水揚げ全国一の町で秋サケ漁解禁
9月8日 12時24分
サケの水揚げが全国で最も多い北海道の斜里町で秋サケ漁が解禁となり、銀色に輝くサケが水揚げされた港は早朝から活気づきました。
オホーツク海に面する斜里町は、去年の秋のシーズンだけで町内にある２つの漁港でおよそ７４０万匹の秋サケが水揚げされ、全国一の水揚げを誇ります。
８日朝は斜里町のウトロ漁港から２つの漁協に所属する１６隻が出港し、斜里町沖の定置網を仕掛けた海域を目指しました。
定置網は解禁日の７日に仕掛けたもので、乗組員らが掛け声をかけながら網を引きあげると、銀色に輝くサケが次々と現れました。
網を引きあげた漁船は午前７時ごろから次々と港に戻り、秋サケが水揚げされると港は活気づいていました。
ウトロ漁協サケ定置部会長の米沢達三さんは「初日の水揚げは去年よりやや少ないようだが、きょうはまずまずの漁でした。
ことしも水揚げ全国一を目指したい」と話していました。
斜里町沖の秋サケ漁は今月下旬ごろからピークを迎えるということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140908/k10014430021000.html