日本の街って全てがチビガリ向けに設計されて最悪だよな！！俺みたいな恵体(192?183kg)には生きづらいことだらけ [707439215]

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https://digital.asahi.com/articles/ASN4B4SR6N46TNAB012.html

「猫の恩返し」ＴＶ再放送　志村さんの一言が決め手に

「志村さんに会ってお礼がしたかった……」。宮崎市昭和町で漫画の貸本店「輝（き）らら」を営む吉谷千鶴子さん（57）は、店の看板ネコ3匹とともに、新型コロナウイルスによる肺炎で急逝したタレントの志村けんさんに思いをはせている。
　吉谷さんとネコたちは2013年、志村さんが出演する人気番組「天才！　志村どうぶつ園」（日本テレビ系）のスペシャル番組で紹介された。

　店では、女子高生が雨でびしょぬれになりながら保護した子ネコを預かり、それが縁で別の2匹も引き取った。チビ、ヒメ、ピュアの3匹。「寅さん」やサンタクロース、浴衣姿などのコスプレを施すと、たちまち来店者の人気者になった。

　そうした経緯を番組スタッフが取材。「本当にあった猫の恩返し」と題した約12分のドラマ仕立てにし、番組内で放送した。反響は大きく、「ネコに会いたい」という人が遠くは北海道や東京、ハワイからも店を訪ねてきた。

　17年には再び放送された。吉谷さんはその際にスタッフから聞かされた言葉が強く印象に残っているという。「同じ映像を2度流すのは過去になかった。志村さんが『また見たい』と言ったのが決め手でした」

　今、チビは14歳。ピュアは13歳。ヒメは亡くなり、その後、保護したココアが加わってトリオを組んでいる。過去の放送を思い出し、3匹に会いに来る人は後を絶たない。「今も番組がお客さんとの縁を紡いでくれています」

　昨春からときどき来店する難病の女性は、病気のためにネコに触ることができないといい、窓越しに眺めるだけ。今年初め、「もう来られないかもしれない」と、3匹を描いた絵を店に贈って入院した。案じていたところ、3月末にやせ細った姿で来店し、「ネコたちに会いたくてがんばれました」と笑顔を見せたという。

　熊本の女子高校の写真部員は定期的に撮影に来てくれる。

　吉谷さんは店を切り盛りする一方、派遣社員としてバスガイドの仕事をしている。新型コロナウイルスの影響で、今春予定していた10回以上の旅行はすべてキャンセル。自粛ムードが強まり、店の営業面でも不安が募る。

　あの番組で、志村さんはネコたちのVTRを見ながら目を潤ませ、やさしい笑顔を見せていた。吉谷さんはその姿が忘れられない。

　「志村さんには本当に感謝しかありません。お礼を言えなかったけれど、これからも店を続けることで恩返しをしたい」