ヨモギダ君(蓬田修士)の思い出 [155016443]

sssp://img.5ch.net/ico/hikky2.gif
https://digital.asahi.com/articles/ASN393D4LN2DPLZB01F.html

（西川和尚のらくらく精進料理）春を運ぶ　色と香り

よもぎのぼた餅
　すがすがしい「よもぎ」の色と香りが春を運ぶ、ぼた餅です。西川和尚が昔、「檀家（だんか）のみなさんと一緒に食べた」という、ふるさとの味。冬の間、畑に埋めて保存しておいた里芋を、掘り起こして作ったそうです。

　米が十分にとれなかった時代、芋類が主食を補い、餅やだんごの材料になりました。もち米の代わりに里芋を使うぼた餅も、そのひとつでしょう。つつましい暮らしの中で、春の彼岸に供えたごちそうです。

　里芋とうるち米を軟らかく炊いて、粗熱が取れたら潰します。

　「あまり熱いうちだと水分が蒸発しやすく、冷めた後に乾いて硬くなるので注意して」

　よもぎは繊維が残る程度にすり潰します。乾燥品も売られていますが、生の風味にはかないません。庭先や野山でよもぎを摘み、親子で作ってみては、と和尚はいいます。

　　　　　◇

　【材料・4人前】うるち米2合、里芋200グラム、よもぎ20グラム、昆布の湯炊き汁半カップ、酒50cc、塩少々、市販のゆで小豆200グラム、きなこ、砂糖適量

　【作り方】里芋は皮をむき、1センチ程度の乱切りにする。米をとぎ、昆布の湯炊き汁と水（分量外）を加えて普通の水加減にし、里芋、酒、塩を加えて炊く。よもぎはゆでて水にさらし、絞って細かく刻み、すり鉢でする。
米と芋が炊けたら粗熱を取り、すりこぎなどでざっと潰し、半量によもぎを混ぜる。好みの大きさに丸め、ゆで小豆、砂糖を加えたきなこをまぶして食べる。

ヨモギダ君(蓬田 修士)の思い出 [155016443]

ヨモギダ君(蓬田修士)の思い出 [155016443]