私だっておかしいと思ったよ…けど好きなの ←今の百合に足りないものは「葛藤」だよね… [533895477]

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「藤原範親置文」を初公開　東寺百合文書展で３月１日から

府の所蔵する国宝・東寺百合文書（とうじひゃくごうもんじょ）のうち、行方が分からなかったが近年になって見つかった「藤原範親置文（ふじわらのりちかおきぶみ）」が、１日から京都文化博物館（京都市中京区）で開催される「東寺百合文書展－人・物・情報が行き交う中世」（府立京都学・歴彩館など主催）で初公開される。
会期は４月２３日までで、置文は前期の３月２６日まで展示される。
範親は平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した歌人・画人として知られる隆信のひ孫。公開された置文は、建長４（１２５２）年３月、一族が所有する矢野荘（現在の兵庫県相生市）の那波浦（なばうら）という土地を、祖父が範親の妹に譲ることを認めた合意書。
昭和４２年に府が東寺から百合文書を一括購入し、目録を作成している最中に抜けていることが判明。所在を探していたところ近年見つけ出し、昨年購入した。

今回は、置文が書かれる１年前に祖父が書いた譲り状と、範親の父が自分の娘へ土地が渡ることに対して合意した文書という、もともと府にある２点も展示。祖父から孫への土地相続が、娘の父と兄の合意で行われたことを紹介している。
また、新見荘（現在の岡山県新見市）を舞台に、寛正２（１４６１）年に農民らが法外に年貢を徴収する幕府の役人を追い出し、代わりに領主の東寺から来た僧もまじめに厳しく取り立てたため殺害される－といったストーリー仕立てに資料を展示する試みも。
この中で、僧の身の回りの世話をした女性が形見の譲り渡しを望む「たまかき書状」（後期のみ展示）は、中世の農村に暮らす教養を持った女性の自筆書状として珍しい資料と評価も高い。
このほか、北条高時▽足利尊氏▽足利義満▽細川勝元▽松永久秀▽織田信長－ら武将関連の書状も注目される。
毎週月曜日休館。入場料は一般５００円、大学生４００円、高校生以下無料。同３・４階で開催中の「戦国時代展」の入場者はいずれも無料。
http://www.sankei.com/region/news/170301/rgn1703010011-n1.html