中国人「独裁、汚職、思想統制教育、我らの国家は中国ではなく“西朝鮮”だったのだ。。。」 [517459952]

サンデー毎日（毎日.jpから）
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習主席"西朝鮮化"で中国ネット民の自虐が止まらない

　北朝鮮ならぬ「西朝鮮」という言い方が最近、中国のネットではやってい
る。朝鮮半島の西にある国といえば、そう、中国のことだ。中国人はなぜわ
ざわざ「中国」と言わずに「西朝鮮」なんて変な言い方をするのだろうか。

北朝鮮とそっくりな政治手法を皮肉る

　聞いてみると変ではない。筋が通っている。中国共産党の総書記に習近平
氏が就任して以来、毛沢東時代に先祖返りして独裁が強まった。党中央宣伝
部は、全党員が習総書記を最高指導者としてたてまつり、絶対服従するよう
求めている。北朝鮮の金正日（キム・ジョンイル）総書記や金正恩（キム・
ジョンウン）委員長の政治手法とそっくり。内心はいやだと思っているが中
国人は共産党批判を許されていないので、「我が国では」を、批判の気持ち
を込めて「西朝鮮では」と言うらしい。
　総書記になり、国家主席にもなった習近平氏が、なぜそのうえ毛沢東型独
裁に走るのかといえば、党員が面従腹背を決め込んで、どいつもこいつも言
うことを聞かない－－そう思い込んでいるのだ。
　それも無理はない。総書記になるまで特に手柄のなかった習氏だったが、
リーダー選びの権力闘争で党内が大揺れし、本命と対抗がつぶしあった結果、
誰も予想していなかった習氏がトップの座に就いたといういきさつがある。
はなから８０００数百万人の党員の頂点に立つだけの声望はなかった。

窮地の習氏が始めた「西朝鮮」的キャンペーン

　それだけに最近、中国の景気が急速に悪化すると、党や政府の官僚を使え
ない習氏の政治手腕に党長老たちの不満が高まった。焦った習氏は党員が党
総書記の命令に服従するよう、党規約の学習運動を命じた。早速、党機関紙
「人民日報」の系列のサイトが「党規約を１００日間で書き写す運動」を始
めた。
　１万５０００字あまりの本文を１日１５０字ずつ、１００日間。般若心経
の書写をするような、「党員修行」だ。サイトには毎日のノルマをこなす模
範党員の姿が掲載された。【以下略】
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http://mainichi.jp/premier/business/articles/20160617/biz/00m/010/003000c