「わたしはアルティミシア」「すべての時間を圧縮し」「すべての存在を否定しましょう」 [513871482]

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Aぇ！旋風で駆け上がる　結成1年の関西Jr.ユニット

ギラリと光る多才集団。昨年2月、関西ジャニーズJr.内で結成された6人組ユニット「Aぇ！　group」は、この1年、関西での単独ライブツアー、冠番組「なにわからAぇ！風吹かせます！」、舞台やドラマ出演……と突き進んできた。疾風怒濤（どとう）のごとく。

　「ほんまに怒濤やったんですけれど、少しずつ成長もできた1年」と草間リチャード敬太。Jr.として9年ほど活動してきた福本大晴（たいせい）は「初体験しかない1年。それまでの8年を圧縮してもそれ以上に仕事をしている。
後ろから前線に立てるようになって気合も入ったし、人生いちばんのターニングポイント」。同じく芸歴が長い末澤誠也（せいや）も「今まででいちばんの波がきている。勢いを止めずにもっと進んでいけたら」と力強い。

　歌って踊れるのはもちろん、バンドができて、メンバー作詞作曲の持ち歌もある。「グループにあまり属することのなかった6人がこうして集まった時の化学反応がすごく面白い。ここからどんどん濃度を増していきたい」と正門（まさかど）良規（よしのり）は言う。

　冠番組では、激辛料理やサバイバルキャンプなど体を張ったロケに挑んでいる。もう一方のユニット「なにわ男子」のキラキラ王子様路線とは対照的だ。佐野晶哉（まさや）は「定期的にロケに行かせてもらえるのも幸せ。3人ずつのロケのたびにメンバーが違うので、関係性も変わってきてね」。
思い出深い過酷ロケを挙げながらそれぞれが番組の面白さを語っていく。「自分の出演に関係なく純粋に見てて笑ってしまう」「後輩たちも見てくれてて、ギャグやってくれたりね」「収録が楽しい」

　今年も、関西Jr.が大事にしてきた大阪松竹座での初の座長公演、ZeppNambaでの単独ライブと、勢いは止まらない。

　「グループをやっているからにはCDデビューはもちろんしたい」という正門の言葉に、「楽曲を見せられる場面が増えるとうれしい」と福本。「2020年も21年も22年も『Aぇ！の年』と言われるように頑張っていきたい」。
最後にリーダーの小島健が意気込むと、「そこは25年の大阪万博まで言っておこうや」と周りから勢いよくツッコミが。どっと沸いて全員の飾らない笑顔で締めてくれた。

　やはりこのグループ、底が知れない発光体だ。

　関西テレビ「なにわからAぇ！風吹かせます！」（月曜深夜0時55分）は4月6日から放送再開。過去の放送分はGYAO！で配信中。「まちけん参上！」（NHK）、「ドデスカ！」（メ～テレ）木曜にもレギュラー出演している。大阪松竹座公演「僕らAぇ！　groupがbrakeしそうですねん？！」は3月20日から上演予定。