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ロバ爆弾にスパイハゲワシ、中東にうごめく「動物兵器」の実態 [856137931]

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2021/02/07(日) 20:22:31.96 ID:3pMKPW4n0.net ?2BP(1000)
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紛争の絶えない中東では、軍事・スパイ作戦に関する真偽不明の情報が常に飛び交っている。そんな中、よく現地メディアをにぎわせているのが動物を使った作戦だ。私は2017年から20年までカイロ特派員として中東を担当していたが、取材するうちに「本当にそんなことがあるのか」と半信半疑になる事例も結構あった。

 実態はどうなのか。今回は、過去に中東で話題になった「動物兵器」の内情を追ってみたい。

 ◇ロバに爆弾を装着

 その話を聞いたのは、エジプトの首都カイロ近郊ギザ県にある建物の一室だった。

 「数年前の話ですが」と前置きして、かつてエジプトの過激派「イスラム集団」に所属して収監された経験を持つマヘル・ファルガリ氏は話し始めた。

 「治安当局に拘束された1人のイスラエル人がいました。取り調べを受けた理由が面白いのです。動物の腹に盗聴器を付けて、スパイ行為をした容疑でした。現場はエジプトのシナイ半島です。ウマやヒツジを使っていたということでした」

 ファルガリ氏は出所後、逆にテロ組織や過激派を研究する専門家となり、欧州でも講演をするなどエジプト国内では知られた人物だ。私はカイロ支局在任中、ファルガリ氏の分析を度々聞きに行った。そんな取材の中でたまたま「動物がスパイ作戦に使われたことがある」という話が出てきたのだ。

 最初は耳を疑った。ウマやヒツジに盗聴器を付けて敵の陣営に送り込み、内情を探る。そんな方法が成功するのか。高性能機器を駆使した作戦が当たり前の時代、にわかには信じがたかったが、専門家に聞くと「軍事のプロほど、まさかそんな原始的な手法で、と思われる作戦も軽視しない」という。

 実は私にも忘れられない体験がある。17年12月、内戦が続くシリアに入国した時のことだ。首都ダマスカス南郊のスベイナ地区を取材中、シリア軍の現地司令官から注意を受けた。

 「検問所近くを歩くロバやウシには絶対に近付かないように」

 私が訪れた地区は、特に過激派組織「イスラム国」(IS)などの武装勢力とシリア軍の戦闘が激しかった場所だった。建物の屋根は崩れ落ち、商店のシャッターには直径1〜2センチの銃弾の痕が残っていた。廃虚の建物に入ると、破壊された天井部分から垂れ下がった鉄骨が揺れていて、今にも落ちてきそうだったのを覚えている。

 「シリア軍は13年にこの地区を奪還しましたが、まだIS残党は潜伏しています。最近は、一般市民を装ったテロリストがロバに爆発物を載せてテロを起こしました」。司令官はそう説明した。

 中東などの紛争地では、動物がこのように「殺人兵器」として時に機能してしまう実態がある。アフガニスタンでも13年4月、背中に爆弾を装着したロバが警察署の近くを通り、その瞬間に遠隔操作で爆発が起きて警官らが死傷するテロがあった。旧支配勢力タリバンの犯行とみられているが、同様のテロは度々起きている。

 なぜロバが使われるのか。元レバノン軍将校で軍事評論家のアミン・ハティタ氏はこう話す。

 「物資運搬や乗り物として重宝するロバや水牛は、中東やアフリカではありふれた動物です。厳戒態勢の軍事施設周辺でもロバに注意を払う人は少ないので、爆発物を載せて相手に近付いた瞬間に遠隔操作で爆発させれば、不意打ちができます。この『ロバ爆弾』は内戦下のシリアで何度も使われ、イエメンでも使用例があります」

 さらに巧妙なのが、「肉料理作戦」だ。「戦闘中に兵士は空腹になります。このため毒を含んだ動物の死体を敵陣近くに放置し、敵兵がその肉を食べるよう仕向けて、相手が中毒で弱ることを待つ作戦もあります」

 そんな作戦がうまくいくのか。そう疑問に思うのは、本当の戦争を知らない人間の言うことだという。前線で兵士はどれほど空腹になるか。それは実際に戦闘に従事した者でなければ分からない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/21999c49d952a5122cce138ce0e8e8468da23cfd

2 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2021/02/07(日) 20:22:43.42 ID:3pMKPW4n0.net ?2BP(1000)
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 ◇「インテリジェンス」への向き不向き

 動物を使った作戦を陸・海・空の順番に記そうと思うので、次は「海」に触れてみたい。

 軍事利用される海の生き物といえば、有名なのは知能の高いイルカだろう。米国と旧ソ連が20世紀の東西冷戦時代、機雷探知などにイルカを利用していたのは有名な話だ。03年のイラク戦争の際、米軍はイラクのフセイン政権(当時)が海底に設置した爆発物を探索するためにイルカを投入した。こうした経緯もあり、中東では今も「イルカ作戦」がよく話題に上る。

 「イスラエルは、人間に近付くイルカの特性を利用して攻撃を試みた」

 パレスチナ紙アルクッズは15年、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスの海兵隊に対し、イスラエル軍がイルカを使って攻撃を計画していたと報じた。ハマスの海兵隊が捕獲したイルカの背には、カメラなどの「スパイ用具」が取り付けられていたという。真相は不明だが、米誌フォーリン・ポリシー(電子版)は当時、「陰謀論だ」と否定的な論評を載せた。

 哺乳類のイルカとは違うが、10年12月にはエジプト・シナイ半島の保養地でやはり「イスラエルのスパイ」騒ぎが起きている。それは魚類のサメだ。

 舞台となったのは紅海沿岸の都市シャルムエルシェイク。欧米からの観光客も多いこのリゾート地で、わずか1週間に5人がサメに襲われ、ドイツ人女性1人が死亡した悲劇があった。

 映画「ジョーズ」の例を持ち出すまでもなく、サメは怖い生き物である。エジプト政府は原因究明に乗り出した。いくつもの説が出た。リゾート開発が進み、サメのえさとなる魚が乱獲された影響で、腹をすかせたサメが人間を襲うようになったのではないか。地球温暖化が関係しているのではないか。

 こうした中、一つの仮説が浮上した。「エジプト観光業に打撃を与えようとするイスラエルの陰謀だ」

 実際、エジプトの政府系紙アルアハラムなどによると、地元ダイバーは「最近捕獲されたサメの背中にはGPS(全地球測位システム)が埋め込まれ、人を襲うよう仕組まれていた」と主張したという。さらに地元・南シナイ県の知事も「事件の背景にはイスラエル情報機関モサドの存在がある」と述べた。

 これに対しイスラエル外務省は、「この知事は『ジョーズ』の見過ぎだ。事実とフィクションを混同している」と即座に否定する声明を出した。

 実際のところはどうなのだろう。エジプトの海洋生物学者、アムガド・シャバン博士はこう説明する。

 「サメにGPSを取り付けてその生態を探ることはできます。でも特定の場所に誘導することはできません。イルカはある程度人間によって訓練できますが、サメはインテリジェンス(情報)活動には向きませんよ」

 サメが攻撃に使われたとの主張には、やはり否定的な見解である。

3 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2021/02/07(日) 20:23:03.41 ID:3pMKPW4n0.net ?2BP(1000)
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◇機動性重視、さらに小型化も

 続いて「空」の生き物にも注目したい。イルカやロバと違い、機動性が注目されるのが鳥だ。中東情勢に詳しいヨルダンのシンクタンク・アッライ研究所のモハメド・マンスール研究員は、「動物を使うのは国家もテロ組織も同じですが、飼い慣らされた伝書バトは特によく使われます」と話す。

 エジプト治安当局は03年1月、イスラム原理主義組織「ジハード団」のメンバーらを拘束した。理由は「伝書バトを使ってテロ計画を連絡し合っていた」との内容だった。携帯電話を使えば通信内容を傍受される恐れがあったため、ジハード団は伝書バトで連絡し合う原始的な手段を使っていたのだ。

 鳥を利用する歴史は古い。鳥の帰巣本能に目を付けた人類は、体に通信文を巻き付けたりする方法で早くからその能力を活用してきた。たとえば古代エジプトでは紀元前2900年ごろ、漁船が伝書バトを通信に使っていたとされる。第2次大戦中には英軍兵士が伝書バトの足に暗号文の入ったカプセルを巻き付けて飛ばし、通信用に使った歴史もある。

 ハトだけではない。11年1月にはサウジアラビアの治安当局が「イスラエルのスパイ」としてハゲワシを捕獲したと報じられた。英BBC放送などによると、このハゲワシは特殊な送信機を装着しており、そこにはイスラエルの名門大学「テルアビブ大学」の文字が記されていたという。これに対しイスラエル当局は「装置はハゲワシの飛行高度や速度を調べる学術目的だ」と反論した。

 ただ、鳥の能力を疑問視する声もある。前述の元レバノン軍将校のハティタ氏はこう話す。

 「鳥は意外に役に立ちません。目的地に到着しない場合も多く、実はそれほど有効ではないのです。ハトに毒物を運ばせるアイデアも過去にはありましたが、成功例は聞いていません。生き物を使った作戦は依然として中東で行われていますが、パターンは既にかなり知られており、その頻度は以前に比べて減っているはずです」

 なるほど。確かにここまで報じられてしまえば効果は薄くなる。とはいえそこは各国ともキツネとタヌキの化かし合い。さらに小型の動物に疑惑の目が向けられた例もある。

 米メディアによると、イラン最高指導者ハメネイ師の軍事顧問も務めたイラン軍元幹部のフィルザバディ氏が18年、「米国やイスラエルがトカゲを使ってイランの機密を探ろうとした」と述べた。イラン国内の原子力関連施設の場所を突き止めるため、トカゲが投入されたというのだ。だがどのようにトカゲが使われたのか。その詳細な利用法は明らかになっていない。

 真偽不明の情報が飛び交う中、取材でいつも感じていたのは「イスラエル関連情報の多さ」だ。エジプトに住み、アラブ側から取材をしていると、20世紀の中東戦争でアラブ諸国と何度も戦火を交えたイスラエルに関する情報は今も人々の重大な関心事であることに気付かされる。

 20年にはアラブ首長国連邦(UAE)など一部のアラブ諸国が次々にイスラエルとの国交正常化を発表し、「雪解け」に向かう機運も生まれている。だが19〜20年にアラブ13カ国の約2万8000人を対象に実施された世論調査では、回答者の8割以上が国交正常化に反対だった。今なおイスラエルを潜在的な敵国と感じている人々が多いのも事実で、こうした世論の背景が「イスラエルによる攻撃」という話の信ぴょう性を高めてしまう側面があるのかもしれない。

 真相はどうなのか。

 動物たちは何も語らない。今日も中東各地ではロバがのんびり道を行き交い、ハトやワシが悠々と大空を飛んでいる。

(登場する人物の肩書などは原則として取材当時のものです)【篠田航一】

4 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2021/02/07(日) 20:24:43.98 ID:kEU0tT5QM.net
韓国人テロリストが靖国神社トイレ爆破失敗してたね

5 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2021/02/07(日) 20:24:50.06 ID:CfmK0Fv2M.net
メタルスラッグかよ

6 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2021/02/07(日) 20:25:55.26 ID:n+F074AT0.net
発想が基地外やな生きとる価値の欠片もない存在
はよ全員死ねや

7 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2021/02/07(日) 20:27:08.68 ID:sTBQ5zzj0.net
盗聴ネコかな

8 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2021/02/07(日) 20:28:19.32 ID:N9WoLb78a.net
スパイハゲワシ日本でも総理やってるじゃん

9 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2021/02/07(日) 21:21:27.45 ID:jwjbk5UfH.net
ランボーの目の黒いうちは

10 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2021/02/07(日) 23:37:51.74 ID:T7u4yByy0.net
倭猿

11 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2021/02/08(月) 09:03:10.40 ID:At5U4/fSa.net
まあゾウとか大昔から戦車みたいに使われてたしな

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