【WoT】嫌儲World of Tanks部 [179155807]

戦車探し、資金協力を　三ケ日の団体が募る
浜名湖に眠る「幻の戦車」を見つけたい－。
浜松市北区三ケ日町の町おこし団体「ステキみっかび発信プロジェクト（スマッペ）」が、湖底を磁気探査するため、
インターネットで広く小口の資金を募る「クラウドファンディング」を始めた。目標額は三百六十万円。
スマッペ事務局長の中村健二さんは「幻の戦車を夏休みの研究課題にする子どももおり、親子や孫をつなぐ話題になっている。
本当に湖底にあることだけでも分かれば、町が次世代に残せる話になる」と協力を呼び掛けている。
幻の戦車は、太平洋戦争末期、米軍に対抗する切り札として二両が試作されたという旧日本軍の「四式中戦車チト」。
一両は旧三ケ日町の戦車部隊にあったが、終戦直後に秘匿のため浜名湖北部の猪鼻湖に沈められたと伝えられている。
中村さんは「戦車は兵器だが、戦後の技術発展に大きな役割を果たした。中でも浜名湖のチトは、
一度も人を殺すことなく沈められた血のにおいのしない戦車だ」と価値を訴える。
探査は二〇一二年十二月に始まり、ダイバーなどによる調査を十数回行ったが、厚い泥に阻まれいずれも失敗。
泥の中が分かる磁気探査に踏み切るため、費用がかさんでいることもあり、ネットで資金を募ることにした。
期限は十一月二十九日で、十日現在、約四十一万円が集まっている。
目標額が達成できれば、来年初めにも磁気探査を実施する予定だ。
資金募集のサイトは「幻の戦車発掘プロジェクト」で検索。金額に応じて、特産の三ケ日みかんや町内のホテルの食事券などを送る。
問い合わせはスマッペ事務局＝電０５３（５２５）３５２２＝へ。
（小柳津心介）
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20140911/CK2014091102000047.html