【食べて応援！】福島県本宮市で今年初の子牛のセリが開催 2日間であわせて840頭余りが全国に出荷！

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今年度初めての子牛の初競り

今年度初めてとなる子牛の競りが、本宮市にある家畜市場で行われました。
子牛の競りは、８日午前１０時から、本宮市の「県家畜市場」で行われ、畜産農家などおよそ２００人が参加しました。
はじめにＪＡ全農福島の本田良智本部長が「優良な牛を多く出荷することで、市場の活性化につなげたい」とあいさつしました。
そして、今年度初めてとなる競りが始まり、名前と識別番号のついた、生後９か月前後の子牛が順番に競りにかけられると、
畜産業者たちは、牛の体重や肉づきなどを見ながら、手元のボタンを押して、次々に競り落としていきました。
市場関係者によりますと、県の家畜市場の子牛の価格は、全国的なえさ代の高騰に加え、
原発事故による県内の生産農家の減少もあって、去年秋頃から、高値で推移しているということです。
８日は黒毛和牛の子牛４３０頭余りが出荷され、市場関係者によりますと、平均で去年より１８％高い、１頭あたりおよそ５７万６０００円で取り引きされたということです。
肥育するための子牛を購入しようと競りに参加した、田村市の６０代の畜産農家は、
「価格の高騰は、買う側にとってはつらいが、消費者には、安全でおいしい福島の牛肉を多く食べてほしい」と話していました。
競りは９日も行われ、２日間であわせて８４０頭余りが全国に出荷されます。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6053497511.html?t=1396965565318