ひと月に最大１６２時間の時間外労働でうつ病になり過労自殺した女性研修医（当時３７歳）の遺族が和解案を提示 [382134853]

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新潟市民病院研修医過労自殺訴訟遺族側が和解案「長時間労働の改善策を」
7/6(月) 16:55配信
BSN新潟放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cc4f3d7e0ac3f2c3b1746f8a361e4c6d50d0b4f
２０１６年に新潟市民病院の女性研修医が過労自殺し、遺族が新潟市に損害賠償を求めていた裁判について６日、遺族側が和解案を提示しました。
新潟市は「これから検討する」としています。新潟地裁での裁判は２０１６年１月、新潟市民病院の女性研修医（当時３７歳）が
過労自殺したことをめぐり、「病院側に安全配慮義務違反があった」と訴える遺族が、市民病院を運営する新潟市を相手取り損害賠償を求めているものです。
６日に電話会議が行われ、原告の遺族側は裁判所からの求めに応じて和解案を提示しました。
和解案には、自己申告にとらわれず時間外の労働時間をチェックすることや、医師への作業負担を軽減することなど、
長時間労働の改善策をとることなどが盛り込まれています。解決金は、この改善策がどれだけ組み入れられるかによって決めるとしています。
新潟市は和解案を受けて、「これから検討したい」としています。
なお、女性研修医の時間外労働は、ひと月に最大１６２時間に達していて、新潟労働基準監督署は長時間労働とうつ病の因果関係を認め、
自殺は過労が原因の労災と認定しています。
BSN新潟放送