デリヘル呼んで小池百合子さんが来たらどうするよ？ [915150565]

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安いから首が回る？　復活目指す自転車用バックミラー

　自転車事故は人身事故全体の約２割を占め、対策が急務となっている。１６年連続で交通事故死者数が全国最悪の愛知県警は、最近見かけなくなった自転車用バックミラーを普及させることで高齢者の事故抑止につなげる狙いだ。

　「思った以上に後ろがはっきり見えてとてもいい」

　昨年１１月１１日、愛知県警南署は、高齢者の自転車に無料でバックミラーを取り付けるという試みをした。参加した服部マツ江さん（７２）は、バックミラーを取り付けたばかりの自転車に乗り、笑顔をみせた
常々、猛スピードで追い越す自転車や、狭い道路で追い抜いていく車が怖いと感じていた。年のせいか後方確認のために首をまわすのがつらくなったという。

　県警によると、高齢者は動体視力や判断力が低下し、ハンドルやブレーキの操作が遅れやすくなる。体も硬くなり、後ろを確認するときにハンドルも動かしてしまい、ふらつくことも多いという。
昨年５月には、愛知県西尾市の県道で、８９歳の男性が、自転車で右折して道路を横断しようとして、後ろからきたトラックにはねられて亡くなる事故もあった。

　２０１７年に、全国で起きた人身事故４７万２１６５件のうち、自転車の事故は９万４０７件で約２割を占める。このうち、自転車側の後方確認不足でおきた事故件数は分からないが、安全確認が不十分だったり、信号無視をしたりと、自転車側の違反による事故が約６割あった。

　自転車博物館サイクルセンター（堺市）の長谷部雅幸事務局長（６８）によると、ミラー付きの自転車は昭和３０～４０年代はよく見られたという。「当時自転車は高価で、自動車を買うような感覚。
ハブブラシやサドルカバー、ハンドルカバーなど、色々な装備品を付けていました」と話す。だが、歩道上の自転車走行が認められ、ミラーが歩行者に引っかかる恐れがあるなどとして、安全性の面で敬遠されるようになったとみられるという。

　現在は小型のものや割れにくい樹脂製のものも市販されており、１千円～１５００円ほどで購入できる。
南署の小池健次交通課長は、完全に事故を防止するものではないと前置きしながらも、「ヘルメットを買うよりも安いし、簡単につけられる。バックミラーをつける自転車が増えれば、事故はかなり減るのではないか」と話した。
バックミラー付き自転車に乗るときの注意点
・歩道走行が認められているのは「普通自転車」のみ。「幅６０センチ以内」「歩行者に危害を及ぼす恐れがある鋭利な突出部がないこと」などと規定されており、ミラーは飛び出さないように設置するか、車道を走る

・ふらついたり、思わぬ方向に進んだりする恐れがあるので、バックミラーは長時間見ない

・車のミラー同様、死角がある。頼りすぎず、自分の目で見ることを心がける