日本のゲーム市場がヤバイ　過去20年間で最低のソフト売上を記録してしまう [613041731]

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【週間ソフト販売ランキング TOP50】Switch『バイオオリジンズコレクション』が0.5万本で6位（5月20日～26日）
https://dengekionline.com/articles/2201/

　今週のランキングはNintendo Switch用ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』が0.9万本を売り上げ
2月25日週以来、約3カ月ぶりにトップに立った。

　本作は、累計販売数が316万本に達した現在も安定した動きで販売実績を伸ばしている。
しかし、逆の見方をすれば半年前に発売されたタイトルが未だに市場をリードしているということは、対抗馬が現れていないということだ。

　一方、新作では『バイオハザード』シリーズの人気2作品を収録した『バイオハザードオリジンズコレクション』（Switch/0.5万本）
をはじめ、『アサシンクリードIII リマスター』（PS4・Switch/0.6万本）や『チームソニックレーシング』（PS4・Switch/0.6万本）が
トップ10内にランクインしてきたが、どのタイトルも販売実績は5,000～6,000本と伸び悩んでおり、
ランキング上位にはNintendo Switchの定番タイトルが顔を並べた。

　今週のゲーム市場は8本の新作があったにもかかわらず、
ハードが5.3％減の4.3万台、ソフトが0.2％減の16.3万本と両市場ともに低迷。
特に、ソフトは1万本以上売れたソフトが1本もなく、過去20年間の週間データを振り返っても最低の数字を記録するなど
非常に厳しい結果となった（参考：ハードの最低は2016年9月5日週の3.5万台）。

　2019年度がスタートして約2カ月（8週間）。今年度はここ数年にないくらいヒット作が生まれていない。
今週末時点の売り上げランキング（TOP3）を見ても、1位『Days Gone』（PS4/17.5万本）、2
位『スーパードラゴンボールヒーローズワールドミッション』（Switch/12.4万本）、
3位『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』（Switch/10.9万本）と20万本超タイトルがまだ1本もない。

　また、同期間における過去5年間の上位100位市場の販売本数別タイトル数を見ても、
10～30万本のタイトルが3本というのは最低である。
さらに深刻なのは、1万本未満のタイトルが実に69本もあり、全体の7割を占めていることだ。

　大型タイトルがないことで相対的に全体のボリュームがダウンしている可能性はあるが、キラータイトルの早期出現に
よって市場全体が活性化することに期待したい。

日本のゲーム市場がヤバイ 過去20年間で最低のソフト売上を記録してしまう [613041731]

日本のゲーム市場がヤバイ　過去20年間で最低のソフト売上を記録してしまう [613041731]