「Ｇ１０」餃子サミット、団体が宇都宮で議論
餃子による街おこしに取り組む全国１０市の「Ｇ１０」団体代表者が集う「全国餃子サミット」が２０日、宇都宮市役所で開かれ、
２６、２７の両日開かれる主要国首脳会議（伊勢志摩サミット）を前に、餃子文化の振興策を巡って議論を交わした。
サミットでは、「餃子で街を元気にしたいと考える全国の有志を支援する」ことなどを盛り込んだ「共同声明」を採択した。
サミットは２０１０年に浜松市で始まり、今回は６回目の開催。宇都宮市では初めて。
餃子にちなんで名付けられた、宇都宮、浜松、津、岡山県津山、静岡県裾野、長野県伊那、福島、川崎、北九州９市の餃子振興団体「Ｇ９」に加え、仙台市の団体が正式加盟して「Ｇ１０」となった。
実行委員会名誉会長の佐藤栄一・宇都宮市長は「全国の街づくりが良い方向に行き、餃子がいつまでも愛されることを切に願う」とあいさつ。
「宇都宮餃子国大統領」を名乗った平塚康・宇都宮餃子会代表理事（６４）は「加盟国をもっと増やしたい」と話していた。
２１、２２日は宇都宮城址公園周辺で「全国餃子祭り」が開かれる。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160520-OYT1T50149.html