台所の排水溝にてんぷら油やラーメンの残り汁捨ててもいい？ [441660812]

?2BP(1000)

水道水の37％を損失　大都市でも低い下水処理割合

　トラタ・ブラジル研究所が国家基礎衛生情報システム（ＳＮＩＳ）のデータを基に行った調査で、
国内で浄水処理された水道水の36・７％が水道管からの水漏れや違法な水道引き込み、
水道メーターの読み取りミスなどで失われているという結果が示された。11年の38・８％から４年間で２・１ポイントしか向上しておらず、
国内における水の損失を減らすための進歩が緩慢だという。Ｇ１サイトが19日付で伝えた。

　この調査は国内の大都市１００市の基礎衛生に関するもので、09年から行われており、今回は１月に公表された15年のデータが基になっている。
衛生面における進展状況の国内平均との比較も行われている。

　同研究所のエジソン・カルロス代表はこれらの都市について、人口の約40％が集中し、官民の組織がより整備されている事から
、国の成長を引っ張っていくべきだとしている。しかし、全国平均とこれらの都市の差はわずかで、水の損失率は、
全国平均の36・７％に対し37・８％と若干上回っている。11年から15年の間に向上した割合も同様の２％程度となっている。

　同代表は、「投資やプロジェクトをする余力がある大都市であり、これらの１００都市が国を引っ張る牽引役になる事が期待されていた。しかし、
これらの数値を見ると、上下水道の指標をより迅速に向上させる役割を、これらの都市は果たす事ができていない」とし、
「もしこれらの都市にできないのだとすれば、組織の劣る小都市では推して知るべしだ」と述べている。

　他の国内市との比較で、これらの大都市において大きく向上している唯一の指標は、下水の収集システムだという。
国内で下水収集に対応されている国民は全体の50.３％で、１億人以上が下水溜めの利用や河川に直接流すなど、廃棄物処理に対処するために代替手段を利用しているという。１００大都市の平均は71.１％となっている。

　同調査によれば、これらの大都市の中で最も悪い指標は下水処理だという。
１００大都市のうち、80％以上の下水を処理している市は21％のみで、21％の都市では20％以下だという。

　１００％処理していると報告した都市は、サンパウロ州のサンジョゼ・ド・リオ・プレット、ジュンジアイー、
リメイラ、ピラシカーバ、リオ・デ・ジャネイロ州ニテロイ、パライバ州カンピーナ・グランデの５市。一方、
リオ・デ・ジャネイロ州サンジョアン・ド・メリチ、パラー州サンタレン、ミナス・ジェライス州ゴベルナドール・バラダレス、
ロンドニア州ポルト・ベーリョの４市では、全く下水処理が行なわれていないという。
http://saopauloshimbun.com/%E6%B0%B4%E9%81%93%E6%B0%B4%E3%81%AE37%EF%BC%85%E3%82%92%E6%90%8D%E5%A4%B1%E3%80%80%E5%A4%A7%E9%83%BD%E5%B8%82%E3%81%A7%E3%82%82%E4%BD%8E%E3%81%84%E4%B8%8B%E6%B0%B4%E5%87%A6%E7%90%86%E5%89%B2%E5%90%88/