「声優のアイコ」ちょんまげ姿で法廷に現れ、僕っ娘になりきり、潔白ですと無罪を主張 [916548451]

「声優のアイコ」ちょんまげで法廷に「僕は」潔白
スポニチアネックス 9月11日(木)7時1分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140911-00000053-spnannex-soci
　「声優のアイコ」などと名乗る人物による連続強盗事件に絡み、男性に睡眠薬を飲ませて金品を盗んだとして
昏睡（こんすい）強盗罪に問われた無職神（じん）いっき被告（３０）の初公判が１０日、東京地裁であり、
神被告は「僕には身に覚えはありません」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。
戸籍上は女性にもかかわらず普段は表向き、男性として生活していたが、法廷にはチャラい“ちょんまげ”姿で現れた。
　短い前髪をちょんまげのように上で結んだ神被告は、だぼついたグレーのスエット上下姿で入廷。
肩をいからせるようにして証言台に向かい低い声で「僕」という男言葉を使い無罪を主張した。
　逮捕前、警視庁が公開した防犯カメラ映像では神被告とされる人物はヒョウ柄の帽子をかぶり
肩にかかるぐらいの長さの髪をなでるなど女性のような容姿をしていた。
　この日、法廷に姿を見せた神被告は小柄できゃしゃな体形ながら、外見と言葉と立ち居振る舞いで必死に男らしさをアピール。
ただ、公判中は体を大きく前に傾けるなど落ち着かない様子を見せていた。
妊娠しているという一部報道があったが、服装もあって腹部の膨らみは認められなかった。
　検察側は冒頭陳述で「（戸籍上は女性だが）普段は男性として日常生活を送っている。
長髪のかつらに帽子、女性服を着て、駅で男性に声をかけ、居酒屋で飲酒した後、男性宅に行き、酎ハイに睡眠薬を入れて眠らせた」と指摘。
また、通っていた精神科で処方された睡眠薬を犯行に使用したと主張した。２００９年以降は生活保護を受けていたことも明かした。
　神被告は睡眠薬を混ぜた酒を飲ませ、今年２月に東京都杉並区で２０代の男性から現金２万円と
腕時計など（３５万円相当）を盗んだとして起訴された。他に東京都目黒区内の事件でも起訴されたが
この日は杉並区の事件についてのみ審理された。都内では同様の事件が約２０件発生し警視庁が関連を捜査しており、
検察側は公判で「今後も追起訴が数件続く」と話した。
　この日の公判は弁護側が「物証を何も見せてもらっておらず認否をはっきりするのは難しい」と述べ２０分弱で閉廷。