おしっことうんこってどっちが強いの？ [139692257]

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http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM16H3O_W6A510C1EAF000/

比次期大統領「戦争望まぬ」　南シナ海問題で中国念頭

フィリピン大統領選挙に勝利した南部ミンダナオ島ダバオ市長のロドリゴ・ドゥテルテ氏（71）は15日深夜に記者会見し、
領土問題でフィリピンの主権を譲らないと強調する一方、南シナ海で領有権を争う中国を念頭に「戦争を望まない。全ての国と友好的な関係を持ちたい」と述べた。大統領就任をにらんで現実路線を模索しつつあるようだ。

　ドゥテルテ氏は９日行われた大統領選挙に勝利し、国会の最終審査を経て６月末に次期大統領に就任する。10日に当選が確実になって以降、公の場に姿を見せていなかったが、15日に滞在中の地元ダバオ市で急きょ会見を開いた。

　会見で同氏は南シナ海問題について「兵士の命を失う戦争はしない。全ての国と平和的関係を持ちたい」と述べた。16日にも中国大使などと面会して南シナ海問題などを話し合うという。

　フィリピンは南シナ海のスカボロー礁（中国名・黄岩島）の領有権を中国と争っている。同礁について、ドゥテルテ氏は選挙期間中に「水上バイクで行って、フィリピンの国旗を立てる」と発言。領有権問題で強硬な姿勢も見せていた。

　南シナ海問題ではアキノ現政権は日米との友好を重視してきた。ドゥテルテ氏はこれまで「中国とは対話を進める」と述べているが、米国の実質的な駐留に道を開いた新軍事協定を否定しておらず、妥協点を探る構えとみられる。

　ドゥテルテ氏は「犯罪者は殺害する」などの過激な発言を繰り返して注目を集めた。当選が確実になってから同氏の陣営は、外資から評価の高いアキノ現政権のマクロ経済政策を引き継ぐ考えを示すなど、
国際社会を意識しつつある。雇用創出のため外資の受け入れを進める考えも示している。