【悲報】三菱自動車　やっぱり日産にハメられた模様 [781232929]

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日産自動車は１２日、燃費データ不正問題を抱える三菱自動車との資本業務提携を発表した。
三菱自の株３４％を取得し事実上、傘下に収める。日産・仏ルノー連合に三菱自が加わり、
世界３大グループ（トヨタ自動車、フォルクスワーゲン、ゼネラルモーターズ）に迫る販売台数となる。

不正問題から一転、自動車業界の大型再編劇に至ったが、
裏側では半値で三菱自を手中に収めた日産の“陰謀説”もささやかれている。
カルロス・ゴーン社長（６２）の本当の狙いとは――。

三菱自の燃費偽装は４月２０日に発表され、同１９日に終値８６４円だった株価は、同２８日に一時４１２円まで落ち込んだ。
第三者割当増資で約５億株発行される新株は１株あたり４６８・５２円で、日産は２３７３億円出資し、筆頭株主となる。
提携情報を受けて三菱自の株価は１３日、ストップ高の５７５円（前日終値比８０円高）まで上がった。

そもそも今回の不正問題は、日産の指摘で明るみに出た。
日産はいわば自ら三菱自の株価を下げ、半値にまで落ち込んだところで傘下に収めたともいえる。
一連の迅速な流れから、辣腕で知られる日産のゴーン社長が仕掛けた“戦略的買収”との疑念も消えない。

同社長は、三菱自とは２０１１年の軽自動車の共同開発以外の提携を以前から探っていたとしたうえで
「（不正問題で提携が）早まった感はある。長期的な議論の延長線だった」と強調した。

一方で、三菱自にとっては倒産も危ぶまれていた中、日産に救われた格好だ。
経営不振が続いた三菱自は０８年のリーマンショック後にも身売り話が出ていた。
「当時の株価は１００円台。１３年に１０株を１株に株式併合しているので、現在の株価にすれば１０００円台と割高だった。
２度にわたるリコール隠しで信頼も失墜しており、半値がせいぜい妥当なところといわれ、どこも話に乗ることはなかった」（業界アナリスト）

買収は願ったりかなったりの展開ともいえる。

同アナリストは「出来過ぎの感もあって、陰謀論も疑いたくなるところだが、
日産にとっては１株４６８円でも高い買い物」と指摘する。

日産は三菱自を傘下に入れることで、東南アジアに強みを持つネットワークを強化し、
軽自動車や電気自動車（ＥＶ）での共同開発でメリットがあるとみられるが、リスクの方が大きすぎるという。

三菱自は燃費データ不正への対応で、対象車種の所有者へのガソリン差額分の支払いや販売停止に伴う営業補償のほか、
エコカー減税の適用から外れることで購入者に生じる追加納税の負担などを行う方針。
さらに国内外で訴訟を起こされ、巨額の賠償金支払いとなる可能性がある。
「まだ不正問題は解決しておらず、これからどれだけの負担になるかが見えていない。
また、三菱自の約３万人もの従業員も足かせとなる」（同）

そのためかゴーン社長は“保険”もかけている。
三菱自を完全子会社とせずに、資本業務提携にとどめたのがポイントだ。

「日産は１２日の決算発表で過去最高益を出したように儲かっていて、税金を納めるくらいなら三菱自の株を取得しておこうくらいの考え。
三菱自の再建や将来に展望がなく、足を引っ張るようならいつでも切り離せるようにしているということ」（同）

コストカッターの異名を取るゴーン社長の支配下に入ることで、大幅リストラも予想される。
三菱自の社員、関係者は、とてもじゃないが「生き延びた」と安心できる状況ではないようだ。

http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/540278/

2016/04/20
三菱自動車の燃費不正、発覚のきっかけは日産の指摘
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/042001734/?rt=nocnt

【悲報】三菱自動車 やっぱり日産にハメられた模様 [781232929]

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