ガキの前にバスの降車ボタン押すの楽しすぎワロタ [247662382]

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ぐるっとバス３ルートに
2019年01月23日

　◇４月から「春日大社―平城宮跡」新設

　奈良市中心部の観光地を巡る「ぐるっとバス」のルートが４月、現行の２ルートから３ルートに変わる。
市中心部を東西に走る「大宮通り」を直行して春日大社―平城宮跡間をほぼ直線で結ぶ新ルートを設けて、奈良公園周辺に集中する観光客を平城宮跡へ誘導するほか、
現行ルートも見直して、渋滞緩和を目指す。（松浦彩）

　「ぐるっとバス」は、県や奈良市などでつくる「奈良中心市街地公共交通活性化協議会」が土日祝日や大型イベントがある時などに運行。
現在は、旧市街地・ならまち周辺と平城宮跡一帯を巡る「平城宮跡」、春日大社や、ならまち周辺とＪＲ奈良駅を巡る「奈良公園」の２ルートがある。
春日大社から平城宮跡へ向かうには２ルートの乗り継ぎが必要で、所要時間も約１時間と長く利便性に課題があった。

　そこで協議会は、観光シーズン中の昨年１１月３、４日に、奈良公園周辺で現行２ルートに加え、春日大社と平城宮跡を結び、
大宮通りを約３０分で直行するルートを試験運行し、奈良公園より西にある４か所の指定駐車場にマイカーを止めてバスに乗り換えた人には、
１日バス乗車券を無料で配布し、渋滞やバスの利用状況などを調べた。

　その結果、ぐるっとバスの利用者の４割が直行ルートを利用したほか、奈良公園に近い「県庁東交差点」の西、北、南向きで渋滞緩和の効果が見られた。
このため、協議会は、直行バスに高い需要があり、パーク＆ライドを合わせて実施すれば渋滞緩和につながると判断した。

　あわせて、現行の「奈良公園」ルートから春日大社周辺を切り離し、「若草山麓」ルートとして独立させることで、奈良公園内の道路の混雑緩和を目指すことも決めた。

　４月からは平城宮跡の朱雀門ひろばと春日大社間を直行する「大宮通り」▽春日大社周辺を巡る「若草山麓」▽ならまち、
ＪＲ奈良駅周辺を巡る「奈良公園」の３ルートとし、「奈良公園」と「若草山麓」の２ルートは休日を中心に、「大宮通り」ルートは、平日にもほぼ毎日運行する。

　春と秋の観光シーズンには、バス１日乗車券を販売してパーク＆ライドを促すほか、「大宮通り」ルートは、春日大社まで行かずに、大仏殿前駐車場で折り返し、奈良公園内の混雑緩和につなげるという。

　協議会事務局を務める県道路環境課の担当者は、「ルート変更が、渋滞緩和や、平城宮跡を訪れる人の増加につながることを期待している」と話す。

https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20190122-OYTNT50273.html