないか。バブルの長期化が生んだ慢心だ。だとすれば、SVBの破綻
は氷山の一角にすぎない。

■ドル安の意味

 米金利の低下だけでは説明し切れないドル安・ゴールド(金)高・ビットコイン高が起きている。一連の金融不安が民間銀行に信用創造を
委ねた金融システムの構造欠陥によるものなら、ブーメランはドルを基軸とする管理通貨制度に戻ってくる。
 「米連邦準備理事会(FRB)はインフレ退治と金融システム安定の板挟みで歯切れが悪い。銀行危機でコミットメント乱発型の硬直的金融
政策の危うさが露呈した」。日銀出身の経済学者、岩村充氏は指摘する。危機の根っこをたどれば、膨らみすぎた中銀のバランスシートへ
の疑念に行き着く。

 イタリア出身の歴史社会学者ジョバンニ・アリギ氏は、その大部「長い20世紀」で米国中心の世界経済の誕生から終焉(しゅうえん)までを
分析した。米国発で広がる銀行の経営危機はアリギ氏が示したサイクルの終幕入りを示唆しているようだ。

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/27(月) 11:19:13.06 ID:I5FJBvJB.net
2023年03月27日09時06分
三菱UFJなど軟調、欧州金融不安がくすぶるなか買い手控え
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが売りに押される展開。
前週末の欧州株市場ではフランクフルト市場でドイツ銀行<DB>が一時急落したことなどを背景に金融セクターへの売りが目立ち
主要国の株式市場は総じて下値を試す展開となった。その後、ドイツ銀は急速に下げ渋ったが、金融システム不安はくすぶる
状況にある。
 米国株市場でも前週末はゴールドマン・サックス<GS>やJPモルガン<JPM>など大手金融株をはじめ下げるものが多く、東京
市場でもメガバンクなど銀行セクター中心に警戒ムードを引き継ぐ形で買いが手控えられている。

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/27(月) 12:30:24.87 ID:I5FJBvJB.net
東証寄り付き 反発 米株高で買い先行 金融システム不安は重荷
2023/03/27 09:22 日経速報ニュース

 27日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発し、前週末に比べ50円ほど高い2万7400円台前半で推移している。前週末
24日の米株式市場で主要株価指数が上昇したのを受け、買いが先行している。一方、米欧の金融システム不安への警戒が引き続き投
資家心理の重荷となっている。

 前週末の米株式市場では、業績が景気動向に左右されにくいとされるディフェンシブ株に買いが入り、ダウ工業株30種平均が上昇した。
東京市場でも食料品や医薬品の一角に買いが入っている。一方、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SO
X)が下落したため、東京市場では東エレクやアドテストは売りが優勢だ。

 三菱UFJや三井住友FGなど銀行株も安い。24日の欧州株式市場では、収益悪化などの懸念からドイツ銀行が大幅に下落した。欧米
の金融システムに対する懸念が根強く、銀行株の売りを促している。

 東証株価指数(TOPIX)は反発している。

 Jフロントなど百貨店株が高い。菱地所や、第一三共、住友ファーマが上昇している。一方、スクリンやサイバー、ソニーGが下落している。

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/27(月) 20:00:13.63 ID:I5FJBvJB.net
三井住友、ベトナム大手銀行に2000億円出資 アジア強化
2023/03/27 19:02 日経速報ニュース

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)は27日、ベトナムの民間銀行2位のVPバンクに35.9兆ドン(約2000億円)を出資し、持ち分法適用
会社にすると発表した。経済の高成長やデジタル化を背景にアジアの金融サービスは急拡大している。3メガバンク合計の同地域での経
常収益は過去10年で3倍となった。投資を積み増し、成長の果実を一段と取り込む。
 VPバンクの第三者割当増資を、三井住友FG傘下の三井住友銀行が引き受ける。出資後の持ち分は15%で、事実上の筆頭株主となる。
取締役などの人材も派遣する。

 21年にVPバンク傘下のノンバンクに49%出資し、22年にはVPバンクと資本関係を伴わない業務提携を締結していた。出資で関係を深める。
 VPバンクの2022年12月期の純利益は前の期比55%増の約1000億円と、ベトナム民間銀行で2位の規模だ。総資産は3兆5000億円程度。
貸出金の伸びが大きいほか、貸し出し利ざやも他の現地銀に比べて高い。ベトナムは国営銀行の存在感が大きいが、民間のVPバンクの
事業の自由度の高さが提携先として魅力的だと判断した。
 VPバンクは地場の中堅・中小企業への融資や個人向けローンに強みがある。ベトナムに進出する海外企業など大企業向け融資を同国
で展開する三井住友銀行と連携することで、幅広い顧客を取り込めるとみる。
 ベトナムに進出する三井住友銀の顧客企業をVPバンクに紹介して現地企業につなげるなど、同国での事業展開を支援する。企業が持つ
特定の資産や事業の信用力を活用して資金調達するストラクチャードファイナンスや環境関連融資など、三井住友銀のノウハウをVPバンク
に共有し、成長を促す。

 アジアでは銀行口座を保有しない人にデジタルバンクなどで金融サービスを提供する金融包摂が進む。三井住友FGはインドネシアなど
アジア各国でデジタル金融を手掛けており、個人向けデジタルサービスのノウハウがあるVPバンクとの相乗効果も見込む。
 日本のメガバンクはアジア事業を成長の柱と位置づけている。ベトナムでは三菱UFJFGやみずほFGが大手銀に出資済みだ。特に三菱
UFJはここ10年ほどの間にインドネシアのバンクダナモンに6000億円超、タイのアユタヤ銀行に5000億円超を出資するなど海外のなかで
もアジアに注力する。
 3メガバンクのアジア・オセアニア地域(日本除く)での経常収益の合計は22年3月期で約2.1兆円と、過去10年で3倍弱となった。連結全
体に占める割合も15%と、2倍以上になった。個別行では三菱UFJが1.2兆円と大きく比率も20%と高い。三井住友は14%、みずほフィナンシ
ャルグループは9%と続く。
 今回の三井住友FGによるアジア出資は、同社にとって21年のインドのノンバンク買収と同規模の大型投資となる。三井住友FGの太田純
社長は「銀行は国内総生産(GDP)と相関の高いビジネス」と話す。アジアでは欧米銀に比べてもメガバンクの伸びが高く、邦銀同士での
競争が激しくなっている。

【関連記事】
・三井住友、フィリピン大手銀に追加出資 持ち分法適用に
・三菱UFJ銀行、東南アジアの後払い決済「BNPL」に出資
・みずほ、インドネシアの後払い決済大手に170億円出資

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/27(月) 20:02:57.20 ID:I5FJBvJB.net
再送ベトナムのVPバンク、約1800億円で三井住友FG傘下に

[ハノイ 27日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループと傘下の三井住友銀行は27日、ベトナムのベトナム・プロスペリティー・ジョ
イント・ストック・コマーシャル・バンク(VPバンク)の普通株式の15%を約35.9兆ベトナムドン(1831億円相当)で取得すると発表した。
VPバンクが実施する第三者割当増資を三井住友銀が引き受ける。

VPバンクは三井住友フィナンシャルグループおよび三井住友銀行の持ち分法適用会社となる予定。

三井住友銀行とVPバンクは2022年5月に業務提携契約を締結。VPバンクはリテールや中小企業金融分野に特に強みを持つベトナムの
地場主要銀行で、今回の出資によりベトナムの民間銀行で第2位の規模(資本金ベース)となる。

三井住友フィナンシャルグループは出資により提携関係を拡大させ「ベトナムにおける成長戦略を一層強化し、ベトナムの金融業界全体の
さらなる発展に貢献していく」とコメントしている。

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/28(火) 06:37:48.97 ID:bT90VPdE.net
日本株ADR28日、買い優勢 三菱UFJや三井住友FGが上昇
2023/03/28 06:34 日経速報ニュース
 28日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
経営破綻したシリコンバレーバンク(SVB)の引受先が決まり、米金融システム不安を巡る懸念が後退した。
金融株を中心に米国株が上昇するなか、日本株のADRは堅調に推移するものが目立った。
三菱UFJや三井住友FGのほか、トヨタ自動車なども高かった。

ADR5216円
米国債券10年利回り3.539%、(+0.161)

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/28(火) 08:40:27.97 ID:bT90VPdE.net
三井住友、ベトナム大手銀に2000億円出資 アジアの成長取り込み
2023/03/28 日本経済新聞 朝刊

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)は27日、ベトナムの民間銀行2位のVPバンクに35.9兆ドン(約2000億円)を出資し、持ち分法
適用会社にすると発表した。経済の高成長やデジタル化を背景にアジアの金融サービスは急拡大している。3メガバンク合計の同地域で
の経常収益は過去10年で3倍となった。投資を積み増し、成長の果実を一段と取り込む。
 VPバンクの第三者割当増資を、三井住友FG傘下の三井住友銀行が引き受ける。出資後の持ち分は15%で、事実上の筆頭株主となる。
取締役などの人材も派遣する。
 21年にVPバンク傘下のノンバンクに49%出資し、22年にはVPバンクと資本関係を伴わない業務提携を締結していた。出資で関係を
深める。
 VPバンクの2022年12月期の純利益は前の期比55%増の約1000億円と、ベトナム民間銀行で2位の規模だ。総資産は3兆5000
億円程度。貸出金の伸びが大きいほか、貸し出し利ざやも他の現地銀に比べて高い。ベトナムは国営銀行の存在感が大きいが、民間の
VPバンクの事業の自由度の高さが提携先として魅力的だと判断した。
 
 VPバンクは地場の中堅・中小企業への融資や個人向けローンに強みがある。ベトナムに進出する海外企業など大企業向け融資を同国
で展開する三井住友銀行と連携することで、幅広い顧客を取り込めるとみる。
 ベトナムに進出する三井住友銀の顧客企業をVPバンクに紹介して現地企業につなげるなど、同国での事業展開を支援する。企業が持つ
特定の資産や事業の信用力を活用して資金調達するストラクチャードファイナンスや環境関連融資など、三井住友銀のノウハウをVPバン
クに共有し、成長を促す。

 アジアでは銀行口座を保有しない人にデジタルバンクなどで金融サービスを提供する金融包摂が進む。三井住友FGはインドネシアなど
アジア各国でデジタル金融を手掛けており、個人向けデジタルサービスのノウハウがあるVPバンクとの相乗効果も見込む。
 日本のメガバンクはアジア事業を成長の柱と位置づけている。ベトナムでは三菱UFJFGやみずほFGが大手銀に出資済みだ。特に三菱
UFJはここ10年ほどの間にインドネシアのバンクダナモンに6000億円超、タイのアユタヤ銀行に5000億円超を出資するなど海外のなか
でもアジアに注力する。

 3メガバンクのアジア・オセアニア地域(日本除く)での経常収益の合計は22年3月期で約2.1兆円と、過去10年で3倍弱となった。
連結全体に占める割合も15%と、2倍以上になった。個別では三菱UFJFGが1.2兆円と大きく比率も20%と高い。三井住友FGは14%
、みずほFGは9%と続く。
 今回の三井住友FGによるアジア出資は、同社にとって21年のインドのノンバンク買収と同規模の大型投資となる。三井住友FGの太田
純社長は「銀行は国内総生産(GDP)と相関の高いビジネス」と話す。アジアでは欧米銀に比べてもメガバンクの伸びが高く、邦銀同士で
の競争が激しくなっている。

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/28(火) 09:07:57.24 ID:bT90VPdE.net
<東証>三菱UFJが高い 米銀行株高、SVBの買い手決定
2023/03/28 09:01 日経速報ニュース

(9時、プライム、コード8306)

【材料】27日の米株式市場で銀行株が上昇した。米連邦預金保険公社(FDIC)は26日、米東部ノースカロライナ州地盤の銀行持ち株会社
ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズグループがシリコンバレーバンク(SVB)を買収することで合意したと発表した。米当局が地銀への
緊急融資制度の拡充など支援策を検討していると伝わったのも地銀を含めた金融株買いにつながった。

【株価】メガバンクの三菱UFJは上昇して始まる。

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/28(火) 09:16:15.45 ID:bT90VPdE.net
三井住友-4日ぶり反発 ベトナム大手銀行に出資 約1831億円
https://www.traders.co.jp/news/article/1_1831755
2023/03/28(火) 09:04

 三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が4日ぶり反発。同社は27日、ベトナムの民間商業銀行2位であるVietnam Prosperity Joint
Stock Commercial Bank(以下、VPBank)の普通株式15%を第三者割当増資により取得すると発表した。
 出資額は約1831億円相当。VPBankは同社の持ち分法適用会社となる予定。VPBankのベトナム全土にわたる支店ネットワークの活用
や、リテール・中小企業金融を含めた幅広い分野における提携関係を拡大することで、同社グループのベトナムにおける成長戦略を強化する
としている。

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/28(火) 09:53:09.74 ID:bT90VPdE.net
2023年03月28日09時29分
三菱UFJが4日ぶりに反発、欧米金融不安の後退で戻り足に転じる
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が4日ぶり反発。前日の欧州株市場ではドイツ銀行<DB>の株価が切り返しに転じたことで
金融システム不安が後退し主要国の株価指数が全面高に買われたほか、米国株市場でも破綻したシリコンバレーバンク(SVB)の引
受先が決まったことで、金融株中心に買われる展開となった。
 これに追随する形で東京市場でも同社株をはじめとするメガバンクへの買い戻しが活発化している。前日に米長期金利が大幅上昇し
たことも運用環境の改善につながるものとしてポジティブに作用している。また、メガバンク各社は配当利回りが高いことで権利取り狙
いの買いを誘い戻り足を助長している。

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/28(火) 12:27:49.42 ID:bT90VPdE.net
株、ドル建て目立つ強さ 東証要請に企業変革の期待感
2023/03/28 12:22 日経速報ニュース

 28日午前の日経平均株価は小幅に続伸し、前引けは20円58銭(0.07%)高の2万7497円45銭で終えた。世界の株式相場は欧米の金融
システム不安がやや後退するなかでドル建てでみた日本株の強さが目立つ。東証が進める資本効率の改善要請を背景に企業が呼応する
ような発表が相次ぎ、日本の企業経営が変わるという期待感が醸成されている。

 経営破綻した米銀シリコンバレーバンクの買い手が決まり、世界の金融市場には安堵感が漂う。28日の東京市場ではりそなHD(8308)の
ほか、三井住友FG(8316)などのメガバンク株、第一生命HD(8750)など保険株が大きく上昇した。

 とりわけ、海外の投資家が見る日本株の指数は3月に強さが目立つ。QUICKによるとドル建ての日経平均は28日午前、前日比0.77ドル
(0.36%)高の210.32ドルとなった。同指数は3月は28日午前までに4.40%高となっており、米ダウ工業株30種平均(0.69%安)やハイテク
株比率の高いナスダック総合株価指数(2.73%高)を上回る。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の古川真氏はドル建てでみた日本株の強さについて「底流に東証が進める『フォローアップ会議』の議
論から日本の企業が良い方向に変わるという期待感がある」と指摘する。欧米のシステム不安から下落基調にあったバリュー(割安)株の
一角でも自社株買い余力のある銘柄を選好する向きが強いという。さらに古川氏は「企業の中期経営計画に対する注目度がこれまで以上
に高まっている」との見方も示す。

 岡三(8609)が24日に発表した2023年4月から28年3月までの中期経営計画では総還元性向50%以上の設定、PBR(株価純資産倍率)
が1倍を超えるまで年間10億円以上の自社株買いを実施する方針を示した。

 27日にはダイヤ工具を手掛ける旭ダイヤ(6140)が次期の中期経営計画で連結配当性向を現状の40%目安から50%以上に変更し、同期
間に総還元性向を120%以上とし、自社株買いを機動的に実施する方針を盛り込む方針を発表した。いずれもPBRは1倍を下回る企業であ
り、発表後に株価は大きく上昇した。

 東証のフォローアップ会議はすでに8回開催された。これまでの会議で資本コストや株価・時価総額への意識改革、リテラシー向上を促し、
改善に向けた取り組みを促進するとし、上場企業に対して改善に向けた進捗状況などの開示を要請すると決めた。

 特に継続的にPBR1倍割れの企業には取り組みの開示を「強く」要請する。市場ではこの「強く」という文言からPBR1倍割れの企業の変
革に対する期待感が先行している状況だ。ただし、今回の要請対象はプライム・スタンダード2市場に上場する全ての企業だ。東証は23年
春にも企業に通知する予定だ。

 大和総研の神尾篤史氏はこうした東証の要請により「企業は成長投資と資本効率の両輪を考えるステージに来ている」と指摘する。高い
成長を目指すのであれば成長投資に軸足を置く企業がある一方、たとえPBRが1倍を上回る企業であっても資本効率を高めるための施策
が出やすいとみる。

 東証はプライム市場などの上場基準に満たなくても暫定的に上場を認める「経過措置」を実質4年で終わらせることも発表済みだ。大和総
研の神尾氏は「24年から始まる少額投資非課税制度(NISA)枠の拡大もにらみ、流通株式比率を高めるために個人投資家に株式保有を
促すような施策を講じていく企業もあるのではないか」と読む。

 市場で醸成される日本企業の変革に対する期待感。今後、バトンは企業側に渡る。日本企業がどう変わるのか、多くの投資家は企業の
行動に対して静かに熱い視線を送っている。

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/29(水) 03:00:11.12 ID:nqRGDj1g.net
配当狙いの買い活発、銀行・商社株上昇 手詰まり感映す
2023/03/28 21:30 日経速報ニュース

 3月期末の権利付き最終売買日を控え、配当狙いの買いが活発だ。28日の東京株式市場では海運や銀行、商社株が上昇した。米欧の
金融危機拡大に対する警戒感はいったん薄れたものの、景気悪化への懸念はくすぶる。着実にリターンを得られる高配当株にマネーが集
まる構図だ。投資家の手詰まり感を映している。
 28日は予想配当利回りが11%台の川崎汽船が前日比2%高となった。配当利回りが4%台のみずほフィナンシャルグループなど銀行株
も上昇が目立った。同じく高配当株が多い商社にも資金が流入。業種別日経平均株価では「商社」が一時前日比1%高の3892円13銭とな
り、2000年3月以来23年ぶりの高値水準まで上昇した。

 日経平均株価の構成銘柄から配当利回りが高い銘柄を抽出した「日経平均高配当株50指数」も前日比0.9%上昇した。日経平均の上昇
率(同0.2%)を上回り、高配当株が選好されている。
 背景には市場全体の先行き不透明感がある。経営破綻した米地銀シリコンバレーバンクの買い手が決まり、金融危機への警戒は薄らい
だ。ただ、銀行の融資姿勢が厳しくなれば景気や企業業績が悪化するとの見方は多く、上値を追いづらい状況だ。投資家の関心は着実に
得られる配当に向かっている。

 上場企業の株価は30日の配当権利落ち日に各社の配当分だけ下押し圧力がかかる。大和証券の鈴木政博シニアクオンツアナリストの
リポートによると高配当株は「4月中旬以降に買い戻される傾向にある」という。配当の権利落ちに伴う株価調整が短期間で済むとあれば、
権利付き最終売買日の直前でも買いやすい。
 高配当株の物色で今後、二極化が進む可能性もある。世界景気の先行き懸念が強まる中、配当利回りが高くても景気敏感株は買いづら
い。PGIMジャパンの鴨下健株式運用部共同部長は「日銀の政策変更期待のある銀行株や景気変動の影響を受けにくい通信株に資金が
向かいそうだ」と見ていた。

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/29(水) 06:04:08.07 ID:nqRGDj1g.net
NISA はや争奪戦 来年1月から恒久化、投資目標倍増56兆円 最低投資額下げ課題
2023/03/29 日本経済新聞 朝刊

 2024年1月から新しい少額投資非課税制度(NISA)が始まる。改正所得税法が28日、参院本会議で可決・成立し、制度の恒久化が
正式に決まった。政府は資産所得倍増プランで、今後5年でNISAの口座数を3400万、投資額を56兆円にそれぞれ倍増する目標を掲げ
る。投資を始める人をひとりでも多く取り込もうと、金融機関の争奪戦は早くも熱を帯びている。

 NISA口座の獲得に力を入れているのはインターネット証券。SBI証券や楽天証券など大手5社のNISA口座は22年12月時点で約800
万と、約1900万ある全体(ジュニアNISA含む)の4割強を占める。
 SBI証券は新たにNISA口座や証券口座を開き、ネット上のクイズに正解した人に2000円を贈るキャンペーンを実施。他社から乗り換え
る場合も対象でキャンペーン経由での口座開設数は過去最高だという。同社の担当者は「かなり手応えを感じている」と話す。

 楽天証券もNISA口座と総合口座を新規開設して投信の積み立てを始めることなどを条件に、最大10万2000円分の特典がもらえるキ
ャンペーンでアピールする。
 対面証券は「非課税枠の規模が小さい」などとして取り組みは遅れていた。新しいNISAは非課税枠が1800万円に広がり「富裕層向け
のドアノックツールになる」(大和証券)と前向きな声も出ている。メガバンクや地銀など銀行勢も顧客獲得に知恵を絞る。
 新しいNISAは一定の投資信託が対象の「つみたて投資枠」と上場株や投資信託が対象の「成長投資枠」をつくる。年間で投資できる枠
は、つみたて枠が3倍の120万円に、成長枠は2倍の240万円になる。一生涯で非課税で保有できる総枠も増額する。現行は上限が80
0万円か600万円のどちらかだったが、24年からは1800万円に広がる。

 「貯蓄から投資」を本格化する上で課題となるのが、日本株の最低投資額だ。日本株は100株単位で取引しており、1株単位で売買でき
る米国や欧州より最低投資額が大きくなりがちだ。
 「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングは3月1日に1株を3株に分割したが、足元の株価で計算した最低投資額は約280万円と、新
NISAの成長投資枠の購入可能額(年240万円)を超える。工場自動化の波に乗って業績を伸ばすキーエンスやSMCも最低投資額が60
0万円を超えるため購入対象には入らない。

 米国株はアップル株が2万円程度、マイクロソフト株は3万6000円程度で投資可能だ。10万円あれば世界のIT(情報技術)大手の株を
複数持てる。あるネット証券では「投資のしやすさから日本株を飛ばして米国株から取引を始める人が増えている」という。
 金融庁は成長投資枠で購入できる投信について、全体で約6000本ある公募投信の中から2000本程度に絞り込む方針だ。毎月分配
や運用期間20年未満の投信は対象外になる。デリバティブ(金融派生商品)を組み入れる商品の扱いも厳しくし、米運用大手ピムコに運
用を委託する外債投信などが対象外になる可能性もある。
 楽天証券経済研究所の篠田尚子ファンドアナリストは「投資家の選択肢を広げるには成長投資枠の自由度を高める必要がある」と指摘
する。
 日本のNISAのモデルとした英国の非課税投資制度「ISA」は1999年の導入当初は10年の期限付きだったが、08年に恒久化した経
緯がある。
 恒久化に合わせて投資可能額を引き上げるなどしたことで、成人人口の約半数が口座を保有するようになった。
 日本の成人人口に占めるNISA口座の保有割合は約2割にとどまる。ファイナンシャルプランナー(FP)の浅田里花氏は「投資に対して抵
抗感があった人も関心を持ち始めている」とみる。英国のように恒久化を起爆剤にできるかが今後の注目点となる。

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/29(水) 06:18:48.41 ID:nqRGDj1g.net
日本株ADR28日、買い優勢 金融が上昇
2023/03/29 06:14 日経速報ニュース
 28日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢となった。金融システムを巡る過度な不安が後退し、金融を
中心に日本株のADRも買われやすかった。三菱UFJや三井住友FGが上昇し、ソニーGや武田は下げた。

ADR5250円
米国債券10年利回り3.572%、(+0.043)

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/29(水) 10:07:33.22 ID:nqRGDj1g.net
前日に動いた銘柄 part1 クリアル、コスモエネHD、三井住友など

銘柄名<コード>28日終値⇒前日比
三井住友<8316> 5273 +137
野村證券では1カ月戦略で銀行株の推奨開始と。

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/29(水) 11:03:50.97 ID:nqRGDj1g.net
三菱とみずほ、何が分けた 金融不安が迫る即断今も-本社コメンテーター 梶原誠
2023/03/29 10:00 日経速報ニュース

 金融大手UBSによるクレディ・スイス・グループ救済で、世界中の金融機関が色めき立っている。一つは金融不安がどこまで広がり自分は
大丈夫かという緊張。もう一つは、混乱を成長のきっかけにできないかという期待だ。
 UBSとクレディは世界で事業展開するライバル。部門の重複は避けられず、事業の売却や人員の削減は待ったなしだ。リスク管理の厳し
いUBSが、米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントとの取引で巨額損失を出したクレディの投資銀行部門を引き継ぐのか、といった
臆測が、米国をはじめ各地で広がる。

 「やるんだ」という強い意志

 この機会に優良顧客を持つ事業の買収、投資銀行家や富裕層の資産管理担当者の獲得を考えなければ、大手金融の経営者として怠慢
だ。すでに、関心を持つ金融機関として多くの顔ぶれが報道で取り沙汰される。米国のJPモルガン・チェース、欧州のドイツ銀行、そして日本
のみずほフィナンシャルグループ(FG)……。
 みずほには痛い経験がある。2008年9月のリーマン危機。モルガン・スタンレーから出資を頼まれたのに応じられなかった。大混乱の中、
1兆円相当の出資を決断したのはライバルの三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)だった。
 その後の明暗は周知の通りだ。08年末と比較すると、MUFGの株価は今年2月までに76%上昇したが、みずほは18%下げている。
 危機を脱したモルガンは、成長軌道に乗った。株価も上昇し、MUFGが保有するモルガン株の価値も膨らんだ。その額は2月末で350億ド
ル(約4兆5千億円)。MUFGの時価総額の4割弱はモルガン株の評価が支える。350億ドルはみずほの時価総額の9割弱に及ぶので、出資
していたら同社の価値も大きく高まっていた。

 リーマン・ブラザーズが破綻し、次はモルガンといわれていた。それでもMUFGは決断できた。したたかに準備を終え、出資を前提に検討で
きたからだ。当時実務を担い、後に最高経営責任者(CEO)を務めた平野信行氏は2年前、NIKKEI Financialに内幕を明かしている。
 コンサルティング会社のマッキンゼーを入れ、弱点だった投資銀行業務の強化策を立てていたこと、その一つが「バルジ・ブラケット」と呼ぶ
名門投資銀との資本提携だったこと、何より重要なのは、モルガンへの出資というチャンスが訪れた際に「やるんだ」という強い決意があった
こと――。

 「落ちてくるナイフの『柄』をつかんでみせる」。モルガンというナイフをつかんで大けがをする事態を恐れる声に、平野氏は当時こう反論した。
「リスクがあるのでやらない」という楽な選択ではなく、リスクを乗り越えてどうやり抜くかの難路を選んだ。
【関連記事】モルガン救った90億ドル 米政府、三菱UFJに証文(2013年掲載)
 みずほにはそれができなかったのだろう。「我々は3日も待った」。みずほに先に支援を要請したのに色よい返事がもらえなかったことを、モ
ルガンのCEOだったジョン・マック氏は嘆いた。

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/29(水) 11:05:28.14 ID:nqRGDj1g.net
 幾重もの津波のような影響

 リーマン危機の再来など見たくもないが、想像しても損はない。インフレ封じを狙った昨年の2倍速、3倍速の米利上げが景気をへこませる
のは、企業や家計の借り換えが進むこれからだ。
 経済学者ミルトン・フリードマンは1961年、「金融政策は長く、はっきりしない期間を経てはじめて経済に影響を及ぼす」という名言を残した。
足元の指標にだまされるなという警告だ。
 英オックスフォード・エコノミクスの試算によると、米金融引き締めがもたらす景気の下押しは、12?18カ月後に最悪期を迎える。昨年3月、
米連邦準備理事会(FRB)は2年ぶりにゼロ金利を解除した。12カ月後の今月、米シリコンバレーバンク(SVB)の破綻やクレディの危機が続
いたのは偶然ではない。
 「12?18カ月後の法則」を当てはめよう。FRBは昨年6月から11月にかけ、4回も0.75%の大幅利上げを続けた。その影響は忘れた頃であ
ろう来年5月まで、幾重もの津波のように訪れる。
 講演でフリードマンの名言に触れた過去もあるイエレン米財務長官は、「時間差のワナ」を知り尽くしている。SVBの破綻を受け、預金の全
額保護や銀行向けの緊急融資枠の設定を猛スピードで打ち出したのも、悪影響を恐れていたことの裏返しだ。

 ライバルに差をつけるチャンス

 金融機関や企業の破綻は、残念ながら増えるだろう。SVBが破綻した今月10日以降、米欧でも新興国でも、信用度の低い低格付け社債
への国債に対する上乗せ金利が急上昇した。22日には金融不安を受けて市場に浮上していた期待に反し、FRBは利上げに踏み切った。
企業にとっては厳しい資金繰りの環境が続く。
 ただそれは、市場に出てくる事業や人材を手に入れ、10年単位でライバルに差をつけるチャンスでもある。資格を握るのは、08年のMUFG
のように熟柿(じゅくし)を待ち、混乱の中でも即断できる力を発揮する企業だけだ。
 27日には三井住友フィナンシャルグループ(FG)が、ベトナム2位の銀行に約2000億円を出資すると発表した。「治に居て乱を忘れず」。
中国の古典「易経」は、平和な世にあっても戦乱を念頭に鍛錬すべきだと説く。準備は今こそ問われる。歴史的なカネ余りが強者も弱者も
生かす平時が終わり、業界地図の激変を伴う乱世が金融を起点に始まった。

【関連記事】三井住友、ベトナム大手銀行に2000億円出資 アジア強化

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/30(木) 06:04:16.60 ID:2Dwc2cMb.net
ヘリのリースに出資 三井住友FL、災害救助で需要
2023/03/30 日本経済新聞 朝刊

 リース大手の三井住友ファイナンス&リース(SMFL)は、ヘリコプターリースで世界2位の英LCIインベストメンツに35%出資し、持ち分
法適用会社にする。出資額は数十億円とみられる。世界的に自然災害などが増える中、欧州で災害救助や緊急医療に使う中型ヘリに強
みを持つLCIと連携し、日本などアジア市場を開拓する。
 現在LCIの株を100%保有する米リブラ・グループから35%の株式を取得する。LCIはグループの機体数で世界2位となる160機程度の
ヘリを保有・管理し、欧州を中心に展開する。
 SMFLが注目したのがLCIが強みを持つ中型ヘリだ。緊急医療向けの機体が多く災害救助や救急医療に使われる。石油開発などに使う
大型ヘリに比べて景気の影響を受けにくく、需要が安定している。洋上風力発電設備の保守などの需要も見込める。
 島国で災害の多い日本でも救急用などでヘリの需要が強い。まずLCIを持ち分法適用会社にして利益やノウハウを吸収し、日本市場の
開拓につなげる。将来は追加出資も視野に入れる。
 SMFLは2022年にアイルランドの航空機リース会社を買収し、同事業で世界2位のグループとなった。

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/30(木) 06:29:13.39 ID:2Dwc2cMb.net
日本株ADR29日、買い優勢 ソニーGやトヨタが高い
2023/03/30 06:24 日経速報ニュース
 29日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
金融システムを巡る不安が一段と和らいで米株式相場が上昇し、日本株ADRにも買いが入った。
ソニーGやトヨタの上昇が目立った。

ADR5302円
米国債券10年利回り3.566%、(-0.002)

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/30(木) 10:24:34.24 ID:2Dwc2cMb.net
東証10時 下げ幅拡大し200円安 権利落ちの高配当株が売られる
2023/03/30 10:15 日経速報ニュース

 30日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を前日比200円超に広げる場面があり、2万7700円前後ときょうの安値圏
で推移している。3月期末の配当の権利落ちを迎えた高配当銘柄の一角に売りが出ており、相場全体を下押ししている。前日に急伸し
たため、目先の利益を確定する売りも出やすくなっているようだ。

 郵船や川崎汽といった海運株がきょうの安値を付けたほか、商社の一角も安い。一方、ハイテク株の一角は引き続き高い。
 10時現在の東証プライムの売買代金は概算で9258億円、売買高は3億8639万株だった。
 ソフトバンクグループ(SBG)やリクルートが下げている。キッコマンや日ハムも安い。一方、キーエンスやクボタが上げた。太陽誘電や
SUMCOが高い。

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/31(金) 06:23:12.09 ID:HG7bNmNl.net
日本株ADR30日、売り優勢 金融の下げ目立つ
2023/03/31 06:19 日経速報ニュース
 30日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売り優勢となった。
このところ買い優勢の展開が続いていたため、目先の利益を確定する売りが出た。
オリックスやみずほFGなど金融の下げが目立った。

ADR5222円
米国債券10年利回り3.549%、(-0.017)

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/31(金) 11:14:04.21 ID:HG7bNmNl.net
植田日銀、日本株は長期上昇気流に乗る-人生100年こわくない・地球株の歩き方(藤田勉)
2023/03/31 04:00 日経速報ニュース

 植田和男新総裁下の日銀は、政策を大きく転換するとみられる。そして筆者は、それが長期的に日本株にとって大いにプラスになると
期待している。
 植田氏の優れた分析力と判断力を示すエピソードが、ゼロ金利解除への反対だ。2000年初、世界的にIT(情報技術)バブルが崩壊し
、00年2月高値から03年3月安値まで東証株価指数(TOPIX)は56.1%下落した。さらに、当時は厳しいデフレが続いていた。ところが日
銀(速水優総裁=当時)は00年8月に利上げを実行し、ゼロ金利を解除した。
 当時、審議委員だった植田氏はただ一人反対票を投じた。果たせるかな、景気低迷、株価下落の中で、わずか5カ月後には日銀は利
下げに転じた。以下、植田日銀の政策を展望し、それが日本株に与える影響を予想する。
 最近、黒田東彦総裁の退任を控え、白川方明前総裁を筆頭に多くの日銀OBが「異次元の金融緩和」を厳しく批判している。有力経済
誌では「成果がなかったことが過去10年間の成果だった」という辛辣な批判もある。確かに、こうした批判の多くは正しいのかもしれない。

 欧米と「似て非なる」目標

 日銀は国債発行残高の52%(546兆円、22年末)、株価指数連動上場投資信託(ETF)48兆円(時価)を保有している。ここまで巨額の
債券や株式を購入する海外の中央銀行は存在せず、結果として、債券と株式の市場は大きくゆがんだ。
 ただ、13年1月にインフレ目標2%(前年比、以下同じ)を導入したのは白川氏自身だ。政府・日銀の共同声明で、インフレ目標2%を達成
するべく日銀は「金融緩和を推進し、これをできるだけ早期に実現することを目指す」とある。
 しかし、日本のインフレ目標は、欧米のそれとは似て非なるものだ。海外では「インフレ目標2%をできるだけ早期に実現する」という中央
銀行は存在しない。

 1988年、世界で最初にニュージーランドがインフレ目標を採用した。次いで91年カナダ、92年英国、93年スウェーデン、オーストラリアが
導入した。これらの国ではインフレ率が大きく低下し、かつ安定したことから、大陸欧州、米国もインフレ目標を採用した。
 ただし、海外では、フレキシブル・インフレ・ターゲティングが一般的であり、2%は単なる目安にすぎない。
 たとえば、英国では、インフレ率が1?3%(目標2%)を外れた場合、イングランド銀行(中銀)は財務大臣に原因とその対処法を公開書簡
で提出する。言い換えると、インフレ目標2%にはこだわらない。2008年5月から12月まで、英国のインフレ率は3%を超えた。ところが、米国
住宅バブル崩壊とリーマン危機に対処するため、イングランド銀行は07年7月の5.75%から08年末まで政策金利を計3.75ポイント引き下げた。

 米連邦準備理事会(FRB)も同様だ。FRBは、長期的に期待インフレ率を2%に維持することを目指しているが、短期的に2%にすることを目
指してはいない。たとえば、2015?16年のインフレ率は1%台だったが、利上げを2回実施した。
 欧州中央銀行(ECB)は、中期的なインフレ目標を2%とし、上振れることも容認する。カナダ銀行(中銀)の目標は2%だが、1?3%のレンジ
を1年半?2年で目指すとしている。

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/31(金) 11:15:42.28 ID:HG7bNmNl.net
 デフレ下でも経済成長は可能

 そもそも、「インフレ目標を2%にする必要があるのか」という疑問がある。2002年から07年までの年平均インフレ率はマイナス0.2%だった
が、02年1月から08年2月まで史上最長の景気拡大(73カ月)を記録した。このように、デフレでも経済成長は可能だ。
 「日本もインフレ目標を2%にしないと円高になる」という人もいる。これは、1921年にグスタフ・カッセルの唱えた購買力平価説「物価格差
が為替相場を決める」という前提を持つ。しかし、為替相場は貿易収支以外に資本収支など(例=内外金利差)などにも影響を受ける。実
際に、日本の物価上昇率は欧米よりほぼ一貫して低いが、円高にはなっていない。
 さらに、「インフレは株高要因、デフレは株安要因」と言われるが、実際にはその反対である。1990年以降、TOPIX上昇率1位は99年の
58.4%だがインフレ率はマイナス0.3%だった。2003年、05年もデフレだが、株価は急上昇した。

 一方、インフレ時には株価が下落する。1990年のインフレ率は3.1%で、株価は39.8%下落した。2008年は1.4%で41.8%下落、22年は2.5%
で5.0%下落だった。これは、日本のインフレは原油価格高騰によるコストプッシュインフレであるからだ。
 世界の金融政策に造詣の深い植田氏は、海外の金融政策の常識をよく理解しているものと思われる。植田氏は金融緩和政策を慎重に
解除することだろう。そう遠くない将来、インフレ目標は見直され、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)など金融市場をゆが
める政策は修正されるだろう。
 金融緩和解除は長期的に日本株にとってプラス要因となるだろう。過度な金融緩和を長期的に持続したために、本来ならば存続しえな
いゾンビ企業も、低金利や円安で生き延びることができる。その結果、小売り、不動産、運輸など内需産業では過当競争が発生し、その
結果、優良企業の収益性が低下していると考えられる。
 最近、欧米の金融機関の経営不安が高まり、世界の株式相場は大きく揺れている。しかし、欧米の政府、中央銀行の連携が成功し、
不安は鎮静化しつつある。この過程で、米国の長短金利は大きく低下し、政策金利についても引き上げが抑制されると予想される。米国
の金利上昇の鈍化・抑制は、世界の金融秩序を回復させ、株式相場全体にプラスとなるだろう。

 注目は日本の自動車関連株

 日本株相場は「年前半軟調、年後半上昇」という見通しに変化はない。世界的な金利上昇の中で、低PBR(株価純資産倍率)株を中心
にバリュー株優位の相場が続いている。日銀の金融緩和解除は時間がかかるため、日本の金利上昇傾向は続くとみられる。さらに、東京
証券取引所が低PBR銘柄に対して、経営改善を求めており、しばらく、低PBR株優位が続く可能性がある。
 トヨタ自動車が電気自動車(EV)開発に本腰を入れ始め、日本の自動車業界全体の将来性は高まった。自動車生産は、中国のコロナ政
策転換で半導体不足などの障害が解消しつつある。ホンダ、豊田自動織機など好業績なのにもかかわらず、バリュエーションが低い自動
車関連株は少なくない。
 2020年代は、世界的にEVが大きな投資テーマになるだろうが、その中で日本の自動車関連株の魅力が高まりつつあることに注目したい。

藤田勉(ふじた・つとむ)
一橋大学大学院経営管理研究科客員教授。元シティグループ証券副会長。ファンドマネジャー、ストラテジストとして約30年の経験を持つ。
2010年まで日本株ストラテジストランキング5年連続1位。マクロとミクロの視点から地球株投資を語る。

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/31(金) 16:08:11.88 ID:HG7bNmNl.net
日銀、長期債利回りにさらなる柔軟性持たせる検討必要=IMF
https://jp.reuters.com/article/boj-imf-idJPKBN2VX0C7

[東京 31日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)の対日審査責任者を務めるラニル・サルガド氏は31日、日銀が超金融緩和政策を維持
する中でも、長期債利回りに一段と柔軟性を持たせる方向で検討を行うべきとの見解を示した。

オンライン会見で日銀の政策は「当面、緩和的であり続ける必要がある」と語った上で、「長期債利回りに一段の柔軟性を持たせる検討を
行うべきとわれわれは提言してきた」と述べた。

IMFは日本のインフレ見通しに上下双方向のリスクがあるとみているとし、想定外の上振れリスクとして春闘での予想を上回る賃上げを挙
げた。

下方リスクは主に海外要因だとし、米銀行破綻などこのところの金融ショックが世界的なリセッション(景気後退)入りの確率を高め、日本を
含めてインフレ下押し圧力になったことに言及した。

インフレ見通しにこのようなリスクがない場合でも、日銀は長期債利回りにさらなる柔軟性を持たせることで金融機関のストレスを和らげるべ
きだと語った。

日銀が長期金利の上昇余地を広げても、イールドカーブ(利回り曲線)の3─5年といった短めのゾーンの利回りを抑え込むことで十分な景
気下支え効果を維持できるとした。

IMFは年に一度の対日経済審査を終えて出した声明で、理事会の24人の理事の多くが日銀に対し、金融緩和の長期化による副作用に
対処するため、「イールドカーブ・コントロール」にさらなる柔軟性を持たせる選択肢の検討を促したと説明。

ただ、多くの理事は拙速な緩和出口に向かうことも避ける必要性を強調し、「現行の金融政策枠組みの維持が適切という点で当局と一致
した」という。

唐突な政策変更の可能性は、日本の成長見通しに対する下振れリスクの一つだと指摘した。

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/03/31(金) 16:14:15.20 ID:HG7bNmNl.net
三井住友FG、AT1債起債へ準備-クレディS危機後の反応探る
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-31/RS7H3EDWX2PU01?srnd=cojp-v2

2本立てAT1債を4月19日起債予定でサウンディング-関係者
クレディSのAT1債全額無価値化で欧州市場中心に警戒感も

三井住友フィナンシャルグループ(FG)が4月19日にも永久劣後(AT1)債を起債する方向で準備を進めていることが31日分かった。
クレディ・スイス・グループのAT1債が全額無価値となったことを受けて、欧州を中心に市場ではAT1債に対する警戒感も強い。

  事情に詳しい複数の関係者によると、三井住友FGは償還期限の定めがなく、発行から5年2カ月後と10年2カ月後にそれぞれ
期限前償還が可能になるAT1永久劣後債NC5年2カ月とNC10年2カ月の2本を4月19日にも起債する方向で、投資家の需要を
確認するサウンディングに入った。現時点で発行額は未定という。

  三井住友FGの広報担当者は、個別の取引についてはコメントを差し控えるとした。AT1債は調達資金を普通株等自己資本
(CET1)を補完する形でティア1(中核的自己資本)に算入できる債券。一般的に発行体の自己資本比率が一定水準を下回るな
どした場合に株式に転換されたり、元本が削減されたりする。

  三井住友FGは今月13日、AT1債を最速4月12日に起債すると主幹事のSMBC日興証券を通じて明らかにしていた。その後
、UBSグループによるクレディS買収合意を受けスイス当局が同社AT1債を全額無価値にすると決定。欧州市場ではAT1債の発行
コストが上がり同債を借り換える経済合理性が薄れたことから早期償還の見送りを決めるケースも出ていた。

  国内では三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)も4月下旬以降にNC5年とNC10年のAT1永久劣後債の起債を予定している。

  サウンディングは通常、起債に向けて具体的なマーケティングを始める前に投資家のニーズや発行水準に関する考えを把握する
ために実施する。サウンディングの結果、起債を延期したり見送ったりすることもある。

日本は別世界
  クレディSのAT1債には契約上、特別な公的支援がある場合に無価値にする特約が付いていた。一方、鈴木俊一財務相は28日の
参院予算委員会で、日本の金融機関が発行するAT1債には同様の特約はないと説明。一般に公的支援が行われることにより元本が
削減されることはないと話した。

  ピクテ・ジャパンの大槻奈那シニア・フェローは、海外発のAT1債を巡る混乱に対し「やはり日本は別世界」の感があると指摘する。
「国内銀行システムの安定性に対する信頼は非常に高く、円建ての債券で比較してもリスクリターン的には非常に妙味があると受け
止めている投資家は多いのではないか」とみる。

  ニッセイ基礎研究所の福本勇樹金融調査室長は、邦銀の場合、元本削減のトリガーとなるCET1比率の水準が5.125%と低く、AT1
債を「事実上、政府保証に近い形で発行している」と話す。CET1比率が一定の水準に回復した際の元本回復条項もあり、クレディS
危機が邦銀のAT1債発行に直接的に与える影響は軽微だと述べた。

  とはいえ、複雑な商品だけに、各行が自社のAT1債の仕組みをしっかり説明しないと「無用なリスク回避を生んでしまう」とも福本氏
は指摘。邦銀は今後も国際的な資本規制に沿ってAT1債を発行していくとみられる中で、AT1債の商品性について投資家に「再度説
明していく必要がある」との見方を示した。

関連記事

銀行債買いに再び動くクレジット投資家、混乱で「10年に一度」の好機
邦銀への影響は、SVBショックによる信用危機に耐えうる4つの理由
日本の金融機関への影響は限定的、クレディSのAT1債-鈴木財務相

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/01(土) 06:47:46.82 ID:/eZKjnIy.net
日本株ADR31日、全面高 三菱UFJなど上昇目立つ
2023/04/01 05:54 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=川上純平】3月31日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面高だった。
米ダウ工業株30種平均が上昇し、日本株ADRも買われた。
なかでも三菱UFJと三井住友FGの上昇が目立った。

ADR5312円
米国債券10年利回り3.473%、(-0.078)

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/01(土) 10:24:43.79 ID:/eZKjnIy.net
2023/03/31 18:00
三井住友FG(8316)
日系大手証券、レーティング引き下げ、中立。目標株価引き下げ、5,600円。
 日系大手証券が3月31日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングをやや強気(2)から中立(3)に引き下げた。
同様に、目標株価も6,500円から5,600円に引き下げた。因みに前日(3月30日)時点のレーティングコンセンサスは4.58
(アナリスト数12人)で「強気」の水準、目標株価コンセンサスは6,217円(アナリスト数12人)となっている。

2023-04-03 大和 2 → 3格下げ 6500円 → 5600円

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/03(月) 20:53:14.01 ID:n3IGoJ6w.net
再送-インタビュー:米国戦略「緩めず」 事業単位の買収視野=三井住友銀頭取

[東京 3日 ロイター] - 三井住友銀行の福留朗裕頭取はロイターとのインタビューで、米国での事業戦略について「緩めることはない」と
し、米銀破綻などで信用不安が起きたものの、米証券との連携を含めた事業強化に変更はないと明言した。現地の銀行買収にはメリット
は感じないとしつつ、売りに出される事業の研究はしていると話した。

米国事業について「リスクとチャンスと両方あるが、stayaway(近寄らない)ではない」と語った。同行は、米証券大手ジェフリーズ・ファイナ
ンシャル・グループとの連携強化を進めている。三井住友フィナンシャルグループの太田純社長は昨年12月のインタビューで、個人的希
望として、ジェフリーズへの出資比率を引き上げ、持ち分法適用会社化したい考えを示している。

福留頭取によると、信用不安を巡り混乱する米国で流動性供給やさまざまなソリューションのニーズも出てきており、新たな取引機会がみ
られるという。「(日本の銀行が)伝統的に安定していると見てもらっていると、今回改めて思った」と述べた。
米国での事業買収の可能性については「チームを強化したいというニーズに合致するもので売りに出るチームやアセットがあれば、その都
度、必ず研究している」と意欲を示した。

<アジア、能動的に投資先探す>

海外事業では、米国以上にアジアでの深化、拡大を進めている。アジアはインドネシア、フィリピン、ベトナム、インドの4カ国で橋頭堡を築
いている。
福留頭取は「第2、第3のフルバンキングをアジアの成長市場で作りたいと思っており、まだまだ足りないピースがある」とし、「機会があれ
ば米国よりはより能動的に投資先を探していく」と述べた。今後は、これまでの投資の回収とさらなる投資を両立して進める方針だ。
福留頭取は、ロンドンや上海などの海外勤務歴があり、トヨタへの転籍を経て、4月1日に頭取に就任した。三井住友銀行で旧三井銀行出
身者が頭取に就くのは初めてのこと。
海外勤務の中で、アジア金融危機を香港で、リーマン・ショックをニューヨークで経験した。シリコンバレー銀行(SVB)の破綻やクレディスイ
スの経営不安を受け「デジャブだ」という。
当時と比べて、金融機関は資本を厚く積み、コストを払って流動性危機対応を行っていると指摘。中央銀行間の連携もあり「非常にレジリエ
ント(柔軟性がある)になっているし、セーフティーネットも相当厚い」とする一方で、マーケットの動向には注意を払う姿勢も示した。

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/04(火) 03:24:34.90 ID:Z/Z5TfCn.net
三井住友銀の福留新頭取、市場部門中心に米事業強化-金融政策にらみ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-03/RRJY2RT0AFB401?srnd=cojp-v2

為替や金利の担当者など増員へ、プライマリーディーラー取得も準備
インドネシアでは「果実が欲しい」―アジア地域でM&A戦略を加速

三井住友銀行は、セールス&トレーディング(S&T)を中心に米国事業の強化を急ぐ方針だ。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策
が注目され、引き続き高い市場変動が見込まれる中、リスク回避目的の顧客ニーズなどを取り込みながら収益力を高める。

  1日付で就任した福留朗裕頭取はインタビューで、米国市場は現在も成長しており、そこで「一つの言語、一つの法律、一つの規制でで
きる」事業の効率性は他に類を見ないと説明。これまでの陣容拡大は「道半ば」だとして、為替やデリバティブ、金利の担当者などを増やす
方針を示した。米国でプライマリー(政府証券公認)ディーラー資格の取得準備を進めていることも明らかにした。

  同行は中期経営計画で、2020年3月期に1003億円だった海外S&T収益について、前期(23年3月期)までの3年間で25%増やす目標
を掲げた。海外で資金繰り・債券運用業務に長く携わり、アジア通貨危機やリーマンショックも経験、21年からは海外部門の共同責任者を
務めた福留氏の下で米国事業を一段と強化する。

  コスト削減のため米欧の投資銀行などのライバルから人材が流出している環境下でこそ、採用を進めるのは「鉄則だ」と強調。「良い人を
慎重に選んで増やしていきたい」と述べた。一方、米ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループと業務提携しているコーポレート&インベストメン
トバンキング(CIB)分野の増員は必要ないとの認識を示した。

アジア事業も拡大へ

  インドネシア、フィリピン、ベトナム、インドの4カ国で注力しているアジア事業については、投資が進むインドネシアで「果実が欲しい」
と述べた。インドについてはアダニ・グループで不正会計疑惑が浮上したが、人口が多く経済成長の伸びしろも大きいとし、「魅力的な市
場ということに一切変わりはない」と言う。

  三井住友フィナンシャルグループは、約2000億円を投じベトナム大手VPバンクを持ち分法適用会社にすると3月27日に発表した。イン
ドネシアでは中堅銀行BTPNと合弁で現地法人を運営しているほか、インドとフィリピンでもノンバンクや商業銀行に出資するなど買収・合
併(M&A)を加速。同地域に「第2、第3のSMBCグループを作るマルチフランチャイズ戦略」に取り組んでいる。

関連記事:

三井住友FG、ベトナムのVPバンク株式15%を取得-2000億円で
SMFG、アジアで証券に出資へ-米ジェフリーズとの関係強化も
豊富な市場経験強み、金融危機の修羅場も-三井住友銀の福留新頭取

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/04(火) 06:54:16.23 ID:Z/Z5TfCn.net
日本株ADR3日、全面高 みずほFGなど高い
2023/04/04 06:20 日経速報ニュース
 3日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面高となった。米株式相場の上昇で日本株ADRも買われた。
みずほFGや三菱UFJなど銀行セクターの上昇が目立った。

ADR5343円
米国債券10年利回り3.415%、(-0.075)

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/04(火) 06:57:54.04 ID:Z/Z5TfCn.net
金利復活なら国内「宝の山」 三井住友銀・福留新頭取に聞く
2023/04/04 日本経済新聞 朝刊

 三井住友銀行の福留朗裕氏が1日付で頭取に就任した。16年近い海外経験に加え、市場部門も長い。福留氏は日本経済新聞のインタ
ビューで、日本も「金利がつく世界に戻る可能性がある」と話し、将来の利ざやの拡大を見越して国内の企業や個人向けビジネスに注力し
ていく考えを示した。

 ――頭取として力を入れたい分野は。

 「自分は海外や市場部門の人だと言われるが、これからは特に国内にフォーカスしたい。金利がつく世界に戻る可能性があり、30年のデ
フレから脱却できるかどうかの瀬戸際にある。今までの20年の成長ドライバーは海外事業やグループ会社だったが、ここで国内事業が宝の
山だと、ゼロ金利しか知らない世代の行員に強く打ち出したい」
 「金利が上がれば利ざやが拡大する。さらに、低体温経済から普通のダイナミズムが働く経済に変わる時、顧客が動き出す。調達の組み
替えや金利上昇のヘッジなど、運用や調達で相談が必要な顧客が増えてくる。顧客の事業ポートフォリオの見直しが加速する可能性がある」

 ――金融取引をスマホで一元管理する「オリーブ」を始めました。

 「目標を上回る勢いで口座を増やしている。(23年度からの)中期経営計画では戦略の中心だ。(ほぼ全ての取引がスマホでできるため)
支店の呪縛がなくなる。同じものを他行が作ろうとしても数年かかるため、先行者メリットをとりたい」

 ――アジアの金融機関に相次ぎ出資し、アジアや米国でデジタルバンクにも注力しています。

 「アジア各国でフルバンキングを達成するためにはまだピースが欠けている。これからも(金融機関への出資などの)チャンスがあればその
たびに考える。これからは投資一辺倒ではなく、リターンも追求したい。将来は(デジタル金融の)ブランドを統一したい。米国には集中的に
投資していく」

 ――米欧の金融不安をどうみていますか。

 「今起きている問題は預金流出だ。サブプライムローンなどで不良債権ができたという話ではない。預金は流出してもどこかの銀行に移る
ので、金融システム全体が悪くなるわけではないと思う。警戒はするが、悲観はしていない。リスクも機会も両方ある。顧客でも事業を買っ
たり、切り売りしたりという話が出てくる。金融サービスを提供する機会は増える」

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/04(火) 11:35:07.96 ID:Z/Z5TfCn.net
三井住友FG - 三井住友銀行の新頭取が「国内は宝の山」と語る真意(上)
詳細
4月1日、三井住友銀行の頭取が交代した。新頭取に就いた福留朗裕(ふくとめ・あきひろ)氏は、行内きっての国際派で、海外勤務は
通算約16年。2018年からトヨタ自動車に転籍した後、出戻りを果たすなど、メガバンクとしては異色の経歴をたどった。

海外駐在やトヨタ時代の経験を生かした銀行経営のかじ取り、そして海外経済の見通しについて、福留新頭取に聞いた。

――3メガバンクの頭取やグループ社長といえば、企画畑が定石でした。福留頭取は企画部門の経験がない一方、海外駐在やトヨタ自
動車への転籍など、異色の経歴をたどっています。

「現場主義」のメッセージを打ち出すためだと理解している。マーケットと直接対峙する市場部門が長かったこともあり、一次情報を大切に
することを、行員にも働きかけていきたい。

トヨタファイナンシャルサービス(TFS)で社長を務めた経験も考慮されたのではないか。皆さんはあまりご存じないが、TFSはめちゃくちゃ
でかい会社。グループの従業員は1万3000人いて、世界40カ国に進出している。総資産は30兆円で、ボトムラインは5000億円を稼い
だ時もある。

その会社の経営を3年ほどやらせていただいたので、企画部門の経験がなくても勘弁してほしい(苦笑)。

――初の旧三井銀行出身頭取という点も注目を集めました。

あのですね、ほとんど意識したことはない。もちろん、お客さんの中には三井ファンや住友ファンもいる。そういう方々の期待は裏切らない
ようにしたい。だが、銀行経営がこれだけ複雑になる中で、出身行だけで頭取を選ぶことはまったくない。

今や行員の7割が三井住友銀行発足後に入行している。あと10年、15年もすれば、ほぼ全員がそうなるだろう。皆さんいつまでそんな
ちっちゃい話を取り上げているんだ、というのが偽らざる気持ちだ。

――SMBCは三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の中核会社ではありますが、昨今は三井住友カードやSMBC日興証券といっ
た銀行以外の子会社の存在感が高まっています。グループにおける銀行の立ち位置も変わってきているのでは。

確かに、グループにおける銀行収益の比率はだんだんと下がってきている。太田(純、SMFG社長)はグループ経営と言っているが、今
後も銀行以外の子会社の存在感は高まっていくだろう。

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/04(火) 11:36:48.24 ID:Z/Z5TfCn.net
ただ戦略を練るうえでは、まだまだ銀行が中心となることが多い。SMFGで重要な存在であることには変わりない。

銀行がこれだけ大きな顧客基盤や豊富な人材を抱えていながら、グループで生かし切れていないことも課題だ。例えばコーポレート部門
は、まだまだグループ会社同士でシェアできる。デジタル技術を活用して、グループを横断したプラットフォームを構築できれば、経営はそ
うとう効率化されるだろう。

――SMBCを含むメガバンクは近年、海外展開に注力してきました。一方、国内のリテール業務(個人や中小企業向け)は縮小均衡に
あります。この傾向は続くのでしょうか。

SMBC発足当初の海外事業比率は5%程度だった。それが今や4割を超えている。この20年間、海外はグロースドライバーだった。

ただ今回は、「国内をもう一度やっていこうぜ」と言いたい。国内は「宝の山」だ。なぜならついに金利が付き始めるから。

今まさにティッピングポイント(転換点)にある。運用でも預貸でも、金利に敏感なお客さんがたくさんいる。その人たちがぐわーっと動き出
したとき、果たしてわれわれに準備はできているのか。

金利上昇にはチャンスとリスクの両方があるが、今回はとくにチャンスだと思っている。だから国内をもう一回見よう、というメッセージを強く
出したい。

――大半の行員は、金利上昇局面を経験していません。

してないと思いますよ。インフレだって30年経験していない。ただ、それで世の中がどう変わっていくのか、ダイナミズムをみんなに経験
してほしい。海外では(金利上昇やインフレは)普通に起きている。ガラパゴスだった日本でもついに動き出せば、銀行員としての醍醐味
を感じる局面も出てくるのではないかな。

――日本にも金利が付く世界が本当に訪れるでしょうか。

僕も勝算は五分五分か、それ以下だと思っている。だけど、僕の立場ではそれは絶対言わない。「景気は気から」ですから。

普通ならこんな状況は絶対訪れなかった。(コロナ禍やウクライナ情勢などに起因するインフレによって)金利上昇の兆しが見えている今
、官民が協力してトライしたい。

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/04(火) 11:38:04.23 ID:Z/Z5TfCn.net
――金融政策のカギを握る日本銀行では、4月9日に植田和男新総裁が就任します。

非常にバランスの取れた方で、ものすごく期待している。史上最高難度の局面ではあるが、しっかりとデータを分析したうえで意思決定
をされるだろう。

どんな政策を採ってもボラティリティは発生する。メディアや政治家からいろいろな意見が出ると思うが、それを恐れずに正しいと思う判
断をしてほしい。中央銀行マンとしての矜持を持ってね。

――欧米の銀行に信用不安がささやかれています。日本への波及懸念は。

今起きていることは遅かれ早かれ収束するとは思うが、パリバショックを思い出す(編集注:2007年8月にBNPパリバが傘下ファンドの
解約を凍結し、金融市場が混乱した)。この1年1カ月後に、リーマン・ショックが発生した。

今回の出来事が収束したとしても、しばらく何かがうごめいて1年後に表面化する、というシナリオはありうる。マーク・トウェインは「歴史は
繰り返さないが韻を踏む」という言葉を遺したが、それが今始まっているように思える。

いつ何が起きるかは誰にも当てられないが、よりアンテナを張って、当時の経験を生かしながらモニタリングしていきたい。ただ臆病にな
りすぎるのではなく、オポチュニティも攻めていくつもりだ。

――2023年度より、SMFGの新たな中期経営計画が始まります。

過去の中計で投資してきた果実を収穫する時期に入るだろう。もちろん新規投資も進めていくし、与信については、これまで以上に深い
リスクを取っていこうという議論もある。

(割安水準の株価については)奇策はなくて、当たり前のことをやっていくしかない。

――SMBCが他メガに負けていない、と思う点は。

その質問は、僕にとってはけっこうトリッキー。なぜなら(TFS社長として)メガバンク3行に加えて、世界中の銀行からお金を借りてくれ
と言われる立場にいたから。赤(三菱UFJ銀行)や青(みずほ銀行)とも取引先として、かなり密なお話をさせていただいた。

皆さん素晴らしい方々で、それぞれ持ち味はあるが、SMBCは負けていないという実感はある。やっぱり現場主義がいちばん強い。ただ
あまり言うと他行批判になっちゃうんで(笑)、そこは守秘義務ということで。

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/04(火) 21:25:43.49 ID:Z/Z5TfCn.net
【海外勢の先を読め!】ヘッジファンドによる銀行株買い戻し始まるか

 米シリコンバレーバンク(SVB)の破綻(はたん)を受けて、海外投資家はわずか1週間のうちにバリュー(割安)株のポジションを大幅に
解消した。中でも銀行株は下落率が世界的に大きく、これはヘッジファンドによるカラ売りが大量に入ったためだろう。

 日本でも、メガバンクに当たる三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナン
シャルグループ<8411.T>はつるべ落としのように売り込まれた。しかし、周知の通りSVBは特殊な銀行であり、銀行セクター全体の問題
とまでは言えない。ましてや邦銀にとっては対岸の火事で、行き過ぎの反応はいずれ、投機筋が買い戻しを迫られる展開につながると考
えらえる。

 狙い目はメガバンクよりも地銀だ。地銀の中には米国債の保有が多いという理由でカラ売りの的になったものが多い。しかし、米国債は
足元で値上がりしており、含み損はヘッジファンドの「期待」ほど膨らまなかったのではないだろうか。

 コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>やふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>などは買い戻しの余地が大きいとみられ、
3メガに次ぐりそなホールディングス<8308.T>も同様だ。これらはひとたび動き始めれば値が飛びやすそうだ。また、東証の低PBR(株価
純資産倍率)企業に対する圧力も、地銀の企業価値向上を促す可能性があり、浮上のタイミングは近いとみる。

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/05(水) 03:37:28.78 ID:KC/SmbFO.net
米長期金利が急低下 2月の求人件数が市場予想に届かず
2023/04/05 00:00 日経速報ニュース

 【NQNニューヨーク=矢内純一】4日午前の米債券市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りが急低下している。一時前日比
0.05%低い(価格は高い)3.36%を付けた。米労働省が発表した2月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が市場予想を下回った。
労働市場の過熱感が薄れたことで、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを停止した後に利下げに転じる時期が想定より早くなるとの
見方から、債券に買いが入っている。
 2月のJOLTSでは求人件数(速報値)が993万1000件と、前月から63万2000件減った。1000万件超を見込んでいた市場予想に届か
ず、2021年5月以来の低水準となった。
 JOLTSが発表される直前の10年債利回りは3.4%台後半で推移していた。発表直後には幅広い年限の債券に買いが入り、2年物
国債利回りは前日より0.13%低い3.83%まで低下する場面があった。

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/05(水) 06:05:06.62 ID:KC/SmbFO.net
銀行の国際規制、検証へ 欧米銀の危機、直前まで「健全」 債券リスクの算定甘く
2023/04/05 日本経済新聞 朝刊

 米シリコンバレーバンク(SVB)の破綻や欧州金融大手クレディ・スイスの経営危機を受け、国際的な銀行規制の検証や規制の見直し論議
が避けられない情勢になっている。2つの銀行グループは現行の規制基準を満たし、直前まで健全と見られていたのに、短期間で流動性危
機に追い込まれたためだ。国際金融当局による具体的な見直し作業はこれからだが、見直し次第では邦銀の経営にも大きな影響が及びか
ねない。
 「直近の出来事から教訓を得るため、規制上および監督上の影響を評価することで合意した」。銀行規制の国際ルール策定を担う国際組織、
バーゼル銀行監督委員会は3月23日、欧米の金融不安を念頭に直近の市場動向を議論したと明らかにした。12、13日には米ワシントンで
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれ、国際金融情勢や規制のあり方も議題の一つに上る見通しで、銀行規制の不備と
改革の方向性を巡る議論が活発になる。
 銀行の破綻を防ぐ国際ルールであるバーゼル規制は1980年代後半に導入された。損失が出ても吸収できるようにする自己資本比率規制
や、一定の流動性資産を確保する流動性規制などで構成されている。2008年のリーマン危機を受け、自己資本比率規制が一段と厳格化さ
れ、大手金融機関の経営危機や金融不安を未然に防ぐ枠組みを整備したはずだった。

 クレディ・スイスの中核的な自己資本で構成するCET1比率は2022年12月期時点で約14%と、スイス当局が求める約10%を大きく上回
っていた。三菱UFJフィナンシャル・グループなど多くの邦銀よりも高かった。だが、信用不安が広がり1日1兆円以上の預金が流出すると、短
期間で同業大手のUBSによる救済合併に発展した。SVBでも預金が流出し資金不足に陥り、210億ドル(約2兆8000億円)の債券を売却
した結果、18億ドルの損失が発生した。それがさらに巨額の預金流出を呼び、破綻に追い込まれた。
 SVBが「健全」に見えていた背景には、銀行の主要資産の一つである債券のリスクが自己資本比率の算定上、低く見積もられている点があ
る。まず、SVBが多くの債券を保有していた「満期保有目的」枠なら、銀行は債券の時価評価をしなくてよい。しかし、実際にはSVBは預金の
引き出しに対応するため、金利上昇で評価額が下がっていた債券の売却を迫られ、損失がいっきに顕在化した。SMBC日興証券の試算によ
ると、満期保有有価証券の評価損益をCET1資本から控除すると、SVBのCET1比率は22年9月末以降、2%を割り込む水準だった。

 自己資本比率の分母のリスク資産を計算する際、国債のリスクはゼロとみなされるため、国債を多く保有する銀行の自己資本比率は高くなり
がちだ。銀行勘定の金利リスクも反映されない。それが銀行が国債の保有をさらに増やす動機となる。特に新規貸出先の発掘に苦労している
邦銀は、国債などの有価証券を多く保有する。
 こうした事態を踏まえ、バーゼル銀行監督委員会による今後の検証作業では、有価証券の金利変動リスクが自己資本比率の算定に適切に
反映されているかが主要論点の一つとなりそうだ。東洋大学の野崎浩成教授は「邦銀の保有する有価証券は、大半が金利変動リスクが反映
されていない銀行勘定に区分されている。規制上の取り扱いが焦点になるだろう」と指摘する。

 銀行が確保する必要のある流動性の水準も検証対象となりそうだ。クレディ・スイスは30日間の厳しいストレスにも耐える流動性を確保する
基準を満たしていたはずだが、SVBの経営危機などを契機に一気に信用不安が広がった。SNS(交流サイト)によって「取り付け騒ぎ」が地
域を超えて連鎖するリスクを踏まえ、求められる流動性の水準が引き上げられる可能性もある。
 仮に自己資本比率の算定の際の金利変動のリスクや満期保有目的の扱いが見直されることになれば、邦銀への影響は大きい。日本の3メ
ガバンクは22年9月末時点で満期保有目的で計16兆円程度の債券を保有しており、時価の評価損益が自己資本比率に反映されれば、自己
資本比率が下がる可能性が高い。ようやく最終化されるバーゼル3への対応を進めてきた銀行界から、さらなる規制強化に反対意見が出る
可能性もある。

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/05(水) 07:12:31.14 ID:KC/SmbFO.net
日本株ADR4日、高安まちまち
2023/04/05 07:04 日経速報ニュース
 4日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちだった。
米株式相場の下落で三菱UFJやオリックスに売りが出た。半面、ホンダや武田が上げた。

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/05(水) 11:04:08.80 ID:KC/SmbFO.net
2023年04月05日09時11分
三菱UFJなどメガバンクが売られる、上値重く信用買い残は直近減少傾向に
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが軟調な値動き。米銀の相次ぐ破綻
を契機とした金融システム不安が和らぎ、前日まで全体指数が戻り足を強めるなかにあって、メガバンクの戻り足の鈍さが目立つが、きょう
は再び下値を試す展開となっている。
 メガバンクはいずれも3月中旬以降の信用買い残が個人投資家の逆張りの動きを反映して急増したが、直近週は減少に転じている。そう
したなか、前日の米国株市場では、米景気の急減速を背景にゴールドマン・サックス<GS>やJPモルガン<JPM>など大手銀行株が軒並み
軟調な値動きを示していたことで、東京市場でもこの地合いを引き継ぐ格好となっている。

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/05(水) 11:06:45.53 ID:KC/SmbFO.net
トロント・ドミニオンへのショート4900億円、銀行株空売り対象で最大
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-04/RSLX95DWRGG001?srnd=cojp-v2

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/05(水) 12:30:32.69 ID:KC/SmbFO.net
沈む米銀株、SVB破綻の「コスト」懸念(NY特急便)-米州総局 斉藤雄太
2023/04/05 06:48 日経速報ニュース
 4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日ぶりに反落し、前日比198ドル(0.6%)安で終えた。午前発表の2月の雇用動態調査
(JOLTS)で求人件数が市場予想を大きく下回った後、下げ幅を広げる展開になった。

【関連記事】NYダウ反落、198ドル安 求人件数減り景気に懸念
 労働市場の過熱が和らいだことで米利上げの継続観測がやや後退し、幅広い年限の米国債利回りが低下(価格は上昇)した。だが株
式投資家は景気悪化の兆候と受け止めたようだ。最近の株高で利益確定の売りが出やすかった面もある。
 この日の話題は、米銀最大手JPモルガン・チェースが公表したジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)の株主への手紙だ。今年は
米銀シリコンバレーバンク(SVB)の破綻で広がった金融不安や銀行規制、米景気への影響に多くの紙幅を割いた。その内容は、今後の
米銀経営や銀行株の先行きを占うヒントにもなる。
 「危機はまだ終わっておらず、去ったとしても余波が何年も続くだろう」。同氏は足元の金融不安が2008年のリーマン危機のような大規
模なショックとは「全く違う」としつつ、各方面への影響の広がりや長期化に警戒を呼びかけた。
 例えば「銀行などの貸し手がより慎重になり、金融環境が引き締まることは明らかだ」と指摘した。同時に銀行は景気の冷え込みに備え
、ここ数四半期で積み増してきた貸倒引当金をさらに増やす可能性が高まっている。株・社債の引き受けやM&A(合併・買収)助言といっ
た投資銀行ビジネスにも逆風が強まる。ディールロジックによると、1?3月期の世界の投資銀収益は前年同期比で4割近く減っている。

 ダイモン氏は中堅・中小銀行から大手銀行への預金シフトが起きていることも明らかにした。中堅・中小行は預金の流出を食い止めるた
めに預金金利の引き上げを迫られそうで、資金調達コストの上昇が収益を圧迫する。調査会社ヤルデニ・リサーチのエドワード・ヤルデニ
氏は「統合によるコスト削減を狙った銀行のM&Aが活発になる」とみる。

 銀行の規制対応コストも高まりそうだ。バイデン政権は主に中堅行が恩恵を受けたトランプ前政権時代の規制緩和の見直しを求め、米
連邦準備理事会(FRB)は資本や流動性の規制強化を検討する。
 「思慮に欠く対応や政治的な動機に基づく対応は避けることが極めて重要だ」。ダイモン氏はこう主張し「過剰反応すべきではない」と訴
えた。だが、一定の規制強化は不可避の情勢で、銀行収益を圧迫したり株主還元を制約したりする可能性がある。

 4日はJPモルガン株が1.3%安とダウ平均より大きく下げた。SVBの経営危機が表面化する直前の3月8日と比べると、ダウ平均は2%
上昇したのに対し、JPモルガンは7%安と出遅れがより鮮明になる。ほかの銀行はより厳しく、主要銀行で構成するKBWナスダック銀行株
指数は同期間で23%安、経営不安が続くファースト・リパブリック・バンク株は88%安だ。
 先行き不安が株価にくっきり映るなか、銀行経営者は自行の財務や収益力について投資家に安心感を与えることができるのか。来週末
から本格化する米銀の1?3月期決算への関心が高まっている。
 
【関連記事】JPモルガンCEO、銀行危機「終わっていない」年次報告

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/06(木) 06:04:51.01 ID:DWwUHLMX.net
SMBC日興、新興とWeb3新会社 仮想空間に交流の場
2023/04/06 日本経済新聞 朝刊

 SMBC日興証券はスタートアップ企業と組み、次世代インターネットといわれるWeb3(ウェブスリー)事業の共同出資会社を設立する。
日本の文化・芸能の担い手をウェブ経由で紹介し、若年層の資産家が仮想空間「メタバース」などで交流できる場をつくる。リテールビジ
ネスで若い富裕層の開拓が課題となっており、認知度を高めて金融サービスを提供する。
 新会社名は「Proof of Japan(プルーフオブジャパン)」。6日に人工知能(AI)ロボット開発のハタプロ(京都市)の連結子会社として
設立する。出資比率はハタプロが86%、SMBC日興が14%とする。資本金は非開示。
 新会社では伝統工芸の職人やアーティストの作品やインタビュー記事を用意し、専用のウェブサイトで公開する。
 本人と富裕層がSNS(交流サイト)やメタバースで直接交流できる会員限定の場をつくり、会員となる権利を非代替性トークン(NFT)で
配布する。暗号資産などで購入してもらう方針だ。

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/06(木) 06:32:45.13 ID:DWwUHLMX.net
日本株ADR5日、売り優勢 野村やソニーGの下げ目立つ
2023/04/06 06:16 日経速報ニュース
 5日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
発表された経済指標で市場予想を下回る結果が相次いだことで米景気懸念が強まり、日本株ADRには売りが優勢だった
。野村やソニーGの下げが目立った。

ADR5312円
米国債券10年利回り3.309%、(-0.028)

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/06(木) 14:39:13.78 ID:DWwUHLMX.net
銀行株波乱の「非常警報」――米国債の保証料、長短逆転(スクランブル)
2023/04/06 日本経済新聞 朝刊

 3月の米欧金融危機は表面的には後退したが、水面下では不穏な動きが続いている。過去、欧州債務危機や米国債格下げ、大手金融
機関の信用不安といった時に決まって発せられたデリバティブ(金融派生商品)市場からの「非常警報」が今も鳴り響いている。
 日米欧の銀行株は戻りが鈍い。2月末を100とすると4月4日時点で東証株価指数(TOPIX)の銀行業は91、米S&P500種株価指数
の金融は90、ストックス欧州600銀行株指数は86にとどまる。TOPIXは101、S&P500種は103だ。
 「6月はターニングポイント。金融危機が再燃する可能性がある」。ある金融アナリストは米景気とともに、米政局に警戒を強める。上下両
院で多数派が異なる「ねじれ議会」の下、債務上限の引き上げ承認は難航が予想され、加えてトランプ前大統領が起訴された。政府の資
金繰りが厳しくなる7月を前に、市場は「民主、共和両党の政争で米国債が人質に取られ、市場が混乱しかねない」と身構える。

 「非常警報」とは債券保有者がデフォルト(債務不履行)に備え購入するデリバティブ、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の保証料率
の「長短逆転」を指す。米国債の保証料率は直近で1年物が0・93%と5年物を0・47%上回る。平時は期間の長い保証料率の方が高い
が、不安が高まると逆転し、デフォルトのリスクが間近に迫っていると市場参加者がみていることを示す。
 金融不安と財政不安は表裏一体だ。下手をすると国債の値下がり(金利が上昇)が銀行資産の劣化を通じて金融不安を広げ、収縮し
た信用を戻すための財政拡大が国債価格のさらなる下落を招く悪循環に陥る。「CDSは債務上限危機が前倒しで訪れるリスクを反映して
いる」と日銀出身のエコノミスト、いちよし証券の愛宕伸康氏はみる。

 保証料率の長短逆転はドイツ銀行でも起きている。CDSは流動性が低く、投機家が株価を動かすために利用しているという指摘もある
が、逆転はいまも続いている。
 金融不安はなぜ増幅したのか。主因は弁済順位の慣習を破って株式よりも先に一部の資本性有価証券(AT1債)を全額減損したクレデ
ィ・スイス・グループの危機対応にある。BNPパリバ証券の中空麻奈氏は「不文律の破壊は市場機能をゆがめ、損失リスクを一気に拡散
させるインパクトをもつ」と話す。
 このロジックは米国債においてより重みを増す。誰もがデフォルトなどあり得ないと信じ、だからこそあまたの人が投資目的や担保として
保有しているからだ。「SNS(交流サイト)やデジタルバンキングが進化するなか、銀行監督もリニューアルが必要だ」(中空氏)

 巨大で定着した財政赤字には結果が伴う――。米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は、2月公表の「株主への手紙」にこう記した。
シェールオイル関連のオキシデンタル・ペトロリアム株を10億ドル(約1320億円)買い増す一方で、過去何度も手を差し伸べてきた銀行
株に慎重なのは、やはり財政に問題ありとみているからではないか。

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/06(木) 16:12:17.46 ID:DWwUHLMX.net
海外勢がYCC攻撃再開か、金利スワップの内外差拡大-日銀会合意識
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-06/RSMK31DWX2PS01?srnd=cojp-v2

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/07(金) 06:20:38.61 ID:4Z9OHWQY.net
国内勢の外債投資6四半期ぶり買い越し、景気減速反映も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-06/RSO4T7DWRGG301?srnd=cojp-v2

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/07(金) 06:46:18.84 ID:4Z9OHWQY.net
日本株ADR6日、売り優勢 トヨタやソニーG安い
2023/04/07 06:33 日経速報ニュース
 6日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢となった。
米景気の先行き不安が根強く、日本株のADRには売りが出やすかった。
トヨタやソニーGが下げ、武田やオリックスは上げた。

ADR5315円
米国債券10年利回り3.303%、(+0.016)

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/08(土) 11:47:53.68 ID:Cz0uw6wE.net
異次元「株買い介入」、海外勢そっぽ 残ったETF37兆円-異次元緩和10年・市場の変貌㊤
2023/04/08 11:00 日経速報ニュース

 日銀の黒田東彦総裁が4月8日で10年間の任期を終える。日経平均株価は異次元緩和を支えに10年で2倍強になった。10年物国債の
利回りもマイナスになるほどの緩和は企業や政府の利払い負担を大きく減らした。だが株式市場には購入した上場投資信託(ETF)の山
が残り、債券市場は需給構造が大きくゆがんだ。「黒田緩和」が金融市場に残した課題を検証する。

 黒田氏が総裁に就任した2013年に日経平均は57%上昇した。年間上昇率はバブル末期の89年(29%)を上回る歴代4位だ。「株式売買
代金は倍になった。倍返しですね」。安倍晋三首相(当時)は東京証券取引所の大納会で、大規模緩和が柱の一つだったアベノミクスの
成果を自賛した。
 13年4月に始まった「質的・量的金融緩和」は国債のほか、リスク資産のETFや不動産投資信託(REIT)の購入額を大幅に増やした。金
利低下や株・不動産など資産価格の上昇をデフレ脱却につなげる狙いがあった。実際、どれほどの効果があったのか。
 クレディ・アグリコル証券の大藤新マクロストラテジストは、10年間の名目国内総生産(GDP)の増加額約50兆円のうち、金融緩和が半
分に貢献したと仮定して株高効果を試算した。
 金融機関の貸し出し姿勢の改善も加味し、異次元緩和による日経平均株価の押し上げ効果を7400円とはじく。GDPへの効果には異論
もあるが、副次的に進んだ円安や利払い費の減少も考えあわせれば、株価を相応に押し上げた可能性は高い。
 とはいえ、株高という表層にとらわれていては、その奥で進んだ状況変化を見誤る。当初は沸いた海外投資家の深い失望があるからだ。

 日米株のパフォーマンスを比べると13?15年とその後で様相が異なる。16年は日銀がマイナス金利政策に踏み込んだが、米S&P500
種株価指数の10%高に対し東証株価指数(TOPIX)は2%安になった。18年からは4年連続で負けている。智剣・Oskarグループの大川
智宏氏は「インフレ目標が結局達成できず、期待が裏切られた」と指摘する。

 海外勢は13年、日本株を過去最高の15兆1千億円まで買い越した。13年初からの累積買越額は15年5月に19兆円弱まで膨らんだ。そ
れが16年以降は売りが優勢になり、22年9月には一時売り越しに転じて全て吐き出した。アベノミクスの3本目の矢である成長戦略の不
発が見透かされ、「海外勢は日本の変化の遅さに失望した」(CLSA証券のストラテジスト、ニコラス・スミス氏)。
 株価は「1株当たり利益(EPS)×PER(株価収益率)」に分解できる。金融緩和を背景にした円安の進行や海外景気の回復で、企業業
績は伸びた。日経平均全体のEPSも12年末時点の611円から22年末には2148円と約3.5倍になった。
 だが将来の株高期待を映すPERは15倍超から低下基調をたどり、足元は13倍前後にとどまる。ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株
式ストラテジストは「円安を呼び込んで企業業績を支えたが、リスクプレミアム低下に働きかけるという政策目的を果たせたとはいえない」
と振り返る。
 あとに残ったのは日銀による巨額の買い支えだ。日銀のETF累計購入額は37兆円を超す。最近では米銀シリコンバレーバンク(SVB)破
綻で株価が急落した3月13?14日に2日連続で出動した。日銀の買いは海外投資家の売りを吸収し、ショック時の下落抑制に一役買った。
だが需給対策は無尽蔵には続けられないし、効果も長続きしない。

 黒田氏は3月10日の記者会見で、資産の大量購入について「何の反省もないし負の遺産だとも思っていない」と言い切った。しかし日銀
は株式の価格変動リスクを抱え、市場の流動性も奪っている。議決権行使はETF運用会社任せで「日本株の実質最大株主にもかかわらず
アセットオーナーとして働きかけができない」(東京海上アセットマネジメントの平山賢一チーフストラテジスト)。将来的な金融緩和の修正
を考えるときに、ETFをどう処理するのか。
 植田和男次期総裁も国会での所信聴取の際の質疑で「どうするかは大問題」と吐露した。市場では、相場の急落を避けるため早期の
売却は難しいとの見方が支配的だ。だが「たとえ1%でも可能性が残る限り、日本株を買えない材料になり続ける」(智剣・Oskarの大川氏)。
需給対策のツケは軽くない。

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/10(月) 06:58:01.25 ID:s8X5Sslh.net
4~6月にも日銀緩和修正の観測 植田氏の初手が試金石 新体制、きょう本格始動
2023/04/10 日本経済新聞 朝刊

 日銀の植田和男総裁が9日、就任した。初の経済学者出身の日銀総裁で、黒田東彦前総裁体制で10年間続いた緩和路線を継承しつつ
緩和の長期化に伴う副作用への対応に取り組む。市場は4~6月にも緩和修正を予測するが、米欧発の金融不安が広がりハードルは高ま
った。植田日銀の最初の一手のタイミングは新体制の緩和への姿勢を占う試金石になる。
 植田総裁は10日に日銀本店に初出勤し、新体制が本格的に始動する。戦後の日銀総裁は日銀の生え抜きと大蔵省(現財務省)出身者
がほぼ交代でつとめた。民間出身者の総裁は1964年に就任した宇佐美洵氏以来だ。元日銀審議委員で金融政策の理論と実務の両面に
精通する植田総裁が金融政策のかじ取りを担う。

 植田氏は2月の国会での所信聴取で「金融緩和を継続して企業が賃上げできる環境を整える」と述べ緩和路線を続ける意向を示した。黒
田体制の異次元緩和を支える中核的手法である長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)については債券市場の機能低下といっ
た副作用を認めた上で、「どういうふうに見直すか具体論について考えていないわけでない」と修正に含みをもたせた。
 YCC撤廃や現在0.5%としている長期金利の許容変動幅の再拡大、操作対象を10年債から5年債や2年債の利回りへ短期化するなど
の案が取り沙汰される。

 市場には早期修正観測がある。QUICKと日経ヴェリタスが3月6~8日に事業法人や金融機関などの外国為替市場の関係者に金融政
策の修正時期の見通しを聞いたところ、75人のうち約半数が4月か6月の金融政策決定会合と答えた。
 植田総裁が臨む最初の金融政策決定会合は27、28日。3月10日を境に金融環境は大きく変わった。同日多額の預金流出に見舞われ
た米地銀シリコンバレーバンク(SVB)が破綻し、スイスのクレディ・スイス・グループは同業のUBSによる救済合併が決まった。
 黒田前総裁は7日の退任記者会見で米欧発の金融不安が「日本に波及することはない」と強調したが、米欧が利上げを続けるなか不安
の火種はくすぶる。岸田首相が植田総裁に白羽の矢を立てたときと景色は変わり、日銀は自らの緩和修正が不安を増幅する事態は避けた
いというのが本音だ。

 緩和修正のもう一つの壁が政治だ。「アベノミクスは道半ばだ。継承していくのか」――。自民党の世耕弘成参院幹事長は2月の参院議
院運営委員会で植田氏に問いただした。
 植田氏は「2%目標を続けるという意味で踏襲する」と応じたが、日銀関係者は「あのやりとりで(日銀内に)萎縮した雰囲気がある」とこぼ
す。YCCの修正は選択肢としつつも、「拙速と受け止められる動きはリスクが大きい。慎重な見極めが必要」と話す。

 現時点で4月の決定会合での緩和修正を見込む声は少なく、本命は6月以降との見方が多い。野村総合研究所の木内登英氏は「修正
の可能性や意向を全く伝えないまま踏み切れば、市場説明を重視する植田氏の方針に反する」とみる。
 1998年施行の新日銀法下で総裁を務めた黒田氏まで過去の4人は、就任後早期に政策変更を決めた。

 2003年3月、福井俊彦氏は総裁就任から5日後、銀行保有株の買い取り上限枠を1兆円拡大する方針を決定。8日退任した黒田氏は
就任後初の13年4月の決定会合で巨額の国債購入が柱の異次元緩和を打ち出した。白川方明氏は就任7カ月後、速水優氏は就任半年
後に利下げを決めた。
 いずれも金融緩和を拡大する「ハト派」の対応で、政財界の受け止めは比較的前向きだった。一方、植田氏が取り組む緩和修正は「タカ
派」の政策で、ハードルはより高い。金融システム不安や政治、米利上げ局面の転換もにらみながら修正時期を探ることになる。

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/10(月) 07:17:49.09 ID:s8X5Sslh.net
国債売買、10年で6割減 緩和効果「金利1%分」の代償-異次元緩和10年・市場の変貌㊦
2023/04/09 11:00 日経速報ニュース

 「日本国債はまるで新興国通貨のようだね」。ある外資系証券の関係者は最近、来日した欧州の同僚からこう声を掛けられた。日本の
国債市場は先進国でありながら、中央銀行が相場を管理する奇異な市場とみられている。自由な取引に基づく金利の形成が、事実上制
限されているような状態だ。

 2013年に異次元緩和を始めてから、日銀は大量の国債を市場から吸い上げ資金を供給してきた。16年に導入したイールドカーブ・コント
ロール(YCC、長短金利操作)は、長期金利を誘導対象にする先進国でも異例の政策だ。
 その代償が国債市場の変質だ。市場参加者は減り、厚みも失われた。証券会社などの業者間市場をみると、新発10年債の1日平均の
売買代金は22年で407億円。異次元緩和が始まる前の12年(989億円)に比べ6割も減った。
 金利が低下した結果、銀行などは国債投資で収益をあげることが難しくなった。銀行を含む預金取扱機関の国債保有残高は150兆円と
13年3月に比べ6割減った。代わって国債を買い上げる日銀の保有額は581兆円となり、この10年で5倍に膨らんだ。国債発行残高に占め
る日銀の保有割合は50%超に達した。

 日銀の新総裁に就いた植田和男氏はいずれ、金融緩和の出口を探ることになる。市場の関心は、日銀が国債の購入量を減らした場合
長期金利はどこまで上昇するのかという点に集まりつつある。
 ニッセイ基礎研究所の福本勇樹氏は、日銀の国債購入が0.65%、YCCが0.47%、マイナス金利政策が0.22%、それぞれ長期金利を下
押ししていると試算する。

 ほかの要素も合わせた全体でみると、3月末時点で長期金利を1.16%押し下げているという。福本氏は「日銀が国債の満期償還金を再
投資しない量的引き締めにまで乗り出すと、長期金利は1.6%程度まで上がってもおかしくない」と予想する。
 YCCのみ撤廃した場合は、長期金利は1%程度まで上がる計算になる。問題は金利の急上昇で、地銀などの含み損が急拡大しかねな
いことだ。日本資産運用基盤グループ(東京・中央)の石田淳氏によると、長期金利が0.5%上がると地銀が持つ国内債の含み損は1兆
円を超えて拡大する。

 石田氏は「含み損を抱えた地銀は身動きが取りにくくなり、国債を買うのが難しくなる可能性がある」と指摘する。そうなれば、1%を超え
て長期金利が上昇するシナリオも起こりうる。
 長期金利の上昇は財政運営にも影響を及ぼす。政府は10年間で300兆円も国債の発行残高を増やした。財務省の試算では、金利が
想定より1%上昇すれば、26年度の国債費は3.6兆円上振れする。
 「副作用よりも経済へのプラス効果の方がはるかに大きかった」。黒田東彦氏は総裁在任中の3月、会見で10年間の異次元緩和をこう
総括した。現実には日銀の推計でも、潜在成長率は0.9%から0.2%台に低下した。金融政策だけで日本経済の足腰を強くすることはでき
ない。
 むしろ結果として構造改革を進めるべき政府の弛緩(しかん)を招き、問題の先送りにつながった。日本経済がその代償を払うのは、これ
からなのかもしれない。

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/11(火) 06:55:44.81 ID:IcNOYGLS.net
日本株ADR10日、売り優勢 野村や武田が下落
2023/04/11 06:50 日経速報ニュース
 10日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売り優勢となった。
米銀行大手の決算に対する様子見ムードなどを背景に金融株などに売りが出た。
野村、みずほFG、武田が下落した。一方、ホンダ、ソニーGが上昇した。

ADR5383円
米国債券10年利回り3.415%、(+0.032)

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/11(火) 09:38:20.53 ID:IcNOYGLS.net
長期金利、0.450%に低下 植田氏が緩和維持方針
2023/04/11 09:09 日経速報ニュース

 11日午前の国内債券市場で長期金利は低下(債券価格は上昇)した。指標となる新発10年物国債の利回りは前日比0.010%低い
0.450%をつけた。日銀の植田和男総裁が10日夜の就任記者会見で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)を含めて
大規模な金融緩和策を維持する方針を改めて示した。日銀が27~28日に開く金融政策決定会合で政策修正する可能性は低下した
と受け止められ、国内の長期債には買いが入った。

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/11(火) 11:05:54.70 ID:IcNOYGLS.net
2023年04月11日09時39分
三菱UFJなど銀行株が軟調、日銀植田総裁の就任会見でYCC解除観測が後退
 日経平均株価が前日比で一時300円を超す上昇となるなか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が3日ぶりに反落した。
日銀の植田和男新総裁が10日夜の就任会見で、経済や物価、金融情勢を踏まえると現行のイールドカーブ・コントロール(YCC)
の継続が適当だとの認識を示した。マイナス金利政策に関しても継続が適当とする見方を示した。早期のYCC政策の撤廃に伴う
国内金利上昇と、金融機関に対する利ザヤ改善効果への思惑が後退した格好となり、銀行株への売りを促す要因となったようだ。
 三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>、りそなホールディングス<8308>が逆行安とな
っている。

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/11(火) 15:19:05.60 ID:IcNOYGLS.net
<東証>三菱UFJなど銀行株が安い 「4月のYCC修正はハードル上がった」の声
2023/04/11 09:59 日経速報ニュース

(9時58分、プライム、コード8306)三菱UFJが反落している。一時、前日比8円40銭(1.0%)安の843円20銭を付けた。日銀の植田和男
総裁は10日夜の就任会見で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)やマイナス金利政策について、現在の経済・物価情
勢などを鑑み「継続することが適当」と述べた。早期の追加修正の観測が後退し、三井住友FG(8316)やみずほFG(8411)などにも売り
が出ている。
 植田総裁の発言を受けて、4月27~28日の金融政策決定会合で緩和修正に動く可能性は後退したとの見方が市場で聞かれた。モル
ガン・スタンレーMUFG証券のチーフエコノミストの山口毅氏は10日付のリポートで、植田総裁の発言に対し「ハト派的なスタンスが継続
している印象を受けた。YCCを4月の次回会合でいきなり修正するハードルは上がった印象」と指摘した。

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/12(水) 05:40:05.70 ID:0bh1zz4W.net
3メガ銀が対話型AI活用へ、生産性向上期待-システム開発自動化も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-11/RSXPKET0AFBA01?srnd=cojp-v2

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/12(水) 06:04:56.45 ID:0bh1zz4W.net
3メガ銀が対話型AI導入 三菱UFJは今夏、書類作成など
2023/04/11 17:00 日経速報ニュース

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)は今年の夏に対話型の人工知能(AI)「ChatGPT(チャットGPT)」を導入する。社内の書類作成や
照会対応などで活用する。年内には日本マイクロソフトと協力して独自のAIを開発する計画だ。三井住友FGとみずほFGも対話型AIの導入
に動いており、3メガバンクが足並みをそろえる。
 チャットGPTは人の指示にしたがい文章を自動生成する「生成AI」の一種だ。巧みに回答する高度な対話能力を備えており、利用者は1
億人を超えたとされる。

 三菱UFJでは稟議(りんぎ)書の作成や社内からの照会対応などで対話型AIを利用していく方針だ。煩雑な業務の一部を対話型AIに肩
代わりさせることで、生産性の向上に効果があるとみている。情報漏洩対策として、社員の入力した文章がAIの学習に利用されないよう
にし、外部からも閲覧できないようにする。
 社内で幅広く使用してもらったうえで、三菱UFJの業務に適した独自のAIの開発につなげる。将来的には、インターネットなどを経由して
問い合わせてくる顧客への対応などに使えないか検討を進める。

 三井住友FGは11日に日本マイクロソフトと独自開発した対話型AIを行内業務に活用する実験を始めたと発表した。秋ごろまでにまず三
井住友銀行の全行員が使えるようにする。
 銀行が保有する情報や公開情報を基に、行員の質問に答える。事務規定を調べる際に使うほか、取引先の基本情報収集など稟議書の
草案作成への活用も想定する。情報を外部に漏らさないネットワークを使う。

 みずほFGもAIを使った対話型ソフトを社内業務に導入する方針だ。日本マイクロソフトの協力を得て情報が外部に漏れないソフトの独自
開発を検討する。
 海外では米モルガン・スタンレーも対話型AIの研究に動く。国内企業の活用はスタートアップが先行してきた。3メガバンクの動向を受け
て他の大企業にも導入を探る動きが広がる可能性がある。

【関連記事】
・米銀JPモルガン、従業員のChatGPT利用を制限
・対話AIを業務用に MicrosoftやGoogle、正確性が課題
・欧米50銀行の7割がAIに言及 決算説明会を分析

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/12(水) 06:07:25.54 ID:0bh1zz4W.net
3メガ銀、対話型AI導入 書類作成や照会対応で
2023/04/12 日本経済新聞 朝刊

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)は今年の夏に対話型の人工知能(AI)「ChatGPT(チャットGPT)」を導入する。社内の書類作成
や照会対応などで活用する。年内には日本マイクロソフトと協力して独自のAIを開発する計画だ。三井住友FGとみずほFGも対話型AIの導
入に動いており、3メガバンクが足並みをそろえる。
 チャットGPTは人の指示にしたがい文章を自動生成する「生成AI」の一種だ。巧みに回答する高度な対話能力を備えており、利用者は1
億人を超えたとされる。
 三菱UFJでは稟議(りんぎ)書の作成や社内からの照会対応などで対話型AIを利用していく方針だ。煩雑な業務の一部を肩代わりさせ
ることで、生産性の向上に効果があるとみている。情報漏洩対策として、社員の入力した文章がAIの学習に利用されないようにし、外部か
らも閲覧できないようにする。
 社内で幅広く使ったうえで、三菱UFJの業務に適した独自のAIを開発する。インターネット経由の顧客対応などにも使えないか検討する。
 三井住友FGは11日に日本マイクロソフトと独自開発した対話型AIを行内業務に活用する実験を始めたと発表した。事務規定を調べる際
に使うほか、取引先の基本情報収集など稟議書の草案作成への活用も想定する。
 みずほFGもAIを使った対話型ソフトを社内業務に導入する方針だ。

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/12(水) 06:57:15.74 ID:0bh1zz4W.net
日本株ADR11日、買い優勢 三井住友FGや三菱UFJが高い
2023/04/12 06:39 日経速報ニュース
 11日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
景気の先行き懸念が後退したとして米株式相場が上昇し、日本株ADRにも買いが入りやすかった。
三井住友FGや三菱UFJの上げが目立った。一方、トヨタと武田は下落した。

ADR5460円
米国債券10年利回り3.432%、(+0.017)

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/12(水) 08:19:45.27 ID:0bh1zz4W.net
今日の起債予定 大阪府 三井住友FGはきょうにも永久劣後債
2023/04/12 08:02 日経速報ニュース

 12日の債券発行市場では、大阪府が5年債の発行条件を決める。三井住友フィナンシャルグループ(8316)は2本立て永久劣後債の
発行条件を早ければ12日に決める予定だ。

▽12日の起債予定
 発行体         年限   発行額
・大阪府         5年   100億円
(12日にも)
・三井住友FG(8316)        未定
  (永久劣後債、5年3カ月目以降の任意償還条項付き)
                   未定
  (永久劣後債、10年3カ月目以降の任意償還条項付き)

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/12(水) 12:25:49.29 ID:0bh1zz4W.net
三井住友FGのAT1債、12日午前時点で需要調査開始せず
2023/04/12 11:00 日経速報ニュース

 三井住友フィナンシャルグループ(8316)が発行を準備している2本立ての永久劣後債(AT1債)について、現時点でソフトヒアリング
(聞き取り調査)や需要調査を開始していないことが12日午前、わかった。起債時期は「最速12日」としているが、12日の条件決定は
ないとみられる。主幹事はSMBC日興証券が務める。

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/13(木) 06:24:01.81 ID:S3k2dn9W.net
日本株ADR12日、高安まちまち オリックス上昇、トヨタ下落
2023/04/13 06:11 日経速報ニュース
 12日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちとなった。
米ダウ工業株30種平均が朝高後に下げに転じて小幅安で終え、日本株のADRも方向感が乏しかった。
オリックスやソニーGが上げ、トヨタやホンダは下げた。

ADR5435円
米国債券10年利回り3.400%、(-0.032)

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/13(木) 06:35:49.63 ID:S3k2dn9W.net
2023/04/12 22:45
三井住友FG(8316)
23年3月期経常予想。対前週0.2%下降。
 三井住友フィナンシャルグループ<8316>の経常利益予想コンセンサスは、前週値の1,178,644百万円から0.2%下落し
1,176,080百万円となった。因みにレーティングコンセンサスは4.5で変わらずのまま。

2023/04/12 16:05
三井住友FG(8316)
米系大手証券、レーティング強気継続。目標株価引き上げ、6,800円。
 米系大手証券が4月11日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングを強気(Buy)に据え置いた。
一方、目標株価は5,200円から6,800円に引き上げた。因みに前日(4月10日)時点のレーティングコンセンサスは4.5
(アナリスト数12人)で「強気」の水準、目標株価コンセンサスは6,133円(アナリスト数12人)となっている。

2023-04-12 ジェフリーズ Buy継続 5200円 → 6800円

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/13(木) 09:46:50.00 ID:S3k2dn9W.net
三井住友FGの2本立てAT1債 19日に条件決定
2023/04/13 09:15 日経速報ニュース

 三井住友フィナンシャルグループ(8316)が発行を準備している2本立ての永久劣後債(AT1債)の条件決定日が19日になった
ことが13日、わかった。1本は5年3カ月目以降の、もう1本は10年3カ月目以降の任意償還条項がそれぞれ付く。当初は最速で
12日の条件決定を予定していた。主幹事はSMBC日興が務める。

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/14(金) 02:27:29.93 ID:icKfnS/2.net
「バフェット氏が買う銘柄は」 商社の次探る市場-バフェット氏再起動㊦
2023/04/13 15:53 日経速報ニュース

 「次に買うのはどの銘柄でしょうか」――。ウォーレン・バフェット氏の日本株に前向きな発言が伝わった11日、外資系証券の営業担当者
には国内外の投資家から問い合わせが相次いだ。世界的な長期投資家による追加投資の示唆は、これまで世界の投資家に距離を置か
れていた「万年割安」の日本株に対する見方を一変させる可能性もある。

【前回記事】バフェット氏、14年ぶりの投資規模10兆円 手元資金支え
 「海外で日本株が久々に話題になった」。CLSA証券の釜井毅生エグゼキューション・サービス統括本部長は話す。バフェット氏の2度目
となる訪日を海外経済メディアはこぞって取り上げ、「日本株への追加投資を検討する」との同氏の発言を世界に向けて発信した。釜井氏
は「これをきっかけに海外との商談が増える」とみる。
 候補となる銘柄はどこか。バフェット氏は日本経済新聞の単独インタビューで具体的な次の一手を明かさなかったものの、日本株投資の
判断材料として「より多くの資金を生み出しているという事実を非常に高く評価している」と語った。
 確かに同氏が率いる米バークシャー・ハザウェイが投資する日本の総合商社はキャッシュフロー(CF、現金収支)の黒字が拡大している。
三菱商事は営業CFの黒字額が2022年3月期まで2年続けて1兆円の大台を超え、23年3月期は期初からの9カ月間で1.4兆円に達した。

 市場がポスト商社株として注目するのは銀行株だ。コモンズ投信の伊井哲朗社長は次の投資先候補にメガバンクを挙げた。金利が下
がらなくなった環境下で割安感があり、インフレに強く経済の構造変化に対応できそうな点でも「銀行は商社の延長線上にある」とみる。
 楽天証券の窪田真之チーフ・ストラテジストはM&A(合併・買収)の巧みさも評価し、米金融危機時のモルガン・スタンレーへの出資が
成功した三菱UFJフィナンシャル・グループを候補とする。

 バフェット氏が使った用語として広まった、事業の参入障壁の高さを示す「モート(堀)」を備えた企業も対象になりそうだ。ニッセイ基礎研
究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは、当てはまりそうな顔ぶれとして東京エレクトロンやキーエンス、NTTなどを挙げる。
 過去の投資実績から、市場は独自性を武器に長期安定が見込める企業にもバフェット氏の関心が向くとみる。
 東海東京調査センターの仙石誠シニアエクイティマーケットアナリストは「日本独自の商慣習で成り立っている企業や、高い技術力で小
規模でも世界シェアが高い企業」が候補という。現金創出力の安定性も兼ね備える業種として不動産や、新幹線などの技術力を持つ鉄道
が考えられるという。

 バフェット氏の発言には個人投資家も関心を寄せる。「優良企業を長期保有」という同氏の姿勢を参考にしてきた投資歴18年の個人投資
家、竹内弘樹さんは「中長期視点で運用する個人には師匠のような存在」とし、日本株に強気という発言は「投資家心理にも追い風になる」
と受け止めていた。
 海外からの日本株への期待はじわり高まっていた。「欧米株と比べてマクロ環境が堅いうえ、株主還元余地も大きいという相対的な妙味
が投資家に評価されている」。ニューバーガー・バーマンの窪田慶太・日本株式運用部長は3月、アジア各地を巡った機関投資家との面談
で実感したという。
 東証プライム市場に上場する企業の約5割はPBR(株価純資産倍率)が解散価値を示す1倍を下回り、割安に放置されている。東京証券
取引所は3月末、その改善策の公表・実施を要請したばかりだ。果たして万年割安の日本株はよみがえるのか。バフェット氏が選ぶ次の
銘柄が手掛かりの一つになりそうだ。

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/14(金) 06:43:19.09 ID:icKfnS/2.net
日本株ADR13日、買い優勢 オリックスや武田が高い
2023/04/14 06:28 日経速報ニュース
 13日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買い優勢となった。
米インフレ鈍化を示す経済指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ停止が近いとの観測から
同日の米株式相場が上昇し、日本株ADRにも買いが入った。オリックスや武田の上昇が目立った。

ADR5422円
米国債券10年利回り3.448%、(+0.028)

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/14(金) 22:38:23.41 ID:icKfnS/2.net
テックヘビーな米国株は敬遠を、欧州や日本の銀行株が有望-BofA
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-14/RT3LO1DWLU6801?srnd=cojp-v2

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/15(土) 06:12:02.89 ID:d9/6cFsr.net
日本株ADR14日、高安まちまち 米銀決算受け金融が上昇
2023/04/15 05:22 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=川上純平】14日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちだった。
同日に米大手銀行が市場予想を上回る決算を発表し、三井住友FGやみずほFGといった金融が買われた。
半面、ホンダやトヨタは下げた。

ADR5557円
米国債券10年利回り3.515%、(+0.064)

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/15(土) 07:39:44.44 ID:d9/6cFsr.net
日銀の金融政策、緩和バイアスを中立に変更を-IMFサルガド氏
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-14/RT3FNTT0G1KW01?srnd=cojp-v2

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/17(月) 07:44:21.94 ID:hZWLVUPE.net
日銀がYCC修正しても10年金利上がらず、ゆがみ改善し「適正」の声
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-16/RT1AURT0AFB401?srnd=cojp-v2

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/17(月) 10:58:58.99 ID:hZWLVUPE.net
<東証>三菱UFJが一時2%高 米銀決算好調でメガバンクに買い
2023/04/17 09:50 日経速報ニュース

(9時50分、プライム、コード8306)三菱UFJが3営業日ぶりに反発している。一時、前週末比17円90銭(2.1%)高の865円90銭まで
上昇した。売買代金も寄り付きから10分ほどで100億円を超えた。前週末にJPモルガン・チェース(@JPM/U)が発表した1~3月期決
算で利益が市場予想を上回り、同社株は同日の米市場で7%超上昇した。同日発表のシティグループ(@C/U)など前週末に発表さ
れた米金融機関決算は業績の好調さを示す内容が多く、金融不安への懸念が後退した。

 三井住友FG(8316)は一時2.4%高、みずほFG(8411)が同1.8%高と、傘下にメガバンクを持つ金融株に買いが目立つ。3月に米
銀行の破綻が相次ぎ、足元では銀行を傘下に持つ金融機関決算への警戒が強まっていた。市場では「米金融決算の出だしが好調
だったことを背景に、国内銀行株にも買いが優勢となっているようだ」(国内証券のストラテジスト)との指摘があった。

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/17(月) 11:00:28.81 ID:hZWLVUPE.net
2023年04月17日09時11分
三菱UFJ、第一生命HDなど切り返す、米金融株高受け出遅れ修正狙いの買い
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクや第一生命ホールディングス
<8750>などが揃って切り返す展開。前週末の米国株市場ではJPモルガン<JPM>の好決算を受け金融株全般に買いが広がった。
 米銀の相次ぐ破綻による金融システム不安が一巡し、銀行セクターへの売り圧力が緩んでいる。東京市場では日経平均が上値
指向を強め年初来高値近辺まで上昇するなか、相対的にメガバンクや大手生保の出遅れが際立っている。

 植田日銀新総裁が想定以上にハト派寄りの政策スタンスを明示していることが上値の重石となっていたが、きょうは米金融株高
に追随し、値ごろ感からの買いが先行している。

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/17(月) 11:24:04.38 ID:hZWLVUPE.net
債券11時 長期金利、0.475%に上昇 1カ月ぶり高水準 超長期債にも売り
2023/04/17 11:17 日経速報ニュース

 17日午前の国内債券市場で、長期金利は上昇(債券価格は下落)した。指標となる新発10年物国債の利回りは前週末比0.020%高い
0.475%をつけ、3月10日以来およそ1カ月ぶりの高水準となった。欧米で中央銀行が利上げを継続するとの見方から長期金利が上昇し
国内の長期債にも売りが優勢となった。
 14日発表された4月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ)速報値は前月から改善し、消費者の予想インフレ率も切り上がった。
ウォラー理事など米連邦準備理事会(FRB)高官からさらなる引き締めを支持する発言も相次いだほか、欧州中央銀行(ECB)も利上げ
を続けるとの観測が強く、欧米での金利上昇を促した。
 超長期債にも売りが目立った。新発20年物国債利回りは前週末比0.030%高い1.085%をつけた。海外金利の上昇に加え、今週は20
日に20年物国債入札を控えており持ち高調整を目的とした売りが出た。
 債券先物相場は下落した。中心限月の6月物は前週末比28銭安の147円40銭で午前の取引を終えた。欧米金利の上昇を受け、147
円33銭まで下げ幅を広げる場面があった。
 短期金融市場では、無担保コール翌日物金利がやや低下している。マイナス0.010~マイナス0.006%で推移し、加重平均金利はマイ
ナス0.01%前後と前週末の日銀公表値(マイナス0.007%)を下回っているもよう。

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/18(火) 06:42:04.40 ID:mtdoWs9K.net
日本株ADR17日、買い優勢 トヨタや三菱UFJの上げ目立つ
2023/04/18 06:16 日経速報ニュース
 17日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
日米の株式相場が昇し、日本株ADRに買いが入った。
トヨタと三菱UFJ、ホンダなどが1%あまり上昇した。一方、武田は下落した。

ADR5614円
米国債券10年利回り3.606%、(+0.084)

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/18(火) 10:21:55.12 ID:mtdoWs9K.net
三井住友FGの2本立てAT1債の発行額、700億円程度と400億円程度に
2023/04/18 10:12 日経速報ニュース

 三井住友フィナンシャルグループ(8316)が19日に条件を決める2本立ての永久劣後債(AT1債)の発行額が18日、わかった。
5年3カ月目以降の任意償還条項がつく1本は700億円程度、10年3カ月目以降の任意償還条項がつくもう1本は400億円程度
を予定している。主幹事はSMBC日興証券が務める。

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/18(火) 11:52:14.14 ID:mtdoWs9K.net
<東証>三菱UFJなど銀行株に買い 海外の中長期資金の流入観測
2023/04/18 11:12 日経速報ニュース

(11時5分、プライム、コード8306など)三菱UFJが続伸している。一時、前日比13円80銭(1.6%)高の883円60銭まで上昇した。
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が先週、日本株への追加投資の検討を表明したことをきっかけに、海外勢が日本株に対す
る先高観を強めている。「海外年金など一部の中長期資金が持ち高に占める日本株の比率を早期に引き上げるために、割安感
かつ時価総額が相対的に大きい銀行株を買っている」(外資系証券のトレーダー)との声があった。三井住友FG(8316)とみずほ
FG(8411)も高い。

 JPモルガン証券の西原里江氏らは11日付のリポートで、「日本株のオーバーウエイトを再確認」と強調。金融不安で米経済は
景気後退入りの可能性が高まっている一方、日本は2023年春季労使交渉(春闘)での賃上げなどで、年後半には実質賃金の
上昇が見込まれ、景気サイクルは改善するとの見方を示した。日本株の米国株に対する連動性は低下し、日本株では金融を
含む内需株に注目すると説明した。

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/18(火) 12:14:08.00 ID:mtdoWs9K.net
メガバンク株は見直されるか(窪田真之)-〈プロの羅針盤〉楽天証券チーフ・ストラテジスト
2023/04/18 04:00 日経速報ニュース

 欧米の金融不安のあおりを受けて、日本のメガバンク株が急落しました。三菱UFJフィナンシャル・グループなど、海外で収益を拡大していく
ことができるメガバンク株にとっては買い場だと判断しています。
 日本のメガバンクにとって、欧米の金融不安は決して対岸の火事ではありません。保有する外国債券に巨額の評価損が発生したり、資本
調達のために発行しているAT1債(劣後債の一種)が一時急落したりして、マイナスの影響を受けています。それでも財務や収益への影響
は限定的です。割安になった株価は、いずれまた見直されると予想します。

 SVB破綻は特殊要因
 3月に米国でシリコンバレーバンク(SVB)、シグネチャー・バンクが相次いで破綻し、米国の地方銀行全体に不安が広がりました。信用不
安は欧州に飛び火し、かねてより経営不安が噂されていたクレディ・スイス(CS)からの預金流出が深刻になり、UBSによる救済合併が急き
ょ決まりました。
 UBSによるCS買収の条件決定は、スイス政府主導で異例ずくめです。最大の論点は、株式に価値をつけておきながら、AT1債160億スイ
スフラン(約2兆3000億円)を無価値にした点です。さらに、CS買収でUBSが損失を被った場合に、90億スイスフラン(約1兆3000億円)もの
損失補償をつけたのも異例です。
 広がった銀行不安の影響で、日本のメガバンク株も急落しました。ただSVBやCSの財務悪化は特殊要因によるもので、日本の銀行が同
様の問題を抱えているとは考えていません。
 SVBはALM(資産・負債の総合管理)の初歩ができていなかったために破綻しました。預金過多・貸付不足で債券投資にのめり込んでい
たため、金利上昇により債券投資の損失が急拡大しました。負債(預金)は逃げ足の速い大口法人預金が中心だったため、資金繰りが急
速に悪化しました。
 CSという巨大銀行の転落は、さまざまな複合要因が重なった結果です。近年、CSの不祥事が相次いで報道されていました。超富裕層の
ファミリーオフィスとの取引で生じた巨額損失や不正預金の発覚、経営の混乱など一連の不祥事の根幹にあるのが、投資銀行部門の暴走
です。スイスの銀行が世界中の富裕層から秘密の預金を集めてビジネスをする時代が終わり、米国流の投資銀行業務を取り入れて収益を
稼いでいこうとしたことが、巨大銀行の転落を早めました。
 投資銀行部門の暴走による大手金融機関の破綻というと、2008年のリーマン・ショックを思い出します。この危機の経験から「国際的に重
要な金融機関」には厳しい自己資本規制が課せられ、自己資本を危険にさらす取引は制限されました。そのおかげで、リーマン・ショック以
後、巨大金融機関の危機は起こらなくなっていました。CSは規制をかいくぐる形で危険な取引を繰り返し、財務を毀損したと考えられます。
 日本の銀行は、1990年代の金融危機の経験から、リーマン・ショックの時も今も、財務を大きく毀損するような危険な取引は控えてきました。

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/18(火) 12:15:03.78 ID:mtdoWs9K.net
 評価されない三菱UFJ株
 三菱UFJは10日時点でPBR(株価純資産倍率)が0.61倍と、解散価値と言われる1倍を大きく割り込んでいます。予想PER(株価収益率)も
10.2倍と低く、資産価値・収益価値のどちらから見ても割安と考えています。
 東京証券取引所はPBRが1倍を下回る企業に対して改善策を要請しています。これを受けて最近、低PBR企業の間で自社株買いの発表が
増えています。これまで株価に無関心だった企業経営者が、株価を意識して自社株買いをするようになった影響で、PBR1倍割れ企業の株
価上昇が目立つようになってきました。
 三菱UFJは、まさに今注目されるPBR1倍割れ企業です。ただ同社の場合、企業経営者が株価を上げる努力をしてこなかったとは言えませ
ん。継続的に増配し、自社株買いも積極的に実施してきました。やるべきことをやり、安定的に高収益をあげてきたにもかかわらず、投資家
から人気が無く、株価が低迷してきました。
 リーマン・ショック前からの三菱UFJの株価の推移を、日経平均株価と比較したチャート(図1)をご覧ください。三菱UFJは2008年以降、日本
や世界の金利低下とともに売られました。株式市場で「金利低下→銀行の収益悪化」というイメージが定着していた影響で、金利が低下して
いる間は世界中で銀行株が売り込まれました。三菱UFJも例外ではなく、日経平均を大幅に下回るパフォーマンスとなっていました。

 ただ三菱UFJは低金利のもとでも、海外収益の拡大と、ユニバーサルバンク経営(投資銀行業務などへの多角化)が高収益を支えてきま
した。背景にあるのがM&A(合併・買収)の巧みさです。リーマン・ショックの時にモルガン・スタンレーに出資したのは最大の成功で、巨額
の利益を稼ぎました。
 「買い」だけでなく「売り」でも優れた判断をしています。その一例が、21年に決めた米カリフォルニア州の「MUFGユニオンバンク」の全株売
却です。従来型の商業銀行業務を継続している米国の地方銀行を持ち続ける意義が薄れたとの判断です。売却により、現金・配当金・US
バンコープ株など、総額で2兆円(円換算)を超える対価を受け取ります。あのタイミングで売らず、今売ろうとしたら、銀行危機で売値は大幅
に下がっていたと考えられます。
 同社はアジア進出に積極的です。タイのアユタヤ銀行、インドネシアのバンクダナモンを傘下に収めています。一連の買収を巡っては一時
減損が発生しましたが、それでも長い目でみれば高いリターンを生む投資となると考えられます。
 金利上昇なら見直しも
 日本の銀行株にとって短期的に一番影響が大きいのは、日本の長期(10年)金利の動向です。日本の銀行は、長期金利をゼロ近辺に固
定する日銀の金融政策により、長らくダメージを受けてきました。昨年12月に、日銀が長期金利の上限を0.25%から0.5%に引き上げた時には
、ようやく国内商業銀行業務の収益性が改善するとの期待が生じて、日本の銀行株は急騰しました。

 ところが今年3月に入り、欧米の金融危機が波及すると、日本の長期金利は一時0.2%台に戻りました。0.5%への長期金利引き上げを喜ん
だのもつかの間、また元の低金利に戻る懸念から、日本の銀行株は急落しました(図2)。このまま日本の長期金利が低迷し続ければ、銀
行株の上値は抑えられる可能性があります。
 ただ、私は日本にもインフレがしぶとく定着し、長期金利にはいずれ上昇圧力が働くと予想します。そうなれば、日本のメガバンク株も見直
されて反発していくとみています。

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/18(火) 13:18:23.17 ID:mtdoWs9K.net
2023年04月18日10時27分
三菱UFJや三井住友FGが堅調、米銀行株の上昇で見直し機運強まる
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が堅調。
17日のニューヨーク株式市場でJPモルガン・チェース<JPM>やシティグループ<C>、ウェルズ・ファーゴ<WFC>といった銀行株が上昇。
主要銀行で構成するKBWナスダック銀行株指数は3日続伸している。JPモルガンの1~3月期の純利益が前年同期比で大幅増益
となるなど堅調で、米大手銀行株には買いが流入。
 これを受け、日本のメガバンクにも見直し機運が強まっている。今晩はバンク・オブ・アメリカ<BAC>のほか、ゴールドマン<GS>などの
決算が予定されており、その結果も注目されている。

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/18(火) 20:13:19.53 ID:mtdoWs9K.net
三井住友、AT1債を1400億円発行へ 金融正常化へ一歩-【イブニングスクープ】
2023/04/18 18:00 日経速報ニュース

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)は1400億円規模のAT1債(永久劣後債)を発行する方針を固めた。予定通り発行されれば、クレディ
・スイス・グループの救済で同社のAT1債が無価値になった3月中旬以降、世界の主要行で初となる見通しだ。日本のAT1債はクレディ・ス
イスと同様の事態が起きにくいほか、世界的に金融不安への警戒が和らぎつつあることが背景にある。金融システムの正常化に向けた一歩
となりそうだ。
 19日に発行条件を決める。5年2カ月後に償還が可能になる債券を890億円、同じく10年2カ月の債券を510億円発行する。2本とも、信用度
を示す国債に対する上乗せ金利(スプレッド)は1.71%を予定する。前回(2022年12月)発行した、5年6カ月後に償還ができる債券に比べ0.3
3%拡大した。
 3月中旬のUBSによるクレディ・スイスの救済が決まった際、同社のAT1債は政府支援を受けたとして全額が無価値となった。株式より安
全性が高いとみなされてきた金融商品だっただけに、投資家の不安が拡大。QUICK・ファクトセットによると、クレディ・スイスの救済決定以
降「グローバルなシステム上重要な銀行(G-SIBs)」によるAT1債の新規発行は止まっていた。
 ただ、日本のAT1債はクレディ・スイスと仕組みが異なる。全国銀行協会によれば、邦銀が発行するAT1債は、公的支援を受け入れても元
本が毀損することはないという。

 クレディ・スイスの救済以降、連鎖的な金融機関の破綻などは起きていないことも発行の追い風になったようだ。米インターコンチネンタル取
引所(ICE)が算出するAT1債の代表的な指数ではスプレッドが足元で5%台前半と、クレディ救済直後に比べ2%近く縮小する(債券価格は
上昇する)など、投資家の警戒感は和らぎつつある。
 AT1債は株式と債券の中間の性質を持つ商品で、調達した資金を自己資本に算入できる。
【関連記事】
・AT1債、「鬼っ子」正念場 見過ごしたリスクが現実に
・AT1債とは クレディ・スイスで注目、3メガ3.6兆円発行
・AT1債とは 破綻時の弁済順位低く
・三井住友銀行の福留頭取 金利復活、国内こそ「宝の山」

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/19(水) 06:13:07.76 ID:7fr4AV9K.net
危機は来るのか(1)後手に回る金融安全網 米銀破綻、デジタル時代の死角 2日間で預金8割流出(点検金融システム)
2023/04/18 日本経済新聞 朝刊

 世界の金融システムがきしんでいる。米国の中堅銀行の破綻が相次ぎ、欧州では金融大手クレディ・スイス・グループがライバルによる
救済買収に追い込まれた。金融当局はリーマン・ショック後に万全の対策を進めたはずだったが、デジタル時代に生まれた死角を突かれた。
火種は世界に広がり、警戒の解けない状況が続く。
 4月上旬の株主への手紙で米銀破綻を巡る問題は「まだ終わっていない」と指摘したJPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営
責任者(CEO)。14日の決算説明会でも、地銀の経営環境が落ち着きつつあるとの認識を示しながら「さらなる銀行の破綻があるかもしれ
ない」と警告した。
SNSが主舞台
 金融不安の引き金を引いた米シリコンバレーバンク(SVB)の破綻から1カ月余り。銀行関係者や市場の疑心暗鬼はいまだ収まってい
ない。デジタル時代に起きた「取り付け騒ぎ」の衝撃があまりに大きかったからだ。
 SVBは2022年末時点で全米16位の総資産を抱え、1750億ドル(約23兆円)の預金があった。ところが3月8日、債券の運用損失と
資本増強計画を突然発表したことで信用不安が広がり、翌9日だけで420億ドルの預金が引き出された。さらに10日、1000億ドル規模
の流出が見込まれたことで当局が事業を強制的に閉鎖した。
 「2~3のツイート後に歴史上類を見ない速さで事態が悪化した」。米銀大手シティグループのジェーン・フレーザーCEOはSNS(交流サ
イト)やモバイル端末を通じた預金流出が、常識を覆す「完全なゲームチェンジャー」になったと指摘した。
 国際通貨基金(IMF)によると、インターネットや携帯電話を通じた銀行取引量は19~21年にかけて中所得国で2倍、高所得国で20~
30%増加した。SNS普及で情報の伝達速度も桁外れに高まった。
対応は時間切れ
 「信じられないほど不意を突かれた」。米連邦準備理事会(FRB)で金融監督を担当するバー副議長はこう振り返る。08年秋に発生し過
去最大の米銀破綻となったワシントン・ミューチュアル・バンクの場合、約2週間で総預金の1割が引き出された。SVBは2日で預金の8割
が抜けかねない想定外のスピードだった。
 当局も対応しきれなかった。米報道によると、SVBは3月9日、住宅ローンなどを担保に流動性を提供する政府系の連邦住宅貸付銀行(
FHLB)に200億ドルの融資を求めた。だが、FHLB側の処理が間に合わず、融資を実行できなかった。
 SVBはFRBからの緊急融資に切り替えたが、今度はFHLBなどからFRBへの担保移動に手間取った。命綱はすぐそこに用意されてい
るはずだったが、たぐり寄せようとするうちに時間切れとなってしまった。
 米国ではSVBの破綻前後に中小銀行から過去最大の預金流出があった。欧州でもクレディ・スイスは1日で100億スイスフラン(約1.5
兆円)規模の預金が引き出された。金融システムへの漠然とした不安感が広がるいま、次の預金流出をどう防ぐかが重い課題になっている。
見えないリスク

 日本も例外とはいえない。5年前にはスルガ銀行で、シェアハウス向けの不正融資問題から信用不安が広がった。自己資本比率は12%
超あったが、18年4~9月期に全体の16%、6696億円の預金が減った。ある金融庁幹部は「お金がじゃぶじゃぶなのに預金流出が起き
るとは思わなかった」と振り返る。
 長い金融緩和がバブルを生み、崩壊とともに金融機関が破綻に追い込まれる歴史はこれまでも繰り返されてきた。1990年代の日本や
2008年のリーマン・ショックが典型で、危機再来への警戒は強い。不安が増幅されやすいデジタル時代では、そうした警戒自体が自己実
現的に危機を招きかねない恐ろしさもある。
 商業用不動産ローンやシャドーバンキング(影の銀行)の膨張などが火種とされる。日本の金融当局者は中国やロシアなどがSNSなどで
人為的に取り付け騒ぎを起こすリスクにも目配りを始めた。「多くのリスクは目に見えないところにある」(ダイモン氏)のだとすれば、金融不
安の収束にはかなり時間がかかる可能性がある。

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/19(水) 06:14:49.68 ID:7fr4AV9K.net
危機は来るのか(2)急速利上げ、銀行が代償 日米欧の債券含み損1兆ドル FRB、金融監督にも「失敗」(点検金融システム)
2023/04/19 日本経済新聞 朝刊

 「だから危険人物だと言ったのに」。2021年に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の再任に反対した米民主党の左派議員エリザ
ベス・ウォーレン氏はいま、怒りを抑えきれないでいる。「金融政策と規制。任された重要な仕事を2つとも失敗した」
 高インフレを一時的な現象と誤認して対応が遅れ、1年間で計4.75%と1980年代以降に例のない速度になった米国の利上げ。利上げ
が急だったため、多くの銀行が早期売却などの対応を取れないまま、巨額の債券の含み損を抱えるようになった。
 2022年末の含み損は米国で6204億ドル(約83兆円)、ユーロ圏で4126億ユーロ(約60兆円)とそれぞれ1年前の78倍、7倍に増え
た。日本の3メガバンクは計4.3兆円で約18倍。日米欧の合計は1兆ドルを超える。米銀の含み損は自己資本の約3割の規模だ。
 金利が上がれば債券の時価は下がるが、満期まで持てば額面で償還される。含み損を抱えても最後まで持ち続ければ問題ないとされて
きたが、米シリコンバレーバンク(SVB)ではそんな安全神話が崩れた。預金の引き出しが殺到したため、SVBは現金をひねり出すために
債券の売却を迫られ、損失が一気に表面化して破綻した。
 「銀行の経営が失敗し、金融監督が失敗し、規制システムが失敗した」(FRBのバー副議長)。FRBの役割である金融監督も、結果的に
は不十分だった。トランプ前政権時の18年に実現した規制緩和で、SVBなど中堅銀行を厳しい監視の対象から外したことがあだとなった。
 08年のリーマン・ショックの反省から10年に導入されたドッド・フランク法(金融規制改革法)。厳しい規制に直面した業界は16年にかけ
て政治献金を倍の4700万ドルに増やし、政治への関与を強めた。
 同法を立案したバーニー・フランク元下院議員は破綻したシグネチャー・バンクの役員に就き、規制緩和を止められなかった。バイデン米政
権はいま、規制を緩めたトランプ前政権を批判して再強化を訴えるが、当時の緩和措置は民主党も含めた超党派での合意だった。
 「金融規制の波が押し寄せると、次は緩和の動きが活発になる。『規制は効果がない』『技術革新や経済成長を阻害する』といった理由だ
」。イエレン米財務長官は振り子のような金融の歴史に警鐘を鳴らす。
 金融緩和と規制緩和が組み合わさることで、いっときの成長と引き換えに危機に陥るリスクは高まる。日本のバブルは不良債権の膨張を
通じて98年の金融危機を生み、米国のグレートモデレーション(大いなる安定)はリーマン・ショックにつながった。
 2010年代から新型コロナウイルス禍まで長く続いた低インフレで、先進国の中銀は超低金利政策を実施。主要中銀はコロナ禍に10兆ド
ルのマネーをばらまいた。金利上昇に弱い債券投資の拡大やノンバンク市場の膨張など、カネ余りは新たな危機の芽を育てた。
 リーマン・ショックから約15年、危機は再びやってくるのか。「金融危機を現場レベルで覚えている人が少なくなっている」。SVB破綻を受
け日銀ではこんな不安の声が聞かれるようになった。

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/19(水) 06:34:39.21 ID:7fr4AV9K.net
日本株ADR18日、買い優勢 三井住友FGやみずほFGが高い
2023/04/19 06:24 日経速報ニュース
 18日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買い優勢となった。
同日の日本株が上昇した流れを引き継いだ。三井住友FGとみずほFG、野村が上昇した。
半面、トヨタとホンダは下落した。

ADR5660円
米国債券10年利回り3.578%、(-0.013)

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/19(水) 11:12:04.29 ID:7fr4AV9K.net
ホットストック:三井住友が小幅続伸、AT1債発行は「ネガティブ視されず」

[東京 19日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループが小幅続伸し、0.4%高で推移している。永久劣後債(AT1債)を発行する
方針について「3月で金融不安が一服している感じもあり、ネガティブ視する見方は限定的」(GCIアセットマネジメントのポートフォリオマ
ネージャー・池田隆政氏)で、買いが優勢になっているという。

ロイターは関係者の話として、同行が1400億円規模の永久劣後債(AT1債)を発行する方針だと報じた。19日に条件を決めるという。
5年2カ月後に償還が可能になる債券を890億円、10年2カ月後に償還が可能になる債券を510億円発行する。国債に対するスプレッ
ドは1.71%を予定している。
同行をはじめ銀行株は3月前半に急落したが、池田氏は「足元では急落前の半分の水準まで戻ってきており、安心感もあるようだ」と話した。

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/19(水) 14:59:59.37 ID:7fr4AV9K.net
<東証>保険株が高い 金融不安後退で見直し、東京海上は2%高
2023/04/19 13:37 日経速報ニュース

(13時35分、プライム、コード8766)東京海上が続伸し、午後に前日比67円50銭(2.5%)高の2700円まで上昇した。3月の米地銀破綻を
発端とした金融システム不安を背景に、金融関連株の一角として売りが目立っていたが、足元で不安が後退したとして見直し買いが入っ
ているようだ。第一生命HD(8750)やMS&AD(8725)も高い。

 米金融大手ゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は18日、金融不安について「最悪期は脱したようにみ
える」と発言。三井住友FG(8316)は19日、金融不安への警戒感が和らいでいることを背景に、AT1債(永久劣後債)の発行条件を決めた。

 楽天証券の窪田真之チーフストラテジストは「一概には言えないが、金融不安の後退局面では銀行株への買い戻しが先行していたため
きょうは保険株に出遅れ物色が入っているようだ」とみていた。米銀破綻による株価急落前の3月9日高値から4月18日終値を比較すると
三井住友FGが9.7%安だった一方、東京海上は12.3%安と戻りが鈍かった。

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/20(木) 06:06:20.94 ID:QXSLnqZN.net
AT1債、逆風下の再始動 三井住友が1400億円発行、需要は想定の8割増 上乗せ金利は拡大
2023/04/20 日本経済新聞 朝刊

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)は19日、AT1債(永久劣後債)を1400億円発行すると正式に決めた。3月にクレディ・スイス・グ
ループのAT1債が無価値になって以降、世界の主要行で初になる。世界的な信用リスクへの警戒で利率は上昇し、投資家の需要が高ま
ったことで当初想定していた発行額の1.8倍に膨らんだ。銀行の資本調達コストは上がる。
 当初5年2カ月の表面利率1.879%の債券(期間終了後に早期償還可能)を890億円、10年2カ月で2.180%の債券(同)を510億
円、それぞれ25日に発行する。いずれも国債に対する上乗せ金利(スプレッド)は1.71%になる。
 スプレッドは信用リスクが高まる局面で大きくなる。投資家がリスクに見合う利回りを求めるからだ。世界的な信用リスクへの警戒もあり
三井住友FGのAT1債のスプレッドは2022年12月に発行した前回の5年6カ月のAT1債よりも0.33%拡大した。
 スプレッドは主幹事会社が投資家の需要を聞き取って決める。スプレッドが広がると投資家の妙味は増すが、発行企業の調達コストは上
がる。
 AT1債は株式より安全性が高いとみなされてきた。3月中旬にUBSがクレディ・スイスを救済する過程ではAT1債が無価値となる一方、
株式の一部は保全され、金融関係者の間に不安が広がった。発行企業も市場動向の見極めに慎重になり、三菱UFJFGは4月下旬にも
予定していたAT1債の発行条件を決める日を5月中旬以降に変更した。
 三井住友FGは予定通り発行を決めたが、スプレッドは以前よりも大きくなった。投資家にとってはより多くの運用利益を見込めるようにな
り、発行額は増えた。17日時点では約800億円の発行を予定していたが、18日午前に1100億円に増額。最終的に1400億円で落ち
着いた。
 アセットマネジメントOneの加藤晴康ファンドマネジャーは「日本のAT1債はスイスなどに比べてリスクが低いことを考えると魅力的なスプ
レッドだった」として三井住友FGのAT1債への投資を決めた。ある生保の運用担当者は「ボーナスのようなもので買わない選択肢はない」
と話す。
 クレディ・スイスのAT1債が株式よりも先に無価値になったのは、スイス政府主導の救済による特殊事例という見方が強い。全国銀行協
会の加藤勝彦会長(みずほ銀行頭取)は「日本の金融機関が発行するAT1債は公的支援によって元本が毀損される特約はない」と説明
する。
 銀行の自己資本は普通株式など中核的な資本である「CET1」に加え、AT1債や劣後債などで構成される。三井住友FGはすでにCET1
だけで必要な自己資本を満たしており、AT1債の発行残高は約7500億円とみずほFG(約1兆4500億円)や三菱UFJ(約1兆3600億
円)に比べて少ない。
 23年度から段階的に始める国際的な資本規制「バーゼル3」の最終化では、自己資本の算定手法が厳しくなる。三井住友FGはAT1債
による調達を本格化し、22年は約1800億円発行。今回も計画通りに調達して発行市場の安定につなげる思惑もあったようだ。
 米国の大手銀行は中核的自己資本(Tier1)に組み入れられる優先株を発行しており、AT1債を発行していない。優先株は「CoCo債(偶
発転換社債)のように投資家や債権者の負担で銀行の破綻を回避する『ベイルイン』の条項が入っていない」(米銀の広報担当者)ため、A
T1債とは違うものとしている。
 みずほ証券の田中孝之シニア研究員は三井住友FGの発行について「AT1債に買い手がつくのは市場が正常化に向かっている証拠だ」
と評価する。AT1債への根強い需要が明らかになり、5月に予定する三菱UFJFGのAT1債にも投資家の関心は集まりそうだ。

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/20(木) 06:08:17.67 ID:QXSLnqZN.net
危機は来るのか(3)「サブプライム級」損失恐れ 商用不動産広がる火種 「影の銀行」膨張にも危うさ(点検金融システム)
2023/04/20 日本経済新聞 朝刊

 クレディ・スイス・グループ救済で欧州銀行への懸念が高まった3月下旬、スウェーデン2位のスベンスカ・ハンデルス銀行、3位のスウェ
ドバンクの株価が1カ月前と比べて2割以上低い水準にまで急落した。
 売りに動いたのが米欧のヘッジファンド。米調査会社S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスによると、両行にはクレディ・スイスに
次ぐ規模の空売りが仕掛けられていた。
 標的にされたのは、商業用不動産ローンを多く抱えていたためだ。欧州銀の同融資の割合は7%程度だが、スウェーデンは13%台と突
出して高い。同国の金融当局によると、両行を含む大手行の融資割合は16%から36%に達する。
 商業用不動産ローンの市場規模は米国で2.9兆ドル(約390兆円)と過去10年で2倍に拡大。欧州でも大手銀の関連融資は2021年
時点で4280億ユーロ(約63兆円)と6年で2割増え、過熱が指摘されていた。
 米欧で急速に利上げが進むなか、欧州システミックリスク理事会は1月、「債務の借り換えや新規融資を制限する金融引き締めで(市場
全体が)脆弱になっている」と警告。不動産サービスのCBREによると、欧州での同市場への投資額は22年7~9月に前年同期比2割近
く減少していた。
 資金流入が細れば不動産価格は低下し、融資は不良債権化しかねない。米JPモルガン・チェースの悲観シナリオでは、米国の商業用
不動産住宅ローン関連の損失が、08年の金融危機時に3500億~4000億ドル(約47兆~53兆円)規模だったサブプライムローンの損
失に迫る恐れがある。
 実額が近くても、経済や金融の規模が危機後に拡大したため「当時ほどの影響はない」(JPモルガンのニコラス・パニジジョグロー氏)と
の指摘がある。ただ、北欧や中小金融機関への影響は甚大だ。
 厳しい規制の枠外にあるシャドーバンク(影の銀行)への警戒も強まっている。当局や市場参加者が実態を捉えにくいシャドーバンクの規
模は金融安定理事会(FSB)の推計で21年に8%超伸び、239兆ドルに膨らんだ。全世界の金融資産に占める割合は49%を超えている。
 シャドーバンクの代表格である投資ファンドは強気の姿勢を崩していない。米ブラックストーンは4月、英国の不動産投資信託(REIT)を
4割のプレミアム(割増価格)をつけて7億ポンド(約1150億円)で買収した。いまこそ「買収の好機」と幹部は語る。
 米KKRも欧州企業に投資する新ファンドで80億ドルを集めたと発表した。ファンドの攻めの姿勢は融資に及び腰になる銀行の機能を補う
可能性がある。だが、金融システムが抱えるリスクを際限なく膨らませかねない危うさも否めない。

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/20(木) 06:11:48.78 ID:QXSLnqZN.net
金融不安は対岸の火事か 地域金融、預貸率10%割れも-点検金融システム 危機は来るのか④
2023/04/20 05:00 日経速報ニュース

 「我が国の金融機関はシリコンバレーバンク(SVB)と異なる」。6日の参院財政金融委員会で鈴木俊一金融担当相は火消しに追われた。
3月にSVBが破綻して以降、「SNS(交流サイト)時代の危機対応策について聞きたい」「同じ経営危機が起きたら政府は救済するのか」と
当局の姿勢を問う声が国会で相次いでいた。
 「日本の銀行は預金の構造やビジネスのスタイルがだいぶ違う」。金融庁幹部はこんな見解を示す。SVBは企業の大口預金が多く全体
の1割未満しか預金保険の対象でなかった。米銀全体でもカバー率は5割程度にとどまる。邦銀の預金は7割が保護されており、懸念には
及ばないというわけだ。

 ただ、SVB破綻が突きつけたのは、いったん信用が失われると、理屈抜きに預金流出が加速してしまうという現実だ。日本でも旧日本長
期信用銀行などが破綻した1990年代後半、比較的健全とみられていた銀行まで預金流出に苦しめられた。危機の芽はないか。慎重な点
検が欠かせない。

 ファンド化する金融機関も
 SVB破綻のきっかけは、新型コロナウイルス禍で増えすぎた預金を長期債券への投資に回し、含み損が膨らんだことだった。この構造は
日本の金融機関と似通っている。地域金融機関には集めた預金を融資に回す預貸率が10%を割るところもある。地元企業への融資という
本来の役割から外れ、ファンド化している金融機関は少なくない。
 余った預金は株式や国内外の国債、投資信託などで運用するのが一般的だ。利上げが進む米欧と異なり、日本では本格的な金利上昇
はまだないが、それでも有価証券の含み損を抱える地銀は99行中62行(2022年12月末)に達する。新興のネット銀行では、コロナ禍の3年
間で預金残高が3倍に膨張し、長期債券への投資に傾斜したところもある。
 地銀だけではない。積極運用を進める農林中央金庫の含み損は1兆6000億円超(22年12月末)で、リーマン・ショック直後の09年3月期の
水準(2兆円超)に迫る。農林中金は含み損を抱える債券の売却を始めており「23年3月期決算で評価損益は改善し、健全な自己資本比
率を維持する見込み」と説明する。

 植田日銀は試練の船出
 3メガバンクにもリスクはある。ドルを市場で調達して運用しているが、米銀がドルの貸し出しに慎重になれば、資金繰りが悪化しかねない。
市場でのドル調達の比率は三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が41%、三井住友FGが34%、みずほFGが23%(いずれも22年9月末)。3
メガバンクともに近年比率を引き下げてきたが、調達コストが高まる展開は排除できない。
 クレディ・スイス・グループ救済で無価値とされたAT1債(永久劣後債)も焦点だ。クレディ・スイスで問題になった政府が特別な支援を実施
した際に元本を削減できる特約は「日本にはない」(鈴木金融相)。ただ、3メガバンクが発行する金額は3.9兆円と大きく、市況の悪化が続
けば、別の資本調達を検討する必要が生じる。
 9日、経済学者の植田和男氏が日銀総裁に就任した。黒田日銀が続けた10年間の異次元緩和の修正を担うが、金融システムがきしむ中
での政策変更は市場を混乱に陥れかねない。金融不安による視界不良で安全運転を余儀なくされている面もある。

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/20(木) 06:21:08.59 ID:QXSLnqZN.net
日本株ADR19日、やや売り優勢 自動車の売り目立つ
2023/04/20 06:12 日経速報ニュース
 19日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りがやや優勢だった。
米主要企業の決算発表への様子見ムードから同日の米株式市場でダウ工業株30種平均が下落し、
日本株ADRにも売りが波及した。トヨタとホンダが下落し、ソニーGも安い。
一方、三菱UFJと三井住友FGは上昇した。

ADR5721円
米国債券10年利回り3.595%、(-0.023)

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/20(木) 09:37:58.20 ID:QXSLnqZN.net
インタビュー:植田日銀は早めに緩和修正を、YCC見直しは不意突く必要=玉木・元財務官
https://jp.reuters.com/article/interview-tamaki-idJPKBN2WH00L

コラム:植田日銀、「安い日本」の呪縛を解き放てるか=熊野英生氏
https://jp.reuters.com/article/column-hideo-kumano-idJPKBN2WG1SP

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/20(木) 09:39:52.57 ID:QXSLnqZN.net
日銀の早期政策修正予想やや後退、総裁発言や米欧金融不安-サーベイ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-19/RTCG9LT0AFB701?srnd=cojp-v2

4月決定会合でのYCC修正、日銀内で慎重な意見広がる-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-19/RTCPEPT0AFB401?srnd=cojp-v2

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/20(木) 13:32:01.86 ID:QXSLnqZN.net
2023年04月20日11時29分
T&DやみずほFGが堅調、金融システム正常化期待とYCC修正巡る思惑で
 T&Dホールディングス<8795>や第一生命ホールディングス<8750>など保険株が堅調。みずほフィナンシャルグループ<8411>や
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>など銀行株が上昇している。

 前日に三井住友フィナンシャルグループ<8316>がAT1債の発行条件を決めた。クレディ・スイス・グループ<CS>がAT1債を無価
値として以降、発行再開は世界の主要行で初とみられている。またFRBが19日に公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で
は、一部地域で銀行の貸出基準が引き締められたとの指摘があった一方、経済活動全般ではほとんど変化が見られなかったとの
見方が示された。金融システムの正常化への期待を一段と強める結果となり、金融株への買いを誘ったようだ。

 更に、19日夜には、日本銀行が今月27~28日に開く金融政策決定会合で、イールドカーブ・コントロール(YCC)政策を修正する
ことに慎重な意見が行内で広がっていると一部で報じられた。決定会合まで残された日数を考慮すると、市場の反応を確かめるため
の観測気球的な報道と受け止める向きもあり、日銀がサプライズ的に政策修正をするシナリオへの思惑がなお残っているようだ。

 東証の業種別指数の銀行業と保険業の上昇率は上位にある。

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/21(金) 06:04:34.26 ID:SjNDcR5d.net
国内勢、10年物社債に回帰、スプレッド拡大、金利上昇への警戒後退(ポジション)
2023/04/21 日本経済新聞 朝刊

 国内の機関投資家が10年物社債の買いを再開している。日銀の金融緩和修正に伴う金利上昇を警戒してきたが、修正があっても上昇
幅は限られるとの見方が増えていることが背景にある。国債に対する上乗せ金利(スプレッド)は足元で12年ぶりの大きさに拡大し、投資
妙味も増している。
 マニュライフ・インベストメント・マネジメントの押田俊輔クレジット調査部長は「国内金利はせいぜい0・7~0・8%程度までしか上がらない」
と明かす。SMBC日興証券の原田賢太郎チーフクレジットアナリストは「金融環境が落ち着くなら、足元のスプレッドは長期金利で0・7%程
度を織り込んだ水準」と説明する。
 社債利回りは国債の金利に一定のスプレッドを乗せる形で決まる。長期金利の上昇は社債の利回り上昇(価格下落)につながる。3月ま
では10年債への投資も発行も手控える雰囲気が広がっていた社債市場。日銀が長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)を修
正するとの見方が強まっていた。
 米長期金利は一時、4%程度まで上昇。YCC修正で日本の長期金利も1%程度まで急上昇するとの声もあった。手控えムードのなか、
企業の10年債の起債額は2月はゼロ、3月も個人向けを除けば約600億円と過去5年の平均(約950億円)を下回った。

 4月に入ると状況は一変。東北電力を皮切りに、日本たばこ産業(JT)やクボタなどが10年債を相次ぎ起債した。三井住友フィナンシャル
グループ(FG)は19日、早期償還できるまでの期間が10年あまりのAT1債(永久劣後債)の発行条件を決めた。4月の起債額はAT1債
を除いても既に2000億円超に膨らむ。

 起債復活の理由の一つは、YCCを修正しても金利上昇幅は限定的との見方が増えていることだ。米国では金利上昇が一服し、景気減
速懸念から利上げ停止やその先の利下げも意識され始めた。国内の長期金利も0・5%を下回る水準だ。
 4月にクボタやメニコンの10年債に投資した生命保険会社の社債運用担当者は「金利上昇より、金利低下リスクを気にしている」と語る。
今後、金利が下がれば、社債価格は上昇する。「今、買わないと機会損失になるかもしれない」とみる。

 もう一つの理由は、社債の利回りが魅力的な水準にあるとの見方だ。格付投資情報センター(R&I)で格付けがシングルA格の10年物
社債のスプレッドは平均0・7%程度に拡大している。東日本大震災後、一部の電力債などの利回りが跳ね上がっていた2011年7月以来
の大きさだ。

 スプレッド急拡大などを前に、10年物などの社債の持ち高を増やし始めた国内運用会社の社債投資担当者は「緩和の修正を待っていた
が、そうもいかなくなってきた」と前倒し投資に動いた。もっとも、世界景気の先行き不透明感が強まるなか「1%近い利回りだから買えるが
、0・8%台なら難しい」(生保の運用担当者)との指摘もある。
 4月は3月期決算の発表が本格化する直前で「社債を出すのは高格付けで年に何度も起債する企業などに限られる」(野村証券の荻野
和馬シニア・クレジット・アナリスト)一方、新年度入りした投資家には需要があり、需給が引き締まりやすい時期だ。足元の社債市場を取
り巻く環境の改善が本物か、判断するにはもう少し時間が必要だ。

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/21(金) 06:14:09.69 ID:SjNDcR5d.net
日本株ADR20日、売り優勢 三菱UFJやトヨタが安い
2023/04/21 06:08 日経速報ニュース
 20日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りがやや優勢となった。
米企業業績の不透明感や米景気減速への懸念から同日の米株式相場が下げ、日本株ADRにも売りが目立った。
三菱UFJが2%あまり下げたほか、トヨタやホンダも安い。一方、ソニーGや野村が高い。

ADR5718円
米国債券10年利回り3.534%、(-0.068)

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/21(金) 13:39:30.46 ID:SjNDcR5d.net
東証前引け 小反落 米株安が重荷 半導体株高で年初来高値を上回る場面も
2023/04/21 11:48 日経速報ニュース

 21日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落し、前引けは前日比19円33銭(0.07%)安の2万8638円24銭だった。直近の
上昇基調で年初来高値圏にあったため、利益確定売りに押された。前日の米株式市場で主要3指数がそろって下落したことも重荷となっ
た。一方で、半導体関連銘柄の大幅な上昇が相場全体の地合いを支えた。

 米国では軟調な経済指標が相次ぎ、景気の先行き不透明感が高まっている。1~3月期の決算が大幅減益となった電気自動車(EV)
大手のテスラは10%近く急落し、東京市場でも自動車株に売りが広がった。米金利の低下を受けて銀行株や保険株も弱かった。日経平
均は朝方に100円超下落した。

 一方、米ラムリサーチなどの決算を受けて半導体市況の底入れ期待が高まるなか、前日に決算を発表したディスコが急伸した。東エレ
クなど指数寄与度の高い半導体関連株も急伸し、指数を下支えした。東証による低PBR(株価純資産倍率)企業への改善要請や日銀の
金融緩和スタンスを背景とした、海外投資家の日本株買いの継続への期待も強く、日経平均は上げ幅を120円超に拡大して18日に付け
た年初来高値(2万8658円)を上回る場面もあった。

 前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆2898億円、売買高は5億2353万株だった。東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落
した。東証プライムの値下がりは742銘柄、値上がり銘柄数は953、変わらずは140銘柄だった。

 きょう東証プライム市場に上場した楽天銀は10時3分に公開価格(1400円)を456円(32.6%)上回る1856円で初値を付けた。その後も
堅調に推移し、前場の終値は1949円だった。

 アドテスト、Jフロント、NXHD、凸版が上昇した。半面、日産自、楽天グループ、SBG、ニデックは下落した。

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/22(土) 06:32:16.63 ID:RBNatKHQ.net
日本株ADR21日、売り優勢 金融の下げ目立つ
2023/04/22 05:25 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=川上純平】21日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売り優勢だった。
米大手ハイテク企業の決算発表を控えて様子見の投資家が多かった。
三菱UFJやみずほFGなど金融の下げが目立った。武田は上昇した。

ADR5654円
米国債券10年利回り3.568%、(+0.023)

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/24(月) 06:33:11.10 ID:jqqX1oEu.net
日銀、デフレの四半世紀を検証へ 27日から植田体制初の金融政策決定会合
https://www.sankei.com/article/20230423-5UY54XKXL5PWPCALNBFEWI7FR4/

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/25(火) 06:59:22.37 ID:C8F2dEGq.net
日本株ADR24日、売り優勢 三井住友FGなど銀行の下げ目立つ
2023/04/25 06:06 日経速報ニュース
 24日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
週内に米主要ハイテク企業の決算発表を控えて同日の米株式相場は上値の重い展開となり、日本株ADRには売りが出た。
米長期金利の低下もあって三井住友FGや三菱UFJ、みずほFGなど銀行株の下げが目立った。
ソニーGと野村も下落したが、ホンダは上昇した。

ADR5595円
米国債券10年利回り3.496%、(-0.076)

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/25(火) 10:57:12.18 ID:C8F2dEGq.net
2023年04月25日09時19分
三菱UFJなどメガバンクは強弱観対立、米地銀株の時間外急落など金融不安再燃を警戒
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクは強弱観対立もやや買いが先行。
相次ぐ米銀破綻による金融不安は収まったかに見えたが、前日は米地銀のファーストリパブリック<FRC>の1~3月期決算発表で、3月
末時点の同社の預金残高が昨年末比40%も減少していることが判明し、人員を大幅削減する計画にあることも分かった。
 これを受け、同社株は時間外取引で急落するなど、波乱含みの動きとなっている。東京市場でも米国事業を展開する大手金融株には
買い手控えムードが強い。一方、下値では空売り筋の買い戻しの動きなどが株価を下支えする形となり、売り買いが交錯している。

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/25(火) 12:20:36.66 ID:C8F2dEGq.net
3メガ銀がスタートアップ融資を積極化-人員増強や柔軟審査も導入
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-24/RQ1R8AT1UM1D01?srnd=cojp-v2

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/25(火) 12:23:35.90 ID:C8F2dEGq.net
金融引き締めれば半年後に物価下押し、由々しき事態に=日銀総裁
https://jp.reuters.com/article/boj-ueda-tightening-idJPKBN2WM052

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/26(水) 06:28:12.97 ID:Txq/1Zx6.net
日本株ADR25日、売り優勢 銀行と自動車が安い
2023/04/26 06:18 日経速報ニュース
 25日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売り優勢となった。
米地域銀行の預金流出が警戒されて同日の米株式相場が下落し、日本株ADRにも売りが広がった。
三菱UFJとみずほFG、三井住友FGの下落が目立った。オリックスとホンダ、トヨタも安い。
一方、野村は上昇した。

ADR5502円
米国債券10年利回り3.403%、(-0.112)

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/26(水) 11:12:15.14 ID:Txq/1Zx6.net
2023年04月26日09時06分
三菱UFJなどメガバンクが売られる、米地銀株の急落で金融不安が再燃
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>をはじめメガバンクが売り優勢に傾いている。前日の欧州株市場や米国株市場で金融株が
売られており、東京市場にもその影響が及んでいる。
 米地銀のファースト・リパブリック・バンク<FRC>が巨額の預金流出を嫌気され株価を暴落させたことで、金融不安が再燃しリスク回避
目的の売りが銀行セクター全体に波及した。米国株市場ではゴールドマン・サックス<GS>、JPモルガン<JPM>、バンカメ<BAC>、シティ
グループ<C>など軒並み安となっており、米国事業を展開するメガバンクも不安心理から下値を探る展開を余儀なくされている。

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/27(木) 06:06:51.48 ID:0xez1Sz+.net
長短金利操作 継続の観測 植田日銀、きょうから決定会合 物価議論、過去の政策検証も
2023/04/27 日本経済新聞 朝刊

 日銀は27日から2日間の日程で金融政策決定会合を開く。9日に就任した植田和男総裁が出席する初めての決定会合となる。国際通
貨基金(IMF)は1月に長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の見直しを日銀に促したが、市場は4月会合では現行の大規
模緩和が維持されるとの見方が強い。従来の物価見通しの引き上げのほか、過去の金融政策の検証も議論になりそうだ。
 28日昼に結果を公表し、午後に植田総裁が記者会見する。前日銀理事の内田真一氏、前金融庁長官の氷見野良三氏も副総裁として
初めて議事に参加する。

 注目されるのは長短金利操作の見直しの有無だ。日銀は市場機能改善に向け、22年12月に長期金利の許容変動幅をプラスマイナス
0.25%から0.5%に広げた。IMFはさらに柔軟性を持たせるため、長期金利の変動幅のさらなる拡大や、金利操作の対象を10年債より
短い期間の国債に移すといった案を示している。

 金利水準ではなく国債の買い入れ量を目標とする政策に移行する案も提言した。
 日銀は見直しに慎重だ。植田総裁は25日の衆院財務金融委員会でIMFの指摘を念頭に「現状イールドカーブの形状は総じてスムーズ
だ」と市場機能が改善しているとの認識を示し、「現状の経済・物価・金融情勢に鑑みて、現行のYCCによる金融緩和を継続することが適
当だと考える」との考えを示した。
 米欧発の金融不安の影響も尾を引く。3月に多額の預金流出に見舞われた米地銀シリコンバレーバンク(SVB)が破綻し、スイスのクレ
ディ・スイス・グループは同業のUBSによる救済合併が決まった。

 日銀関係者からは「今の状況で市場に余計な臆測を与えるのは好ましくない」との声も聞こえる。市場では4月の決定会合で日銀がYCC
を現状通り維持するとの見方が多い。
 ただ、日銀は22年12月の長期金利の上限引き上げの際、市場に予測を与えないサプライズで実施した。市場が政策修正を織り込めば
投機筋が利益を得ようとして大量の国債の空売りを仕掛けかねないためで、財務省関係者は「緩和縮小はだまし討ちで決断するしかない」
との見方を示す。

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/27(木) 06:21:50.76 ID:0xez1Sz+.net
日本株ADR26日、売り優勢 野村が安い、ソニーGは上昇
2023/04/27 06:07 日経速報ニュース
 26日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りがやや優勢となった。
米銀の経営不安が景気減速を招くとの見方からダウ工業株30種平均が下落し、日本株ADRにも売りが目立った。
野村が3%強下落したほか、オリックスや武田、みずほFGも下げた。一方、ソニーGは3%あまり上昇した。

ADR5521円
米国債券10年利回り3.450%、(+0.052)

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/27(木) 06:27:10.65 ID:0xez1Sz+.net
日銀が今週YCC修正に踏み切る確率、市場の総意より高い-BofA
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-26/RTQB0ODWLU6O01?srnd=cojp-v2

三井住友FGの新発AT1債、流通実勢は堅調-100円超での取引も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-26/RTP6LODWX2Q301?srnd=cojp-v2

 28年6月に償還可能なAT1債、平均参考価格は100円上回る-日証協
 国際的な大手行によるクレディS危機後初のAT1債、25日に発行

 三井住友フィナンシャルグループが19日に起債した永久劣後債(AT1債)は流通市場で堅調に推移しているようだ。発行価格の100円を
上回る水準での取引もあるという。

 日本証券業協会が公表した26日分の公社債店頭売買参考統計値によると、三井住友FGのAT1債は2028年6月に期限前償還(コール)
が可能になる第11回債(発行額890億円)の平均単価が100円12銭と、発行価格の100円をやや上回った。利回りは発行時の利率1.879%
から1.85%付近に低下する計算。33年6月にコール可能になる第12回債(発行額510億円)の平均単価は100円だった。

 三井住友FGが19日に発行条件を決めたこれらのAT1債は25日に発行され、26日分の統計から参考値の公表が始まった。大幅な値上が
りではないものの、発行後も投資家の需要が底堅いことを示唆する。

 SMBC日興証券の角博之クレジット市場部長は、実際に「100円を上回る水準で取引があった」と話す。発行水準が流通市場でも支持され
ているとの見方を示した。

 三井住友FGのAT1債は、3月にクレディ・スイス・グループのAT1債が全額無価値となって以降、国際金融システムで重要な金融機関(
G-SIBs)による初めての新発行だった。海外でもAT1債を巡る投資家心理の悪化は一服しており、ブルームバーグがまとめるドル建ての
銀行AT1債指数はクレディSのAT1債が無価値になる前の水準まで戻している。

ドル建てAT1債指数は回復傾向

  国内では三菱UFJフィナンシャル・グループも5月中旬以降にAT1債2本の起債を予定している。

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/27(木) 12:57:55.37 ID:0xez1Sz+.net
日銀、今会合でフォワードガイダンスの変更あり得る-若田部前副総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-27/RTR3D0T0G1KW01?srnd=cojp-v2

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/27(木) 21:02:29.94 ID:0xez1Sz+.net
三井住友FG、米ジェフリーズを無議決権株含め最大15%まで追加取得へ
https://jp.reuters.com/article/idJPL4N36U3CI?il=0

[東京 27日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループは27日、米証券会社ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループの株式を追加
取得すると発表した。無議決権株式を取得し最大15%まで株式持ち分を引き上げる予定。

両社は2021年に協業を開始。三井住友FGは現在、約4.5%の株式を保有している。今回の提携強化により、これまでの日米クロスボ
ーダーM&A(企業の買収・合併)などを中心とした提携から、主に米国における投資適格の大企業を対象にしたM&Aアドバイザリー業務
やエクイティ、デットキャピタルマーケッツ業務に協業分野を拡大する。

現在保有する普通株式4.5%に加え、徐々に無議決権株式を取得し、2025年末にかけて普通株と無議決権株式を合わせて15%まで
引き上げる予定。取得金額は変動するが、仮に現時点で取得をすべて終えるとすれば、876億ドル(約1165億円)になるという。

持ち分が10%以上となる場合、SMBCグループはジェフリーズの取締役会に1人の取締役を派遣することが可能となる。

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/28(金) 06:31:49.80 ID:Egj/v06S.net
日本株ADR27日、買い優勢 銀行と自動車が大幅高
2023/04/28 06:12 日経速報ニュース
 27日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買い優勢となった。
米主要ハイテク株の上げや米中堅銀行の下げ一服で同日の米株式相場が上昇し、日本株ADRにも買いが広がった。
三菱UFJとみずほFG、三井住友FGへの買いが目立ち、ホンダとトヨタも大幅高だった。
一方、野村は安い。

ADR5679円
米国債券10年利回り3.528%、(+0.098)

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/28(金) 06:33:06.50 ID:Egj/v06S.net
米証券大手に追加出資発表 三井住友、最大15%に
2023/04/28 日本経済新聞 朝刊

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)は27日、米独立系証券会社のジェフリーズ・ファイナンシャル・グループに追加出資し、持ち分を
最大15%に引き上げると発表した。議決権を持たない優先株を2025年までに8億7600万ドル(約1200億円)取得する。米国市場で
M&A(合併・買収)助言業務を強化する。
 三井住友FGとジェフリーズは21年7月に資本業務提携を結んだ。現在、三井住友銀行がジェフリーズの発行済み株式の4.5%を保有
している。

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/28(金) 06:34:53.86 ID:Egj/v06S.net
三井住友、米証券ジェフリーズに追加出資 最大15%に
2023/04/27 20:18 日経速報ニュース

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)は27日、米独立系証券会社のジェフリーズ・ファイナンシャル・グループに追加出資し、持ち分を
最大15%に引き上げると発表した。議決権を持たない優先株を2025年までに8億7600万ドル(約1200億円)取得する。米国市場でM&
A(合併・買収)助言業務を強化する。

 三井住友FGとジェフリーズは21年7月に資本業務提携を結んだ。現在、傘下の三井住友銀行がジェフリーズの発行済み株式の4.5%
を保有している。出資比率が高まった段階で取締役の派遣も検討する。

 三井住友FGとジェフリーズは国境をまたいだM&Aの助言業務などで連携を深めてきた。今回の追加出資を機に米国内のM&Aでも
協業する。これまで、低格付け企業向けの投資銀行業務で提携していたが、今後は投資適格企業向けのビジネスも拡大する。ジェフリ
ーズと三井住友FG傘下の三井住友銀行、SMBC日興証券で分担して米市場を開拓する。

 ライバルの三菱UFJFGは持ち分法適用会社の米モルガン・スタンレーが収益の4割弱を稼いでいる。みずほFGも米国などの証券業
務で攻勢をかける。三井住友FGはライバルの「後じんを拝してきた」(太田純社長)海外証券ビジネスをてこ入れする狙いでジェフリーズ
と提携した。三井住友FGは3月にベトナム民間銀行へ出資を決めるなど、海外M&Aを加速している。

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/28(金) 10:46:12.68 ID:Egj/v06S.net
日銀が長期緩和の検証実施へ、先行き指針も見直し検討-報道
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-28/RTSXKQDWX2PT01?srnd=cojp-v2

日本銀行が、28日の金融政策決定会合で、過去の金融緩和策を総合的に評価する検討に入ったと日本経済新聞が同日報じた。
現在の異次元緩和を含めたこれまでの金融緩和策の有効性と副作用などを改めて明確にするという。

政府による新型コロナウイルスの位置づけ変更に伴い、政策金利のフォワードガイダンス(先行き指針)も見直す方向で議論
長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の修正は今回の会合では見送るとみられる

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/28(金) 10:51:38.16 ID:Egj/v06S.net
日銀、長期緩和の検証実施へ 先行き指針も見直し検討
2023/04/28 10:30 日経速報ニュース

 日銀は28日の金融政策決定会合で、過去の金融緩和策を総合的に評価する検討に入った。現在の異次元緩和を含めたこれまでの
金融緩和策の有効性と副作用などを改めて明確にし、植田和男総裁率いる新体制の金融政策運営に生かす。政府による新型コロナ
ウイルスの位置づけ変更に伴い、政策金利のフォワードガイダンス(先行き指針)も見直す方向で議論する。

【関連記事】植田日銀が初会合、修正か維持か 5つの注目ポイント
 債券市場の機能低下といった副作用が指摘される長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の修正は今回の会合では見送
るとみられる。
 今回は植田総裁の就任後、初めての決定会合となる。植田総裁は10日の記者会見で、1990年代以降のおよそ四半世紀に及ぶ金融
緩和策を念頭に、「全体を総合的に評価し、今後どう歩むべきかという観点からの点検や検証があっても良い」と述べていた。28日の会合
で期間や手法を議論する。
 今回は過去の複数の緩和策を対象とし、期間は1年程度かかる可能性がある。日銀は2016年に金融政策の「総括検証」、21年に「点
検」を実施した。いずれも黒田東彦前総裁が主導した異次元緩和の一部の政策を対象とし、期間は1カ月半ほどだった。
 日銀は16年の総括検証を経て現在の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)を導入し、21年の点検後に長期金利の変動
幅を0.25%程度と明確化した。今回の試みは政策判断に直接結びつかないものにする方向で調整しており、「点検」や「検証」とは異なる
呼称にする可能性がある。

 海外でも欧州中央銀行(ECB)は20年1月から約1年かけて政策を総点検し、米連邦準備理事会(FRB)も19年から約1年半かけて金融
政策の枠組みを検証した。職員や幹部らによる議論のほか、有識者や市民らへのヒアリングなどを実施している。
 日銀はゼロ金利政策以降、量的緩和政策やマイナス金利政策など「世界に先駆けてさまざまな非伝統的金融政策を実施してきた」(植
田総裁)。緩和的な金融環境が長期間デフレに直面していた日本経済の底割れを防いできた半面、副作用やひずみも生んできた。点検・
検証結果は今後、日銀が金融正常化に向かう上でベースになりそうだ。
 日銀は先行き指針も見直す方向だ。現在の指針には①異次元緩和の継続②マネタリーベースの拡大方針③新型コロナの影響注視、追
加緩和の可能性――を明記している。政府が27日に新型コロナの感染症法上の位置づけを、5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」
に移すことを決めたことを受け、新型コロナについて記した③の表記を修正する方向で調整している。
 新型コロナに関連した文言の見直しとあわせて、追加緩和の可能性を明示した部分の表現ぶりの修正も検討する。
 28日に公表する「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では23年度の消費者物価指数(生鮮食品除く)の前年度比上昇率の見通しは
前回1月に示した1.6%から引き上げ、今回新たに示す25年度分も1%台後半とする見通しだ。

【関連記事】
・植田日銀 初会合の勘どころ、3年間の展望どう示す
・植田日銀、正常化へ持久戦 早期緩和修正をけん制

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/28(金) 13:14:16.51 ID:Egj/v06S.net
債券先物、急伸 日銀がYCC維持を決定
2023/04/28 13:11 日経速報ニュース

 28日午後の国内債券市場で先物相場が急伸した。13時すぎには中心限月である6月物が前日比27銭高の148円33銭まで買われる
場面があった。日銀は28日まで開いた金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)含む現行の金融緩和
策を維持すると決めた。金融政策運営について「多角的なレビュー」を実施すると表明したが、1年から1年半の時間をかけるとしており
安心感から債券先物に買いが増えた。

 会合の結果公表前には債券先物が147円57銭まで売られる場面があった。これまで日銀は11時台に結果を公表することが多かった
ため、YCC修正を意識した思惑的な売りが出ていた。

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/28(金) 14:06:03.69 ID:Egj/v06S.net
2023年04月28日11時15分
三菱UFJなど銀行株が強含む、日銀「長期緩和の検証実施へ」と伝わる
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が強含みで推移している。午前10時半ごろ、日本経済新聞電子版が「日銀は28日の金融
政策決定会合で、過去の金融緩和策を総合的に評価する検討に入った」と報じた。同時に記事のなかでは「債券市場の機能低下といっ
た副作用が指摘される長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の修正は今回の会合では見送るとみられる」とも伝えている。

 目先の国内金利上昇期待は薄れたものの、総合的な評価の実施を経て、いずれは異次元緩和が修正されるとの見方が優勢となり、
銀行株の買いを誘う形となったようだ。三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>、りそなホールデ
ィングス<8308>も上昇している。

2023年04月28日13時24分
三菱UFJは後場下げ幅拡大、日銀が金融緩和策「1年から1年半程度かけ多角的にレビュー」
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が後場に下げ幅を拡大した。日銀はこの日まで開いた金融政策決定会合で、金融政策の現
状維持を決めた。事前の報道通り、イールドカーブ・コントロールの修正は見送られた。一方、これまでの金融緩和策に関しては「わが国
の経済・物価・金融の幅広い分野と、相互に関連し、影響を及ぼしてきた」とし、「金融政策運営について、1年から1年半程度の時間を
かけて、多角的にレビューを行うこととした」と表明した。株式市場では、レビュー期間が長期にわたることから、日銀の緩和姿勢や低金
利環境が継続するとの見方が台頭。銀行株に対しては、利ザヤへの楽観的な見方が後退したとの受け止めから、売りが膨らんだようだ。

 三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>、りそなホールディングス<8308>も後場は軟調に推移
している。

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/28(金) 20:03:07.02 ID:sTO/1D1VV
四六時中飛ばしてる伊丹ー羽田を1回飛ばすたびに.7〇Ο○ΚWh火カ發電した際に發生するのと同等のCО2を排出
四六時中飛ばしてる新千歳━羽田を1回飛ばすたびに,14○〇○ΚWh火力発電した際に發生するのと同等のСО2を排出
四六時中飛ばしてる成田−クソウルを1回飛は゛すたびに.28〇〇0κWh火カ發電した際に發生するのと同等のСΟ2を排出
燃料がなくなるたびに乗り換えてるポリ公のへリ夕ンク2〇0○Lで.1Ο〇О〇κWh火カ發電した際に発生するのと同等のСΟ2を排出
要するに,これほどの發電能力をクソ航空機に無駄に廃棄させながら.増税に原發放射能汚染利権に戰争利権にと拡大してるのが岸田文雄な
四六時中猥褻がらみて゛逮捕されて望遠カメラで女風呂やらのぞき見して遊んて゛るクソポリ公ク゛ルク゛儿威力業務妨害へリや、
地球破壞の権化小池テ゛タラメ百合子のヱジプト旅行費や岸田増税文雄の世界−周旅行費やら、公務員の交通費全額自腹化しないとダメ絶対!
入國税1○ΟΟ万円,航空燃料税1kL1千万圓、離発着税1回1億圓.上空通過税1кm1ΟO万圓も実現しよう!

創価学会員は.何百万人も殺傷して損害を与えて私腹を肥やし続けて逮捕者まで出てる世界最惡の殺人腐敗組織公明党を
池田センセ―か゛囗をきけて容認するとか本氣で思ってるとしたら侮辱にもほどがあるそ゛!
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213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/04/29(土) 06:29:37.50 ID:NTH977sc.net
日本株ADR28日、売り優勢 金融が大幅安
2023/04/29 05:21 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=稲場三奈】28日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
日銀が現行の金融緩和策を続けると決め、低金利環境で収益が改善しないとの見方から、三井住友FGやみずほFGといった
金融が大幅に下落した。
 同日に2023年3月期決算の発表とともに示した24年3月期の純利益見通しが市場予想を下回ったソニーGも5%超下げた。

ADR5595円
米国債券10年利回り3.433%、(-0.095)

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/01(月) 20:54:02.93 ID:X7yHPT1G.net
自社株買いをした期間?????????????????2023年4月1日~2023年4月30日
期間中に取得した
株式の種類・株数?????普通株式|604万4300株
期間中に取得した株式の総額???????????331億794万300円

累計の自社株買い株数?????????????????3266万3300株
累計の自社株買い総額?????????????????1718億5476万8900円

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/02(火) 06:34:49.24 ID:3I/oBRSe.net
日本株ADR1日、高安まちまち ソニーGが上昇、ホンダは下落
2023/05/02 06:14 日経速報ニュース
 1日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちとなった。
同日の米長期金利の上昇で銀行などが上げた半面、米主要株価指数の下落が重荷となり、日本株ADRは方向感が出にくかった。
ソニーGの上げが目立ったほか、みずほFGや三井住友FGも高い。一方、ホンダとトヨタが下落した。

ADR5664円
米国債券10年利回り3.570%、(+0.118)

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/02(火) 06:40:20.71 ID:3I/oBRSe.net
大手証券、脱せぬ相場依存 23年3月期の純利益5割減
2023/05/01 12:00 日経速報ニュース

 大手証券会社の業績悪化傾向が鮮明になってきた。4月末に出そろった5社合計の2023年3月期の純利益は1681億円と前の期比
5割減り、過去10年で2番目に低い水準だった。金利上昇など金融市場の混乱を受け、株取引や企業の資金調達が落ち込んだ。
相場に左右される収益構造から抜け出せず、市場からも厳しい評価をつきつけられている。
 直近ピークの17年3月期に比べると7割低い。5社中3社が減益で、SMBC日興証券は最終赤字に転落した。赤字額は398億円と三
井住友フィナンシャルグループの傘下に入ってから最大。相場操縦事件の影響により、企業の資金調達で中心的な役割を担う主幹事か
ら外れるなど370億円程度の純営業収益を取りこぼした。
 増益だったのは前の期に米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントとみられる取引で計上した損失がなくなった三菱UFJ証券ホ
ールディングスのみだ。

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/02(火) 08:55:31.71 ID:3I/oBRSe.net
3メガ銀、利益9年ぶり高水準 2.5兆円規模、利ざや改善 23年3月期
https://news.yahoo.co.jp/articles/4af6da84063100fa556338b573917529b9b1d0fa

 三菱UFJフィナンシャル・グループなど3メガバンクグループの2023年3月期連結決算で、純利益の合計が9年ぶりの高水準になる
見通しであることが1日、分かった。

 14年3月期以来の2.5兆円規模に達する見込み。国内外の好調な資金需要や米国の金利上昇を受けた貸し出し利ざやの改善な
どを受け、各社とも業績見通しを上回ったもようだ。

 3社は今月半ばに決算を発表する。三菱UFJは純利益1兆円を予想していたが、今年2月に22年4~12月期決算を発表した時点で
実質1.1兆円の純利益を確保したと明らかにしていた。通期では、過去最高益だった前期(22年3月期)の1兆1308億円と同水準の
利益が出たとみられる。

 三井住友フィナンシャルグループも23年3月期予想の7700億円を上回ったもよう。海外事業や法人向け貸し出しが好調だった。
みずほフィナンシャルグループも22年4~12月期決算の段階で通期予想の5400億円に達しており、最終的に数百億円程度上振れし
たようだ。

 22年3月期の3メガバンク合計の純利益は2兆3679億円だった。過去最高は14年3月期の2兆5086億円で、23年3月期はこれを
上回る可能性もある。ただ、足元では欧米金融機関の破綻や業績不振の影響が依然として不透明で、「24年3月期はどうなるか
分からず気は緩められない」(大手銀行幹部)と慎重な見方が出ている。 

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/02(火) 10:45:12.21 ID:3I/oBRSe.net
2023年05月02日10時19分
三菱UFJなどメガバンクが軟調、米地銀破綻が続き金融不安くすぶる
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>など
メガバンクが総じて軟調な値動き。
 米地銀のシリコンバレーバンク(SVB)に続きシグネチャー・バンクが破綻、更に中堅銀行であるファースト・リパブリック・バンク
<FRC>が経営破綻したことで、米国での金融不安が改めて意識される状況となっている。JPモルガン<JPM>が買収することが
決定しており、目先波紋が広がるようなムードはないものの、「今後も断続的に地銀の破綻が出てくる可能性は否定できない」
(中堅証券ストラテジスト)という指摘もあり、警戒感は拭えない状況だ。米国事業を展開するメガバンクにも余波が及ぶのでは
ないかとの思惑も一部にあり、きょうは大型連休前ということもあって目先筋の売りが優勢となっている。

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/03(水) 06:17:06.80 ID:ukqXHTPS.net
ADR5509円
米国債券10年利回り3.428%、(-0.146)

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/03(水) 06:59:18.06 ID:ukqXHTPS.net
NYダウ続落367ドル安 地銀株に売り、利上げ継続を警戒
2023/05/03 06:01 日経速報ニュース

 【NQNニューヨーク=川上純平】2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比367ドル17セント(1.1%)安の3万3684ドル53
セントで終えた。米地域銀行の破綻が連鎖しかねないとの懸念から一部の中堅地銀株が急落した。3日午後に米連邦公開市場委員会
(FOMC)の結果が発表されるのを前に投資家がリスク回避姿勢を強め、下げ幅は600ドルを超える場面があった。

 1日に経営破綻したファースト・リパブリック・バンクは米銀大手JPモルガン・チェースによる救済買収が決まったが、破綻が他に広がるこ
とへの警戒は根強い。中堅地銀ではパックウェスト・バンコープが一時4割安となったほか、ウエスタン・アライアンス・バンコーポレーション
とザイオンズ・バンコーポーレーションは2割超下げた。ダウ平均の構成銘柄ではゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースが売られた。

 2?3日開催のFOMCでは0.25%の利上げが決まるとの見方が多く、市場の関心は米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の記者会見
に集まる。インフレ圧力が根強い中で金融引き締めが長期化するとの見方も米株相場の重荷だった。市場では「景気が減速する中で利上
げが続けばさらに経済が冷え込むと懸念する投資家が多い」(シーミス・トレーディングのジョセフ・サルッジ氏)との声があった。

 原油相場が大きく下げたのを受け、石油のシェブロンも売られた。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスや顧客情報管理のセールス
フォースが安かった。半面、製薬のメルクや医薬品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソンは上昇した。
 ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続落した。前日比132.092ポイント(1.1%)安の1万2080.506で終えた。ネット検索のアル
ファベットや半導体のエヌビディアの下げが目立った。

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/04(木) 06:06:00.28 ID:LHEbw0JH.net
特集――ニュースが分かる、クレディで注目「AT1債」とは、株式より損、市場戸惑う
2023/05/04 日本経済新聞 朝刊

 信用不安に見舞われたスイスの金融大手クレディ・スイス・グループを、同じスイスに本拠地を構える金融大手のUBSが救済買収した。
スイス政府は、クレディ・スイスが発行した「AT1債(永久劣後債)」と呼ぶ債券の価値をゼロにすると表明して金融市場に激震が走った。
AT1債とはどんなものなのか。

 ■AT1債とは
 クレディ・スイスが発行したAT1債は約160億スイスフラン(約2・4兆円)。これが無価値になる一方、クレディ・スイスの株式は一定の価
値を保つ。
 銀行や企業が経営破綻した場合、まず株主の責任が問われる。次にAT1債や劣後債、普通債の順で損失が発生する。市場の常識が覆
されるような決定に投資家は戸惑っている。
 AT1債とは「Additional Tier1債券」の略称で、株式と債券の中間の性質を持ったハイブリッド証券のひとつ。金融機関が破綻した際に
お金が戻ってくる弁済順位が一般の債券などより低い半面、利回りが高い。AT1債を発行する金融機関の自己資本比率が一定の水準を
下回った場合や監督当局の決定などにより、強制的に元本が削減されたり株式に転換されたりする特性がある。
 AT1債は国際的な資本規制「バーゼル3」で定められた「中核的自己資本(Tier1)」の一部とみなされる。自己資本を高めるには増資も
ひとつの手だが、株価にマイナス影響を与える。株式の希薄化を避けつつ信用力を上げる手段として大手金融機関でAT1債の発行が広が
った。

 ■発行主体は
 AT1債の発行は欧州勢が大半を占め、欧州での発行総額はクレディ・スイスを除き2500億ドル(約34兆円)規模とみられる。欧州の大
手行の「普通株等自己資本(CET1)」に対するAT1債の比率は10~30%だ。UBSの直近の決算資料から試算すると、同社のAT1債は
128億ドルとCET1の約28%に相当した。
 日本のメガバンクもAT1債を発行しており、発行額は3メガで約3・6兆円。22年12月末時点でCET1に対するAT1債の比率(Tier1から
CET1を引いて試算)はみずほフィナンシャルグループが17・8%、三菱UFJフィナンシャル・グループが13・7%、三井住友フィナンシャル
グループが6・5%だった。
 国によってルールは違う。AT1債の元本を削減する条件として金融機関の実質破綻があるが、日本では株式が無価値にならないと金融
機関は実質破綻したとみなされない。自己資本が低下してAT1債の元本が削減されても、自己資本が回復すればAT1債の元本も戻る特
約を付けるケースが多くなっている。

 ■今後の影響は
 三井住友フィナンシャルグループは4月19日、AT1債を1400億円発行すると決めた。世界的な信用リスクへの警戒で利率は上昇。投資
家の需要が高まったことで当初想定していた発行額の1・8倍に膨らんだ。
 銀行が資本を調達するコストは上がっている。影響が大きそうなのは欧州の金融大手だ。各行のAT1債の利回りはクレディ・スイス・グル
ープの救済買収前と比べ1割高い。今後5年で20兆円強必要になる借り換えのコストは膨らみそうだ。
 バークレイズによると、欧州銀全体のAT1債の発行残高は22年時点で約1800億ユーロ。23年以降に毎年200億~400億ユーロ前
後の償還可能日を迎えるため、各行は27年まで計1500億ユーロ分のAT1債の再発行を迫られる可能性がある。銀行側は再発行時に
今まで以上の金利の支払いが必要になりそうだ。

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/04(木) 06:20:54.14 ID:LHEbw0JH.net
日本株ADR3日、金融の下げ目立つ ソニーGは上昇
2023/05/04 06:01 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=稲場三奈】3日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちとなった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表後に米株式相場が下げ幅を広げるにつれ、金融を中心に売りが出た。
三井住友FGやみずほFGが安かった。一方、ソニーGやトヨタは上昇した。

ADR5438円
米国債券10年利回り3.364%、(-0.075)

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/05(金) 06:23:37.93 ID:x6kIUKdz.net
NYダウ続落、286ドル安 地銀株安で投資家心理悪化
2023/05/05 06:03 日経速報ニュース

 【NQNニューヨーク=稲場三奈】4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落し、前日比286ドル50セント(0.9%)安の3万3127ドル
74セントで終えた。米中堅銀行の経営不安から、投資家心理が悪化した。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化で米景
気が減速するとの観測も売り材料となった。
 3日夕に身売りや増資などを検討していると報じられた地域銀行のパックウエスト・バンコープが4日に急落し、5割安で終えた。経営の先
行き不透明感から他の地銀にも売りが波及し、ウエスタン・アライアンス・バンコープは24%、ザイオンズ・バンコーポレーションは12%下げた。
ダウ平均の構成銘柄では大手金融のゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースが売られた。

 FRBは3日発表した米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明で利上げ打ち止めの可能性を示唆した。半面、パウエルFRB議長はその後の
会見で追加利上げの可能性を排除せず、インフレ懸念を背景に早期の利下げは否定した。金融引き締め姿勢が長期化し米景気を冷やすと
の見方も引き続き相場の重荷だった。
 市場では「地銀株の急落は短期的なものだろう。ただ、買いが戻ったとしても景気悪化への懸念は根強く残る」(ミラー・タバックのマシュ
ー・マリー氏)との声が聞かれた。
 クレジットカードのアメリカン・エキスプレス、映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど消費関連株も売られた。一方、製薬のアムジェンと半導
体のインテルが上昇した。
 ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続落した。前日比58.930ポイント(0.5%)安の1万1966.398で終えた。交流サイトの
メタ・プラットフォームズやネット検索のアルファベットが売られた。一方、半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が6%高。マイクロ
ソフトと共同で人工知能(AI)向けのチップを開発すると伝わり、買いが優勢となった。

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/05(金) 06:26:14.49 ID:x6kIUKdz.net
日本株ADR4日 売り優勢、三井住友FGなど金融安い
2023/05/05 06:01 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=横内理恵】4日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)には売りが優勢だった。
米銀行株安を受けて、三井住友FGや野村、三菱UFJなど金融が売られた。トヨタやホンダも安い。
一方、オリックスや武田は買われた。

ADR5252円
米国債券10年利回り3.377%、(-0.026)

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/06(土) 06:30:41.66 ID:8Gkead0k.net
日本株ADR5日、全面高 金融の上昇目立つ
2023/05/06 05:33 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=川上純平】5日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面高だった。
米ダウ工業株30種平均が大幅に上昇し、日本株ADRも買われた。
三井住友FGや三菱UFJなど金融の上昇が目立った。

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/06(土) 06:35:56.30 ID:8Gkead0k.net
株式部門、三菱モルガン・大和好調 国策ディールで明暗-1?3月期リーグテーブルより㊥
2023/05/06 05:00 日経速報ニュース

 2023年1?3月期の日本関連の株式業務ランキングでは、金額ベースで野村証券が首位(前年同期は2位)だった。日本郵政による
ゆうちょ銀行の株式売り出しで、全体を仕切るグローバルコーディネーター(GC)を務めたことが大きい。三菱UFJモルガン・スタンレー証
券、大和証券、ゴールドマン・サックス証券も同じ役目を担い、それぞれ全体では2?4位になった。
 金融情報会社リフィニティブのデータを使用した。1?3月期の株式発行や売り出しの総額は約1兆6000億円と前年同期の4.3倍に急
増した。このうち、ゆうちょ銀行の売り出しが約1兆2000億円を占め、関与の有無で明暗が分かれた。

 民営化企業の株式売却は「国策ディール」と呼ばれる。国を代表する金融機関というステータスになるため、GCやそれに準ずる共同主
幹事の選定争いは激しい。郵政グループに関する案件は21年の財務省による郵政株第3次売り出し以来で、このときは大和やゴールド
マンなど4社がGCを務めた。野村は19年に受けた業務改善命令が響いてGCのほか、計6社の主幹事からも外れた。
 今回の郵政によるゆうちょ銀株売り出しでは野村と三菱モルガンがGCに復帰し、大和とゴールドマンも再び選ばれた。大和で株式・公
開引受部門を担当する木地佳彦執行役員は「ゆうちょ銀株は配当利回りが高いうえ、金利上昇で運用益の拡大期待もあって個人投資家
に人気で、金額の大きさの割にはスムーズに販売できた」と振り返る。
 みずほフィナンシャルグループはゆうちょ銀株売り出しでGCから外れたものの、共同主幹事に入った。1?3月期全体のランキングでは
5位だった。

 1?3月期首位の野村は住信SBIネット銀行の新規株式公開(IPO)でも共同主幹事を務めた。当初は22年3月に上場を予定していた
が、ウクライナ危機で市場環境が悪化し、延期した経緯がある。今回は米欧の金融不安という逆風のなかで上場を果たした。
 2位の三菱モルガンはVチューバー事業のANYCOLOR株の売り出しを単独で引き受けた。22年6月のIPOでは相場が不安定だった
ため売り出し額を抑えていた。上場後の株価が堅調なため、株主構成の分散のため今回は海外投資家を対象に売り出した。
 三菱モルガンはトヨタ自動車や大同生命保険などが保有する関西ペイント株の売り出しでも主幹事を務めた。花倉恒徳エクイティ・キャ
ピタル・マーケット部長は持ち合い株に厳しい目が向けられていることもあり「政策保有株の売り出しはますます増える」と予想する。

 前年同期に1位だった三井住友フィナンシャルグループは9位と順位を大きく下げた。SMBC日興証券の相場操縦事件の影響で案件
を取りこぼしたとみられる。
【1?3月期リーグテーブルより】
みずほ証券幹部「社債発行環境、4月は想定より良好」

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/06(土) 08:06:34.30 ID:8Gkead0k.net
NYダウ反発、546ドル高 地銀株上昇で投資家心理改善
2023/05/06 05:45 日経速報ニュース

 【NQNニューヨーク=横内理恵】5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、前日比546ドル64セント(1.7%)高の
3万3674ドル38セントで終えた。前日にかけて急落した米地域銀行株の一角が上昇し、投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。4日夕に
スマートフォンのアップルが発表した2023年1?3月期決算が市場予想を上回ったのも投資家心理の支えだった。
 パックウエスト・バンコープが8割、ウエスタン・アライアンス・バンコーポレーションが5割上げるなど、足元で株価が暴落していた地銀
株が軒並み急反発した。4日にロイター通信が「米金融当局が銀行株の市場操作の可能性を注視している」と報じ、米証券取引委員会
(SEC)による空売り規制の検討や導入が意識された。ヘッジファンドなどが週末を前に地銀株の売り持ち高を手じまったとの指摘もあった。

 JPモルガンは5日、ウエスタン・アライアンスとコメリカ、ザイオンズ・バンコーポレーションの3行の投資判断を「買い」に引き上げた。預
金残高が安定しているなか、預金保護を巡る制度変更や株取引に関する規制強化の可能性もあるとして株価の戻りを予想した。
 アップルは4%あまり上げた。1?3月期決算で売上高と1株利益が市場予想を上回った。主力のiPhone(アイフォーン)が健闘し、サービ
ス収入も堅調だった。増配や追加の自社株買いなど株主還元も好感された。
 5日発表の4月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比25万3000人増と市場予想(18万人増)を上回ったが、過去分は
下方修正された。株式市場では「雇用の伸びが続く一方で、労働需給の逼迫は緩和しつつある」(Bライリーのアート・ホーガン氏)と好
意的な受け止めが目立った。

 ダウ平均は一時620ドル上げた。前日までの4日間で970ドル下げていた。一部銘柄の値ごろ感も意識され、映画・娯楽のウォルト・
ディズニーなど消費関連株が上げた。原油相場の上昇を受け、石油のシェブロンも買われた。
 ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反発した。前日比269.015ポイント(2.2%)高の1万2235.413で終えた。
電気自動車のテスラやエヌビディアなど半導体株の上げが目立った。

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/07(日) 07:08:10.00 ID:gvCp9bxP.net
債券部門、みずほFG連覇 日産2000億円調達を仕切る-1?3月期リーグテーブルより㊦
2023/05/07 05:00 日経速報ニュース

 2023年1?3月期の債券業務ランキングでは、みずほフィナンシャルグループ(FG)が金額ベースで前年同期に続きトップだった。日産
自動車による総額2000億円の起債で引受主幹事を務めた。大和証券は楽天グループやソフトバンク(SB)の個人向け社債を担当し、順
位を1つ上げて2位に食い込んだ。
 金融情報会社リフィニティブのデータを使用した。1?3月期の円債の引受総額は4兆6000億円と前年同期比5%増えた。22年1?3月
期はロシアのウクライナ侵攻を受けて起債が落ち込んでいた。同年春以降も引き続き低調だったが、23年に入ってやや回復していた。

 特に目立ったのが個人向け社債の発行だ。金利が上昇し、個人が満足する利回りを提示できるようになったことが大きい。首位のみずほ
は日産自動車による初のサステナビリティー債発行で主幹事を務めた。調達資金は電気自動車(EV)開発などに充てる。発行総額2000
億円のうち1400億円は個人向けの3年債。日産が22年に発売した軽自動車タイプのEVにちなんで「サクラ債」と名付けた。
 2位の大和は楽天グループの個人向け社債2500億円発行で主幹事を務めた。期間は2年で、利率は年3.3%。償還まで短い割に利回
りが高いため、引き合いは強かったという。

 大和はSBによる初の個人向け社債1200億円発行も担当した。大和は親会社のソフトバンクグループ(SBG)の個人向け社債発行でも
、引受額が最も多い「トップレフト」を務めるケースが目立つ。大和の黒川栄光デット・キャピタルマーケット第三部長は「23年度も個人向け社
債増加の流れが続く」とみる。
 機関投資家向け社債では、損害保険ジャパンが劣後債1270億円を発行し、みずほや三菱UFJモルガン・スタンレー証券などが共同主
幹事を務めた。アサヒグループホールディングスによるグリーンボンド(環境債)を含む総額1000億円の起債は野村証券などが引き受けた。

 1?3月期は三菱UFJFGや三井住友FGによる起債もあった。それぞれ傘下証券が主幹事を務めた。1?3月期全体では三菱モルガンが
3位、三井住友FGが4位と、それぞれ前年同期から1つ順位を上げた。野村は2位から5位に転落した。
 3月までは金利変動リスクを避けるため、3年や5年といった比較的期間が短い債券の発行が多かった。ただ4月以降は「金利上昇への
警戒感が和らぎ、長い年限の起債も増えつつある」(みずほ証券で債券業務を担当する小出昌弘執行理事)という。

【1?3月期リーグテーブルより】
・M&A助言、野村証券が首位奪還 東芝買収まとめる
・株式部門、三菱モルガン・大和好調 国策ディールで明暗

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/08(月) 10:20:23.75 ID:3Y9cH7Lx.net
東証10時 2万9000円前後で軟調 銀行株に売り
2023/05/08 10:12 日経速報ニュース

 8日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前営業日比170円ほど安い2万9000円前後と軟調に推移している。心理的な節目
の2万9000円を割り込む場面も多い。外国為替市場の円高・ドル安や米金融引き締めの長期化観測を背景に売りが優勢となっている。

 10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆406億円、売買高は4億388万株だった。市場では「国内勢から銀行株に売り注文
が出ている」(国内証券のトレーダー)との声が聞かれた。

 三菱UFJが寄り付き直後から下げ幅を拡大するなど、銀行株が下げている。ファストリやソフトバンクグループ(SBG)も安い。一方、エ
ーザイと任天堂は上げ幅を拡大している。JTも高い。

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/08(月) 15:06:40.67 ID:3Y9cH7Lx.net
三井住友FG、TLAC債を発行へ 主幹事にSMBC日興を指名
2023/05/08 11:03 日経速報ニュース
 三井住友フィナンシャルグループ(8316)がシニア債の発行を準備していることが8日、わかった。あらかじめ破綻処理に備えて
自己資本を蓄えておく規制「TLAC」適格の債券となる。主幹事にSMBC日興証券を指名した。年限と発行額は未定で、起債時
期は最速5月下旬以降を予定している。

三井住友が270億円のVC アジアのフィンテックに出資
2023/05/08 15:00 日経速報ニュース
 三井住友銀行とベンチャーキャピタル(VC)のインキュベイトファンド(東京・港)は共同で、アジアのフィンテックなどのスタートアップ
に出資するファンドをシンガポールで立ち上げた。運用総額は2億ドル(約270億円)で、大半を三井住友銀が出資する。決済や融資
の高度化などの分野で有望なフィンテックに出資し、アジアの金融事業で協業を目指す。

 ファンド名は「SMBCアジアライジングファンド」。運用期間は10年を予定する。これまでにないデータを使って融資を判断する「レンデ
ィングテック」や、決済・銀行機能を他業種に提供するバンキング・アズ・ア・サービス(BaaS)などの分野で優れたフィンテック技術を持
つスタートアップを念頭に置く。

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)はインドネシアやベトナム、フィリピン、インドの現地金融機関に近年相次ぎ出資を決めている。
新ファンドによるフィンテックへの投資は、これらの出資先などグループ企業との連携が前提となる。現地の大手金融機関と新興企業
の連携で、アジアのフィンテックで存在感を高める。
 アジアはフィンテックの成長市場とされる。スマホなどに慣れた若い人が多いほか、フィンテック技術によってこれまで銀行口座を持
っていなかった層に対して金融サービスを提供する機会も増えた。先進技術が一足飛びに普及する「リープフロッグ(カエル跳び)」現象
への期待が高まっている。

 ほかのメガバンクもアジアでのフィンテック事業拡大に力を入れ始めている。三菱UFJフィナンシャル・グループもアジアでフィンテック
などの新興企業に投資するファンドを運用している。みずほFGは3月、インドネシアで後払い決済「バイ・ナウ・ペイ・レイター(BNPL)」
を展開する企業への出資を決めた。

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/09(火) 06:42:31.90 ID:9PgTrYOQ.net
日本株ADR8日、買い優勢 武田や三井住友FGが上昇
2023/05/09 06:15 日経速報ニュース
 8日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
同日の米市場でダウ工業株30種平均は下落したが、日本株ADRへの影響は限られた。
武田が1%近く上昇し、三井住友FGと三菱UFJも上げた。一方、ソニーGが1%超下げた。

ADR5565円
米国債券10年利回り3.507%、(+0.061)

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/09(火) 06:44:08.16 ID:9PgTrYOQ.net
アジア新興向けファンド 三井住友銀、270億円で設立
2023/05/09 日本経済新聞 朝刊

 三井住友銀行とベンチャーキャピタル(VC)のインキュベイトファンド(東京・港)は共同で、アジアのフィンテックなどのスタートアップに出資
するファンドをシンガポールで立ち上げた。運用総額は2億ドル(約270億円)で、大半を三井住友銀が出資する。決済や融資の高度化など
の分野で有望なフィンテックに出資し、アジアの金融事業で協業を目指す。
 ファンド名は「SMBCアジアライジングファンド」。運用期間は10年を予定する。これまでにないデータを使って融資を判断する「レンディング
テック」や、決済・銀行機能を他業種に提供するバンキング・アズ・ア・サービス(BaaS)などの分野で優れたフィンテック技術を持つスタート
アップを念頭に置く。
 三井住友フィナンシャルグループ(FG)はインドネシアやベトナム、フィリピン、インドの現地金融機関に近年相次ぎ出資を決めている。新ファ
ンドによるフィンテックへの投資は、これらの出資先などグループ企業との連携が前提となる。

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/09(火) 13:36:25.31 ID:9PgTrYOQ.net
持続・安定的な物価2%見通しに至れば、YCCやめる-日銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-09/RUD55QDWLU6801

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/09(火) 23:05:00.11 ID:9PgTrYOQ.net
三井住友銀行、NTTデータNJKとの共同開発によるマンション管理業界向け新規デジタルサービスを提供開始
2023/05/09 11:40 日経速報ニュース

発表日:2023年05月09日
マンション管理業界向け新規デジタルサービスの提供開始について
~SMBCグループ社内SNS発の新規事業~

 株式会社三井住友フィナンシャルグループ(執行役社長グループCEO:太田 純、以下、グループを総称して「SMBCグループ」)の連結子
会社である株式会社三井住友銀行(頭取CEO:福留 朗裕、以下「三井住友銀行」)は、株式会社NTTデータNJK(代表取締役社長:横田
武、以下「NJK」)と2021年12月24日に締結した「マンション管理業界向け新規デジタルサービスの共同開発に関する覚書」に基づき、両
社共同開発によるマンション管理業界向け新規デジタルサービスの提供を開始いたしました。今後も両社で連携し、機能の拡充を進めて
まいります。
 なお、本件は、SMBCグループ内で展開している社内SNSにて、マンション管理会社を担当する三井住友銀行の営業担当者のプロジェク
ト化の提起が契機となった、社内SNS発の新規事業1号案件となるものです。

1. 取組の背景・目的
 マンション管理に係る業務には、マンション維持に関する請求書の受領、支払のための管理組合理事長(以下「理事長」)承認の取得、
理事長の交代に伴う各種手続き等、書類や印鑑、マンション管理会社担当者の対面往訪等を必要とする業務が多く、デジタル化による
効率化が求められています。
 これまで、マンション管理会社・管理組合のお客さま向けに、三井住友銀行はマンション管理適正化法を踏まえたインターネットバンキ
ングサービス「e承認サービス」を提供してまいりました。また、NJKはマンション管理組合会計ソフト「FMS-組合会計」、および管理会社
・管理組合のお客さまと居住者を繋ぐWebサイト「FMS-デリバリ」等を提供してまいりました。
 今般、SMBCグループが持つ各種の金融・非金融ソリューションと、NJKが20年以上に渡り培ってきたマンション管理およびシステム開
発のノウハウを最大限に活用した新規デジタルサービスを提供することで、マンション管理会社・管理組合のお客さまのデジタルトランス
フォーメーション(以下「DX」)の実現に貢献してまいります。

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/10(水) 06:54:49.33 ID:sll9mzqQ.net
日本株ADR9日、全面高 トヨタやソニーGが高い
2023/05/10 06:06 日経速報ニュース
 9日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面高となった。
同日の米株式相場は軟調だったものの、外国為替市場で円安・ドル高基調を保ったことで日本株ADRでは輸出関連を中心に買われた。
トヨタが2%あまり上昇したほか、ソニーGも高い。みずほFGや三井住友FGなど銀行の上げも目立った。

ADR5644円
米国債券10年利回り3.522%、(+0.003)

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/11(木) 06:22:19.79 ID:PHYy9OEr.net
日本株ADR10日、売り優勢 武田が安い、オリックスは大幅高
2023/05/11 06:15 日経速報ニュース
 10日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売り優勢となった。
米債務上限問題の先行き不透明感から同日の米株式市場でダウ工業株30種平均が下落し、日本株ADRにも売りが及んだ。
武田とみずほFG、野村の下げが目立った。
一方、同日の東京市場の取引終了後に東芝への投資計画を公表したオリックスが3%上げた。トヨタも高い。

ADR5608円
米国債券10年利回り3.439%、(-0.083)

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/12(金) 06:30:08.22 ID:6T//oUK/.net
日本株ADR11日、高安まちまち ホンダが上昇 武田は下落
2023/05/12 06:15 日経速報ニュース
 11日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちだった。
同日の米株式市場でダウ工業株30種平均が下げた一方でハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は上昇し
日本株ADRは方向感を欠いた。
ホンダと野村、三菱UFJの上げが目立った。半面、武田が大幅安となり、オリックスも売られた。

ADR5658円
米国債券10年利回り3.388%、(-0.048)

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/13(土) 06:33:36.35 ID:uJ79kEqV.net
日本株ADR12日、高安まちまち 金融の下げ目立つ 武田は上昇
2023/05/13 05:27 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=稲場三奈】12日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちだった。
米株式相場が総じて軟調に推移するなか、三菱UFJや野村といった金融の下げが目立った。
半面、ホンダや武田が上昇した。

ADR5693円
米国債券10年利回り3.463%、(+0.066)

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/13(土) 06:42:38.42 ID:uJ79kEqV.net
3メガ銀、純利益2.5兆円 前期推計 9年ぶり高水準
2023/05/13 日本経済新聞 朝刊

 3メガバンクの2023年3月期連結決算で、純利益の合計が2兆5000億円程度となったもようだ。14年3月期以来9年ぶりの高水準。
政府による支援策で企業倒産が抑えられ、貸し倒れに備える費用が想定を下回った。米国を中心とした利ざやの改善も収益を底上げした。
ただ、景気の先行きは不透明感が強まっており、業績拡大を支える米市場は波乱含みだ。
 各社は15日午後に23年3月期決算を公表する。
 いずれも期初に予想していた純利益の水準を上回ったもようだ。資金調達の重心を債券発行から銀行借り入れに移す企業が増え、国内
外で資金需要は底堅い。貸出金の焦げ付きに備える貸倒引当金は大口先の不調で膨らんだ銀行もあったが、全体ではなお低い水準を保
つ。
 急速な金利上昇(債券価格は下落)による債券含み損の拡大は一服しつつある。みずほフィナンシャルグループなどは逆ざやとなった外
国債券の損失処理に踏み切ったが、本業の利益で相殺したとみられる。

 堅調な決算を支えるのは米市場だ。M&A(合併・買収)などを通じて地歩を固め、3メガの収益に占める割合は2割前後とみられる。金
利上昇の局面になれば預金金利より先に貸出金利を上げやすく、利ざやの改善が進む。邦銀も米連邦準備理事会(FRB)による利上げ
の恩恵を受ける。

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/15(月) 15:00:42.23 ID:Jas/8i0l.net
3メガの前期純利益2.5兆円と9年ぶり高水準に-金利次第で今期増額
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-14/RUGW5NT1UM0W01?srnd=cojp-v2

14年3月期の純利益合計額2兆5086億円に匹敵
マイナス金利政策終われば今期会社計画は増額の可能性-アナリスト

国内3メガ銀行が前期(2023年3月期)の連結決算を15日に発表する。ブルームバーグのデータによる純利益予想(平均)の合計は
前の期比5.4%増の2兆4955億円と、会社計画の合計2兆3100億円を上回り、9年ぶりの高水準が見込まれている。

今期(24年3月期)は日本銀行によるマイナス金利政策の撤廃がなかったとしても、増益となる見通しだ。

前期純利益の合計額は14年3月期の2兆5086億円に匹敵する水準に
アナリストの見方は次の通り。

野村証券の高宮健アナリスト
トップラインは総じて22年10-12月期(第3四半期)決算までの改善傾向を確認する内容に
コロナ禍が本業収益を大きく押し下げた20年度上期を底に、リスクアセット対比収益率(RORA)重視も寄与し、顧客部門関連収益は
回復傾向を維持
与信費用については国内環境は低位安定、米金利上昇の影響などもマネージ可能か
22年末まで悪化傾向にあった有価証券含み損益も23年以降は改善基調にある

ジェフリーズ証券の伴英康アナリスト
銀行はガイダンスを超える利益があればリスク軽減に使うと示唆しているため、23年3月期決算に大きなサプライズはないと予想
24年3月期は利上げに頼らずとも23年3月期より良好に
各行は24年3月期計画で利上げを想定していない
当社ではマイナス金利政策が24年3月期中に廃止されると想定
同政策が廃止となった場合、銀行は会社計画を引き上げる可能性が高くなる

SMBC日興証券佐藤雅彦シニアアナリスト
三菱UFJフィナンシャル・グループの今期の連結純利益はユニオンバンクの損失剥落も踏まえ、約1兆2000億円を見込む
大幅増配も期待。調整後CET1 比率が同行目標水準を超える中で「総還元 1 兆円」を示せれば他行比強みとなろう
みずほFGの今期純利益は約6000億円を予想。連動して1株当たり95円への増配を見込む
ブルームバーグのデータによると3メガ銀の今期純利益予想(平均)の合計は2兆6209億円

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/15(月) 15:50:48.15 ID:Jas/8i0l.net
三井住友FGの前期、最終益8058億円 前々期は7066億円の黒字
2023/05/15 15:12 日経速報ニュース

三井住友フィナンシャルグループ(8316)
       22/3 23/3 24/3
経常収益 41,111 61,421 ―
営業利益 ― ― ―
経常利益 1,040,621 1,160,930 ―
最終利益 706,631 805,842 820,000
1株利益 515.51 590.46 615.09
(注)単位:経常収益は億円、利益は百万円、1株利益は円、▲は損失

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/15(月) 17:30:01.26 ID:Jas/8i0l.net
三井住友FGの今期、純利益2%増 国内外の収益増強で 年配当250円に
2023/05/15 16:12 日経速報ニュース

 三井住友フィナンシャルグループ(8316)は15日、2024年3月期(今期)の連結純利益が前期比2%増の8200億円になりそうだと発表
した。国内の個人・法人向け事業や海外ビジネスの収益増強を見込む。傘下のSMBC日興証券は23年3月期に相場操縦事件の影響
で最終赤字となっていたが、今期は業績回復を見通しているのも支えとなる。

 今期の年間配当は1株当たり250円を見込む。前期の年間配当は前の期比30円増の240円と従来予想から10円積み増す。

 自社株買いについては「金融機関を取り巻く不透明な環境を踏まえて、上期決算時まで判断を保留する」とした。政策保有株式の削減
ペースを加速する方針も示した。26年3月期までに2000億円を削減することを「最低目線」とする。

 23年3月期の連結決算は、純利益が前の期比14%増の8058億円だった。法人貸し出しの増加や決済事業が好調だったほか、円安
進行も業績を押し上げた。金利感応度の高い米国の不動産向けやロシア向け債権などで480億円の引当金を計上したが、与信関係費
用全体では前の期比で減少した。本業のもうけを示す連結業務純益は同11%増の1兆2764億円だった。

 同時に26年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。国内の政策金利が変わらないとの前提のもと、26年3月期の純利益を
9000億円とする目標を掲げた。

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/15(月) 17:31:13.98 ID:Jas/8i0l.net
三井住友FGの太田社長、米事業「金利高止まりし債権の質劣化も」
2023/05/15 16:23 日経速報ニュース

 三井住友フィナンシャルグループ(8316)の太田純社長は15日の決算記者会見で、足元の米国の事業環境について「資金需要は比較的
旺盛だ」としたうえで「金利が高止まりし債権の質が劣化することもあり得る」と述べた。追加出資した米独立系証券会社のジェフリーズ・フ
ァイナンシャル・グループとの協業などは米事業の支援要因になるとした。

 2023年3月期(前期)には、米国の不動産やLBO(借り入れで資金量を増やした買収)など金利感応度が高い取引とロシア向け債権など
のリスクを勘案し、480億円の引当金を積んだ。太田社長は米国の商業用不動産について「金利が高止まりすると潜在的リスクは増えてい
くと認識している」としたうえで、「これまで以上に慎重な姿勢を取る」と話した。

 米地銀の相次ぐ破綻については「米連邦準備理事会(FRB)が素早く対応し、現状では金融システム不安につながるところまで拡大して
いない」とし、同社の業務に与える影響も限られているとの認識を示した。もっとも「スタートアップへの影響や危機につながらないかどうかを
引き続き慎重に見極める」とも語った。

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/16(火) 06:28:10.01 ID:EUYvIsJI.net
日本株ADR15日、買い優勢 三菱UFJやオリックスが高い
2023/05/16 06:16 日経速報ニュース
 15日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
米債務上限問題を巡る協議が進展に向かうとの見方から同日の米株式相場が上昇し、日本株ADRにも買いが広がった。
三菱UFJが5%強上昇し、オリックスと野村も大幅高。同日の東京市場の取引終了後に2024年3月期の連結純利益が
前期比で増える見通しを示した三井住友FGも上げた。一方、トヨタとホンダは下落した。

ADR5858円
米国債券10年利回り3.507%、(+0.044)

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/16(火) 06:32:19.02 ID:EUYvIsJI.net
3メガ銀、今期増益予想も米警戒 金融不安、成長事業に影
2023/05/16 日本経済新聞 朝刊

 3メガバンクの2023年3月期決算が15日出そろい、合計の連結純利益は前の期比5%増の2兆4778億円と9年ぶりの高水準だった。
国内外で貸し出しが伸び、海外を中心に利ざやの改善が進んだ。24年3月期も3社がそろって増益を予想する。もっとも、成長力の高い米
国市場で金融不安が生じ、貸し倒れの増加など収益環境悪化のリスクはくすぶる。
 23年3月期は、本業のもうけを示す実質業務純益が3社の傘下行の合算で16%増の2兆1898億円と拡大した。けん引したのは米国な
ど海外だ。
 三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)では傘下行の海外向け貸出金利ざやが23年3月末時点で1.24%と半年間で0.24ポイント改
善し、増益に寄与した。金利の上昇局面では預金金利に先駆けて貸出金利を上げやすく、利ざやの改善が進む。三菱UFJFGの連結業務
純益は日銀が16年にマイナス金利政策を始める前の水準に戻った。

 海外では資金需要も伸びている。三井住友FGでは前期に海外向けの貸出残高が円建てで約10%増えた。みずほフィナンシャルグルー
プでも約10%増えている。
 企業が銀行借り入れに重心を移す動きが鮮明になっている。金融情報会社のリフィニティブによると、22年に世界の企業が新株発行で調
達した資金は前の年から62%減った。米連邦準備理事会(FRB)の急速な金融引き締めで債券発行も前の年から19%減った。
 24年3月期も堅調な業績が続く見通し。3社合計の純利益は10%増の2兆7300億円を見込む。05年に3メガ体制が発足してからの最
高益となる水準だ。ただ、各社のトップの発言や決算内容には米国市場への警戒がにじむ。

 三井住友FGの太田純社長は15日の記者会見で、高止まりする米金利への警戒感をあらわにした。「米国の資金需要は旺盛だが、(金利
高に伴うリスクの増大で)与信の質を見定めながらコントロールしていきたい」と強調。貸出残高を大きく伸ばす方針と一線を画す考えを示した。
 金利上昇で利払い負担が重くなる米国の商業用不動産や、企業買収にあたって相手先の企業が抱える資産を担保に融資を実行するLBO
ファイナンスが念頭にある。
 今期、将来の貸し倒れに備える費用は3社合計の実質値で6300億円と前期から10%弱積み増す。米国で企業の債券発行が戻り、銀行
借り入れから市場調達にシフトする可能性もある。みずほFGは資本市場が活性化すれば傘下の証券会社で商機が広がるとみる。

 銀行の破綻など欧米を震源とする金融不安を受け、銀行への規制強化論が取り沙汰されている。今回の決算では3メガバンクが自社株買
いの実施を見送った。みずほFGの木原正裕社長は「(金利上昇に伴う)リスクが一段と深まらないか見極めたい」と話した。前年に3000億円
を上限とする自社株買いを実施した三菱UFJも当面は資本に余裕を持たせ、安全運転に徹する考えをにじませた。

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/16(火) 06:35:02.64 ID:EUYvIsJI.net
三井住友の23年3月期、純利益14%増 過去2番目の水準
2023/05/15 19:46 日経速報ニュース

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)が15日発表した2023年3月期の連結決算は、純利益が前の期比14%増の8058億円だった。
14年3月期に次ぐ過去2番目の水準。海外金利上昇で利ざやを稼ぎやすくなる中、国内外で法人向けの融資が堅調だった。決済などの
手数料ビジネスも好調だった。連結業務純益は11%増の1兆2764億円となった。
 貸し倒れに備える与信関係費用は2101億円と、前の期比640億円強減少した。海外の金利上昇を受けた信用リスク上昇やロシア関
連の債権について、将来のリスクを織り込んだ「フォワードルッキング引き当て」を積んだ。傘下の航空機リース会社で、ロシアに留め置か
れている機体について590億円の追加減損を実施した。
【関連記事】
・三菱UFJ、23年3月期の純利益1%減 今期は最高益予想
・みずほ純利益5%増 23年3月期、外債損失処理も海外堅調

 24年3月期は純利益が8200億円、与信関係費用は2300億円を見込む。米国事業の先行きについて太田純社長は「既存の銀行取
引が大きく伸びるとは考えておらず、金利の高止まりで債権の質が劣化することもあり得る」と話した。一方、開業を予定するデジタルバ
ンクや米証券大手ジェフリーズとの連携で、米国事業単体として増益を確保できるとした。
 あわせて公表した23?25年度の中期経営計画では、純利益を26年3月期に9000億円とする目標を掲げた。29年3月期には1兆円
を目指す。政策保有株は26年3月期までに最低でも2000億円を追加で削減する。PBR(株価純資産倍率)1倍超えの達成に向け、自
己資本利益率(ROE)は8%を目指す。
 サステナビリティー(持続可能性)関連の融資を29年度までに累計50兆円とする目標も発表した。従来の30兆円から上方修正した。

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/16(火) 22:41:53.73 ID:EUYvIsJI.net
国内銀、国債投資を活発化? 長期金利で近づく「順ざや」
2023/05/16 16:27 日経速報ニュース

 国内の主要銀行による日本国債への投資が活発化するとの見方がある。メガバンクなどで資金調達の残高に占める原価の割合が下がっ
ているためだ。長期金利の指標となる新発10年物国債で運用しても投資先の利回りが資金調達コストを上回る「順ざや」が近づいており、
これから銀行勢による国債投資が勢いを取り戻す可能性がある。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など3メガバンクの2023年3月期決算が15日出そろった。三菱UFJ銀行では預金など調達金
利や経費を含む資金調達原価が0.32%と22年3月期から0.03ポイント低下。三井住友フィナンシャルグループ(8316)傘下の三井住友銀
行では0.42%、みずほフィナンシャルグループ(8411)傘下のみずほ銀行では0.51%となった。店舗の統廃合や業務効率化など経費削減
策が奏功し、資金調達原価はいずれも前年度から下がった。

 資金調達に関する費用が低下傾向にあるのはメガバンクだけではない。全国銀行協会のまとめでは22年4~9月期決算で国内行全体
の資金調達原価は0.51%だった。17年度(18年3月期)の0.76%から着実に切り下がり、昨年12月に日銀が「0.25%」程度から「0.50%
程度」に許容する変動幅の上限を引き上げた長期金利の水準に近づいている。

 銀行は預金などで調達した資金を、融資や債券などの投資で運用して利益を稼いでいる。銀行で債券運用の業務経験がある、りそな
ホールディングス(HD)の石田武ストラテジストは金融機関が投資計画を立てる際に「資金調達原価を水準として意識している」と話す。

 もちろん、国内銀の債券運用は資金調達原価だけでは語れない。資金調達原価には融資先の破綻に備える貸倒引当金など与信費用
が含まれていないためだ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストによると、0.10~0.20%程度の信用コ
ストを乗せた金利が実質的な調達コストに見合った水準だという。

 16日の国内債券市場では新発10年債利回りが一時0.390%と前日から0.015%低下した。日銀による大規模な金融緩和策が長期化す
るとの観測が強まり、長期金利は上限の0.5%からじりじりと下振れしている。鶴田氏は銀行勢が押し目買いに積極的になるには「もう少
し利回り水準がほしいのではないか」とみる。

 もっとも、目先は日銀が長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の修正や撤廃に動かないとの認識が広がったことで金利の
先高観も後退している。上限の0.5%まで長期金利が上昇するのを待っていると投資機会を逃すことになりかねず、「0.4%程度の利回りで
は利息などの収益を積み上げたい投資家から買いが入りやすい」(りそなHDの石田氏)。

 日本の長引く低金利環境を踏まえて海外で稼ぐことに注力してきた国内銀は、各国の中央銀行による相次ぐ利上げによって外国債券で
巨額の評価損を計上した。米国債では短期金利がより長めの金利を下回る「逆イールド」が続いたままで、ドルの調達コストと債券投資の
リターンが見合わない状況だ。国内銀行による円債シフトが一層進めば、金利上昇を抑える要因となりそうだ。

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/16(火) 22:44:19.49 ID:EUYvIsJI.net
安定魅力日本株「まだ割安」――企業の構造変化にも期待(スクランブル)
2023/05/16 日本経済新聞 朝刊

 日経平均株価が心理的節目の3万円に近づいている。海外投資家が買い優勢に転じた4月以降、日本株はドル建てでも米国株対比の
堅調さを見せ始めた。根底には「まだ割安」との評価があり、景気や金融政策面での不安が低いとの見方から投資マネーが流入する。
PBR(株価純資産倍率)1倍割れ是正に向けた動きが広がるなか、投資家の視線はなお上向きだ。
 15日の東京株式市場では日経平均が238円上げ、終値で2021年11月以来の2万9600円台に乗せた。米国株の主要3指数が前
週末に下げたものの3日続伸し、米株安に動じない粘りがこの日も光った。
 日本株では20社程度に長期集中で投資している独立系運用会社、オービス・インベストメンツの時国司・日本法人社長は「持っている
銘柄は割安感が依然大きい」と語る。保有上位10銘柄のリストに22年6月から入る住友商事は過去1年で約4割上げた。それでも保有
銘柄は最近ほぼ入れ替えていない。
 なぜ日本株は堅調なのか。時国氏は「地に足を付けて利益を稼ぐ企業が多く、海外勢からみると日本の安定感が魅力だ」と解説する。
全体で割安と考える根拠としてよく見ているのが、株価指標面でみた上位群と下位群でなお開く格差だ。
 TOPIX500指数採用銘柄をPBRの高低で半分ずつに分け、それぞれの中央値を計算してみる。15日時点では上位が2・23倍、下位
が0・79倍だ。月次で遡ると上位群は13年から上昇傾向をたどってきたのに対し、下位群はおおむね0・7~0・9倍で10年以上横ばい。
低金利環境で高PBRのグロース(成長)株が選好されるなか、バリュー(割安)株は後れを取り続けてきた。
 割安株是正の機運が注目を浴びるなか、日本株はドル建てでも下値を切り上げてきた。日経平均は12日に218ドル台と22年4月以来
の高値をつけた。円安に頼らず株価が上げてきた表れと解釈できる。22年末比の上昇率は前週末時点で10・8%と米S&P500種株価
指数(7・4%)を抜き、ドルで運用成果をみる海外勢の目線でも優位になってきた。
 ブラックロック・ジャパンの地口祐一チーフ・インベストメント・ストラテジストは「いわゆるオールドエコノミー業種が上昇して指数が持ち上が
っているところに強さを感じる」と話す。日本株が直近安値をつけた3月20日からの東証業種別株価指数の上昇率をみると、上位には卸売
り、陸運、建設が並ぶ。
 地口氏は、21年春にかけて日経平均がバブル崩壊後初めて3万円台に駆け上がった局面との違いは大きく3つあるとみる。米国が金融
を引き締めるなか日本は金融緩和を続けているほか、新型コロナウイルス規制の緩和を受けた内需拡大、企業経営者の積極的な値上げを
好材料に挙げる。
 三井住友DSアセットマネジメントの上石卓矢シニアファンドマネージャーは「(投資家を意識した)会社側の行動が相次いでいることも支援
材料」と話す。15日は個人株主拡大をめざして株式の25分割を打ち出したNTTが一時6%上げ、ITバブル期の00年1月以来の水準をつ
けた。
 「4月までは買い戻し主導とみていたが新たな投資家が入ってきている印象だ」(PayPayアセットマネジメントの山田拓也執行役員)。短
期の高値警戒感や米景気減速への不安はなおくすぶるものの、投資家は構造変化への期待が支える日本株独自の強さを感じ取っている。

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/16(火) 22:48:39.20 ID:EUYvIsJI.net
米銀行株空売り、ファンド利益1兆円 株安連鎖に拍車
2023/05/16 15:58 日経速報ニュース

 米株式市場で、経営不安が高まる地銀株を標的としたファンドなどの空売りが勢いを増している。米銀株を空売りしたことによる利益は
3月から5月上旬までに計1兆円規模と、2008年のリーマン・ショック時並の水準にのぼるとみられる。空売りによる株価急落が地銀の
経営不安を招き、預金が流出。さらに株価が下落する悪循環に陥りつつある。
 地銀の経営不安を巡り、破綻前に空売りが膨らんでいる。3月8日に傘下銀行の自主清算を発表した米ニューヨーク州地盤のシルバ
ーゲート・キャピタルは3月1?8日に株価が6割超下落した。同期間の浮動株に占める空売りの比率は平均で76%にも達した。3月10
日のシリコンバレーバンク(SVB)破綻や5月1日のファースト・リパブリック・バンク(FRC)破綻後の株価が急落した局面で地銀株の空
売りが膨らんだ。
 英調査会社のORTEX(オルテックス)によると、ファンドなど投機筋の銀行株の空売りによる利益は3月1日から5月11日までに計73
億ドル(約9900億円)に膨らんでいる。共同創業者のピーター・ヒラーバーグ氏は「08年の金融危機後で最も大きい」と推計する。うち地
銀株だけで57億ドルと全体の約8割を占める。

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/17(水) 06:28:40.29 ID:wqqaLO6+.net
日本株ADR16日、売り優勢 三井住友FGや野村が安い
2023/05/17 06:17 日経速報ニュース
 16日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売り優勢だった。
消費関連銘柄を中心に同日の米株式相場が下落し、日本株ADRにも売りが広がった。
三井住友FGと野村の下げが目立ち、ソニーGとトヨタも安い。
一方、みずほFGやホンダは上昇した。

ADR5728円
米国債券10年利回り3.540%、(+0.032)

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/18(木) 06:25:55.97 ID:/Fk56xSI.net
日本株ADR17日、ほぼ全面高 三菱UFJや野村の上げ目立つ
2023/05/18 06:04 日経速報ニュース
 17日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)はほぼ全面高となった。
米債務上限問題を巡る協議が進展するとの期待感から同日の米株式相場が上昇し、日本株ADRにも買いが広がった。
三菱UFJが3%あまり上昇したほか、野村やみずほFGの上げが目立った。ソニーGも買われたが、武田は下落した。

ADR5849円
米国債券10年利回り3.572%、(+0.023)

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/18(木) 06:27:34.37 ID:/Fk56xSI.net
三井住友とNEC、決済子会社2社を合併 電子化を推進
2023/05/18 日本経済新聞 朝刊

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)とNECは、決済関連事業を展開するそれぞれの子会社2社を合併する。コンビニでの公共料金
支払いなどペーパーレス化サービスを手掛けるNEC子会社と、請求業務の効率化支援事業を展開する三井住友の子会社を一体化して
経営を効率化。決済や請求関連の事業を強化する。
 合併するのは、通販代金や公共料金などのコンビニ支払いをペーパーレス化するサービス「PAYSLE(ペイスル)」を展開するブリース
コーポレーション(東京・港)と、企業の請求や代金回収業務の効率化支援を手掛けるNCore(東京・千代田)だ。両社とも三井住友と
NECグループの共同出資会社で、ブリース社はNECが、NCoreは三井住友が過半出資している。
 7月1日に両社を合併し、新会社はBPORTUS(ビーポータス、東京・千代田)となる。合併後は三井住友が64%、NECが36%を出
資する。決済関連事業を手掛ける2社を合併することで、相乗効果を見込む。デジタル技術を使った新サービスも検討する。

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/19(金) 07:01:45.78 ID:lMnHUzjp.net
日本株ADR18日、売り優勢 三井住友FGや野村が安い
2023/05/19 06:15 日経速報ニュース
 18日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売り優勢だった。
同日の日米株式相場がともに上昇したが、日本株ADRの反応は限られた。
三井住友FGが2%下落し、野村や武田の下げも目立った。一方、ソニーGは上昇した。

ADR5776円
米国債券10年利回り3.656%、(+0.074)

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/19(金) 07:03:07.08 ID:lMnHUzjp.net
三井住友、IT投資2割増 今後3年で 4000人分の業務減
2023/05/19 日本経済新聞 朝刊

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)は18日、2023~25年度のIT(情報技術)投資額を直近3年間より約2割多い6500億円と
する方針を明らかにした。新たな勘定系システムや人工知能(AI)活用などに重点投資する。商業施設などに出店する新型店舗への
転換で事務を減らす一方、デジタル分野などに人員を振り向ける。全体で4000人分の業務量を減らす。
 18日の投資家向け説明会で、23年度から3カ年の中期経営計画を説明した。

 投資額6500億円のうち、2000億円を個人・法人向けサービスのデジタル化や対話型AI活用など成長投資に充てる。4500億円は
勘定系システムの開発や、相場操縦事件で行政処分を受けたSMBC日興証券の業務監視システムなど経営基盤の強化に振り向ける。

 店舗戦略は現金などの事務量が少ない店舗の商業施設内への出店に重点を置く。法人業務もデジタル化を進める。グループ会社の
拠点集約や海外拠点網の見直しを合わせて計7000人分の業務量と年1300億円の経費を減らす。一方、デジタルや米国事業、ガバ
ナンス関連などでは新たに3000人分の業務量が増えるという。

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/19(金) 14:39:32.81 ID:lMnHUzjp.net
個人に実感わかぬ株高 日経平均バブル後高値-吉田 貴
2023/05/19 14:29 日経速報ニュース

 19日の東京株式市場で日経平均株価は一時、バブル崩壊後の高値を33年ぶりに上回った。そんな日本株を複雑な心境で見つめる存在
がいる。バブル崩壊以降も日本株の下値を支えてきた個人投資家だ。海外マネー主導の株高は大型株主導の色合いが強く、中小型株を
投資対象とする個人は出遅れているケースが多い。

 「ここ7?8年でも見ないほどの株高ペースだが、保有する小型株のウエートは下げざるを得なかった」。神奈川県のある個人投資家はこう
こぼす。日経平均が2万9000円台を上回った5月上旬ごろ、保有する完全栄養食品を手がけるベースフード株を一部売却したという。足元の
株価は4月末比で8%ほど下落。売却資金の一部は今週に入り高配当株や優待株に移し、「最低限、株高のはしごを外されないようにして
いる」と防戦体制だ。
 日本取引所グループ(JPX)が18日発表した5月第2週(8?12日)の投資部門別株式売買動向(東京・名古屋2市場、1部、2部と新興企業
向け市場の合計)で、個人は現物株を3054億円売り越していた。売り越しは5週連続。個人は最近の株高の流れに対し利益確定売りを優先
し、買いで追いついてない可能性がある。

 昨年末比で18%高で推移する日経平均に対して、中小型株のパフォーマンスは振るわない。19日の市場では東証マザーズ指数、東証
グロース市場指数は反発したものの、昨年末比ではどちらも2?3%高にとどまる。大和証券の木野内栄治チーフテクニカルアナリストは
「内需株の多いマザーズ市場は、足元で進む円安の恩恵も受けにくい」とみる。
 中小型株は海外マネーも呼び込みにくい。ある外資系運用会社のファンドマネジャーは「日本の中小型株は流動性が小さすぎてとても手
がけられない」と話す。19日の日経平均の上昇寄与度の上位にはファーストリテイリングやファナック、リクルートホールディングスなどの大
型株が並ぶ。

 ただ、銘柄選別に向けた機運はある。「3万円に対してそこまでの熱狂はない」。投資歴18年の個人投資家、竹内弘樹さんは最近の株高
を冷静に見つめる。足元の運用成績はプラスだ。自動車コーティング製品などを手がける小型株の中央自動車工業を保有し株価は昨年末
比2割高だ。自動車需要の長期的な回復を見込んで昨年から買い付けていた。竹内さんは05?08年の「何を買っても上がる」(竹内さん)
ような個人投資家バブルも経験した1人。だが今は、銘柄選別の重要性を実感している。

 市場のプロも目線は同じだ。中小型株を手がけるいちよしアセットマネジメントの葛原健吾シニアファンドマネージャーは「資本効率改善へ
の取り組みは中小型株の方がインパクトは大きい」と期待する。3月期決算では資本効率改善に言及する大企業が注目されたが、中小企
業での取り組みは大企業以上に増えているといい、選別しつつ「下値を拾う局面になる」とみる。
 海外マネーの流入による株高の勢いは今後限定的になるとの指摘もある。日本株の一段高には、こうした出遅れた中小型株の買い直し
機運が高まるかどうかがポイントになりそうだ。

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/19(金) 14:41:54.45 ID:lMnHUzjp.net
株、バブル後高値 次の買い材料は恒例の配当再投資
2023/05/19 12:29 日経速報ニュース

 19日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比318円(1.0%)高の3万0892円だった。2021年9月14日につけた
バブル経済崩壊後の高値(3万0670円)を上回り、1990年7月以来およそ33年ぶりの高値圏に上昇する場面があった。相次いで浮上する
株買いの材料が海外投資家を日本に呼び戻している。次に市場が注目するのは6月末にかけて実施される毎年恒例の配当の再投資だ。

 インフレ下での日銀の金融緩和の継続、東証の低PBR(株価純資産倍率)企業への改善要請、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏に
よる日本株の追加投資検討、半年ぶりの円安など、日本株買いの材料には枚挙にいとまがない。

 4月28日の日銀の金融政策決定会合以降、日経平均の上昇ペースは加速し、きょうの前場までに2000円あまり(約7%)上昇した。欧米
とは対照的に、マイルドなインフレの前提の下、日銀は金融緩和策を続けている。現物だけでみると海外投資家は5月第2週までに日本株
を7週連続で買い越した。この期間は現物の2兆8840億円の買い越しに対し、株価指数先物は9800億円にとどまる。先物買いは足の速い
資金とみられる一方、現物は一度買うと当面は保有する中長期資金との見方が多い。

 海外勢の買いでハイペースでの上昇が続く日本株だが、需給面では来週以降、さらなる押し上げ要因が浮上する。例年5月末からは3月
期決算企業を中心に配当の支払いが始まる。配当を受け取った個人やアクティブ投資家による配当の再投資が見込まれる。

 大和証券の木野内栄治チーフテクニカルアナリストらは19日付のリポートで、今年の6月末にかけての配当支払額は8兆4000億円と、昨年
の7兆8000億円を上回ると試算した。「株高効果を例年以上に期待できる」(大和証券の木野内氏)といい、特に配当金額の多いバリュー
(割安)株を中心に強含みやすい局面に入る。

 指数連動型のパッシブ投資家はすでに3月末の配当落ちのタイミングで、未収の配当金分を先物を買うことによって、再投資を終えている。
パッシブ投資家の配当再投資は「1兆円程度」(外資系証券のトレーダー)。となれば、残りの7兆円が今回の個人とアクティブ投資家による
再投資の対象となる。株価の先高観が強まっているため、配当を消費にまわすのではなく、例年以上に株買いに使う投資家がいてもおかし
くはない。

 東海東京調査センターの鈴木誠一チーフエクイティマーケットアナリストは6月末にかけての中小型株の動向に注目する。足元では大型株
に比べ、中小型株はアンダーパフォームしているが、「相対的な流動性の低さもあり配当再投資への期待から中小型株が底上げされる可能
性がある」と話す。

 6月半ばには日銀の政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控える。ここまでの急ピッチな上昇から、さすがにいったんは調整
する場面もありそうだ。ただ、6月末にかけて需給が一段と引き締まれば、7月に日経平均は一段と水準を上げる可能性がある。大和の木野
内氏は上値メドとして、過去1年ほど続いた2万6000円~2万9000円のレンジの上限からレンジ幅と同じ3000円ほど高い「3万2000円ほど
ではないか」とみていた。

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/19(金) 15:05:24.37 ID:lMnHUzjp.net
三井住友FG、25年度業務純益は1.5兆円 人員も戦略配置
https://jp.reuters.com/article/sumitomo-mitsui-financial-group-idJPKBN2XA0B2

[東京 19日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループは新中期経営計画で、2026年3月期の連結業務純益は1兆5000億円
(23年3月期は1兆2764億円)、純利益は9000億円(同8058億円)を目指す。伊藤文彦CFO(最高財務責任者)は19日の説明会
で、「大胆な経営資源のシフトで成長を図っていきたい」と述べた。リテール事業ではマンパワーからITに資源をシフトさせ、ホールセール
事業ではデジタル化と効率化を推進して成長領域に人員をシフトさせる。

中計期間中に、デジタル化や拠点集約などでベース経費を1300億円・業務量7000人分を削減し、3000人を戦略投入するなど、重点
戦略領域と経営基盤強化に資源を投入する。伊藤CFOは人員について「国内は自然減含め減っていく一方、海外は増えていく。中途採
用はデジタルやサステナビリティーの分野で積極的にやりたい」と述べた。

国内では、モバイル総合金融サービス「Olive(オリーブ)」で経済圏を形成し、金利上昇も見据えたビジネス改革を進める。海外での重点
領域は北米とアジアになる。米国事業については、これまでシンジケートローンなど商業銀行業務中心だったが、今後は、株式や債券引
き受けやM&Aのアドバイザリーなど投資銀行業務にシフトする。

買収での成長については「アセットマネージメントについては、グローバルにチャンスがあれば考えたい」と述べた。

中期経営計画では、収益性を示すROCET1(CET1自己資本利益率)は前中計計画比1%引き上げ9.5%以上、普通株式等Tier1比率
は前中計に引き続き10%程度とし、十分な資本水準を確保する。低アセットを削減し、政策保有株の削減を加速させる。政策保有株は26
年3月までに最低水準として2000億円を削減し、次期中計期間中に連結純資産に対する時価割合20%未満にめどを付ける。

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/20(土) 06:45:45.36 ID:i+O28B6A.net
日本株ADR19日 売り優勢、三菱UFJなど金融安い
2023/05/20 05:09 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=横内理恵】19日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)には売りが優勢だった。
同日の東京株式市場で日経平均株価が33年ぶり、バブル経済崩壊後の高値で終えた。
一方、米債務上限問題への警戒から米国株は下げ、日本株ADRにも利益確定売りが出やすかった。
三菱UFJやみずほFG、三井住友FGなど金融が全般に下げた。ソニーGやトヨタも安い。一方、武田は買われた。


ADR5595円
米国債券10年利回り3.691%、(+0.035)

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/20(土) 06:47:34.54 ID:i+O28B6A.net
山形銀、三井住友FG系と提携
2023/05/20 日本経済新聞 地方経済面 東北

 山形銀行は19日、三井住友フィナンシャルグループ子会社のプラリタウン(東京・中央)と業務提携したと発表した。
同社は運営するデジタルプラットフォームの「PlariTown」を通じ、協業関係にあるIT(情報技術)企業の会計ソフトや
顧客情報管理アプリといったサービスを提供している。山形銀が融資先のデジタル化ニーズを聞き取り、必要なサー
ビスにつなぐ。プラリタウンと業務提携する地方銀行は三十三銀行に次いで2行目。

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/21(日) 15:22:52.83 ID:GJTbmWIG.net
2023/05/19 22:45
三井住友FG(8316)
24年3月期経常予想。対前週2.4%下降。
 三井住友フィナンシャルグループ<8316>の経常利益予想コンセンサスは、前週値の1,229,900百万円から2.4%下落し
1,200,688百万円となった。対前年実績で見た場合5.9%の増益予想から、3.4%増益予想に下方修正されたことになる。
因みにレーティングコンセンサスは4.6で変わらずのまま。

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/21(日) 15:29:08.89 ID:GJTbmWIG.net
消えた「悪い円安」 株高との好循環再び-編集委員 小栗太
2023/05/21 12:00 日経速報ニュース

 日経平均株価が19日、バブル経済崩壊後の高値を更新した。株高の背景にあるのは、円安に再び弾みがつき、輸出企業の業績を押し
上げるとの期待が高まったことだ。原材料価格の高騰を製品価格に転嫁しきれない「悪い円安」への警戒感が和らぎ、円安・株高の好循
環の復活を後押ししている。
 円安に対する市場の見方が一変した。象徴的な変化が、4月に入って輸出物価の前年比伸び率が輸入物価の伸び率を約2年ぶりに上
回ったことだ。
 昨年秋にかけて約32年ぶりに1ドル=150円の節目を超えて円安が加速した際には、市場参加者が資源高によるデメリットを強く警戒した。
輸入コストの高まりによる企業業績の悪化が懸念され、円安・株高の連動が崩れていた。だがエネルギー価格の高騰が一服したことで、
円安が輸出企業の業績を押し上げる好循環が戻ってきた。

 「米国投資家の日本企業に対する見方が明らかに変わってきた」。5月上旬に米国の東部と中西部を訪れたJPモルガン・チェース銀行の
佐々木融市場調査本部長はこう話す。
 議論した米国投資家の多くが注目した変化は「日本企業が賃金と製品価格の引き上げに前向きになってきたこと」。原材料価格を製品
価格に転嫁できない「悪い円安」の構図が崩れたと読み、日本株への投資を積極化しているという。
 通常、米国系のヘッジファンドが日本株に投資する場合、先物の円売り・ドル買いを組み合わせて為替変動リスクを軽減する。このため
日本株が上昇すれば、先物の円売りを増やす必要性が生じ、円安も進みやすくなる。円安・株高の連動がさらに強まるわけだ。
 佐々木氏は「海外投資家の日本株投資動向をみるかぎり、構造改革への期待が高まった小泉純一郎政権時、アベノミクス期待が高
まった安倍晋三政権時以来の強い円安・株高の連動が生じつつある可能性が高い」と指摘する。

 復活した円安・株高の持続性をどうみるか。これまでの市場の歴史を振り返ると、輸出企業の収益が膨らむにつれて、輸出代金の本国
送金に伴う円買い需要が膨らみ、円高・株安の逆循環へと転じるケースが多かった。だが今回は状況が少し異なる。
 みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケット・エコノミストは貿易収支だけでなく、サービス収支の変化にも注目する。
 ここ数年、米国の大手IT(情報技術)企業が日本で展開するクラウドサービスや動画配信などのビジネスに伴う支払いが膨らみ、2022年
度のサービス収支は5兆円を超える赤字になった。「仮に円安で輸出企業の業績が改善しても、円安に振れやすい需給構造は容易に変わ
らない」(唐鎌氏)というわけだ。

【関連記事】
・「悪い円安」終幕にじわり接近 巨額の貿易赤字に変化も
・企業物価、4カ月連続鈍化もなお5%台 川下で価格転嫁
 もちろん懸念材料はある。歴史的なインフレを抑えるために大幅な利上げを繰り返してきた米欧経済の反動だ。すでに米国では複数の
銀行が経営破綻に陥るなど、金融不安の芽がくすぶっている。金融危機に至らずとも、銀行の融資厳格化に伴う実体経済の冷え込みが
懸案になる事態は否めない。
 新型コロナウイルスの感染拡大やロシアによるウクライナ侵攻に起因する世界経済の変容が、先行きの市場動向にどう影響するかも読
めない状況が続く。インバウンド(訪日外国人)の急拡大に伴う円買い需要がどれくらい膨らむのか。冬場のエネルギー価格高騰は本当
に避けられるのか。あまりに多すぎる変数を前に、円安・株高による日本経済の好循環がいつまで続くかは不透明なままだ。

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/25(木) 07:53:14.11 ID:8OIeFyJg.net
メガバンク、PBR1倍割れに危機感 低採算から撤退も-検証3メガ決算㊤
2023/05/23 11:23 日経速報ニュース

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)、三井住友FG、みずほFGの2023年3月期連結決算は、純利益の合計が9年ぶりの高水準だっ
た。海外金利の上昇で利ざやが広がったほか、国内でも資金需要が堅調だった。もっとも、米欧の金融不安への警戒から、自社株買いを
見送るなど守勢も目立つ。決算で明らかになった数値からメガバンクの実力と課題を分析する。

 三菱UFJと三井住友の純利益は過去2番目の水準となった。けん引する海外事業は金利上昇で利ざやが拡大。市場が不安定になった
ことで、社債ではなく融資で資金を調達する動きも広がった。国内ではコロナ禍後を見据えた設備投資のための資金需要を取り込んだ。24
年3月期は純利益の合計で過去最高を見込む。
 順風満帆にみえるが、トップの顔は必ずしも晴れやかではない。「一番頭の痛い問題のひとつ」(メガ銀首脳)は、PBR(株価純資産倍率)
が1倍を割れていることだ。解散価値の1倍を大きく下回る0.6倍前後で推移する。好決算をたたき出しても、市場はメガ銀を評価していない。

 メガ銀株が評価されない要因のひとつは、日銀の低金利政策による収益圧迫や低成長が不安材料として意識されているためだ。決算会
見では「日本のマクロ要因は私どもだけでなんとかできるものではない」(みずほFGの木原正裕社長)との本音もトップたちから飛び出した。
あるメガ銀幹部は「決算で経営努力を示したときよりも、日銀が政策修正した後の方がずっと株価が上がった」と自嘲気味に語る。
 もっとも、低PBRを外部要因のせいにだけはできない。急務なのは、資本を効率的に活用して収益を高めることだ。23年3月期の自己資
本利益率(ROE)は3社とも6%台。海外の大手銀では2桁も珍しくなく、メガ銀の資本効率が劣るのは確かだ。

 三菱UFJの亀澤宏規社長は「ROEとPBRは極めて相関性が高い」と話す。24年3月期までの中期経営計画では、為替影響を考慮した
独自のROE指標(23年3月期は7%強)を7.5%とすることを目指す。三井住友は29年3月期以降にROE8%、みずほはその他有価証券評
価損益を除いたROE(同6.6%)を26年3月期に8%超とする方針だ。

 資本効率をどう高めるか。三井住友の伊藤文彦最高財務責任者(CFO)は23?25年度の中期経営計画の説明会で「資産を入れ替えな
がら、リターンの良い案件をとることでROEを上げる」と説明した。これまでは海外でプロジェクトファイナンスなどの投融資案件を積極的に
獲得し、事業規模を拡大してきた。今後は海外の低採算案件からの撤退もいとわない姿勢だ。プロジェクトファイナンスの債権を投資家に販
売するなど資産回転型のビジネスも強化する。

 政策保有株の削減も進める。25年度までの3年間にみずほは3000億円、三井住友は2000億円分を売却する。
 金利収益だけで十分な採算が見込めない場合には、証券業務と連携した手数料ビジネスの拡大がカギだ。みずほが海外証券業務で存
在感を増しているほか、三菱UFJは持ち分法適用会社の米モルガン・スタンレーとの協業を拡大する。三井住友は4月に米証券大手ジェフ
リーズ・ファイナンシャル・グループへの追加出資を決めた。

 国内のリテール部門の改革も必要だ。3メガ銀の部門別資本効率性をみると、大企業部門やデジタル部門に比べてリテール部門が低い。
みずほは住宅ローンなど低採算部門の見直しを進める。三井住友はスマホサービスを拡充し、現金を使わず運営コストの低い店舗の割合
を高める。
 ROE改善が急務な一方、あるメガ銀幹部は「ROEだけを求めるとシュリンク(縮小)しかねない怖さがある」と悩ましげに語る。目先の収益
性を気にするあまり事業規模が大きく縮小すると、世界で存在感が薄くなりかねない。ある程度は規模と収益性の二兎(にと)を追わざるを
得ない難しさもある。

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/25(木) 07:56:23.60 ID:8OIeFyJg.net
3メガ銀の外債含み損、22年9月比4割減 金利上昇に備え-検証3メガ決算㊥
2023/05/24 05:00 日経速報ニュース

 3メガバンクが日銀の金融政策の修正などによる国内外の金利上昇への備えを強めている。各行は含み損を抱えた外国債券の売却を
進めたことで、3メガが保有する外債の含み損は2023年3月末時点で2兆3900億円となった。米国の利上げの影響で異例の規模となった
22年9月末の4兆円弱から4割減った。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)の亀澤宏規社長は15日の決算会見で「金融不安の霧が完全に晴れたとは思っていない」と強調
した。みずほFGの木原正裕社長は「(金利上昇に伴う)リスクが一段と深まらないか見極めたい」と話した。メガバンク首脳は金融不安への
警戒を強める。
 債券の時価が取得価格(簿価)を下回れば含み損、上回れば含み益になる。前期は米国など海外で金利が上昇したことで保有する外
債の価格が下落し、各行とも含み損が膨らんだ。三井住友FGを含め3メガは含み損が出た外債の売却を進めた。22年12月末からの3カ月
でみると、3メガの外債含み損は9000億円以上減った。

 日本でも今後、政策金利が上がれば国内債券でも含み損のリスクが高まる。各行の日本国債のデュレーション(平均残存期間)をみると
、四半期ごとにぶれはあるが短期化させる傾向にある。
 三菱UFJは傘下行合算で2.8年(22年3月末)から1.5年(23年3月末)に縮めた。みずほFGも傘下行合算で1.2年から0.7年になった。デュ
レーションが短くなると金利が上昇(債券価格は下落)した時に含み損の拡大を抑えられる。

 三菱UFJは日本国債の運用について時価評価の対象とならない「満期保有目的」への入れ替えを進めた。同目的の債券の保有額は外
国債券などを含めた全体で三菱UFJは23年3月末に22年3月末比4.7倍の21兆円、三井住友FGは6.4倍の1655億円、みずほFGは1.3倍の
2兆円だった。

 もっとも米シリコンバレーバンク(SVB)は急増した預金で長期債を購入し、米利上げで損失が拡大し破綻した。一連の米銀危機の表面化
の遅れは、満期保有目的債券の比率が高く、保有資産の実態がわかりにくくなっていたためとの指摘がある。三菱UFJの亀澤氏は「(満期
保有目的債券の割合は)20%程度で大きくない。米銀大手は50%から70%くらいだ」と説明している。
 みずほFGの木原氏は「(日本でも)金融政策の形が変わる可能性は大いにある」と話す。銀行にとって金利上昇は収益拡大の機会にもなる。含み損の拡大を抑えながら本業の収益をどう伸ばすかが問われている。

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/25(木) 07:58:50.54 ID:8OIeFyJg.net
検証3メガ銀決算(中)外債含み損、昨秋比4割減 金利上昇に備え、売却進む
2023/05/25 日本経済新聞 朝刊

 3メガバンクが日銀の金融政策の修正などによる国内外の金利上昇への備えを強めている。各行は含み損を抱えた外国債券の売却を
進めたことで、3メガが保有する外債の含み損は2023年3月末時点で2兆3900億円となった。米国の利上げの影響で異例の規模とな
った22年9月末の4兆円弱から4割減った。
 三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)の亀澤宏規社長は15日の決算会見で「金融不安の霧が完全に晴れたとは思っていない」と強
調した。みずほFGの木原正裕社長は「(金利上昇に伴う)リスクが一段と深まらないか見極めたい」と話した。メガバンク首脳は金融不安
への警戒を強める。
 債券の時価が取得価格(簿価)を下回れば含み損、上回れば含み益になる。前期は米国など海外で金利が上昇したことで保有する外
債の価格が下落し、各行とも含み損が膨らんだ。三井住友FGを含め3メガは含み損が出た外債の売却を進めた。22年12月末からの3
カ月でみると、3メガの外債含み損は9000億円以上減った。日本でも今後、政策金利が上がれば国内債券でも含み損のリスクが高まる。
各行の日本国債のデュレーション(平均残存期間)をみると、四半期ごとにぶれはあるが短期化させる傾向にある。
 三菱UFJは傘下行合算で2.8年(22年3月末)から1.5年(23年3月末)に縮めた。みずほFGも傘下行合算で1.2年から0.7年に
なった。デュレーションが短くなると金利が上昇(債券価格は下落)した時に含み損の拡大を抑えられる。
 三菱UFJは日本国債の運用について時価評価の対象とならない「満期保有目的」への入れ替えを進めた。同目的の債券の保有額は外
国債券などを含めた全体で三菱UFJは23年3月末に22年3月末比4.7倍の21兆円、三井住友FGは6.4倍の1655億円、みずほFG
は1.3倍の2兆円だった。
 ただ米シリコンバレーバンクは急増した預金で長期債を購入し、米利上げで損失が拡大し破綻した。米銀危機の表面化の遅れは、満期
保有目的債券の比率が高く、保有資産の実態がわかりにくくなっていたためとの指摘がある。三菱UFJの亀澤氏は「(満期保有目的債券
の割合は)20%程度で大きくない。米銀大手は50%から70%くらいだ」としている。

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/25(木) 08:01:01.43 ID:8OIeFyJg.net
3メガ、自社株買い見送り 米金融不安が映す安全運転-検証3メガ決算㊦
2023/05/25 05:00 日経速報ニュース

 市場環境の先行き不透明感を踏まえ、今回の決算では3メガバンクが自社株買いの実施を見送った。9円増配する三菱UFJフィナンシャ
ル・グループ(FG)の亀澤宏規社長も「資本にやや余裕があるのはたしかだ」と認める。今後の自社株買いには含みを残したが、米国発の
金融不安に揺れるなかで安全運転に徹したい考えが透ける。

 米連邦準備理事会(FRB)による急ピッチの利上げで米金利が高止まりするなか、貸出資産を膨らませてきた邦銀の戦略に転機が訪れ
ている。三井住友銀行の北米向け貸出残高は今年3月末時点で12兆円弱と10年間で約2.7倍になったが、「景気の不透明感があるなか
で今後はアセット(資産)をコントロールしていく」(三井住友FGの太田純社長)。

 金利上昇で利払い負担が増す米国の商業用不動産向けや、企業買収にあたって相手先の企業が抱える資産を担保に融資を実行する
LBOファイナンスを念頭に、資産の選別を強める考えだ。
 米地銀の破綻を踏まえ、米国を中心に強まる規制強化論への警戒感も高まってきた。あるメガバンクの首脳は「流動性の規制が厳しく
なり、これまで以上に資産を積み増さないといけなくなるかもしれない」と身構える。

 前期に過去最高となる計6500億円の自社株買いを公表した3メガバンクが守りを固める一方、攻勢に出る動きも表面化した。みずほFG
はM&A(合併・買収)助言会社の米グリーンヒルを買収すると22日に発表。年末までに5億5000万ドル程度で発行済みの全株式を取得する。
 2015年に英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)が持つ北米の貸出債権を買い取って足場を築き、米国の債券引受業務で存在感
を高めてきたみずほ。手数料の実績を並べたリーグテーブルでは8?9位が定位置だったが、今年1?4月に並み居る米投資銀行を抑えて
4位へ浮上した。
 金融情報会社のリフィニティブによれば、22年にM&Aの実行額は世界で前の年から17%減少。23年1?3月も低迷が続く。中心地の米国
では利上げによる借入金利の上昇で動きが鈍いままだが、みずほの木原正裕社長は「資本市場のウォレット(規模)が一番大きいのは米
州だ」と強調する。今後の回復を見越し、大型の買収に踏み切った。

 三井住友FGは米証券会社のジェフリーズ・ファイナンシャル・グループとの資本提携を強化。25年までに追加の資金を拠出し、経済持ち
分を最大15%まで引き上げる。投資適格企業の債券引き受けをSMBC日興証券に寄せる一方、株式の引き受けやM&Aの助言はジェフリー
ズに委ねる役割分担で機能強化と効率性を追求する。

 景気が変調を来せば、企業買収にあたって適正価格は下がる。資本に余裕を持たせる3メガバンクの運営は、いずれ訪れる好機への備
えという側面もあるのかもしれない。

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/25(木) 08:03:52.56 ID:8OIeFyJg.net
2023/05/23 18:00
三井住友FG(8316)
日系大手証券、レーティング引き下げ、中立。目標株価引き上げ、6,000円。
 日系大手証券が5月23日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングを強気(Overweight)から中立(Neutral)に
引き下げた。反対に、目標株価は5,500円から6,000円に引き上げた。因みに前日(5月22日)時点のレーティングコンセンサスは
4.6(アナリスト数10人)で「強気」の水準、目標株価コンセンサスは6,360円(アナリスト数10人)となっている。

2023-05-24 三菱UFJMS Overweight → Neutral格下げ 5500円 → 6000円

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/25(木) 08:10:43.45 ID:8OIeFyJg.net
日本株ADR24日、ほぼ全面安 オリックスや野村の下げ目立つ
2023/05/25 06:20 日経速報ニュース
 24日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は、ほぼ全面安となった。
米連邦政府の債務上限問題で与野党協議が進展せず、同日の米株式相場が下落。
日本株ADRにも売りが広がった。オリックスと野村、ソニーGの下落が目立った。半面、三菱UFJは小幅高だった。

ADR5589円
米国債券10年利回り3.736%、(+0.017)

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/26(金) 06:29:05.67 ID:SN35yy6g.net
日本株ADR25日、売買交錯 金融安い、ホンダやソニーGは上昇
2023/05/26 06:26 日経速報ニュース
 25日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)には売り買いが交錯した。
米連邦政府の債務上限問題を巡る不透明感で同日のダウ工業株30種平均が下落したものの、ハイテク株には
買いが優勢となり日本株ADRは方向感に欠けた。三菱UFJや三井住友FG、野村など金融が安い。
一方、ホンダやソニーGは上昇した。

ADR5560円
米国債券10年利回り3.822%、(+0.105)

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/26(金) 15:03:42.77 ID:SN35yy6g.net
三井住友FG、TLAC債は3本立て 6月1日に条件
2023/05/26 14:32 日経速報ニュース
 三井住友フィナンシャルグループ(8316)が発行を準備しているTLAC債の概要が26日、わかった。あらかじめ破綻処理に備えて
自己資本を蓄えておく規制「TLAC」に対応したもので、3本立てを予定する。発行総額は500億円程度。年限は4年で期限前償還
ができない期間(ノンコール、NC)を3年に設定したものと、6年物のNC5年、11年物のNC10年。6月1日の条件決定を予定する。
主幹事はSMBC日興証券が務める。

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/27(土) 07:02:28.02 ID:tn3vxn6R.net
日本株ADR26日、高安まちまち ソニーGが上昇、野村は下落
2023/05/27 05:14 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=戸部実華】26日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちだった。
ソニーGやオリックス、みずほFGが上昇した。半面、野村や武田、三井住友FGが下落した。

ADR5562円
米国債券10年利回り3.795%、(-0.012)

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/30(火) 06:33:20.10 ID:U6+hLact.net
日銀の長期金利目標修正、「7月」予想が最多 QUICK
2023/05/29 21:37 日経速報ニュース

 QUICKが29日公表した5月の債券月次調査によると、日銀が長期金利の誘導目標を修正する時期について「7月」との回答が全体の
31%と最多だった。年内の政策修正を見込む声は根強く、金利上昇への警戒が続いている。

 「10月」(15%)、「12月」(13%)が続き、2023年12月までの修正を予想する見方は約8割を占めた。日銀は4月の金融政策決定会合
で大規模な金融緩和策の維持を決めた。政策修正の時期を4?6月と予想する割合が6割だった3月の調査時点と比較すると、市場の
予想は7月以降と後にずれているものの、年内に日銀が長期金利の誘導目標を修正するとの見方は根強い。
 市場参加者からは「インフレ率が賃上げに波及する流れが見られている」や「今後は国内の物価上昇圧力の強さが確認されるにつれ
長期金利に上昇圧力がかかり、(日銀は)YCC(イールドカーブ・コントロール、長短金利操作)の抜本的な見直しを迫られる」との声が
あがった。
 マイナス金利解除を予想する見方は少数派だ。マイナス金利を解除する時期の予想として最も多かったのは「24年4月」(16%)で、
23年内のマイナス金利解除を予想する割合は全体の9%だった。
 調査は23?25日に証券会社や生命保険会社などの債券市場関係者181人を対象に実施、121人から回答を得た。

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/30(火) 06:37:02.00 ID:U6+hLact.net
三井住友銀行、なぜメインフレーム継続を決めたのか-3メガバンクCIOに聞く(中)
2023/05/30 05:00 日経速報ニュース

 三井住友銀行は勘定系システムを刷新し、2025年度から順次稼働させる。同システムのオープン化に向けた検証も済ませていたが、
あえてメインフレーム(大型汎用機)継続の道を選んだ。三井住友フィナンシャルグループでグループ最高情報責任者(CIO)を務める内川
淳執行役専務がその理由を語った。
 ──25年度以降の稼働に向けて、次世代勘定系システム開発の進捗はどうなっていますか。
 「次世代勘定系システムについては、私がシステム統括部長に就いた18年に検討を始め、20年9月に機関決定しました。機関決定か
ら2年半ほどが経過しましたが、今のところプロジェクトは順調に進捗しています。25年度のカットオーバーに向けて、ちょうど折り返し地
点を無事に通過したと思っています」
 「もともと次世代勘定系システムは(一般的に両立が難しいと言われる)『先進性』と『レジリエンス(強じん性・復旧力)』のあえて二兎
(にと)を追う高い目標を掲げています」
 「ハードウエア基盤については、NEC製の次世代メインフレーム『AKATSUKI』の導入を決めています。現行機からの性能向上に加えて
、省スペースや省エネルギーを狙っています。安全性の確保という意味では、太陽フレアに伴う『中性子線』の影響で機器が誤作動を起
こさないようにテストもしています」
 「経済安全保障を念頭に、NECにCPU(中央演算処理装置)や各種半導体などのサプライチェーン(供給網)もある程度開示してもらっ
ています。有事の際にリスクを回避し、製造を続けられるようにするためです。保守部材も国内の倉庫に確保しています。ここはできる
限り自前主義で、NECとタッグを組んでやっています」

 メインフレームは「価格で優位」

 ──勘定系システムにオープン基盤を適用するのは、時期尚早なのでしょうか。
 「オープン基盤は外部依存度が高いので、レジリエンスの観点からすると、(勘定系への適用には)やはり難しい面があります。何か
起きたときにすぐに問題解決ができるかというと、時間がかかるでしょう。この問題をNECの次世代メインフレームであれば解決できると
判断し、導入を決めました」
 「もう1つの理由はコストです。従量制の料金体系にしたこともあり、メインフレームの方が価格面で優位でした。オープン基盤はOS(基
本ソフト)やミドルウエアのライセンス料が結構かかります」
 「一方でメインフレームはオープン基盤に比べて開発のスピードを高めようにも限界があります。そこで我々が考えたのが、勘定元帳
のデータをリアルタイムでミラーリングし、オープン基盤上で動かすという仕組みです。過去にオープン基盤上で勘定系アプリケーション
を動かす実証実験を手掛けていて、そこで培った技術を活用します」
 「今後、新しいアプリケーションは基本的にオープン基盤上に構築していきたいと考えています。これによって、開発の迅速性や柔軟性
を高められます。メインフレームと比べて開発期間を3割程度短縮し、コストも半減できると試算しています。早く安くつながるシステムを
構築することで、ビジネスのスピードを高めていきたい」

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/30(火) 06:37:43.71 ID:U6+hLact.net
 主戦場は勘定系の外側に

 ──今後、勘定系システムの役割はどう変化していくとみていますか。
 「勘定系は大量の更新処理を間違いなくミリセカンド(1000分の1秒)単位で処理する『元帳更新機能』です。表には出ず、あくまでバック
エンドの仕組みです。その代わり、絶対に止まらない。そこを突き詰めていきます」
 ──勘定系システムに対するパブリッククラウドの適用可能性をどう考えていますか。
 「勘定系システムの寿命は10年程度ですから、次の次の更改となると35年ごろになります。35年を考えたとき、世の中にはクラウドしか
選択肢が残っていない可能性はあります」
 「ただ、銀行のミッションはおそらく変わらないと思うので、安定性や信頼性を軸に置いて、その時のベストミックスを考えるべきでしょう。
主役の交代には意外と時間がかかるのではないでしょうか」
 ──システム開発を手掛けるIT(情報技術)ベンダーを取り巻く事業環境も様変わりしています。
 「ITベンダーは従来のビジネスの延長線上でやっていくと、非常に苦しくなるでしょう。プロジェクトマネジメント力などについてITベンダー
間の格差も広がっていくと思います」
 「私が入社して30年以上がたちますが、システム開発のやり方はあまり変わっていませんでした。ここにきて対話型AI(人工知能)の
『ChatGPT(チャットGPT)』が登場し、簡易なプログラムはつくってくれるようになってきています。これはシステム開発を大きく変え、生産
性を革命的に高める可能性があります。新しい開発のやり方を導入できるかで差が出てくると思います」

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/31(水) 06:28:06.22 ID:nHtL9f5j.net
日本株ADR30日、高安まちまち 三菱UFJが上昇、トヨタは下落
2023/05/31 06:07 日経速報ニュース
 30日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちだった。
同日のダウ工業株30種平均が下落した一方でハイテク株が多いナスダック総合株価指数が上昇し、
日本株ADRは方向感が出にくかった。
三菱UFJや三井住友FGが上昇した半面、トヨタやソニーGが下落した。

ADR5585円
米国債券10年利回り3.692%、(-0.127)

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/31(水) 09:55:36.36 ID:nHtL9f5j.net
三井住友FGの3本立てTLAC債、発行総額1000億円程度に積み増し 6月1日起債
2023/05/30 13:30 日経速報ニュース
 三井住友フィナンシャルグループ(8316)が6月1日に条件を決める予定の3本立てTLAC債の発行総額を1000億円程度に積み増し
たことが30日、わかった。29日までは総額で500億円程度としていた。
 あらかじめ破綻処理に備えて自己資本を蓄えておく規制「TLAC」に対応したもので、年限は4年で期限前償還ができない期間(ノン
コール、NC)を3年に設定したものと、6年物のNC5年、11年物のNC10年。主幹事はSMBC日興証券が務める。

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/31(水) 15:38:24.64 ID:nHtL9f5j.net
日銀緩和修正は早くて10月、金融システム配慮や選挙が制約-桜井氏
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-31/RVGDP8T0G1KW01?srnd=cojp-v2

具体策は長期金利上限0.75%へ引き上げか、解散・総選挙終了が前提
成長率・物価見通しは上方修正の可能性、一段の円安は見込み難い

 元日本銀行審議委員の桜井真氏は、日銀の金融政策運営について、現在の大規模な金融緩和策の修正は早くても10月以降になる
可能性が大きいとの見解を示した。金利上昇が金融システムに及ぼす影響や衆院解散・総選挙への思惑などが制約要因になるとして
いる。
 桜井氏は30日のインタビューで、7月の金融政策決定会合での緩和策修正は「かなり難しい」との認識を示した。物価上昇圧力の継
続や足元の円安進行などを背景に、新たな物価見通しが示される7月会合での政策修正観測は根強い。市場は金融セクターに対する
日銀の関心の高さを過小評価している可能性があるとし、「日銀は少なくとも第3四半期まで見極めるだろう」とみている。

 年内に政策修正が行われる可能性自体も「五分五分」という。具体的な政策手段については、金融システム面の制約などを踏まえれ
ば、長期金利の上限を現在の0.50%から0.75%に引き上げることが最大限ではないかと述べた。10月に金融緩和の修正を行う場合に
は、岸田文雄首相による衆院解散・総選挙が終わっていることも前提になるとの見解を示した。

 日銀は植田和男総裁が初参加した4月末の金融政策決定会合で、長短金利を操作するイールドカーブコントロールを軸とする大規模
緩和策の維持を決めた。その後も総裁は金融緩和を粘り強く続けていく方針を繰り返し表明している。
 桜井氏は、日本の物価上昇がコストプッシュから需要要因に移行しつつある中で、金融政策を「変更する余地が広がっているのは事
実だ」としながらも、複数の金融機関が経営破綻に追い込まれた米欧の金融不安は、日本にとって対岸の火事ではないと認識。日銀も
金利上昇による金融システムへの影響に配慮が必要になると語った。

 低金利環境の長期化で地銀などの金融機関は金利上昇にぜい弱な体質になっているとし、米欧の金利上昇を受けて日本の金融機
関は保有外債などに多額の評価損を計上したと指摘。日銀の利上げによる日本国債などの評価損発生は避けられず、金融システムへ
の影響を考慮すれば、緩和修正は「金利上昇による貸し出し収益の増加と保有債券の評価損とのバランスを見ながらやっていくしか
ない」と述べた。

 日銀が7月会合時に公表する新たな経済・物価情勢の展望(展望リポート)では、実質経済成長率と消費者物価(生鮮食品を除くコア
CPI)上昇率は共に上方修正が見込まれるとしている。日銀はコアCPIが2023年度半ばにかけてプラス幅を縮小し、2%を割り込むとみ
ているが、桜井氏は「2%前後に落ち着く可能性がある」と予想する。

 こうした経済・物価情勢も踏まえて、植田新体制は拙速な判断を回避しつつ、着実に進展するとみる。4月会合で決めた政策金利に関
するフォワードガイダンス(指針)の廃止を金融緩和修正への静かな半歩と指摘。多角的なレビューの実施は、市場とのコミュニケーション
強化という前向きな姿勢の表明だと評価した。

 植田総裁が現行の金融緩和策を維持する方針を表明している中で、外国為替市場では約半年ぶりの水準となる1ドル=140円台まで
円安が進んでいる。円安による輸入物価の上昇を回避するため、日銀が早期の政策修正に動くとの観測も市場にある。

 桜井氏は、賃金が上がり、円安を背景に株価も上昇し、原油価格が軟化している中で、現状の140円程度では金融緩和修正圧力が高
まる状況にはなりづらいと指摘。むしろ、昨年9月に政府・日銀が円買い介入に踏み切った145円台が視野に入る中で、ここからさらに円
安が加速することも見込みにくいとしている。

 桜井氏は、安倍晋三政権当時の16年4月に日銀審議委員に就任し、黒田東彦前総裁の下で21年3月末まで務めた。

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植田日銀、経済順調なら夏場にも正常化へ一歩-桜井元審議委員

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/31(水) 15:58:58.79 ID:nHtL9f5j.net
2023年05月31日14時42分
三菱UFJが底堅い、日銀総裁「長期的な低金利環境、新常態に移行の可能性も」との発言を材料視

 全体相場が軟調ななか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が底堅い。日銀の植田和男総裁はこの日、日銀・金融研究所が
主催する「国際コンファランス」の開会にあたりあいさつした。英語で行われたが、その日本語訳を日銀は公開している。

 このなかで植田総裁は、高インフレ期を経て、人々の物価観などが変化し、これまで続いてきたlow for long(長期的な低金利環
境)の時代から変わっていくとの見方があるとしたうえで、「すでにlow for longとは異なる新しい常態(New Normal)に移行して
いるという可能性も一概に否定することは難しいように思う」と発言した。

 株式市場では、異次元緩和策の修正により国内金利が上昇し、金融機関の収益改善につながるとの思惑から、メガバンク株への
買いが入ったようだ。三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>もしっかり。

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/31(水) 16:01:21.50 ID:nHtL9f5j.net
植田日銀総裁、政策レビュー「内外の知見借り進める」
2023/05/31 10:30 日経速報ニュース

 日銀の植田和男総裁は31日、日銀本店で開いた「国際コンファランス」であいさつし、4月の金融政策決定会合で決めた長期の金融政策
へのレビュー(検証)について「内外の知見も借りながら、効果と副作用などについて進める」と述べた。消費者のインフレ予想についても触
れ「中央銀行のコミュニケーションのあり方との関係を含めて研究の余地が大きい」と指摘した。
 植田総裁は大規模な資産買い入れやフォワードガイダンス(先行き指針)といった非伝統的な金融政策について「メカニズムは現在でも十
分に解明されているとはいえない」とした。
 足元のグローバルインフレの広がりには、拡張的な財政・金融政策による影響も指摘されているとし、要因の「リアルタイムでの把握には
困難さが伴う」と説明した。物価動向については「様々な指標を丁寧に分析し、基調を見極めていくことが非常に重要」と語った。
 国際コンファランスは日銀金融研究所が主催し、国内外の中央銀行幹部や経済学者らが参加する。今回はイングランド銀行(英中央銀行
)のベイリー総裁や米プリンストン大学のブルネルマイヤー教授らが参加し「金融政策の古典的な課題と新たな展望」をテーマに議論する。

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/05/31(水) 16:03:08.46 ID:nHtL9f5j.net
円安、当局けん制でブレーキ 徐々に高まる介入警戒
2023/05/31 15:13 日経速報ニュース

 外国為替市場で進んでいた円安にブレーキがかかった。30日夕に財務省と金融庁、日銀が国際金融資本市場に関する情報交換会合
(3者会合)を開いたのをきっかけに、当局による為替介入への警戒感が頭をもたげてきたためだ。政府・日銀が約24年ぶりの円買い介
入に動いた昨年9月もその前に3者会合が開かれており、それと重ね合わせる市場関係者も少なくない。いったん円売りを手控える動き
が広がった。

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 昨年9月の当局の動きを振り返ると、3者会合は8日に開催し、会合後に神田真人財務官は「一方向で急速な円安の進行」「投機的な
動き」との認識を示したうえで円相場について「ファンダメンタルズ(基礎的条件)だけでは正当化できない急激な動き」と強い警戒感を表
していた。

 3者会合から約1週間後の14日、当局は為替介入の準備ともされる「レートチェック」を実施した。そして22日、2.8兆円規模の円買い・
ドル売り介入に踏み切った。介入実施直前の円相場の安値は1ドル=145円台後半だった。

 3者会合の開催は米地域銀行の破綻などで世界的な金融システム不安が高まった今年3月以来となる。2016年に設けられたこの会
合は、金融資本市場で大きな動きがあった際などに当局の判断で柔軟に開かれている。今年5月は11~29日に7円あまりとほぼ一本
調子で円安・ドル高が進み、30日は急ピッチな動きをけん制するための「口先介入」を狙って開いたとの受け止めが市場で広がった。

 30日の会合後、神田財務官は「必要とあればあらゆるオプションを否定しないが、今どういう状況かはコメントを差し控える」と語った。
現在の為替市場の動きについては「ことごとくコメントすることは差し控えたい」と述べている。昨年9月の会合後の発言と比べると、当時
ほどの切迫感はなさそうだ。

 このため、当局が実際に介入へ動くにはまだ遠いとの見方も市場では多い。「悪い円安」論が広がった昨年に比べ、賃上げが実質所
得を支えることで物価高の影響は緩和されている。株高も進み「日本売り」になっているわけでもない。こうした点を踏まえ「円安やインフ
レが進んでも政府内での(円安への)警戒感は昨年ほど強くないとみられる」(みずほ証券の山本雅文氏)との声があった。

 それでも「昨年は3者会合を経て実弾での介入に踏み切っているだけにメッセージ性は強く、いったん円売りを手じまうきっかけになっ
た」(楽天証券の荒地潤氏)ようだ。30日の3者会合前に140円台後半まで売られていた円は、その後反転して31日午後には139円台
前半まで上昇している。

 米雇用統計など今後発表される米経済指標次第では、再び円売り・ドル買いが増える場面もありそうだ。とはいえ、当局のけん制姿
勢はそうした動きに一定の歯止めをかける公算が大きい。

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/01(木) 06:05:56.80 ID:ccoGDfby.net
2023-05-31 JPモルガン Overweight継続 5830円 → 7010円
2023-05-24 三菱UFJMS Overweight → Neutral格下げ 5500円 → 6000円
2023-04-12 ジェフリーズ Buy継続 5200円 → 6800円
2023-04-06 SBI 中立継続 5700円 → 5600円
2023-04-03 大和 2 → 3格下げ 6500円 → 5600円
2023-03-06 みずほ 買い継続 5900円 → 6800円
2023-02-28 モルガンS Overweight継続 6270円 → 6990円
2023-02-10 東海東京 Neutral → OP格上げ 4410円 → 7010円
2023-02-01 岩井コスモ A継続 6200円 → 6700円
2023-01-31 GS 買い継続 5800円 → 6200円
2023-01-25 メリル 買い継続 4850円 → 6000円
2022-12-26 野村 Buy継続 6900円 → 7200円

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/01(木) 06:18:16.10 ID:ccoGDfby.net
日本株ADR31日、売り優勢 自動車が安い
2023/06/01 06:13 日経速報ニュース
 5月31日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
米連邦準備理事会(FRB)による長期的な金融引き締めが米景気を冷やすとの観測から同日の米主要株価指数が下落し
日本株ADRにも売りが広がった。ホンダやトヨタ、武田、ソニーGが下落。
一方、三井住友FGやみずほFGは上昇した。

ADR5614円
米国債券10年利回り3.643%、(-0.058)

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/01(木) 14:03:03.44 ID:ccoGDfby.net
2023年06月01日13時01分
三菱UFJが朝安後切り返す、米下院の債務上限停止法案可決で保有債券の下落リスク後退

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が朝安後切り返した。米議会下院は31日(日本時間1日午前)、債務上限停止法案の採決を
行い、賛成多数で可決した。市場の期待通りの結果となったが、米国のデフォルト(債務不履行)によって、日本の金融機関が保有する米
国債の資産価値が失われるといったテールリスクが後退したとの見方もあって、買い安心感が広がったようだ。

 三井住友フィナンシャルグループ<8316>とみずほフィナンシャルグループ<8411>も底堅く、コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186>
や京都銀行<8369>など地銀株は総じて堅調に推移している。

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/02(金) 06:23:32.05 ID:T8p9VIJU.net
日本株ADR1日、全面高 三菱UFJやトヨタの上げ目立つ
2023/06/02 06:06 日経速報ニュース
 1日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面高だった。
米下院が5月31日に政府の債務上限を2025年1月まで停止する法案を可決し、債務不履行(デフォルト)回避に向け前進したとの
見方から米株式相場が上昇。日本株ADRにも買いが波及した。三菱UFJが6%強上昇した。
トヨタや三井住友FG、ソニーG、みずほFGも大幅高となった。

ADR5775円
米国債券10年利回り3.601%、(-0.036)

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/02(金) 06:25:39.02 ID:T8p9VIJU.net
日銀の政策修正、欧州債市場に影 欧州中銀、正常化なら「日本の投資家撤退も」
2023/06/02 日本経済新聞 朝刊

 【ベルリン=南毅郎】欧州中央銀行(ECB)は5月31日公表した金融システムの安定に関する報告書で、日銀が金融政策を正常化した
場合、ユーロ圏で債券市場のリスクが高まりかねないと警鐘を鳴らした。ECBが保有資産の圧縮を進めるなか、日本の投資家が市場の
急変でマネーを引き揚げれば欧州債の価格下落につながると警戒する。
 世界の金融市場に与える影響が大きい米連邦準備理事会(FRB)などを除き、ECBが他国の金融政策に直接言及するのは異例だ。
ECBは銀行経営や金融市場のリスクを点検する「金融安定性レビュー」を半年に1度公表しており、今回は金融大手クレディ・スイス・グル
ープの救済買収など金融不安が高まってからは初になる。
 ECBは「ユーロ圏に波及しうる世界の脆弱性」として、米国の政府債務の上限問題とあわせて日銀の金融政策を挙げた。日本の低金利
環境からの脱却は「世界の債券市場の強靱(きょうじん)性を試すことになる」と指摘。日本でも物価上昇率が高まるなか、市場が日銀の
金融政策の正常化を織り込むようになったとしている。
 仮に日銀が政策正常化を決めた場合には、「ユーロ圏の債券市場など世界の金融市場で存在感の大きい日本の投資家の判断に影響
を与える可能性がある」との見方を示した。
 急激な金利差の縮小や為替相場の変動を通じて投資家がリスク回避姿勢を強めれば、欧州市場へのマネー流入が細りかねない。「ユ
ーロ圏の債券市場において日本の投資家の突然の撤退は価格に重大な影響をもたらす」とリスクに言及した。
 ECBは5月の理事会で7会合連続の利上げと同時に、量的緩和策(APP)で膨らんだ保有資産の圧縮に向けて7月に再投資を終える
方針を示した。世界の中央銀行はインフレ抑制へ金融引き締めに動いており、量的緩和策を縮小したり終了したりするなか債券の買い手
が中銀から民間の投資家に移っている。
 市場で需給が緩めば債券価格の急落に結びつき、金利上昇を通じて財政不安がくすぶる南欧諸国などで利払いコストが一段と増す恐
れもある。
 今回の金融安定性レビューでは、欧州銀行の経営環境も精緻に分析した。ユーロ圏の銀行は強固な資本と流動性を備えているとしつつ
も、収益見通しは「下振れリスクが高まっている」と指摘。先行して利上げで増えてきた純金利収益は「予想より小さくなる可能性がある」
とした。
 一方、米国で銀行不安の引き金になった保有債券の含み損は「限定的」と評価した。総資産に占める保有債券の割合が比較的小さく、
安定した預金環境を備えているとして米国やスイスと異なり資金調達環境の健全性を強調した。
 このほか膨張するノンバンクに関しては「流動性や信用のリスクが高いまま」と警鐘を鳴らした。不動産関連ではユーロ圏の住宅市場が
「調整モードに入った」と分析したほか、商業用不動産についても「明らかに低迷している」と懸念を示した。

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/02(金) 06:26:56.27 ID:T8p9VIJU.net
三井住友FG(8316)自己株式消却
2023/06/01 17:06 日経速報ニュース

三井住友フィナンシャルグループ(8316)
自己株式消却=3764万株(6月20日予定)

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/02(金) 13:10:55.76 ID:T8p9VIJU.net
植田日銀、揺れる緩和維持シナリオ 強まる物価高に苦悩
2023/06/02 05:00 日経速報ニュース

 日銀の物価シナリオに狂いが生じている。食料品などを中心に値上げの動きが続く中、新型コロナウイルス禍後の経済再開でサービス
関連の価格も上昇しつつある。6日に厚生労働省が発表する毎月勤労統計調査は2023年の春季労使交渉(春闘)の結果が初めて反映
される。賃上げが想定より強ければ、物価高と相まって再び政策修正観測が高まる可能性もある。
 「インフレはかなり強まっている。日銀が考えるより欧米の状況に近づいているのではないか」。5月下旬、政府関係者は日銀の姿勢に
疑問を呈した。
 日銀は様子見を続けている。植田総裁は5月19日の都内での講演会で「2%(の物価安定目標)達成の芽を摘んでしまうコストは極めて
大きい」と拙速な政策転換のリスクに触れた。25日の報道各社へのインタビューでも「あまり急いで引き締めをすると雇用等に大きなマイナ
スの影響が及ぶ」と強調した。
 一連の発言に為替も反応した。同日のニューヨーク外国為替市場では一時、22年11月以来となる1ドル=140円台をつけた。財務省、金
融庁、日銀が5月30日に3者会合を開くと一服したが、1日の東京外国為替市場では139円台で推移した。
 日銀が待ちの姿勢を続ける根拠の一つが、インフレ率が「23年度半ば以降にかけてかなりはっきり下がっていく」(植田総裁)との見通し
だ。3%を超えるインフレ率が国民負担につながっていても、原材料価格の下落でいずれ落ち着くと日銀はみる。
 ただこのシナリオも微妙に狂いが生じている。4月の消費者物価指数(生鮮食品を除いたコアCPI)は前年同月比3.4%の上昇だった。食
料品だけでなく、サービス分野でも値上げが広がっている。6月1日に大手電力7社の家庭向け電気料金の引き上げもあり、上昇幅が今
後拡大する可能性もある。
 大和総研の久後翔太郎シニアエコノミストの試算によると、3月の消費者物価指数の上昇率の内訳は需要要因が6割で、供給要因(4割
)を上回っていた。ウクライナ危機を発端としたコストプッシュ型のインフレも変容しつつある可能性がある。
 日銀がこだわってきた賃上げの状況は悪くない。経団連の1次集計結果(5月19日時点)によると、23年の春季労使交渉は大手企業
の定期昇給とベースアップ(ベア)を合わせた賃上げ率が3.91%と30年ぶりの水準となった。日銀も「良い芽が出ている」と認めるが、見極
めに時間をかけようとしている。
 カギを握るのは24年春闘の結果だ。もしインフレが落ち着いた状況でも23年並みの賃上げが実現するのなら「持続的・安定的といって良
いかもしれない」(日銀関係者)。春闘結果まで待たなくとも、何らかの経済指標で24年の春闘動向を見極められるまでは「待ち」の姿勢を
続ける意向だ。
 だが、総裁発言は微妙に揺れ始めている。「(日銀の)見通しが誤っている可能性はゼロではない」、「(物価高の要因の)リアルタイムで
の把握には困難さが伴う」。現時点で物価高がコストプッシュ型で「一時的」との見方は崩していないが、「修正が必要になるという判断に
達すれば、速やかに行動したい」と布石も打った。
 関係者が注目するのは、厚生労働省が6月6日に予定する毎月勤労統計調査だ。23年春闘の結果が反映される初の調査結果となる。
3月の実質賃金は前年同月比で12カ月連続低下しているが、政府関係者は「現時点でどこまで賃上げが進んだか見極める機会となる」
と指摘する。
 日銀は過去の利上げで景気の冷え込みを招き、たびたび批判を浴びた過去がある。植田総裁自身、2000年8月のゼロ金利解除の際
は審議委員として反対票を投じた。
 それだけに日銀内には「拙速な利上げで批判されるよりは、ギリギリまで情勢を見極めるべきだ」との意見が根強い。ただインフレを読
み切れなかった欧米は「ビハインド・ザ・カーブ(後手に回る)」との批判を浴び、景気を冷やすリスクに直面する今もなお金融引き締めを続
けている。
 植田氏は5月31日に日銀本館で開いた国際コンファランスで、世界経済の状況が「low for long(低金利環境)とは異なる新しい常態
に移行しているという可能性も一概に否定することは難しい」との認識を示した。変容しつつある金融情勢に最適な手を打てるか。慎重さ
だけではなく、決断力も問われることになる。
 

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/03(土) 06:04:48.66 ID:LntMBVna.net
日本株ADR2日、買い優勢 トヨタなど高い
2023/06/03 05:15 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=川上純平】2日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買い優勢だった。
米ダウ工業株30種平均が大幅に上昇し、日本株ADRも買われた。トヨタや野村の上げが目立った。
三井住友FGは下げた。

ADR5801円
米国債券10年利回り3.697%、(+0.103)

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/03(土) 06:11:18.24 ID:LntMBVna.net
コラム:日銀の物価見通し大幅修正へ、来年は金利急上昇も=門間一夫氏
https://jp.reuters.com/article/column-kazuo-monma-idJPKBN2XO03V

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/05(月) 06:07:02.55 ID:0K4JWsWb.net
みずほ運用責任者「日銀緩和の修正近い」 国債投資探る-輿水賢哉執行役に聞く
2023/06/05 05:00 日経速報ニュース

 大手金融機関が国債投資を復活させる機会をうかがう。米欧では急速な利上げで金利が上昇する一方、国内も日銀による金融政策の
修正が近いとの読みが働く。みずほフィナンシャルグループでグローバルマーケッツカンパニー共同カンパニー長を務める輿水賢哉執行役
に金融政策の見通しと運用戦略を聞いた。

 ――日銀の植田和男総裁が4月に就任しました。最初の金融政策決定会合では現状維持を決めましたが、近いうちに政策修正に動くで
しょうか。
 「日本はデフレ圧力に30年間苦しんできたが、今回の物価上昇は質が違う。世界の景気敏感株といわれていた日本株は、海外経済が
減速に向かうなかでも上昇している。国内景気や物価情勢からすれば、日銀が1年以内に動く可能性は高い」
 「政策修正には全ての会合で備えている。日銀が動くかどうかは2%の物価上昇に確信を持てる段階になったかどうかに依存している。
労働力不足や経済再開など日本の物価のダイナミズムが変わっており、いつ修正があってもおかしくない」
 「経済の体温計としての長期金利が重要性を増しており、日銀は長期金利目標の撤廃を優先するだろう。1年以内のマイナス金利解除
も否定できない。1年から1年半かけて行う金融政策のレビュー期間中に動かないとは全く想定していない」

 ――日銀の政策修正で金利が上昇すれば、国債投資を積極化しますか。
 「特定の金利水準を念頭に置いているわけではないが、ある程度金利が上昇して安定すると見込めれば、運用機会を探っていく。大き
な環境変化に備えて今は身を縮めておき、将来も流動性の高い資産で運用することが重要になってきている」

 ――米シリコンバレーバンク(SVB)の破綻をきっかけに金融不安が広がりました。運用環境に大きなマイナスとなるのでしょうか。
 「今年の大きなテーマの一つは、米国でインフレが落ち着くかどうかわからない不安のなか、5%の利上げという歴史的な金融引き締めの
副作用がどういう形で出てくるかだ。その副作用の一つがSVBの破綻に端を発する金融不安だった」
 「今回の事象は個別の要素が非常に強い。ALM(資産・負債の総合管理)や流動性管理に問題があったのかもしれない。金融引き締め
の効果は1年?1年半のラグを伴う。規制緩和されてきたノンバンクなどにひずみがないか注意が必要だ」

 ――外債の損失処理で前期に約1000億円を計上しました。厳しい運用環境が続いていますが、今期は復活の年となるのでしょうか。
 「最も高格付けで流動性がある米国債の利回りがすごく上がってきているのは魅力的だ。ただ、資金調達コストという意味では政策金利
も非常に重要だ。米国で金融引き締めが続くかどうかわからない以上、当面は慎重なスタンスを継続する」
 「米国の金融政策が変化して(長短金利が逆転する)逆イールドが解消する局面ではポジションを増やす選択肢は十分ありえる。ただ、
マネーの伸びがマイナスになっているのは懸念材料だ。市場が大きく動く可能性に備えなければならない」

 ――米連邦準備理事会(FRB)は今年中に利下げに転じるでしょうか。
 「米国の利上げが終盤にさしかかっているのは事実だ。だが、インフレ鈍化のペースが緩慢なため、今年の利下げは現時点ではメインシ
ナリオではない。一方、いったん物価が下がり始めれば、利下げ幅が非常に大きくなる可能性はある」

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/05(月) 12:17:44.72 ID:0K4JWsWb.net
株、「退場」迫られる弱気派 下がらぬ相場に肩すかし
2023/06/05 12:06 日経速報ニュース

 5日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比521円(1.65%)高の3万2045円だった。節目の3万2000円を
取引時間中に上回るのは1990年7月以来だ。米債務上限問題を巡る不透明感の払拭や米利上げの一時停止観測を背景に買いが優勢
となった。過熱サインが相次ぐなかでも上値を試す日本株。「そろそろ下がる」とみていた投資家からは諦めムードも漂い始めた。

 「これ以上の含み損は放置できない」(九州在住の40代個人投資家)。日経平均はおよそ33年ぶりの高値圏で推移するが、喜んでいる
投資家ばかりではない。相場の流れと反対方向の「逆張り」で売買する一部の個人投資家は、相場下落を見込んだポジション(持ち高)の
整理に追われている。

 日米株式相場は急ピッチで上昇してきた。チャート上などでは過熱感が意識されていたため、いったん調整局面入りするとみていた投資
家は少なくなかった。日経平均と逆方向に2倍の値動きをするよう設定された日経Dインバ(1357)の口数は最近、初めて10億口を超えた。
上げ相場の主役だった半導体検査装置のアドテスト(6857)は、信用買い残を売り残で割った信用倍率が直近で0.42倍に低下している。

 ところが市場が不安視していた米債務上限問題は先週に関連法案が上下両院で可決され、米国の債務不履行(デフォルト)が回避され
るなど相場調整のきっかけにはならなかった。足元の日米株式相場の急伸は、「売り」でみていた投資家による損失覚悟の空売りの買い
戻しが主導した面も大きいとみられる。

 日本株の先高観はなお強い。岡三証券の松本史雄チーフストラテジストは「米国株が調整しても日本株の下げは相対的に小さくなる」と
の見方を示す。インバウンド(訪日客)需要の回復や東証による低PBR(株価純資産倍率)の是正要請など、日本固有の支援材料がある
ためだ。市場では「短期的に相場が調整しても、日経平均が3万円を割り込むのは難しくなった」(別の国内証券の情報担当者)との声も
聞かれる。

 個別では、トヨタ(7203)が「壁」として意識されていた心理的な節目の2000円を上抜けた。ソフトバンクグループ(SBG、9984)も2月に
付けた年初来高値(6407円)が近づく。相場の「下げ期待」の後退に加え、「安売り」と期待していた主力株の押し目買いの水準も遠ざか
る一方。「逆張り」投資家の苦難は続きそうだ。

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/06(火) 06:44:12.68 ID:xc5qR2GK.net
日本株ADR5日、売り優勢 銀行が安い
2023/06/06 06:11 日経速報ニュース
 5日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売り優勢だった。
前週末に急上昇した反動で主力株の一部に利益確定売りが広がり、ダウ工業株30種平均が反落した。
日本株ADRも下落する銘柄が多かった。三菱UFJの下げが目立ち、みずほFGや野村、三井住友FGも安い。
半面、ホンダとソニーGは上昇した。

ADR5750円
米国債券10年利回り3.690%、(-0.005)

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/06(火) 11:36:58.55 ID:xc5qR2GK.net
ホットストック:メガ銀が軟調、実質賃金低下で日銀政策修正後ずれの思惑

[東京 6日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループが一時2.1%安に下落するなど、メガバンク株がさえない。厚生労働省
が6日公表した4月の毎月勤労統計(速報)では、実質賃金が前年比3.0%低下と、13カ月連続で減少しており「期待された春闘の
効果は現時点では限定的で、脱デフレや日銀の政策修正が後ずれしかねないとの思惑につながったようだ」(国内証券のストラテジ
スト)との声が聞かれる。

現金給与総額が同1.0%伸びたが、消費者物価指数(CPI)が前年比4.1%上昇し、3月からプラス幅が拡大した影響が響いた。
三井住友フィナンシャルグループ株は一時1.8%安、みずほフィナンシャルグループは一時1.8%安に、それぞれ下落した。

一方、「米銀の規制強化報道が影を落としている可能性がある」(別の国内証券のストラテジスト)との声もある。米国の銀行は、資本
要件の調和を図る世界的な取り組みの一環として規制当局が準備している新たな規則の下で、最大20%の自己資本引き上げが必
要になる可能性があると報じられた。

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/07(水) 06:12:42.71 ID:1iwgX1uM.net
2023年06月06日12時32分
三菱UFJが4日ぶり反落、米銀自己資本の規制強化報道がメガバンク株を圧迫
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が4日ぶりに反落。1000円の大台を手前に伸び悩んでいる。米連邦準備制度理事会
(FRB)など米規制当局が、金融機関向け資本要件の厳格化に向けた案を月内に公表する見通しだと報じられた。米大手銀行の
場合、自己資本は平均で約20%引き上げられる可能性があるとも伝わっている。これを受け、5日の米国市場で大手銀行株が下
落。東京市場でもメガバンクに売りが波及した。
 三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>も軟調。東証の業種別指数で銀行業は下落率
トップとなっている。

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/07(水) 06:21:17.93 ID:1iwgX1uM.net
日本株ADR6日、全面高 野村やホンダの上げ目立つ
2023/06/07 06:17 日経速報ニュース
 6日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面高だった。
出遅れてきた景気敏感株やハイテク株が買われて6日の米主要株価指数が上昇し、日本株ADRにも買いが波及した。
野村とホンダが3%高となり、武田やトヨタ、オリックスも大幅高となった。

ADR5817円
米国債券10年利回り3.674%、(-0.019)

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/08(木) 06:17:21.00 ID:0gUvYCp4.net
日本株ADR7日、全面安 ホンダやソニーGが安い
2023/06/08 06:07 日経速報ニュース
 7日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)はほぼ全面安の展開となった。
同日は日経平均株価が大きく下落したほか、米ハイテク株も売られて投資家心理が弱気に傾き、日本株ADRには売りが目立った。
ホンダやソニーG、トヨタが安い。三井住友FGや三菱UFJなど銀行株も売られた。

ADR5717円
米国債券10年利回り3.793%、(+0.093)

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/08(木) 07:54:01.23 ID:0gUvYCp4.net
日銀政策修正予想が一段と後ずれ、植田総裁のハト派姿勢で-サーベイ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-07/RVUYC5T0AFB401

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/08(木) 10:48:23.56 ID:0gUvYCp4.net
2023/06/06 22:45
三井住友FG(8316)
24年3月期経常予想。対前週0.4%上昇。
 三井住友フィナンシャルグループ<8316>の経常利益予想コンセンサスは、前週値の1,200,450百万円から0.4%上昇し
1,205,450百万円となった。因みにレーティングコンセンサスは4.4で変わらずのまま。

2023/06/06 19:55
三井住友FG(8316)
日系大手証券、レーティング据え置き、中立。目標株価引き上げ、6,000円。
 日系大手証券が6月6日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングを中立(3)に据え置いた。
一方、目標株価は5,600円から6,000円に引き上げた。因みに前日(6月5日)時点のレーティングコンセンサスは4.4
(アナリスト数10人)で「やや強気」の水準、目標株価コンセンサスは6,410円(アナリスト数10人)となっている。

2023-06-07 大和 3継続 5600円 → 6000円

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/09(金) 06:44:29.04 ID:gg/on5/o.net
日本株ADR8日、買い優勢 トヨタやみずほFGが高い
2023/06/09 06:14 日経速報ニュース
 8日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買い優勢だった。
米雇用関連指標の悪化をきっかけに米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め長期化への懸念が和ら
、同日の米株式相場が上昇。日本株ADRにも買いが広がった。
トヨタの上げが目立ったほか、みずほFGや三井住友FG、三菱UFJといった銀行銘柄が高い。
一方、ソニーGは小幅安だった。

ADR5702円
米国債券10年利回り3.721%、(-0.068)

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/10(土) 06:35:19.10 ID:L+nmeH47.net
日本株ADR9日、全面高 ホンダとトヨタの上げ目立つ
2023/06/10 05:09 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=戸部実華】9日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面高だった。
米株式相場が上昇し、日本株ADRも買われた。ホンダが2%強上昇し、トヨタも上げが目立った。
ソニーGや三井住友FG、三菱UFJも高い。

ADR5765円
米国債券10年利回り3.745%、(+0.033)

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/12(月) 12:47:23.67 ID:XGAgXJZF.net
日銀は政策維持との予想大勢、市場機能改善し賃上げ途上-決定会合
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-11/RW11EJT1UM0W01?srnd=cojp-v2

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/13(火) 06:42:25.86 ID:Zu640Zod.net
日本株ADR12日、高安まちまち ホンダ上昇、みずほFGは下落
2023/06/13 06:09 日経速報ニュース
 12日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちだった。
米連邦準備理事会(FRB)が6月の利上げを見送るとの見方から同日は米株式相場が上昇したものの
日本株ADRには売り買いが交錯した。ホンダやソニーグループ、トヨタが上昇。一
方、みずほFGや武田、野村が下落した。

ADR5751円
米国債券10年利回り3.739%、(-0.005)

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/14(水) 06:14:25.44 ID:iWVzUNJB.net
企業再生、大手銀が競う 三菱UFJ、投資子会社新設 コロナ後の収益源狙う
2023/06/14 日本経済新聞 朝刊

 大手銀行が企業再生ビジネスの強化に動き始めた。三菱UFJ銀行や三井住友銀行は投資枠を新設し、企業の株式を取得したうえで
再生を後押ししていく方針だ。みずほ銀行やりそな銀行も専門部署の拡充を急ぐ。新型コロナウイルス禍の政策支援が終了し、倒産件
数が増加に転じるなか、企業再生が大きな収益機会になるとみているためだ。人材不足などの課題の解消が今後の焦点となる。

 三菱UFJ銀行は全額出資子会社「MUFGストラテジック・インベストメント」を2024年春に設立する。1号ファンドは最大500億円で、
主に中堅・中小企業の普通株を取得する。1社あたり数十億円の支援を想定し、資金枠を使い切れば2号ファンドを検討する。企業再建
を果たせば、新たな出資者に株式を譲渡して売却益を得ることができる。

 業績が悪化した取引先だけでなく、これまで取引のなかった企業の再生も視野に入れる。私的整理の一つである裁判以外の紛争解
決(ADR)や全国の中小企業活性化協議会が関わる案件の場合、再建のスポンサーを決める入札を実施することが多い。こうした案件
に応札し、資本の注入と人材の派遣の両面から再建を支える。

 株式取得に限らず、銀行による支援策は優先株の引き受けや再生手続きに入った企業の資金繰りを支えるDIPファイナンスなど幅広
い。新会社設立に先立ち、三菱UFJ銀行は4月に10人弱で構成する「再生ファイナンスチーム」を設けた。
 同様の取り組みは三井住友銀行も進めている。20年2月にSMBCキャピタル・パートナーズを設立し、今年6月に会社更生手続きを
始めたイセ食品の株式を取得した。少額出資や議決権の過半を握る場合と合わせて、総額2000億円の投資枠を設けている。

 メガバンクが相次いで投資枠を創設する背景には、21年11月に施行された改正銀行法がある。これまで企業への銀行の出資比率は
5%までに抑えられていた。改正銀行法によって、銀行が企業再生や事業承継に取り組む場合は最長10年間にわたって全株式を保有
できるようになった。これまでファンド勢の存在感が強かった企業再生に、銀行が主体的に関われるようになった。
 新型コロナ禍の緊急融資制度などが期限切れとなり、今後倒産が増加すると見込まれることも大手銀行の背中を押している。みずほ
銀行は大企業の再生を担う部署の人員を21年に2人、23年には3人増やした。専門性が高い外部の人材も積極的に採用する方針だ。

 りそな銀行も企業再生を担う「成長戦略室」の増強を進める。飯山智哉室長は「価格転嫁できる強い企業とそうでない企業の二極化
が進むだろう」と指摘。企業倒産や自主的に廃業する経営者が今後増えるとみている。
 企業再生の市場規模を示す明確な統計はないが、法務省が公表する債権回収会社(サービサー)の業務状況によると、22年の取扱
債権額は11兆4000億円だった。銀行の不良債権処理が本格化していた00年代半ばには30兆円前後だったが、足元では10兆円前
後で推移している。

 業績の悪化が見込まれる企業には中堅・中小企業が多い。大手行だけでなく、広島銀行など20以上の地方銀行も投資を手掛ける
子会社を立ち上げた。ファンド勢も含めた重層的な受け皿づくりが課題となっている。
 専門人材の不足という構造的な問題も残る。ゼネコンや不動産などの不良債権処理が進んだ00年代が過ぎると、企業再生の案件は
大幅に減少した。「激動の時代を経験しているのは40代半ば以上」(大手行の幹部)で経験豊富な人材は限られているとの指摘がある。
 企業再生が新たな銀行の収益の柱になるためには、案件を一つずつ積み重ねながら人材を育てていく地道な取り組みが欠かせない。
企業再生ビジネスを拡大させて企業と金融機関の収益をそれぞれ押し上げていくことは、日本経済が長い停滞から抜け出すための条件
のひとつといえる。

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/14(水) 06:15:25.20 ID:iWVzUNJB.net
環境関連の取引、累計2兆円目標 三井住友FLが29年度に
2023/06/14 日本経済新聞 朝刊

 リース大手の三井住友ファイナンス&リース(SMFL)は、2029年度までに環境などサステナビリティー(持続可能性)関連の取引を
累計で2兆円契約することを目指す。従来目標の1兆円から2倍に引き上げる。再生可能エネルギーへの投資を増やすほか、取引先の
ESG(環境・社会・企業統治)関連の取り組みに応じて料率を変えるリースを増やす。
 中間目標として、25年度までに1兆円を目指す。子会社のSMFLみらいパートナーズなどで、太陽光発電設備など再生可能エネルギ
ーへの投資を強化する。環境認証を受けた不動産への投融資も増やす。

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/14(水) 06:18:47.73 ID:iWVzUNJB.net
ポイント経済圏、金融に軸 来春Vポイントに統一 CCC・三井住友、8600万人規模 決済・証券で利便性向上
2023/06/14 日本経済新聞 朝刊

 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と三井住友フィナンシャルグループ(FG)は13日、2024年春に統合するポイント事業の戦略
を発表した。新たに誕生する「Vポイント」は8600万人の会員数を抱え、投資信託など金融取引の利便性を武器に顧客層を囲い込む。
「ポイント経済圏」競争の連携の軸足が小売りから金融に移っている。
 「顧客価値を伝えるにはVの名前を借りた方がいい」。CCCの増田宗昭会長は13日の記者会見でブランド名の狙いをこう語った。CCC
が手掛ける「Tポイント」の象徴である青と黄色のデザインは引き継いだが、名称を三井住友FGの「Vポイント」に寄せたのは、Vポイントに
勢いがあることを意味している。

 三井住友FGはスマートフォンを起点にした金融サービスへの転換を進めている。軸となるのが、銀行・カード・証券・保険などをスマホで
一体提供する「Olive(オリーブ)」だ。
 オリーブはグループの金融サービスを1つのアプリで提供し、利用に応じてポイント還元率が高まる。3月のサービス開始から2カ月で50
万人の利用者を獲得した。この間の三井住友銀行の口座開設のペースは例年の2倍超、提携するSBIグループの証券口座数は1000万
を達成し、1年前から18%増えている。

 共通ポイントの先駆けとして、03年にスタートしたTポイントは事実上消滅。手数料と購買データを受け取るモデルで一大勢力を築いたが
、QRコードやクレジットカードなどとの融合が普及のカギとなる近年の競争で「楽天ポイント」や「dポイント」に劣勢だった。
 Vポイントは会員数が約2000万人と顧客基盤が小さいのが弱点だったが、Tポイントとの統合で克服できる。新Vポイントの名寄せ後の
アクティブユーザー数は単純合算で8600万人だ。単純比較は難しいが、1億人を超える会員を抱える楽天ポイントや「Ponta(ポンタ)」
などと同規模の勢力になる。

 Vポイントは15万店のTポイントの提携先と、世界で1億店以上あるVisa加盟店でためて使えるようになる。Tポイント加盟店での三井住
友FGのカード利用で高い還元率でポイントを得られる仕組みも検討する。
 ポイントを消費者間で融通できるサービスも開始する。新機能は現在のTポイントのスマホアプリの名称を変更した上で追加する予定だ。
 共通ポイントはコンビニエンスストアやインターネット通販などでためられたり、使えたりする使い勝手の良さが競争の主軸だった。だが同
じ小売店で様々なポイントが利用できるようになり、小売りの連携では差がつきづらくなっている。

 こうした中で注目を集めるのが金融サービスとの連携だ。24年から拡充・恒久化される新しい少額投資非課税制度(NISA)を控えポイン
ト還元のニーズは高まる見通し。楽天証券は6月の買い付け分から楽天カード決済を利用した投信積み立てで還元率を上げた。

 NTTドコモと三菱UFJ銀行は22年、携帯電話料金の引き落としや給与の受け取りなどの利用でdポイントがたまるデジタル口座サービス
「dスマートバンク」を始めた。PayPay証券は3月末、第三者割当増資で資金調達し、新たにPayPayが筆頭株主として加わった。両社が
連携し、機能やサービス拡充を進めていく方針だ。

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/14(水) 06:34:13.24 ID:iWVzUNJB.net
日本株ADR13日、全面高 自動車の上げ目立つ
2023/06/14 06:26 日経速報ニュース
 13日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)はほぼ全面高の展開となった。
5月の米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化で米連邦準備理事会(FRB)が利上げを見送るとの見方が強まり、
同日の米株式相場が上昇。日本株ADRにも買いが広がった。トヨタが5%強上昇し、ホンダは2%あまり上げた。
みずほFGや野村、三菱UFJも買われた。

ADR5825円
米国債券10年利回り3.827%、(+0.062)

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/14(水) 10:13:04.09 ID:iWVzUNJB.net
2023年06月12日09時08分
三菱UFJなどメガバンクが強弱感対立、日米の金融会合を控え思惑錯綜

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが売り買い交錯。前週末の米国株市場
ではゴールドマン・サックス<GS>、JPモルガン<JPM>など大手金融株が総じて堅調な値動きを示した。今週開催されるFOMCでは利上げ
見送りの可能性が高いとみられているが、7月以降の再利上げの思惑など、FRBによる金融引き締めが長期化するとの見方もくすぶってお
り、根強い買いが続いている。
 京市場では今週15~16日の日程で日銀金融政策決定会合が行われるが、これまでの植田日銀総裁の言動から、現状維持の公算が
大きいと見られているものの、今後のイールドカーブ・コントロール(YCC)の撤廃などを示唆する発言が出るかどうかにマーケットの関心が
高い。メガバンクは、インフレ圧力の高まる日本でも早晩、金融政策が変更されるとの期待感もあり、足もとで強弱観が対立している。

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/14(水) 12:55:41.49 ID:iWVzUNJB.net
消費者ローンの伸び最大に スマホで「借りすぎ」に懸念
2023/06/14 05:00 日経速報ニュース

 個人向けローンが急増している。日本貸金業協会によると、3月の消費者ローン残高は前年同月に比べ6%増えた。伸び率は2008年度
の統計開始後で最大だった。個人消費の復調による資金需要とスマートフォンで手続きができる利便性の向上が背景にある。サービス
で先行する米国では「借りすぎ」が問題で、日本でも消費者保護が課題だ。
 08年度以前の伸び率は金融庁がまとめた1998年度末以降の消費者向け無担保貸金業者の貸し付け残高で2002年3月末に12%増を
記録してから03年3月末にほぼ横ばいに転じた。単純比較できないが、21年ぶりの伸び率となった可能性がある。

 日本貸金業協会によると、消費者金融業の消費者向け無担保貸し付け(住宅向けを除く)の残高は3月時点で2兆7019億円だった
。11年7カ月ぶりの水準となった。新型コロナウイルス後に旅行や外食といったレジャー用の資金需要が伸びたもようだ。「女性の少額の
借り入れが増えた」(業界関係者)という。

 米連邦準備理事会(FRB)が公表している消費者信用残高は4月に5兆ドル(約700兆円)に近い水準を記録し、3月比でさらに上昇した。
旺盛な個人消費に加え、インフレの影響もあって借り入れが膨張した。
 米国では個人ローンで新たなサービスが登場している。若者を中心に普及する後払い決済「BNPL(バイ・ナウ・ペイ・レイター)」でスマホ
で手続きが完結する。クレジットカードと違って細かな信用情報を必要とせず、収入が低い人でも借り入れが容易だ。このため、過度な債
務負担を負う若者の増加が社会問題化した。

 日本でもサービスの進化によって消費者金融の利用が加速する面が米国と似通う。消費者金融大手では9割前後をスマホを中心とした
インターネットでの申し込みが占めるとされる。各社はオンラインを通じて年利15%程度の融資を受けて口座に振り込まれた現金をコンビニ
エンスストアなどのATMで受け取れる便利さをうたう。
 顧客の年収の3分の1を上限とする総量規制を導入した10年の改正貸金業法の影響が一巡し、増加していた消費者金融の貸付残高は
コロナ禍を受けて減少に転じた。21年夏以降に小幅の増加に転じ、23年に入って伸びが加速してきた。

 かつては消費者金融が駅前に出店を競い、顧客獲得の場としてきた。スマホ取引への転換を受けて三菱UFJフィナンシャル・グループ
(FG)傘下のアコムと三井住友FG傘下のプロミスは、そろって4月までに有人店舗の廃止に踏み切った。利用者を支援する拠点などとし
て残していたが、必要性が薄れたと判断した。アイフルは残る有人店舗を法人営業のための組織として活用する。

 新規に借り入れる人が増えている。アコムは23年3月期の新客数が前の期比で33%増の30万件強となった。21年3月期を7割上回り06
年3月期以来の水準に達した。24年3月期も30万件の新規顧客の利用を見込む。
 新規顧客数は他の大手各社でも増え、大手3社がそろって30万人を上回る規模になった。「プロミス」を運営するSMBCコンシューマーフ
ァイナンスは41%増の30万5000人になり、アイフルも43%増の30万件強となった。

 利用の拡大に伴って焦げ付きが増える懸念がある。個人の債務情報を管理する日本信用情報機構(JICC)によると5件以上借り入れる
債務者の数は4月時点で前年同月比24%増の13万人になる。手軽さが多重債務者を生みやすいという見方がある。入金予定日から3カ月
以上入金がなかった人の数は22年12月以降増加に転じた。
 総量規制の導入などで多重債務者はピーク時に比べて減少が続いてきた。消費者金融各社のなかには一部に未成年の新規の申し込
みを停止する動きもある。利便性の高まりに応じた丁寧な対応が欠かせない。

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/14(水) 16:06:02.35 ID:iWVzUNJB.net
ゴールドマン、23年度コアCPI予想2.8%に上方修正-日銀との差拡大
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-14/RW865QT0G1KW01

 ゴールドマン・サックス証券は、2023年度の生鮮食品を除く消費者物価指数(コアCPI)予想を上方修正した。同証券はコアCPIが
年内を通じて2%超を維持するとみており、今年度半ばにかけて2%を下回るとみる日本銀行の見通しと差が広がった。

 ゴールドマンは13日付リポートで、23年度のコアCPI予想を2.8%上昇と、従来予想から0.3ポイント引き上げた。日銀は4月末公表
の経済・物価情勢の展望(展望リポート)で、同1.8%上昇を見込んでいる。

 同証券エコノミストの太田知宏、田中百合子、馬場直彦3氏は、「日銀が繰り返し言及してきた『年度半ばに2%を下回る』との見通
しは、今後修正を迫られる」と指摘。円安と原油価格予測の修正に加え、ガソリン価格抑制策を段階的に縮小して9月末に終了する
との政府発表も上方修正の要因としている。

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/15(木) 23:27:59.76 ID:5LBmWFdee
軍事費GDр比4%超でNAT○にまで加盟しようとしていたウクラヰナは周辺国に脅威視されて攻撃されたわけだか゛、
世界最悪の腐敗利権国家曰本も軍事費倍増させて周辺国に脅威視されようとマッチポンプ戦爭利権屋とヘ゛ッ夕リの岸田増税文雄が必死だな
ウクライナて゛市民ヘの攻撃カ゛ーだの停電カ゛‐た゛の戰爭犯罪カ゛━た゛の白々しいが、戦争なんだから当たり前だろ
曰本に絨毯爆撃して原爆まて゛落とした世界最惡のならす゛者国家なんて.いまた゛に新型戰略爆撃機とか發表してるた゛ろ
軍事施設だけ爆撃とかあり得ないし,要するに戰略ってのは戰争となれは゛こいつを使って―般市民の家屋を焼き尽くすって意味だからな
國民を人間の盾にして,女こども以外逃亡(出国)禁止にして戦わせて.他國まで巻き込んでまて゛利権に執着してるキチガイナゼレンスキ−を
いまだに引きずり降ろさないあたり、戰闘民族として現状を受け入れて,むしろリア儿サハ゛ゲ‐を楽しんて゛ると理解するのが正解
世界最悪の腐敗利権国家曰本は軍事費セ゛□にして、ポ―ランドのように國民に武器を持たせて扱い方を訓練する個人防衛国へと移行しよう!

創価学會員は、何百萬人も殺傷して損害を与えて私腹を肥やし続けて逮捕者まで出てる世界最惡の殺人腐敗組織公明党を
池田センセ−が口をきけて容認するとか本氣て゛思ってるとしたら侮辱にもほと゛か゛あるそ゛!
hΤтρs://i.imgur、cоm/hnli1ga.jpeg

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/14(水) 23:55:06.02 ID:iWVzUNJB.net
2023/06/14 22:45
三井住友FG(8316)
24年3月期経常予想。対前週1.6%下降。
 三井住友フィナンシャルグループ<8316>の経常利益予想コンセンサスは、前週値の1,205,450百万円から1.6%下落し
1,186,075百万円となった。対前年実績で見た場合3.8%の増益予想から2.2%増益予想に下方修正されたことになる。
因みにレーティングコンセンサスは4.4で変わらずのまま。

2023/06/14 16:05
三井住友FG(8316)
日系大手証券、レーティング強気継続。目標株価引き下げ、6,600円。
 日系大手証券が6月14日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングを強気(買い)に据え置いた。
一方、目標株価は6,800円から6,600円に引き下げた。因みに前日(6月13日)時点のレーティングコンセンサスは
4.4(アナリスト数10人)で「やや強気」の水準、目標株価コンセンサスは6,450円(アナリスト数10人)となっている。

2023-06-15 みずほ 買い継続 6800円 → 6600円

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/15(木) 06:33:31.30 ID:DQRmw7gR.net
日本株ADR14日、買い優勢 トヨタやホンダが高い
2023/06/15 06:13 日経速報ニュース
 14日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買い優勢となった。
米連邦準備理事会(FRB)による利上げが長期化するとの観測から14日はダウ工業株30種平均が下落した。だが
この日は日経平均株価が連日で高値を更新するなど騰勢を強めており、日本株ADRには買いが目立った。
トヨタが5%近く上昇し、ホンダは2%あまり上げた。野村やオリックスも高い。一方、武田は下落した。

ADR5855円
米国債券10年利回り3.790%、(-0.049)

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/15(木) 07:56:57.42 ID:DQRmw7gR.net
三井住友FG - 【四季報先取り】三井住友FG
詳細
【横ばい圏】国内は大企業向け融資や投資銀行業務好調。海外は預貸金利ザヤ拡大。決済手数料伸びる。日興が黒字浮上。
ただ株売却益一服、与信費用微増で経常益は横ばい圏。特損減る。配当性向4割メドに増配。
【新中計】26年3月期純益9000億円目標、個人業務デジタル化や手数料ビジネス拡大に力点。米ジェフリーズに追加出資、
持分を4・5%から最大15%へ引き上げ。

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/15(木) 10:45:38.77 ID:DQRmw7gR.net
日銀会合注目点:上振れ物価の先行きと政策展開、大規模緩和は継続へ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-14/RW825NT1UM0W01?srnd=cojp-v2
2023年6月15日 8:30 JST
エコノミストの9割超が政策維持を予想、根強い早期の政策修正観測
解散・総選挙の思惑も影響の声、堅調な株価や円安への見解にも関心
日本銀行が15、16日に開く金融政策決定会合では、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策を軸とした現行の
金融緩和策の継続が決まる公算が大きい。消費者物価は日銀の想定よりも上振れており、先行きの物価動向とそれを踏まえ
た金融政策の展開が、植田和男総裁の記者会見を含めて最大の注目点となる。

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/15(木) 13:19:29.15 ID:DQRmw7gR.net
日米で「ぬるま湯相場」持続か FRBと日銀が株高へ共振
2023/06/15 13:08 日経速報ニュース

 日米で中央銀行の慎重姿勢が目立つ。14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では将来的な追加利上げが示されたが、パウエル議長
の記者会見は利上げに前向きとは言えない内容だった。15~16日に金融政策決定会合を開く日銀も植田和男総裁が政策変更に及び腰の
発言を繰り返し、当面の大幅な政策修正の観測は広がっていない。中銀が経済を冷まさず、熱しもしない「ぬるま湯」を演出し、株高を支え
る構図が続きそうだ。

■経済のソフトランディング見込むFRB

 FOMCが「タカ派サプライズ」だったのは確かだ。市場の予想通りに今回の利上げは見送ったものの、政策金利見通し(ドットチャート)で
年内2回の追加利上げ予想が示されたからだ。米株式相場は発表直後は下げ幅を急速に広げる場面があった。

 追加利上げは米経済の底堅さとインフレ上振れが要因だ。経済見通しでは2023年10~12月期の実質経済成長率が1.0%と前回(3月会
合、0.4%)から引き上げ、失業率は4.1%と前回の4.5%から引き下げた。コアPCE(個人消費支出)物価指数の予想は3.9%と0.3ポイント
上方修正した。年内は物価抑制にてこずるものの、米経済は予想以上に堅調で、米連邦準備理事会(FRB)の見方は一段と経済のソフト
ランディング(軟着陸)に傾いたともいえる。

 パウエル議長の記者会見では「景気と物価見通しを引き上げたのになぜ利上げを停止したのか」との質問が集中した。議長は「政策金
利は最終到達点に近づいており、利上げペースを落とすのは理にかなっている」と説明。「家計や企業は信用収縮の逆風に直面しており、
経済活動の重荷になりそうだ」とも述べ、累積的な利上げの効果を確認する考えを強調した。追加利上げについても「7月会合も含めて先
のことは何も決めていない」と話し、データ次第との中立的な姿勢をにじませた。

 パウエル氏はまた「経済の急激な悪化や大幅な雇用減少がなくても、インフレ率が目標の2%に到達するのは可能だ」とのかねての見
方を繰り返した。発言からは、ソフトランディングシナリオの実現を想定する様子もうかがえた。

 会見を受け、米市場では「インフレ率は6~7月に減速するとみられ、利上げ停止が延長される可能性が高まるだろう」(BMOキャピタ
ルマーケッツ)との見方が出た。モルガン・スタンレーのチーフ米国エコノミスト、エレン・ゼントナー氏は「7月利上げのバーは越えられない
ほど高くはないが、オリンピック並みの偉業になるだろう」と指摘した。タカ派トーンとは言えない議長会見に安堵し、米株相場は会見途
中から下げ幅を縮小、ナスダック総合株価指数とS&P500種株価指数はプラスに転じた。

■慎重な発言繰り返す日銀総裁

 翻って日銀。16日に金融政策決定会合の結果を発表する。長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)も含め、政策は据え置
かれるとの見方が有力だ。次の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」を発表する7月会合でのYCC修正予想は残るが、5月以降の
植田総裁の発言を聞くとそれもおぼつかない。

 植田氏は「拙速な政策転換を行うことで、ようやく見えてきた2%達成の芽を摘むことにになった場合のコストは極めて大きい」と石橋を
たたくような発言が目立つ。市場で噂される今夏の衆院の解散・総選挙が実現すれば7月のYCC修正はますます困難になる。

 仮にYCC修正に動いたとしても「マイナス金利ないしゼロ金利政策を長期間維持することを市場に確約するフォワードガイダンスも組み
合わせる」(バークレイズ証券の山川哲史チーフエコノミスト)との見方がある。マイナス(またはゼロ)金利が長期化するとの観測が強ま
れば、市場金利の上昇は限られ、株価への追い風は続くだろう。

 日米の政策金利の格差が海外投資家の日本株買いを促しているとの指摘もある。日米の短期金利差が開き、ドルを保有する海外投資
家は円資産に投資する際に為替ヘッジをかけると5%を超えるプレミアムを受け取れる。仮に5%の配当利回りの日本株に投資すれば
「合計の利回りは10%を超え、米国債に投資している場合ではない」(モルガン・スタンレー)というわけだ。

 米国株は指標面で割高感が指摘され、日本株も下期の業績リスクがくすぶっている。だが、ともに金融政策への楽観論が資金流入を
促し、意外高をサポートする可能性は否定できない。

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/16(金) 06:11:27.53 ID:lJbKvi3E.net
日本株ADR15日、買い優勢 野村の上げ目立つ
2023/06/16 06:09 日経速報ニュース
 15日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買い優勢だった。5月の米小売売上高が市場予想に反して
増加したのを好感し、同日の米株式相場が上昇。日本株ADRにも買いが広がった。
野村が4%近く上昇した。トヨタや武田も上げた。一方、ホンダは下落した。

ADR5871円
米国債券10年利回り3.723%、(-0.075)

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/16(金) 06:14:33.69 ID:lJbKvi3E.net
日銀、物価・賃金動向を議論 きょう会合結果公表
2023/06/16 05:00 日経速報ニュース

【この記事のポイント】
・焦点は長短金利操作の修正の有無
・現時点の物価への認識も議論する
・欧米の主要中銀の動向も影響か

 日銀は16日の金融政策決定会合で、物価や賃金を含む経済情勢を議論する。物価は日銀の想定を超えて上振れる可能性があるものの
、現時点では「持続的・安定的な2%の上昇」に至っていないとの姿勢を崩しておらず、大規模な金融緩和策の大枠を維持する見通しだ。
 会合の焦点は現在の金融緩和策の柱で長期金利の水準を誘導してきた長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)修正の有無
だ。日銀は市場機能改善を目的に2022年12月にYCCによる長期金利の許容上限を従来の0.25%程度から0.5%程度に拡大した。
 その後は国債市場のゆがみは落ち着き、長期金利は0.5%を下回る水準で推移している。日銀が公表した5月の債券市場サーベイで、債
券市場の取引の頻度や円滑さを示す機能度判断指数(DI)は5四半期ぶりに改善した。このため日銀内には「いま(YCCを)見直す理由が
ない」との声が多い。

 会合では現時点の物価認識も議論する。4月の消費者物価指数(生鮮食品を除いたコアCPI)は前年同月比3.4%上昇し、食料品に加え
てサービス分野にも値上げの裾野が広がってきた。植田和男総裁も9日の国会答弁で、最近の企業の価格設定は「やや上振れ方向での
変化が見えつつある」と発言していた。
 日銀は足元の物価上昇はロシアによるウクライナ侵攻に伴う原材料価格の上昇の影響による一時的なものとみてきた。4月時点の物価
見通しでは23年度は前年度比1.8%の上昇率になるとし、月ベースでも23年度後半に2%を割り込むとみる。
 ただし、日銀内では「(物価の基調は)思ったより強い」との声も出ており、「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」を公表する7月会合で
物価見通しを上方修正する可能性もある。

 海外の主要中銀の動向も日銀の金融政策に影響しそうだ。米連邦準備理事会(FRB)は13?14日に開いた米連邦公開市場委員会(F
OMC)で22年3月のゼロ金利解除以来、初めて利上げの見送りを決めた。一方、欧州中央銀行(ECB)は15日、8会合連続の利上げを
決め、インフレ抑制に向けて利上げを続ける姿勢を打ち出した。
 大規模緩和を続ける日銀と金融引き締め局面が終わっていない海外中銀との違いが改めて意識され、外国為替市場では一段と円安が
進む可能性がある。15日の外国為替市場では幅広い通貨に対して円安が進み、対ドルでは一時1ドル=141円台と22年11月以来7カ月ぶ
り、対ユーロでも1ユーロ=153円台とおよそ15年ぶりの安値に沈んだ。

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/16(金) 12:22:44.73 ID:lJbKvi3E.net
日銀、現状維持 午後の株式相場は上昇に転じる・東海東京の中村氏 総裁会見に注意
2023/06/16 12:21 日経速報ニュース

 中村貴司・東海東京調査センターシニアストラテジスト 日銀は16日まで開いた金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の維持を
決めた。緩和維持は大方の予想通り。ただ、仮に長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の修正などがサプライズで発表
されれば株式相場にとっては下押し材料となるリスクがあったために前場までは持ち高調整の売りが出やすかった。発表後の日経平
均先物は上昇に転じており、午後の日経平均株価も上昇に転じる公算が大きい。

 大引け後の15時半から予定される日銀の植田和男総裁の会見には注意したい。今回の会合では金融政策を維持したが、今後の政
策修正の可能性を示唆する発言が出てくれば、投資家心理が急速にリスク回避に傾きかねない。15日には岸田文雄首相が今国会で
の衆院解散は考えていないと言及した。秋以降に仕切り直しをすると伝わる。夏にも総選挙との観測があるなかでは手を付けづらかっ
た政策修正に、次回7月会合では踏み切れると判断するかもしれない。

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/16(金) 16:10:22.26 ID:lJbKvi3E.net
2023年06月16日13時18分
三菱UFJなどメガバンクが軟化、決定会合の現状維持発表を受け利食い優勢に
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が4日ぶり反落となったほか、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャル
グループ<8411>などメガバンクが揃って売りに押される展開となっている。
 きょう昼ごろに結果が発表された日銀の金融政策決定会合では、大規模金融緩和の継続を発表した。イールドカーブ・コントロール(YC
C)の許容変動幅も上限0.5%に据え置いたことで、低金利環境が収益面で逆風となるメガバンクにとってネガティブな思惑が広がった。
今回の決定会合で現状維持はほぼ織り込まれていたが、一部でYCCの政策修正に動くとの見方も若干あった。メガバンクの株価は6月
に入ってから強調展開にあったことで、目先筋の利食いを誘う格好となっている。

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/17(土) 06:27:27.58 ID:/CFfYnpd.net
日本株ADR16日 売り優勢、トヨタやホンダが安い
2023/06/17 05:18 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=横内理恵】16日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
同日の東京市場で日経平均株価が33年ぶり高値を更新した一方、米株式相場は反落した。
日本株ADRに利益確定売りが出たとみられ、トヨタやホンダ、ソニーGが安い。
オリックスや三井住友FGなど金融も下げた。

ADR5859円
米国債券10年利回り3.767%、(+0.039)

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/17(土) 06:30:36.19 ID:/CFfYnpd.net
日銀、大規模緩和を維持 長短金利操作修正「サプライズも」 植田総裁、物価・賃金上昇見極め
2023/06/17 日本経済新聞 朝刊

 日銀は16日の金融政策決定会合で大規模緩和の維持を決めた。企業が積極的になり始めた値上げや賃上げの持続力を見極めるの
になお時間がかかるためだ。半面、人手不足を背景に物価上昇圧力は強まっており、政府の対策を除いた実態ベースでは日米逆転も
迫る。緩和修正に向けた環境が整いつつあるとみる市場では、早期の修正観測も出てきた。(関連記事総合4面に)
 「速やかに正常化した場合、目標に達する前にインフレ率が下がるリスクがある」。日銀の植田和男総裁は16日の記者会見で、長短
金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC、総合2面きょうのことば)を含めて現状維持とした理由を説明した。

 インフレ退治を続ける米欧と対照的な姿勢の背景には、拙速な緩和修正が、ようやく出てきた物価と賃金上昇の好循環の芽をつぶしか
ねないとの懸念がある。植田総裁は金融引き締めが遅れるリスクは早すぎるリスクより小さいとの認識を改めて示したうえで、YCC修正
は「ある程度のサプライズはやむを得ない」とも語った。

 日本も物価上昇の勢いは衰えていない。4月の消費者物価指数(総合、CPI)の前年同月比上昇率は3.5%と政府・日銀が掲げる2%
の物価安定目標を大きく上回る。上昇率が2%以上で推移するのは13カ月連続だ。
 総務省は政府の物価高対策の効果はCPIで1%の押し下げに相当すると試算する。インフレの実像は4.5%で、4月の米国の上昇率
(4.9%)に迫る。5月のCPI上昇率は公表済みの米国が4.0%の一方、23日公表予定の日本の民間予想の中央値は3.2%。米連
邦準備理事会(FRB)が利上げを始めて以降初めて実態ベースの伸び率で、日米が逆転する公算が大きい。

 日銀がこれまで原材料価格の上昇による「一時的」なものとしてきた物価の押し上げ要因も変質してきた。4月のCPIでも一般サービス
の上昇率が2%に達する。人手不足で需給が崩れている宿泊料(8.1%)や理美容サービス(2.5%)などにも値上げが波及しており、
物価上昇の力学は供給要因から需要要因に移りつつある。

 日銀は4月時点で23年度のCPI(生鮮食品除く)が前年度比1.8%上昇するとみていた。月次でも23年度後半に2%を割り込むと予
想していたが、植田総裁は「下がり方がやや遅い」と語り、想定より物価上昇圧力が強いことを認めた。
 QUICKの5月末の調査では市場関係者112人中、YCCの見直し時期として7月を挙げたのは35人と最も多かった。物価見通しを更
新する次回7月会合で見通しを上方修正する可能性があることも、次回7月会合での修正観測につながっている。
 もっとも、直接的な利上げとなるマイナス金利政策の解除や上場投資信託(ETF)の買い入れ減額などはハードルが高いと市場はみて
いる。

 黒田東彦前総裁が在任時に「3%くらいの実質的な賃上げがないと2%の物価目標を達成できない」としていた賃金をめぐる環境も変
わりつつある。23年の春季労使交渉(春闘)での賃上げ率は3.7%と30年ぶりの高水準となった。春闘での賃上げ率だけみればユー
ロ圏の22年10~12月期の時間当たり賃金上昇率(5.1%)や米国の5月の時間当たり賃金上昇率(4.3%)に迫る。

 植田総裁は、人手不足で賃金を上げないと雇用を維持できないとする企業の事例を紹介し、「価格や賃金の設定行動に変化の兆しが
みえている」と話した。日銀関係者は「賞与やパートやアルバイトの時給などで継続的な賃上げが確認できれば24年の春闘を待たなくて
も正常化に向かうことはできる」と語る。
 日銀が緩和維持を決めたことで16日の外国為替市場では円安が進んだ。対ユーロでは一時1ユーロ=154円台と約15年ぶりの安値
をつけ、対ドルでも1ドル=141円台半ばと22年11月以来の円安・ドル高水準を付けた。

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/18(日) 06:44:58.34 ID:yEpjlsTp.net
2023/06/16 22:45
三井住友FG(8316)
24年3月期経常予想。対前週1.3%下降。
 三井住友フィナンシャルグループ<8316>の経常利益予想コンセンサスは、前週値の1,205,450百万円から1.3%下落し
1,189,325百万円となった。対前年実績で見た場合3.8%の増益予想から2.4%増益予想に下方修正されたことになる。
因みにレーティングコンセンサスは4.4で変わらずのまま。

2023/06/16 18:00
三井住友FG(8316)
米系大手証券、レーティング強気継続。目標株価引き上げ、7,280円。
 米系大手証券が6月16日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングを強気(Overweight)に据え置いた。
一方、目標株価は6,990円から7,280円に引き上げた。因みに前日(6月15日)時点のレーティングコンセンサスは4.4(ア
ナリスト数10人)で「やや強気」の水準、目標株価コンセンサスは6,430円(アナリスト数10人)となっている。

2023-06-19 モルガンS Overweight継続 6990円 → 7280円

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/18(日) 06:48:50.34 ID:yEpjlsTp.net
札幌を環境金融の先進地に 金融庁や3メガ銀連携 40兆円投資呼び込み
2023/06/18 日本経済新聞 朝刊

 今後10年で150兆円のGX(グリーントランスフォーメーション)投資を呼び込むための枠組みが日本で動き出す。政府と3メガバンク
などが札幌市を国際環境金融都市に位置づけるプロジェクトが月内に始動する。最先端半導体の国内量産に挑むラピダスが進出する
北海道で最大40兆円程度の調達を目指す。

 金融庁と経済産業省、環境省のほか三菱UFJ銀行など3メガバンク、日本政策投資銀行などが参加する。2024年にも札幌市を環境
金融の先進地に育てるための特区に指定、ESG(環境・社会・企業統治)投資を呼び込む。

 世界持続的投資連合(GSIA)によると、20年のESG投資額は35.3兆ドルとなり、18年比で15%増えた。日本は環境債や移行債
などのESG投資が先進国では低水準だ。
 国全体の再生可能エネルギーの潜在量のうち3~4割は北海道にあるとされる。再生エネを活用しながら半導体の量産を目指すラピダ
スを軸にデジタル産業を集積させる計画も進む。

 資金調達では官民の資金を併用する「ブレンデッド・ファイナンス」などの手法を活用する。民間投資を呼び込むため、財団などの公的資
金も入れて投資リスクを軽減する。金融庁は北海道などで案件を積み上げながらGX投資の手法として確立したい考えだ。
 金融庁や3メガバンク、札幌市などは月内に共同組織「チーム札幌・北海道」を設立する。24年にはブレンデッド・ファイナンスに先行して
ファンドを組成し、国内外からの投資の受け皿とする。再生エネ関連のモデル事業もスタートさせる計画だ。

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/19(月) 22:24:56.68 ID:LHkVx3xk.net
株式新聞プレミアム=日銀、7月YCC修正の見方根強く―銀行など金融セクターに資金流入も

 高インフレを背景に欧米の金融当局が引き締め姿勢を継続している。日本では16日に日銀が大規模緩和策を維持したものの、次回
7月の会合におけるYCC(イールドカーブコントロール、長短金利操作)修正が市場で思惑視されており、銀行や保険セクターへの追い
風が強まる可能性がある。

<物価見通し焦点>

 日銀をめぐっては、植田新総裁が大規模緩和策の転換を急がない考えを従来から発信してきた。これに沿う形で6月会合での金融政
策の変更は見送られた。株式市場は好感し、日経平均は16日の会合終了後に騰勢を強め、日本と欧米の金利差拡大観測を背景に
対ドル、ユーロで円安が進んでいる。

 ただ、マーケットでは日銀が7月にYCCの修正に踏み切るという見方がなおも強い。衆院解散・総選挙の早期実施の線はなくなったが
、市場の読みには大きく影響していないもよう。

 7月会合は27-28日。ここでの金融引き締めの有無に関し、カギを握るのが物価見通しだ。4月の「経済・物価情勢の展望(展望レ
ポート)」では、来年3月末のCPI(消費者物価指数)上昇率の予想(中央値)がコア(除く生鮮食品)で1.6%と目標の2%に届かない。
ただ、その後の賃金動向などを基に7月のレポートで上方修正に動いた場合、同時に政策を修正するとみる向きがある。

<三菱UFJや第一生命HD有力>

 YCCの修正は、銀行の事業環境好転につながる可能性がある。このため、次回会合へ向けて三菱UFJフィナンシャル・グループ<830
6.T>をはじめとするメガバンクの三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、三井住友トラスト
・ホールディングス<8309.T>やりそなホールディングス<8308.T>などの大手銀に資金が向かい展開が予想される。

 また、地銀株に関しても、低PBR(株価純資産倍率)修正の動きに結び付くと考えられる。保険株も金融政策の正常化が好材料視
されるとみられ、第一生命ホールディングス<8750.T>やMS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>、T&Dホール
ディングス<8795.T>などが注目される。

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/21(水) 06:05:56.27 ID:Hsoheo79.net
ETFにアクティブ型 野村や三井住友DS、秋にも上場 新NISA、普及追い風 商品設計の自由度に課題
2023/06/21 日本経済新聞 朝刊

 投資リターンの拡大を目指すアクティブ運用の上場投資信託(ETF)が今秋、国内市場に上場する。東京証券取引所はアクティブETF
の上場を6月末に解禁する。野村アセットマネジメントや三井住友DSアセットマネジメントなどが商品の投入を検討中だ。
 アクティブETFは従来からある指数連動のパッシブETFと異なり、運用会社がリターン拡大のため銘柄などを自由に選べるのが特徴だ。
技術革新をテーマにテスラなどに集中投資する米国の「アーク・イノベーションETF」が有名だ。
 海外では身近な投資商品として個人の間で人気が高まっている。一般的には運用報酬は指数連動ETFより高いものの、アクティブ投
資信託よりは低い。

 東証は現在、指数連動ETFしか上場を認めていない。近く上場規定を見直してアクティブETFを加える。アクティブETFは米国やカナダ
、英国、中国、韓国などで上場しており、主要市場のなかで日本は取り残されていた。
 東証を傘下に持つ日本取引所グループ(JPX)の山道裕己最高経営責任者(CEO)は6月中旬の記者会見で「本年中に複数社、複数
銘柄の上場を見込んでいる」と述べた。6月末から申請を受け付け、審査期間を経て2023年秋にも第1陣が上場する見通しだ。
 複数の国内運用会社が参入に前向きな姿勢を示す。野村ホールディングスの南村芳寛インベストメント・マネジメント部門長は「個人投
資家に様々な選択肢を用意したい」と述べ、参入を検討していることを明らかにした。運用はグループの野村アセットが担う方向で、時期
や具体的な商品設計などは未定とした。

 三井住友DSアセットの伊木恒人副社長は「早期の設定を目指し、個人や機関投資家のニーズを取り込みたい」と話す。「まずは日本株
を中心に検討し、将来は債券や外国株など他の資産に展開したい」としている。
 三菱UFJ国際投信も秋口の商品投入を準備中だ。SBIホールディングス傘下となった岡三アセットマネジメントも参入を検討している。
 アクティブETFは米欧を中心に急拡大している。英調査会社ETFGIによると、11年に100億ドル(約1兆4000億円)だった資産総額は
足元で5000億ドルを超え、ETF全体の5%程度を占める。

 海外上場のアクティブETFを国内向けに販売する動きもある。米JPモルガン・アセット・マネジメントはネット証券を通じ、5月に2本を投
入した。販売中の分を含めて6本となった。日本法人の大越昇一社長は「コストの低さや運用の透明性を理由に、投信からアクティブET
Fへの切り替えが進んでおり、日本でも拡大が期待できる」と指摘する。
 日本のETF市場は70兆円規模だが、日銀の保有を除くと14兆円程度とされる。東証上場推進部の竹渕智弘調査役は「中期的に既
存のETF市場の5%程度の7000億円規模を目指す」と話す。アクティブETFが24年に始まる新しい少額投資非課税制度(NISA)の
対象商品になる見通しであることも普及の追い風となる。

 懸念はデリバティブ取引の活用を一定程度制限していることだ。デリバティブを使う場合は「ヘッジ目的等に限る」としており、デリバティブ
を使ってプラスアルファのリターンを狙う場合は対象外になる。商品設計の自由度が下がるため運用会社側のメリットが小さく、想定ほど
参入が進まない恐れがある。
 アクティブETFの解禁は政府が力を入れる資産運用改革の一つで、個人にとっては運用の選択肢が広がる。運用スタイルやリスクレベ
ルが異なる商品をそろえるなど商品設計や販売面での工夫が資産形成を促すうえでの課題となる。

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/21(水) 06:21:09.21 ID:Hsoheo79.net
日本株ADR20日、ほぼ全面安 トヨタとホンダの下げ目立つ
2023/06/21 06:14 日経速報ニュース
 20日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)はほぼ全面安の展開だった。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を21~22日に控え、FRBによる金融引き締め長期化への警戒感などから
20日の米株式相場が下落し、日本株ADRにも売りが広がった。トヨタが4%強下落し、ホンダは3%近く下げた。
野村やみずほFG、オリックスも安い。一方、武田は小幅高だった。

ADR5799円
米国債券10年利回り3.725%、(-0.044)

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/21(水) 14:22:53.77 ID:Hsoheo79.net
続く円安、株高連動が惑わす為替介入 日銀修正が先に歯止めか
2023/06/21 14:19 日経速報ニュース

 外国為替市場で円安・ドル高が続いている。20日に1ドル=142円台前半と2022年11月以来の安値を更新するなどじりじりと水準を
切り下げる円相場に対し、日本政府・日銀が円買いの為替介入に動くとの警戒がくすぶる。しかし、市場では連動した株高は介入を阻
むとの見方が浮上し、円安の歯止め役として日銀に白羽の矢が立つ可能性もありそうだ。

 21日の東京市場では朝方に一時141円29銭近辺と前日17時時点と比べ48銭の円高・ドル安水準をつけた円相場が次第に上げ幅を
縮めた。200円近く下落して始まった日経平均株価が上げに転じたのにつれ、「低リスク通貨」とされる円には売りが増加。輸入企業な
ど国内実需筋による円売り・ドル買い観測も重荷となり、日経平均の上げ幅が200円を超えた午後に円は141円87銭近辺と下げに転じ
る場面があった。

 22年9月に政府・日銀が24年ぶりの為替介入に踏み切った水準である145円台が視野に入るなか、JPモルガン・チェース銀行の佐々
木融氏は「円が150円に下落しても今回は円買い介入をしないだろう」と予想する。

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 介入がないとみるのは今回の円安が株高と歩調を合わせているためだ。4月以降、円相場は約33年ぶりの高値を更新した日経平均
との相関が強まっている。海外投資家が日本株投資にあたって為替変動リスクをヘッジ(回避)していることで株価上昇に伴う円売りが
出やすいうえ、円安は輸出の採算改善につながり株高を想起させやすい。

 佐々木氏は政府・日銀が円買い介入をして「円高・ドル安になると株価が下がると見込まれる」と指摘。そのうえで「日経平均の高値
更新に世間の関心が移るなか、その流れに水を差すような円買い介入の実行は難しい」と読む。

 株高と円安の同時進行は、日銀による大規模な金融緩和策の早期修正の観測を呼んでいる。バークレイズ証券の山川哲史氏は日銀
が7月の会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の修正に着手すると予想する。理由の1つに挙げるのが株高と円安だ。

 低金利下で株高・円安が続く日本では、欧米と違って金融環境は緩んだままだ。山川氏は「緩和的な金融環境が『緩衝材』となること
で、急速な引き締まりを回避することが可能となる」とし、金利を高めに誘導しても実体経済への悪影響が限られることが日銀の政策修
正を後押しするとみる。

 急速な円安が進めば輸入物価が下がりにくくなるなど、円安の悪い面に再び焦点があたりかねなない。それでも欧米のような高インフ
レに見舞われていないなか、日銀が大幅利上げに動くとは考えにくい。円安進行に一時的に歯止めをかけるには「介入より日銀の政策
修正が先になるかもしれない」(第一生命経済研究所の藤代宏一氏)との見方も出始めている。

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/21(水) 14:49:09.97 ID:Hsoheo79.net
YCCの枠組み必要、金融政策の修正は時期尚早-安達日銀委員
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-21/RWJ0PJDWRGG001?srnd=cojp-v2

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/21(水) 15:02:32.66 ID:Hsoheo79.net
物価見通しに大きな不確実性、政策修正は時期尚早=安達日銀委員
https://jp.reuters.com/article/boj-adachi-idJPKBN2Y703Y

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/22(木) 06:13:33.01 ID:CzZW/DUW.net
日銀の安達委員「拙速な変更マイナス」 政策修正に慎重
2023/06/22 日本経済新聞 朝刊

 日銀の安達誠司審議委員は21日午後、鹿児島市で記者会見し、7月に開く次の金融政策決定会合で「物価情勢に関する判断を
つけるのは難しい」との認識を示した。「拙速な(金融政策の)変更をして再びデフレになると非常に大きなマイナス」「単月というより
複数月の物価の動きを見極める」と指摘し、大規模な金融緩和政策の早期修正に慎重な姿勢を示した。
 鹿児島市で開いた金融経済懇談会後に記者会見した。4月の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比3.4%上昇して
いるが、日銀は23年度半ばにかけ2%を下回るとみている。安達氏は「夏場以降の財価格の動向がチェックポイント。仮に下がら
ないようなことがあると、(日銀の見通しを)修正しなければならない可能性が出てくる」とした。
 修正観測がくすぶる長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)については「(市場機能は)100点満点ではないが幾分
改善している」とし、「現状が大きく変わらない限りは、YCCを(市場の)ゆがみという理由で変更する可能性は低い」との見方を示した。
 日銀は4月の金融政策決定会合で長期の金融政策レビュー(検証)の実施を決め、安達氏はレビューの一環として懇談会の参
加者に政策への見方を聞いたという。「景気を下支える効果があった。全体としては評価できる」との意見があった一方、緩和的な
金融政策による副作用を指摘する声もあったと明かした。
 午前の懇談会での講演では足元の物価高を巡って「私自身がこれまで考えていたよりも速いペースであるとの印象を持っている」
と述べた。ただ物価の先行きは不確実性が大きいとし「金融政策の修正に踏み切るのは時期尚早」とも強調した。

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/22(木) 06:17:09.27 ID:CzZW/DUW.net
日本株ADR21日、買い優勢 メガバンクが高い
2023/06/22 06:12 日経速報ニュース
 21日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買い優勢となった。
同日の米株式相場は下落したが、日本株が上昇した流れを引き継いだ。
三井住友FGが3%近く上昇したほか、三菱UFJとみずほFGは2%上げた。
ホンダやオリックスも高い。一方、ソニーグループは下落した。

ADR59849円
米国債券10年利回り3.735%、(-0.004)

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/22(木) 06:19:23.44 ID:CzZW/DUW.net
ADR5984円
米国債券10年利回り3.735%、(-0.004)

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/22(木) 10:12:36.92 ID:CzZW/DUW.net
三井住友FG、2本立てAT1債を発行へ 主幹事にSMBC日興指名
2023/06/22 09:49 日経速報ニュース
 三井住友フィナンシャルグループ(8316)が2本立ての永久劣後債(AT1債)の発行を準備していることが22日、わかった。
それぞれ5年4カ月以降と10年4カ月以降の任意償還条項が付く。主幹事にSMBC日興証券を指名した。発行額は未定で
起債時期は最速で9月以降を予定している。

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/22(木) 16:05:25.63 ID:CzZW/DUW.net
銀行株逆行高に意外なわけ グローバル化ようやく評価-マーケットα
2023/06/22 15:03 日経速報ニュース

 22日の東京株式市場で3メガバンクを中心に銀行株が逆行高だった。22日の取引では業種別東証株価指数(TOPIX)の「銀行業」が
一時217.26と、米シリコンバレーバンク(SVB)が破綻する直前の3月9日につけた221.08に迫った。なかでも三菱UFJフィナンシャル・グ
ループが一時前日比4%高の1037円と15年ぶり高値を付けた。みずほフィナンシャルグループも3%高、三井住友フィナンシャルグルー
プは2%高まで上昇した。大きく調整した銀行株が買われる理由は何か。市場では意外にも米連邦準備理事会(FRB)の利上げ継続
姿勢が、日本の銀行株の買い手掛かりになっているとの声が聞かれた。

 「年内の利下げが遠のいたことが逆に良かった」。岡三証券の松本史雄チーフストラテジストは話す。FRBのパウエル議長は21日、米
連邦議会下院での議会証言で、2回の追加利上げを示唆した米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の経済見通しについて「かなり
良い予想だ」と見解を示した。市場の利上げ懐疑論をけん制し、年内の利下げ観測が後退した。

 米国の利上げがなぜ日本の銀行株に追い風になるのか。市場が着目するのは、ドル建て貸し出しの利ざや拡大による銀行の収益
拡大期待だ。これまでメガバンクが進めてきた海外戦略の恩恵を受けるというわけだ。米国など海外の政策金利の引き上げを受け、例
えば、三菱UFJでは2023年1?3月期の海外での貸し出し利ざやが前年同期比0.28ポイント上昇した。今後、さらに金利が上昇すれば
利ざや拡大が見込める。

 もっとも、米国の銀行株は低迷が続いている。21日のナスダック銀行株指数は銀行破綻が起きる前の2月末の水準に比べて27%
低い水準にとどまる。利上げの長期化は米国経済を冷え込ませ、銀行が不良債権を抱えるリスクにもなりうる。それでも、米国景気
が粘り強さを見せていることから「市場は日本の銀行株に対して、利上げのメリットだけを見ているようだ」(インベスコ・アセット・マネジ
メントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジスト)との指摘もあった。

 出遅れセクターの循環物色に終わるのか。それとも新たなテーマとして銀行株の上昇が続くのか注目される。

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/23(金) 06:03:23.61 ID:CpF+1+65.net
長短金利操作「修正は不要」 日銀・野口審議委員 緩和継続を強調
2023/06/23 日本経済新聞 朝刊

 日銀の野口旭審議委員は22日記者会見し、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)を巡って「当面、現況で調整が必要
だとは考えない」との認識を示した。「いま市場機能を改善するために調整する局面では明らかにない」としたが「将来的に状況が変わる
可能性がある」とも付け加えた。賃金上昇の機運を下支えするためとして金融緩和の継続方針を改めて強調した。
 那覇市で開いた金融経済懇談会後に記者会見した。23年の春季労使交渉(春闘)での賃上げ率は30年ぶりの高水準になっている。
「金融緩和の継続を通じて賃上げのモメンタム(勢い)を維持するのが一番重要だ」との見方を示した。

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/23(金) 06:09:16.92 ID:CpF+1+65.net
CCC、書店は交流機能に軸 高橋誉則社長に聞く――「Vポイント」に統一、データ活用期待
2023/06/23 日経MJ(流通新聞)

 CCCは2011年に上場廃止しており、セグメント別の業績を公表していない。ただ主な事業は「TSUTAYA系の事業とポイントマーケテ
ィング事業」(高橋社長)だ。
 その2本柱のうちの1本を支える「Tポイント」は24年春に三井住友フィナンシャルグループ(FG)のポイント事業「Vポイント」と統合する。
新ポイントは名前を「Vポイント」に統一し、青と黄色を基調とするTポイントのデザインを引き継ぐ。
 Tポイントは03年に業界に先駆けて展開を始めた。ファミリーマートなど幅広い企業と契約を結び、一大勢力に育った。ただ近年は有力
な電子商取引(EC)や決済サービスと連携する楽天ポイントや、NTTドコモの「dポイント」などの攻勢で苦境に立たされていた。
 新たなVポイントは15万店のTポイントの提携先に加え、世界で1億店以上あるVisa加盟店で使える。Tポイントの利用者は利便性が
大幅に向上する。ポイントに紐づくデータは顧客の同意を得たうえでCCCと三井住友FG間で共有する方針だ。マーケティングの質を左
右するポイントの利用機会をどこまで増やせるか、試されている。

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/23(金) 06:18:57.25 ID:CpF+1+65.net
日本株ADR22日、買い優勢 三菱UFJやオリックスの上げ目立つ
2023/06/23 06:11 日経速報ニュース
 22日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買い優勢だった。同日の米ダウ工業株30種平均の下げ幅が限られ
日本株ADRは底堅く推移した。
三菱UFJとオリックスの上げが目立ち、みずほFGや三井住友FGも高い。一方、ソニーGとホンダは下げた。

ADR6069円
米国債券10年利回り3.799%、(+0.076)

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/23(金) 06:20:38.84 ID:CpF+1+65.net
NY円、一時143円台に下落 日米金融政策の差が材料
2023/06/23 06:11 日経速報ニュース

 【ニューヨーク=竹内弘文】22日のニューヨーク外国為替市場で円相場は一時1ドル=143円台前半まで円安・ドル高が進んだ。
2022年11月以来、約7カ月ぶりの円安水準。米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを続ける方針であるのと対照的に日銀は
金融緩和を維持し、日米の金利差が拡大するとの観測から円売り・ドル買いが進んでいる。
 前週13?14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利を11会合ぶりに据え置く一方、多くのFOMC参加者は年内2回の
追加利上げを見込んでいることが明らかになった。FRBのパウエル議長は22日の米上院銀行委員会公聴会で、これまでの引き
締め効果を見極めたうえで「(追加利上げの)判断を下す」と説明した。
 日銀は金融緩和を続ける姿勢を続ける。植田和男総裁は16日の会見で「物価安定目標の達成にはなお時間がかかるとみてい
る」と述べて、日米の金融政策の方向性の違いが際立った。米バンク・オブ・アメリカは22日、23年末時点の円相場予想を145円
とし、従来の140円から円安・ドル高方向に修正した。23年内には147円まで下げる場面があると予想する。

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/23(金) 12:44:54.54 ID:CpF+1+65.net
東証前引け 続落、手じまい売り広がる 先物主導で下げ幅拡大
2023/06/23 11:51 日経速報ニュース

 23日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比542円55銭(1.63%)安の3万2722円33銭で前場を終えた。心理的な
節目の3万3000円をあっさり下回った。月末にかけて年金基金のリバランス(資産の再配分)に伴う売りなどが想定されるなか、株価
指数先物への先回り的な売りが主導して現物株を押し下げた。円安・ドル高を支えに半導体関連株などには買いが先行して日経平
均は朝方は高く始まったものの、勢いは続かなかった。

 朝方に200円超上げた日経平均は10時半頃から急速に下げ幅を広げ、一時は570円ほど下落した。日中値幅(高値と安値の差)は
前引け時点で839円90銭とすでに今年最大だ。目立った売り材料は指摘されていないが、市場では「来週はリバランスに伴う売りで
相場の上値が重くなる可能性が高く、先物に手じまい売りが膨らみやすかった」(国内証券)という声が出ていた。相場の過熱感を警
戒した個人投資家からの売りも、下げに拍車をかけたとみられる。

 ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)など主力銘柄を中心に下げた。アドテストには買いが先行したが次第に売りが優勢となった。

 東証株価指数(TOPIX)は反落した。

 前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆4006億円、売買高は8億5818万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は
1585と、全体の約86%を占めた。値上がりは208銘柄、横ばいは40銘柄だった。

 ダイキン、信越化、TDK、三菱商が下落した。一方、エーザイ、宝HLD、イオンが上昇した。

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/23(金) 13:01:11.71 ID:CpF+1+65.net
CPI2%割れ遠く 日銀見通しも上振れへ
2023/06/23 11:59 日経速報ニュース

 消費者物価指数(CPI)の上昇率が、日銀が物価目標とする前年同月比2%を上回る状況は今後も続きそうだ。6月以降の電気代引き
上げや9月末の政府のガソリン価格抑制策終了が響く。日銀は2023年度の物価見通しで上昇率2%割れを見込んでいるが、上方修正
を強いられそうだ。

 総務省が23日発表した5月の全国CPI(生鮮食品を除く)は前年同月比3.2%上昇した。原材料価格や物流費、人件費の高騰を反映し
生鮮食品を除く食料の価格などが上がった。5月は、再生可能エネルギーの普及のために電気料金に上乗せしている賦課金が引き下
げられた影響が出たため、4月(3.4%上昇)より上昇率は小さくなった。
 CPIの伸びは小さくなりつつあるが、6月以降は上昇幅の縮小が鈍化しそうだ。電力会社7社による電気料金の値上げが響く。また、
政府はガソリン小売価格の急騰を抑えるため石油元売り会社などに支給する補助金を6月から段階的に縮小しており、9月末には終了
予定だ。
 第一生命経済研究所の新家義貴シニアエグゼクティブエコノミストは「政府によるガソリン補助金終了と電気代の値上げで、0.4?0.5%
程度CPIを押し上げる」と試算する。

 日銀が4月に公表した経済・物価情勢の展望(展望リポート)では23年度の消費者物価指数の前年度比上昇率を1.8%(政策委員見通
しの中央値、生鮮食品を除く)と見込む。SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは「エネルギー価格の上振れなどで23年度の
CPIは2%台を維持するだろう。7月公表の展望リポートで23年度の物価見通しは間違いなく上方修正だ」と語る。
 市場では日銀が7月の展望リポートで物価見通しをどの程度修正するかに注目が集まる。4月の展望リポートでは24年度は2.0%上昇
25年度は1.6%の上昇予想だったが、7月の焦点は25年度の物価見通しだ。先行きの不透明さもあり、日銀によるより中長期の物価基
調の見方に注目が高い。

 新家氏は「25年度の物価見通しが2%超となれば安定的な物価上昇が続くという日銀からの示唆になり、大規模金融緩和政策の修正
への警戒感も高まる」とみる。ただでさえ物価の基調が見定めにくいなか、政府施策の影響もあいまって金融政策のかじ取りは複雑さ
を増している。

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/24(土) 06:22:56.13 ID:bme+AVYh.net
日本株ADR23日、全面安 野村の下げ目立つ
2023/06/24 05:17 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=戸部実華】23日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面安だった。
この日の東京市場で主力株が軒並み下落したうえ、米株式相場が下落したことが重荷となった。
野村が3%下げ、ソニーGや三井住友FG、ホンダ、オリックスも下げが目立った。

ADR5922円
米国債券10年利回り3.737%、(-0.021)

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/26(月) 09:45:40.77 ID:BTjCmq5h.net
2023/06/23 22:45
三井住友FG(8316)
24年3月期経常予想。対前週2.2%上昇。
 三井住友フィナンシャルグループ<8316>の経常利益予想コンセンサスは、前週値の1,189,325百万円から2.2%上昇し
1,214,967百万円となった。対前年実績で見た場合2.4%の増益予想から4.7%増益予想に上方修正されたことになる。
因みにレーティングコンセンサスは4.4から4.5に上昇した。

2023/06/23 19:55
三井住友FG(8316)
日系中堅証券、レーティング強気。目標株価7,250円。
 日系中堅証券が6月23日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングを強気(強気)とした。
また、目標株価は7,250円としている。因みに前日(6月22日)時点のレーティングコンセンサスは4.4
(アナリスト数10人)で「やや強気」の水準、目標株価コンセンサスは6,459円(アナリスト数10人)となっている。

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/26(月) 10:42:22.51 ID:BTjCmq5h.net
2023-06-26 岡三 新規強気 7250円

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/27(火) 07:47:51.35 ID:DrJPGDS2.net
日本株ADR26日、売り優勢 武田やソニーGが安い
2023/06/27 06:14 日経速報ニュース
 26日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売り優勢だった。同日の米株式市場で相場上昇をけん引してきた
ハイテク株が売られ、投資家心理が悪化。日本株ADRにも売りが広がった。
武田とソニーGの下落が目立った。三菱UFJとホンダも安い。
一方、トヨタは上昇した。

ADR5912円
米国債券10年利回り3.723%、(-0.087)

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/29(木) 15:31:02.94 ID:amiAYeCZ.net
<東証>三菱UFJが15年ぶり高値 米銀ストレステスト通過でつれ高
2023/06/29 13:48 日経速報ニュース

(13時45分、プライム、コード8306)三菱UFJが続伸している。午前に前日比43円(4.2%)高の1077円まで上昇し、株式分割を考慮した
ベースで2008年6月以来、およそ15年ぶりの高値を付けた。米連邦準備理事会(FRB)が28日夕に結果を公表した、米銀に対するス
トレステスト(健全性審査)では、米国内で相対的に規模の大きい23行全てが通過した。自社株買いなど株主還元に動きやすくなるとの
見方から時間外取引で米銀株が上昇しており、日本の銀行株もつれ高したとみられる。三井住友FGも高い。

 FRBはストレステストを年1回実施し、不況下で銀行にどの程度の損失が生じ、自己資本をどれだけ維持できるかを測定している。結果
公表後、時間外取引でJPモルガン・チェースは通常取引の終値に比べ1.2%、ウェルズ・ファーゴは2.0%それぞれ上昇した。

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/30(金) 06:20:45.94 ID:GMZxdXBi.net
日本株ADR29日、高安まちまち 三菱UFJ上昇 野村は下落
2023/06/30 06:12 日経速報ニュース
 29日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちだった。29日の米株式市場でダウ工業株30種平均が上昇した
一方、ハイテク株は軟調に推移した。日本株ADRは方向感が出にくかった。
三菱UFJや三井住友FG、みずほFGなど銀行銘柄が高い。半面、野村やソニーGは下落した。

ADR6248円
米国債券10年利回り3.902%、(+0.098)

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/30(金) 11:42:07.53 ID:GMZxdXBi.net
<きょうの材料と有力銘柄>YCC修正観測、米銀株上昇でメガバンクなどマーク

 日銀の植田総裁は28日のECB(欧州中央銀行)フォーラムで、来年にインフレが再加速する確信を得た場合は、金融政策を早期に
変更する準備がある考えを示した。YCC(=イールドカーブコントロール、長短金利操作)の修正観測に結び付ける見方もある。また、
29日の米国株式市場では、FRB(米連邦準備制度理事会)のストレステスト(健全性審査)を通過した銀行株が値上がりした。

 こうした動きを背景に、きょう30日の東京市場でも銀行株に買いが向かう可能性がある。メガバンクの三菱UFJ<8306.T>、三井住友
<8316.T>、みずほ<8411.T>をはじめ、三住トラスト<8309.T>やりそなHD<8308.T>、地銀のコンコルディ<7186.T>、千葉銀行<8331.T>
、しずおかFG<5831.T>、ふくおか<8354.T>などをマークしたい。

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/06/30(金) 13:12:01.15 ID:GMZxdXBi.net
日銀「主な意見」は政策修正の予兆か 7月会合で議論へ
2023/06/30 05:00 日経速報ニュース

 日銀内に長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の早期修正論が浮上している。6月の金融政策決定会合の「主な意見」
で早期修正を求める声が取り上げられた。現時点で多くの委員が「見直す必要がない」とするが、植田和男総裁は修正の可能性は否定
していない。円安が進む中、28日の主要中銀会議では7月会合で政策変更を議論する可能性も示唆した。

【関連記事】日銀、長短金利操作「見直し検討すべき」 6月会合意見
 「(YCCは)早い段階で、その扱いの見直しを検討すべきだ」。6月26日、日銀が紹介した6月会合での政策委員の主張が市場に波紋
を広げた。
 委員は早期修正で市場機能や日銀と市場の関係などが改善すると主張した。大規模緩和は「(物価2%目標)実現の可能性が高まり
つつある」と継続を求めつつ、YCCは「(継続する)コストが大きい」と踏み込んだ。

 主な意見は日銀企画局が9人の委員の発言を取りまとめる。バランスを考慮した上で「雰囲気がうまく伝わるようにしている」(関係者)。
少数意見もすくい上げる仕組みだ。
 4月会合も「(YCCの)見直しを検討しても良い」との声があった。大半の委員は「見直す必要はない」との意見だったようだが、6月会合
の議論で早期修正を求めるトーンが強まった気配がうかがえる。
 大規模緩和を維持しつつもYCCは修正する。このシナリオは植田総裁も否定していない。というのも、それぞれ変更条件が微妙に異なる
ためだ。

 大規模緩和の判断のポイントは持続的・安定的な物価目標達成だ。過去の記者会見で「企業の価格や賃金の設定行動に変化の兆しが
みえる」との表現で達成が近づいたことを認めつつ、「先行きは不確実性が高い」と継続する意向を示してきた。
 YCCは「効果と副作用を比較して決める」とする。時期には言葉を濁し「(一つの決定会合から次の会合まで)様々な情報が入ってくるの
でサプライズもやむを得ない」という。撤廃はともかく、修正判断は大規模緩和と必ずしも連動しない。

 判断のカギとなる市場機能の見方は難しい。日銀の5月の債券市場サーベイで取引の頻度や円滑さを示す機能度判断指数(DI)はマイ
ナス46だった。2月調査(マイナス64)から持ち直したが、まだマイナス圏だ。
 日銀は2022年12月の決定会合でYCCによる長期金利の許容上限を拡大した。日銀は「市場機能が改善した」との声が多いが、「正常
な姿ではない。人為的に抑え込み続けるのは無理がある」とみる政府関係者が実は多い。植田総裁も就任前から副作用の懸念は抱い
ている。

 修正に動かない理由の一つは、物価目標の達成状況が見極めの段階に入った点だ。5月の消費者物価指数(生鮮食品除く)は前年同
月比で3.2%上昇した。企業は商品の値上げや賃上げに前向きになりつつある。
 日銀関係者は「修正が緩和縮小のメッセージに受け止められれば達成が再び遠のきかねない」とする。ようやく見えた「芽」を静かに見守
ろうとする意向が垣間見える。
 もう一つが揺れ動く政治日程だ。7月は幻と消えたが、総選挙観測は今もくすぶる。YCC修正は金融引き締めのイメージがあり、景気を
冷やすリスクもある。市場関係者は「選挙がありうる微妙なタイミングに動くのは考えづらい」とする。

 ただ、円安が日銀を揺さぶる。28日の東京外国為替市場で円は一時1ドル=144円台で推移し、22年9月に政府・日銀が為替介入に踏
み切った145円台が迫る。バークレイズ証券の山川哲史氏は「YCCは為替の値動きを大きくするとの見方もあり、政策修正を後押しする可
能性はある」と指摘する。
 「(24年もインフレが続くと)確信を持てるようになれば政策変更に十分な理由となる」。28日の欧州中央銀行(ECB)主催のセミナーで植
田総裁は従来の言い回しを微妙に変化させた。市場には「為替へのけん制だ」と見る向きもある。7月会合は2.0%とする24年度のインフレ率
の見通しとともに政策修正の是非が焦点となる。

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/01(土) 06:56:02.59 ID:rBaY0jdB.net
日本株ADR30日、買い優勢 みずほFGや野村が高い
2023/07/01 05:20 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=稲場三奈】6月30日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買いが優勢だった。
同日発表の米経済指標がインフレ鈍化を示したと受け止められ米株式相場が上昇し、日本株ADRにも買いが広がった。
みずほFGと野村の上げが目立ち、トヨタも高い。
一方、三井住友FGや三菱UFJ、ホンダは下げた。

ADR6206円
米国債券10年利回り3.843%、(-0.006)

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/01(土) 06:57:47.57 ID:rBaY0jdB.net
ソニー銀、ローン債権をデジタル証券化 1口10万円から
2023/07/01 日本経済新聞 朝刊

 ソニーグループ傘下のソニー銀行は不動産担保ローン債権をデジタル証券化して個人に販売する。第1弾の発行額は1億円で、小口化
しやすいデジタル証券の特徴を生かし1口10万円から販売する。銀行がローン債権をデジタル証券化し販売するのは国内で初めて。運
用商品の種類が増えれば、デジタル証券市場の拡大に弾みがつきそうだ。
 デジタル証券はブロックチェーン(分散型台帳)技術を使って「有価証券とみなされる権利」を電子的に発行したもの。国内では2020年
の法改正で解禁された。格付投資情報センターからトリプルAの格付けを取得する。利回りは年0.3%とし、ソニー銀の口座保有者に販
売する。
 ソニー銀が今夏にも発行するのは自行の投資用マンションローンなどの債権を裏付けにしたデジタル証券だ。同行は住宅ローンの貸出
金残高が23年3月時点で約3兆円と前年同月比15%伸びており、デジタル証券販売の余地は大きい。ソニー銀は三井住友信託銀行な
どと連携して発行する。
 今回のデジタル証券は実験的な発行のため転売できないが、将来発行するものは二次流通を見込む。市民権を得るためには、二次流
通網の整備など利便性を高める取り組みが必要になる。
 SBIグループや三井住友フィナンシャルグループ(FG)が出資する大阪デジタルエクスチェンジはデジタル証券の流通市場を創設する
方針で、流通商品の幅が増えれば、市場の活性化につながる。
 今回は不動産担保ローンを100億円流動化し、このうち1億円程度をデジタル証券にする。残りは機関投資家などに販売する。

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/01(土) 07:01:37.43 ID:rBaY0jdB.net
株、「不動の日銀」巡り神経戦――7月維持なら一段高も(スクランブル)
2023/07/01 日本経済新聞 朝刊

 30日の日経平均株価は3営業日ぶりの小反落となった。週間ベースでは2週ぶりにプラスを確保したものの、高値を積極的に試す勢い
を欠いた。足かせの一つが日銀による金融緩和政策の修正への警戒感だ。日本株見直しの前提になってきた低金利環境は今後も崩れ
ないのか、円安進行も相まって神経質な7月相場に入る。
 外国為替市場で一時1ドル=145円台まで円安・ドル高が進んでも、この日の株式相場は精彩を欠いた。理由は2つある。政府・日銀
の円買い介入が無視できなくなってきたことと、一方的な円安が日銀の緩和策転換を近づけることへの懸念だ。
 PayPayアセットマネジメントの山田拓也執行役員は「介入があれば円相場は10円跳ねるかもしれない。政策変更でハシゴを外される
可能性も意識され始めた」と話す。市場には買いを焦らずに、下落局面を待っておくのが得策といった空気がにじむ。

 欧州中央銀行(ECB)が26~28日にポルトガルで開いたフォーラムも警戒心を生んだ。日米欧英の4中央銀行トップが並ぶ討議に臨
んだ日銀の植田和男総裁が、現行の緩和策の正当性を強調しつつ、2024年のインフレ継続に自信が持てれば「政策変更に十分な理由
となる」と言及したからだ。
 日本株高の原動力の一つは、名目金利が予想物価上昇率を下回る実質マイナス金利環境だ。物価連動国債が示す10年実質金利は
マイナス0・8%程度で、株価はその低下と鏡映しのように浮上してきた。
 当然、海外投資家の「BOJ(日銀)」への関心は高い。先進国の中銀で異例の緩和策の行方は投資判断で無視できない要素になって
いる。
 世界最大の資産運用会社である米ブラックロックは26日、日本株の投資判断の引き上げを検討すると表明した。2月に「中立」から「ア
ンダーウエート(少なめの配分)」へ格下げした際には、日本がインフレ目標を達成して異次元緩和策が終わるシナリオへの懸念を挙げて
いた。
 アジア太平洋地域チーフ投資ストラテジストのベン・パウエル氏は「日本はデフレマインド払拭に注力している。最低あと1年はマイナス
金利が保たれる可能性が高い」と指摘した。「金融引き締めは遅くなる」とみて日本株への構えを軌道修正した。

 目先の焦点は、日銀が長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)で抑える長期金利の上限を早期に引き上げるかだ。大和証
券の岩下真理チーフマーケットエコノミストは「海外経済の下振れリスクに心配がないか確認したいはずで、7~9月のデータを待つのでは
ないか」とみて、見直しは早くて10~12月期と予想する。

 7月27~28日の次回会合でYCC修正に動く予想は少数派だが、市場では万が一に備えてヘッジ持ち高を築く動きも観測されている。
日銀が不動を保てば、そうした警戒がはげ落ちて株買いが再び勢いづきうる。

 「金融緩和は本格的な長期戦との見方から、中小型株も含めて投資マネーが入ってくる可能性がある」(東京海上アセットマネジメント
の平山賢一チーフストラテジスト)との声もある。
 ある米大手投資ファンド幹部は30日、外為相場をみて「日本の資産を魅力的にしているのは円安だ」と語った。4月から日本株を約6兆
円買い越してきた海外勢の物色の持続力は、インフレ目標の達成に向けた金融緩和の粘り強さが左右する。

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/04(火) 06:38:04.33 ID:IQsaOZ3z.net
日本株ADR3日、買い優勢 ソニーGや三菱UFJが高い
2023/07/04 06:08 日経速報ニュース
 3日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は買い優勢だった。
米銀行株が主導して同日の米株式相場が上昇し、日本株ADRにも買いが及んだ。
ソニーGや三菱UFJ、野村、ホンダの上げが目立った。一方、武田やみずほFGは下落した。

ADR6249円
米国債券10年利回り3.854%、(+0.035)

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/04(火) 06:44:00.52 ID:IQsaOZ3z.net
CIOに聞く(中)三井住友、メインフレーム継続(日経コンピュータ日経BP専門誌から)
2023/07/03 日経産業新聞

 三井住友銀行は勘定系システムを刷新し、2025年度から順次稼働させる。同システムのオープン化に向けた検証も済ませていたが
あえてメインフレーム(大型汎用機)継続の道を選んだ。三井住友フィナンシャルグループでグループ最高情報責任者(CIO)を務める内川
淳執行役専務がその理由を語った。

 ──25年度以降の稼働に向けて、次世代勘定系システム開発の進捗はどうなっていますか。

 「次世代勘定系システムについては、私がシステム統括部長に就いた18年に検討を始め、20年9月に機関決定しました。機関決定か
ら2年半ほどが経過しましたが、今のところプロジェクトは順調に進捗しています。25年度のカットオーバーに向けて、ちょうど折り返し地点
を無事に通過したと思っています」
 「もともと次世代勘定系システムは(一般的に両立が難しいと言われる)『先進性』と『レジリエンス(強じん性・復旧力)』のあえて二兎(
にと)を追う高い目標を掲げています」
 「ハードウエア基盤については、NEC製の次世代メインフレーム『AKATSUKI』の導入を決めています。現行機からの性能向上に加え
て、省スペースや省エネルギーを狙っています。安全性の確保という意味では、太陽フレアに伴う『中性子線』の影響で機器が誤作動を
起こさないようにテストもしています」
 「経済安全保障を念頭に、NECにCPU(中央演算処理装置)や各種半導体などのサプライチェーン(供給網)もある程度開示してもらっ
ています。有事の際にリスクを回避し、製造を続けられるようにするためです。保守部材も国内の倉庫に確保しています。ここはできる限り
自前主義で、NECとタッグを組んでやっています」

■メインフレームは「価格で優位」

 ──勘定系システムにオープン基盤を適用するのは、時期尚早なのでしょうか。

 「オープン基盤は外部依存度が高いので、レジリエンスの観点からすると、(勘定系への適用には)やはり難しい面があります。何か起
きたときにすぐに問題解決ができるかというと、時間がかかるでしょう。この問題をNECの次世代メインフレームであれば解決できると判断
し、導入を決めました」
 「もう1つの理由はコストです。従量制の料金体系にしたこともあり、メインフレームの方が価格面で優位でした。オープン基盤はOS(基本
ソフト)やミドルウエアのライセンス料が結構かかります」
 「一方でメインフレームはオープン基盤に比べて開発のスピードを高めようにも限界があります。そこで我々が考えたのが、勘定元帳のデ
ータをリアルタイムでミラーリングし、オープン基盤上で動かすという仕組みです。過去にオープン基盤上で勘定系アプリケーションを動かす
実証実験を手掛けていて、そこで培った技術を活用します」
 「今後、新しいアプリケーションは基本的にオープン基盤上に構築していきたいと考えています。これによって、開発の迅速性や柔軟性を
高められます。メインフレームと比べて開発期間を3割程度短縮し、コストも半減できると試算しています。早く安くつながるシステムを構築
することで、ビジネスのスピードを高めていきたい」

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/04(火) 06:44:42.81 ID:IQsaOZ3z.net
■主戦場は勘定系の外側に

 ──今後、勘定系システムの役割はどう変化していくとみていますか。

 「勘定系は大量の更新処理を間違いなくミリセカンド(1000分の1秒)単位で処理する『元帳更新機能』です。表には出ず、あくまでバッ
クエンドの仕組みです。その代わり、絶対に止まらない。そこを突き詰めていきます」

 ──勘定系システムに対するパブリッククラウドの適用可能性をどう考えていますか。

 「勘定系システムの寿命は10年程度ですから、次の次の更改となると35年ごろになります。35年を考えたとき、世の中にはクラウドし
か選択肢が残っていない可能性はあります」
 「ただ、銀行のミッションはおそらく変わらないと思うので、安定性や信頼性を軸に置いて、その時のベストミックスを考えるべきでしょう。
主役の交代には意外と時間がかかるのではないでしょうか」

 ──システム開発を手掛けるIT(情報技術)ベンダーを取り巻く事業環境も様変わりしています。

 「ITベンダーは従来のビジネスの延長線上でやっていくと、非常に苦しくなるでしょう。プロジェクトマネジメント力などについてITベンダー
間の格差も広がっていくと思います」
 「私が入社して30年以上がたちますが、システム開発のやり方はあまり変わっていませんでした。ここにきて対話型AI(人工知能)の
『ChatGPT(チャットGPT)』が登場し、簡易なプログラムはつくってくれるようになってきています。これはシステム開発を大きく変え、生
産性を革命的に高める可能性があります。新しい開発のやり方を導入できるかで差が出てくると思います」

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/04(火) 08:13:52.80 ID:IQsaOZ3z.net
2023/07/03 22:45
三井住友FG(8316)
24年3月期経常予想。対前週0.2%下降。
 三井住友フィナンシャルグループ<8316>の経常利益予想コンセンサスは、前週値の1,214,967百万円から0.2%下落し
1,212,489百万円となった。因みにレーティングコンセンサスは4.5で変わらずのまま。

2023/07/03 18:00
三井住友FG(8316)
日系大手証券、レーティング強気継続。目標株価引き上げ、8,800円。
 日系大手証券が7月3日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングを強気(Buy)に据え置いた。
一方、目標株価は7,200円から8,800円に引き上げた。因みに前日(6月30日)時点のレーティングコンセンサスは
4.45(アナリスト数11人)で「やや強気」の水準、目標株価コンセンサスは6,531円(アナリスト数11人)となっている。

2023-07-04 野村 Buy継続 7200円 → 8800円

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/04(火) 08:49:29.94 ID:IQsaOZ3z.net
広がる日米の銀行株格差、邦銀株はSVB破綻前回復 日銀巡る思惑も
2023/07/04 08:15 日経速報ニュース

 日米の銀行株の動きに大きく差が出ている。業種別東証株価指数の「銀行業」は3日に年初来高値を更新し、今年に入ってからの
上昇率は15%に及ぶ。半面、米主要銀行で構成するKBW銀行株指数は年初来で19%安に沈む。米国では金融不安への懸念が
根強く、積極的に銀行株を買いにくい。日本市場固有の材料が邦銀株の買いを後押しすることも、日米の銀行株格差を大きくしている。

 「銀行業」は前日まで5日続伸し、3日終値は222.58。米シリコンバレーバンク(SVB)が破綻する直前の3月9日の終値(221.08)
を上回った。3カ月あまりでSVBショックを克服した。三菱UFJは3日に一時、1086円と株式分割を考慮したベースで2008年6月以来
、およそ15年ぶりの高値を付けた。

 KBW銀行株指数の3日終値は81.62。100台で推移したSVB破綻前の3月前半の水準には遠く及ばない。米銀で最も財務基盤が
強固とされるJPモルガン・チェースこそSVB破綻前の水準を回復したが、他の主要銀は3月前半の水準を大きく下回ったままだ。米
連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが次の金融不安を招くとの懸念は根強い。

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 今年に入り大きく上昇した邦銀株だが、PBR(株価純資産倍率)は依然0.5~0.7倍台で推移する。低PBRの是正が相場のテーマ
となっている日本の株式市場では「引き続き銀行株が物色されやすい」(国内のファンドマネージャー)。

 5月の全国消費者物価指数(CPI)は21カ月連続で上昇。日本でもインフレが定着するとの見方が増えている。インフレは実質金利
の低下を伴い、資金需要の拡大につながる。銀行が本業でより多くの利益を稼げることにつながる。

 日銀もいつかは動く――。QUICKが3日に公表した6月の債券月次調査では日銀が長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、
YCC)でゼロ%程度としている長期金利の誘導目標を修正・撤廃する時期の予想は「23年7月」との回答が最も多かった。次点で「23
年10月」が続く。「欧米基準」で日本をみることが多い海外勢の間では「日銀もいつかは金融引き締めに動かざるを得ず、動けば銀行
株は買い」と機械的に考える傾向があるとされる。7月を含め金融政策決定会合が近づくたびにヘッジ的に買う動きが活発化しそうだ。
当面は邦銀株の動きから目が離せない。

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/04(火) 08:54:23.48 ID:IQsaOZ3z.net
SBI新生銀行、預金5割増の衝撃 動かぬ金利に風穴-金利再起動㊤
2023/07/04 05:00 日経速報ニュース

 四半世紀にわたる日銀の金融緩和で凍り付いていた日本の金利が動き出した。日銀は2022年12月に長期金利の上限を0.5%に引き
上げ、さらなる政策変更の可能性を探る。金融機関は「金利のある世界」に備え、預金獲得や融資の戦略を練り直し始めた。金利の再
起動は日本の金融をどう変えていくのか。にわかに活気づく金融の最前線から報告する。
 「預金量は中期経営計画2024年度の目標をすでに超過した」。5月に開いた22年度の決算発表の場で、SBI新生銀行の川島克哉社
長は22年度から3年間の計画をわずか1年で達成できたと胸を張った。預金残高は9兆9822億円と1年前と比べて5割超、金額にして
3兆円以上増え、00年の新生銀行発足以来、過去最高となった。伸び率は国内106行の4.2%増を大きく上回る。

 異例の預金増をもたらしたのが、SBI新生の大胆な金利戦略だ。21年12月にSBIグループに加わると、22年6月に定期預金金利を10
倍に引き上げた。3カ月物と6カ月物の金利を0.1%とし、底ばいの金利にうんざりしてきた預金者を引き付けた。戦略の裏には、金利が
ある程度上昇して預貸で稼げる時代に戻れば、預金の多寡が物を言うというSBIホールディングスの北尾吉孝会長兼社長の哲学があった。

 SBI新生は顧客基盤のさらなる拡大を狙って今年6月、1年前には対象外だった5年の定期預金金利を年0.4%に引き上げた。メガバン
クの200倍の水準で、利ざやの厚いノンバンク事業や法人融資で資金を活用する。SBI新生の柴田直幸マスリテール推進室長は「長めの
金利がじわり動き出したことで、顧客にも魅力的なレートを提示できるようになった」と話す。

 比較的金利が高いネット銀への資金シフトも進む。auじぶん銀行の預金は23年3月末に2兆7302億円と1年間で20%増えた。 証券や
クレジットカードなどグループ内の金融サービスと連携すれば0.2%の普通預金金利がつく。楽天銀行も証券口座との連携で0.1%の普通
預金金利を提示し、預金を1年で2割増やした。
 地銀は警戒を強めている。22年12月の日銀の政策変更の2日後、愛媛銀行は経営会議で定期預金の金利引き上げを決めた。インター
ネット支店の定期金利預金を最高で年0.25%と、従来の0.22%から引き上げた。
 「過度な金利競争は避けたい」(担当者)のが本音だが、香川銀行など近隣地銀でも0.2%を超える金利を提示する動きが相次ぎ、預金
を巡るつばぜり合いは激しさを増している。別の地方の一部地銀では、預金の流出もみられる。

 三井住友銀行の福留朗裕頭取は日本経済新聞とのインタビューで、金利が動き出すことで「全く違う世界になる」と語った。手数料ビジ
ネスからバランスシートを使った預貸へと収益の重心が移れば、規模で勝るほかの大手行に差を付けられかねない。銀行やクレジットカ
ードなどのサービスをアプリで提供する「Olive(オリーブ)」を3月に開始し、コストを抑えながら個人顧客を幅広く獲得する戦略に打って出た。

 デフレの時代には、金利がゼロであっても物価下落の影響を加味した実質金利はプラスになるため、銀行預金にお金が集まり続けた。
だが、3%を超える物価上昇のなかでは、銀行にお金を預けておけば、資産はどんどん目減りしてしまう。低金利時代に「お荷物」(大手
行首脳)とされた預金をどう引き留めるか。金利とサービスの両面で知恵が求められる局面に入ってきた。

 日本の先を行くのが米国だ。シリコンバレーバンクなどの破綻で中堅・中小銀行からの資金逃避に注目が集まったが、実は信用不安
が広がる前から預金流出は広がっていた。より有利な運用を求め、政策金利の上昇を反映しやすいMMF(マネー・マーケット・ファンド)
にお金を移す動きが強まったためだ。
 JPモルガン・チェースなどの大手に預金が集まる一方で、中堅・中小銀行では大胆な金利引き上げを余儀なくされたところもある。金利
引き上げ競争は常に周縁から始まるというのが米国の教訓だ。

 日銀がいつ本格的な利上げに動くかは別にして、物価の基調はすでにプラスに転じている。日銀の植田和男総裁も6月28日にポルトガ
ルのシントラで「基調的なインフレ率は2%より少し低い」と述べた。物価高と長めの金利の上昇で、預金の魅力は低下し続けている。銀行
が顧客に提供できる価値とは何か。傍観を決め込めば、銀行はいずれ手痛い目にも遭いかねない。

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/04(火) 11:38:35.41 ID:IQsaOZ3z.net
ホットストック:銀行株が堅調、金融政策修正の思惑や野村証の目標株価引き上げで

[東京 4日 ロイター] - 銀行株が堅調に推移している。みずほフィナンシャルグループが2.7%高、三井住友フィナンシャルグループ
が2.1%高となるなど大手行が軒並み上昇しているほか、おきなわフィナンシャルグループが4.5%高と地銀株も買われている。

市場では「これまで売られていた反動と、7月末の日銀会合で何らかの金融政策の修正が行われるのではないかという思惑で買われ
ているのではないか」(国内運用会社のストラテジスト)との声が聞かれた。加えて「きょうのところは、野村証券がメガバンク3行の目標
株価を引き上げたことも材料視されているのだろう」(同)という。

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/05(水) 06:12:08.40 ID:l1CEPPvb.net
クレカで改札通過広がる ビザ・三井住友など実験 訪日客の利便性向上
2023/07/05 日本経済新聞 朝刊

 国内の鉄道やバスなど公共交通機関の改札で、クレジットカードを使い運賃を支払う「タッチ決済」が広がり始めた。国際ブランドの
米ビザやJCB、カード最大手の三井住友カードなどが進める実証実験の対象は、全国の65事業者まで拡大した。
 これまで券売機での切符購入や交通系ICカードへのチャージ(入金)に戸惑う訪日客が多かった。外国語に不慣れな駅員が対応
を迫られる場合もあり、改札や窓口の混雑が見られた。タッチ決済が導入されれば、特別な手続きをしなくても手持ちのクレジットカ
ードで改札を通れるようになる。
 とりわけ交通系ICカードを持たない海外からの出張者や観光客の利便性が大幅に高まる。
 米ビザなどは4月、江ノ島電鉄と組み、江ノ電の全駅の改札をタッチ決済で通れるようにした。
 タッチ決済で通る場合、運賃をその場で引き落とすのではなく後日請求される。残高不足になる恐れがなく、入金する現金の用意
も必要ない。
 国際ブランドのカードに対応しているため、訪日外国人が持っているカードをそのまま使える。処理速度でみると、Suica(スイカ)な
どの交通系ICカードが0.2秒程度に対し、米ビザのタッチ決済は0.25~0.3秒といわれ差は詰まりつつある。福岡市地下鉄など
観光地の交通機関でも実証実験を進めている。

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/05(水) 06:15:10.16 ID:l1CEPPvb.net
3メガ銀、年初来高値、米金融株高で見直し買い
2023/07/05 日本経済新聞 朝刊

 4日の東京株式市場で3メガ銀の株価がそろって年初来高値をつけた。米連邦準備理事会(FRB)のストレステスト(健全性審査)を
通過した米大手金融株が堅調に推移し、日本の銀行株にも見直し買いを誘っている。日銀の金融緩和策修正への思惑から地銀株にも
買いが広がった。
 三井住友フィナンシャルグループとみずほフィナンシャルグループはそれぞれ一時前日比4%上げた。三菱UFJフィナンシャル・グル
ープは3%高の1115円まで買われ、時価総額が終値で14兆円台に乗せた。
 FRBは年1回実施するストレステストの結果を6月28日に公表し、厳しい不況下でも必要な自己資本は確保できると評価した。結果
を受けて多くの米銀行が増配を打ち出し、米銀大手モルガン・スタンレーは3日まで3日続伸した。JPモルガン・チェースは3日に年初
来高値をつけた。
 岩井コスモ証券の川崎朝映シニアアナリストは銀行株の上昇について「日銀の緩和修正期待も根強い」と指摘する。政策の修正で
長期金利が上昇すれば利ざやが改善すると期待する向きもある。

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/05(水) 12:24:33.45 ID:l1CEPPvb.net
2023年07月05日09時06分
三菱UFJなどメガバンクは売り買い交錯、日銀政策変更への思惑が錯綜
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクは前日終値近辺で売り買いを交錯させ、もみ合う展開。メガバンクはここ
上昇基調が鮮明で、先駆した三菱UFJに続き、前日は三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ
<8411>なども揃って年初来高値を更新した。
 市場では「植田日銀総裁はハト派路線を貫いているものの、国内のインフレ圧力は拭えず、早晩イールドカーブ・コントロールの政
策変更に動く可能性が高いとみる向きが増えている。これが銀行セクターの買いの拠りどころとなっている」(ネット証券アナリスト)
とする。ここにきて、出遅れていた地銀株にも投資資金の流入が目立っており、バリュー株物色の地合いを後押ししている。
 今週明けに発表された6月の日銀短観で明らかとなった国内景況感の回復も株高を後押ししている材料となっているもようだ。
ただ、足もとでは海外投資家の買いが一服しており、きょうは目先利益確定の売りが上値を重くしている状況にある。

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/06(木) 06:17:46.22 ID:n+Qe7yq6.net
日本株ADR5日、高安まちまち 三井住友FGが上昇、ホンダは下落
2023/07/06 06:07 日経速報ニュース
 祝日明け5日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちの展開となった。
この日は世界的な景気不安から米株式相場が下落したものの、日本株ADRには売り買いが交錯。
米金利上昇もあって三井住友FGとみずほFGは2%あまり上昇したが、ホンダやオリックスが下落した。

ADR6406円
米国債券10年利回り3.934%、(+0.076)

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/06(木) 15:25:51.05 ID:n+Qe7yq6.net
株、3日間で980円安 ETF1兆円売り目前にひるむ 先物は米系売り
2023/07/06 15:03 日経速報ニュース

 6日の東京株式市場で日経平均株価は前日比565円(1.7%)安の3万2773円と3日続落した。3日間の下げ幅は合計980円(2.9%)。
上場投資信託(ETF)の運用会社が分配金(配当に相当)の支払いに備え、株価指数先物などを売る資金捻出を目前に控え、海外投機
筋が先回りで売る動きが活発化。相場に先高観を持つ投資家もいったんひるんだようだ。

■ETFの分配金捻出売り 総額1兆1000億円
 5~6日にかけ各ETFの今年の分配金見込み額が出そろった。分配金見込み額は通常、決算日の2日前の午前中に公表される。大和
日経平均(1320)は1口当たり596円と前年(530円)から増額。日興東証指数(1308)も51円67銭と前年(46円67銭)から増えた。

 8日に決算日を迎える日興東証指数など6つのETFの分配金総額は約4200億円。8日は土曜日のため、実質的な決算日は7日だ。10
日に決算日を迎える野村東証指数(1306)など5つの分配金総額は約6800億円。「7日と10日の大引けで合計1兆1000億円の売り需要
が発生する」(フィリップ証券の増沢丈彦株式部トレーディング・ヘッド)

◎主なETFの分配金見込額と分配金捻出総額
コード 銘柄略称 決算日 分配金見込額 分配金捻出総額
1308 日興東証指数 8日 51.67円 1944億円
1473 Oneトピ 8日 27.30円 59億円
1321 野村日経平均 8日 576.00円 1523億円
1330 日興日経平均 8日 555.60円 692億円
1369 One225 8日 315.00円 33億円
1578 日興225M 8日 24.00円 9745万円
1305 大和東証指数 10日 53.10円 1930億円
1306 野村東証指数 10日 52.00円 4175億円
2625 iFETPX 10日 4.00円 8910万円
1320 大和日経平均 10日 596.00円 712億円
2624 iFE225 10日 4.00円 2420万円
(分配金見込み額は1口当たり、分配金捻出総額は発行済み口数に分配金見込み額を乗じて算出)

 日経平均は3日に前週末比564円高の3万3753円と年初来高値を更新。ただ、4日以降は一転して下げが続き、相場の地合いが一気
に悪化した。「ETFからの売りが出ることを前提に先回りで先物を売った投機筋がそれなりにいるのではないか」(フィリップ証券の増沢氏)。

■モルガン・スタンレーMUFG証券の先物売り目立つ
 大阪取引所が公表する先物手口では、今週に入り5日までにモルガンMUFG証券が日経平均先物(9月物、ラージ)で2200枚、TOPIX
先物(同)で4700枚のそれぞれ売り越しだ。モルガンMUFG証券の売り越しは先週も目立っていた。市場では先行して先物で日本株買い
を手当てした後、現物株に振り向ける「エクスチェンジ・オブ・フューチャー・フォー・フィジカル(EFP)」との見方がある。その場合、先物売り
はヘッジを外しているだけということになる。一方、「(国内外に多くの顧客を抱えるとみられる)モルガンMUFGが連日で売り越しとなると、
相場の雰囲気が悪くなる」(国内証券の先物ディーラー)と市場参加者の心理面に影響する。

 モルガンMUFG以外では日経先物でJPモルガンが3400枚の売り越し、TOPIX先物ではBofA証券が6100枚のそれぞれ売り越しだ。
これら米系証券はかつて、米指数算出会社MSCIのカントリーカテゴリー変更の際に、台湾や韓国が「先進国指数」入りするかどうかで
日本の先物市場で大規模な持ち高を形成したとみられる過去がある。一部アジア諸国が先進国指数に引き上げられると、相対的に日本
株のウエイトが下がることを見越して、先物を売る。その後、引き上げが見送られれば買い戻す動きだ。こうした記憶がある市場参加者に
とっては、需給イベント前後でそれなりに持ち高を傾ける投資家は多いとの認識になる。

■「七夕天井」となるかどうか見極め
 こうした先回りで売っている投資家は、7日と10日の大引けで出る分配金捻出の売りに買い戻しをぶつけてくるとみられる。そのため、
両日の大引けは「売りは出るが、それで下がるかは別問題」ということになる。需給イベント通過後、世界の株式市場は米国を中心に弱
含みやすい7月後半~9月前半の局面を迎える。日経平均はこのまま夏枯れの様相を呈し、弱含んでいく展開となれば、3日に付けた
年初来高値が当面の高値になる可能性がある。七夕天井となるかどうか見極めの局面だ。

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/06(木) 19:49:19.81 ID:n+Qe7yq6.net
話題の銘柄-「三井住友」
2023/07/05 07:27
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■三井住友フィナンシャルグループ<8316.T> 6430円 +223
■保守的な利益計画、セクター内トップピック、野村が「Buy」継続、目標株価7200円→8800円

 野村証券が業績予想を見直し、レーティング「Buy」を継続、目標株価を従来の7200円から8800円に引き上げ、セクター内でのトップ
ピックとした。

 目標株価の引き上げは、主に好調な本業収益の推移を反映し、中長期業績予想を総じて引き上げ方向で修正したことによるもの。
保守的な24年3月期会社計画などが失望をさそったことから、23年3月期決算発表後の同社株価推移は同業他社比で見劣りがする。
着実な利益計画進捗やよりバランス取れた資本政策を示すことが、株価再評価のカタリストとなるものと当社では期待している。

 24年3月期は、親会社株主利益で会社計画(8200億円)を上回る8500億円程度を確保できるものと当社では予想している。好調な
顧客部門収益継続に加えて、証券子会社の黒字回復などが増益に寄与しよう。会社計画では、与信費用などにバッファがあるものと
想定される。25年3月期以降については、ノンバンク部門(カード、消費者金融、航空機リース等)や証券子会社の利益の復調に加え
て、東南アジアを中心に過年度の出資案件も増益ドライバーとして想定されよう。内外法人関連収益については、23年3月期が極めて
好調であったことに加え、収益性重視の会社方針などから、目先は収益の伸びが鈍化する可能性もありえようが、海外経済成長など
を背景に中長期的には増益寄与が期待される。

 23年度から開始される新中期経営計画の実現スピードに注目する。新中計では「大胆な経営資源のシフト」を掲げており、低採算ア
セット削減などにより利益の質を重視した計画のように見受けられる。また、資本政策のバランスをどうとるかも注目材料。会社側は今
中計期間中はより株主還元とのバランスを重視した方針をとる模様である。東南アジアを中心とする過年度の出資案件の収益寄与の
スピードも注目されよう、と指摘。

 今2024年3月期連結当期純利益を会社計画8200億円(EPS615.1円)に対し従来予想8541億円(EPS644.6円)から8496億円(EPS
638.1円)へ、来2025年3月期同9128億円(EPS702.1円)から9553億円(EPS731.3円)へ、2026年3月期同9538億円(EPS750.0円)
から1兆584億円(EPS826.2円)へ修正している。

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/07(金) 06:18:11.77 ID:RsFYCHsD.net
日本株ADR6日、全面安 野村と三井住友FGの下げ目立つ
2023/07/07 06:10 日経速報ニュース
 6日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)はほぼ全面安の展開となった。
米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの見方から同日の米株式相場が下落し、
日本株ADRにも売りが波及した。野村と三井住友FGが2%強下落。
オリックスや三菱UFJ、みずほFGも売られた。

ADR6231円
米国債券10年利回り4.033%、(+0.093)

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/08(土) 06:29:40.46 ID:CLgHtJTS.net
日本株ADR7日、全面高 金融への買い目立つ
2023/07/08 05:31 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=川上純平】7日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面高だった。
前日に全面安となった反動で幅広く押し目買いが入った。みずほFGや野村など金融の上昇が目立った。

ADR6224円
米国債券10年利回り4.066%、(+0.025)

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/08(土) 06:36:17.83 ID:CLgHtJTS.net
年金売り、夏の延長戦――株価抑える「クジラ」の重荷(スクランブル)
2023/07/08 日本経済新聞 朝刊

 日本株相場は上値の重い展開が当面続きそうだ。6月末の株安要因とみられた年金の売りの期間が延び、7月も続いているとみられる。
売り圧力を吸収してきた海外投資家からみた日本株の優位性も薄れつつある。株価を抑える売りを克服できるかどうか、企業業績がカギ
を握る。
 7日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落した。「市場の需給環境が思いのほか悪い。年金の売りがまだ続いているようだ」。ある
大手証券の株式トレーダーはこう説明する。前日比の下げ幅が一時400円を超えた直接の理由は前日の米金利上昇だが、底流に年金基
金の売り圧力があるとみる。

 年金基金は資産全体に占める株式の比率を一定に保つよう運用することが多い。4月からの株高で持ち高が膨らみ、6月末にかけ比率
を調整する売りを出したようだ。投資部門別の売買動向では、年金の売買を映す信託銀行が3月末から6月末まで14週続けて現物株を売
り越した。累計売越額は2・7兆円に上る。

 それでも市場では「株高の勢いが強すぎ、売るべき量を売り切れていない」(同トレーダー)との見方が少なくない。日経平均は5月と6月
にそれぞれ2000円超上昇した。
 「クジラ」の異名を持つ年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)や大手の共済組合は1~6月に合計で約6・2兆円分日本株を売る必
要があったと大和証券は試算する。一方で、同期間の信託銀経由の売越額は4・2兆円止まりだ。フィリップ証券の増沢丈彦株式部トレー
ディング・ヘッドは「残った売りが断続的に出て相場の重荷となりかねない」と話す。
 よく似た状況が2020年3月の「コロナショック」だ。日経平均は2月と3月に2000円超ずつ下落した。株安で減った持ち高を戻そうとした
年金は3月に現物と先物を計1兆円買い越した。それでも埋め切れず、4月に1兆円買い越した。今回は売り買いが逆だが、あと数週間、
りが続く可能性がある。

 日本株が年金の売りを跳ね返して今春以降堅調だったのは、海外投資家がそれを上回るペースで買い上げたからだ。上昇率が世界の株
式市場で突出し、買いを引き寄せた。海外勢は足元で売り手に回る。現物と先物の合計で6月末まで3週連続で日本株を売り越した。

 買いが鈍った理由は、ドルでみた日本株の魅力低下だ。円安・ドル高が進み、直近のドル建て日経平均の3月末比上昇率は7%弱にとど
まり米S&P500種株価指数に追いつかれた。ゴールドマン・サックス証券の石橋隆行ヴァイス・プレジデントは「日本株を買い上げてきた
海外の先物プレーヤーは半分以上が利益確定売りに動いている」と話す。

 相場の重荷となる「クジラ」と海外勢。市場参加者が潮目が変わるきっかけと期待するのが企業決算だ。シティグループ証券の武田理奈
エクイティ営業共同部長は「長期目線の海外投資家は、日本企業の資本効率改善などの進展を確認しようとしている」と指摘する。
 野村証券は6日、日経平均の年末予想を従来の3万円から3万4000円に引き上げた。主因は業績見通しの上方修正だ。「4~6月期決
算で利益率改善がみえれば海外投資家の買いが再開する」(池田雄之輔チーフ・エクイティ・ストラテジスト)。7月下旬以降、本格化する決
算発表がバブル後の高値を再び更新できるかどうかを左右しそうだ。

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/09(日) 06:20:07.45 ID:tiBehKmU.net
2023/07/07 22:45
三井住友FG (8316)
24年3月期経常予想。対前週0.1%下降。
 三井住友フィナンシャルグループ<8316>の経常利益予想コンセンサスは、前週値の1,214,967百万円から0.1%下落し
1,213,900百万円となった。因みにレーティングコンセンサスは4.5で変わらずのまま。

2023/07/07 14:05
三井住友FG (8316)
米系大手証券、レーティング強気継続。目標株価引き上げ、6,850円。
 米系大手証券が7月6日、三井住友フィナンシャルグループ<8316>のレーティングを強気(1(買い))に据え置いた。
一方、目標株価は6,000円から6,850円に引き上げた。因みに前日(7月5日)時点のレーティングコンセンサスは4.45
(アナリスト数11人)で「やや強気」の水準、目標株価コンセンサスは6,676円(アナリスト数11人)となっている。

2023-07-07 BofA 買い継続 6000円 → 6850円

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/10(月) 06:19:09.01 ID:c1gPIWY5.net
円高への揺り戻しに警戒感 株価は不安定な展開に-今週の市場
2023/07/09 04:00 日経速報ニュース

 株、不安定な展開に

 今週の株式市場は引き続き米国の利上げ長期化懸念に揺れる展開となりそうだ。米国のインフレ動向を占う指標の公表を控える。物価
高の勢い次第では利上げへの確信が強まり、株価の上値を抑える要因になりそうだ。

 6月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を下回り、過去分も下方修正された。その一方、平均時給は予想を上
回る伸びとなり、7月25?26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測は揺るがなかった。米ダウ工業株30種平均が7日ま
で3日続落した。
 今週は12日に6月の米消費者物価指数(CPI)、13日に米卸売物価指数(PPI)が発表され、株価を左右しそうだ。CPIには「直近の4月
や5月は中古車の販売価格が上がった寄与度が大きい。今は新車の供給が戻ってきているので中古車価格が落ち着いてきている」(イン
ベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジスト)と下振れの可能性も指摘されている。
 決算も焦点になる。13日のデルタ航空や14日のJPモルガン・チェースをはじめ米主要企業の4?6月期決算発表が本格化する。人の移
動や融資・引当金の状況など米景気の現状を確認する材料となりそうだ。
 国内では12日にイオン、13日にファーストリテイリングの決算発表を控える。国内や中国の個人消費の動向に関心が集まりそうだ。7日に
発表した安川電機の2023年3?5月期決算(国際会計基準)は連結営業利益が前年同期比18%増の164億円と堅調で週明けの株価反応
が注目される。期待先行で株価が上昇した銘柄が多いとの指摘もあり、予想の範囲内だと利益確定の対象になりやすい。

【関連記事】安川電機の3?5月、純利益13%増 ロボット好調や円安で
 米長期金利、上昇一巡か
 今週の米債券市場では、長期金利の指標となる10年債利回りの上昇が一服するとの見方が多い。前週には利回りが4%の大台に到達
しており、押し目買いが入りやすい。

 米10年債利回りは前週後半に4%台と3月以来の高水準をつけ、2年債利回りは一時、16年ぶりに5.1%台に達した。米調査会社ADPの
6月の全米雇用リポートで雇用者数が大幅に伸び急上昇した。6月雇用統計では平均時給の伸びが予想を上回り、10年債利回りの上昇
につながった。

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/10(月) 06:19:46.93 ID:c1gPIWY5.net
 今週は週半ばにCPIの発表を控える。野村証券の小清水直和シニア金利ストラテジストは「現状では景気の減速が予想されており、追
加的な米国債利回りの上昇は見込みづらい」と指摘する。割安感から一定の買いが入りやすいとの見方が多い。
 米国債の利回り上昇が一服する一方、国内では長期金利に上昇圧力がかかりそうだ。前週は0.445%と5月下旬以来の高水準をつける
場面があった。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは「今週の5年債、20年債の入札結果が今後の動
向を占う重要な指標となる」と指摘する。

 円売りの巻き戻しも

 今週の外国為替市場では、円高・ドル安の進行を見込む声が多い。前週は堅調な米景気を示す経済指標によって米金利が急上昇した
が、日米金利差拡大を背景にした円売り・ドル買いの動きは限られた。むしろ、投機筋が積み上げた円売りの巻き戻しが優勢となり7日に
は1ドル=142円台前半まで円高に傾いた。

 米商品先物取引委員会(CFTC)によるとヘッジファンドなど投機筋の売買動向を示す「非商業部門」の米ドルに対する円の売り越し幅は
記録的な高水準を維持している。あおぞら銀行の諸我晃チーフ・マーケット・ストラテジストは「投機筋が円売りポジションを巻き戻し始めて
円高が急に進む可能性もある」と指摘する。
 市場では、日銀が7月末の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策を修正することへの警戒感も根強い。さらに円売りが広がる可能
性は低いとみられる。日銀の内田真一副総裁は7日付の日本経済新聞朝刊のインタビューで、長短金利操作(イールドカーブ・コントロー
ル、YCC)について「バランスをとって判断していきたい」とも述べ、YCC修正に含みを持たせた。一部で円売りの手じまいの材料との指
摘も出ている。

【関連記事】日銀内田副総裁、金利操作修正は「バランスとって判断」
 原油は方向感欠く展開か
 原油相場は方向感を欠く展開になりそうだ。前週のニューヨーク原油先物価格は上昇し、1バレル73ドル台を5月下旬以来ほぼ1カ月半
ぶりに終値ベースで回復した。サウジアラビアが自主減産の継続を表明し、ロシアが輸出を減らす方針を発表したことで需給の引き締ま
りが意識された。

 今週は中国の経済動向が相場を左右しそうだ。10日に6月の消費者物価指数(CPI)、13日には6月の貿易統計と主要な経済指標の発
表を控える。5月のCPIは前年同月比0.2%上昇と、市場予想(0.3%上昇)を下回った。ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミストは
「中国経済の回復の弱さが意識されれば、原油や非鉄金属などの押し下げ要因となりそうだ」とみる。
 米国では12?13日に、CPIと生産者物価指数(PPI)の発表を予定する。楽天証券の吉田哲コモディティアナリストは「米国のインフレの
鈍化が確認されれば利上げ継続機運が薄まり、ドル安などを通じて商品相場の上昇圧力となる」と話す。

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/10(月) 06:22:56.44 ID:c1gPIWY5.net
突然の「資産運用立国」宣言 狙いは株高か、金融再編か-金融PLUS 金融部長 河浪武史
2023/07/10 05:00 日経速報ニュース

 岸田文雄政権は6月に策定した「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」で、資産運用立国を目指すと宣言した。貿易立国
、技術立国、観光立国と日本は骨幹産業の立て看板を模索してきたが、資産運用立国とは何を目指すのか。国と民間が資産運用業の
改革に本気で取り組めば、日本の金融環境を一変するインパクトがある。

 国際金融の主役は資産運用

 「モルガン・スタンレーは収益の5割以上を、富裕層ビジネスや資産運用部門から稼ぎ出している。市場は当社を『世界有数の投資銀行
でありながら、世界最大級の資産運用会社である』とみているのではないか」。4月に来日した米モルガン・スタンレーのジェームス・ゴー
マン最高経営責任者(CEO)は筆者にそう語った。
 いまや世界の金融界の主流は資産運用会社にある。最大手の米ブラックロックは株式時価総額が1000億ドル(14兆円)を超え、PB
R(株価純資産倍率)も2.8倍(22年末)と高い。モルガン・スタンレーの時価総額はライバルのゴールドマン・サックスを追い越したが、それ
は資産運用部門を事業の中核に据えて伸ばしてきたからだ。
 日本はその潮流から取り残されている。世界の金融機関の資産運用残高(21年末)をみると、首位のブラックロックは10兆ドル、2位の
バンガードも8兆ドルと米国勢が上位を独占する。日本では首位の野村アセットマネジメントでも6000億ドルに満たず、順位も50位以下に
沈む。

 少額投資非課税制度(NISA)の拡充で「貯蓄から投資」の機運はある。ところがこのままでは国内金融の空洞化を促すだけになりかね
ない。楽天証券の調査では、直近の投資信託の買付金額ランキングの首位は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」で、上位10ファンド
のうち日本株に連動するのは2投信しかない。

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/10(月) 06:24:34.18 ID:c1gPIWY5.net
 世界の成長を日本の家計が取り込むという観点でみれば、海外株投資は正しい。問題は日本の運用会社が海外株投信を自力で運営
しているわけではなく、米欧金融機関に多くを委託していることにある。
 そのため、国内勢が米欧運用会社に支払う委託費は巨額だ。国内大手運用9社の「委託調査費」は1125億円(22年3月期)と前年度比
25%増え、9社合計の純利益(1040億円)を上回る規模になった。日本勢には海外株の高度な分析ノウハウが十分にはない。「貯蓄から投
資へ」の流れが強まれば、国内運用部門の空洞化も強まる皮肉な構図にある。
 遠い道のりにみえる「資産運用立国」だが、方法はあるのか。金融庁は4月に「資産運用業高度化プログレスリポート」を公表して、運用
ビジネスの問題点を指摘した。ただ、その提案は資産運用会社トップへの親会社からの「天下り」の改善や、経理事務の共通プラットフォ
ームづくりなどにとどまり、とても資産運用立国には行き着かない。

 必要なのは大胆な金融再々編だろう。ブラックロックは2008年のリーマン危機の前後に、米メリルリンチや英バークレイズの資産運用
部門を買収して急速に力をつけた。世界の運用大手は9割弱が大手金融機関グループに属さない独立系だ。モルガン・スタンレーも富裕
層に強いスミス・バーニーや資産運用会社のイートンバンスなどを買収して事業モデルを大きく変えた。
 国内資産運用会社の多くは銀行や証券、保険会社の1部門に過ぎず、投信は親会社が販売手数料を稼ぐ材料にすぎない。金融ビジネ
スは規模がすべてではないが、独立系の巨大資産運用会社を国内につくることは運用立国の大きな一歩となる。有力なファンドマネジャ
ーを世界中から集め、海外の投資家も魅了する運用商品の「生産拠点」とならなくてはならない。世界の投資マネーはアジアに向かってお
り、日本はその運用拠点にもなりうる。

 政権の狙いは株価の一段高

 唐突ともいえる岸田政権の運用立国宣言には、別の狙いもある。株価の一段の押し上げだ。骨太の方針には、海外投資家らに「資産運
用立国」構想をアピールする「Japan Week」を開催するとも明記した。岸田政権は一連のイベントを10月初旬に開く方向で検討しており、
運用立国構想の大枠を示して株高の流れを強めたい考えだ。既に高値圏にある相場が一段高となれば、それを成果に秋の解散総選挙
の可能性もでてくる。

 もっとも資産運用業の改革は民間主導でなければ進まない。税制で強力に推進できるNISA改革と異なり、資産運用の高度化に国が
関与できる範囲は限られるからだ。ところが、大手金融機関の一部首脳は「NISA拡充は100点満点中で120点だけども、資産運用立
国構想はちょっとね」と決して前向きではない。

 国内金融は不良債権問題が峠を越えたこの20年間、大きな再編がなく、経営状況も悪くない。ただでさえ保守的な金融界にさらなる事
業改革の機運は乏しく、摩擦が避けられない金融再々編に後ろ向きなままだ。運用会社の大規模再編の起爆剤として、日銀が保有する
上場投資信託(ETF)の放出など一種の奇策も必要かもしれない。
 株価は世界的に既に高値圏にあり、主要国の金融引き締めで遠からず調整局面がくると予想される。「シャドーバンク(影の銀行)」には
規制強化の流れもあり、岸田政権の「資産運用立国」宣言の賞味期限は長くない。国際金融センターとしての日本の地位はシンガポール
や香港に大きく差をつけられたまま。国内金融機関が資産運用事業の改革に後ろ向きなら、金融立国の好機はまたしても遠のくだろう。

【関連記事】
・[社説]国民に富もたらす資産運用業へ改革急げ
・「運用会社を抜本改革」岸田首相が指示 資産所得倍増へ

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/10(月) 09:56:41.62 ID:c1gPIWY5.net
2023年07月10日09時07分
三菱UFJなどメガバンクが頑強、国内の長期金利上昇が株価刺激材料に
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクは頑強な値動き。現状で日銀の
金融緩和姿勢に変化はないものの、マーケットでは早晩イールドカーブ・コントロール(YCC)の政策変更に動くとの思惑が根強い。
そうしたなか、前週末は米長期金利上昇の流れを受け、国内でも長期債利回りが0.445%まで水準を切り上げ、5月26日以来約
1カ月半ぶりの水準となった。これはメガバンクを中心とする銀行セクターには追い風材料として意識されやすい。

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/10(月) 13:33:39.92 ID:c1gPIWY5.net
日銀巡り進む「円高・金利高」 YCC、修正派と維持派のせめぎ合いに
2023/07/10 13:24 日経速報ニュース

 市場で日銀が27~28日に開く金融政策決定会合への関心が高まっている。賃金上昇やインフレ期待の高止まりを背景に、日銀が長短
金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)など金融政策の修正に近く踏み切るのではないかとの思惑が再燃しているためだ。金融
市場では「円高・金利高」が進み、政策修正派と現状維持派のせめぎ合いが始まっている。

 10日の国内債券市場では長期金利が大きく上昇(債券価格が下落)した。指標となる新発10年物国債の利回りは一時0.465%と、植田
和男総裁の就任後初の会合で日銀が大規模緩和の維持を決めて金利が急低下した4月28日以来の高さとなった。外国為替市場では円
相場が7日に一時1ドル=142円07銭と約2週ぶりの高値をつけるなど金利上昇と円高が同時並行で進んでいる。

 企業の価格設定や賃金の先行きを巡って「不確実性が高い」とのメッセージを日銀が繰り返し発したことで鳴りを潜めていた修正観測の
潮目が変わったのは今月7日だ。日銀の内田真一副総裁が日本経済新聞とのインタビューで、YCCについて当面は続けるとしながらも
「金融仲介や市場機能に配慮しつつ、いかにうまく金融緩和を継続するかという観点からバランスをとって判断していきたい」と見直しに含
みを持たせた。

 このインタビューに過敏に反応したのは主に外資系証券の日銀ウオッチャーだ。BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストは7日
付のリポートで、内田氏の発言は「イールドカーブがスムーズになったからといって、副作用がなくなったわけではないとの認識を明確に示
すものだ」と強調。そのうえで「7月会合での修正を強く意識していないのであれば、今回こうした発言は行わなかったのではないか」と指
摘する。

 UBS証券の足立正道チーフエコノミストは「基調的なインフレ評価が改善した時点で、YCCを調整するという当社の見方と一致する」もの
だったと評価。7日発表された5月の名目賃金が前年同月比2.5%増と前月から伸びが加速したのもあって「7月会合でのYCC運用修正の
可能性はやや高まった」(モルガン・スタンレーMUFG証券の山口毅チーフエコノミスト)とする声もある。

 もちろん、日銀ウオッチャー全てが修正に傾いているわけではない。日銀が7日公表した5月の消費活動指数では、訪日外国人による
消費の影響を除いた旅行収支調整済みの指数が実質ベースで97.8と2カ月連続で上昇した。だが、4~5月の平均でみると1~3月の平
均から0.3ポイント悪化したままだ。

 大和証券の岩下真理チーフマーケットエコノミストは「物価高の影響で個人消費は想定より弱い」と指摘。今後物価がピークアウトすると
みられるなか、日銀が28日に会合結果とあわせて公表する「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で今年度の実質経済成長率の予測
を下方修正するとみて「YCC修正を急ぐとは考えにくい」と話す。

 三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストも日銀が7月の会合で現状維持を貫くと予想する1人だ。「米国で
民間サービスの雇用者数が減速するなど景気には不安がある」とし、「日銀は世界経済の失速が日本に波及するリスクを気にするはずで
、YCC調整はまだ先だろう」と読む。

 長期金利は日銀が許容する変動幅の上限である「0.5%程度」が再び視野に入り、6月末にかけて下げを加速していた円相場も為替介
入の議論が盛り上がる145円台が遠ざかりつつある。だが、日銀の決定までまだ時間はあり、思惑主導で長期金利や円相場が大きく変
化する場面はこれから増えそうだ。

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/11(火) 06:44:26.20 ID:YrF/Lq+a.net
日本株ADR10日、売り優勢 三井住友FGやホンダが安い
2023/07/11 06:05 日経速報ニュース
 10日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)には売り優勢だった。同日は米株式相場が上昇したものの
日経平均株価が下げるなど日本株の軟調な推移が続いておりADRにも売りが目立った。三井住友FGやホンダが安い。
トヨタやオリックスも下落した。一方、みずほFGは上昇した。

ADR6112円
米国債券10年利回り3.997%、(-0.051)

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/07/11(火) 06:47:54.75 ID:YrF/Lq+a.net
ユニコーン育成へ投資 三井住友、300億円ファンド 上場直前の成長支援
2023/07/11 日本経済新聞 朝刊

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)は国内の未上場成長企業「ユニコーン」の育成を目指す新ファンドを立ち上げる。投資総額は
300億円になる見通しで、同種のファンドでは国内最大級とみられる。日本では事業が軌道に乗ったスタートアップの成長をさらに加
速させる資金の出し手が少なく、事業基盤が弱いまま上場に至る事例が目立つ。リスクマネーの厚みが増せば、世界で戦える新興
企業は生まれやすくなる。
 政府が6月にまとめた「経済財政運営と改革の基本方針2023(骨太の方針)」には、スタートアップの推進が重点項目として盛り込
まれた。新たな産業構造に転換するためには「スタートアップを生み育てるエコシステム(生態系)の形成」が必要とする。
 スタートアップ企業の資金調達(きょうのことば)は成長段階によって投資家が異なる。創業期から起業家を支援したり、事業モデル
の確立を支えたりする段階の投資家は、日本でもベンチャーキャピタル(VC)など厚みが増してきた。
 日本に欠けているとされるのが、事業モデルが軌道に乗り業績も黒字化してきたスタートアップに、量産投資や製品・サービスのシ
ェア拡大といった急成長に必要な大型のリスクマネーを提供する投資家だ。「レイターステージ(成長後期)」と呼ばれ、米国では資金
流入が拡大し数多くのユニコーンを生んできた。
 三井住友FGは、国内の有力VCのグローバル・ブレインと、成長後期のスタートアップに特化したファンドを近く立ち上げる。
 資金の大半を三井住友FGが拠出し、実際の投資ではグローバル・ブレインの目利き力を生かす。同社はフリマアプリ運営のメルカリ
を創業時代から支え、日本初のユニコーン(企業価値が10億ドル以上の未公開企業)に育てた実績がある。
 新ファンドの運用期間は7年で、1社に対する投資額は数十億円規模。企業価値が100億円を超える新興企業を中心に投資し、
500億~1000億円規模に成長させてから数年以内に売却や株式の上場をめざす。
 内閣府の資料によると、VC投資全体に占める「成長後期型」の割合は米中が約7~9割。日本は4割弱にとどまる。日本取引所グル
ープ(JPX)の山道裕己・最高経営責任者(CEO)は「日本でユニコーンが少ないのはレイターステージでリスクをとる出資者が少ない
ためだ」と指摘する。
 日本の新興企業は未上場の段階で大きなリスクをとれず、経営基盤が弱いまま早期の株式公開を迫られていた。東京証券取引所
などによれば、東証グロース市場に新興企業が新規株式公開(IPO)する際の株式時価総額は22年の平均で101億円。米国の19億
2000万ドル(約2700億円)との差は大きい。
 上場時の企業価値が小さければ、十分な成長資金を調達できない。1社あたりの調達額(21年)は米国の450億円超に対し、日本
の旧東証マザーズは14億円だった。
 米国ではVCに育てられた企業が上場すると次は機関投資家の視点で経営をチェックされる。一方、日本の新興市場は個人投資家が
中心で、経営者はプロの投資家と対話しながら成長することができない。株価が不安定になりがちで、経営が短期目線になるといった
課題も指摘されている。
 銀行融資の「間接金融」が主体となってきた日本では、歴史的に元本が減るリスクをいとわない投資マネーが乏しく、全体の底上げ
が課題だ。
 一般財団法人のベンチャーエンタープライズセンターによると、22年の日本のVC投資額は3403億円と31兆円を超える米国、2兆
5000億円の欧州に大きく水をあけられている。
 政府が昨年11月にまとめた「スタートアップ育成5カ年計画」では、スタートアップへの投資額を10兆円規模にまで増やす目標を掲げる。
 スタートアップへの投融資に慎重だった銀行も近年は支援策を拡充させている。みずほFGが22年に成長後期向けのファンドを100
億円規模で立ち上げたほか、三菱UFJフィナンシャル・グループも海外で培った人工知能(AI)の活用による融資を国内でも始める計画だ。
 ゆうちょ銀行もスタートアップ投資に本格的に乗り出すと表明した。巨額のゆうちょマネーの一部を成長分野に振り向ける。国内の大手
金融機関が投融資に乗り出せば、国内外から新たなリスクマネーを呼び込む効果も期待できる。

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/08/10(木) 23:34:00.02 ID:0kMoqNzs.net
そうか
やっぱり株価が上がらず揉んだのは

理由があったのか。

来週からが楽しみです。
https://dhyde.capnhat.net/0810k/m93mjk9r.html

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/08/18(金) 13:28:02.14 ID:0KWabWR3.net
四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄
https://fhyiy.crabdance.com/0818k/4e65isli.html

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/08/19(土) 10:41:47.77 ID:ilvo8WWk.net
知ったことか

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/08/24(木) 21:49:34.58 ID:+CHWXeQj.net
もっと頑張れ!

総レス数 379
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