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【F1】1987〜1993年のF1を語ろう【バブル時代】43lap
- 175 :音速の名無しさん:2015/05/29(金) 19:55:47.82 ID:gkgI8Ogq0.net
- 前述のジャン・アレジ氏
「ある時アイルトンの前輪の直後に僕の前輪、そしてアイルトンの後輪、僕の後輪という順で
絡み合ったまま高速S字に入っていくことになった。どちらかが妙なことをすれば大変なことになる。
さあ、どうしようかと思ったね。でもすぐに分かった。そうだ、相手はアイルトンなんだ。
彼はここを全開で行くに違いない。それなら僕もそうすれば良いと。
そして魔法のように僕らは互い違いにホイールを絡み合わせるようにしたままそこを駆け抜けた。」
彼が親友であるシューマッハをどう評していたか、というのを考えると興味深いね。
セナVSアレジは90年のフェニックスやモナコの大激戦を見てすら
あそこまでやっても当たることが無かったし。
セナVSマンセルもマンセルVSアレジも「勢い余った結果やっちゃった」的なのはあっても
見てて不快感の残るような展開になることは滅多に無かった。
まあしかしマンセルやアレジの優雅な近況や、果てはサックウェルの転身を目にしたあと
シューマッハやマイク・ホーソーンのその後を目にすると
平家物語の冒頭じゃないが運命とは皮肉なものというか複雑な心境にさせられますな。
結局はある意味人生トントンなのかというか…。
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