社民党の内ゲバが深刻化　吉田代表・幹部・村山「もう民進党に合流するしかない。後戻りはできない」　福島みずほ「合流はありえない！」 [656580197]

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社民合流、党外から促す声　連合は統一名簿を否定

社民党が検討している民進党との合流を促す動きが社民党外から強まっている。
合流に代わる案として社民内にくすぶっている参院選での複数の野党による比例代表の統一名簿構想には支援団体などにも支持が広がらず、合流慎重派の選択肢は限られてきた。

民進党の岡田克也代表は13日、社民党が解党したうえで個人単位での合流に言及した。

社民党の福島瑞穂副党首は13日、吉田忠智党首が12日の常任幹事会で提案した合流案について「あまりに唐突だし、参院選直前だ。
社民党でがんばることになるだろう」と述べ、党単独で７月の参院選に臨むべきだとの考えを示した。国会内で記者団に語った。

合流慎重派が生き残り策として検討するのが、民進党や生活の党など複数の野党が加わる統一名簿構想だった。
ただ、民進党は参加しない方針で、社民党の支持母体の自治労や日教組の上部組織である連合の幹部も「今となってはあり得ない」と指摘。
４月下旬、統一名簿の実現に協力を求めた生活の小沢一郎共同代表に連合幹部は「うちはやりません」と応じなかった。

統一名簿構想にはさらに逆風が吹く。旗振り役で安全保障関連法を違憲と指摘した小林節慶大名誉教授が比例代表で10人以上の擁立を目標に政治団体の設立を発表した。
合流慎重派の社民党の又市征治幹事長は12日夜、小林氏との会談で真意をただした。小林氏は「政党ではなく、個人の参加を募っている」と語り、協議に進展はなかった。会談には吉田党首も同席した。

社民党内には「このまま単独で参院選に臨んでも展望はないのは誰もが分かっている」（幹部）との認識は共通している。
このため、民進党や連合が統一名簿構想に否定的な立場を示しているのは合流への社民党の決断を後押しする狙いもある。党幹部の一人は「もう後戻りはできない」と合流以外の選択肢はないとの認識を示した。

民進党側でも13日「民進党が掲げた旗に賛同してもらうのであれば歓迎したい」（安住淳国会対策委員長）との声が上がった。旧社会党系のベテラン議員の一人は社民の吉田党首に「大きな決断を評価する」と電話で伝えた。
具体的な合流の手法を巡っても、岡田代表が13日の記者会見で「党対党（の合併）は参院選の前では考えにくい」と述べ、社民党が解党するのが前提と強調。
「民進党の理念、基本的な政策に賛同し、わが党に参加したい人がいればそういうことはあるかもしれない」と語り、政策の一致を条件に個人単位で合流すべきだとの立場を示した。

議員ＯＢからも現状への危機感が強まる。社民党の村山富市元首相もかねて自民１強体制に対抗する幅広い野党結集の必要性を訴える。
社民党は来週中に参院選対応の結論を出す方針だが、地方組織には旧社会党時代を含め約70年に及ぶ党の歴史へのこだわりも強い。民進党幹部は「社民がどうするのかとにかく見守るだけだ」と語った。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS13H4S_T10C16A5PP8000/

福島みずほ ?@mizuhofukushima
民進党への合流というのは社民党がなくなること。合流はありません。
https://twitter.com/mizuhofukushima/status/731094924448305152

社民党の内ゲバが深刻化 吉田代表・幹部・村山「もう民進党に合流するしかない。後戻りはできない」 福島みずほ「合流はありえない！」 [656580197]

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