Ｗｉｎｋの鈴木早智子と相田翔子　どっちとセックスしたい？ [364474515]

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https://digital.asahi.com/articles/ASMD53Q9RMD5PLXB006.html

香川）「福祉ロボットプロジェクト」介護の未来を探る

実験室に設けられた段ボールの迷路を、小さく黒いロボットが進む。徳島文理大・香川キャンパス（香川県さぬき市）の学生らがパソコンの前に座り、目の動きだけで操っているのだ。

　学生たちは、理工学部の研究チーム「福祉ロボットプロジェクト」に所属。手足の不自由な人や介護施設が使う、ロボットの開発に取り組んでいる。

　迷路を進むロボットは、パソコンにつけた赤外線センサーが目の動きを感知する仕組み。視線の方向にロボットが動く。左目でウィンクすると速度が上がり、両目をつぶると止まる。

　河田淳治講師（５２）によると、これまでは数秒間にわたって同じ方向を見続けなければ、ロボットが反応しなかった。ウィンクで速さを調節できるようになった今は、より早く目的地にたどりつけるという。

　この技術は、視線だけで操る電動車いすにも応用できるという。難病ＡＬＳ（筋萎縮性側索硬化症）の患者には、文字盤を目で追いながらコミュニケーションをとる人もいる。河田講師は「ＡＬＳの人も使えるのではないか」と話す。

　プロジェクトは昨年４月に始動。理工学部の学生約２５人と教授ら４人が携わる。昨秋には、県内の介護福祉士やケアマネジャーらに、介護施設などでＡＩ（人工知能）に担ってほしい仕事を尋ねた。「顔を認識し、入退所などを把握する」「運動など何にも参加していない人をチェックする」といった要望が寄せられた。

　調査の結果を踏まえ、開発を始めたのが円柱形のロボット。顔認証ができるカメラや、簡単な会話をするための音声装置をつけた。入所者をトイレに案内したり、倒れていないかなどを見守ったりすることをめざしている。

　さらに進めているのが、表情を読み取る技術の研究だ。今は表情のデータを集めている段階で、笑顔などを動画で撮っている。将来的には、体温や脈拍、脳波といった情報と組み合わせ、表情だけでは分からない「心の変化」を読み取りたいという。

　４年の藤田浩基さん（２３）は「人手が足りない介護の現場で、人と同じ労働力になると思う」。プロジェクト責任者の藤沢正一郎教授（６６）は、「１人のスタッフで複数の人を介護していれば、目が届かない間に転倒する危険もある。そうしたリスク管理など、ロボットは介護施設で活躍できる」と期待する。

　〈徳島文理大理工学部〉　徳島、香川両キャンパスのうち、香川キャンパスにある。ナノ物質工学科、機械創造工学科、電子情報工学科があり、約２９０人が学ぶ。肉眼では見えない断続的な光「パルス光」を使った植物の促成栽培や、桑の葉を材料にした炭酸飲料の開発に取り組む。香川キャンパスには、ほかに香川薬学部、保健福祉学部、文学部がある。

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