銭湯でノンケボーイの誘い方教えろ。　ハッテン場は飽きたんだ [585649614]

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https://digital.asahi.com/articles/DA3S14352332.html

銭湯で語らう、まるで家族　ステファニー・コロインさん

銭湯は、世界に誇るべき日本の宝だと思います。フランス人の私はその魅力のとりこになり、世界に発信する活動をしています。今年はフランス語で銭湯文化の本を出す予定です。

　もともとは谷崎潤一郎など日本文学をこよなく愛する文学少女でした。とはいえ、２００８年に交換留学生として日本に来るまで、銭湯のことはほとんど知りませんでした。

　仲間に誘われて、東京都豊島区にある「妙法湯」を初めて訪れました。裸になり、見ず知らずの人と一緒に湯船につかる。つたない日本語しか話せなかった私には、緊張の連続でした。でも、常連さんや銭湯を経営するご家族が優しく声をかけてくれ、次第に緊張が解けていきました。

　それからは毎週のように通い、家族のような会話ができる銭湯のコミュニティーの心地よさを味わうようになりました。

　いったん帰国して、日本企業に就職した１２年に再び日本に来ました。当時は１人だけの外国人社員で、マーケティングや営業の仕事に追われる日々。
ストレスを癒やしてくれたのが、学生時代から通っていた銭湯でした。そこで知り合った銭湯仲間は私にとってかけがえのない存在となり、結婚の決断も最初に報告したくらいです。

　会社を辞めた今はいくつかの仕事を掛け持ちしながら、銭湯巡りをしています。これまで約９００軒を訪ねました。ペンキ絵やタイルなどの美術、血行促進や発汗作用による美容や健康の効果、お客さん同士のコミュニケーション。湯につかるたびに、その魅力の多彩さを実感します。
最近はメールやＳＮＳに追われて、ストレスを抱えこむ人が増えています。スマホ禁止の銭湯は、手軽な「デジタルデトックス」の場になるのではないでしょうか。

　徒歩で通える東京都新宿区の「栄湯」では時々番台に座らせてもらい、常連さんとのやりとりを楽しんでいます。気がかりなのは、後継者不足や客足の減少で存続の危機に直面している銭湯が少なくないことです。
月に１回でも、週に１回でもいいので、皆さんはぜひ地域の銭湯に足を運んでほしい。日本の宝をなくさないためにも。

銭湯でノンケボーイの誘い方教えろ。 ハッテン場は飽きたんだ [585649614]

銭湯でノンケボーイの誘い方教えろ。　ハッテン場は飽きたんだ [585649614]