お前ら、パチンコやった方が良いよ。　ゲーム感覚で金が増やせて楽しい [399485271]

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https://digital.asahi.com/articles/ASN4T6T2TN4SUOOB002.html

長野）ヒマな時間、大切に

休校が続く。新型コロナウイルスがもたらした毎日を、どう過ごしたらいいのかと悩む親子も少なくない。「ヒマで自由な時間があるって、大事なことなんだよ」。元小中学校教員で、貧困の連鎖を断ち切ろうと始めた塾や教育相談に携わる小林啓子さん（71）=長野市=は、そんなメッセージを発信している。

　「サクサクと宿題をやらない我が子とのバトルに疲れる」。今月18日、給食に使えなくなった食材などを提供する、塾が催した食料支援の場に来た親たちの訴えだ。「勉強が遅れたらどうしよう」との心配でもあるが、小林さんはこの休校を「学校に行かないで家で勉強する休み」ではなく、「家にいて好きなことを学ぶ楽しい休み」にしてほしいという。

　2012年から毎年発行している「長野の子ども白書」の編集（事務局代表）も手がける小林さん。不登校体験者らの言葉に耳を傾けるなかで、過度な競争や同調を重視する教育現場が子どもの生きづらさの根底にあるのではと問い、休息や余暇、遊びの大切さを説く国連子どもの権利条約31条の意義を、白書で積極的に取り上げている。

　「死ぬほどヒマ」「自由な時間がありすぎる」といった状態は、決してマイナスなことではない。勉強が好きな子は宿題がなくても勉強し、工作が好きな子は気の済むまでモノづくりに励む――。「要は、いまを自分らしく過ごすということ」と小林さん。

　各家庭には様々な事情があり、長期間の休校で居場所やつながりをなくしてしまう子らへのフォローは欠かせない。そのことも踏まえ、「親も悲観せず、ヒマを持て余す子どもを見守ってあげて。いまが、失われたものを取り戻すチャンスかもしれない」と、小林さんは投げかけている

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