米国、コロナショックで銃が600万丁も売れる。うち250万人が初めての銃🔫 [465033593]

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パンデミックの拡大に伴い、3月半ば頃からアメリカでは銃や弾薬の販売数が急増した。当初は、パニック買いや突然の失業率増加など、
社会不安の高まりから暴動や略奪行為が起きること懸念され、それに備える動きとみられていた。
では、新型コロナウイルスの感染のピークが過ぎた後はどうか。銃の販売数は通常に戻ったのだろうか。

どうやら、その答えは「ノー」である。

調査機関「スモール・アームズ・アナリティスク＆フォーキャスティング（SAAF）」によると、今年の3月から5月までのヵ月間で、
アメリカでは約600万丁もの銃が売れた。各月の販売数は下記の通りだ。

3月：約250万丁（前年同月比約85％増）*単月売上げとしては歴代最高。
4月：約180万丁（前年同月比約70％増）
5月：約170万丁（前年同月比約80％増）

米メディア「ワシントン・フリー・ビーコン」によると、「通常、5月は銃が売れない月」とのこと。にも関わらず、約170万丁という販売数は「記録的」。
3月から続く突出した売上の伸びは「前例がないものだ」と述べる。

また、この記録的な販売数のうち、40％は銃を初めて購入する人たちだったと、国立射撃スポーツ財団（NSSF）は述べる。
同財団の調査によると、年間の銃の購入者のうち初めて購入者が占める割合は「平均24％程度」とのこと。
今年はその割合がすでに67％増となっており、ざっと見積もって「250万人ほどが初めて銃を購入した」ことになる。

さらに、今年の銃の初購入者のうちの「40％は女性」。最も多い使用用途は「パーソナル・プロテクション（自衛）」で、
購入銃器は小型の拳銃が圧倒的に多く、平均購入額は約6万3600円。

米連邦捜査局（FBI）は、今年1月から5月末までにすでに約1500万件の個人による銃購入申請を処理しており、
昨年全体の約2800万件の半数以上に達している。98年に統計を取り始めて以来、単月としては最も多かったのは今年3月（374万件）。先月5月はそれに次ぐ約309万件を記録した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5bb44fd7a215b438ba626569f910883315e4a02f