ドラゴンボールZ主題歌歌手死去 [404751488]

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フランスと言えばオタク、オタクと言えばフランスだが、その源流となった伝説の番組が「クラブ・ドロテ」だ。
1987年から97年までの10年間、朝と放課後の時間に放送され、フランスの子供たちを夢中にさせた。

その番組でプレゼンターとして活躍した「アリアンヌお姉さん」こと、女優で歌手のアリアンヌ・カルレッティさんが2019年9月3日に61歳で亡くなった。
国民的な人気をほこるアリアンヌお姉さんの死を「ル・モンド」や「ル・ポワン」をはじめ、多数のフランスメディアが伝えている。

アリアンヌさんは番組名にもなっているメインのプレゼンター「ドロテお姉さん」の右腕として活躍し、フランスのテレビの顔となった。「クラブ・ドロテ」放送終了後も、テレビ番組等で活躍していた。

今でも人気の高い、フランス語版の「ドラゴンボール」「ドラゴンボールZ」の主題歌を歌ったのもアリアンヌさんだ。

「とても悲しいお知らせです。「私たちの」アリアンヌが亡くなりました……
ドロテは深い悲しみに沈んでいます。アリアンヌとふたりで協力し合い、様々な感情や優しさを分かち合い、重要な瞬間や冒険をともに経験したあの年月を忘れません。
とても才能あふれる、ほんとうに努力家の女性でした」（ドロテお姉さん公式フェイスブックアカウント）

「ドラゴンボールとドラゴンボールＺの主題歌を歌った「クラブ・ドロテ」のアリアンヌお姉さんが亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします」（ドラゴンボールのファンメディア「DB-Z.com」公式ツイッターアカウント）

「彼女はクラブドロテのプレゼンターでした。また、ドラゴンボールＺの主題歌を歌った、ひとつの世代を代表する伝説の歌い手でした。
彼女の名前はアリアンヌ・カルレッティ。私たちは昨日、彼女の死を大きな悲しみをもって知りました。61歳でした」（ゲーム情報専門サイト「jeuxvideo.com」公式ツイッターアカウント）

「クラブ・ドロテ」は子供向けのバラエティ番組で、進行役のドロテお姉さんやアリアンヌお姉さんがアニメを紹介したり、ショーやコントを見せたりする構成だった。

この番組では「鉄腕アトム」「キャンディ・キャンディ」「めぞん一刻」「北斗の拳」「キャプテン翼」「らんま1/2」「セーラームーン」
「ドラゴンボール」「ドラゴンボールZ」「聖闘士星矢」「キン肉マン」「シティハンター」「ふしぎの海のナディア」「ハイスクール奇面組」をはじめ数多くの日本製アニメが放送された。

2007年の大統領選挙で社会党の候補にもなった女性政治家のセゴレーヌ・ロワイヤルが、過去にアニメの暴力的な描写を批判したこともあったが、60％もの視聴率を記録したと言われる人気番組だった。

https://courrier.jp/news/archives/174342/

フランス版ドラゴンボールZ主題歌
https://youtu.be/KUBnnrvTC2o