将棋界に外国の風 [158879285]

＜文化編＞将棋界に初の外国人女流プロ

2017年3月4日

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史上初の外国人の女流プロ棋士となったカロリーナ・ステチェンスカさん＝２月２０日、東京の将棋会館で

　ポーランド出身で山梨（やまなし）県甲府（こうふ）市の山梨学院大学大学院に通う２５歳（さい）のカロリーナ・ステチェンスカさんが
２月２０日、将棋（しょうぎ）界史上初めて、外国人で女流プロ棋士（きし）になりました。
　勝てばプロになれるという対局で、中盤（ちゅうばん）までは苦しい展開（てんかい）でしたが、終盤に入り、一気に攻（せ）めこみました。
ステチェンスカさんは「緊張（きんちょう）しましたが、落ち着いて指すことを心がけました。人生の目標だったプロになれてうれしい。世界に
将棋を広めていきたい」と語りました。

　ステチェンスカさんは、ポーランド語に翻訳（ほんやく）された日本の漫画（まんが）で将棋を知りました。
ひとりで毎日５時間も勉強し、インターネットで対局して上達しました。２０１３年に来日。
１５年、女流プロ棋士の仮資格（かりしかく）、女流３級になり、今回、プロとみとめられる２級になりました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/education/manabuu/CK2017030402000129.html