女ってなんで化粧するの？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？ [827820872]

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初主演で性暴力、デリヘル…不登校経験生かした鎌滝えり

映画「子どもたちをよろしく」主演の鎌滝えりさん（25）
　文部科学省で官僚を務めた寺脇研、前川喜平両氏が企画に携わった映画「子どもたちをよろしく」が各地の劇場で公開中だ。主演を務めたのは鎌滝えりさん（25）。義父からは性暴力を受け、デリヘルで働くという難しい役作りに役立ったのは、自身の不登校の経験だという。

　ひきこもりがちになったのは、小3の頃から。中学にはほとんど行かなかった。「人と同じことをするのが嫌で嫌で。こうしなさいと言われることがひとつもできなかった」。コンビニで雑誌を買ってきては俳優の写真を切り抜き、衣装やメイクを眺めて過ごした。

　あの時味わった孤独感と自己嫌悪が、主人公の優樹菜（ゆきな）にも通じる――。2月末に公開された映画「子どもたちをよろしく」の脚本を読んだとき、セリフの一つ一つが胸に刺さり、「共感どころか、痛かった」と話す。

　義父の暴力に耐えつつデリヘルで働く優樹菜と、中学で同級生をいじめる義弟。弟は姉の仕事を知り、自分もいじめられるのではとおびえる。描かれているのは、大人の事情で居場所のない思いを抱える子どもたちの姿だ。オーディションでは「このテーマは是が非でも自分がやりたい」と訴えた。

不登校の経験を初の主演映画の役作りに生かした俳優　鎌滝えりさん
　埼玉県狭山市出身。モデルをしていた姉に、「撮影の現場、見学してみない？」と半ば強引に連れ出され、自身も15歳でデビュー。その後、役者に転向した。「自分には絶対無理な世界と思ったけど、今は感謝しています」

　映画の中で問題は何一つ解決せず、悲劇が訪れる。「安易なハッピーエンドよりリアルでいい」と思うが、これだけは伝えたい。「虐待する親もいじめに遭う学校も捨てていい。でも自分の命は絶対に捨てちゃだめ」