武藤彩未「私がグループアイドルの時代を終わらせます」

（旬）歌手・武藤彩未　８０年代のアイドルのように

　２３日、アルバム「永遠と瞬間」でデビューする１７歳。昨年は「ＤＮＡ１９８０」と称し、松田聖子、
小泉今日子ら１９８０年代のアイドルソングをカバー、ライブを重ねてきた。
アレンジャーやミュージシャンにはベテラン勢を迎え、耳の肥えたアイドルファンをうならせた。

　自身、両親の影響でこの時代の歌が大好き。
「生演奏と生の歌声で、すてきなメッセージをちゃんと伝えるところがすごい」と語る。
好きな曲を１曲挙げるなら「浅香唯さんの『セシル』。聞きながら泣く方もいました」。
確かに「人は大人になるたび弱くなるよね」（詞・麻生圭子）という一節などは年長者にも響く。

　アルバムには森雪之丞、三浦徳子らが詞を提供。曲も懐かしさの中に新しさが感じられる。「温故知新です」

　小学生時代からモデルをし、中学生時代にはグループ「さくら学院」の一員として活躍した。
卒業後、１年余のレッスンを経てソロ活動を開始。
目標は「松田聖子さんのように老若男女に愛される歌手」だ。

　アイドル戦国時代といわれて久しいが、活躍しているのはもっぱらグループだ。
「私がソロアイドルの時代を作って、私が終わらせます」。小さな体に負けん気がのぞく。

http://www.asahi.com/articles/DA3S11069928.html

http://i979.photobucket.com/albums/ae278/sayuminsayumin5/sakura/TwinklestarsDearMrSocrateswmv_000050391.jpg
http://www.youtube.com/watch?v=Jtw2ZCnYm2c