お前ら、Ａｍａｚｏｎで買い物するなよ。　日本のためにも地元の実店舗で買い物しろ [827030376]

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茨城）山新渡里店が5カ月ぶりに営業再開　台風で水没

昨年10月の台風19号による洪水で休業していた「ホームセンター山新渡里店」（水戸市渡里町）が19日、約5カ月ぶりに営業を再開した。被災当時、店舗周囲は広い範囲が水没し、県内の台風被害の象徴的な風景の一つとして繰り返し報じられた。この日は早朝から、開店を待ち望む客らが長蛇の列をつくった。

　同社は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、チラシ配布を店舗周辺にとどめるなどしたが、午前5時半ごろからマスクや生活用品などを求める人々が並び始めた。午前9時が開店時間だったが、約1時間前には駐車場が満車となり、急きょ約15分早めて客を店内に入れた。

　同市のアパート経営、朏島（はいじま）貴子さん（56）は、休業前はDIY用品や生活必需品をそろえるために月に5～6回来店していたという。「とても便利で生活の基盤にしていた。再開を心待ちにしていました」と顔をほころばせた。

　昨年10月12日に茨城県内を襲った台風19号の豪雨では、付近を流れる那珂川支流の田野川が決壊し、約2千坪の敷地に水深4メートルを超える水が押し寄せて店舗が水没。翌日から営業を休止した。水が引いてから復旧作業に当たってきたが、店内の商品や陳列棚など約6万点が浸水し廃棄せざるをえなくなった。店舗も屋根や骨組みを除く全てを改装する必要があった。

　水害の再発を懸念し、社内では店舗移転の案も出ていたが、地域住民や利用客から励ましの言葉が多数届き、同地での営業再開を決めたという。改装に当たり、変電設備を地上から約1メートルかさ上げし、廃棄ごみの処理や浸水した壁や床の張り替え、専門業者による清掃作業を経て、この日にたどりついた。

　同社によると、再開後の店舗で取り扱う商品は休業前とほとんど変わらない。

　山新の真崎正行総務部長は「予想以上の人々が来店し驚いた。地域復興のため、お客さまの役に立てる店として従業員一同頑張っていきたい」と話した。（

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