コーエン兄弟の新作コメディ映画『ヘイル、シーザー！』が余りに映画マニア向けすぎて、多くの日本人がポカーン状態に [564368815]

?2BP(2000)

「ヘイル、シーザー！」

　ジョエル＆イーサン・コーエン兄弟の新作コメディー。
１９５０年代のハリウッド。大作「ヘイル、シーザー！」撮影中に、大スターのウィットロック（ジョージ・クルーニー）を何者かが誘拐。
“何でも屋”のマニックス（ジョシュ・ブローリン）が早速、解決に乗り出すが…。

　間抜けなウィットロックや美人だがガラッパチの若手女優（スカーレット・ヨハンソン）など愉快な登場人物が多数登場。
往年のハリウッド作品への大がかりなオマージュも楽しい。１３日、全国公開。１時間４６分。（耕）

http://www.sankei.com/entertainments/news/160513/ent1605130017-n1.html

映画『ヘイル、シーザー！』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=Y5a7HRSyV0s

笑いを理解するために最低限、予習復習が必要な映画や知識

「百萬弗の人魚」（52年）
「錨を上げて」（45年）
「踊る大紐育」（45年）
「十戒」（56年）
「ベンハー」（59年）
・カトリック、プロテスタント、ギリシア正教、ユダヤ教のイエスや神に対する教義の違い
・テレビなど娯楽の多様化により映画人気に陰りが見え始める時代背景
・共産主義者への赤狩りがハリウッドに飛び火し、脚本家や監督も刑務所送りにされる時代背景