樋田容疑者と同行男性会見「逃走の身で日本１周のふりをされたら同じような人に迷惑がかかる。それが腹立たしい」 [319726179]

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181010/k10011665781000.html
大阪の警察署から逃走し、逮捕された樋田淳也容疑者と逮捕直前まで一緒に行動していた男性が取材に応じ、「食材に金をかけていて、金遣いは荒かった」と当時の様子を話しました。

男性は10日午前、山口市内で報道陣の取材に応じました。

２人が初めて出会ったのは、ことし８月下旬で、香川県の道の駅で、樋田容疑者から「日本を１周している。一緒について行っていいか」と声をかけられたということです。

樋田容疑者は、男性と同じ和歌山県出身だと話ししばらく一緒に行動したあといったん別れましたが、先月３日に広島県内の道の駅で合流しました。
その後、自転車で広島市の原爆ドームや山口県岩国市の「錦帯橋」などに立ち寄ったということです。

樋田容疑者の印象については、「人なつっこくて子どもっぽい。よくしゃべるのでうっとうしいと感じるようになった」と述べ、
同行中の様子については「肉や米、野菜といった食材のほか、駄菓子や釣りざおなども買っていて、金遣いは荒かった。
ずっとサングラスをかけていたので、失礼だから外せと言ったが外そうとはしなかった」と話しました。

また、男性は大阪で容疑者が逃走した事件について知っていたものの、２人の間で話題にのぼることはなかったということです。

樋田容疑者に対しては「逃走の身で日本１周のふりをされたら同じような人に迷惑がかかる。それが腹立たしい」と述べました。

男性は、和歌山県で見つけた他人の自転車に乗っていたとして先月30日に占有離脱物横領の疑いで警察に逮捕されていましたが、10日、処分保留で釈放され報道各社の取材に応じました。