福岡リサイクル店連続大量殺人、経営者の妻が無罪主張 [311660226]

?2BP(2001)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201605/CK2016051602000214.html
相関図
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福岡県筑後市で二〇〇四～〇六年、リサイクル店従業員を殺害し、義弟とおいを死なせたとして殺人や
傷害致死の罪に問われた経営者の妻中尾知佐被告（４７）は十六日、福岡地裁（平塚浩司裁判長）の
裁判員裁判初公判で起訴内容を否認し、無罪を主張した。
　被告は「暴行したのは夫で、指示をしたことはなく、殺すつもりもなかった」などと述べ、殺意や、
夫で経営者の伸也被告（４９）＝殺人罪などで起訴＝との共謀を否定。検察側と全面対決の構図となった。
公判はまず殺人事件を審理し、続いて傷害致死事件に移る。判決は六月二十四日に一括して言い渡される予定だ。
　起訴状によると、中尾被告は、伸也被告と共謀し〇四年六月、従業員の日高崇さん＝当時（２２）＝を
自宅アパートに閉じ込めて暴行を繰り返し、浴室に放置して殺害。〇六年十月にはリサイクル店内で、
中尾被告の妹の夫で従業員だった冷水（ひやみず）一也さん＝同（３４）＝をゴルフクラブで殴るなどして
死なせ、その長男大斗ちゃん＝同（４つ）＝も暴行によって死なせた、などとしている。
　検察側は日高さん殺害の冒頭陳述で、被告らの虐待によって別の男性従業員＝同（１９）＝が事件の
直前に死亡していたと指摘。「被告は死ぬ危険が高いことを認識しながら、同様の行為を継続した」とし、
日高さん殺害で殺意があったと主張した。動機は、男性従業員の死亡を口封じするためだったとした。
県警によると、大斗ちゃんの遺体は見つかっていない。