ブルース・リー「Don't Think,Feel」 (　゜ん゜)「…」 [399583221]

ブルース・リー気分で武術習える中華街料理店

ブルースリーも学んだ中国武術「詠春拳（えいしゅんけん）」が習えて、台湾の薬膳料理も堪能できる。
横浜中華街に昨年オープンしたユニークな料理店「工夫厨房（カンフーキッチン）」（横浜市中区山下町）
が静かな人気を呼んでいる。

「力を抜いて」「姿勢を正して」。店主の錢彦（チェンイェン）さん（５９）が生徒に声をかける。
二の腕がたくましい錢さんは、詠春拳を始めて４０年の「師父（シーフー）（師匠）」だ。

店内にはカンフー映画の曲が流れ、テーブルのほか、練習に使う丸太人形「木人」などが置かれている。
１分間のミット打ちで、キレのある動きを見せた男子高校生（１５）は都内から１時間半かけて通って
いるといい、「将来はアクション俳優になりたい」と目を輝かせる。そばでは、創作薬膳料理を楽しむ
客がいる不思議な空間だ。川崎市中原区の公務員男性（４７）は「様々な年齢の人と練習できる。料理も
おいしい」と笑顔を見せた。

詠春拳は女性が考案したとされる武術で、直立姿勢で手や肘などのすばやい動きが特徴。護身術にもなる。
日本ではあまり知られていないが、欧米など２００万人の愛好者がいるという。

錢さんは台湾生まれ。１８歳の時、台湾で詠春拳の師に弟子入りし、俳優としてカンフー映画に出演した
こともある。１９８２年に来日。当初は都内の公園などで指導していたが、「文化が根付く中華街で教えたい」
と考え、昨年１月に店をオープン。競争の激しい中華街で生き残るため、薬膳料理を取り入れた。

錢さんは「世代や国、流派を超えて一緒に楽しめる場にしたい」と話している。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160513-OYT1T50233.html
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20160513/20160513-OYT1I50042-L.jpg

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