Ｊ２「ロアッソ熊本」が３６日ぶりにリーグ戦復帰もジェフユナイテッド千葉に敗れる [771738842]

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熊本地震の影響で活動を一時休止したサッカーＪ２のロアッソ熊本が１５日、
３６日ぶりにリーグ戦に復帰した。

千葉市のフクダ電子アリーナで千葉と対戦。
０－２で敗れたが、全力を出し切ったロアッソイレブンに約１万４千人の観衆から
大きな拍手が起きた。

試合開始前には、両チームのサポーターらが「がんばれ熊本」「サンキュー千葉」
とエールを交換。選手、観客全員で黙とうをささげ、地震犠牲者の冥福を祈った。

両チームは喪章を着けてプレー。
ロアッソは開始直後にＭＦ清武功暉がドリブルで持ち込み、立て続けにシュート
を放つなど好機をつくったが、得点を奪えなかった。

コンディションに勝る千葉に徐々に押し込まれ、後半１１分に先制され、同２９分
にも追加点を奪われ、力尽きた。

ロアッソの選手たちは試合後、「ご支援ありがとうございます」と書かれた横断幕
を持って場内を一周。

清川浩行監督は
「応援してくれた両チームのサポーターに感謝したい。
　選手たちは諦めずに最後まで戦ってくれた」
と話した。

ロアッソは４月１６日の本震後からリーグ戦計５試合が延期になった。
選手たちも被災し、避難生活をしながらボランティア活動にも取り組んでいた。
熊本を拠点にリーグ戦に復帰するとして、千葉戦に向けて５月２日に全体練習を再開。
急ピッチで調整を進めていた。

http://kumanichi.com/news/local/main/20160515013.xhtml