清原容疑者、５・１７初公判は傍聴席２０席程度…のりピー超え過去最高倍率も
覚醒剤取締法違反で起訴され、保釈中の元プロ野球選手・清原和博被告（４８）の１７日に行われる初公判について、
東京地裁は１１日、傍聴券の交付を日比谷公園で行うことを発表した。当日午前９時半から交付を開始し、午前１１時に締め切る。
２０席程度とみられる傍聴席に傍聴希望者数が多数集まるのは確実で、２００９年に同じく薬物で逮捕された女優・酒井法子（４５）の初公判時を上回る可能性も十分に考えられる。
球界の元スターの逮捕という、日本中を揺るがす事件の初公判に傍聴希望者が殺到することを予想し、東京地裁は日比谷公園での傍聴券交付を決定した。
傍聴券の交付は、通常は地裁の敷地内２か所に並ぶ場所が指定されるが、数千人規模の希望者が予想される裁判では日比谷公園が使われる。
最近では、覚醒剤取締法違反で逮捕され、１４年８月２８日に開かれた歌手・ＡＳＫＡ（５８）の初公判時に使用された。
締め切り時間も、一般的には裁判開始の３０分前だが、今回は午後１時半開廷の２時間半前となる午前１１時。
希望者は右腕に番号の入ったリストバンドが係員によって巻かれ、締め切り後に公園内の数か所で当選番号が発表される。
これまで、東京地裁の傍聴希望者の最多記録は、オウム真理教の松本智津夫死刑囚（６１）＝教祖名・麻原彰晃＝の初公判が開かれた１９９６年４月２４日の１万２２９２人。
酒井の６６１５人が２番目で続く。ただ、松本死刑囚の裁判は大法廷で開かれていたため傍聴席の数が多く、倍率では２０席しかなかった酒井の裁判での３３０倍が過去最高だ。
同じ２０席程度となる清原被告の初公判は、これを上回ることは十分考えられる。
酒井は初公判前に保釈された際、集まった取材陣に対して頭を下げて自らの口で謝罪した。さらに、その後会見も行っていた。
一方、清原被告はコメントこそ出したものの、２月の逮捕以降は入院先の病院の窓からチラリと顔をのぞかせた以外は姿を見せていない。
現在はどのような外見になっているのか、そして事件について何を話すかという注目度は、比較にならないだろう。
裁判の状況を詳細に伝えるために、“お宝傍聴券”を入手しようと「並び代行業者」に動員をかけた、あるワイドショー番組の関係者は「今回は数百人規模でお願いをする」。
普段、裁判の並びを依頼をする際には数十人ほどというだけに、人数が大きく膨らむことは間違いない。清原被告の初公判は、開廷前から注目だ。
http://www.hochi.co.jp/topics/20160511-OHT1T50239.html
これすき
その数を国民の関心の高さって詐欺に近い