ダイヤモンド・プリンセス、新たに15人が感染、持病の悪化などで検査受けず医療機関に搬送された乗客たち [422186189]

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新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）による集団感染が発生した「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに１５人の感染が確認されたと日本メディアが１６日、報じた。

持病の悪化などで新型肺炎の検査を受けず医療機関などに搬送された乗客の中で１５人が陽性ということが分かった。

クルーズ船が横浜港に停泊した２月３日から４０日が過ぎたが、いまだに新たな感染者が確認されているわけだ。

これでクルーズ船内で感染した乗客と乗務補助員は合わせて７１２人に増えた。

一方、ウイルス検査で陰性判定を受けて先月１９～２３日下船した１０１１人に配布された生活案内カードのうち一部に「外出を控えよ」という要請が脱落していたのが確認されたと日本政府が明らかにした。

陰性判定を受けた１０１１人の中で下船以降再び検査を受けた人は２４９人で、彼らの中で７人は陽性判定を受けた。

厚生労働省は「生活案内文書に外出を控えることが記されていなかったため（外出自制措置を知らずに）出かけた人がいる可能性を否定できない」とした。

一方、安倍晋三内閣の新型肺炎の対応に対して毎日新聞が１４～１５日実施した電話世論調査で政府の対応を肯定的に評価する意見は４９％、否定的に評価する意見は４５％に分かれた。

政府の要請で各種イベントが取り消し・延期になっている現状況に対しては７５％が「仕方ない」、２１％が「行き過ぎた措置」と答えた。安倍内閣に対する支持率は４３％、「支持しない」は３８％だった。

この新聞の１月調査では「支持する」が４１％、「支持しない」が３７％だった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200316-00000024-cnippou-kr