【社会】米国ではLGBTが多く住む地域ほど地価が高く高級住宅街になるという謎現象が発覚、その訳とは？ [254373319]

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理由
・LGBTカップルは異性カップルよりも子供を持つ世帯が少なく、可処分所得が多い
・LGBTが多い地域にはリベラルなで柔軟なイメージがあるため、高給取りの大手IT企業などが集まりやすい。

＜LGBT地域の地価はその他の地域より2倍以上になることも珍しくない＞
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/05/lgbt-10.php

米大都市圏では、LGBT（性的少数者）の住人の割合が多い地区の不動産価格が大幅に上昇し、その他の地区のほぼ4倍にもなることがある――そんな現象が最近の調査で明らかになった。

フィラデルフィア市のロンバードとサウスステーション周辺エリアの物件は、同市内の他の地区より241.9％高い。

カリフォルニア州リバーサイド郡のなかでも、ウェスト・パームスプリングスにある物件の平均価格は、郡内の他の地区より233％高い。

ジロウによると、同性カップルが多い地区の住宅価格が高くなりがちなのは、異性カップルよりも子供をもつ世帯が少なく、可処分所得が高い傾向があるためだ。

さらに、大規模なLGBTコミュニティのある土地には寛容で柔軟なイメージがあるため、テック関連の高給取りが集まり、地区全体が高級化する傾向が続いている。

LGBT地区の住宅価格高騰は、新しい現象ではない。アメリカの住宅市場が急落した2012年には、LGBTの居住者が多い地域の不動産価格が平均して29％高くなる現象が全国でみられた。
また、LGBT集中地域は、他の地区に比べて市場の復活ペースが速く、2017年にはLGBT地区の不動産価格は37％も割高になった。