京都人、自分の「ニキビ」は特に気にせず自らの魅力に影響しないと考えるが、他人のニキビには「キモイ」と厳しい目を向ける傾向 [621794405]

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京都府民、ニキビ気にせず？　意識調査、他人に厳しい目も

　京都府民はニキビがあっても人の目が気にならず、病気だとの認識も薄く、関心が低い傾向にあることが
大阪市の製薬会社が実施した意識調査で分かった。
暑い時季は特に皮脂量が増え、ニキビができやすくなるため、
同社は「炎症を起こす前に治療すれば、きれいな肌を維持しやすい」と注意を呼び掛けている。

　調査はインターネットを通じて、各都道府県の１０～３０代の男女それぞれ２０６人、計９６８２人にアンケートした。
その結果、京都では医療機関で治療が必要と考える人の割合が４２％と全国平均を６ポイント下回った。
「青春のシンボル」と肯定的にとらえる人が比較的多かった一方で、「痕になることもある」と知っている人の割合は低かった。

　ニキビがあっても自らの魅力に影響しないと考える人が多く、
ない時と比較した時の魅力を数値で尋ねたところ、京都は全国で最も差が小さかった。
影響を尋ねるほかの設問でも、周囲の目を気にする（全国４２位）▽外出頻度が減る（同４３位）
▽隠すために化粧時間が増える（同４４位）－といずれも下位だった。

　しかし、自分以外には厳しい目を向けているようで、他人のニキビにマイナスイメージを持つ人の割合は全国平均を上回った。

　ニキビは尋常性?瘡（ざそう）と呼ばれ、脂質代謝異常や細菌の増殖などが関わる慢性炎症性疾患。
近年、炎症前で皮脂が毛穴に詰まった「コメド」状態での治療が始まっており、
調査をした製薬会社マルホは「夏場は冬より１・５倍も皮脂が多くなるので、早めの受診を心掛けて」と話している。

　マルホは京都市に研究所を、滋賀県に製造工場２カ所を持っている。

https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180823000050