アベノマスクが届いたから遊び方教えろ！ [757241426]

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兵庫）子ども向けの動画で楽しんで　各地で制作、公開

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で家に閉じこもりになりがちな子どもたちのために、見て楽しめたり、予防の役に立ったりする動画が兵庫県内各地で作られ、インターネット上で公開されている。

　宝塚市では学校給食調理員9人でつくる「劇団からっぽ大作戦」が、手の洗い方やマスクの作り方、食器の洗い方などを楽しく紹介する「食育動画」を計7本制作した。動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開しており、保護者と一緒に見てほしいという。

　3月に公開した動画は、たまねぎさんとごはんちゃんの手洗い大作戦▽大豆さんの手作りマスク大作戦▽黒子さんの食器洗い大作戦▽ごはんの炊きかた大作戦▽給食の質問に答えます大作戦など。ユーチューブで「劇団からっぽ大作戦」の名称で検索すれば、動画を見つけることができる。

　「大豆さんの手作りマスク大作戦」では、劇団員が扮した「たまねぎさん」の監修で、「大豆さん」がガーゼを材料にマスクを作る様子を公開している。

　「黒子さんの食器洗い大作戦」では、黒い衣装を着た「黒子さん」が、コップや皿を洗剤で上手に手洗いする方法を解説。「ごはんのお片付けも立派なお手伝いです。みなさんも積極的にチャレンジしてみてくださいね！」と語りかける。

　各動画では「なぞなぞコーナー」があり、最後に正解を発表するが、それは動画を見てのお楽しみだ。

　食べ残しがなく、器が「空っぽ」になるようにと、劇団からっぽ大作戦は2012年に結成。台本や衣装、小道具も全て手作りで、「食育劇」に取り組んできた。代表を務める小倉秀治さん（51）は「子どもたちが笑顔になるようにとの思いを込めて制作した。動画を参考に家でお手伝いもしてほしい」と話す。（村瀬成幸）

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　兵庫県立人と自然の博物館（三田市）では、子どもたちが自宅で楽しめる学習教材を集めた「ひとはくキッズのお道具箱」を今月末までホームページ（HP）で公開している。

　同館は、新型コロナウイルス感染予防のため、毎月第1日曜日に開く子ども向けイベント「Kidsサンデー」を3月は中止するなどした。

　研究員らは、子どもたちが自宅で自然環境などを学ぶ支援をしようと、過去の「Kidsサンデー」で使った教材などの一部を紹介することを決めた。

　松ぼっくりと紙コップを使ってけん玉を作る方法や遊び方を動画で紹介しているほか、虫の鳴き声を当てるクイズ、葉っぱとストローを使った簡単なおもちゃの作り方などがある。HPの問い合わせフォームから研究員に質問もできる。

　県立こどもの館（姫路市）では、子どもたちが自宅で楽しめる動画を作り、ホームページ上で公開している。生き物や植物などを動物の指人形が紹介する「森の探検隊」▽視聴しながら紙などの工作を学ぶ「親子で工作」▽人形劇やわらべ歌を流す「遊びシアター」の3本。対象は未就学児から小学校低学年程度で、今後、随時増やしていくという。