【速報】「はじめの一歩」の千堂さん　リカルドを倒す [193847579]

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Round 1274 王者と虎

千堂「なるほどなるほど。スパーリングパートナーは3人。3人目を倒して、今日のところは強制終了ってトコやな」
ビル「あの男は…」
リカルド「知り合いかい？ビル」
ビル「何故ここにいるのかは全くの謎だが、間違いない。彼は日本のボクサー…いや、絶滅を免れた、剣歯虎(サーベルタイガー)だ」
千堂「まだ食い足りのんと違うか？」
リカルド「ナーゴを粉砕したメキシカンキラーと呼ばれている男か。世界ランクは？」
ビル「現在3位だ」
リカルド「資格は十分…」
ビル「おいおい、まさか…」
リカルド「食い足りないのは君の方だろう。…いや、飢えていると言った方が適切かな。満腹になるかどうかは君次第だ。リングに上がりたまえ」
千堂「話が分かる男やな」

リカルド「ピンチになったら止めてくれよ」
ビル「ピンチ？どちらが？」
リカルド「私が、だ」
ビル「有り得ない。彼は強いが格が違う」
リカルド「彼は周りを巻き込む何かを身に纏っている。事件を起こしそうな何かを持っている。その何かを…体験したくなった」

一方、鴨川ジムでは金田のミット打ちが行われていた。が…珍しいことに、受ける一歩がミス
鴨川「考え事か？また千堂のコトか？」
一歩「今頃何しているのかなって。気になるし心配だしで…」
鴨川「メキシコはルチャだけではなく中軽量級のボクシング王国じゃ。武者修行にはもってこいの国。心配せんでもヤツは牙を研いでおるよ」
一歩「…ですよね。心配いりませんよね…」

一方、メキシコでは件のジム目がけて疾走する車があった
ゴンザレス「俺との対戦を無視し続けやがって。口で言って分からないなら拳を合わせて振り向かせてやる。リカルドではスパーでもダウン経験がない。衆目の前でそれに近いことをすれば否が応でも…。ラストチャンス！振り向かせてみせる！」

3ラウンドまで左一本で完封され、ズタボロの千堂
星「強すぎる…。これがパウンド・フォー・パウンド最強の男。現役にして伝説の王者…」
千堂「まだやぁっ！！」

そこへ、車が到着
ゴンザレス「リカルドー！！」
ジムに乗り込んだ彼が見た光景は…。片膝をつくリカルドと、仁王立ちする千堂の姿だった
千堂「どやぁっ！」
ゴンザレス「……！？」

つづく(全18P)
巻末コメント：スカイハイ　マスクといえば　マスカラス

※次号、連載30周年達成記念として表紙＆巻頭カラーで一歩祭り開催。第126巻は10月17日に発売

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190825-00010002-gqjapan-bus_all

【速報】「はじめの一歩」の千堂さん リカルドを倒す [193847579]

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