25日、ブンデスリーガ第22節が行われ、酒井高徳が主将を務めるハンブルガーSVは敵地アリアンツアレーナ
で王者バイエルンと対戦した。
過去5試合で5敗19失点と相性の悪い相手に、酒井擁するHSVは立ち上がりから激しくプレスをかけてショート
カウンターを狙う。アンカーにシャビ・アロンソではなくチアゴ・アルカンタラを置き、トーマス・ミュラー
をトップ下に配置したバイエルンはHSVの前からのプレスに手を焼くが、徐々に自分たちのペースに持ち込ん
でいく。
迎えた17分、左サイドから切り込んだダビド・アラバのクサビのパスを、ミュラーがトラップと同時に反転。
横に出したパスをペナルティーエリア手前のアルトゥーロ・ビダルが右足で捉え、これがゴール左隅へと決ま
ってバイエルンが先制する。
これで攻撃のスイッチが入ったバイエルンは24分、アリエン・ロッベンをクロスオーバーしたフィリップ・ラ
ームのクロスにニアサイドのミュラーが反応したところで後ろから倒されPKを獲得。これをロベルト・レヴァ
ンドフスキが決めて2-0と突き放す。
その後もバイエルンの攻勢は続き、右サイドバックの酒井も対峙するドグラス・コスタの対応に追われてなか
なか攻撃参加ができない。42分には、ロッベンのパスから右サイドを抜けたミュラーの折り返しをコスタが押
し込む。これはGKレネ・アドラーがブロックするが、こぼれ球を拾ったレヴァンドフスキがDFに囲まれなが
らもボレーで押し込み、バイエルンが3点をリードして試合を折り返した。
後半に入っても、バイエルンの勢いは止まらない。54分、高い位置でコスタが奪い返し、ロッベンがヒールで
ラストパス。これに呼応したレヴァンドフスキがゴール右隅へと流し込みハットトリックでチームの4点目を挙
げると、わずか2分後にはレヴァンドフスキのスルーパスにミュラーが抜け出し、ラストパスをアラバが押し込
んで5点目を挙げる。
すでに勝敗は決し、バイエルンはレヴァンドフスキに代えてレナト・サンチェス、チアゴに代えてキングスレ
イ・コマンと立て続けに若手を投入。それでも攻撃の手は緩めず、65分にマッツ・フンメルスのロングパスに
抜け出したコマンがそのまま決めて6点目を挙げると、69分にもコマンが決めて7-0と大量リードを奪った。
酒井も何度か右サイドを駆け上がって一矢報いようとするものの、最高尾でどっしりと構える守護神ノイアー
を脅かすことも叶わず。87分にはロッベンが得意の形から8点目を挙げてゴールラッシュを締めくくった。
これでバイエルンは勝点53に伸ばし、2位RBライプツィヒとの5ポイント差を維持。大敗を喫したHSVは勝点
20のままで、降格圏からの脱出はできなかった。
http://www.goal.com/jp/match/a/2255095/report
さぁ、日本人叩いてくれ
HSVはバイエルンに次ぐブンデスの名門・一度も降格したことがない→ついに降格か→奇跡の一部残留
を毎年やってるような気がする