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SUPER GT 2014 Vol.165

567 :音速の名無しさん:2014/05/04(日) 20:25:22.64 ID:+Bgawn9k0.net
NSX-GT CONCEPTーGTマシン解説より

 ターボエンジンの宿命であるターボラグの解消もエンジン開発の非常に重要なテーマとなります。
GT500クラスを戦うドライバーの多くは自然吸気式エンジンの素直なエンジンレスポンスに馴染んでいるため、
たとえ最高出力が同じでも、エンジンのレスポンスが鈍かったり、エンジンが吹け上がる際のトルク特性にリニアリティがないと
エンジンの反応とドライバーの感覚がマッチせず、この影響でラップタイムがコンマ数秒から1秒近くも遅くなる可能性があります。
そこでターボラグを少しでも小さくするためにアンチラグシステム(スロットルオフの状態でもタービンの回転を維持するシステム)、
ECUやスロットルペダルのマッピング、つまりソフトウェアをチューニングすることでドライバーの抱く違和感を最小限にする努力を行っています。

 幸い、Hondaは2012年シーズンの途中より直列4気筒 1.6L直噴ターボエンジンを用いるWTCCに参戦しており、
そのエンジン開発を通じてターボラグの解消やスロットルペダルのマッピングなどに関する豊富なノウハウを有しています。
これらを活用することで、SUPER GT用エンジンでもライバルを凌ぐアドバンテージを手に入れたいと考えています。

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